この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
スイッチをネットワークに接続するときは、次のポートを接続する必要があります。
![]() 注意 |
電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 メートル)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。 |
スイッチのネットワーク接続を準備するときは、各インターフェイス タイプについて次の事項を考慮し、ポートを接続する前に必要なすべての機器を揃えてください。
スイッチをコンソールに接続して、次の機能を実行できます。
![]() (注) |
スイッチを最初にネットワークに接続する前に、このポートを使用してローカル管理接続を作成し、IP アドレスの設定および他の初期設定を行うことを推奨します。 |
スイッチのコンソール ポートは、RJ-45 インターフェイスを備えた RS-232 ポートです。これは非同期シリアル ポートです。このポートに接続する装置は、非同期伝送に対応している必要があります。
![]() 注意 |
コンソール ポートにはモデムを接続できます。コンソール ポートにモデムを接続していない場合は、スイッチに電源を投入する前か、スイッチのブート プロセスが完了したあとで接続してください。 |
スイッチをコンソールに接続する前に、次の準備ができていることを確認してください。
ステップ 1 | 次のデフォルトのポート特性に一致するように、ターミナル エミュレータ プログラムを設定します。 |
ステップ 2 | ケーブルのもう一方の端の DB-9 コネクタをコンピュータのシリアル ポートに接続します。 |
これでスイッチを設定できます。
スイッチへの管理接続を作成するには、スイッチの管理ポートを外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続する必要があります。
IP アドレスの競合を防ぐため、初期設定を完了し、スイッチの IP アドレスを確立する必要があります。
ステップ 1 | 適切なモジュラ ケーブルをスイッチの 2 つの管理ポートのいずれかに接続します。 |
ステップ 2 | ケーブルの反対側をデバイスに接続します。 |
スイッチの初期設定を実行し、管理接続を確立したら、スイッチのインターフェイス ポートを他のデバイスに接続できます。スイッチのインターフェイス ポートのタイプによっては、QSFP+、SFP+ または SFP トランシーバの使用時にインターフェイス ケーブルを使用する必要があり、または RJ-45 コネクタを使用して他のデバイスにスイッチを接続する必要があります。
多くの光ファイバ ケーブルで使用するトランシーバは、ケーブルから切り離して提供されます。光ファイバ ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバを I/O モジュールに取り付ける際にトランシーバを光ファイバ ケーブルから切り離しておくことを推奨します。光ファイバ ケーブルのトランシーバを取り外す前に、トランシーバからケーブルを取り外す必要があります。
トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。
トランシーバを扱うときは、アース線に接続された静電気防止用リスト ストラップを着用してください。通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付ける前にこれらの部品を清掃してください。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
![]() 警告 |
ステートメント 1051:レーザー放射 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。 |
![]() (注) |
SFP または SFP+ トランシーバの取り外しおよび取り付けを過度に行うと、耐用年数が短くなります。必要な場合以外には、SFP または SFP+ トランシーバの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、光ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行うことを推奨します。 |
![]() (注) |
ケーブルをトランシーバに接続できない場合は、トランシーバのケーブル側にダスト プラグを取り付けるか、またはそのままにします。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。 |
ステップ 2 | ポート ケージのダスト カバーを外します。 |
ステップ 3 | トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。 |
ステップ 4 | 次のようにトランシーバをポートに差し込みます。 |
![]() (注) |
トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、光ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行います。 |
QSFP+ トランシーバ モジュールには、ベールクラスプ ラッチまたはプルタブ ラッチを付けることができます。
![]() 注意 |
QSFP+ トランシーバ モジュールは、静電気の影響を受けやすいデバイスです。QSFP+ トランシーバ モジュールを取り扱ったり、システム モジュールに触れたりする場合は、静電気防止用リスト ストラップのような個別のアース デバイスを常に使用してください。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを自分自身とシャーシまたはラックの適切な接地点に取り付けます。使用手順に従ってください。 |
ステップ 2 | QSFP+ トランシーバ モジュールを保護パッケージから取り出します。 |
ステップ 3 | トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。 |
ステップ 4 | QSFP+ トランシーバ モジュール本体のラベルを調べて、使用しているネットワークに適合するモデルであることを確認します。 |
ステップ 5 | 光 QSFP+ トランシーバの場合は、光ボア ダスト プラグを取り外し、脇に置きます。 |
ステップ 6 | ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合は、次のようにしてください。 |
ステップ 7 | プルタブ付きの QSFP+ トランシーバの場合は、次のようにしてください。 |
目次
スイッチをコンソールに接続して、次の機能を実行できます。
![]() (注) |
スイッチを最初にネットワークに接続する前に、このポートを使用してローカル管理接続を作成し、IP アドレスの設定および他の初期設定を行うことを推奨します。 |
スイッチのコンソール ポートは、RJ-45 インターフェイスを備えた RS-232 ポートです。これは非同期シリアル ポートです。このポートに接続する装置は、非同期伝送に対応している必要があります。
![]() 注意 |
コンソール ポートにはモデムを接続できます。コンソール ポートにモデムを接続していない場合は、スイッチに電源を投入する前か、スイッチのブート プロセスが完了したあとで接続してください。 |
ステップ 1 | 次のデフォルトのポート特性に一致するように、ターミナル エミュレータ プログラムを設定します。 |
ステップ 2 | ケーブルのもう一方の端の DB-9 コネクタをコンピュータのシリアル ポートに接続します。 |
これでスイッチを設定できます。
スイッチの初期設定を実行し、管理接続を確立したら、スイッチのインターフェイス ポートを他のデバイスに接続できます。スイッチのインターフェイス ポートのタイプによっては、QSFP+、SFP+ または SFP トランシーバの使用時にインターフェイス ケーブルを使用する必要があり、または RJ-45 コネクタを使用して他のデバイスにスイッチを接続する必要があります。
多くの光ファイバ ケーブルで使用するトランシーバは、ケーブルから切り離して提供されます。光ファイバ ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバを I/O モジュールに取り付ける際にトランシーバを光ファイバ ケーブルから切り離しておくことを推奨します。光ファイバ ケーブルのトランシーバを取り外す前に、トランシーバからケーブルを取り外す必要があります。
トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。
トランシーバを扱うときは、アース線に接続された静電気防止用リスト ストラップを着用してください。通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付ける前にこれらの部品を清掃してください。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
![]() 警告 |
ステートメント 1051:レーザー放射 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。 |
![]() (注) |
SFP または SFP+ トランシーバの取り外しおよび取り付けを過度に行うと、耐用年数が短くなります。必要な場合以外には、SFP または SFP+ トランシーバの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。トランシーバの取り付けまたは取り外しを行う際は、光ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、ケーブルを抜いた状態で行うことを推奨します。 |
![]() (注) |
ケーブルをトランシーバに接続できない場合は、トランシーバのケーブル側にダスト プラグを取り付けるか、またはそのままにします。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。 |
ステップ 2 | ポート ケージのダスト カバーを外します。 |
ステップ 3 | トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。 |
ステップ 4 | 次のようにトランシーバをポートに差し込みます。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。 | ||||
ステップ 2 | ケーブルのコネクタのダスト カバーを外します。 | ||||
ステップ 3 | トランシーバのケーブル側のダスト カバーを外します。 | ||||
ステップ 4 |
ケーブル コネクタをトランシーバに合わせ、しっかりはまるまでコネクタをトランシーバに差し込みます。
接続の確認手順については、該当する Cisco Nexus 9000 シリーズのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。 |
QSFP+ トランシーバ モジュールには、ベールクラスプ ラッチまたはプルタブ ラッチを付けることができます。
![]() 注意 |
QSFP+ トランシーバ モジュールは、静電気の影響を受けやすいデバイスです。QSFP+ トランシーバ モジュールを取り扱ったり、システム モジュールに触れたりする場合は、静電気防止用リスト ストラップのような個別のアース デバイスを常に使用してください。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを自分自身とシャーシまたはラックの適切な接地点に取り付けます。使用手順に従ってください。 |
ステップ 2 | QSFP+ トランシーバ モジュールを保護パッケージから取り出します。 |
ステップ 3 | トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。 |
ステップ 4 | QSFP+ トランシーバ モジュール本体のラベルを調べて、使用しているネットワークに適合するモデルであることを確認します。 |
ステップ 5 | 光 QSFP+ トランシーバの場合は、光ボア ダスト プラグを取り外し、脇に置きます。 |
ステップ 6 | ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合は、次のようにしてください。 |
ステップ 7 | プルタブ付きの QSFP+ トランシーバの場合は、次のようにしてください。 |