この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
E シリーズ サーバは、使用している E シリーズ サーバモデルに固有のシスコ認定ファームウェアを使用します。 すべてのサポート対象サーバ モデルのファームウェアの新しいリリースは、Cisco.com からダウンロードできます。
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。
(注) |
HUU は、CIMC のリリース 2.1.0 以降のリリースでサポートされています。 |
CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。
CIMC ファームウェアの更新プロセスは、次の段階に分けられます。これは、サーバがオフラインになる時間を最小限にするためです。
CIMC ファームウェアをアクティブ化した後は、BIOS ファームウェアを更新できます。 BIOS 更新プロセス全体にわたって、サーバの電源をオフにしておく必要があります。 CIMC がリブートを完了すると、サーバの電源をオンにして、サービスに戻すことができます。
(注) |
古いファームウェア バージョンを新しいものにアップグレードしたり、新しいファームウェア バージョンを古いものにダウングレードしたりできます。 |
(注) |
HUU は、CIMC のリリース 2.1.0 以降のリリースでサポートされています。 |
ドライバ、BIOS と CIMC のファームウェア、および診断イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | http://www.cisco.com/ にアクセスします。 |
ステップ 2 | まだログインしてない場合は、ページの右上にある [Log In] をクリックし、自分の Cisco.com クレデンシャルを使用してログインします。 |
ステップ 3 |
上部にあるメニュー バーで、[Support] をクリックします。 ロールダウン メニューが表示されます。 |
ステップ 4 |
[Downloads](中央)ペインから、[All Downloads](右下隅)をクリックします。 [Download Software] ページが表示されます。 |
ステップ 5 | 左ペインから、[Products] をクリックします。 |
ステップ 6 | 中央ペインから、[Unified Computing and Servers] をクリックします。 |
ステップ 7 | 右ペインから、[Cisco UCS E-Series Software] をクリックします。 |
ステップ 8 |
右ペインから、ダウンロードするソフトウェアのサーバ モデルの名前をクリックします。 次のカテゴリを含む [Download Software] ページが表示されます。 |
ステップ 9 | 適切なソフトウェア カテゴリ リンクをクリックします。 |
ステップ 10 |
ダウンロードするソフトウェア イメージに関連付けられている [Download] ボタンをクリックします。 [End User License Agreement] ダイアログボックスが表示されます。 |
ステップ 11 |
(任意)複数のソフトウェア イメージをダウンロードするには、次を実行します。
|
ステップ 12 | [Accept License Agreement] をクリックします。 |
ステップ 13 | 必要に応じて、次のいずれかを実行します。 |
ソフトウェア イメージをインストールします。
(注) |
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。 CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。 |
(注) |
アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。 |
次に、ファームウェアをアップデートする例を示します。
Server# scope cimc Server /cimc # scope firmware Server /cimc/firmware # update tftp 10.20.34.56 test/dnld-ucs-k9-bundle.1.0.2h.bin <CR> Press Enter key Firmware update has started. Please check the status using "show detail" Server /cimc #
新しいファームウェアをアクティブにします。
CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。
アクティブ化の進行中は、次のことを行わないでください。
(注) |
アップデートの処理中にアクティブ化を開始すると、アクティブ化に失敗します。 |
次に、ファームウェア イメージ 1 をアクティブにする例を示します。
Server# scope cimc Server /cimc # show detail Firmware Image Information: Update Stage: NONE Update Progress: 100 Current FW Version: 1.0(0.74) FW Image 1 Version: 1.0(0.66a) FW Image 1 State: BACKUP INACTIVATED FW Image 2 Version: 1.0(0.74) FW Image 2 State: RUNNING ACTIVATED Server /cimc # activate 1
(注) |
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。 CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。 |
シスコから CIMC ファームウェア ファイルを取得します。 シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
(注) |
アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。 |
次に、BIOS ファームウェアをアップデートする例を示します。
Server# scope bios Server /bios # update 10.20.34.56 //test/dnld-ucs-k9-bundle.1.0.2h.bin <CR> Press Enter key Firmware update has started. Please check the status using "show detail" Server /bios #
目次
この章は、次の内容で構成されています。
- ファームウェアの概要
- Cisco Systems からファームウェアを取得するためのオプション
- シスコからのソフトウェアの取得
- リモート サーバからの CIMC ファームウェアのインストール
- インストールした CIMC ファームウェアのアクティブ化
- TFTP サーバからの BIOS ファームウェアのインストール
ファームウェアの概要
E シリーズ サーバは、使用している E シリーズ サーバモデルに固有のシスコ認定ファームウェアを使用します。 すべてのサポート対象サーバ モデルのファームウェアの新しいリリースは、Cisco.com からダウンロードできます。
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。
(注)
HUU は、CIMC のリリース 2.1.0 以降のリリースでサポートされています。
CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。
CIMC ファームウェアの更新プロセスは、次の段階に分けられます。これは、サーバがオフラインになる時間を最小限にするためです。
- インストール:この段階では、CIMC は、選択した CIMC ファームウェアをサーバの非アクティブまたはバックアップ スロットにインストールします。
- アクティブ化:この段階では、CIMC は、非アクティブ ファームウェア バージョンをアクティブとして設定してサーバをリブートします。これにより、サービスが中断されます。 サーバをリブートすると、新規のアクティブ スロット内のファームウェアが、実行中のバージョンになります。
CIMC ファームウェアをアクティブ化した後は、BIOS ファームウェアを更新できます。 BIOS 更新プロセス全体にわたって、サーバの電源をオフにしておく必要があります。 CIMC がリブートを完了すると、サーバの電源をオンにして、サービスに戻すことができます。
(注)
古いファームウェア バージョンを新しいものにアップグレードしたり、新しいファームウェア バージョンを古いものにダウングレードしたりできます。
Cisco Systems からファームウェアを取得するためのオプション
HUU ISO ファイルを使用して、すべてのファームウェア コンポーネントをアップグレードすることを推奨します。これらのコンポーネントには、BIOS および CIMC ファームウェアが含まれています。 HUU を使用してファームウェアをアップグレードする手順の詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある 『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』の「Upgrading the Firmware Using the HUU」の項を参照してください。
(注)
HUU は、CIMC のリリース 2.1.0 以降のリリースでサポートされています。
- CIMC および BIOS ファームウェアを手動でアップグレードする場合は、シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
シスコからのソフトウェアの取得
手順
ステップ 1 http://www.cisco.com/ にアクセスします。 ステップ 2 まだログインしてない場合は、ページの右上にある [Log In] をクリックし、自分の Cisco.com クレデンシャルを使用してログインします。 ステップ 3 上部にあるメニュー バーで、[Support] をクリックします。 ロールダウン メニューが表示されます。
ステップ 4 [Downloads](中央)ペインから、[All Downloads](右下隅)をクリックします。 [Download Software] ページが表示されます。
ステップ 5 左ペインから、[Products] をクリックします。 ステップ 6 中央ペインから、[Unified Computing and Servers] をクリックします。 ステップ 7 右ペインから、[Cisco UCS E-Series Software] をクリックします。 ステップ 8 右ペインから、ダウンロードするソフトウェアのサーバ モデルの名前をクリックします。 次のカテゴリを含む [Download Software] ページが表示されます。
ステップ 9 適切なソフトウェア カテゴリ リンクをクリックします。 ステップ 10 ダウンロードするソフトウェア イメージに関連付けられている [Download] ボタンをクリックします。 [End User License Agreement] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 11 (任意)複数のソフトウェア イメージをダウンロードするには、次を実行します。
ステップ 12 [Accept License Agreement] をクリックします。 ステップ 13 必要に応じて、次のいずれかを実行します。
次の作業
ソフトウェア イメージをインストールします。
リモート サーバからの CIMC ファームウェアのインストール
(注)
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。
CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。
はじめる前に手順
- admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
- シスコから CIMC ファームウェア ファイルを取得します。 シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
(注)
アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。
次の作業次に、ファームウェアをアップデートする例を示します。
Server# scope cimc Server /cimc # scope firmware Server /cimc/firmware # update tftp 10.20.34.56 test/dnld-ucs-k9-bundle.1.0.2h.bin <CR> Press Enter key Firmware update has started. Please check the status using "show detail" Server /cimc #
新しいファームウェアをアクティブにします。
インストールした CIMC ファームウェアのアクティブ化
はじめる前に手順CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。
(注)
アップデートの処理中にアクティブ化を開始すると、アクティブ化に失敗します。
次に、ファームウェア イメージ 1 をアクティブにする例を示します。
Server# scope cimc Server /cimc # show detail Firmware Image Information: Update Stage: NONE Update Progress: 100 Current FW Version: 1.0(0.74) FW Image 1 Version: 1.0(0.66a) FW Image 1 State: BACKUP INACTIVATED FW Image 2 Version: 1.0(0.74) FW Image 2 State: RUNNING ACTIVATED Server /cimc # activate 1TFTP サーバからの BIOS ファームウェアのインストール
(注)
起こりうる問題を回避するため、Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは、CIMC、BIOS、およびその他のファームウェア コンポーネントを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12629/prod_installation_guides_list.html にある『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。 このマニュアルには、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS ソフトウェア リリースに関する情報も記載されています。
CIMC および BIOS ファームウェアを(HUU を使用する代わりに)手動でアップグレードする場合は、最初に CIMC ファームウェアを更新してから、BIOS ファームウェアを更新します。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。
はじめる前に手順シスコから CIMC ファームウェア ファイルを取得します。 シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
(注)
アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。