CIMC ファームウェアの概要
UCS E シリーズ M6 サーバーは、使用しているサーバーモデルに固有のシスコ認定ファームウェアを使用します。すべてのサポート対象サーバー モデルのファームウェアの新しいリリースは、Cisco.com からダウンロードできます。
潜在的な問題を回避するには、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。
(注) |
一致する CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバーがブートしなくなります。 |
CIMC ファームウェアの更新プロセスは、次の段階に分けられます。これは、サーバーがオフラインになる時間を最小限にするためです。
-
インストール:この段階では、CIMC は、選択した CIMC ファームウェアをサーバーの非アクティブまたはバックアップ スロットにインストールします。
-
アクティベーション:この段階では、CIMC は非アクティブ ファームウェア バージョンをアクティブとして設定してサーバーをリブートします。これにより、サービスが中断されます。サーバーをリブートすると、新規のアクティブ スロット内のファームウェアが、実行中のバージョンになります。
CIMC ファームウェアをアクティブ化した後は、BIOS ファームウェアを更新できます。サーバーは、BIOS アップデート プロセス全体を通して、電源をオフにする必要があります。CIMC がリブートを完了すると、サーバーの電源をオンにして、サービスに戻すことができます。
(注) |
古いファームウェア バージョンを新しいものにアップグレードしたり、新しいファームウェア バージョンを古いものにダウングレードしたりできます。 |