この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「マルチディスク VM プロビジョニングのワークフロー」
(注) 当該アプライアンスにログインしてからでないと、以下の手順はいずれも実行できません。
Cisco UCS Director v4.0 では、1 つのテンプレートからマルチディスクの VM プロビジョニングを実行できます。VM ディスクのプロビジョニングは、選択した単一のデータストアまたは複数のデータストアで設定することができます。また、同じテンプレートで増設ディスクごとに別々のディスク ポリシーを設定することも可能です。
Cisco UCS Director では、ディスクは以下の 5 つのカテゴリに分類されます。
(注) Cisco UCS Director によって定義されるディスク カテゴリは、ディスクのラベリング専用です。
次の手順は、マルチディスクの VM をプロビジョニングする方法を示しています。
マルチディスクの VM をプロビジョニングするためには、マルチディスクに対応したテンプレート(イメージ)が必要です。マルチディスクに対応したテンプレートを VM プロビジョニングに使用する前に、各ディスクにディスク カテゴリを割り当てる必要があります。
ステップ 1 [仮想] > [コンピューティング] の順にクリックします。
ステップ 2 VMware クラウドを選択し、[イメージ] タブを選択します。
ステップ 3 マルチディスクに対応したテンプレートを選択します。
ステップ 4 ツールバーの [詳細の表示] ボタンをクリックします。
ステップ 7 [ディスクタイプの割り当て] をクリックします。
ステップ 8 ディスク タイプ(システム、データ、データベース、スワップ、ログのいずれか)を選択します。
(注) システム ディスクとして 1 つ以上のディスクを割り当ててください。ストレージ ポリシーは、データストアのスコープ、使用するストレージのタイプ、容量の最低条件、遅延などのリソースを定義するポリシーです。ストレージ ポリシーでは、マルチディスクに対応した追加のディスク ポリシーを設定できるほか、エンド ユーザはサービス リクエストの作成中にデータストアを選択するオプションを設定できます。
Cisco UCS Director では、複数のデータストア上で、マルチディスクによる VM プロビジョニングを実行できます。システム、データ、データベース、スワップ、ログという 5 つのタイプがあります。システム ディスク ポリシーを先に設定し、次にそれ以外のディスクを要件に応じて設定します。ディスク タイプ別にディスク ポリシーを設定することも、ディスクごとにデフォルトのシステム ディスク ポリシーを選択することも可能です。
追加のディスク ポリシーを使用する場合は、マルチディスク テンプレートのカタログを作成するとき、[単一データストアのすべてのディスクをプロビジョニングします] オプションを必ずオフにしてください。カタログ作成の詳細については、「 カタログの作成」を参照してください。
また、Cisco UCS Director では、エンド ユーザがデータストアを選択できるかどうかを指定するオプションを使用してプロビジョニングすることで、VM プロビジョニングのサービス リクエストを作成する際にデータストアを選択できるようになります。サービス リクエストの作成中に選択された vDC に関連付けられているストレージ ポリシーで指定されスコープ条件に応じて、選択できるデータストアのリストが表示されます。
ステップ 1 [ポリシー] > [ストレージ] の順にクリックします。
ステップ 2 [VMwareストレージポリシー] タブを選択します。
ステップ 4 [ストレージリソース割り当てポリシーの追加] の [システムディスクポリシー] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。
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満たすべき条件に対応しているチェックボックスを 1 つ以上オンにします。この条件を満たさないホストまたはデータストアは、処理の対象から除外されます。条件を複数選択した場合は、選択したすべての条件を満たす必要があります。 |
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オンにすると、テンプレートのプロパティがすべてオーバーライドされます。使用するシン プロビジョニングやカスタム ディスク サイズなどのカスタム設定を入力するオプションが用意されています。 |
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オンにすると、VM ストレージのプロビジョニングにシン プロビジョニングが使用されます1。 (注) シン プロビジョニングを使用すると、物理ストレージ容量の動的割り当てが有効になり、VM ストレージの使用率が向上します。 |
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VM プロビジョニングに使用されるテンプレートのディスク サイズは、このカスタム ディスク サイズによってオーバーライドされます 1 。 |
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VM をプロビジョニングするためのディスク サイズ値2。 |
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ステップ 6 [追加のディスクポリシー] ペインで、設定するディスク タイプを選択します。
(注) デフォルトでは、ディスクのディスク ポリシーは [システムディスクポリシー] になっています。ステップ 7 鉛筆のアイコンをクリックして、[ディスクポリシーエントリの編集] ダイアログボックスを表示します。
ステップ 8 ディスク ポリシーを設定する場合は、[システムディスクポリシーと同じ] チェックボックスをオフにします。
ステップ 9 [エントリの編集] ダイアログボックスで、そのディスク タイプの [ディスクスコープ] と [ストレージオプション] を選択します。
ステップ 11 必要に応じて、その他のディスク タイプの設定を続行します。
(注) 作成したストレージ ポリシーと追加のディスク ポリシーを併用するには、作成したストレージ ポリシーと VM プロビジョニングに使用する vDC を関連付ける必要があります。ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。
ステップ 4 [カタログの作成] の [基本情報] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。
ステップ 6 [カタログの作成] の [アプリケーションの詳細] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。
ステップ 7 [次へ] をクリックして、以下のフィールドを含む [カタログの作成] の [ユーザクレデンシャル] ダイアログボックスを表示します。
VM ユーザ クレデンシャルのオプションを選択します。テンプレート内の VM ユーザ クレデンシャルは、複数のユーザで共有されるか、共有される前にリセットされます。共有された場合、ユーザはアクティブな VM のクレデンシャルを取得できます。ドロップダウン リストのオプションは以下のとおりです。 |
ステップ 9 [カスタマイズ] ペインで、以下のフィールドを入力します。
ステップ 11 [VMアクセス] ペインで、以下のフィールドを入力します。
オンにすると、Web インターフェイス経由で VM にアクセスできるようになります。オフにすると、この機能が無効になります。 |
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オンにすると、リモート インターフェイス経由で VM にアクセスできるようになります。オフにすると、この機能が無効になります。 |
ステップ 14 [戻る] をクリックして項目を修正するか、[送信] をクリックします。
ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。
ステップ 3 カタログを選択して [表示] をクリックします。
ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。
ステップ 3 カタログを選択して [編集] をクリックします。
(注) 編集する項目は「 カタログの追加」の手順と同じです。ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。
ステップ 3 複製するカタログを選択し、[複製] をクリックします。
(注) 編集する項目は「 カタログの追加」の手順と同じです。名前を変更する必要がありますが、それを除けば、元のカタログの設定をすべて保持できます。(注) VM アクション ボタンから利用できる [VMディスクの作成] オプションを使用して、プロビジョニングされた VM または検出された VM に、カスタム サイズの増設ディスクを追加することができます。
ステップ 1 [仮想] > [コンピューティング] の順にクリックします。
ステップ 5 ツールバーの右側にある下矢印をクリックして、VM オプションのドロップダウン リストを開きます。
ステップ 7 [VMディスクの作成] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。
データストアを選択します。データストアの選択肢は、VM の vDC に関連付けられているストレージ ポリシーによって異なります。 |
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オンにすると、シン プロビジョニングされたディスクが VM に追加されます。 (注) シン プロビジョニングを使用すると、物理ストレージ容量の動的割り当てが有効になり、VM ストレージの使用率が向上します。 |