この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、UCS-SCU アプリケーションの使用時に利用可能なさまざまなトラブルシューティング オプションを示します。
• OS のインストール プロセスが中断され、サーバがリブートする。
ウォッチドッグ タイマーの値を決定します。ウォッチドッグ タイマーは、C シリーズ サーバの BIOS の新機能です。この機能がイネーブルで、値が OS のインストールに必要な時間よりも短い期間に設定されていると、OS のインストール プロセスは中断されます。このウォッチドッグ タイマー機能は、指定された期間後に自動的にサーバをリブートするか、電源をオフにします。OS のインストール プロセスを開始する前に、ウォッチドッグ タイマー機能をディセーブルにします。
• 仮想 USB をマッピングするか、物理的な USB を接続した後でも、UCS-SCU で次のメッセージが表示される。
– vmedia を通じてマッピングした USB デバイスについては、vmedia GUI から [USB reset] の選択を試みます([virtual media session] -> [details] -> [USB reset])
– 物理的な USB デバイスについては、ベンダーおよび製品情報を確認するか、異なるデバイスを試します。
• Windows OS をインストールした後、KVM マウスが動作せず、Windows デバイス マネージャで、USB ヒューマン インターフェイス デバイスに黄色の「!」が表示される。
CIMC のバージョンを確認します。サーバに最新版の CIMC がインストールされていることを確認します。
• Windows 2008 のインストールが失敗し、次のメッセージが表示される。
仮想ドライブの EFI CD-ROM デバイスが、Windows 2008 イメージのブートに使用されました。BIOS の CD-ROM 順から CD-ROM デバイスを使用します。
• UCS-SCU を通じて Windows オペレーティング システムをインストールした後、Windows デバイス マネージャで一部のデバイスに黄色の「!」が表示される。
– SCU GUI で一部のデバイス ドライバを選択していない。
• Windows セットアップが BSOD 0x7B(ブート デバイスがアクセス不可)で失敗する。
SCU GUI でブート コントローラのデバイス ドライバを選択していない。
• CIMC の変更は、UCS-SCU ですぐに反映されません。
サーバが SCU によって起動されている場合、CIMC を使用して仮想ディスクに対して行った変更は、SCU のユーザ インターフェイスですぐに表示されない場合があります。CIMC と同期するように、サーバをリブートします。
• 電源投入時セルフ テスト(POST)中に、LSI 内蔵 MegaRAID と LSI 2008 コントローラの両方が検出されるが、LSI 2008 コントローラのみが UCS-SCU に表示される。
LSI 内蔵 MegaRAID と LSI 2008 は、UCS-SCU で同時にサポートされません。両方が存在する場合、LSI 2008 のみが検出されます。LSI 内蔵 MegaRAID を検出するには、コントローラを取り外します。