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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
イーサネット ポートは、サーバまたは LAN に接続される標準のイーサネット インターフェイスとして機能します。
イーサネット インターフェイスでは、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)もサポートされます。 FCoE により、イーサネット トラフィックとファイバ チャネル トラフィックの両方を物理イーサネット リンクで伝送できるようになります。
イーサネット インターフェイスはデフォルトでイネーブルです。
interface コマンドを使用すれば、イーサネット インターフェイスのさまざまな機能をインターフェイスごとにイネーブルにできます。 interface コマンドを入力する際には、次の情報を指定します。
Cisco Nexus ファブリック エクステンダとの使用をサポートするために、インターフェイスのナンバリング規則は、次のように拡張されています。
switch(config)# interface ethernet [chassis/]slot/port
シスコ独自の Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)プロトコルでは、光ファイバまたは銅線(たとえば、カテゴリ 5 のケーブル)のイーサネット ケーブルで接続されているポートでケーブルの物理的な構成をモニタリングし、単一方向リンクの存在を検出できます。 スイッチが単方向リンクを検出すると、UDLD は関連する LAN ポートをシャットダウンし、ユーザに警告します。 単一方向リンクは、スパニングツリー トポロジ ループをはじめ、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
UDLD は、レイヤ 1 プロトコルと協調してリンクの物理ステータスを検出するレイヤ 2 プロトコルです。 レイヤ 1 では、物理的シグナリングおよび障害検出は、自動ネゴシエーションによって処理されます。 UDLD は、ネイバーの ID の検知、誤って接続された LAN ポートのシャットダウンなど、自動ネゴシエーションでは実行不可能な処理を実行します。 自動ネゴシエーションと UDLD の両方をイネーブルにすると、レイヤ 1 とレイヤ 2 の検出が協調して動作して、物理的な単一方向接続と論理的な単一方向接続を防止し、その他のプロトコルの異常動作を防止できます。
リンク上でローカル デバイスが送信したトラフィックはネイバーで受信されるが、ネイバーから送信されたトラフィックはローカル デバイスで受信されない場合に、単一方向リンクが発生します。 対になっているファイバ ケーブルのいずれかの接続が切断された場合、自動ネゴシエーションがアクティブである限り、そのリンクは存続できません。 この場合、論理リンクは不定であり、UDLD は何の処理も行いません。 レイヤ 1 で両方の光ファイバが正常に動作している場合は、レイヤ 2 で UDLD が、これらの光ファイルが正しく接続されているかどうか、および正しいネイバー間でトラフィックが双方向に流れているかを調べます。 自動ネゴシエーションはレイヤ 1 で動作するため、このチェックは、自動ネゴシエーションでは実行できません。
Cisco Nexus デバイスは、UDLD がイネーブルになっている LAN ポート上のネイバー デバイスに定期的に UDLD フレームを送信します。 一定の時間内にフレームがエコー バックされてきて、特定の確認応答(echo)が見つからなければ、そのリンクは単一方向のフラグが立てられ、その LAN ポートはシャットダウンされます。 プロトコルが単一方向リンクを正しく識別してディセーブルにするには、リンクの両端のデバイスで UDLD をサポートする必要があります。
(注) |
UDLD は、銅線の LAN ポート上では、このタイプのメディアでの不要な制御トラフィックの送信を避けるために、ローカルでデフォルトでディセーブルになっています。 |
次の図は、単一方向リンク状態の例を示します。 デバイス B はこのポートでデバイス A からのトラフィックを正常に受信していますが、 デバイス A は同じポート上でデバイス B からのトラフィックを受信していません。 UDLD によって問題が検出され、ポートがディセーブルにされます。
次の表に、UDLD のデフォルト設定を示します。
機能 |
デフォルト値 |
---|---|
UDLD グローバル イネーブル ステート |
グローバルにディセーブル |
UDLD アグレッシブ モード |
ディセーブル |
ポート別の UDLD イネーブル ステート(光ファイバ メディア用) |
すべてのイーサネット光ファイバ LAN ポートでイネーブル |
ポート別の UDLD イネーブル ステート(ツイストペア(銅製)メディア用) |
すべてのイーサネット 10/100 および 1000BASE-TX LAN ポートでディセーブル |
UDLD アグレッシブ モードはデフォルトではディセーブルに設定されています。 UDLD アグレッシブ モードは、UDLD アグレッシブ モードをサポートするネットワーク デバイスの間のポイントツーポイントのリンク上に限って設定できます。 UDLD アグレッシブ モードがイネーブルになっている場合、UDLD ネイバー関係が確立されている双方向リンク上のポートが UDLD フレームを受信しなくなったとき、UDLD はネイバーとの接続の再確立を試行します。 この試行に 8 回失敗すると、ポートはディセーブルになります。
スパニングツリー ループを防止するために、デフォルトの 15 秒間隔を使用する非アグレッシブな UDLD により、(デフォルトのスパニングツリー パラメータを使用している場合)ブロッキング ポートがフォワーディング ステートに移行する前に、すみやかに単一方向リンクをシャットダウンすることができます。
UDLD アグレッシブ モードをイネーブルにすると、次のようなことが発生します。
このような場合、UDLD アグレッシブ モードでは、リンクのポートの 1 つがディセーブルになり、トラフィックが廃棄されるのを防止します。
Cisco Discovery Protocol(CDP)はすべてのシスコ デバイス(ルータ、ブリッジ、アクセス サーバ、およびスイッチ)のレイヤ 2(データリンク層)で動作するデバイス検出プロトコルです。ネットワーク管理アプリケーションは CDP を使用することにより、既知のデバイスにネイバー シスコ デバイスを検出できます。 また、下位レイヤのトランスペアレント プロトコルが稼働しているネイバー デバイスのデバイス タイプや、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェント アドレスを学習することもできます。 この機能によって、アプリケーションからネイバー デバイスに SNMP クエリーを送信できます。
CDP は、Subnetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)をサポートしているすべてのメディアで動作します。 CDP はデータリンク層でのみ動作するため、異なるネットワーク層プロトコルをサポートする 2 つのシステムで互いの情報を学習できます。
CDP が設定された各デバイスはマルチキャスト アドレスに定期的にメッセージを送信して、SNMP メッセージを受信可能なアドレスを 1 つまたは複数アドバタイズします。 このアドバタイズには、受信側デバイスで CDP 情報を廃棄せずに保持する時間を表す存続可能時間、つまりホールドタイム情報も含まれます。 各デバイスは他のデバイスから送信されたメッセージも待ち受けて、ネイバー デバイスについて学習します。
このスイッチは、CDP バージョン 1 とバージョン 2 の両方をサポートします。
次の表に、CDP のデフォルト設定を示します。
機能 |
デフォルト設定 |
---|---|
CDP インターフェイス ステート |
イネーブル |
CDP タイマー(パケット更新頻度) |
60 秒 |
CDP ホールドタイム(廃棄までの時間) |
180 秒 |
CDP バージョン 2 アドバタイズ |
イネーブル |
インターフェイスが(no shutdown コマンドを使用して)管理上イネーブルであるが、プロセスによってランタイム時にディセーブルになる場合、そのインターフェイスは error-disabled(err-disabled)ステートです。 たとえば、UDLD が単一方向リンクを検出した場合、インターフェイスはランタイム時にシャットダウンされます。 ただし、インターフェイスは管理上イネーブルなので、インターフェイス ステータスは err-disabled として表示されます。 いったん err-disabled ステートになったインターフェイスは、手動でイネーブルにする必要があります。ただし、自動回復までのタイムアウト値を設定することもできます。err-disabled 検出はすべての原因に対してデフォルトでイネーブルです。自動リカバリはデフォルトでは設定されていません。
インターフェイスが err-disabled ステートにある場合は、エラーに関する情報を見つけるために、errdisable detect cause コマンドを使用します。
time 変数の変更によって起きる特定の err-disabled に対しては自動 error-disabled リカバリ タイムアウトを設定できます。
errdisable recovery cause コマンドを使用すると、300 秒後に自動的にリカバリします。 リカバリ期間を変更するには、errdisable recovery interval コマンドを使用してタイムアウト期間を指定します。 30 ~ 65535 秒を指定できます。
原因に対する err-disabled リカバリをイネーブルにしない場合、インターフェイスは、shutdown および no shutdown コマンドが入力されるまで err-disabled ステートのままです。 原因に対するリカバリをイネーブルにした場合、インターフェイスは err-disabled ステートから抜け出し、すべての原因がタイムアウトになったときに動作を再試行できるようになります。 エラーの原因を表示するには、show interface status err-disabled コマンドを使用します。
さまざまなインターフェイス コマンドを含むポート プロファイルを作成し、そのポート プロファイルを Cisco Nexus デバイスのインターフェイス(複数可)の範囲に適用することができます。 ポート プロファイルは、次のインターフェイス タイプに適用できます。
ポート プロファイルに含まれるコマンドは、ポート プロファイル外に設定できます。 ポート プロファイルの新規設定とポート プロファイル外にある設定が競合する場合、コンフィギュレーション ターミナル モードのインターフェイスに設定されているコマンドがポート プロファイルのコマンドよりもプライオリティが高くなります。 ポート プロファイルがインターフェイスにアタッチされた後でインターフェイスの設定を変更したとき、ポート プロファイルの設定とインターフェイスの設定が競合する場合は、インターフェイスの設定が優先されます。
ポート プロファイルをインターフェイスまたはインターフェイスの範囲にアタッチするとポート プロファイルが継承されます。ポート プロファイルをインターフェイスまたはインターフェイスの範囲にアタッチするか継承すると、スイッチがそのポート プロファイルのすべてのコマンドをインターフェイスに適用します。
1 つのポート プロファイルで別のポート プロファイルから設定を継承できます。 別のポート プロファイルを継承すると、最初のポート プロファイルは、2 番目の継承されたポート プロファイルのコマンドのすべてが最初のポート プロファイルと競合しないと想定できます。 4 つのレベルの継承がサポートされています。 任意の数のポート プロファイルで同じポート プロファイルを継承できます。
ポート プロファイル設定をインターフェイスに適用するには、特定のポート プロファイルをイネーブルにする必要があります。 ポート プロファイルをイネーブルにする前に、インターフェイスの範囲に対してポート プロファイルを設定および継承できます。その後、指定したインターフェイスに反映するために、この設定に対してポート プロファイルをイネーブルにします。
ポート プロファイルをインターフェイスの範囲から削除すると、まずスイッチはインターフェイスから設定を取り消して、ポート プロファイル リンク自体を削除します。 また、ポート プロファイルを削除すると、スイッチによってインターフェイスの設定が確認され、直接入力されたインターフェイス コマンドで無効にされたポート プロファイル コマンドをスキップするか、それらのコマンドをデフォルト値に戻します。
他のポート プロファイルによって継承されたポート プロファイルを削除するには、ポート プロファイルを削除する前に継承を削除する必要があります。
最初にプロファイルを適用したインターフェイスのグループの中から、ポート プロファイルを削除するインターフェイスのサブセットを選択できます。 たとえば、ポート プロファイルを設定し、そのポート プロファイルを継承するよう 10 個のインターフェイスを設定した場合、指定した 10 個のインターフェイスの一部だけからポート プロファイルを削除できます。 ポート プロファイルは、適用されている残りのインターフェイスで引き続き動作します。
インターフェイス コンフィギュレーション モードを使用して指定したインターフェイスの範囲の特定のコンフィギュレーションを削除する場合、そのコンフィギュレーションもそのインターフェイスの範囲のポート プロファイルからのみ削除されます。 たとえば、ポート プロファイル内にチャネル グループがあり、インターフェイス コンフィギュレーション モードでそのポート チャネルを削除する場合、指定したポート チャネルも同様にポート プロファイルから削除されます。
インターフェイスまたはインターフェイスの範囲のポート プロファイルを継承したあとに特定の設定値を削除すると、そのポート プロファイル設定は指定のインターフェイスで動作しなくなります。
ポート プロファイルを誤ったタイプのインターフェイスに適用しようとすると、スイッチからエラーが返されます。
ポート プロファイルをイネーブル、継承、または変更しようとすると、スイッチはチェックポイントを作成します。 ポート プロファイルの設定が失敗すると、スイッチは前の設定にロール バックし、エラーが返されます。 ポート プロファイルは部分的にだけ適用されることはありません。
ポート プロファイル設定時の注意事項と制限事項は次のとおりです。
ポート デバウンス時間は、リンクがダウンしたことをスーパーバイザに通知するためにインターフェイスが待機する時間です。 この時間、インターフェイスはリンクがアップ状態に戻ったかどうかを確認するために待機します。 待機時間は、トラフィックが停止している時間です。
デバウンス タイマーは各インターフェイスに対してイネーブルにでき、ミリ秒単位で遅延時間を指定できます。
注意 |
ポート デバウンス タイマーをイネーブルにすると、リンク アップ検出とリンク ダウン検出に遅延が発生するため、デバウンス期間中にトラフィックが一部損失します。 トラフィックが損失することにより、一部のプロトコルのコンバージェンスおよび再コンバージェンスに影響を及ぼす場合があります。 |
Cisco Nexus デバイス スイッチは、フレームをフラグメント化しません。 その結果、スイッチは異なる最大伝送単位(MTU)が設定された同じレイヤ 2 ドメイン内の 2 個のポートを持てません。 物理イーサネット インターフェイスごとの MTU はサポートされません。 代わりに、MTU は QoS クラスに応じて設定されます。 クラス マップとポリシー マップを設定して、MTU を変更します。
(注) |
インターフェイス設定を表示すると、物理イーサネット インターフェイスのデフォルト MTU は 1500 と表示され、ファイバ チャネル インターフェイスの受信データ フィールド サイズは 2112 と表示されます。 |
デフォルト インターフェイス機能を使用して、イーサネット、ループバック、VLAN ネットワーク、およびポート チャネル インターフェイスなどの物理インターフェイスおよび論理インターフェイスの両方に対する設定済みパラメータを消去できます。
デフォルト インターフェイス機能によって、イーサネット、ループバック、VLAN ネットワーク、およびポート チャネル インターフェイスなどの複数インターフェイスの既存コンフィギュレーションを消去できます。 特定のインターフェイスでのすべてのユーザ コンフィギュレーションは削除されます。 後で削除したコンフィギュレーションを復元できるように、任意でチェックポイントを作成してからインターフェイスのコンフィギュレーションを消去できます。
(注) |
デフォルト インターフェイス機能は管理インターフェイスでサポートされますが、デバイスが到達不能になる可能性があるためお奨めしません。 |
ここでは、次の内容について説明します。
Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)を実行するように設定されているデバイス上のイーサネット インターフェイスには、ノーマル モードまたはアグレッシブ モードの UDLD を設定できます。 インターフェイスの UDLD モードをイネーブルにするには、そのインターフェイスを含むデバイス上で UDLD を事前にイネーブルにしておく必要があります。 UDLD は他方のリンク先のインターフェイスおよびそのデバイスでもイネーブルになっている必要があります。
ノーマル UDLD モードを使用するには、ポートの 1 つをノーマル モードに設定し、他方のポートをノーマル モードまたはアグレッシブ モードに設定する必要があります。 アグレッシブ UDLD モードを使用するには、両方のポートをアグレッシブ モードに設定する必要があります。
(注) |
設定前に、リンクされている他方のポートとそのデバイスの UDLD をイネーブルにしておかなければなりません。 |
次の例は、スイッチの UDLD をイネーブルにする方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# feature udld
次の例は、イーサネット ポートのノーマル UDLD モードをイネーブルにする方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# udld enable
次の例は、イーサネット ポートのアグレッシブ UDLD モードをイネーブルにする方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# udld aggressive
次の例は、イーサネット ポートの UDLD をディセーブルにする例を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# udld disable
次の例は、スイッチの UDLD をディセーブルにする方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# no feature udld
リンク ネゴシエーションをディセーブルにするには、no negotiate auto コマンドを使用します。 デフォルトでは、自動ネゴシエーションは 1 ギガビット ポートでイネーブルであり、10 ギガビット ポートでディセーブルです。
このコマンドは、Cisco IOS の speed non-negotiate コマンドに相当します。
(注) |
ERROR: Ethernet1/40: Configuration does not match the port capability |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interface ethernet slot/port | インターフェイスを選択し、インターフェイス モードを開始します。
|
||
ステップ 3 | switch(config-if)# no negotiate auto | 選択したイーサネット インターフェイス(1 ギガビット ポート)のリンク ネゴシエーションをディセーブルにします。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# negotiate auto | (任意) 選択したイーサネット インターフェイスのリンク ネゴシエーションをイネーブルにします。 1 ギガビット ポートに対するデフォルトはイネーブルです。
|
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/1 switch(config-if)# no negotiate auto switch(config-if)#
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# negotiate auto switch(config-if)#
Cisco Discovery Protocol(CDP)更新の頻度、廃棄するまで情報を保持する期間、およびバージョン 2 アドバタイズメントを送信するかどうかを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# [no] cdp advertise {v1 | v2 } |
(任意) 使用するバージョンを設定して、CDP アドバタイズメントを送信します。 バージョン 2 がデフォルト ステートです。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 3 | switch(config)# [no] cdp format device-id {mac-address | serial-number | system-name} |
(任意) CDP デバイス ID の形式を設定します。 デフォルトはシステム名です。完全修飾ドメイン名で表すことができます。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 4 | switch(config)# [no] cdp holdtime seconds |
(任意) 受信デバイスがユーザのデバイスから送信された情報を破棄せずに保持する時間を指定します。 指定できる範囲は 10 ~ 255 秒です。デフォルトは 180 秒です。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 5 | switch(config)# [no] cdp timer seconds |
(任意) CDP アップデートの送信頻度を秒単位で設定します。 指定できる範囲は 5 ~ 254 です。デフォルトは 60 秒です。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
次の例は、CDP 特性を設定する方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# cdp timer 50 switch(config)# cdp holdtime 120 switch(config)# cdp advertise v2
CDP をイーサネット インターフェイスに対してイネーブルにしたり、ディセーブルにしたりできます。 このプロトコルは、同一リンクの両方のインターフェイスでイネーブルになっている場合にだけ機能します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interface type slot/port |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
||
ステップ 3 | switch(config-if)# cdp enable |
インターフェイスに対して CDP をイネーブルにします。 正常に機能するには、このパラメータが同一リンク上の両方のインターフェイスでイネーブルになっている必要があります。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# no cdp enable |
インターフェイスに対して CDP をディセーブルにします。 |
次に、イーサネット ポートに対して CDP をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# cdp enable
このコマンドは、物理的なイーサネット インターフェイスにしか適用できません。
アプリケーションでの error-disable(err-disabled)検出をイネーブルにできます。 その結果、原因がインターフェイスで検出された場合、インターフェイスは err-disabled ステート(リンクダウン ステートに類似した動作ステート)となります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# errdisable detect cause {all | link-flap | loopback} | インターフェイスを err-disabled ステートにする条件を指定します。 デフォルトはイネーブルです。 |
ステップ 3 | switch(config)# shutdown | インターフェイスを管理的にダウンさせます。 インターフェイスを err-disabled ステートから手動で回復させるには、最初にこのコマンドを入力します。 |
ステップ 4 | switch(config)# no shutdown | インターフェイスを管理的にアップし、err-disabled ステートからインターフェイスを手動で回復できるようにします。 |
ステップ 5 | switch(config)# show interface status err-disabled | err-disabled インターフェイスに関する情報を表示します。 |
ステップ 6 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次の例では、すべての場合で err-disabled 検出をイネーブルにする方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# errdisable detect cause all switch(config)# shutdown switch(config)# no shutdown switch(config)# show interface status err-disabled switch(config)# copy running-config startup-config
アプリケーションを指定してインターフェイスを error-disabled(err-disabled)ステートから抜け出させ、稼働を再試行できます。 回復タイマーを設定しない限り、300 秒後にリトライします(errdisable recovery interval コマンドを参照)。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# errdisable recovery cause {all | udld | bpduguard | link-flap | failed-port-state | pause-rate-limit} | インターフェイスが err-disabled ステートから自動的に回復する条件を指定し、デバイスはインターフェイスのアップを再試行します。 デバイスは 300 秒待機してからリトライします。 デフォルトはディセーブルです。 |
ステップ 3 | switch(config)# show interface status err-disabled | err-disabled インターフェイスに関する情報を表示します。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、すべての条件下で err-disabled リカバリをイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# errdisable recovery cause all switch(config)# show interface status err-disabled switch(config)# copy running-config startup-config
err-disabled リカバリ時間値を設定するには、この手順を使用します。 有効な範囲は 30 ~ 65535 秒です。 デフォルト値は 300 秒です。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | errdisable recovery interval interval |
インターフェイスが err-disabled ステートから回復する間隔を指定します。 有効な範囲は 30 ~ 65535 秒です。 デフォルト値は 300 秒です。 |
ステップ 3 | show interface status err-disabled |
err-disabled インターフェイスに関する情報を表示します。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、すべての条件下で err-disabled リカバリをイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# errdisable recovery interval 32 switch(config)# show interface status err-disabled switch(config)# copy running-config startup-config
スイッチにポート プロファイルを作成できます。 各ポート プロファイルは、インターフェイス タイプにかかわらず、ネットワーク全体で一意の名前を持つ必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | port-profile [type {ethernet | interface-vlan | port channel}] name 例: switch(config)# port-profile type ethernet test switch(config-port-prof)# |
指定されたタイプのインターフェイスのポート プロファイルを作成して命名し、ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | exit 例: switch(config-port-prof)# exit switch(config)# |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 4 | show port-profile 例: switch(config)# show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
ステップ 5 | copy running-config startup-config 例: switch(config)# copy running-config startup-config |
(任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
次に、イーサネット インターフェイスの test という名前のポート プロファイルを作成する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile type ethernet test switch(config-port-prof)#
次に、イーサネット インターフェイスに設定された ppEth という名前のポート プロファイルにインターフェイス コマンドを追加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile ppEth switch(config-port-prof)# switchport mode trunk switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan 300-400 switch(config-port-prof)# flowcontrol receive on switch(config-port-prof)# speed 10000 switch(config-port-prof)#
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードでポート プロファイルを変更できます。
このコマンドの no 形式を使用して、ポート プロファイルからコマンドを削除できます。 ポート プロファイルからコマンドを削除すると、対応するコマンドは、ポート プロファイルにアタッチされているインターフェイスから削除されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | port-profile [type {ethernet | interface-vlan | port channel}] name 例: switch(config)# port-profile type ethernet test switch(config-port-prof)# |
指定されたポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始し、プロファイルの設定を追加または削除します。 |
ステップ 3 | exit 例: switch(config-port-prof)# exit switch(config)# |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 4 | show port-profile 例: switch(config)# show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
ステップ 5 | copy running-config startup-config 例: switch(config)# copy running-config startup-config |
(任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
次に、イーサネット インターフェイスに設定された ppEth という名前のポート プロファイルからコマンドを削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile ppEth switch(config-port-prof)# switchport mode trunk switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan 300-400 switch(config-port-prof)# flowcontrol receive on switch(config-port-prof)# no speed 10000 switch(config-port-prof)#
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | port-profile [type {ethernet | interface-vlan | port channel}] name 例: switch(config)# port-profile type ethernet test switch(config-port-prof)# no shutdown switch(config-port-prof)# |
指定されたポート プロファイルに対して、ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | state enabled name 例: switch(config-port-prof)# state enabled switch(config-port-prof)# |
ポート プロファイルをイネーブルにします。 |
ステップ 4 | exit 例: switch(config-port-prof)# exit switch(config)# |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 5 | show port-profile 例: switch(config)# show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
ステップ 6 | copy running-config startup-config 例: switch(config)# copy running-config startup-config |
(任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
次に、ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始し、ポート プロファイルをイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile type ethernet test switch(config-port-prof)# state enabled switch(config-port-prof)#
ポート プロファイルを既存のポート プロファイルに継承できます。 スイッチは 4 つのレベルの継承をサポートしています。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | port-profile name 例: switch(config)# port-profile test switch(config-port-prof)# |
指定したポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | inherit port-profile name 例: switch(config-port-prof)# inherit port-profile adam switch(config-port-prof)# |
別のポート プロファイルを既存のポート プロファイルに継承します。 元のポート プロファイルは、継承されたポート プロファイルのすべての設定を想定します。 |
ステップ 4 | exit 例: switch(config-port-prof)# exit switch(config)# |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 5 | show port-profile 例: switch(config)# show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
ステップ 6 | copy running-config startup-config 例: switch(config)# copy running-config startup-config |
(任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
次の例では、adam という名前のポート プロファイルを test という名前のポート プロファイルに継承する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile test switch(config-ppm)# inherit port-profile adam switch(config-ppm)#
次に、イーサネット インターフェイスに設定された ppEth という名前のポート プロファイルにインターフェイス コマンドを追加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile ppEth switch(config-port-prof)# switchport mode trunk switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan 300-400 switch(config-port-prof)# flowcontrol receive on switch(config-port-prof)# speed 10000 switch(config-port-prof)#
次に、test という名前の既存のポート プロファイルにイーサネット インターフェイスに設定された ppEth という名前のポート プロファイルを継承する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile test switch(config-port-prof)# inherit port-profile ppEth switch(config-port-prof)#
次に、ppEth という名前のイーサネット インターフェイスに設定されたポート プロファイルをイーサネット インターフェイスの範囲に割り当てる例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/2-5 switch(config-if)# inherit port-profile ppEth switch(config-if)#
次の例では、ppEth という名前の継承されたポート プロファイルを test という名前の既存のポート プロファイルから削除する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile test switch(config-port-prof)# no inherit port-profile ppEth switch(config-port-prof)#
継承されたポート プロファイルを削除できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | port-profile name 例: switch(config)# port-profile test switch(config-port-prof)# |
指定したポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | no inherit port-profile name 例: switch(config-port-prof)# no inherit port-profile adam switch(config-port-prof)# |
このポート プロファイルから継承されたポート プロファイルを削除します。 |
ステップ 4 | exit 例: switch(config-port-prof)# exit switch(config)# |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 5 | show port-profile 例: switch(config)# show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
ステップ 6 | copy running-config startup-config 例: switch(config)# copy running-config startup-config |
(任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
次の例では、adam という名前の継承されたポート プロファイルを test という名前のポート プロファイルから削除する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile test switch(config-ppm)# no inherit port-profile adam switch(config-ppm)#
インターフェイスまたはインターフェイスの範囲にポート プロファイルを割り当てることができます。 すべてのインターフェイスが同じタイプである必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | interface [ethernet slot/port | interface-vlan vlan-id | port-channel number] |
インターフェイスの範囲を選択します。
|
||
ステップ 3 | inherit port-profile name |
選択したインターフェイスに指定されたポート プロファイルを割り当てます。 |
||
ステップ 4 | exit |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
||
ステップ 5 | show port-profile name |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
||
ステップ 6 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、イーサネット インターフェイス 2/3 ~ 2/5、3/2、および 1/20 ~ 1/25 に adam という名前のポート プロファイルを割り当てる例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 2/3 to 2/5, 3/2, and 1/20 to 1/25 switch(config-if)# inherit port-profile adam switch(config-if)# exit switch(config)# show port-profile adam switch(config)# copy running-config startup-config
プロファイルを適用した一部またはすべてのインターフェイスから、ポート プロファイルを削除できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | interface [ethernet slot/port | interface-vlan vlan-id | port-channel number] |
インターフェイスの範囲を選択します。
|
||
ステップ 3 | no inherit port-profile name |
選択されたインターフェイスから指定されたポート プロファイルを削除します。 |
||
ステップ 4 | exit |
ポート プロファイル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
||
ステップ 5 | show port-profile |
(任意) ポート プロファイルの設定を表示します。 |
||
ステップ 6 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
tos がイーサネット インターフェイス 1/3-5 から adam という名前のポート プロファイルを削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/3-5 switch(config-if)# no inherit port-profile adam switch(config-if)# exit switch(config)# show port-profile switch(config)# copy running-config startup-config
次に、ポート プロファイルを設定し、イーサネット インターフェイスのポート プロファイルを継承して、ポート プロファイルをイネーブルにする例を示します。
switch(config)# switch(config)# show running-config interface Ethernet1/14 !Command: show running-config interface Ethernet1/14 !Time: Thu Aug 26 07:01:32 2010 version 5.0(2)N1(1) interface Ethernet1/14 switch(config)# port-profile type ethernet alpha switch(config-port-prof)# switchport mode trunk switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan 10-15 switch(config-port-prof)# switch(config-port-prof)# show running-config port-profile alpha !Command: show running-config port-profile alpha !Time: Thu Aug 26 07:02:29 2010 version 5.0(2)N1(1) port-profile type ethernet alpha switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 10-15 switch(config-port-prof)# int eth 1/14 switch(config-if)# inherit port-profile alpha switch(config-if)# switch(config-if)# port-profile type ethernet alpha switch(config-port-prof)# state enabled switch(config-port-prof)# switch(config-port-prof)# sh running-config interface ethernet 1/14 !Command: show running-config interface Ethernet1/14 !Time: Thu Aug 26 07:03:17 2010 version 5.0(2)N1(1) interface Ethernet1/14 inherit port-profile alpha switch(config-port-prof)# sh running-config interface ethernet 1/14 expand-port-profile !Command: show running-config interface Ethernet1/14 expand-port-profile !Time: Thu Aug 26 07:03:21 2010 version 5.0(2)N1(1) interface Ethernet1/14 switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 10-15 switch(config-port-prof)#
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# default interface int-if [checkpoint name] | インターフェイスの設定を削除しデフォルトの設定を復元します。 int-if の値は次のいずれかです。 checkpoint キーワードを使用して、設定を消し去ってしまう前にインターフェイスの実行コンフィギュレーションを保存します。 |
ステップ 3 | exit |
コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 4 | show interface |
(任意) インターフェイスのステータスと内容を表示します。 |
次に、ロールバック目的で実行コンフィギュレーションのチェックポイントを保存する際にイーサネット インターフェイスの設定を削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# show running-config interface e1/10 !Command: show running-config interface Ethernet1/10 !Time: Tue Jul 2 10:23:50 2013 version 6.0(2)N2(1) interface Ethernet1/10 switchport mode trunk channel-group 1 default interface ethernet 3/1 checkpoint chk1 .......Done switch(config)# show running-config interface e1/10 !Command: show running-config interface Ethernet1/10 !Time: Tue Jul 2 10:24:41 2013 version 6.0(2)N2(1) interface Ethernet1/10 switch(config)#
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# system default switchport | デフォルト インターフェイス モードを設定します。 |
次に、デフォルト インターフェイス モードを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# system default switchport
イーサネット ポートのインターフェイスに関する説明を入力することができます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interface type slot/port |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
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||
ステップ 3 | switch(config-if)# description test |
インターフェイスの説明を指定します。 |
次に、インターフェイスの説明を Server 3 Interface に設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/3 switch(config-if)# description Server 3 Interface
イーサネット インターフェイスは、シャットダウンして再起動することができます。 この操作により、すべてのインターフェイス機能がディセーブル化され、すべてのモニタリング画面でインターフェイスがダウンしているものとしてマークされます。 この情報は、すべてのダイナミック ルーティング プロトコルを通じて、他のネットワーク サーバに伝達されます。 シャットダウンされたインターフェイスは、どのルーティング アップデートにも含まれません。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interface type slot/port |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
||
ステップ 3 | switch(config-if)# shutdown |
インターフェイスをディセーブルにします。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# no shutdown |
インターフェイスを再起動します。 |
次に、イーサネット ポートをディセーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# shutdown
次に、イーサネット インターフェイスを再起動する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# no shutdown
定義済みインターフェイスに関する設定情報を表示するには、次のうちいずれかの手順を実行します。
コマンド |
目的 |
||
---|---|---|---|
switch# show interface type slot/port | 指定したインターフェイスの詳細設定が表示されます。
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switch# show interface type slot/port capabilities | 指定したインターフェイスの機能に関する詳細情報が表示されます。 このオプションは、物理インターフェイスにしか使用できません。
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switch# show interface type slot/port transceiver | 指定したインターフェイスに接続されているトランシーバに関する詳細情報が表示されます。 このオプションは、物理インターフェイスにしか使用できません。
|
||
switch# show interface brief | すべてのインターフェイスのステータスが表示されます。 |
||
switch# show interface debounce | すべてのインターフェイスのデバウンス ステータスが表示されます。 |
||
switch# show interface flowcontrol | すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。 |
||
show port--profile | ポート プロファイルに関する情報を表示します。 |
show interface コマンドは、EXEC モードから呼び出され、インターフェイスの設定を表示します。 引数を入力せずにこのコマンドを実行すると、スイッチ内に設定されたすべてのインターフェイスの情報が表示されます。
次に、物理イーサネット インターフェイスを表示する例を示します。
switch# show interface ethernet 1/1 Ethernet1/1 is up Hardware is 1000/10000 Ethernet, address is 000d.eca3.5f08 (bia 000d.eca3.5f08) MTU 1500 bytes, BW 10000000 Kbit, DLY 10 usec, reliability 255/255, txload 190/255, rxload 192/255 Encapsulation ARPA Port mode is trunk full-duplex, 10 Gb/s, media type is 1/10g Input flow-control is off, output flow-control is off Auto-mdix is turned on Rate mode is dedicated Switchport monitor is off Last clearing of "show interface" counters never 5 minute input rate 942201806 bytes/sec, 14721892 packets/sec 5 minute output rate 935840313 bytes/sec, 14622492 packets/sec Rx 129141483840 input packets 0 unicast packets 129141483847 multicast packets 0 broadcast packets 0 jumbo packets 0 storm suppression packets 8265054965824 bytes 0 No buffer 0 runt 0 Overrun 0 crc 0 Ignored 0 Bad etype drop 0 Bad proto drop Tx 119038487241 output packets 119038487245 multicast packets 0 broadcast packets 0 jumbo packets 7618463256471 bytes 0 output CRC 0 ecc 0 underrun 0 if down drop 0 output error 0 collision 0 deferred 0 late collision 0 lost carrier 0 no carrier 0 babble 0 Rx pause 8031547972 Tx pause 0 reset
次に、物理イーサネットの機能を表示する例を示します。
switch# show interface ethernet 1/1 capabilities
Ethernet1/1
Model: 734510033
Type: 10Gbase-(unknown)
Speed: 1000,10000
Duplex: full
Trunk encap. type: 802.1Q
Channel: yes
Broadcast suppression: percentage(0-100)
Flowcontrol: rx-(off/on),tx-(off/on)
Rate mode: none
QOS scheduling: rx-(6q1t),tx-(1p6q0t)
CoS rewrite: no
ToS rewrite: no
SPAN: yes
UDLD: yes
Link Debounce: yes
Link Debounce Time: yes
MDIX: no
FEX Fabric: yes
次に、物理イーサネット トランシーバを表示する例を示します。
switch# show interface ethernet 1/1 transceiver Ethernet1/1 sfp is present name is CISCO-EXCELIGHT part number is SPP5101SR-C1 revision is A serial number is ECL120901AV nominal bitrate is 10300 MBits/sec Link length supported for 50/125mm fiber is 82 m(s) Link length supported for 62.5/125mm fiber is 26 m(s) cisco id is -- cisco extended id number is 4
次に、インターフェイス ステータスの要約を表示する例を示します(簡潔にするため、一部の出力が削除されています)。
switch# show interface brief -------------------------------------------------------------------------------- Ethernet VLAN Type Mode Status Reason Speed Port Interface Ch # -------------------------------------------------------------------------------- Eth1/1 200 eth trunk up none 10G(D) -- Eth1/2 1 eth trunk up none 10G(D) -- Eth1/3 300 eth access down SFP not inserted 10G(D) -- Eth1/4 300 eth access down SFP not inserted 10G(D) -- Eth1/5 300 eth access down Link not connected 1000(D) -- Eth1/6 20 eth access down Link not connected 10G(D) -- Eth1/7 300 eth access down SFP not inserted 10G(D) -- ...
次に、リンクのデバウンス ステータスを表示する例を示します(簡潔にするため、一部の出力が削除されています)。
switch# show interface debounce -------------------------------------------------------------------------------- Port Debounce time Value(ms) -------------------------------------------------------------------------------- ... Eth1/1 enable 100 Eth1/2 enable 100 Eth1/3 enable 100 ...
次に、CDP ネイバーを表示する例を示します。
(注) |
上の例にあるように、CDP アドバタイズメントのためのデフォルトのデバイス ID フィールドはホスト名とシリアル番号です。 |
switch# show cdp neighbors Capability Codes: R - Router, T - Trans-Bridge, B - Source-Route-Bridge S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater, V - VoIP-Phone, D - Remotely-Managed-Device, s - Supports-STP-Dispute Device ID Local Intrfce Hldtme Capability Platform Port ID d13-dist-1 mgmt0 148 S I WS-C2960-24TC Fas0/9 n5k(FLC12080012) Eth1/5 8 S I s N5K-C5020P-BA Eth1/5
次の表に、すべての物理イーサネット インターフェイスのデフォルト設定を示します。
パラメータ |
デフォルト設定 |
---|---|
デバウンス |
イネーブル、100 ミリ秒 |
デュプレックス |
オート(全二重) |
カプセル化 |
ARPA |
MTU1 |
1500 バイト |
ポート モード |
アクセス |
速度 |
オート(10000) |