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目次
この章の内容は、次のとおりです。
ポート チャネルは、最大 32 の個別インターフェイスを 1 つのグループに集約して、帯域幅と冗長性の向上を実現します。 これらの集約された各物理インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングも行います。 ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。
互換性のあるインターフェイスをバンドルすることにより、ポート チャネルを作成します。 スタティック ポート チャネル、またはリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)を実行するポート チャネルを設定および実行できます。
変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのメンバ インターフェイスにもそれぞれ変更が適用されます。 たとえば、スパニングツリー プロトコル(STP)パラメータをポート チャネルに設定すると、Cisco NX-OS はこれらのパラメータをポート チャネルのそれぞれのインターフェイスに適用します。
プロトコルが関連付けられていない場合でもスタティック ポート チャネルを使用して設定を簡略化できます。 より効率的にポート チャネルを使用するには、IEEE 802.3ad に規定されているリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)を使用します。 LACP を使用すると、リンクによってプロトコル パケットが渡されます。
Cisco NX-OS は、ポート チャネルを使用して、広い帯域幅、冗長性、チャネル全体のロードバランシングを実現します。
最大 16 のポートを 1 つのスタティック ポート チャネルに集約するか、またはリンク アグリゲーション制御プロトコル(LACP)をイネーブルにできます。 LACP でポート チャネルを設定する場合、スタティック ポート チャネルを設定する場合とは若干異なる手順が必要です。
![]() (注) |
Cisco NX-OS はポート チャネルのポート集約プロトコル(PAgP)をサポートしません。 |
ポート チャネルは、個別リンクをまとめて 1 つのチャネル グループに入れ、最大 16 の物理リンクの帯域幅を集約した単一の論理リンクを作ります。 ポート チャネル内のメンバ ポートに障害が発生すると、障害が発生したリンクで伝送されていたトラフィックはポート チャネル内のその他のメンバ ポートに切り替わります。
各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。 ポート チャネル内のすべてのポートは互換性がなければなりません。つまり、回線速度が同じで、全二重モードで動作する必要があります。 スタティック ポート チャネルを LACP なしで稼働すると、個々のリンクがすべて on チャネル モードで動作します。このモードを変更するには、LACP をイネーブルにする必要があります。
![]() (注) |
チャネル モードを、on から active、または on から passive に変更することはできません。 |
ポート チャネル インターフェイスを作成すると、ポート チャネルを直接作成できます。またはチャネル グループを作成して個別ポートをバンドルに集約させることができます。 インターフェイスをチャネル グループに関連付けると、ポート チャネルがまだ存在していない場合は、対応するポート チャネルが Cisco NX-OS によって自動的に作成されます。 最初にポート チャネルを作成することもできます。 このインスタンスで、Cisco NX-OS は、ポート チャネルと同じチャネル番号で空のチャネル グループを作成し、デフォルトの設定を採用します。
![]() (注) |
少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、そのポートのステータスがチャネリングであれば、ポート チャネルはアップしています。 メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。 |
ポート チャネル グループにインターフェイスを追加すると、Cisco NX-OS は、特定のインターフェイス属性をチェックし、そのインターフェイスがチャネル グループと互換性があることを確認します。 また Cisco NX-OS は、インターフェイスがポート チャネル集約に参加することを許可する前に、そのインターフェイスの多数の動作属性もチェックします。
互換性チェックの対象となる動作属性は次のとおりです。
Cisco NX-OS で使用される互換性チェックの全リストを表示するには、show port-channel compatibility-parameters コマンドを使用します。
チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。 また、チャネル モードを active または passive に設定したインターフェイスだけを、LACP を実行するポート チャネルに追加できます。 これらの属性は個別のメンバ ポートに設定できます。
インターフェイスがポート チャネルに参加すると、次の個々のパラメータは、ポート チャネルの値に置き換えられます。
インターフェイスがポート チャネルに参加しても、次に示すインターフェイス パラメータは影響を受けません。
channel-group force コマンドを入力して、ポートのチャネル グループへの強制追加をイネーブルにした後、次の 2 つの状態が発生します。
Cisco NX-OS は、ポート チャネルを構成するすべての動作中インターフェイス間でトラフィックのロード バランスを実現します。フレーム内のアドレスから生成されたバイナリ パターンの一部を数値に圧縮変換し、それを使用してチャネル内の 1 つのリンクを選択することによってロードバランシングを行います。 ポート チャネルはデフォルトでロードバランシングを行います。また、基本設定では、次の基準によってリンクを選択します。
![]() (注) |
レイヤ 4 フレームの場合、送信元ポートと宛先ポート番号を含めるオプションがあります。 |
次のいずれかの方法(詳細については次の表を参照)を使用してポート チャネル全体をロード バランシングするようにスイッチを設定できます。
設定 |
レイヤ 2 基準 |
レイヤ 3 基準 |
レイヤ 4 基準 |
---|---|---|---|
宛先 MAC |
宛先 MAC |
宛先 MAC |
宛先 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC |
宛先 IP |
宛先 MAC |
宛先 MAC、宛先 IP |
宛先 MAC、宛先 IP |
送信元 IP |
送信元 MAC |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
宛先 TCP/UDP ポート |
宛先 MAC |
宛先 MAC、宛先 IP |
宛先 MAC、宛先 IP、宛先ポート |
送信元 TCP/UDP ポート |
送信元 MAC |
送信元 MAC、送信元 IP |
送信元 MAC、送信元 IP、送信元ポート |
送信元および宛先 TCP/UDP ポート |
送信元/宛先 MAC |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP |
送信元/宛先 MAC、送信元/宛先 IP、送信元/宛先ポート |
使用する設定で最多の種類のロード バランス条件を提供するオプションを使用してください。 たとえば、ポート チャネルのトラフィックが 1 つの MAC アドレスにだけ送られ、ポート チャネルのロードバランシングの基準としてその宛先 MAC アドレスが使用されている場合、ポート チャネルでは常にそのポート チャネルの同じリンクが選択されます。したがって、送信元アドレスまたは IP アドレスを使用すると、結果的により優れたロードバランシングが得られることになります。
![]() (注) |
LACP 機能を設定して使用する前に、LACP 機能をイネーブルにする必要があります。 |
次の図に、個別リンクを LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込み、個別リンクとして機能させる方法を示します。
スタティック ポート チャネルと同様に、LACP を使用すると、チャネル グループに最大 16 のインターフェイスをバンドルできます。
![]() (注) |
ポート チャネルを削除すると、Cisco NX-OS は関連付けられたチャネル グループを自動的に削除します。 すべてのメンバ インターフェイスは以前の設定に戻ります。 |
LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。
LACP では次のパラメータを使用します。
![]() (注) |
LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。 |
ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。 プロトコルを使用せずにスタティック ポート チャネルを実行すると、チャネル モードは常に on に設定されます。 デバイス上で LACP をグローバルにイネーブルにした後、各チャネルの LACP をイネーブルにします。それには、各インターフェイスのチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP チャネル グループを構成する個々のリンクについて、どちらかのチャネル モードを設定できます。
![]() (注) |
active または passive のチャネル モードで、個々のインターフェイスを設定するには、まず、LACP をグローバルにイネーブルにする必要があります。 |
次の表に、各チャネル モードについて説明します。
チャネル モード |
説明 |
---|---|
passive |
ポートをパッシブなネゴシエーション状態にする LACP モード。この状態では、ポートは受信した LACP パケットに応答はしますが、LACP ネゴシエーションを開始することはありません。 |
active |
LACP モード。ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは LACP パケットを送信して、他のポートとのネゴシエーションを開始します。 |
on |
すべてのスタティック ポート チャネル、つまり LACP を稼働していないポート チャネルは、このモードのままになります。 LACP をイネーブルにする前にチャネル モードを active または passive に変更しようとすると、デバイスがエラー メッセージを返します。 チャネルで LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスでチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP は、on 状態のインターフェイスとネゴシエートする場合、LACP パケットを受信しないため、そのインターフェイスと個別のリンクを形成します。つまり、LACP チャネル グループには参加しません。 |
passive および active の両モードでは、LACP は、ポート間でネゴシエートし、ポート速度やトランキング ステートなどの基準に基づいて、ポート チャネルを形成可能かどうかを決定できます。 passive モードは、リモート システム、つまり、パートナーが、LACP をサポートしているかどうかが不明な場合に便利です。
ポートは、異なる LACP モードであっても、それらのモード間で互換性があれば、LACP ポート チャネルを形成できます。次に、LACP ポート チャネルのモードの組み合わせの例を示します。
ポート チャネルを使用すると、リンク障害またはロード バランシング動作によって、データ トラフィックが動的に再配信されます。 LACP では、マーカー プロトコルを使用して、こうした再配信によってフレームが重複したり順序が変わったりしないようにします。 Cisco NX-OS は、マーカー レスポンダだけをサポートしています。
次の表に、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの主な相違点の簡単な概要を説明します。
構成 |
LACP がイネーブルにされた EtherChannel |
スタティック EtherChannel |
---|---|---|
適用されるプロトコル |
グローバルにイネーブル化 |
該当なし |
リンクのチャネル モード |
次のいずれか。 |
on モードのみ |
チャネルを構成する最大リンク数 |
16 |
16 |
ポート チャネルは、同様のポートを集約し、単一の管理可能なインターフェイスの帯域幅を増加させます。 MinLink 機能を使用すると、ポート チャネルがダウンする前に停止する必要がある LACP バンドルからのインターフェイスの最小数を定義できます。
LACP ポート チャネルの MinLink 機能は次の処理を実行します。
![]() (注) |
MinLink 機能は、LACP ポート チャネルだけで動作します。 デバイスでは非 LACP ポート チャネルでこの機能を設定できますが、機能は動作しません。 |
チャネル グループを作成する前に、ポート チャネルを作成します。 Cisco NX-OS は、対応するチャネル グループを自動的に作成します。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次の例は、ポート チャネルの作成方法を示しています。
switch# configure terminal switch (config)# interface port-channel 1
新規のチャネル グループ、または他のポートがすでに属しているチャネル グループにポートを追加できます。 Cisco NX-OS では、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルがなければ作成されます。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 をチャネル グループ 1 に追加する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# switchport mode trunk switch(config-if)# channel-group 1
デバイス全体に適用される、ポート チャネル用のロードバランシング アルゴリズムを設定できます。
![]() (注) |
LACP ベースのポート チャネルが必要な場合は、LACP をイネーブルにする必要があります。 |
次に、ポート チャネルの送信元 IP ロードバランシングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# port-channel load-balance ethernet source-ip
スイッチのいずれのポートにある入力マルチキャスト トラフィックでも、デフォルトで、特定のポート チャネル メンバが選択され、トラフィックが出力されます。 潜在的な帯域幅の問題を減らし、入力マルチキャスト トラフィックの効率的なロードバランシングを提供するために、マルチキャスト トラフィックにハードウェア ハッシュを設定できます。 ハードウェア ハッシュをイネーブルにするには、hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。 デフォルトに戻すには、no hardware multicast hw-hash コマンドを使用します。
次に、ポート チャネルでハードウェア ハッシュを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface port-channel 21
switch(config-if)# hardware multicast hw-hash
次に、ポート チャネルからハードウェア ハッシュを削除する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface port-channel 21
switch(config-if)# no hardware multicast hw-hash
LACP はデフォルトではディセーブルです。LACP の設定を開始するには、LACP をイネーブルにする必要があります。 LACP 設定が 1 つでも存在する限り、LACP をディセーブルにはできません。
LACP は、LAN ポート グループの機能を動的に学習し、残りの LAN ポートに通知します。 LACP は、正確に一致しているイーサネット リンクを識別すると、これらのリンクを 1 つのポート チャネルとして容易にまとめます。 次に、ポート チャネルは単一ブリッジ ポートとしてスパニングツリーに追加されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# feature lacp |
スイッチ上で LACP をイネーブルにします。 |
ステップ 3 | switch(config)# show feature |
(任意) イネーブルにされた機能を表示します。 |
次に、LACP をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# feature lacp
LACP ポート チャネルのそれぞれのリンクのチャネル モードを active または passive に設定できます。 このチャネル コンフィギュレーション モードを使用すると、リンクは LACP で動作可能になります。
関連するプロトコルを使用せずにポート チャネルを設定すると、リンク両端のすべてのインターフェイスは on チャネル モードを維持します。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、チャネル グループ 5 のイーサネット インターフェイス 1/4 で、LACP がイネーブルなインターフェイスを active ポート チャネル モードに設定する例を示します。
switch# configure terminal switch (config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# channel-group 5 mode active
次に、強制的にチャネル グループ 5 にインターフェイスを追加する例を示します。
switch(config)# interface ethernet 1/1 switch(config-if)# channel-group 5 force switch(config-if)#
MinLink 機能は、LACP ポート チャネルだけで動作します。 デバイスでは非 LACP ポート チャネルでこの機能を設定できますが、機能は動作しません。
シスコでは、ポート チャネルの一端にだけ MinLink 機能を設定することを推奨します。 ポート チャネルの両側に lacp min-links コマンドを設定すると、リンク フラッピングが発生する可能性があります。
次に、モジュール 3 のポート チャネル インターフェイスの最小数を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config) # interface port-channel 3 switch(config-if) # lacp min-links 3 switch(config-if) #
LACP タイム アウト期間を変更するには、LACP タイマー レートを変更します。 LACP をサポートするインターフェイスに LACP 制御パケットが送信されるレートを設定するには、lacp rate コマンドを使用します。 デフォルト レート(30 秒)から高速レート(1 秒)にタイムアウト レートを変更できます。 このコマンドは、LACP 対応インターフェイスだけでサポートされます。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP 高速レートを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp rate fast
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP のデフォルト レート(30 秒)を復元する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# no lacp rate fast
LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、LACP システム プライオリティを 2500 に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# lacp system-priority 2500
ポート プライオリティに LACP ポート チャネルの各リンクを設定できます。
LACP 機能がイネーブルになっていることを確認します。
次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP ポート プライオリティを 40000 に設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp port priority 40000
ポート チャネルの設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。
コマンド |
目的 |
---|---|
switch# show interface port-channel channel-number | ポート チャネル インターフェイスのステータスを表示します。 |
switch# show feature | イネーブルにされた機能を表示します。 |
switch# show resource | システムで現在使用可能なリソースの数を表示します。 |
switch# show lacp {counters | interface type slot/port | neighbor | port-channel | system-identifier} | LACP 情報を表示します。 |
switch# show port-channel compatibility-parameters | ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。 |
switch# show port-channel database [interface port-channel channel-number] | 1 つ以上のポート チャネル インターフェイスの集約状態を表示します。 |
switch# show port-channel summary | ポート チャネル インターフェイスの概要を表示します。 |
switch# show port-channel traffic | ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。 |
switch# show port-channel usage | 使用済みおよび未使用のチャネル番号の範囲を表示します。 |
switch# show port-channel database | 現在実行中のポート チャネル機能に関する情報を表示します。 |
switch# show port-channel load-balance | ポート チャネルを使用したロードバランシングに関する情報を表示します。 |
![]() (注) |
ポート チャネルのポートが 1 つだけの場合など、特定のトラフィック フローはハッシュ対象ではありません。 |
ロードバランシングの発信ポート ID を表示するには、次の表に示すタスクの 1 つを実行します。
コマンド |
目的 |
---|---|
switch# show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel port-channel-id vlan vlan-id dst-ip src-ip dst-mac src-mac l4-src-port port-id l4-dst-port port-id
|
発信ポート ID を表示します。 |
次に、短い port-channel load-balance コマンドの出力例を示します。
switch#show port-channel load-balance forwarding-path interface port-channel 10 vlan 1 dst-ip 1.225.225.225 src-ip 1.1.10.10 src-mac aa:bb:cc:dd:ee:ff l4-src-port 0 l4-dst-port 1
Missing params will be substituted by 0's. Load-balance Algorithm on switch: source-dest-port crc8_hash: 204 Outgoing port id: Ehernet1/1 Param(s) used to calculate load-balance:dst-port: 1
src-port: 0
dst-ip: 1.225.225.225
src-ip: 1.1.10.10
dst-mac: 0000.0000.0000
src-mac: aabb.ccdd.eeff
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
最小リンク |
5.0(3)U3(1) |
最小リンク機能の設定および使用に関する情報を追加しました。 |