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目次
この章の内容は、次のとおりです。
信頼境界は、次のように着信インターフェイスによって実行されます。
すべてのファイバ チャネルおよび仮想ファイバ チャネル インターフェイスは、FCoE システム クラスに自動的に分類されます。
デフォルトでは、すべてのイーサネット インターフェイスは信頼できるインターフェイスです。マーキングが設定されている場合を除き、802.1p CoS および DSCP は保持されます。 CoS および DSCP のデフォルトのキュー マッピングはありません。 これらのマッピングを作成するポリシーを定義し、適用できます。 デフォルトでは、ユーザ定義のポリシーがない場合、すべてのトラフィックがデフォルト キューに割り当てられます。
802.1p CoS 値でタグ付けされていないパケットは、デフォルトのドロップ システム クラスに分類されます。 タグなしパケットがトランク上で送信される場合、このパケットにはデフォルトのタグなし CoS 値 0 がタグ付けされます。
イーサネット インターフェイスまたはポート チャネルのデフォルトのタグなし Cos 値は上書きできます。
イーサネット インターフェイスまたはポート チャネル インターフェイスのデフォルトのタグなし Cos 値を上書きするには、untagged cos cos-value コマンドを使用します。
イーサネットまたはレイヤ 3 インターフェイスまたはポート チャネル インターフェイスのデフォルトのタグなし CoS 値を上書きするには、untagged cos cos-value コマンドを使用します。
システムがタグなし CoS 値を適用しても、QoS は、CoS 値がタグ付けされたシステムに入るパケットと同様に機能します。
出力キューは、ネイティブ ファイバ チャネル インターフェイスに設定できません。 次のように 2 つのキューが使用できます。
Cisco Nexus デバイスには、インターフェイスごとに 128 のマルチキャスト入力キューがあります。 各スイッチには、システム クラスごとに 1 つのキューが割り当てられます。
デフォルトでは、すべてのマルチキャスト イーサネット トラフィックは、デフォルトのドロップ システム クラスに分類されます。 このトラフィックは、1 つのマルチキャスト キューで処理されます。
最適化マルチキャスティングにより、未使用のマルチキャスト キューを使用して、マルチキャスト フレームのスループットを向上させることができます。 最適化マルチキャストがデフォルトのドロップ システム クラスでイネーブルにされると、システムはマルチキャスト トラフィックを処理するため、6 つのキューすべてを使用します。 最適化マルチキャストがデフォルトのドロップ システム クラスでイネーブルにされると、6 つすべてのキューには同等のプライオリティが与えられます。
新しいシステム クラスを定義すると、専用のマルチキャスト キューがこのクラスに割り当てられます。 このキューは、最適化マルチキャスト クラスで利用できるキューのセットから除外されます。
システムは、ブロードキャスト トラフィックまたはマルチキャスト トラフィックを照合するための定義済みのクラス マップを 2 つ備えています。 これらのクラス マップは、ユニキャスト トラフィックとマルチキャスト トラフィックに別々のポリシー マップを作成する場合に便利です。
定義済みのクラス マップは、次のとおりです。
class-all-flood クラス マップは、すべてのブロードキャスト トラフィック、マルチキャスト トラフィック、および未知のユニキャスト トラフィックを(すべての Cos 値で)照合します。 class-all-flood クラス マップでポリシー マップを設定した場合、システムはこのトラフィックに利用できるすべてのマルチキャスト キューを自動的に使用します。
class-ip-multicast クラス マップは、すべての IP マルチキャスト トラフィックを照合します。 このクラス マップに設定されたポリシー オプションが、すべてのイーサネット CoS 値でトラフィックに適用されます。 たとえば、このクラスの最適化マルチキャストをイネーブルにすると、IP マルチキャスト トラフィックはすべての CoS 値で最適化されます。
(注) |
これら定義済みのクラス マップのいずれかを no-drop クラスとして設定すると、プライオリティ フロー制御機能がすべてのイーサネット CoS 値に適用されます。 この設定では、ポーズがユニキャスト トラフィックおよびマルチキャスト トラフィックに適用されます。 |
802.1p CoS 値でタグ付けされていない着信パケットは、デフォルトのタグなし CoS 値(0)に割り当てられます(これはデフォルトのイーサネット ドロップ システム クラスにマッピングされます)。 イーサネットまたは EtherChannel インターフェイスのデフォルトのタグなし Cos 値は上書きできます。
レイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスにフロー制御を設定できます。 レイヤ 3 インターフェイスを設定するには、no switchport コマンドを使用します。
Cisco Nexus デバイスでは、同じインターフェイスに QoS タイプのポリシー マップおよびタグなし CoS を設定できます。
次に、インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 4 を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/2 switch(config-if)# untagged cos 4
次に、レイヤ 3 インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 3を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if) no switchport switch(config-if)# untagged cos 3 switch(config-if)#
入力 qos ポリシーは、イーサネット インターフェイスの着信トラフィックに適用される分類用のサービス ポリシーです。 type queuing の場合、出力ポリシーは、指定されたクラスに一致するすべての発信トラフィックに適用されます。 インターフェイスまたは EtherChannel で入力キューイング ポリシーを設定すると、スイッチは DCBX プロトコルを使用して設定データをアダプタに送信します。
(注) |
type qos ポリシーは、Cisco Nexus デバイス インターフェイスおよび Cisco Nexus ファブリック エクステンダ インターフェイスだけでアクティブにできます。 ファブリック エクステンダ ファブリック インターフェイスまたはファブリック エクステンダ ファブリック EtherChannel インターフェイスでは、Cisco NX-OS CLI で設定を拒否しなくても type qos ポリシーは使用されません。 ハードウェア リソースを浪費しないために、ファブリック エクステンダ ファブリック インターフェイスまたは ファブリック エクステンダ ファブリック EtherChannel インターフェイスで type qos ポリシー マップを設定しないことを推奨します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
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ステップ 1 | switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します |
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ステップ 2 | switch(config)# interface {ethernet [chassis/]slot/port | port-channel channel-number} |
指定したインターフェイスの設定モードを入力します。
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ステップ 3 | switch(config-if)# service-policy [type {qos | queuing}] [input | output]policy-name |
ポリシー マップをシステムのサービス ポリシーとして使用するよう指定します。 2 つのポリシー マップ コンフィギュレーション モードがあります。
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ステップ 4 | switch(config-if)# service-policy input policy-name |
インターフェイスにポリシー マップを適用します。
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次の例は、イーサネット インターフェイスにポリシーを適用する方法を示しています。
switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# service-policy type qos input policy1
レイヤ 3 インターフェイスのサービス ポリシーを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# interface ethernet slot/port |
指定したインターフェイスの設定モードを入力します。
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||
ステップ 3 | switch(config-if)# no switchport |
レイヤ 3 インターフェイスを選択します。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# service-policy [type {qos | queuing} [input | output]policy-name |
ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスのサービス ポリシーとして使用するように指定します。 2 つのポリシー マップ コンフィギュレーション モードがあります。
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次に、キューイング ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# service-policy type queuing output my_output_q_policy switch(config-if)#
次に、入力 qos ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに付加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# service-policy type qos input my_input_qos_policy switch(config-if)#
重み付けラウンドロビン(WRR)の重み付けをインターフェイス データ レートの割合(%)として出力キューに割り当てることにより、ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィックに割り当てられた帯域幅を変更できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# interface ethernet slot/port |
指定されたインターフェイスのコンフィギュレーション モードを開始します。
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ステップ 3 | switch(config-if)# wrr unicast-bandwidth percentage-value |
ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィックに割り当てられたトラフィック輻輳時の帯域幅を変更します。 帯域幅値のパーセンテージ範囲は 0 ~ 100% です。 |
次に、キューイング ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# wrr unicast-bandwidth 75 switch(config-if)#
設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
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show class-map |
スイッチで定義されたクラス マップを表示します。 |
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show policy-map [name] |
スイッチで定義されたポリシー マップを表示します。 指定したポリシーだけを表示することもできます。 |
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show policy-map interface [interface number] |
1 つまたはすべてのインターフェイスのポリシー マップ設定を表示します。 |
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show queuing interface [interface slot/\port] |
キューの設定および統計情報を表示します。
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show interface flowcontrol [module numbef ] |
すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。 |
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show interface [interface slot/port] priority-flow-control [module number] |
指定されたインターフェイスのプライオリティ フロー制御詳細を表示します。
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show interface untagged-cos [module number] |
すべてのインターフェイスのタグなし CoS 値を表示します。 |
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running-config ipqos |
QoS の実行コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
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startup-config ipqos |
QoS のスタートアップ コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
目次
この章の内容は、次のとおりです。
信頼境界
信頼境界は、次のように着信インターフェイスによって実行されます。
すべてのファイバ チャネルおよび仮想ファイバ チャネル インターフェイスは、FCoE システム クラスに自動的に分類されます。
デフォルトでは、すべてのイーサネット インターフェイスは信頼できるインターフェイスです。マーキングが設定されている場合を除き、802.1p CoS および DSCP は保持されます。 CoS および DSCP のデフォルトのキュー マッピングはありません。 これらのマッピングを作成するポリシーを定義し、適用できます。 デフォルトでは、ユーザ定義のポリシーがない場合、すべてのトラフィックがデフォルト キューに割り当てられます。
802.1p CoS 値でタグ付けされていないパケットは、デフォルトのドロップ システム クラスに分類されます。 タグなしパケットがトランク上で送信される場合、このパケットにはデフォルトのタグなし CoS 値 0 がタグ付けされます。
イーサネット インターフェイスまたはポート チャネルのデフォルトのタグなし Cos 値は上書きできます。
イーサネット インターフェイスまたはポート チャネル インターフェイスのデフォルトのタグなし Cos 値を上書きするには、untagged cos cos-value コマンドを使用します。
イーサネットまたはレイヤ 3 インターフェイスまたはポート チャネル インターフェイスのデフォルトのタグなし CoS 値を上書きするには、untagged cos cos-value コマンドを使用します。
システムがタグなし CoS 値を適用しても、QoS は、CoS 値がタグ付けされたシステムに入るパケットと同様に機能します。
マルチキャスト トラフィックの QoS
Cisco Nexus デバイスには、インターフェイスごとに 128 のマルチキャスト入力キューがあります。 各スイッチには、システム クラスごとに 1 つのキューが割り当てられます。
デフォルトでは、すべてのマルチキャスト イーサネット トラフィックは、デフォルトのドロップ システム クラスに分類されます。 このトラフィックは、1 つのマルチキャスト キューで処理されます。
最適化マルチキャスティングにより、未使用のマルチキャスト キューを使用して、マルチキャスト フレームのスループットを向上させることができます。 最適化マルチキャストがデフォルトのドロップ システム クラスでイネーブルにされると、システムはマルチキャスト トラフィックを処理するため、6 つのキューすべてを使用します。 最適化マルチキャストがデフォルトのドロップ システム クラスでイネーブルにされると、6 つすべてのキューには同等のプライオリティが与えられます。
新しいシステム クラスを定義すると、専用のマルチキャスト キューがこのクラスに割り当てられます。 このキューは、最適化マルチキャスト クラスで利用できるキューのセットから除外されます。
システムは、ブロードキャスト トラフィックまたはマルチキャスト トラフィックを照合するための定義済みのクラス マップを 2 つ備えています。 これらのクラス マップは、ユニキャスト トラフィックとマルチキャスト トラフィックに別々のポリシー マップを作成する場合に便利です。
定義済みのクラス マップは、次のとおりです。
- class-all-flood
class-all-flood クラス マップは、すべてのブロードキャスト トラフィック、マルチキャスト トラフィック、および未知のユニキャスト トラフィックを(すべての Cos 値で)照合します。 class-all-flood クラス マップでポリシー マップを設定した場合、システムはこのトラフィックに利用できるすべてのマルチキャスト キューを自動的に使用します。
- class-ip-multicast
class-ip-multicast クラス マップは、すべての IP マルチキャスト トラフィックを照合します。 このクラス マップに設定されたポリシー オプションが、すべてのイーサネット CoS 値でトラフィックに適用されます。 たとえば、このクラスの最適化マルチキャストをイネーブルにすると、IP マルチキャスト トラフィックはすべての CoS 値で最適化されます。
(注)
これら定義済みのクラス マップのいずれかを no-drop クラスとして設定すると、プライオリティ フロー制御機能がすべてのイーサネット CoS 値に適用されます。 この設定では、ポーズがユニキャスト トラフィックおよびマルチキャスト トラフィックに適用されます。
タグなし CoS の設定
手順802.1p CoS 値でタグ付けされていない着信パケットは、デフォルトのタグなし CoS 値(0)に割り当てられます(これはデフォルトのイーサネット ドロップ システム クラスにマッピングされます)。 イーサネットまたは EtherChannel インターフェイスのデフォルトのタグなし Cos 値は上書きできます。
レイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスにフロー制御を設定できます。 レイヤ 3 インターフェイスを設定するには、no switchport コマンドを使用します。
Cisco Nexus デバイスでは、同じインターフェイスに QoS タイプのポリシー マップおよびタグなし CoS を設定できます。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 switch(config)# interface {ethernet [chassis/]slot/port | port-channel channel-number}
指定されたインターフェイスまたはポート チャネルの設定モードを入力します。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
ステップ 3 switch(config-if)# no switchport
(任意) レイヤ 3 インターフェイスを選択します。
ステップ 4 switch(config-if)# untagged cos cos-value
タグなし CoS 値を設定します。 指定できる値は 1 ~ 7 です。
次に、インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 4 を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/2 switch(config-if)# untagged cos 4次に、レイヤ 3 インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 3を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if) no switchport switch(config-if)# untagged cos 3 switch(config-if)#インターフェイス サービス ポリシーの設定
手順入力 qos ポリシーは、イーサネット インターフェイスの着信トラフィックに適用される分類用のサービス ポリシーです。 type queuing の場合、出力ポリシーは、指定されたクラスに一致するすべての発信トラフィックに適用されます。 インターフェイスまたは EtherChannel で入力キューイング ポリシーを設定すると、スイッチは DCBX プロトコルを使用して設定データをアダプタに送信します。
(注)
type qos ポリシーは、Cisco Nexus デバイス インターフェイスおよび Cisco Nexus ファブリック エクステンダ インターフェイスだけでアクティブにできます。 ファブリック エクステンダ ファブリック インターフェイスまたはファブリック エクステンダ ファブリック EtherChannel インターフェイスでは、Cisco NX-OS CLI で設定を拒否しなくても type qos ポリシーは使用されません。
ハードウェア リソースを浪費しないために、ファブリック エクステンダ ファブリック インターフェイスまたは ファブリック エクステンダ ファブリック EtherChannel インターフェイスで type qos ポリシー マップを設定しないことを推奨します。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します
ステップ 2 switch(config)# interface {ethernet [chassis/]slot/port | port-channel channel-number}
指定したインターフェイスの設定モードを入力します。
(注) ポート チャネルのサービス ポリシーはすべてのメンバー インターフェイスに適用されます。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
ステップ 3 switch(config-if)# service-policy [type {qos | queuing}] [input | output]policy-name
ポリシー マップをシステムのサービス ポリシーとして使用するよう指定します。 2 つのポリシー マップ コンフィギュレーション モードがあります。
(注) input キーワードは、そのポリシー マップがインターフェイスの受信トラフィックに適用されることを示します。 output キーワードは、そのポリシー マップがインターフェイスの送信トラフィックに適用されることを示します。 qos ポリシーには input だけを、queuing ポリシーには input と output の両方を適用できます。
ステップ 4 switch(config-if)# service-policy input policy-name
インターフェイスにポリシー マップを適用します。
(注) 制約事項として、システム type qos ポリシーは、インターフェイスや EtherChannel に適用される type qos ポリシーと同じものにできません。
レイヤ 3 インターフェイスのサービス ポリシーの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 switch(config)# interface ethernet slot/port
指定したインターフェイスの設定モードを入力します。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
ステップ 3 switch(config-if)# no switchport
レイヤ 3 インターフェイスを選択します。
ステップ 4 switch(config-if)# service-policy [type {qos | queuing} [input | output]policy-name
ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスのサービス ポリシーとして使用するように指定します。 2 つのポリシー マップ コンフィギュレーション モードがあります。
(注) input キーワードは、そのポリシー マップがインターフェイスの受信トラフィックに適用されることを示します。 output キーワードは、そのポリシー マップがインターフェイスの送信トラフィックに適用されることを示します。 qos ポリシーには input だけを、queuing ポリシーには input と output の両方を適用できます。
次に、キューイング ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# service-policy type queuing output my_output_q_policy switch(config-if)#次に、入力 qos ポリシー マップをレイヤ 3 インターフェイスに付加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# service-policy type qos input my_input_qos_policy switch(config-if)#ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィックに割り当てられた帯域幅の変更
手順重み付けラウンドロビン(WRR)の重み付けをインターフェイス データ レートの割合(%)として出力キューに割り当てることにより、ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィックに割り当てられた帯域幅を変更できます。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch# configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 switch(config)# interface ethernet slot/port
指定されたインターフェイスのコンフィギュレーション モードを開始します。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
ステップ 3 switch(config-if)# wrr unicast-bandwidth percentage-value
ユニキャストおよびマルチキャスト トラフィックに割り当てられたトラフィック輻輳時の帯域幅を変更します。 帯域幅値のパーセンテージ範囲は 0 ~ 100% です。
インターフェイス QoS 設定の確認
設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
コマンド
目的
show class-map
スイッチで定義されたクラス マップを表示します。
show policy-map [name]
スイッチで定義されたポリシー マップを表示します。 指定したポリシーだけを表示することもできます。
show policy-map interface [interface number]
1 つまたはすべてのインターフェイスのポリシー マップ設定を表示します。
show queuing interface [interface slot/\port]
キューの設定および統計情報を表示します。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
show interface flowcontrol [module numbef ]
すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。
show interface [interface slot/port] priority-flow-control [module number]
指定されたインターフェイスのプライオリティ フロー制御詳細を表示します。
(注) これが 10G ブレークアウト ポートの場合、slot/port 構文は slot/QSFP-module/port になります。
show interface untagged-cos [module number]
すべてのインターフェイスのタグなし CoS 値を表示します。
running-config ipqos
QoS の実行コンフィギュレーションに関する情報を表示します。
startup-config ipqos
QoS のスタートアップ コンフィギュレーションに関する情報を表示します。