The documentation set for this product strives to use bias-free language. For the purposes of this documentation set, bias-free is defined as language that does not imply discrimination based on age, disability, gender, racial identity, ethnic identity, sexual orientation, socioeconomic status, and intersectionality. Exceptions may be present in the documentation due to language that is hardcoded in the user interfaces of the product software, language used based on RFP documentation, or language that is used by a referenced third-party product. Learn more about how Cisco is using Inclusive Language.
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。 あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
ポート チャネルは、最大 32 の個別インターフェイスを 1 つのグループに集約して、帯域幅と冗長性の向上を実現します。 これらの集約された各物理インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングも行います。 ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。
互換性のあるインターフェイスをバンドルすることにより、ポート チャネルを作成します。 スタティック ポート チャネル、またはリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)を実行するポート チャネルを設定および実行できます。
変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのメンバ インターフェイスにもそれぞれ変更が適用されます。 たとえば、スパニングツリー プロトコル(STP)パラメータをポート チャネルに設定すると、Cisco NX-OS はこれらのパラメータをポート チャネルのそれぞれのインターフェイスに適用します。
プロトコルが関連付けられていない場合でもスタティック ポート チャネルを使用して設定を簡略化できます。 より効率的にポート チャネルを使用するには、IEEE 802.3ad に規定されているリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)を使用します。 LACP を使用すると、リンクによってプロトコル パケットが渡されます。
Cisco NX-OS は、ポート チャネルを使用して、広い帯域幅、冗長性、チャネル全体のロードバランシングを実現します。
最大 16 のポートを 1 つのスタティック ポート チャネルに集約するか、またはリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)をイネーブルにできます。 LACP でポート チャネルを設定する場合、スタティック ポート チャネルを設定する場合とは若干異なる手順が必要です。
![]() (注) |
Cisco NX-OS はポート チャネルのポート集約プロトコル(PAgP)をサポートしません。 |
ポート チャネルは、個別リンクをまとめて 1 つのチャネル グループに入れ、最大 16 の物理リンクの帯域幅を集約した単一の論理リンクを作ります。 ポート チャネル内のメンバ ポートに障害が発生すると、障害が発生したリンクで伝送されていたトラフィックはポート チャネル内のその他のメンバ ポートに切り替わります。
各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。 ポート チャネル内のすべてのポートは互換性がなければなりません。つまり、回線速度が同じで、全二重モードで動作する必要があります。 スタティック ポート チャネルを LACP なしで稼働すると、個々のリンクがすべて on チャネル モードで動作します。このモードを変更するには、LACP をイネーブルにする必要があります。
![]() (注) |
チャネル モードを、on から active、または on から passive に変更することはできません。 |
ポート チャネル インターフェイスを作成すると、ポート チャネルを直接作成できます。またはチャネル グループを作成して個別ポートをバンドルに集約させることができます。 インターフェイスをチャネル グループに関連付けると、ポート チャネルがまだ存在していない場合は、対応するポート チャネルが Cisco NX-OS によって自動的に作成されます。 最初にポート チャネルを作成することもできます。 このインスタンスで、Cisco NX-OS は、ポート チャネルと同じチャネル番号で空のチャネル グループを作成し、デフォルトの設定を採用します。
![]() (注) |
少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、そのポートのステータスがチャネリングであれば、ポート チャネルはアップしています。 メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。 |
ポート チャネル グループにインターフェイスを追加すると、Cisco NX-OS は、特定のインターフェイス属性をチェックし、そのインターフェイスがチャネル グループと互換性があることを確認します。 また Cisco NX-OS は、インターフェイスがポート チャネル集約に参加することを許可する前に、そのインターフェイスの多数の動作属性もチェックします。
互換性チェックの対象となる動作属性は次のとおりです。
Cisco NX-OS で使用される互換性チェックの全リストを表示するには、show port-channel compatibility-parameters コマンドを使用します。
チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。 また、チャネル モードを active または passive に設定したインターフェイスだけを、LACP を実行するポート チャネルに追加できます。 これらの属性は個別のメンバ ポートに設定できます。
インターフェイスがポート チャネルに参加すると、次の個々のパラメータは、ポート チャネルの値に置き換えられます。
インターフェイスがポート チャネルに参加しても、次に示すインターフェイス パラメータは影響を受けません。
channel-group force コマンドを入力して、ポートのチャネル グループへの強制追加をイネーブルにした後、次の 2 つの状態が発生します。
Cisco NX-OS は、ポート チャネルを構成するすべての動作中インターフェイス間でトラフィックのロード バランスを実現します。フレーム内のアドレスから生成されたバイナリ パターンの一部を数値に圧縮変換し、それを使用してチャネル内の 1 つのリンクを選択することによってロードバランシングを行います。 ポート チャネルはデフォルトでロードバランシングを行います。また、基本設定では、次の基準によってリンクを選択します。
![]() (注) |
レイヤ 4 フレームの場合、送信元ポートと宛先ポート番号を含めるオプションがあります。 |
次のいずれかの方法(詳細については次の表を参照)を使用してポート チャネル全体をロード バランシングするようにスイッチを設定できます。
設定 |
レイヤ 2 基準 |
レイヤ 3 基準 |
レイヤ 4 基準 |
---|---|---|---|
宛先 MAC |
宛先 MAC |
宛先 MAC |
宛先 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
宛先 IP |
宛先 MAC |
宛先 MAC、宛先 IP |
宛先 MAC、宛先 IP |
送信元 IP |
送信元 MAC |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
宛先 TCP/UDP ポート |
宛先 MAC |
宛先 MAC、宛先 IP |
宛先 MAC、宛先 IP、宛先ポート |
送信元 TCP/UDP ポート |
送信元 MAC |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元 MAC、送信元 IP、送信元ポート |
送信元および宛先 TCP/UDP ポート |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート |
使用する設定で最多の種類のロード バランス条件を提供するオプションを使用してください。 たとえば、ポート チャネルのトラフィックが 1 つの MAC アドレスにだけ送られ、ポート チャネルのロードバランシングの基準としてその宛先 MAC アドレスが使用されている場合、ポート チャネルでは常にそのポート チャネルの同じリンクが選択されます。したがって、送信元アドレスまたは IP アドレスを使用すると、結果的により優れたロードバランシングが得られることになります。
![]() (注) |
LACP 機能を設定して使用する前に、LACP 機能をイネーブルにする必要があります。 |
次の図に、個別リンクを LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込み、個別リンクとして機能させる方法を示します。
スタティック ポート チャネルと同様に、LACP を使用すると、チャネル グループに最大 16 のインターフェイスをバンドルできます。
![]() (注) |
ポート チャネルを削除すると、Cisco NX-OS は関連付けられたチャネル グループを自動的に削除します。 すべてのメンバ インターフェイスは以前の設定に戻ります。 |
LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。
LACP では次のパラメータを使用します。
![]() (注) |
LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。 |
ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。 プロトコルを使用せずにスタティック ポート チャネルを実行すると、チャネル モードは常に on に設定されます。 デバイス上で LACP をグローバルにイネーブルにした後、各チャネルの LACP をイネーブルにします。それには、各インターフェイスのチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP チャネル グループを構成する個々のリンクについて、どちらかのチャネル モードを設定できます。
![]() (注) |
active または passive のチャネル モードで、個々のインターフェイスを設定するには、まず、LACP をグローバルにイネーブルにする必要があります。 |
次の表に、各チャネル モードについて説明します。
チャネル モード |
説明 |
---|---|
passive |
ポートをパッシブなネゴシエーション状態にする LACP モード。この状態では、ポートは受信した LACP パケットに応答はしますが、LACP ネゴシエーションを開始することはありません。 |
active |
LACP モード。ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは LACP パケットを送信して、他のポートとのネゴシエーションを開始します。 |
on |
すべてのスタティック ポート チャネル、つまり LACP を稼働していないポート チャネルは、このモードのままになります。 LACP をイネーブルにする前にチャネル モードを active または passive に変更しようとすると、デバイスがエラー メッセージを返します。 チャネルで LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスでチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP は、on 状態のインターフェイスとネゴシエートする場合、LACP パケットを受信しないため、そのインターフェイスと個別のリンクを形成します。つまり、LACP チャネル グループには参加しません。 |
passive および active の両モードでは、LACP は、ポート間でネゴシエートし、ポート速度やトランキング ステートなどの基準に基づいて、ポート チャネルを形成可能かどうかを決定できます。 passive モードは、リモート システム、つまり、パートナーが、LACP をサポートしているかどうかが不明な場合に便利です。
ポートは、異なる LACP モードであっても、それらのモード間で互換性があれば、LACP ポート チャネルを形成できます。次に、LACP ポート チャネルのモードの組み合わせの例を示します。
ポート チャネルを使用すると、リンク障害またはロード バランシング動作によって、データ トラフィックが動的に再配信されます。 LACP では、マーカー プロトコルを使用して、こうした再配信によってフレームが重複したり順序が変わったりしないようにします。 Cisco NX-OS は、マーカー レスポンダだけをサポートしています。
次の表に、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの主な相違点の簡単な概要を説明します。
構成 |
LACP がイネーブルにされた EtherChannel |
スタティック EtherChannel |
---|---|---|
適用されるプロトコル |
グローバルにイネーブル化 |
該当なし |
リンクのチャネル モード |
次のいずれか。 |
on モードのみ |
チャネルを構成する最大リンク数 |
16 |
16 |
ポート チャネルは、同様のポートを集約し、単一の管理可能なインターフェイスの帯域幅を増加させます。 MinLink 機能を使用すると、ポート チャネルがダウンする前に停止する必要がある LACP バンドルからのインターフェイスの最小数を定義できます。
LACP ポート チャネルの MinLink 機能は次の処理を実行します。
![]() (注) |
MinLink 機能は、LACP ポート チャネルだけで動作します。 デバイスでは非 LACP ポート チャネルでこの機能を設定できますが、機能は動作しません。 |
チャネル グループを作成する前に、ポート チャネルを作成します。 Cisco NX-OS は、対応するチャネル グループを自動的に作成します。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次の例は、ポート チャネルの作成方法を示しています。
switch# configure terminal switch (config)# interface port-channel 1
新規のチャネル グループ、または他のポートがすでに属しているチャネル グループにポートを追加できます。 Cisco NX-OS では、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルがなければ作成されます。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 をチャネル グループ 1 に追加する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# switchport mode trunk switch(config-if)# channel-group 1
デバイス全体に適用される、ポート チャネル用のロードバランシング アルゴリズムを設定できます。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次に、ポート チャネルの送信元 IP ロードバランシングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# port-channel load-balance ethernet source-ip
スイッチのいずれのポートにある入力マルチキャスト トラフィックでも、デフォルトで、特定のポート チャネル メンバが選択され、トラフィックが出力されます。 潜在的な帯域幅の問題を減らし、入力マルチキャスト トラフィックの効率的なロードバランシングを提供するために、マルチキャスト トラフィックにハードウェア ハッシュを設定できます。 ハードウェア ハッシュをイネーブルにするには、hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。 デフォルトに戻すには、no hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。
次に、ポート チャネルでハードウェア ハッシュを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface port-channel 21
switch(config-if)# hardware multicast hw-hash
次に、ポート チャネルからハードウェア ハッシュを削除する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface port-channel 21
switch(config-if)# no hardware multicast hw-hash
LACP はデフォルトではディセーブルです。LACP の設定を開始するには、LACP をイネーブルにする必要があります。 LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。
LACP は、LAN ポート グループの機能を動的に学習し、残りの LAN ポートに通知します。 LACP は、正確に一致しているイーサネット リンクを識別すると、これらのリンクを 1 つのポート チャネルとして容易にまとめます。 次に、ポート チャネルは単一ブリッジ ポートとしてスパニングツリーに追加されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# feature lacp |
スイッチ上で LACP をイネーブルにします。 |
ステップ 3 | switch(config)# show feature |
(任意) イネーブルにされた機能を表示します。 |
次に、LACP をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# feature lacp
LACP ポート チャネルのそれぞれのリンクのチャネル モードを active または passive に設定できます。 このチャネル コンフィギュレーション モードを使用すると、リンクは LACP で動作可能になります。
関連するプロトコルを使用せずにポート チャネルを設定すると、リンク両端のすべてのインターフェイスは on チャネル モードを維持します。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、チャネル グループ 5 のイーサネット インターフェイス 1/4 で、LACP がイネーブルなインターフェイスを active ポート チャネル モードに設定する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# channel-group 5 mode active
次に、強制的にチャネル グループ 5 にインターフェイスを追加する例を示します。
switch(config)# interface ethernet 1/1 switch(config-if)# channel-group 5 force switch(config-if)#
MinLink 機能は、LACP ポート チャネルだけで動作します。 デバイスでは非 LACP ポート チャネルでこの機能を設定できますが、機能は動作しません。
シスコでは、ポート チャネルの一端にだけ MinLink 機能を設定することを推奨します。 ポート チャネルの両側に lacp min-links コマンドを設定すると、リンク フラッピングが発生する可能性があります。
次に、モジュール 3 のポート チャネル インターフェイスの最小数を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config) # interface port-channel 3 switch(config-if) # lacp min-links 3 switch(config-if) #
LACP タイム アウト期間を変更するには、LACP タイマー レートを変更します。 LACP をサポートするインターフェイスに LACP 制御パケットが送信されるレートを設定するには、lacp rate コマンドを使用します。 デフォルト レート(30 秒)から高速レート(1 秒)にタイムアウト レートを変更できます。 このコマンドは、LACP 対応インターフェイスだけでサポートされます。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP 高速レートを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp rate fast
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP のデフォルト レート(30 秒)を復元する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# no lacp rate fast
LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、LACP システム プライオリティを 2500 に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# lacp system-priority 2500
ポート プライオリティに LACP ポート チャネルの各リンクを設定できます。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP ポート プライオリティを 40000 に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp port priority 40000
ポート チャネルの設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。
コマンド |
目的 |
---|---|
switch# show interface port-channel channel-number | ポート チャネル インターフェイスのステータスを表示します。 |
switch# show feature | イネーブルにされた機能を表示します。 |
switch# show resource | システムで現在使用可能なリソースの数を表示します。 |
switch# show lacp {counters | interface type slot/port | neighbor | port-channel | system-identifier} | LACP 情報を表示します。 |
switch# show port-channel compatibility-parameters | ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。 |
switch# show port-channel database [interface port-channel channel-number] | 1 つ以上のポート チャネル インターフェイスの集約状態を表示します。 |
switch# show port-channel summary | ポート チャネル インターフェイスの概要を表示します。 |
switch# show port-channel traffic | ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。 |
switch# show port-channel usage | 使用済みおよび未使用のチャネル番号の範囲を表示します。 |
switch# show port-channel database | 現在実行中のポート チャネル機能に関する情報を表示します。 |
switch# show port-channel load-balance | ポート チャネルを使用したロードバランシングに関する情報を表示します。 |
![]() (注) |
ポート チャネルのポートが 1 つだけの場合など、特定のトラフィック フローはハッシュ対象ではありません。 |
ロードバランシングの発信ポート ID を表示するには、次の表に示すタスクの 1 つを実行します。
コマンド |
目的 |
---|---|
switch# show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel port-channel-id vlan vlan-id dst-ip src-ip dst-mac src-mac l4-src-port port-id l4-dst-port port-id
|
発信ポート ID を表示します。 |
次に、短い port-channel load-balance コマンドの出力例を示します。
switch#show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel 10 vlan 1 dst-ip 1.225.225.225 src-ip 1.1.10.10 src-mac aa:bb:cc:dd:ee:ff l4-src-port 0 l4-dst-port 1
Missing params will be substituted by 0's. Load-balance Algorithm on switch: source-dest-port crc8_hash: 204 Outgoing port id: Ehernet1/1 Param(s) used to calculate load-balance:dst-port: 1
src-port: 0
dst-ip: 1.225.225.225
src-ip: 1.1.10.10
dst-mac: 0000.0000.0000
src-mac: aabb.ccdd.eeff
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
最小リンク |
5.0(3)U3(1) |
最小リンク機能の設定および使用に関する情報を追加しました。 |