この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章の内容は、次のとおりです。
このマニュアルでは、Cisco UCS B420 M4 高性能ブレード サーバの取り付けと保守の方法について説明します。これは、以下の機能をサポートするフル幅、高密度のブレード サーバです。
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンクで相互接続された最大 4 基の Intel Xeon E5-4600 v3 CPU。 2 または 4 CPU 構成がサポートされています。
48 X DDR4 DIMM(RDIMM または TSV-RDIMM)。
モジュラ LOM(mLOM)アダプタ カード。
最大 4 台の Cisco UCS B420 M4 ブレード サーバを Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシに装着できます。
1 |
ハード ドライブ ベイ 1 |
8 |
電源ボタンおよび LED |
2 |
ハード ドライブ ベイ 2 |
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ネットワーク リンク ステータス ボタン |
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ハード ドライブ ベイ 3 |
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ブレード状態 LED |
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ハード ドライブ ベイ 4 |
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ローカル コンソール接続 |
5 |
左側のイジェクタ ハンドル |
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リセット ボタン アクセス |
6 |
シリアル プル タブ |
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ロケータ ボタン |
7 |
右側のイジェクタ ハンドル |
14 |
イジェクタつまみネジ |
ここでは、ブレード サーバの外部からアクセス可能な機能について説明します。
サーバの LED は、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。
リムーバブル ドライブには、ハード ディスクのアクセス アクティビティとディスクの状態を示す LED がついています。
リセット ボタンは、シャーシ内部に位置しています。 リセット ボタンを使用する前に、Cisco UCS Manager からリセット ボタンのロックを解除する必要があります。 ボタンのロックを解除したら、(ペーパー クリップなどの端を使って)ボタンを 5 秒間押してから放し、サーバを再起動してください。この方法は、他の方法による再起動が機能しない場合に使用します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。 電源ボタンを使用する前に、Cisco UCS Manager からボタンのロックを解除する必要があります。 ブレード サーバまたは統合型ラックマウント サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、必要な電源状態がオフに設定されていると、電源ボタンまたは Cisco UCS Manager を使用してサーバをリセットした場合に、サーバに必要とされる電源状態が実際の電源状態と一致しなくなり、その後、サーバが不意にシャットダウンすることがあります。 サーバを電源停止状態から安全に再起動するには、Cisco UCS Manager で Boot Server 処理を使用します。
ローカル コンソール コネクタを使用すると、ブレード サーバに直接接続できるので、オペレーティング システムのインストールなどの管理タスクをリモートからではなく、直接実行できます。 このポートには、KVM ドングル ケーブルを使用して Cisco UCS ブレード サーバに直接接続できます。Cisco UCS ブレード サーバは、DB9 シリアル コネクタ、モニタを接続する VGA コネクタ、およびキーボードとマウスを接続するデュアル USB ポートを備えています。 このケーブルを使用すると、ブレード サーバで実行しているオペレーティング システムと BIOS に直接接続できます。 KVM ケーブルは、ブレード シャーシ アクセサリ キットに標準で付属しています。
セキュア デジタル(SD)カード スロットがあり、1 つまたは 2 つの SD カードを装着できます。 SD カードが 2 つ装着されている場合は、ミラー化モードで使用できます。
(注) |
サーバ内で異なる容量のカードを混在させないでください。 |
モジュラ ストレージ サブシステムには 2 つの RAID コントローラ オプションがあります。 RAID 0、1、10 をサポートするオプションと、RAID 0、1、10、5、6 をサポートするオプションです。
Cisco UCS B420 M4 ブレード サーバは、次のドライブ ベイと RAID コントローラの構成をサポートしています。
設定 |
説明 |
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RAID 0、1、10 を使用する 4 つのドライブ ベイ |
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RAID 0、1、10、5、6 を使用する 4 つのドライブ ベイ |
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RAID 0、1、10 を使用する 2 つのドライブ ベイ |
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RAID 0、1、10 を使用する 2 つのドライブ ベイ |
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ドライブ ベイなし |
この構成にはドライブ ベイと RAID コントローラが含まれていません。 ディスクレス サーバはネットワークから起動する必要があります。 空のドライブ ベイにはブランク パネルを装着する必要があります。 |
目次
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco UCS B420 M4 高性能ブレード サーバ
このマニュアルでは、Cisco UCS B420 M4 高性能ブレード サーバの取り付けと保守の方法について説明します。これは、以下の機能をサポートするフル幅、高密度のブレード サーバです。
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンクで相互接続された最大 4 基の Intel Xeon E5-4600 v3 CPU。 2 または 4 CPU 構成がサポートされています。
48 X DDR4 DIMM(RDIMM または TSV-RDIMM)。
モジュラ LOM(mLOM)アダプタ カード。
- 3 X メザニン アダプタ スロット。
- 最大 4 台の SAS または SATA ハード ディスク ドライブ(HDD)またはソリッド ステート ディスク(SSD)。
最大 4 台の Cisco UCS B420 M4 ブレード サーバを Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシに装着できます。
外部機能概要
ここでは、ブレード サーバの外部からアクセス可能な機能について説明します。
LED
サーバの LED は、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。
リムーバブル ドライブには、ハード ディスクのアクセス アクティビティとディスクの状態を示す LED がついています。
表 1 ブレード サーバ LED スタンバイ電源の状態。 電力はサーバの管理を維持できるようにサーバのサービス プロセッサ(BMC)にのみ供給されます。
(注) デフォルトでは、BMC により前面パネルの電源ボタンはディセーブルになっています。 Cisco UCS Manager を使用して、前面パネルの電源ボタンのサポートをロック解除します。
ビーコン
選択されたブレードの位置を特定するためのビーコン。LED が点滅していない場合、そのブレードは選択されていません。 UCS Manager またはロケータ ボタンを使用してビーコンを開始できます。
アクティブな状態
状態
オレンジで点灯
障害が検出されました。
オレンジで毎秒 4 回の点滅
アクティブなドライブを示します。 (アクティビティ LED 毎秒 4 回点滅との組み合わせ)
ボタン
リセット ボタンは、シャーシ内部に位置しています。 リセット ボタンを使用する前に、Cisco UCS Manager からリセット ボタンのロックを解除する必要があります。 ボタンのロックを解除したら、(ペーパー クリップなどの端を使って)ボタンを 5 秒間押してから放し、サーバを再起動してください。この方法は、他の方法による再起動が機能しない場合に使用します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。 電源ボタンを使用する前に、Cisco UCS Manager からボタンのロックを解除する必要があります。 ブレード サーバまたは統合型ラックマウント サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、必要な電源状態がオフに設定されていると、電源ボタンまたは Cisco UCS Manager を使用してサーバをリセットした場合に、サーバに必要とされる電源状態が実際の電源状態と一致しなくなり、その後、サーバが不意にシャットダウンすることがあります。 サーバを電源停止状態から安全に再起動するには、Cisco UCS Manager で Boot Server 処理を使用します。
ローカル コンソール コネクタ
ローカル コンソール コネクタを使用すると、ブレード サーバに直接接続できるので、オペレーティング システムのインストールなどの管理タスクをリモートからではなく、直接実行できます。 このポートには、KVM ドングル ケーブルを使用して Cisco UCS ブレード サーバに直接接続できます。Cisco UCS ブレード サーバは、DB9 シリアル コネクタ、モニタを接続する VGA コネクタ、およびキーボードとマウスを接続するデュアル USB ポートを備えています。 このケーブルを使用すると、ブレード サーバで実行しているオペレーティング システムと BIOS に直接接続できます。 KVM ケーブルは、ブレード シャーシ アクセサリ キットに標準で付属しています。
モジュラ ストレージ サブシステム
Cisco UCS B420 M4 ブレード サーバには、SAS または SATA ハード ディスク ドライブ(HDD)またはソリッド ステート ディスク(SSD)で構成できるオプションの 2 つのストレージ モジュール サブシステムが搭載されています。 モジュラ ストレージ サブシステムの製品 ID は、次のとおりです。 ブレード サーバはディスク ドライブなしで使用できるため、必ずしもモジュラ ストレージ システムが搭載されているとは限りません。 ディスクなしの UCS B420 M4 ブレード サーバでは、適切なエアーフローを確保するためブランク パネルを使用する必要があります。モジュラ ストレージ サブシステムには 2 つの RAID コントローラ オプションがあります。 RAID 0、1、10 をサポートするオプションと、RAID 0、1、10、5、6 をサポートするオプションです。
ドライブ ベイおよび RAID コントローラの設定
Cisco UCS B420 M4 ブレード サーバは、次のドライブ ベイと RAID コントローラの構成をサポートしています。