ステップ 1 | configure terminal
例:
Switch# configure terminal
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 2 | location plm {calibrating [multiband | uniband] | client burst_interval
例:
Switch(config)# location plm client 100
|
調整または非調整クライアントのパス損失測定(S60)要求を設定します。
パス損失測定要求で、位置精度が向上します。標準の非調整クライアントに対して、0 ~ 3600 秒の範囲で burst_interval パラメータを設定できます。デフォルト値は 60 秒です。
関連付けされた 802.11a または 802.11b/g 無線、関連付けされた 802.11a/b/g 無線の調整クライアントにパス損失測定要求を設定できます。
クライアントからプローブが送信される頻度が低い場合や、少数のチャネルに対してしか送信されない場合は、クライアントのロケーションが更新不可能になるか、精度が低下します。location plm コマンドを実行すると、クライアントは強制的に、すべてのチャネルに対してパケットを送信するようになります。CCXv4 以上のクライアントがアソシエートすると、Switchはそのクライアントにパス損失測定要求を送信します。これは、アクセス ポイントが使用している帯域とチャネル(2.4 GHz のみのアクセス ポイントの場合は一般にチャネル 1、6、および 11)で無期限に送信するようクライアントに指示するものです。送信する間隔は設定可能です(たとえば 60 秒)。
|
ステップ 3 | location rssi-half-life {calibrating-client | client | rogue-aps | tags } seconds
例:Switch(config)# location rssi-half-life calibrating-client 60
| クライアント、調整クライアント、RFID タグ、不正アクセス ポイントの RSSI 半減期を設定します。
クライアント、調整クライアント、RFID タグ、不正アクセス ポイントの location rssi-half-life パラメータ値を入力できます。指定可能な値は、0、1、2、5、10、20、30、60、90、120、180、または 300 秒です。デフォルト値は 0 秒です。
クライアント デバイスの中には、チャネル変更直後は送信電力を下げるものがあるのと、RF は変動しやすいことから、RSSI の値がパケットごとに大きく異なることもあります。location rssi-half-life コマンドを実行すると、精度を向上させるために、均一でない状態で受信したデータを平均化するための半減期(ハーフ ライフ)を設定することができます。
(注)
| location rssi-half-life コマンドを使用したり、変更したりしないことをお勧めします。
|
|
ステップ 4 | location expiry {calibrating-client | client | rogue-aps | tags } timeout
例:Switch(config)# location expiry calibrating-client 50
| クライアント、調整クライアント、RFID タグ、不正アクセス ポイントの RSSI タイムアウト値を設定します。
クライアント、RFID タグ、不正アクセス ポイントの RSSI タイムアウト値を入力できます。範囲は 5 ~ 3600 秒で、デフォルト値は 5 秒です。
調整クライアントには 0 ~ 3600 秒の範囲で RSSI タイムアウト値を入力でき、デフォルト値は 5 秒です。
ロケーションを正確に特定するには、CPU が保持する RSSI が最近のものであることと、その値が大きいことが必要です。location expiry コマンドを使用すると、古い RSSI 平均が失効するまでの時間を指定できます。
(注)
| location expiry コマンドを使用したり、変更したりしないことをお勧めします。
|
|
ステップ 5 | location algorithm {rssi-average | simple}
例:Switch(config)# location algorithm rssi-average
| RSSI および信号対雑音比(SNR)値の平均の算出に使用されるアルゴリズムを設定します。
location algorithm rssi-average コマンドを入力することで、より正確な、しかしより CPU オーバーヘッドの高いアルゴリズムを指定できます。または、location algorithm simple コマンドを入力することで、高速で CPU のオーバーヘッドが低い、しかし精度に欠けるアルゴリズムを指定することもできます。
(注)
| location algorithm コマンドは、使用したり、変更したりしないことをお勧めします。
|
|
ステップ 6 | location admin-tag string
例:Switch(config)# location admin-tag
| クライアントデバイスの場所の管理タグまたはサイト情報を設定します。
|
ステップ 7 | location civic-location identifier {identifier | host}
例:Switch(config)# location civic-location identifier host
| 都市ロケーション情報を指定します。
文字列またはホストとして都市ロケーション識別子を設定できます。
|
ステップ 8 | location custom-location identifier {identifier | host}
例:Switch(config)# location custom-location identifier host
| カスタム ロケーション情報を指定します。
文字列またはホストとしてカスタム ロケーション識別子を設定できます。
|
ステップ 9 | location geo-location identifier {identifier | host}
例:Switch(config)# location geo-location identifier host
| クライアントデバイスの地理的なロケーション情報を指定します。
文字列またはホストとしてロケーション識別子を設定できます。
|
ステップ 10 | location prefer {cdp | lldp-med | static} weight priority_value
例:Switch(config)# location prefer weight cdp 50
| ロケーション情報のソースのプライオリティを設定します。
優先順位のウェイトは、0 から 255 の範囲で入力できます。
|
ステップ 11 | location rfid {status | timeout | vendor-name}
例:Switch(config)# location rfid timeout 100
| RFID タグ ステータス、RFID タイムアウト値、RFID タグ ベンダー名などの RFID タグ トラッキング オプションを設定します。
60 ~ 7200 秒の範囲で RFID タイムアウト値を入力できます。
|
ステップ 12 | end
例:Switch(config)# end
| 特権 EXEC モードに戻ります。また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。
|