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目次
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシとそのコンポーネントは、Cisco Unified Computing System(UCS)の構成要素です。Cisco Unified Computing System(UCS)は、Cisco UCS 5108 サーバ システムとともに 2 つの I/O モジュールおよび Cisco UCS ファブリック インターコネクトを使用して、サーバおよびデータ管理における高度なオプションや機能を提供します。 すべてのサーバは、Cisco UCS Manager の GUI または CLI を介して管理されます。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ システムは、次のコンポーネントから構成されます。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ AC バージョン(UCSB-5108-AC2 および N20-C6508)
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ DC バージョン(UCSB-5108-DC2 および UCSB-5108-DC)
Cisco UCS 2104XP I/O モジュール(N20-I6584):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続のためのポートが 4 つ装備されています。
Cisco UCS 2208XP I/O モジュール(UCS-IOM-2208XP):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの 10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、または Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続として設定可能な 8 つの汎用ポートが装備されています。
Cisco UCS 2204XP I/O モジュール(UCS-IOM-2204XP):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの 10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、または Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続として設定可能な 4 つの汎用ポートが装備されています。
電源装置(N20-PAC5-2500W、UCSB-PSU-2500ACPL または UCSB-PSU-2500DC48):最大 4 つのホットスワップ可能な 2500 W 電源装置。
次を含む UCS B シリーズ ブレード サーバ
Cisco UCS B200 ブレード サーバ(M1 の場合はN20-B6620-1、M2 の場合は N20-B6625-1):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ(UCSB-B200-M3):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B22 ブレード サーバ(UCSB-B22-M3):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B230 ブレード サーバ(N20-B6730):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応した SDD ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B250 ブレード サーバ(M1 の場合はN20-B6620-2、M2 の場合は N20-B6625-21):最大 4 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B440 ブレード サーバ(N20-B6740-2):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU を搭載し、RAID 0、1、5、および 6 に対応したハード ドライブを最大 4 台収容できます。
Cisco UCS B420 ブレード サーバ(UCSB-B420-M3):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU を搭載し、RAID 0、1、5、および 10 に対応したハード ドライブを最大 4 台収容できます。
Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバ(UCSB-EX-M4-1C):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU と SAS RAID コントローラを搭載しています。
Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバ(UCSB-EX-M4-1A):最大 2 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU と SAS RAID コントローラを搭載しています。
小規模なソリューションには、Cisco USC 5108 シャーシ背面の I/O スロットに Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトを使用できます。 6324 ファブリック インターコネクトは 5100 シリーズ シャーシの UCSB-5108-AC2 および UCSB-5108-DC2 バージョンでのみサポートされます。
小規模なソリューションを構成するコンポーネントを次に示します。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ AC バージョン(UCSB-5108-AC2)
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ DC バージョン(UCSB-5108-DC2)
UCS Mini システム向け Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト(UCS-FI-M-6324):最大 2 つの統合ファブリック インターコネクト モジュール。各モジュールには、10 ギガビット イーサネットおよび Fibre Channel over Ethernet(FCoE)に対応した最大 4 つの SFP+ ポートと、1 つの QSFP+ ポートが装備されています。
数個の SFP+。銅または光ファイバの使用を選択できます。
電源装置(UCSB-PSU-2500ACDV、UCSB-PSU-2500DC48、および UCSB-PSU-2500HVDC):最大 4 つのホットスワップ可能な 2500 W 電源装置。
ファン モジュール(N20-FAN5):8 つのホットスワップ可能なファン モジュール。
次を含む UCS B シリーズ ブレードサーバ
次を含む UCS C シリーズ ブレードサーバ
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシにより、ブレードベースのシステムの使用と展開に大きな変革がもたらされます。 Cisco Unified Computing System により、ユニファイド ファブリック、組み込み型の管理機能、およびファブリック エクステンダ テクノロジーが導入されるため、シャーシの物理コンポーネントの数が減少し、独立した管理機能が不要になり、従来のブレード サーバ シャーシよりもエネルギー効率が向上します。
こうした単純化により、専用のシャーシ管理やブレード スイッチを用意する必要はなくなり、ケーブル配線も少なくなります。さらに、Cisco Unified Computing System の規模を 40 台のシャーシまで複雑さを増すことなく拡大することが可能です。 Cisco UCS 5108 シャーシ サーバは、Cisco Unified Computing System の持つデータセンターの単純さと IT 対応力の利点を生かす上で欠かせないコンポーネントです。
Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシは、現在および将来のデータ センターに対応するスケーラブルかつ柔軟なブレード サーバ シャーシであり、総所有コストの削減を促進します。 AC(N20-C6508 および UCSB-5108-AC2)電源環境向けに構成可能な 2 つのバージョンと、DC(UCSB-5108-DC および UCSB-5108-DC2)電源環境向けに構成可能な 2 つのバージョンがあります。 200 ~ 380V DC 電源環境向けに構成可能な追加バージョン(UCSB-5108-HVDC)もあります。
6 ラック ユニット(6 RU)の高さがあり、業界標準の 19 インチの正方形穴付きのラック(Cisco R シリーズ ラックなど)に取り付けるか、アダプタを使用するなら、丸穴付きのラックに取り付けることができます。 このシャーシは、最大で 8 基までのハーフ幅の Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバを搭載でき、ハーフ幅とフル幅のいずれのブレード フォーム ファクタにも対応できます。
4 つのホットスワップ可能な AC、DC、または HVDC 電源装置にシャーシの前面からアクセスできます。 これらの電源装置は、非冗長構成、N+1 冗長構成、およびグリッド冗長構成をサポートするように設定できます。 シャーシの背面には、8 つのホットスワップ可能なファン、4 つの電源コネクタ(電源装置あたり 1 つ)、および I/O モジュールの 2 つの I/O ベイが用意されています。 パッシブ バックプレーンは、各ハーフ幅ブレードに最大 80 Gbps の I/O 帯域幅を提供し、各フル幅ブレードに最大 160 Gbps の I/O 帯域幅を提供します。
スケーラビリティはハードウェアとソフトウェアの両方に依存します。 詳細については、FEX のアップグレードに関する考慮事項および該当するUCS ソフトウェア リリース ノートを参照してください。
シャーシの LED は、システムの接続状態と障害に関する警告を示します。 詳細については、LED の位置を参照してください。 さらに、手動、あるいは UCS Manager からリモートで青色に点滅させることが可能な ビーコン LED とボタンも存在します。
ビーコン機能 LED は、機能のオン/オフ ボタンも兼ねています。 オンにすると、サーバ シャーシのビーコンは、UCS Manager からリモートで観測可能です。
Cisco UCS B-Series ブレード サーバは、業界標準のサーバ テクノロジーに基づいており、次のような特長があります。
Cisco UCS Manager ソフトウェアで確立されたポリシーも実行する統合サービス プロセッサによるリモート管理
各サーバ上の前面コンソール ポートによるローカルのキーボード、モニタ、およびマウス(KVM)とシリアル コンソールのアクセス
リモート KVM、セキュア シェル(SSH)、および仮想メディア(vMedia)によるアウトオブバンド アクセスと、インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス(IPMI)
Cisco UCS B シリーズでは、複数のブレード サーバ モデルが提供されています。 サポートされるプロセッサ ファミリはモデルの M1、 M2、 M3、 M4 の指定で示されます。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B200 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B200 M1 または M2 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B200 M3 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B200 M3 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
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LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B22 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B22 M3 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
資産タグ 2 |
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LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B230 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B230 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B250 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B440 High Performance Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B420 M3 High Performance Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 4 台までの UCS B420 M3 高性能ブレード サーバをシャーシに設置できます。
ハード ドライブ ベイ 2 |
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ハード ドライブ ベイ 3 |
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ハード ドライブ ベイ 4 |
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資産タグ 3 |
13 |
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7 |
右側のイジェクタ ハンドル |
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシには、UCS B260 M4 ブレード サーバを 4 台まで取り付けることができます。
資産タグ 各サーバには前面パネルから引き出すことができるブランクのプラスチック タグがあり、意図された空気の流れを妨げることなく、独自のアセット トラッキング ラベルを追加できます。 |
UCS B460 M4 ブレード サーバは 4 ソケットのブレード サーバであり、UCS スケーラビリティ コネクタに接続された 2 台の UCS スケーラブル M4 ブレード モジュールで構成されます。 最大 2 台の Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバを Cisco UCS 5108 シャーシに設置できます。
1 |
ドライブ ベイ 1 |
4 |
UCS スケーラビリティ コネクタ |
2 |
ドライブ ベイ 2 |
5 |
ドライブ ベイ 4 |
3 |
ドライブ ベイ 3 |
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該当サーバのモデルに応じて、1 ~ 3 つのアダプタカードが各ブレードサーバにあり、シャーシの各 FEX へのフェールオーバー接続が提供されます。 次のモデルが使用可能であり、それ以外は継続的にリリースされます。
Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1240 は、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの M3 世代に特化して設計された、4 ポート 10 ギガビット イーサネット、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)対応のモジュール型 LAN on Motherboard(mLOM)です。 Cisco UCS VIC 1240 の機能は、オプションのポート エクスパンダと組み合わせて使用することにより、8 つの10 ギガビット イーサネット ポートまで拡張できます。
Cisco UCS VIC 1240 では、ポリシーベースでステートレス、かつ俊敏性の高いサーバ インフラストラクチャを構築できます。このインフラストラクチャは、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に設定可能な、最大 256 の PCIe 規格準拠インターフェイスをホストに提供します。 さらに、Cisco UCS VIC 1240 は、Cisco UCS ファブリック インターコネクトのポートを仮想マシンまで拡張する Cisco Data Center Virtual Machine ファブリック マシン エクステンダ(VM-FEX)テクノロジーをサポートしているため、サーバ仮想化の展開が容易になります。
Cisco UCS 仮想インターフェイスカード 1280(UCS-VIC-M82-8P)は、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに特化して設計された 8 ポート 10 ギガビットイーサネット、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)対応のメザニン カードです。 このカードでは、ポリシーベースでステートレス、かつ俊敏性の高いサーバ インフラストラクチャを構築できます。このインフラストラクチャは、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に設定可能な、最大 256 の PCIe 規格準拠インターフェイスをホストに提供します。 さらに、Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1280 では Cisco UCS ファブリック インターコネクトのポートを仮想マシンまで拡張する Cisco Virtual Machine ファブリック エクステンダ(VM-FEX)テクノロジーがサポートされているため、サーバ仮想化の導入が容易になります。
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードは、仮想化のために最適化された Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタ カードです この仮想インターフェイス カードは、最大 128 の Peripheral Component Interconnect Express(PCIe)規格に準拠した仮想インターフェイスをサポートする、デュアルポートの 10 ギガビット イーサネット アダプタ カードです。インターフェイスのタイプ(ネットワーク インターフェイス カード [NIC] またはホスト バス アダプタ [HBA])と ID(MAC アドレスおよびWorld Wide Name [WWNN])の両方がジャストインタイムのプロビジョニングを使用して確立されるように、仮想インターフェイスを動的に設定することができます。 さらに、Cisco UCS M81KR は、ネットワーク インターフェイス仮想化と Cisco VN-Link テクノロジーをサポートします。
Cisco UCS M81KR は、従来のオペレーティング システム仮想環境の両方に対応するように設計されています 仮想化された環境、物理環境のモビリティ強化を求めている組織、および NIC、HBA、ケーブル配線、スイッチの減少による総所有コスト削減を目指しているデータセンター向けに最適化されています。
Cisco UCS M81KR は、所定のブレードのオペレーティング システムに最大 128 の仮想インターフェイスを提供します。 128 の仮想インターフェイスは、ファイバ チャネル デバイスまたはイーサネット デバイスとして Cisco UCS Manager によって動的に設定できます。 複数のイーサネット インターフェイスおよびファイバ チャネル インターフェイスを使用したアプリケーションの導入において、使用可能な物理アダプタによる制約がなくなります。 Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバで実行されているオペレーティング システムまたはハイパーバイザに対して、仮想インターフェイスは標準の PCIe デバイスとして表示されます。
Cisco UCS M81KR は組み込みのアーキテクチャ サポートを備えており、仮想マシンがアダプタに直接アクセスできるようになります。 ハードウェア I/O デバイスへの直接アクセスを仮想マシンに提供することにより、I/O のボトルネックおよびメモリ パフォーマンスを改善でき、組み込みソフトウェア スイッチのオーバーヘッドが解消されます。
Cisco UCS M81KR は、物理環境へのアダプタの統合も可能にします。 異なる複数の NIC および HBA としてアダプタを定義できます。 たとえば、2 つのクアッド ポート NIC と 2 つのシングル ポート HBA の代わりに 1 つのアダプタ カードを使用して、NIC、HBA、スイッチ、およびケーブルを削減できます。
Cisco UCS 82598KR-CI 10 ギガビット イーサネット アダプタは、効率的な高パフォーマンスのイーサネット転送用に設計された Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラをベースにしています。 本製品は、低遅延の 10 ギガビット イーサネット転送機能を必要とするデータセンター環境向けのソリューション、およびブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。
Cisco UCS 82598KR-CI は I/O 仮想化の仮想キューだけではなく、Intel I/O アクセラレーション テクノロジー(I/OAT)をサポートします。 このアダプタはエネルギー効率に優れ、大型セグメント オフロード(LSO)および TCP セグメンテーション オフロード(TSO)の提供により、CPU 使用率の低減にも役立ちます。 Cisco UCS 82598KR-CI は、Intel バーチャル マシン デバイス キュー(VMDq)テクノロジーを使用することにより、適切な仮想マシンへのパケットの効率的なルーティングを実現します。
Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)は、Cisco Unified Computing System において Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに接続性を提供する、Emulex ベースの Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタです。
Cisco UCS ブレード用に設計されているこのアダプタは、ブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。 Cisco UCS M71KR-E は、ネットワーク トラフィック用に Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラを使用し、同じアダプタ カード上のすべてのファイバ チャネル トラフィック用に Emulex 4 Gbps ファイバ チャネル コントローラを使用します。 Cisco UCS M71KR-E は 2 つの個別のファイバ チャネル ホスト バス アダプタ(HBA)ポート、および 2 つのイーサネット ネットワーク ポートをオペレーティング システムに提供します。
Cisco UCS M71KR-E は Emulex のドライバを使用して、10 ギガビット イーサネットと 4 Gbps ファイバ チャネルの両方の機能を提供します。さらに、次の機能を提供します。
Cisco UCS M71KR-Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)は、Cisco Unified Computing System において Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに接続性を提供する、QLogic ベースの Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタです。
Cisco UCS ブレード用に設計されているこのアダプタは、ブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。 Cisco UCS M71KR-Q は、ネットワーク トラフィック用に Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラを使用し、同じアダプタ カード上のすべてのファイバ チャネル トラフィック用に QLogic 4 Gbps ファイバ チャネル コントローラを使用します。 Cisco UCS M71KR-Q は 2 つの個別のファイバ チャネル ホスト バス アダプタ(HBA)ポート、および 2 つのイーサネット ネットワーク ポートをオペレーティング システムに提供します。
Cisco UCS M71KR-Q は QLogic のドライバを使用して、10 ギガビット イーサネットと 4 Gbps ファイバ チャネルの両方の機能を提供します。さらに、次の機能を提供します。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト(UCS-FI-M-6324)は、統合ファブリック インターコネクトおよび I/O モジュールです。 構成には UCSB-5108-AC2 および UCSB-5108-DC2 バージョンのシャーシのみを使用できます。
3 |
USB ポート |
7 |
イジェクタ非脱落型ネジ |
4 |
ポート LED |
8 |
4 つの SPF+ ユニファイド ポート |
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトは、10 ギガビット イーサネット ポートおよび Fibre Channel over Ethernet (FCoE)ポートを介して外部の Cisco Nexus スイッチに直接接続します。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトは Cisco UCS Mini シャーシの背面に設置します。 各 Cisco UCS Mini シャーシは、最大 2 つの UCS 6324 ファブリック インターコネクトをサポートしており、これによりキャパシティと冗長性を拡張できます。
Cisco UCS 2100 シリーズ FEX は、ブレード サーバ エンクロージャにユニファイド ファブリックを組み込み、ブレード サーバとファブリック インターコネクト間での10 ギガビット イーサネット接続を提供し、診断、ケーブル接続、および管理を簡素化します。
Cisco UCS 2104(N20-I6584)により、ファブリック インターコネクトと Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ間での I/O ファブリックが拡張され、すべてのブレードおよびシャーシを 1 つに接続する、損失のない確実な Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックを使用できます。 FEX は分散ライン カードと同様であるため、スイッチングを実行せず、ファブリック インターコネクトの拡張として管理されます。 このアプローチにより、シャーシからスイッチングが排除されて、全体的なインフラストラクチャの複雑さが軽減され、必要なシャーシ数を増やすことなく Cisco Unified Computing System の規模を拡大できます。また、総所有コストが削減され、すべてのシャーシを可用性の高い単一のドメインとして管理できます。
Cisco 2100 シリーズでは、ファブリック インターコネクトと併せてシャーシ環境(電源装置、ファン、およびブレード)も管理できます。 したがって、個別のシャーシ管理モジュールは必要ありません。
Cisco UCS 2100 シリーズ FEX は、Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシの背面に装着できます。 各 Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシは、最大 2 つの FEXをサポートし、キャパシティと冗長性を拡張できます。
I/O ポートは SFP+ 10 ギガビット イーサネット接続をサポートします。 さらに、シスコの診断技術者が使用するコンソール接続が 1 つあります。 この接続をお客様が使用することはありません。
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX は、ブレード サーバ エンクロージャにユニファイド ファブリックを組み込み、ブレード サーバとファブリック インターコネクト間での 10 ギガビット イーサネット接続を提供し、診断、ケーブル接続、および管理を簡素化します。
Cisco UCS 2200 により、ファブリック インターコネクトと Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ間での I/O ファブリックが拡張され、すべてのブレードおよびシャーシを 1 つに接続する、損失のない確実な Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックを使用できます。 FEX は分散ライン カードと同様であるため、スイッチングを実行せず、ファブリック インターコネクトの拡張として管理されます。 このアプローチにより、シャーシからスイッチングが排除されて、全体的なインフラストラクチャの複雑さが軽減され、必要なシャーシ数を増やすことなく Cisco Unified Computing System の規模を拡大できます。また、総所有コストが削減され、すべてのシャーシを可用性の高い単一のドメインとして管理できます。
Cisco 2200 シリーズでは、ファブリック インターコネクトと併せてシャーシ環境(電源装置、ファン、およびブレード)も管理できます。 したがって、個別のシャーシ管理モジュールは必要ありません。
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX は、Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシの背面に装着できます。 各 Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシは、最大 2 つの FEXをサポートし、キャパシティと冗長性を拡張できます。
I/O ポートは SFP+ 10 ギガビット イーサネット接続をサポートします。 さらに、シスコの診断技術者が使用するコンソール接続が 1 つあります。 この接続をお客様が使用することはありません。
AC PDU(N01-UAC1)により、他のシャーシ コンポーネントへの電力供給だけでなく、設置済み電源装置間でのロード バランシングが行われます。 DC バージョンのシャーシでは、異なる PDU を適切なコネクタと共に使用します。 PDU に対しては、現場でのサービスを行えません。また、PDU は個別に注文できないため、PDU の交換による AC シャーシから DC シャーシへの切り替えはサポートされません。
AC バージョンの PDU には、定格が 15.5 A、50 ~ 60 Hz で 200 ~ 240 V の電源コネクタが 4 つあります。 当該国の安全機関が認定した電源コード、または認定電気技術者が該当する電気関連法令に従って取り付けた電源コードだけを使用してください。 すべてコネクタ、プラグ、コンセント、ケーブルは、少なくとも PSU の電源コネクタのアンペア数に基づいて定格を設定するか、または関連する電気関連法令に基づいて個別にヒューズを取り付ける必要があります。 サポートされる電源コードの詳細を参照してください。 詳細については、「サポートされる AC 電源コードとプラグ」を参照してください。
DC バージョンの PDU には、8 つのデュアルポスト ラグ電源接続(4 つはプラス、4 つはマイナス)があります。 単一のデュアルポスト ラグアース接続も使用できます。 HDVC バージョンの PDU では、電源装置あたり 1 つの Andersen 1 SAF-D-GRID (R) コネクタが使用されます。
シャーシには、最大で 8 つのファン モジュール(N20-FAN5)を搭載できます。 ファンを長期間搭載しないスロットがある場合は、シャーシの該当する場所にフィラー プレートを設置する必要があります。
ファン モジュールの動作状態を示す LED が 1 つあります。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
AC(UCSB-PSU-2500ACPL または N20-PAC5-2500W)バージョンまたはDC(UCSB-PSU-2500DC48)バージョンのシャーシで動作する、異なる電源装置を使用できます。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトを使用した構成では、UCSB-PSU-2500ACDV デュアル電圧電源装置および UCSB-PSU-2500DC48 -48V DC 電源装置だけがサポートされています。
特定の構成に必要な電源装置の数を決定するには、Cisco UCS Power Calculator ツールを使用します。
電源接続の状態、電源装置の動作状態、および障害状態を示す LED が 2 つあります。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源接続は PDU のシャーシの背面にあり、複数種類の入力(AC 入力、DC 入力、または HVDC 入力)があります。 4 つのホットスワップ可能な電源装置にシャーシの前面からアクセスできます。 これらの電源装置は、非冗長構成、N+1 冗長構成、およびグリッド冗長構成をサポートするように設定できます。
電源装置の冗長性の機能は、AC 構成および DC 構成のシステムにおいて同一です。 電源装置の冗長性を検討する際は、いくつかのことを考慮する必要があります。
冗長性を設定するには、使用している Cisco UCS Manager のバージョンのコンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.htmlを参照してください。
非冗長モードでは、特定のシャーシに関連する電源装置または電力網が失われるとシステムが停止するおそれがあります。 実稼働システムを非冗長モードで稼働することは推奨されません。 非冗長モードで稼働するには、各シャーシに 2 つ以上の電源装置を搭載する必要があります。 システムが使用していない電源装置はスタンバイになります。 スタンバイになる電源装置は、(スロット番号ではなく)設定の順序に基づきます。 負荷はアクティブな電源装置間で分散されますが、これにはスタンバイの電源は含まれません。
Cisco UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合、小規模の構成(必要な電力が 25000 W 未満)であれば、1 つの電源装置で電力を供給できます。 Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用する場合、シャーシは 2 つ以上の電源装置を必要とします。
(注) |
非冗長システムでは、電源装置を任意のスロットに装着できます。 取り付けた電源装置の数が必要な数より少ない場合は、サーバ ブレードのシャットダウンなどの望ましくない動作が起こります。 必要な数より多い電源装置を取り付けた場合は、電源装置の効率が低くなる可能性があります。 このモードで必要な電源装置は、多くとも 2 つです。 |
N+1 冗長性構成は、冗長性なし構成を満たす数の電源装置に加えて、電源装置を 1 つ追加して冗長性を確保することを意味します。 N+1 冗長性に関与する電源装置はすべてオンになり、シャーシの電力負荷を均等に分担します。 追加の電源装置が取り付けられている場合、Cisco UCS Manager はそれらを「不要な」電源装置と認識し、スタンバイにします。
電源装置の 1 つに障害が発生したとしても、残りの電源装置でシャーシに電力を供給できます。 さらに、UCS Manager によって「オフ」状態の電源装置がオンに設定され、システムが N+1 状態に戻ります。
N+1 保護を提供するには、次の数の電源装置を使用することを推奨します。
2500 W を超える電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用している場合は、3 つの電源装置が推奨されます。
2500 W 未満の電力構成が必要なシャーシの場合、または UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合は、2 つの電源装置で十分です。
デュアル電圧電源装置に 100 ~ 120V 電源から電力を供給する場合は、4 つの電源装置が推奨されます。
これらのいずれかの構成に電源装置をさらに追加すると、保護レベルが一層高くなります。 障害が発生すると Cisco UCS Manager によって追加の電源装置がオンに設定され、システムが N+1 保護状態に戻ります。
(注) |
n+1 冗長システムは 2 つまたは 3 つの電源装置を備えており、これらは任意のスロットに搭載できます。 |
グリッド冗長性は、シャーシに電力を供給する電源が 2 系統ある場合、または N+1 冗長性よりも高い保護レベルが必要な場合に使用されることがあります。 電源の 1 つに障害が発生しても(それにより、1 つまたは 2 つの電源装置への電力供給が失われる)、別の電力回路に接続されている残りの電源装置により、シャーシへの電力供給は継続されます。 グリッド冗長性を使用する最も一般的な理由は、ラックの配電が 2 つの PDU によって電力が供給される形態になっていて、PDU の障害時にグリッド冗長性による保護が必要となる場合です。
グリッド冗長性による保護(または N+1 よりも高い保護)を提供するには、次の数の電源装置を使用することを推奨します。
2500 W を超える電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用している場合は、4 つの電源装置が推奨されます。
2500 W 未満の電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合は、2 つの電源装置が推奨されます。
LED はシャーシとシャーシ内に取り付けられたモジュールの両方に付いており、単独または複数の LED の組み合わせで動作状態を示します。
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選択されたシャーシの位置を特定するためのビーコン。LED が点滅していない場合、そのシャーシは選択されていません。 ビーコンは、UCS Manager またはボタンを使用して開始できます。 |
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目次
- 概要
- システムの概要
- 機能と利点
- コンポーネント
- Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- ミッドプレーン
- ブレード サーバ
- シスコ UCS B200 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B230 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B250 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B440 ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B420 M3 高性能ブレード サーバ
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS B260 M4 スケーラブル ブレード サーバ
- Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバ
- アダプタ カード
- Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1240
- Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1280
- Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード
- Cisco UCS 82598KR-CI 10 ギガビット イーサネット アダプタ
- Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ
- Cisco UCS M71KR - Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ
- Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト
- Cisco UCS 2104XP FEX
- LED
- ボタン
- コネクタ
- Cisco UCS 2200 シリーズ FEX
- LED
- ボタン
- コネクタ
- 配電ユニット(PDU)
- LED
- ボタン
- コネクタ
- ファン モジュール
- LED
- ボタンとコネクタ
- 電源モジュール
- LED
- ボタン
- コネクタ
- 電源装置の冗長構成
- 非冗長モード
- N+1 冗長性
- グリッド冗長性
- LED
- LED の位置
- LED の解釈
この章の内容は、次のとおりです。
システムの概要
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシとそのコンポーネントは、Cisco Unified Computing System(UCS)の構成要素です。Cisco Unified Computing System(UCS)は、Cisco UCS 5108 サーバ システムとともに 2 つの I/O モジュールおよび Cisco UCS ファブリック インターコネクトを使用して、サーバおよびデータ管理における高度なオプションや機能を提供します。 すべてのサーバは、Cisco UCS Manager の GUI または CLI を介して管理されます。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ システムは、次のコンポーネントから構成されます。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ AC バージョン(UCSB-5108-AC2 および N20-C6508)
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ DC バージョン(UCSB-5108-DC2 および UCSB-5108-DC)
Cisco UCS 2104XP I/O モジュール(N20-I6584):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続のためのポートが 4 つ装備されています。
Cisco UCS 2208XP I/O モジュール(UCS-IOM-2208XP):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの 10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、または Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続として設定可能な 8 つの汎用ポートが装備されています。
Cisco UCS 2204XP I/O モジュール(UCS-IOM-2204XP):最大 2 つの I/O モジュール。各 I/O モジュールには、ファブリック インターコネクトへの 10 ギガビット イーサネット、Cisco Data Center Ethernet、または Fibre Channel over Ethernet(FCoE)接続として設定可能な 4 つの汎用ポートが装備されています。
電源装置(N20-PAC5-2500W、UCSB-PSU-2500ACPL または UCSB-PSU-2500DC48):最大 4 つのホットスワップ可能な 2500 W 電源装置。
次を含む UCS B シリーズ ブレード サーバ
Cisco UCS B200 ブレード サーバ(M1 の場合はN20-B6620-1、M2 の場合は N20-B6625-1):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ(UCSB-B200-M3):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B22 ブレード サーバ(UCSB-B22-M3):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B230 ブレード サーバ(N20-B6730):最大 8 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応した SDD ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B250 ブレード サーバ(M1 の場合はN20-B6620-2、M2 の場合は N20-B6625-21):最大 4 台のハーフ幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU を搭載し、RAID 0 または 1 に対応したハード ドライブを最大 2 台収容できます。
Cisco UCS B440 ブレード サーバ(N20-B6740-2):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU を搭載し、RAID 0、1、5、および 6 に対応したハード ドライブを最大 4 台収容できます。
Cisco UCS B420 ブレード サーバ(UCSB-B420-M3):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU を搭載し、RAID 0、1、5、および 10 に対応したハード ドライブを最大 4 台収容できます。
Cisco UCS B260 M4 ブレード サーバ(UCSB-EX-M4-1C):最大 4 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 2 つの CPU と SAS RAID コントローラを搭載しています。
Cisco UCS B460 M4 ブレード サーバ(UCSB-EX-M4-1A):最大 2 台のフル幅ブレード サーバ。各ブレード サーバは 4 つの CPU と SAS RAID コントローラを搭載しています。
小規模なソリューションには、Cisco USC 5108 シャーシ背面の I/O スロットに Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトを使用できます。 6324 ファブリック インターコネクトは 5100 シリーズ シャーシの UCSB-5108-AC2 および UCSB-5108-DC2 バージョンでのみサポートされます。
小規模なソリューションを構成するコンポーネントを次に示します。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ AC バージョン(UCSB-5108-AC2)
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ DC バージョン(UCSB-5108-DC2)
UCS Mini システム向け Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト(UCS-FI-M-6324):最大 2 つの統合ファブリック インターコネクト モジュール。各モジュールには、10 ギガビット イーサネットおよび Fibre Channel over Ethernet(FCoE)に対応した最大 4 つの SFP+ ポートと、1 つの QSFP+ ポートが装備されています。
数個の SFP+。銅または光ファイバの使用を選択できます。
電源装置(UCSB-PSU-2500ACDV、UCSB-PSU-2500DC48、および UCSB-PSU-2500HVDC):最大 4 つのホットスワップ可能な 2500 W 電源装置。
ファン モジュール(N20-FAN5):8 つのホットスワップ可能なファン モジュール。
次を含む UCS B シリーズ ブレードサーバ
次を含む UCS C シリーズ ブレードサーバ
機能と利点
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシにより、ブレードベースのシステムの使用と展開に大きな変革がもたらされます。 Cisco Unified Computing System により、ユニファイド ファブリック、組み込み型の管理機能、およびファブリック エクステンダ テクノロジーが導入されるため、シャーシの物理コンポーネントの数が減少し、独立した管理機能が不要になり、従来のブレード サーバ シャーシよりもエネルギー効率が向上します。
こうした単純化により、専用のシャーシ管理やブレード スイッチを用意する必要はなくなり、ケーブル配線も少なくなります。さらに、Cisco Unified Computing System の規模を 40 台のシャーシまで複雑さを増すことなく拡大することが可能です。 Cisco UCS 5108 シャーシ サーバは、Cisco Unified Computing System の持つデータセンターの単純さと IT 対応力の利点を生かす上で欠かせないコンポーネントです。
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシ
Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシは、現在および将来のデータ センターに対応するスケーラブルかつ柔軟なブレード サーバ シャーシであり、総所有コストの削減を促進します。 AC(N20-C6508 および UCSB-5108-AC2)電源環境向けに構成可能な 2 つのバージョンと、DC(UCSB-5108-DC および UCSB-5108-DC2)電源環境向けに構成可能な 2 つのバージョンがあります。 200 ~ 380V DC 電源環境向けに構成可能な追加バージョン(UCSB-5108-HVDC)もあります。
6 ラック ユニット(6 RU)の高さがあり、業界標準の 19 インチの正方形穴付きのラック(Cisco R シリーズ ラックなど)に取り付けるか、アダプタを使用するなら、丸穴付きのラックに取り付けることができます。 このシャーシは、最大で 8 基までのハーフ幅の Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバを搭載でき、ハーフ幅とフル幅のいずれのブレード フォーム ファクタにも対応できます。
4 つのホットスワップ可能な AC、DC、または HVDC 電源装置にシャーシの前面からアクセスできます。 これらの電源装置は、非冗長構成、N+1 冗長構成、およびグリッド冗長構成をサポートするように設定できます。 シャーシの背面には、8 つのホットスワップ可能なファン、4 つの電源コネクタ(電源装置あたり 1 つ)、および I/O モジュールの 2 つの I/O ベイが用意されています。 パッシブ バックプレーンは、各ハーフ幅ブレードに最大 80 Gbps の I/O 帯域幅を提供し、各フル幅ブレードに最大 160 Gbps の I/O 帯域幅を提供します。
スケーラビリティはハードウェアとソフトウェアの両方に依存します。 詳細については、FEX のアップグレードに関する考慮事項および該当するUCS ソフトウェア リリース ノートを参照してください。
LED
シャーシの LED は、システムの接続状態と障害に関する警告を示します。 詳細については、LED の位置を参照してください。 さらに、手動、あるいは UCS Manager からリモートで青色に点滅させることが可能な ビーコン LED とボタンも存在します。
ブレード サーバ
Cisco UCS B-Series ブレード サーバは、業界標準のサーバ テクノロジーに基づいており、次のような特長があります。
Cisco UCS Manager ソフトウェアで確立されたポリシーも実行する統合サービス プロセッサによるリモート管理
各サーバ上の前面コンソール ポートによるローカルのキーボード、モニタ、およびマウス(KVM)とシリアル コンソールのアクセス
リモート KVM、セキュア シェル(SSH)、および仮想メディア(vMedia)によるアウトオブバンド アクセスと、インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス(IPMI)
Cisco UCS B シリーズでは、複数のブレード サーバ モデルが提供されています。 サポートされるプロセッサ ファミリはモデルの M1、 M2、 M3、 M4 の指定で示されます。
- シスコ UCS B200 ブレード サーバ
- Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ
- Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ
- Cisco UCS B230 ブレード サーバ
- Cisco UCS B250 ブレード サーバ
- Cisco UCS B440 ブレード サーバ
シスコ UCS B200 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B200 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B200 M1 または M2 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B200 M3 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B200 M3 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B200 M3 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
Asset Tag 1
1 各サーバには前面パネルから引き出すことができるブランクのプラスチック タグがあり、意図された空気の流れを妨げることなく、独自の資産トラッキング ラベルを追加できます。LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B22 M3 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B22 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B22 M3 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
資産タグ 2
2 各サーバには前面パネルから引き出すことができる何も記入されていないプラスチックの資産タグがあり、通常の空気の流れを妨げることなく、独自の資産トラッキング ラベルを追加できます。LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B230 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B230 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 8 台までの UCS B230 ブレード サーバをシャーシに設置できます。
LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B250 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B250 Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。
LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B440 ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B440 High Performance Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。
LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B420 M3 高性能ブレード サーバ
すべてのサービス手順および取り付け手順については、『Cisco UCS B420 M3 High Performance Blade Server Installation and Service Note』を参照してください。 最大で 4 台までの UCS B420 M3 高性能ブレード サーバをシャーシに設置できます。
ハード ドライブ ベイ 2
ハード ドライブ ベイ 3
ハード ドライブ ベイ 4
資産タグ 3
13
7
右側のイジェクタ ハンドル
3 各サーバには前面パネルから引き出すことができる何も記入されていないプラスチックの資産タグがあり、通常の空気の流れを妨げることなく、独自の資産トラッキング ラベルを追加できます。LED
LED インジケータは、ブレード サーバがアクティブ モードかスタンバイ モードか、ネットワーク リンクの状態、ブレード サーバの全体的な状態、およびサーバが青色に点滅するビーコンを表示するように設定されているかどうかを示します。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
ボタン
リセット ボタンは、シャーシの内部に入り込んでいるため、クリップの先端またはそれに似たものを使用して押す必要があります。 ボタンを 5 秒間押し続けてから放すと、他の方法による再起動が働いている状態でなければ、サーバが再起動します。
個々のサーバのビーコン機能は、LED と組み合わされたボタンを押すことにより、オンまたはオフにすることができます。 詳細については、LED の解釈を参照してください。
電源ボタンおよび LED では、サーバを手動で一時的にサービス休止状態にすることができ、この状態からは短時間で再起動できます。
コネクタ
コンソール ポートを使用するとブレード サーバに直接接続できるため、オペレーティング システムのインストールやその他の管理作業を、リモートではなく直接実行できます。 このポートでは、シャーシ アクセサリ キットに含まれる KVM ドングル デバイスを使用します。 詳細については、「KVM ケーブル」を参照してください。
Cisco UCS B260 M4 スケーラブル ブレード サーバ
Cisco UCS 5108 サーバ シャーシには、UCS B260 M4 ブレード サーバを 4 台まで取り付けることができます。
アダプタ カード
該当サーバのモデルに応じて、1 ~ 3 つのアダプタカードが各ブレードサーバにあり、シャーシの各 FEX へのフェールオーバー接続が提供されます。 次のモデルが使用可能であり、それ以外は継続的にリリースされます。
- Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1240
- Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1280
- Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード
- Cisco UCS 82598KR-CI 10 ギガビット イーサネット アダプタ
- Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ
- Cisco UCS M71KR - Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ
Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1240
Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1240 は、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの M3 世代に特化して設計された、4 ポート 10 ギガビット イーサネット、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)対応のモジュール型 LAN on Motherboard(mLOM)です。 Cisco UCS VIC 1240 の機能は、オプションのポート エクスパンダと組み合わせて使用することにより、8 つの10 ギガビット イーサネット ポートまで拡張できます。
Cisco UCS VIC 1240 では、ポリシーベースでステートレス、かつ俊敏性の高いサーバ インフラストラクチャを構築できます。このインフラストラクチャは、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に設定可能な、最大 256 の PCIe 規格準拠インターフェイスをホストに提供します。 さらに、Cisco UCS VIC 1240 は、Cisco UCS ファブリック インターコネクトのポートを仮想マシンまで拡張する Cisco Data Center Virtual Machine ファブリック マシン エクステンダ(VM-FEX)テクノロジーをサポートしているため、サーバ仮想化の展開が容易になります。
Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1280
Cisco UCS 仮想インターフェイスカード 1280(UCS-VIC-M82-8P)は、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに特化して設計された 8 ポート 10 ギガビットイーサネット、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)対応のメザニン カードです。 このカードでは、ポリシーベースでステートレス、かつ俊敏性の高いサーバ インフラストラクチャを構築できます。このインフラストラクチャは、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)またはホスト バス アダプタ(HBA)として動的に設定可能な、最大 256 の PCIe 規格準拠インターフェイスをホストに提供します。 さらに、Cisco UCS 仮想インターフェイス カード 1280 では Cisco UCS ファブリック インターコネクトのポートを仮想マシンまで拡張する Cisco Virtual Machine ファブリック エクステンダ(VM-FEX)テクノロジーがサポートされているため、サーバ仮想化の導入が容易になります。
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード
Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードは、仮想化のために最適化された Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタ カードです この仮想インターフェイス カードは、最大 128 の Peripheral Component Interconnect Express(PCIe)規格に準拠した仮想インターフェイスをサポートする、デュアルポートの 10 ギガビット イーサネット アダプタ カードです。インターフェイスのタイプ(ネットワーク インターフェイス カード [NIC] またはホスト バス アダプタ [HBA])と ID(MAC アドレスおよびWorld Wide Name [WWNN])の両方がジャストインタイムのプロビジョニングを使用して確立されるように、仮想インターフェイスを動的に設定することができます。 さらに、Cisco UCS M81KR は、ネットワーク インターフェイス仮想化と Cisco VN-Link テクノロジーをサポートします。
Cisco UCS M81KR は、従来のオペレーティング システム仮想環境の両方に対応するように設計されています 仮想化された環境、物理環境のモビリティ強化を求めている組織、および NIC、HBA、ケーブル配線、スイッチの減少による総所有コスト削減を目指しているデータセンター向けに最適化されています。
Cisco UCS M81KR は、所定のブレードのオペレーティング システムに最大 128 の仮想インターフェイスを提供します。 128 の仮想インターフェイスは、ファイバ チャネル デバイスまたはイーサネット デバイスとして Cisco UCS Manager によって動的に設定できます。 複数のイーサネット インターフェイスおよびファイバ チャネル インターフェイスを使用したアプリケーションの導入において、使用可能な物理アダプタによる制約がなくなります。 Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバで実行されているオペレーティング システムまたはハイパーバイザに対して、仮想インターフェイスは標準の PCIe デバイスとして表示されます。
Cisco UCS M81KR は組み込みのアーキテクチャ サポートを備えており、仮想マシンがアダプタに直接アクセスできるようになります。 ハードウェア I/O デバイスへの直接アクセスを仮想マシンに提供することにより、I/O のボトルネックおよびメモリ パフォーマンスを改善でき、組み込みソフトウェア スイッチのオーバーヘッドが解消されます。
Cisco UCS M81KR は、物理環境へのアダプタの統合も可能にします。 異なる複数の NIC および HBA としてアダプタを定義できます。 たとえば、2 つのクアッド ポート NIC と 2 つのシングル ポート HBA の代わりに 1 つのアダプタ カードを使用して、NIC、HBA、スイッチ、およびケーブルを削減できます。
Cisco UCS 82598KR-CI 10 ギガビット イーサネット アダプタ
Cisco UCS 82598KR-CI 10 ギガビット イーサネット アダプタは、効率的な高パフォーマンスのイーサネット転送用に設計された Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラをベースにしています。 本製品は、低遅延の 10 ギガビット イーサネット転送機能を必要とするデータセンター環境向けのソリューション、およびブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。
Cisco UCS 82598KR-CI は I/O 仮想化の仮想キューだけではなく、Intel I/O アクセラレーション テクノロジー(I/OAT)をサポートします。 このアダプタはエネルギー効率に優れ、大型セグメント オフロード(LSO)および TCP セグメンテーション オフロード(TSO)の提供により、CPU 使用率の低減にも役立ちます。 Cisco UCS 82598KR-CI は、Intel バーチャル マシン デバイス キュー(VMDq)テクノロジーを使用することにより、適切な仮想マシンへのパケットの効率的なルーティングを実現します。
Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ
Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)は、Cisco Unified Computing System において Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに接続性を提供する、Emulex ベースの Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタです。
Cisco UCS ブレード用に設計されているこのアダプタは、ブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。 Cisco UCS M71KR-E は、ネットワーク トラフィック用に Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラを使用し、同じアダプタ カード上のすべてのファイバ チャネル トラフィック用に Emulex 4 Gbps ファイバ チャネル コントローラを使用します。 Cisco UCS M71KR-E は 2 つの個別のファイバ チャネル ホスト バス アダプタ(HBA)ポート、および 2 つのイーサネット ネットワーク ポートをオペレーティング システムに提供します。
Cisco UCS M71KR-E は Emulex のドライバを使用して、10 ギガビット イーサネットと 4 Gbps ファイバ チャネルの両方の機能を提供します。さらに、次の機能を提供します。
Cisco UCS M71KR - Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ
Cisco UCS M71KR-Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ(CNA)は、Cisco Unified Computing System において Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバに接続性を提供する、QLogic ベースの Fibre Channel over Ethernet(FCoE)アダプタです。
Cisco UCS ブレード用に設計されているこのアダプタは、ブレード サーバ シャーシのミッドプレーンへのデュアルポート接続を提供します。 Cisco UCS M71KR-Q は、ネットワーク トラフィック用に Intel 82598 10 ギガビット イーサネット コントローラを使用し、同じアダプタ カード上のすべてのファイバ チャネル トラフィック用に QLogic 4 Gbps ファイバ チャネル コントローラを使用します。 Cisco UCS M71KR-Q は 2 つの個別のファイバ チャネル ホスト バス アダプタ(HBA)ポート、および 2 つのイーサネット ネットワーク ポートをオペレーティング システムに提供します。
Cisco UCS M71KR-Q は QLogic のドライバを使用して、10 ギガビット イーサネットと 4 Gbps ファイバ チャネルの両方の機能を提供します。さらに、次の機能を提供します。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト(UCS-FI-M-6324)は、統合ファブリック インターコネクトおよび I/O モジュールです。 構成には UCSB-5108-AC2 および UCSB-5108-DC2 バージョンのシャーシのみを使用できます。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトは、10 ギガビット イーサネット ポートおよび Fibre Channel over Ethernet (FCoE)ポートを介して外部の Cisco Nexus スイッチに直接接続します。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトは Cisco UCS Mini シャーシの背面に設置します。 各 Cisco UCS Mini シャーシは、最大 2 つの UCS 6324 ファブリック インターコネクトをサポートしており、これによりキャパシティと冗長性を拡張できます。
Cisco UCS 2104XP FEX
Cisco UCS 2100 シリーズ FEX は、ブレード サーバ エンクロージャにユニファイド ファブリックを組み込み、ブレード サーバとファブリック インターコネクト間での10 ギガビット イーサネット接続を提供し、診断、ケーブル接続、および管理を簡素化します。
Cisco UCS 2104(N20-I6584)により、ファブリック インターコネクトと Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ間での I/O ファブリックが拡張され、すべてのブレードおよびシャーシを 1 つに接続する、損失のない確実な Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックを使用できます。 FEX は分散ライン カードと同様であるため、スイッチングを実行せず、ファブリック インターコネクトの拡張として管理されます。 このアプローチにより、シャーシからスイッチングが排除されて、全体的なインフラストラクチャの複雑さが軽減され、必要なシャーシ数を増やすことなく Cisco Unified Computing System の規模を拡大できます。また、総所有コストが削減され、すべてのシャーシを可用性の高い単一のドメインとして管理できます。
Cisco 2100 シリーズでは、ファブリック インターコネクトと併せてシャーシ環境(電源装置、ファン、およびブレード)も管理できます。 したがって、個別のシャーシ管理モジュールは必要ありません。
Cisco UCS 2100 シリーズ FEX は、Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシの背面に装着できます。 各 Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシは、最大 2 つの FEXをサポートし、キャパシティと冗長性を拡張できます。
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX は、ブレード サーバ エンクロージャにユニファイド ファブリックを組み込み、ブレード サーバとファブリック インターコネクト間での 10 ギガビット イーサネット接続を提供し、診断、ケーブル接続、および管理を簡素化します。
Cisco UCS 2200 により、ファブリック インターコネクトと Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ間での I/O ファブリックが拡張され、すべてのブレードおよびシャーシを 1 つに接続する、損失のない確実な Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックを使用できます。 FEX は分散ライン カードと同様であるため、スイッチングを実行せず、ファブリック インターコネクトの拡張として管理されます。 このアプローチにより、シャーシからスイッチングが排除されて、全体的なインフラストラクチャの複雑さが軽減され、必要なシャーシ数を増やすことなく Cisco Unified Computing System の規模を拡大できます。また、総所有コストが削減され、すべてのシャーシを可用性の高い単一のドメインとして管理できます。
Cisco 2200 シリーズでは、ファブリック インターコネクトと併せてシャーシ環境(電源装置、ファン、およびブレード)も管理できます。 したがって、個別のシャーシ管理モジュールは必要ありません。
Cisco UCS 2200 シリーズ FEX は、Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシの背面に装着できます。 各 Cisco UCS 5100 シリーズ シャーシは、最大 2 つの FEXをサポートし、キャパシティと冗長性を拡張できます。
配電ユニット(PDU)
AC PDU(N01-UAC1)により、他のシャーシ コンポーネントへの電力供給だけでなく、設置済み電源装置間でのロード バランシングが行われます。 DC バージョンのシャーシでは、異なる PDU を適切なコネクタと共に使用します。 PDU に対しては、現場でのサービスを行えません。また、PDU は個別に注文できないため、PDU の交換による AC シャーシから DC シャーシへの切り替えはサポートされません。
コネクタ
AC バージョンの PDU には、定格が 15.5 A、50 ~ 60 Hz で 200 ~ 240 V の電源コネクタが 4 つあります。 当該国の安全機関が認定した電源コード、または認定電気技術者が該当する電気関連法令に従って取り付けた電源コードだけを使用してください。 すべてコネクタ、プラグ、コンセント、ケーブルは、少なくとも PSU の電源コネクタのアンペア数に基づいて定格を設定するか、または関連する電気関連法令に基づいて個別にヒューズを取り付ける必要があります。 サポートされる電源コードの詳細を参照してください。 詳細については、「サポートされる AC 電源コードとプラグ」を参照してください。
DC バージョンの PDU には、8 つのデュアルポスト ラグ電源接続(4 つはプラス、4 つはマイナス)があります。 単一のデュアルポスト ラグアース接続も使用できます。 HDVC バージョンの PDU では、電源装置あたり 1 つの Andersen 1 SAF-D-GRID (R) コネクタが使用されます。
ファン モジュール
電源モジュール
AC(UCSB-PSU-2500ACPL または N20-PAC5-2500W)バージョンまたはDC(UCSB-PSU-2500DC48)バージョンのシャーシで動作する、異なる電源装置を使用できます。
Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトを使用した構成では、UCSB-PSU-2500ACDV デュアル電圧電源装置および UCSB-PSU-2500DC48 -48V DC 電源装置だけがサポートされています。
特定の構成に必要な電源装置の数を決定するには、Cisco UCS Power Calculator ツールを使用します。
電源装置の冗長構成
電源装置の冗長性の機能は、AC 構成および DC 構成のシステムにおいて同一です。 電源装置の冗長性を検討する際は、いくつかのことを考慮する必要があります。
冗長性を設定するには、使用している Cisco UCS Manager のバージョンのコンフィギュレーション ガイド。 コンフィギュレーション ガイドは、 次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.htmlを参照してください。
非冗長モード
非冗長モードでは、特定のシャーシに関連する電源装置または電力網が失われるとシステムが停止するおそれがあります。 実稼働システムを非冗長モードで稼働することは推奨されません。 非冗長モードで稼働するには、各シャーシに 2 つ以上の電源装置を搭載する必要があります。 システムが使用していない電源装置はスタンバイになります。 スタンバイになる電源装置は、(スロット番号ではなく)設定の順序に基づきます。 負荷はアクティブな電源装置間で分散されますが、これにはスタンバイの電源は含まれません。
Cisco UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合、小規模の構成(必要な電力が 25000 W 未満)であれば、1 つの電源装置で電力を供給できます。 Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用する場合、シャーシは 2 つ以上の電源装置を必要とします。
(注)
非冗長システムでは、電源装置を任意のスロットに装着できます。 取り付けた電源装置の数が必要な数より少ない場合は、サーバ ブレードのシャットダウンなどの望ましくない動作が起こります。 必要な数より多い電源装置を取り付けた場合は、電源装置の効率が低くなる可能性があります。 このモードで必要な電源装置は、多くとも 2 つです。
N+1 冗長性
N+1 冗長性構成は、冗長性なし構成を満たす数の電源装置に加えて、電源装置を 1 つ追加して冗長性を確保することを意味します。 N+1 冗長性に関与する電源装置はすべてオンになり、シャーシの電力負荷を均等に分担します。 追加の電源装置が取り付けられている場合、Cisco UCS Manager はそれらを「不要な」電源装置と認識し、スタンバイにします。
電源装置の 1 つに障害が発生したとしても、残りの電源装置でシャーシに電力を供給できます。 さらに、UCS Manager によって「オフ」状態の電源装置がオンに設定され、システムが N+1 状態に戻ります。
N+1 保護を提供するには、次の数の電源装置を使用することを推奨します。
2500 W を超える電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用している場合は、3 つの電源装置が推奨されます。
2500 W 未満の電力構成が必要なシャーシの場合、または UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合は、2 つの電源装置で十分です。
デュアル電圧電源装置に 100 ~ 120V 電源から電力を供給する場合は、4 つの電源装置が推奨されます。
これらのいずれかの構成に電源装置をさらに追加すると、保護レベルが一層高くなります。 障害が発生すると Cisco UCS Manager によって追加の電源装置がオンに設定され、システムが N+1 保護状態に戻ります。
(注)
n+1 冗長システムは 2 つまたは 3 つの電源装置を備えており、これらは任意のスロットに搭載できます。
グリッド冗長性
グリッド冗長性は、シャーシに電力を供給する電源が 2 系統ある場合、または N+1 冗長性よりも高い保護レベルが必要な場合に使用されることがあります。 電源の 1 つに障害が発生しても(それにより、1 つまたは 2 つの電源装置への電力供給が失われる)、別の電力回路に接続されている残りの電源装置により、シャーシへの電力供給は継続されます。 グリッド冗長性を使用する最も一般的な理由は、ラックの配電が 2 つの PDU によって電力が供給される形態になっていて、PDU の障害時にグリッド冗長性による保護が必要となる場合です。
グリッド冗長性による保護(または N+1 よりも高い保護)を提供するには、次の数の電源装置を使用することを推奨します。
2500 W を超える電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.4(1) 以降を使用している場合は、4 つの電源装置が推奨されます。
2500 W 未満の電力構成が必要なシャーシの場合、または Cisco UCS Release 1.3(1) 以前を使用している場合は、2 つの電源装置が推奨されます。
LED
LED の解釈
表 2 シャーシ、ファン、および電源装置の LED 選択されたシャーシの位置を特定するためのビーコン。LED が点滅していない場合、そのシャーシは選択されていません。 ビーコンは、UCS Manager またはボタンを使用して開始できます。
表 4 Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクトの LED LED
色
説明
本体
消灯
電源はオフです。
グリーン
通常動作中です。
オレンジ
ブート中か、軽微な温度アラームです。
オレンジに点滅
ユーザ操作により停止したか、オンラインにできないか、または重大な温度アラームです。
ポート 1 ~ 4
消灯
リンクがイネーブルですが、接続していません。
グリーン
リンクが接続しています。
オレンジ
オペレータがディセーブルになっています。
オレンジに点滅
エラーに伴いディセーブルになっています。