この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の項で構成されています。
C シリーズ ラックマウント サーバにオペレーティング システム(OS)をインストールするには、次のタスクを完了します。
(注) |
シスコは C シリーズ ラックマウント サーバ 用に Cisco UCS Server Configuration Utility を開発しています。このユーティリティを使用すると、一部の Windows および Linux オペレーティング システムで自動インストールを実行できます。 このユーティリティは、新しいサーバの CD に付属しています。また、Cisco.com から ISO をダウンロードすることもできます。 このユーティリティの最新リリースのユーザ マニュアルについては、http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_user_guide_list.html を参照してください。 |
完了 | タスク | その他の情報 |
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インストールの前提条件のチェックリスト で説明されている前提条件を満たします。 |
インストールやライセンスの要件の詳細については、インストールするオペレーティング システムのドキュメントを参照してください。 |
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KVM コンソールを起動し、インストール メディアをマウントします。 |
詳細については、インストール ISO イメージのマウントを参照してください。 |
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OS の手順の説明に従って、インストールを完了します。 |
詳細については、次のいずれかを参照してください。 |
オペレーティング システム(OS)のインストールを開始する前に、次のアイテムがあり、次のタスクを完了していることを確認します。
完了 | 前提条件 | ||
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インストール ターゲット サーバが、インストール先のオペレーティング システム(OS)のバージョンをサポートしていることを確認します。 サポートされるバージョンについては、適切な PDF を参照するか、インタラクティブな UCS ハードウェアおよびソフトウェア相互運用性ユーティリティ を使用してください。 いずれも、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/web/techdoc/ucs/interoperability/matrix/matrix.html。 |
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用に設定した IP アドレスと、管理特権を持つログイン アカウントを用意します。 |
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OS 用のインストール メディア(DVD または ISO イメージ)を用意します。 アクティベーション キーが必要なソフトウェアの場合、その情報も用意します。
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使用する C シリーズ サーバの種類に応じた Cisco UCS C-Series Drivers DVD またはこの DVD の ISO イメージを用意します。 『Cisco UCS C-Series Drivers DVD』ISO イメージは、Cisco.com サポート サイトで を選択して入手できます。利用可能なサーバ モデルのリストを参照するには、http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html?mdfid=283612685&flowid=26802 にアクセスします。
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サーバに LSI MegaRAID コントローラがある場合、サーバのドライブ用に RAID 設定を構成します。 OS をインストールする前に LSI MegaRAID LUN を設定していないと、インストール時にディスク検出エラーが発生し、「No Device Found」といったエラー メッセージが表示される可能性があります。 |
インストールの前提条件のチェックリストに説明されている前提条件を満たします。
インストールする OS に対応するインストール手順を参照して OS をインストールします。
(注) |
または を使用してブート順を設定する場合、使用している のバージョンの GUI または CLI の『Cisco Integrated Management Controller Configuration Guide』を参照してください。 コンフィギュレーション ガイドは次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html |
ステップ 1 | KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 | ||||||||
ステップ 2 | サーバをリブートします。 | ||||||||
ステップ 3 |
KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
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ステップ 4 | BIOS セットアップ ユーティリティ画面で、[Boot Options] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 |
システムの設定方法に基づいて、次の手順を実行します。
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ステップ 6 | F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。 |
特定の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバでの Windows Server 2012 サポートをイネーブルにするには、BIOS 設定を更新する必要があります。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ | BIOS 変更が必要 |
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C200、C210、および C250 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化を参照してください。 |
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C260 および C460 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化を参照してください。 |
この手順では、Windows Server 2012 のサポートをイネーブルにする方法について説明します。
ステップ 1 | KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 | ||
ステップ 2 | サーバをリブートします。 | ||
ステップ 3 |
KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
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ステップ 4 | BIOS Setup ユーティリティの画面で、[Advanced] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [PCI Configuration] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 6 | [PCI Configuration] タブで、[SR-IOV] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 7 | ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 8 | F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。 |
この手順では、Windows Server 2012 のサポートをイネーブルにする方法について説明します。
ステップ 1 | KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 | ||
ステップ 2 | サーバをリブートします。 | ||
ステップ 3 |
KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
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||
ステップ 4 | BIOS Setup ユーティリティの画面で、[Advanced] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [PCI Configuration] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 6 | [PCI Configuration] タブで、[SR-IOV] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 7 | ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 8 | Escape 押して、[Advanced] タブに戻ります。 | ||
ステップ 9 | [ACPI Configuration] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 10 | [ACPI Configuration] タブで、[ACPI _OSC Enable] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 11 | ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 | ||
ステップ 12 | F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。 |
目次
この章は、次の項で構成されています。
- インストールの概要のチェックリスト
- インストールの前提条件のチェックリスト
- インストール ISO イメージのマウント
- KVM コンソールによるサーバ ブート順の設定
- Windows Server 2012 の要件
インストールの概要のチェックリスト
C シリーズ ラックマウント サーバにオペレーティング システム(OS)をインストールするには、次のタスクを完了します。
(注)
シスコは C シリーズ ラックマウント サーバ 用に Cisco UCS Server Configuration Utility を開発しています。このユーティリティを使用すると、一部の Windows および Linux オペレーティング システムで自動インストールを実行できます。 このユーティリティは、新しいサーバの CD に付属しています。また、Cisco.com から ISO をダウンロードすることもできます。 このユーティリティの最新リリースのユーザ マニュアルについては、http://www.cisco.com/en/US/products/ps10493/products_user_guide_list.html を参照してください。
完了 タスク その他の情報 インストールの前提条件のチェックリスト で説明されている前提条件を満たします。
インストールやライセンスの要件の詳細については、インストールするオペレーティング システムのドキュメントを参照してください。
KVM コンソールを起動し、インストール メディアをマウントします。
詳細については、インストール ISO イメージのマウントを参照してください。
OS の手順の説明に従って、インストールを完了します。
詳細については、次のいずれかを参照してください。
インストールの前提条件のチェックリスト
オペレーティング システム(OS)のインストールを開始する前に、次のアイテムがあり、次のタスクを完了していることを確認します。
完了 前提条件 インストール ターゲット サーバが、インストール先のオペレーティング システム(OS)のバージョンをサポートしていることを確認します。
サポートされるバージョンについては、適切な PDF を参照するか、インタラクティブな UCS ハードウェアおよびソフトウェア相互運用性ユーティリティ を使用してください。 いずれも、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/web/techdoc/ucs/interoperability/matrix/matrix.html。
用に設定した IP アドレスと、管理特権を持つログイン アカウントを用意します。
OS 用のインストール メディア(DVD または ISO イメージ)を用意します。 アクティベーション キーが必要なソフトウェアの場合、その情報も用意します。
ヒント ISO イメージを使用するより比較的速いため、DVD ドライブにインストール ディスクを挿入して OS をインストールすることをお勧めします。 また、ISO イメージを仮想ディスクとしてマッピングする手順についても示します。
使用する C シリーズ サーバの種類に応じた Cisco UCS C-Series Drivers DVD またはこの DVD の ISO イメージを用意します。
『Cisco UCS C-Series Drivers DVD』ISO イメージは、Cisco.com サポート サイトで
を選択して入手できます。利用可能なサーバ モデルのリストを参照するには、http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html?mdfid=283612685&flowid=26802 にアクセスします。
(注) ISO イメージをダウンロードする場合、そのイメージを DVD に書き込むか、サードパーティのユーティリティを使用してラップトップのハード ドライブにイメージをマウントします。
インストール時には、この DVD の適切なドライバ イメージ ファイルを、サーバからアクセスできる場所に抽出して、仮想フロッピーとしてマウントできるようにする必要があります。
サーバに LSI MegaRAID コントローラがある場合、サーバのドライブ用に RAID 設定を構成します。 OS をインストールする前に LSI MegaRAID LUN を設定していないと、インストール時にディスク検出エラーが発生し、「No Device Found」といったエラー メッセージが表示される可能性があります。
インストール ISO イメージのマウント
はじめる前に手順インストールの前提条件のチェックリストに説明されている前提条件を満たします。
ステップ 1 Web ブラウザで、 の Web リンクを入力または選択します。 ステップ 2 ログイン ウィンドウで、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。 デフォルトのユーザ名は admin、パスワードは password です。
ステップ 3 [Navigation] ペインの [Server] タブの [Remote Presence] をクリックします。 ステップ 4 (任意)ISO インストール イメージやドライバの IMG ファイルなどの仮想メディアを使用する場合、次の手順を実行します。 ステップ 5 [Work] ペインの [Virtual KVM] タブを開きます。 ステップ 6 [vKVM Properties] 領域の [Enabled] チェックボックスがオフの場合はオンにして、[Save Changes] をクリックします。 ステップ 7 [Actions] 領域の [Launch KVM Console] をクリックします。 から別ウィンドウに KVM コンソールが開きます。
ステップ 8 仮想メディアへのアクセス方法は、使用している KVM コンソールのバージョンによって異なります。 仮想メディアにアクセスするには、次のいずれかを実行します。 ステップ 9 [Add Image] をクリックし、インストール ISO イメージを含むディレクトリに移動します。 ステップ 10 ISO イメージ ファイルを選択し、[Open] をクリックします。 ステップ 11 [Client View] 領域で、ISO ファイルに関連付けられている [Mapped] 列のチェックボックスをオンにし、マッピングが完了するまで待ちます。
ヒント [Details] をクリックしてマッピングの進行状況を表示します。
次の作業
インストールする OS に対応するインストール手順を参照して OS をインストールします。
KVM コンソールによるサーバ ブート順の設定
手順
(注)
または を使用してブート順を設定する場合、使用している のバージョンの GUI または CLI の『Cisco Integrated Management Controller Configuration Guide』を参照してください。 コンフィギュレーション ガイドは次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html
ステップ 1 KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 ステップ 2 サーバをリブートします。 ステップ 3 KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
(注) F2 を押すと、サーバでデバイスの初期化が継続されているため、短い待機時間の後に BIOS セットアップ ユーティリティが表示されます。 ユーティリティは、初期化の完了後に表示されます。
ステップ 4 BIOS セットアップ ユーティリティ画面で、[Boot Options] タブをクリックします。 ステップ 5 システムの設定方法に基づいて、次の手順を実行します。
インストール タイプ 説明 単一ハード ドライブ システムへの内部インストール
複数ハード ドライブ システムへの内部インストール
ブート可能 SAN LUN へのインストール
ステップ 6 F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。
Windows Server 2012 の要件
特定の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバでの Windows Server 2012 サポートをイネーブルにするには、BIOS 設定を更新する必要があります。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ BIOS 変更が必要 C200、C210、および C250 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化を参照してください。
C260 および C460 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化を参照してください。
- C200、C210、および C250 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化
- C260 および C460 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化
C200、C210、および C250 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化
手順
ステップ 1 KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 ステップ 2 サーバをリブートします。 ステップ 3 KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
(注) F2 を押すと、サーバでデバイスの初期化が継続されているため、短い待機時間の後に BIOS セットアップ ユーティリティが表示されます。 ユーティリティは、初期化の完了後に表示されます。
ステップ 4 BIOS Setup ユーティリティの画面で、[Advanced] タブをクリックします。 ステップ 5 [PCI Configuration] を選択し、Enter を押します。 ステップ 6 [PCI Configuration] タブで、[SR-IOV] を選択し、Enter を押します。 ステップ 7 ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 ステップ 8 F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。
C260 および C460 サーバの Windows Server 2012 サポートのイネーブル化
手順
ステップ 1 KVM コンソールが開いていない場合は起動します。 ステップ 2 サーバをリブートします。 ステップ 3 KVM コンソールの [KVM] タブで、ブート メッセージを確認し、BIOS のセットアップを開始するメッセージが表示されたら、F2 を押します。
(注) F2 を押すと、サーバでデバイスの初期化が継続されているため、短い待機時間の後に BIOS セットアップ ユーティリティが表示されます。 ユーティリティは、初期化の完了後に表示されます。
ステップ 4 BIOS Setup ユーティリティの画面で、[Advanced] タブをクリックします。 ステップ 5 [PCI Configuration] を選択し、Enter を押します。 ステップ 6 [PCI Configuration] タブで、[SR-IOV] を選択し、Enter を押します。 ステップ 7 ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 ステップ 8 Escape 押して、[Advanced] タブに戻ります。 ステップ 9 [ACPI Configuration] を選択し、Enter を押します。 ステップ 10 [ACPI Configuration] タブで、[ACPI _OSC Enable] を選択し、Enter を押します。 ステップ 11 ポップアップ メニューで、[Enabled] を選択し、Enter を押します。 ステップ 12 F10 キーを押して、変更を保存しサーバをリブートします。