この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
スイッチが起動するファームウェア ファイルを選択できます。スイッチ内部でファイル タイプをコピーすることも、PC などの外部デバイスを使ってコピーすることもできます。
スイッチ上のコンフィギュレーション ファイルは、その タイプ によって定義され、デバイスに対する設定とパラメータ値を含みます。コンフィギュレーションがスイッチで参照される際、ユーザにとって変更可能なファイル名ではなく、 コンフィギュレーション ファイル タイプ で参照されます。内容を、別のファイル タイプにコピーすることはできますが、ファイル タイプ名はユーザにより変更できません。ファームウェア、ブート コード、およびログ ファイルはデバイス上の他のファイルに含まれており、これらは 動作ファイル と呼ばれています。
コンフィギュレーション ファイルはテキスト ファイルであり、PC などの外部デバイスにコピーした後、メモ帳などのテキスト エディタで編集可能です。
スイッチ上には、次のタイプのコンフィギュレーション ファイルと動作ファイルがあります。
•
実行コンフィギュレーション :スイッチが動作するために現在使用しているパラメータ。パラメータ値が変わるときにコンフィギュレーション インターフェイスの 1 つを使用することによりユーザが変更できるのはこのファイル タイプのみで、保持するためには手動で保存する必要があります。
スイッチのリブート時に、実行コンフィギュレーションは失われます。スイッチがリブートすると、このファイル タイプは、フラッシュに保存されているスタートアップ コンフィギュレーションから、RAM に保存されている実行コンフィギュレーションにコピーされます。
スイッチに対して行われた変更を保持するためには、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存する必要があります。また、このコンフィギュレーションを使用してスイッチをリブートしない場合には、別のファイル タイプに保存できます。実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存した場合、スイッチをリブートすると、前回実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存した以降に行われた変更を含む実行コンフィギュレーションが作成されます。
•
スタートアップ コンフィギュレーション :別のコンフィギュレーション(通常は実行コンフィギュレーション)をスタートアップ コンフィギュレーションにコピーすることにより保存されたパラメータ値。
スタートアップ コンフィギュレーションはフラッシュに保存され、スイッチがリブートしても保持されます。スイッチがリブートすると、スタートアップ コンフィギュレーションは RAM にコピーされ、実行コンフィギュレーションになります。
•
バックアップ コンフィギュレーション :システム シャットダウンからの保護や特定の動作状態保持のために、パラメータ定義を手動でコピーしたもの。ミラー コンフィギュレーション、スタートアップ コンフィギュレーション、または実行コンフィギュレーションをバックアップ コンフィギュレーション ファイルにコピーできます。バックアップ コンフィギュレーションは、フラッシュ内に保存され、デバイス リブート時にも保持されます。
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ミラー コンフィギュレーション :スタートアップ コンフィギュレーションのコピー。以下の状態になった後、スイッチによって作成されます。
–
24 時間、実行コンフィギュレーションが変更されなかった。
–
スタートアップ コンフィギュレーションと実行コンフィギュレーションが同じ。
スタートアップ コンフィギュレーションからミラー コンフィギュレーションへのコピーはシステムによってのみ行われます。ミラー コンフィギュレーションを別のファイル タイプまたは別のデバイスにコピーすることは手動でできます。
スイッチがリブートすると、ミラー コンフィギュレーションは工場出荷時のデフォルト パラメータにリセットされます。その他の点では、ミラー コンフィギュレーションはバックアップ コンフィギュレーションと同じであり、スイッチのリブート時に保持されるパラメータ値のコピーを提供します。
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ファームウェア :スイッチの動作と機能を制御するプログラム。より一般的には イメージ と呼ばれます。
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ブート コード :基本システム スタートアップを制御し、ファームウェア イメージを起動します。
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言語ファイル :選択された言語でウィンドウを表示するためのディクショナリ。
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フラッシュ ログ :フラッシュ メモリ内に保存される SYSLOG メッセージ。
次の操作により、ファームウェアとコンフィギュレーション ファイルを管理できます。
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ファームウェアまたはブート コードを更新したり、言語を置換する( ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップを参照)
•
現在使用されているファームウェア イメージを表示したり、次回リブート時に使用されるイメージを選択する( アクティブ イメージの選択を参照)
•
スイッチ上のコンフィギュレーション ファイルを別のデバイスに保存する( コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップを参照)
•
スタートアップ コンフィギュレーションまたはバックアップ コンフィギュレーション ファイル タイプをクリアする( コンフィギュレーション ファイル プロパティの表示を参照)
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コンフィギュレーション ファイル タイプを別のコンフィギュレーション ファイル タイプにコピーする( コンフィギュレーション ファイルのコピーを参照)
•
コンフィギュレーション ファイルを TFTP サーバからスイッチに自動的にアップロードする( DHCP 自動コンフィギュレーションの設定を参照)
ここでは、コンフィギュレーション ファイルとログ ファイルの管理方法について説明します。
ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップ プロセスは、次の目的のために使用します。
•
ファームウェア イメージのアップグレードまたはバックアップ
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新しい言語ファイルのインポート、既存言語ファイルのアップグレード、または第 2 言語ファイルの削除
新しい言語ファイルがスイッチにロードされると、その新しい言語をドロップダウン メニューから選択できるようになります (スイッチをリブートする必要はありません)。
すべてのページにある [言語] ドロップダウン メニューから [言語のダウンロード] を選択しても、[ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップ] ページにアクセスできます。
スイッチ上には、 Image1 と Image2 の 2 つのファームウェア イメージが保存されます。1 つは アクティブ イメージ として識別され、もう 1 つは 非アクティブ イメージ として識別されます。
ファームウェアをアップグレードすると、新しいイメージは、常に非アクティブ イメージとして識別されるイメージに置き換わります。
スイッチに新しいファームウェアがアップロードされても、 「アクティブ イメージの選択」 で説明する手順により、新しいイメージのステータスがアクティブ イメージに変更されるまで、スイッチはアクティブ イメージ(旧バージョン)を使用して起動し続けます。したがって、 スイッチのリブートで説明する手順により、スイッチを起動します。
スイッチに新しいファームウェアがアップロードされても、 アクティブ イメージの選択で説明する手順により、新しいイメージのステータスがアクティブ イメージに変更されるまで、スイッチはアクティブ イメージ(旧バージョン)を使用して起動し続けます。したがって、 スイッチのリブートで説明する手順により、スイッチを起動します。
システムまたは言語ファイルをダウンロードまたはバックアップするには
ステップ 1
[各種管理] > [ファイル管理] > [ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップ] の順にクリックします。[ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップ] ページが開きます。
ステップ
2 [転送方式] をクリックします。TFTP を選択した場合、 ステップ 3
に進んでください。HTTP を選択した場合、 ステップ 4
に進んでください。
ステップ
3 TFTP を選択した場合、次に示すパラメータを入力します。それ以外の場合、 ステップ 4
に進んでください。
[保存するアクション] として [アップグレード] または [バックアップ] を選択します。
[保存するアクション] - [アップグレード] :スイッチ上のファイル タイプを、TFTP サーバ上にある同じファイル タイプの新しいバージョンと置き換えます。次のフィールドを入力します。
a.
[ファイルタイプ] :ターゲット ファイル タイプを選択します。有効なファイル タイプのみ表示されます (ファイル タイプについては、 ファイルとファイル タイプ を参照してください)。ブート コードは TFTP 経由でのみアップグレード可能であることに注意してください。
b.
[サーバ指定方法] :TFTP サーバを IP アドレスで指定するか、ドメイン名で指定するかを選択します。
c.
[IPバージョン] :IPv4 アドレスを使用するか IPv6 アドレスを使用するか選択します。
d.
[IPv6アドレスタイプ] :IPv6 を使用する場合、IPv6 アドレス タイプを選択します。次のオプションがあります。
[リンクローカル]:IPv6 アドレスによって、同一ネットワーク リンク上のホストが一意に識別されます。リンク ローカル アドレスのプレフィクス部は FE80 です。このタイプのアドレスはルーティング不能であり、ローカル ネットワーク内で通信する場合にのみ使用できます。リンク ローカル アドレスは 1 つだけサポートされます。リンク ローカル アドレスがインターフェイス上に存在している場合、この入力値が、コンフィギュレーション内のアドレスと置き換わります。
[グローバル]:IPv6 アドレスは、他のネットワークからも認識かつアクセス可能なグローバル ユニキャスト IPv6 タイプになります。
e.
[リンクローカルインターフェイス] :リストからリンク ローカル インターフェイスを選択します(IPv6 を使用する場合)。
f.
[TFTPサーバのIPアドレス/名前] :TFTP サーバの IP アドレスまたはドメイン名を入力します。
g.
[ソース ファイル名] :ソース ファイル名を入力します。
[保存するアクション] - [バックアップ] :ファイル タイプのコピーを別のデバイス上のファイルに保存します。次のフィールドを入力します。
a.
[ファイルタイプ] :ソース ファイル タイプを選択します。有効なファイル タイプのみ選択できます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
b.
[サーバ指定方法]:[IPアドレス] または [名前] のどちらかを選択します。
c.
[IPバージョン] :IPv4 アドレスを使用するか IPv6 アドレスを使用するか選択します。
d.
[IPv6アドレスタイプ] :IPv6 アドレス タイプを選択します(使用する場合)。次のオプションがあります。
[リンクローカル]:IPv6 アドレスによって、同一ネットワーク リンク上のホストが一意に識別されます。リンク ローカル アドレスのプレフィクス部は FE80 です。このタイプのアドレスはルーティング不能であり、ローカル ネットワーク内で通信する場合にのみ使用できます。リンク ローカル アドレスは 1 つだけサポートされます。リンク ローカル アドレスがインターフェイス上に存在している場合、この入力値が、コンフィギュレーション内のアドレスと置き換わります。
[グローバル]:IPv6 アドレスは、他のネットワークからも認識かつアクセス可能なグローバル ユニキャスト IPv6 タイプになります。
e.
[リンクローカルインターフェイス] :リストからリンク ローカル インターフェイスを選択します(IPv6 を使用する場合)。
f.
[TFTPサーバのIPアドレス/名前] :TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
g.
[ターゲットファイル名] :ターゲット ファイル名を入力します。ファイル名にはスラッシュ(\ または /)を含めることはできず、ファイル名の先頭にピリオド(.)を使用することはできません。ファイル名は 1 ~ 160 文字にする必要があります (有効な文字は A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、「.」、「-」、「_」 です)。
ステップ
4 HTTP を選択した場合、実行できるのはアップグレードのみです。次に示すパラメータを入力します。
a.
[ファイルタイプ] :コンフィギュレーション ファイル タイプを選択します。有効なファイル タイプのみ選択できます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
b.
[ファイル名] :[参照] をクリックし、転送に使用するファイルを選択するか、パスとソース ファイル名を入力します。
ステップ
5 [適用] または [完了] をクリックします。ファイルがアップグレードまたはバックアップされます。
2 つの言語ファイルをインストールしてある場合は、第 2 言語ファイルをスイッチから削除することもできます。[言語] メニューを開くと、言語を削除するオプションが表示されます。
ステップ
2 確認ウィンドウが表示され、ファイルを削除するために [OK] をクリックするように求められます。
ステップ
3 [OK] をクリックしてファイルを削除します。
第 2 言語ファイルがすでにあり、別の言語ファイルをロードする場合は、確認ウィンドウが表示され、既存の言語ファイルを新しい言語ファイルで置き換える場合は [OK] をクリックするように求められます。
スイッチ上には、 Image1 と Image2 の 2 つのファームウェア イメージが保存されます。1 つは アクティブ イメージ として識別され、もう 1 つは 非アクティブ イメージ として識別されます。スイッチは、 アクティブ イメージ として設定したイメージから起動します。 非アクティブ イメージ として識別されたイメージを アクティブ イメージ に変更することができます (スイッチは、 スイッチのリブートで説明されている手順によりリブートできます)。
ステップ 1
[各種管理] > [ファイル管理] > [アクティブイメージ] の順にクリックします。[アクティブイメージ] ページが開きます。
[アクティブイメージ] :スイッチで現在アクティブになっているイメージ ファイルが表示されます。
[アクティブイメージバージョン番号] :アクティブ イメージのファームウェア バージョンが表示されます。
ステップ
2 [リブート後のアクティブイメージ] メニューからイメージを選択し、スイッチがリブートした後アクティブ イメージとして使用されるファームウェア イメージを指定します。[リブート後のアクティブイメージバージョン番号] に、スイッチのリブート後に使用されるアクティブ イメージのファームウェア バージョンが表示されます。
ステップ
3 [適用] をクリックします。アクティブ イメージの選択が更新されます。
[コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップ] ページにより、コンフィギュレーション ファイル タイプまたはスイッチ上のフラッシュ ログから、別のデバイス上のファイルにバックアップしたり、別のデバイスからスイッチにコンフィギュレーション ファイル タイプを復元することができます。
コンフィギュレーション ファイルを実行コンフィギュレーションに復元すると、インポートされたファイルは、旧ファイルにはなかったコンフィギュレーション コマンドを 追加 し、既存コンフィギュレーション コマンド内のパラメータ値を 上書き します。
コンフィギュレーション ファイルをスタートアップ コンフィギュレーションまたはバックアップ コンフィギュレーション ファイルに復元すると、新しいファイルが前のファイルと 置き換わります 。
スタートアップ コンフィギュレーションに復元した場合は、復元されたスタートアップ コンフィギュレーションを実行コンフィギュレーションとして使用するには、スイッチをリブートする必要があります スイッチは、 スイッチのリブートで説明されている手順によりリブートできます。
システム コンフィギュレーション ファイルをバックアップまたは復元するには
ステップ 1
[各種管理] > [ファイル管理] > [コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップ] の順にクリックします。[コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップ] ページが開きます。
ステップ
3 TFTP を選択した場合は、パラメータを入力します。それ以外の場合、 ステップ 4
に進んでください。
[保存するアクション] として [ダウンロード] または [バックアップ] を選択します。
[保存するアクション] - [ダウンロード] :別のデバイス上のファイルでスイッチ上のファイル タイプを置き換えます。次のフィールドを入力します。
a.
[サーバ指定方法] :TFTP サーバを IP アドレスで指定するか、ドメイン名で指定するかを選択します。
b.
[IPバージョン] :IPv4 アドレスを使用するか IPv6 アドレスを使用するか選択します。
c.
[IPv6アドレスタイプ] :IPv6 アドレス タイプを選択します(使用する場合)。次のオプションがあります。
–
[リンクローカル] :IPv6 アドレスによって、同一ネットワーク リンク上のホストが一意に識別されます。リンク ローカル アドレスのプレフィクス部は FE80 です。このタイプのアドレスはルーティング不能であり、ローカル ネットワーク内で通信する場合にのみ使用できます。リンク ローカル アドレスは 1 つだけサポートされます。リンク ローカル アドレスがインターフェイス上に存在している場合、この入力値が、コンフィギュレーション内のアドレスと置き換わります。
–
[グローバル] :IPv6 アドレスは、他のネットワークからも認識かつアクセス可能なグローバル ユニキャスト IPv6 タイプになります。
d.
[リンクローカルインターフェイス] :リストからリンク ローカル インターフェイスを選択します。
e.
[TFTPサーバ] :TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
f.
[ソースファイル名] :ソース ファイル名を入力します。ファイル名にはスラッシュ(\ または /)を含めることはできず、ファイル名の先頭にピリオド(.)を使用することはできません。ファイル名は 1 ~ 160 文字にする必要があります (有効な文字は A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、「.」、「-」、「_」 です)。
g.
[ターゲットファイル タイプ] :ターゲット コンフィギュレーション ファイル タイプを入力します。有効なファイル タイプのみ表示されます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
[保存するアクション] - [バックアップ] :ファイル タイプを別のデバイス上のファイルにコピーします。次のフィールドを入力します。
a.
[サーバ指定方法] :TFTP サーバを IP アドレスで指定するか、ドメイン名で指定するかを選択します。
a.
[IPバージョン] :IPv4 アドレスを使用するか IPv6 アドレスを使用するか選択します。
b.
[IPv6アドレスタイプ] :IPv6 アドレス タイプを選択します(使用する場合)。次のオプションがあります。
•
[リンクローカル] :IPv6 アドレスによって、同一ネットワーク リンク上のホストが一意に識別されます。リンク ローカル アドレスのプレフィクス部は FE80 です。このタイプのアドレスはルーティング不能であり、ローカル ネットワーク内で通信する場合にのみ使用できます。リンク ローカル アドレスは 1 つだけサポートされます。リンク ローカル アドレスがインターフェイス上に存在している場合、この入力値が、コンフィギュレーション内のアドレスと置き換わります。
•
[グローバル] :IPv6 アドレスは、他のネットワークからも認識かつアクセス可能なグローバル ユニキャスト IPv6 タイプになります。
c.
[リンクローカルインターフェイス] :リストからリンク ローカル インターフェイスを選択します。
d.
[TFTPサーバのIPアドレス/名前] :TFTP サーバの IP アドレスまたはドメイン名を入力します。
e.
[ソースファイルタイプ] :ソース コンフィギュレーション ファイル タイプを入力します。有効なファイル タイプのみ表示されます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
f.
[ターゲットファイル名] :ターゲット ファイル名を入力します。ファイル名にはスラッシュ(\ または /)を含めることはできず、ファイル名の先頭にピリオド(.)を使用することはできません。ファイル名は 1 ~ 160 文字にする必要があります (有効な文字は A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9、「.」、「-」、「_」 です)。
ステップ
4 HTTP を選択した場合、次に示すパラメータを入力します。
[保存するアクション] で [ダウンロード] を選択し、スイッチ上のファイル タイプを、別のデバイス上にある同じファイル タイプの新しいバージョンに置き換えるように指定する場合は、次の手順に従います。それ以外の場合は、このステップ内の次の手順に進んでください。
a.
[ソースファイル名] :[参照] をクリックし、転送に使用するファイルを選択するか、パスとソース ファイル名を入力します。
b.
[ターゲットファイルタイプ] :コンフィギュレーション ファイル タイプを選択します。有効なファイル タイプのみ表示されます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
c.
[適用] をクリックします。ファイルが別のデバイスからスイッチに転送されます。
[保存するアクション] で [バックアップ] を選択し、ファイル タイプを別のデバイス上のファイルにコピーするように指定した場合、次の手順に従います。
a.
[ソースファイルタイプ] :コンフィギュレーション ファイル タイプを選択します。有効なファイル タイプのみ表示されます(ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
b.
[適用] をクリックします。 [コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップ] ウィンドウが開きます。
ステップ
5 [完了] をクリックします。スイッチ上でファイルが(ファイル タイプに応じて)アップグレードまたはバックアップされます。
[コンフィギュレーションファイルプロパティ] ページでは、システム コンフィギュレーション ファイル タイプおよびこれらの変更日時を表示できます。また、スタートアップ コンフィギュレーションまたはバックアップ コンフィギュレーションを削除することもできます。その他のコンフィギュレーション ファイル タイプは削除できません。
コンフィギュレーション ファイル プロパティを表示するには、[各種管理] > [ファイル管理] > [コンフィギュレーションファイルプロパティ] の順にクリックします。[コンフィギュレーションファイルプロパティ] ページが開きます。
•
[コンフィギュレーションファイル名] :ファイル タイプが表示されます。
•
[作成日時] :ファイルが変更された日時が表示されます。
コンフィギュレーション ファイルをクリアするには、ファイルを選択し、[ファイルのクリア] をクリックします。
どのウィンドウからでも [適用] をクリックすると、スイッチ コンフィギュレーション設定の変更が実行コンフィギュレーションに のみ 保存されます。実行コンフィギュレーション内のパラメータを保持するには、実行コンフィギュレーションを別のコンフィギュレーション タイプにコピーするか、別のデバイス上のファイルとして保存する必要があります。
[コンフィギュレーションのコピー/保存] ページでは、バックアップ目的で、コンフィギュレーション ファイルをコピーしたり、別のデバイスに保存したりできます。このページの下部には、[[保存]アイコンの点滅を無効にする] ボタンがあります。クリックして有効/無効を切り替えます。
次の組み合わせによる内部ファイル タイプのコピーが可能です。
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実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションまたはバックアップ コンフィギュレーションへのコピー
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スタートアップ コンフィギュレーションからバックアップ コンフィギュレーションへのコピー
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バックアップ コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションへのコピー
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ミラー コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションまたはバックアップ コンフィギュレーションへのコピー
コンフィギュレーションを別のファイル タイプにコピーするには
ステップ 1
[各種管理] > [ファイル管理] > [コンフィギュレーションのコピー/保存] の順にクリックします。[コンフィギュレーションのコピー/保存] ページが開きます。
ステップ
2 コピーする ソース ファイル名 を選択します。有効なファイル タイプのみ表示されます (ファイル タイプについては ファイルとファイル タイプを参照してください)。
ステップ
3 ソース ファイルにより上書きされる ターゲット ファイル名 を選択します。
ステップ
4 [適用] をクリックします。ファイルがコピーされます。
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)は、コンフィギュレーション情報(TFTP サーバの IP アドレスおよびコンフィギュレーション ファイル名を含む)を TCP/IP ネットワーク上のホストに転送するためのプロトコルです。デフォルトでは、スイッチは DHCP クライアントとして有効になっています。
リブート中、または明示的な DHCP 更新要求などにより、IP アドレスが割り当てられたり更新されたとき、そしてスイッチとサーバがそのように設定されている場合、DHCP により識別された TFTP サーバからスイッチまでコンフィギュレーション ファイルが転送されます。このプロセスは、 自動コンフィギュレーション と呼ばれます。
(注) DHCP が無効になっているスイッチで DHCP 自動コンフィギュレーションを有効にする場合、 管理インターフェイスと IP インターフェイスで説明されている手順により、DHCP を有効にする必要があります。[DHCP自動コンフィギュレーション] ページでは、自動コンフィギュレーション目的で TFTP サーバとファイルをポイントする DHCP 情報をスイッチが受信するように設定したり、DHCP メッセージでこの情報が提供されない場合に、スイッチが TFTP サーバの手動コンフィギュレーションとコンフィギュレーション ファイルを受信するように設定できます。
DHCP 自動更新プロセスにおいては、次の制限事項があります。
•
TFTP サーバ上のコンフィギュレーション ファイルは、サポートされているコンフィギュレーション ファイルの形式要件を満たしている必要があります。スタートアップ コンフィギュレーションにロードされる前に、コンフィギュレーション ファイルの形式はチェックされますが、コンフィギュレーション パラメータ の有効性はチェックされません。
•
デバイスのコンフィギュレーションが意図どおりに機能し、各 DHCP 更新サイクルで異なる IP アドレスが割り当てられるように、IP アドレスは、DHCP サーバ テーブル内の MAC アドレスにバインドされる必要があります。これにより、各デバイスが独自の予約済み IP アドレスとその他の関連情報を持つことが可能になります。
ステップ 1
[各種管理] > [ファイル管理] > [DHCP自動コンフィギュレーション] の順にクリックします。[DHCP自動コンフィギュレーション] ページが開きます。
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[DHCP経由の自動コンフィギュレーション] :TFTP サーバからスイッチ上のスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルの自動転送を有効にします。
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[サーバ指定方法] :[IPアドレス] または [名前] を選択します。
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[バックアップTFTPサーバのIPアドレス/名前] :DHCP メッセージに TFTP サーバの IP アドレスが指定されていなかった場合に使用される TFTP サーバの IP アドレスまたは名前を入力します。
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[バックアップコンフィギュレーションファイル] :DHCP メッセージにコンフィギュレーション ファイル名が指定されていない場合に使用されるファイルのパスとファイル名を入力します。
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[最後に自動コンフィギュレーションで使用したTFTPサーバIPアドレス] :自動コンフィギュレーションで最後に使用された TFTP サーバの IP アドレスが表示されます。
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[最後に自動コンフィギュレーションで使用したファイル名] :自動コンフィギュレーションでスイッチにより最後に使用されたファイル名が表示されます。
[最後に自動コンフィギュレーションで使用したTFTPサーバIPアドレス] および [最後に自動コンフィギュレーションで使用したファイル名] は、コンフィギュレーション IP アドレスと共に、スイッチが DHCP サーバから受け取った情報と比較されます。これらの値が一致しない場合、スイッチは、DHCP サーバによって識別された TFTP サーバからコンフィギュレーション ファイルをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに転送し、リブートを開始します。値が一致した場合は、何も起こりません。
ステップ
3 [適用] をクリックします。DHCP 自動コンフィギュレーション機能が更新されます。