SPAN の制約事項
SPAN
SPAN の制約事項は次のとおりです。
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SPAN 送信元の場合は、セッションごとに、単一のポート、一連のポート、一定範囲のポートのトラフィックをモニタできます。
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宛先ポートを送信元ポートにすることはできません。同様に、送信元ポートを宛先ポートにすることもできません。
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同じ宛先ポートで 2 つの SPAN セッションを設定することはできません。
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同じ送信元ポートで 2 つの SPAN セッションを設定することはできません。
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スイッチ ポートを SPAN 宛先ポートとして設定すると、通常のスイッチ ポートではなくなります。SPAN 宛先ポートを通過するトラフィックがモニタされるだけです。
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SPAN コンフィギュレーション コマンドを入力しても、前に設定した SPAN パラメータは削除されません。設定されている SPAN パラメータを削除するには、no monitor session session_number グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力する必要があります。
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無効のポートを送信元ポートまたは宛先ポートとして設定することはできますが、SPAN 機能が開始されるのは、宛先ポートと少なくとも 1 つの送信元ポートが有効になってからです。
SPAN セッションのトラフィック監視には次の制約事項があります。
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デバイスは、最大 4 つのローカル SPAN セッションをサポートします。
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SPAN セッションがデバイスの通常の動作を妨げることはありません。ただし、10 Mbps のポートで 100 Mbps のポートをモニタするなど、オーバーサブスクライブの SPAN 宛先は、パケットのドロップまたは消失を招くことがあります。
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SPAN が有効な場合、監視中の各パケットは 2 回送信されます(1 回は標準トラフィックとして、もう 1 回は監視されたパケットとして)。多数のポートをモニタリングすると、大量のネットワーク トラフィックが生成されることがあります。
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無効のポート上に SPAN セッションを設定することはできますが、そのセッション用に宛先ポートと少なくとも 1 つの送信元ポートを有効にしない限り、SPAN セッションはアクティブになりません。