ステップ 1 | configuration terminal
例:
switch# config t
switch(config)#
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
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ステップ 2 | monitor erspan switch-idswitch-id
例:
switch(config)# monitor erspan switch-id 1009
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ERSPAN グローバル スイッチ ID を設定します。このスイッチ ID は、すべての ERSPAN タイプ III セッションに適用できます。デフォルト値は 0 です。
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ステップ 3 | monitor erspan granularity 1588
例:
switch(config)# monitor erspan granularity 1588
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すべての ERSPAN タイプ III セッションの粒度を指定します。1588(秒またはナノ秒単位)が、使用可能な唯一のオプションであり、デフォルト値です。
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ステップ 4 | monitor sessionspan-session-numbertype {erspan-source | local}
例:
switch(config)# monitor session 1 type erspan-source
switch(config-erspan-src)#
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セッション ID とセッション タイプを使用して ERSPAN 送信元セッションを定義し、ERSPAN のモニタ送信元セッション コンフィギュレーション モードでコマンドを開始します。
span-session-number 引数の範囲は 1 ~ 1024 です。同じセッション番号は複数回使用できません。
送信元セッションのセッション ID は同じグローバルな ID スペース内にあるため、各セッション ID は両方のセッション タイプに対してグローバルに一意です。
セッション ID(span-session-number 引数によって設定)およびセッション タイプ(erspan-source キーワードによって設定)は、入力後は変更できません。セッション ID またはセッション タイプを変更するには、コマンドの no バージョンを使用してセッションを削除してから、新しいセッション ID または新しいセッション タイプでコマンドを使用してセッションを再作成します。
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ステップ 5 | header-typeversion
例:
switch(config-erspan-src)# header-type 3
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ERSPAN 送信元セッションをタイプ II からタイプ III に変更します。
(注)
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ERSPAN 送信元セッションをタイプ III からタイプ II に変更するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ステップ 6 | descriptionerspan_session_description
例:
switch(config-erspan-src)# description source1
| (任意)
ERSPAN 送信元セッションの説明を入力します。
erspan_session_description 引数には最大 240 文字を使用できます。ただし、特殊文字またはスペースは使用できません。
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ステップ 7 | source interface { ethernetslot/chassis number | portchannelnumber }
例:
switch(config-erspan-src)# source interface eth 1/1
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ERSPAN 送信元セッション番号を送信元ポート(1 ~ 255)にアソシエートします。
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ステップ 8 | source vlannumber
例:
switch(config-erspan-src)# source vlan 1
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ERSPAN 送信元セッション番号を VLAN(1 ~ 4096)にアソシエートします。
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ステップ 9 | source vsannumber
例:
switch(config-erspan-src)# source vsan 1
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、VSAN ID 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4093 です。Cisco Nexus 5500 シリーズ スイッチでは、送信元 VSAN を設定できません。
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ステップ 10 | destination ipip-address
例:
switch(config-erspan-src)# destination ip 192.0.2.2
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ERSPAN セッションの宛先 IP アドレスを設定します。ERSPAN 送信元セッションごとに 1 つの宛先 IP アドレスのみがサポートされます。
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ステップ 11 | erspan-idflow-id
例:
switch(config-erspan-src)# erspan-id 5
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ERSPAN フローを識別するフロー ID を設定します。指定できる範囲は 1 ~ 1023 です。
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ステップ 12 | vrf {vrf-name | default }
例:
switch(config-erspan-src)# vrf default
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グローバル ルーティング テーブルの代わりに使用する VRF を設定します。特に設定した VRF、またはデフォルト VRF を使用できます。
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ステップ 13 | [no] filter access-group acl_filter
例:
switch(config-erspan-src)# filter access-group erspan_acl_filter
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この ERSPAN セッションのパケットに対して ACL フィルタを設定します。ACL フィルタとして、MAC または IP アクセス リストを使用できます。
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ステップ 14 | ip ttlttl-number
例:
switch(config-erspan-src)# ip ttl 5
| (任意)
ERSPAN トラフィック内のパケットの IP 存続可能時間(TTL)値を設定します。有効な値は、1 ~ 255 です。デフォルト値は 255 です。
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ステップ 15 | ip dscpdscp_value
例:
switch(config-erspan-src)# ip dscp 42
| (任意)
ERSPAN トラフィックのパケットの IP DiffServ コード ポイント(DSCP)値を設定します。有効値は 0 ~ 63 です。デフォルト値は 0 です
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ステップ 16 | no shut
例:
switch(config-erspan-src)# no shut
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ERSPAN 送信元セッションをイネーブルにします。デフォルトでは、セッションはシャット ステートで作成されます。(注)
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、2 つの ERSPAN 送信元セッションのみを同時に実行できます。Cisco Nexus 5500 シリーズ スイッチでは、最大 4 つの送信元セッションを同時に実行できます。
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ステップ 17 | exit
例:
switch(config-erspan-src)# exit
switch(config)# exit
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設定を更新し、ERSPAN 送信元セッション コンフィギュレーション モードを終了します。
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ステップ 18 | copy running-config startup-config
例:
switch(config-erspan-src)# copy running-config startup-config
| (任意)
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
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