この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Director のマクロ機能では、アプリケーションに用意されている変数を使用して VM 名と VM ホスト名をカスタマイズできます。 システム ポリシーで変数を使用すると、VM 名および VM ホスト名は自動的に作成されます。
Cisco UCS Director では、VM プロビジョニング中に VM 名および VM ホスト名を自動的に作成することもできます。 VM 名のテンプレートおよび VM ホスト名のテンプレートは、VMware システム ポリシーに基づいて使用できます。
VM のテンプレートとホスト名は、一連の変数名を使用して自動的に生成できます。 各変数は ${VARIABLE} のように囲む必要があります。 次の変数名を使用できます。
名前 | 説明 |
---|---|
${CLOUD_NAME} |
VM プロビジョニングに使用するクラウドの名前。 |
${GROUP_NAME} |
VM が属するグループの名前。 |
${CATALOG_NAME} |
VM プロビジョニングに使用するカタログ項目の名前。 |
${USER} |
リクエストするユーザの ID。 |
${SR_ID} |
サービス リクエスト ID。 |
${COMMENTS} |
リクエストするユーザが指定するコメント。 |
${COST_CENTER} |
グループまたはお客様の組織に関連付けるコスト センター。 グループとお客様の組織のいずれかを作成する際に指定します。 |
${APPCODE} |
カタログの作成時に指定するアプリケーション コード。 |
カタログの作成時に指定されるアプリケーション コードは、VM 名に使用できます。 カタログのアプリケーション コードを指定し、変数として ${APPCODE} を追加すると、その値を VMware システム ポリシーの中で呼び出すことができます。
通常、APPCODE は、DB, WS, SQL などのタイプのアプリケーションに使用できます。 VM 名またはホスト名に含まれるアプリケーション タイプを参照することで、VM 内のアプリケーションのタイプを簡単に識別できます。 たとえば、vm-${GROUP_NAME}-${APPCODE}-## の場合、 このシステム ポリシーでプロビジョニングされる最初の VM の名前は vm-Demo-DB-01(Demo はグループ名、DB はカタログに指定されたアプリケーション コード、01 は ## に相当します)となり、その次の VM 名は vm-Demo-DB-02 となります。
たとえば、vm-${GROUP_NAME}## の場合、このポリシーでプロビジョニングされる最初の VM の名前は vm-HR01(グループ名が HR で 01 が ## に相当します)になります。 同じグループとカタログに対して新しい VM がプロビジョニングされる場合、その VM には vm-HR02 という名前が付けられます。
Cisco UCS Director ワークフローの作成中には、ワークフロー タスクの入力にマクロを使用できます。 ワークフローのランタイム実行中、関連付けられたアクションを実行する前に、オーケストレータによって各マクロの値が置き換えられます。
通常、Cisco UCS Director の各ワークフローには、次のコンポーネントが含まれます。
各タスクの入力にマクロが使用されることがあります。 ワークフロー レベルの入力または前のタスクの出力は、後続のタスクでマクロとして使用できます。 たとえば、Enter Disk Size と Max Snapshots というラベルが付けられた 2 つの入力値を持つワークフローが存在し、このワークフローには、task1 と task2 という ID の 2 つのタスクがあるとします。 task1 または task2 への、自由形式の入力値では、これらの 2 つの値をマクロとして使用できます。
各変数名は、その入力値に関連付けられたラベルと正確に同じです。 task2 には、task1 の出力を使用することも可能です。 task1 に OUTPUT_VOLUME_NAME および OUTPUT_VOLUME_SIZE という 2 つの出力変数がある場合、task2 では ${task1.OUTPUT_VOLUME_NAME} および ${task1.OUTPUT_VOLUME_SIZE} という構文を使用して、両方の出力変数を参照できます。 各入力フィールドで複数のマクロを参照することが可能です。
VM に関連して実行されるワークフローの場合は、次の追加の変数をマクロで使用できます。
名前 | 説明 |
---|---|
${VM_NAME} |
VM の名前。 |
${VM_IPADDRESS} |
VM の IP アドレス。 |
${VM_STATE} |
VM の状態(オンまたはオフ)。 |
${VM_STATE_DETAILS} |
VM の状態(電源オンまたは電源オフ)。 |
${VM_PARENT} |
VM をホスティングしている ESX サーバまたはホスト ノード。 |
${VM_CLOUD} |
VM プロビジョニングに使用するクラウドの名前。 |
${VM_HOSTNAME} |
VM サーバのホスト名。 |
${VM_GROUP_NAME} |
VM が属するグループの名前。 |
${VM_GROUP_NAME} |
VM が属するグループ ID。 |
${VM_CATALOG_ID} |
VM に使用されるカタログ ID。 |
${VM_ID} |
選択された VM の VM ID。 |
${VM_SR_ID} |
VM のサービス リクエスト ID。 |
${VM_COMMENTS} |
リクエストするユーザが指定するコメント。 |
${VM_VDC_NAME |
vDC の名前。 |
${VM_VDC_ID} |
vDC ID。 |
${VM_TYPE} |
VM のタイプ。 |
${VM_SCHED_TERM |
スケジュール済みの VM の終了時刻。 |
目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Director のマクロ機能では、アプリケーションに用意されている変数を使用して VM 名と VM ホスト名をカスタマイズできます。 システム ポリシーで変数を使用すると、VM 名および VM ホスト名は自動的に作成されます。
Cisco UCS Director では、VM プロビジョニング中に VM 名および VM ホスト名を自動的に作成することもできます。 VM 名のテンプレートおよび VM ホスト名のテンプレートは、VMware システム ポリシーに基づいて使用できます。
ステップ 1 |
をクリックします。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [VMwareシステムポリシー] タブを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [追加](+)をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [ポリシーの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[VM名のテンプレート] の変数名を選択します。 次のフィールドに入力します。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [VM名のテンプレート] のオプション機能を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 |
次のフィールドに入力します。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [ホスト名のテンプレート] の変数名を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | 次のフィールドに入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 | [ホスト名のテンプレート] のオプション機能を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
次のフィールドに入力します。
|
VM のテンプレートとホスト名は、一連の変数名を使用して自動的に生成できます。 各変数は ${VARIABLE} のように囲む必要があります。 次の変数名を使用できます。
名前 | 説明 |
---|---|
${CLOUD_NAME} |
VM プロビジョニングに使用するクラウドの名前。 |
${GROUP_NAME} |
VM が属するグループの名前。 |
${CATALOG_NAME} |
VM プロビジョニングに使用するカタログ項目の名前。 |
${USER} |
リクエストするユーザの ID。 |
${SR_ID} |
サービス リクエスト ID。 |
${COMMENTS} |
リクエストするユーザが指定するコメント。 |
${COST_CENTER} |
グループまたはお客様の組織に関連付けるコスト センター。 グループとお客様の組織のいずれかを作成する際に指定します。 |
${APPCODE} |
カタログの作成時に指定するアプリケーション コード。 |
カタログの作成時に指定されるアプリケーション コードは、VM 名に使用できます。 カタログのアプリケーション コードを指定し、変数として ${APPCODE} を追加すると、その値を VMware システム ポリシーの中で呼び出すことができます。
通常、APPCODE は、DB, WS, SQL などのタイプのアプリケーションに使用できます。 VM 名またはホスト名に含まれるアプリケーション タイプを参照することで、VM 内のアプリケーションのタイプを簡単に識別できます。 たとえば、vm-${GROUP_NAME}-${APPCODE}-## の場合、 このシステム ポリシーでプロビジョニングされる最初の VM の名前は vm-Demo-DB-01(Demo はグループ名、DB はカタログに指定されたアプリケーション コード、01 は ## に相当します)となり、その次の VM 名は vm-Demo-DB-02 となります。
たとえば、vm-${GROUP_NAME}## の場合、このポリシーでプロビジョニングされる最初の VM の名前は vm-HR01(グループ名が HR で 01 が ## に相当します)になります。 同じグループとカタログに対して新しい VM がプロビジョニングされる場合、その VM には vm-HR02 という名前が付けられます。
Cisco UCS Director ワークフローの作成中には、ワークフロー タスクの入力にマクロを使用できます。 ワークフローのランタイム実行中、関連付けられたアクションを実行する前に、オーケストレータによって各マクロの値が置き換えられます。
通常、Cisco UCS Director の各ワークフローには、次のコンポーネントが含まれます。
各タスクの入力にマクロが使用されることがあります。 ワークフロー レベルの入力または前のタスクの出力は、後続のタスクでマクロとして使用できます。 たとえば、Enter Disk Size と Max Snapshots というラベルが付けられた 2 つの入力値を持つワークフローが存在し、このワークフローには、task1 と task2 という ID の 2 つのタスクがあるとします。 task1 または task2 への、自由形式の入力値では、これらの 2 つの値をマクロとして使用できます。
各変数名は、その入力値に関連付けられたラベルと正確に同じです。 task2 には、task1 の出力を使用することも可能です。 task1 に OUTPUT_VOLUME_NAME および OUTPUT_VOLUME_SIZE という 2 つの出力変数がある場合、task2 では ${task1.OUTPUT_VOLUME_NAME} および ${task1.OUTPUT_VOLUME_SIZE} という構文を使用して、両方の出力変数を参照できます。 各入力フィールドで複数のマクロを参照することが可能です。
VM に関連して実行されるワークフローの場合は、次の追加の変数をマクロで使用できます。
名前 | 説明 |
---|---|
${VM_NAME} |
VM の名前。 |
${VM_IPADDRESS} |
VM の IP アドレス。 |
${VM_STATE} |
VM の状態(オンまたはオフ)。 |
${VM_STATE_DETAILS} |
VM の状態(電源オンまたは電源オフ)。 |
${VM_PARENT} |
VM をホスティングしている ESX サーバまたはホスト ノード。 |
${VM_CLOUD} |
VM プロビジョニングに使用するクラウドの名前。 |
${VM_HOSTNAME} |
VM サーバのホスト名。 |
${VM_GROUP_NAME} |
VM が属するグループの名前。 |
${VM_GROUP_NAME} |
VM が属するグループ ID。 |
${VM_CATALOG_ID} |
VM に使用されるカタログ ID。 |
${VM_ID} |
選択された VM の VM ID。 |
${VM_SR_ID} |
VM のサービス リクエスト ID。 |
${VM_COMMENTS} |
リクエストするユーザが指定するコメント。 |
${VM_VDC_NAME |
vDC の名前。 |
${VM_VDC_ID} |
vDC ID。 |
${VM_TYPE} |
VM のタイプ。 |
${VM_SCHED_TERM |
スケジュール済みの VM の終了時刻。 |