Cisco ACI Multi-Site Orchestrator の展開に関するガイドライン
Cisco ACI Multi-Site Orchestrator はいくつかの方法で展開できます。たとえば、vCenter で OVA を使用する方法、vCenter を使用せずに ESX サーバに直接導入する方法、Python スクリプトを使用する方法などがあります。Cisco ACI Multi-Site Orchestrator リリース 2.0(1) 以降を展開する場合は Python の使用をお勧めします。手動による多くの手順が自動化されるほか、後で Cisco ACI Multi-Site Orchestrator のソフトウェア アップグレードを行う場合にリモートでの実行がサポートされます。
Docker サブネットに関する考慮事項
Multi-Site Orchestrator のアプリケーション サービスは Docker コンテナ内で実行されます。内部の 10.0.0.0/24 ネットワークが Docker のスウォーム アプリケーション サービスにより使用され、Multi-Site Orchestrator のインストール時は変更することができません。ファブリックにある他のサービスがこのネットワークに存在しないようにしてください。
VMware vSphere の要件
次の表は、Cisco ACI Multi-Site Orchestrator を使用する場合の VMware vSphere の要件をまとめたものです。
(注) |
VM ごとに、vCPU、メモリ、およびディスク容量に関する以下の要件を確保し、それらが共有リソース プールの一部とならないようにしてください。 |
Cisco ACI Multi-Site Orchestrator のバージョン | VMware vSphere の要件 |
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リリース 2.0(1) |
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