この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ライセンスの詳細については、 第 1 章「概要」 を参照してください。
永久ライセンスを設定する際は、次の注意事項および制約事項に従ってください。
• 永久ライセンス キー ファイルを変更すると、ファイルは無効になります。
• 永久ライセンスの購入時、ライセンス キー ファイルが E メールで送信されます。ライセンス キーの使用は、ホスト ID デバイスでのみ許可されています。VSM ごとに別個のライセンス キー ファイルを入手する必要があります。
• 永久ライセンス ファイルには、VSM 用に発注した数のライセンスが含まれています。各 VEM での各 CPU に 1 つのライセンスが必要です。
• 1 つの VSM には、インストールされた VEM CPU の数に応じて複数の永久ライセンス ファイルを含めることができます。
• 永久ライセンス ファイルをインストール、アンインストール、またはコピーするには、ネットワーク管理者と同等のロールを持っている必要があります。ユーザ アカウントとロールの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
• 同じ VSM に複数の永久ライセンスをインストールする(ライセンス スタックともいいます)場合、各永久ライセンス キー ファイル名が一意である必要があります。
• VEM のすべての CPU のプール内に十分なライセンスがないかぎり、その VEM にライセンスを適用できません。
• 使用中のライセンスは削除できません。ライセンス ファイルをアンインストールする前に、まずすべてのライセンスを VEM から VSM ライセンス プールに移動する必要があります。
表 2-1 に、ライセンス設定のデフォルト設定を示します。
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ここでは、各 VSM で必要なライセンス ファイルを入手してインストールする方法について説明します。
ここで説明する手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ライセンス ファイルは、ホスト ID、または VSM デバイスに関連付けられたシリアル番号によって、各 VSM に関連付けられています。
• ライセンス ファイルには、VSM 用に発注した数のライセンスが含まれています。各 VEM での各 CPU に 1 つのライセンスが必要です。
図 2-1 のフロー チャートを使用して、VSM にライセンスをインストールするプロセスを確認します。手順が完了したら、フロー チャートに戻り、すべての手順を正しいシーケンスで行ったかどうか確認します。
図 2-1 フロー チャート:ライセンスの入手とインストール
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ライセンス ファイルは、ホスト ID、または VSM デバイスに関連付けられたシリアル番号によって、各 VSM に関連付けられています。
• Product Authorization Key(PAK; 製品認証キー)がソフトウェア ライセンスの Claim Certificate に含まれていることを確認します。
ソフトウェア ライセンスの Claim Certificate が見つからない場合は、 シスコ テクニカル サポート に連絡してください。
• この手順ではライセンス ファイルをコピーする必要があります。ユーザ名に、ファイルのコピーが許可されたネットワーク管理者と同等のロールが付与されている必要があります。ユーザ アカウントとロールの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
ステップ 1 VSM のシリアル番号(ホスト ID とも呼ばれます)を入手します。
(注) ホスト ID には、等号(=)よりも後ろに表示されるものがすべて含まれます。この例では、ホスト ID は 1280389551234985805 です。ホスト ID はステップ 5 で必要になります。
ステップ 2 ソフトウェア ライセンスの Claim Certificate で PAK を見つけます。
PAK はステップ 5 で必要になります。
ステップ 3 ソフトウェア ダウンロード Web サイトに移動します。
ステップ 4 ソフトウェア ダウンロード Web サイトから、 製品ライセンス登録 Web サイトに移動します。
ステップ 5 製品ライセンス登録 Web サイトで、VSM ライセンスを登録するための手順に従います。
ライセンス キー ファイルが E メールで送信されます。ライセンス キーの使用は、ホスト ID デバイスでのみ許可されています。各 VSM に対して別個のライセンス キー ファイルを入手する必要があります。
ステップ 7 ライセンスを VSM のブートフラッシュにコピーします。
次の手順に従って、VSM にライセンス ファイルをインストールできます。複数のライセンスをインストールすることを、スタックといいます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• この手順では、license_file.lic という名前を使用して、ライセンス ファイルをインストールします。必要に応じて別の名前を指定することもできます。
• 同じ VSM に複数のライセンスをインストールする(ライセンス スタックともいいます)場合は、各ライセンス キー ファイル名が一意であることを確認します。
• VSM にインストールする(スタックする)追加のライセンス ファイルごとに、この手順を繰り返します。
• ライセンスをインストールするには、ネットワーク管理者のロールと同等の権限を持っている必要があります。ユーザ アカウントとロールの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
1. install license bootflash: filename
次に、ライセンス ファイルをインストールし、その内容と使用法を表示する方法の例を示します。
n1000v# show license usage NEXUS1000V_LAN_SERVICES_PKG
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次の手順に従って、VEM 間でライセンスを移動する、または VEM から VSM ライセンス プールに移動することによってライセンスをアンインストールできます。
次の手順に従って、たとえば VM を 1 つのホストから別のホストに移動したあとで、ライセンスを 1 つの VEM から別の VEM に移動できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ライセンスの移動元の VEM と、その VEM にあるライセンスの数を把握している必要があります。
• ライセンスの移動先の VEM と、必要なライセンスの数を把握している必要があります。
• 移動先の VEM にインストールされている CPU の数を把握している必要があります。
• VEM のすべての CPU に必要な十分なライセンスがプールにない場合、その VEM にライセンスを移動できません。
• ライセンスが 1 つの VEM から別の VEM に正常に移動されると、移動元の VEM の仮想イーサネット インターフェイスはサービスから削除され、移動先の VEM の仮想イーサネット インターフェイスがサービスに導入されます。
• これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Command Reference, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
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svs license transfer src-vem vem_no dst-vem vem_no |
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次の例では、ライセンスを VEM 3 から VEM 5 に移動し、移動状態をライセンス使用状況で確認する方法を示します。
n1000v# svs license transfer src-vem 3 dst-vem 5
n1000v# show license usage NEXUS1000V_LAN_SERVICES_PKG
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次の手順に従って、たとえばライセンスを VEM から削除した場合に、ライセンスを VEM から VSM ライセンス プールに移動できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ライセンスを VSM ライセンス プールに移動すると、VEM 上のすべての仮想イーサネット インターフェイスはサービスから削除されます。
• これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Command Reference, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
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svs license transfer src-vem vem_no license_pool |
ライセンスを VEM からライセンス プールに移動します。VEM 上のすべての仮想イーサネット インターフェイスはサービスから削除されます。 |
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次の例では、各 VEM で使用中のライセンスを表示する方法を示します。VEM 3 のライセンスが使用されていないことに注目してください。
n1000v# show license usage NEXUS1000V_LAN_SERVICES_PKG
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次の手順に従って、使用されていないライセンスをアンインストールできます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• 使用中のライセンスは削除できません。この手順には、ライセンス ファイルをアンインストールする前に、すべてのライセンスを VEM から VSM ライセンス プールに移動するための説明が含まれます。
• ネットワーク管理者(network-admin)のロールを持つユーザのみがライセンスをアンインストールできます。ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
• これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Command Reference, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
1. copy running-config tftp:/ / server/path/filename
3. show license usage package_name
4. svs license transfer src-vem vem no license_pool
5. 各 VEM に対して 4. を繰り返します。
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copy running-config tftp: // server / path / filename |
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show license usage package_name n1000v# show license usage NEXUS1000V_LAN_SERVICES_PKG -------------------------------------- -------------------------------------- -------------------------------------- -------------------------------------- |
各 VEM で使用中のライセンスを表示して、ライセンス ファイルをアンインストールする前にそれらのライセンスを VSM ライセンス プールに戻せるようにします。 |
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svs license transfer src-vem vem_no license_pool |
ライセンスを VEM から VSM ライセンス プールに移動します。 ライセンスを VEM から移動すると、VEM の vEthernet インターフェイスがシャットダウンし、次の syslog が生成されます。 |
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使用中のすべてのライセンスが VSM ライセンス プールに移動されるまで、各 VEM に対してステップ 4 を繰り返します。 |
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(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。 |
次の例では、使用されていないライセンスをアンインストールする方法を示します。この例では、アンインストールするファイルは Enterprise.lic ファイルです。
n1000v# show license usage NEXUS1000V_LAN_SERVICES_PKG
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n1000v(config)# copy running-config startup-config
ここでは、一時ライセンス機能のイネーブル化およびディセーブル化について説明します。内容は次のとおりです。
この手順に従って、VEM がサービスから削除されたときに、そのライセンスが使用可能なライセンスの VSM プールに戻されるように、一時ライセンスをイネーブルにすることができます。
(注) サービスの中断:一時ライセンスは接続の喪失時に VEM から削除され、接続が再開されたときに VEM に戻りません。一時ライセンスをディセーブルにしておき、使用していないライセンスを移動することを推奨します(「ライセンスのライセンス プールへの移動」を参照)。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• 一時ライセンスは、デフォルトではディセーブルです。つまり、デフォルトでは、VEM がサービスから削除されると、ライセンスは VSM プールに戻りません。
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(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。 |
この手順に従って、VEM がサービスから削除されたときに、そのライセンスが使用可能なライセンスの VSM プールに戻されないように、一時ライセンスをディセーブルにすることができます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• 一時ライセンスは、デフォルトではディセーブルです。つまり、デフォルトでは、VEM がサービスから削除されると、ライセンスは VSM プールに戻りません。
• これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Command Reference, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
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(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーし、リブートと再起動を行って、永久的に保存します。 |
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VSM にインストールされているライセンス ファイルの内容を表示します。この情報には、ライセンス ファイル名と評価ライセンスの有効期間が含まれます。 |
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次の手順に従って、ライセンスと関連付けられたシリアル番号、またはホスト ID を変更できます。この手順は、再ホストとも呼ばれ、ネットワーク内の VSM を新しい VSM で置換するときに必要になります。
ここで説明する手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• 既存の VSM のホスト ID を含む、既存のライセンス ファイルのコピーがあります。
• ライセンス ファイルは、ホスト ID、または VSM デバイスに関連付けられたシリアル番号によって、各 VSM に関連付けられています。
• ライセンス ファイルには、VSM 用に発注した数のライセンスが含まれています。各 VEM での各 CPU に 1 つのライセンスが必要です。
図 2-2 のフロー チャートを使用して、既存のライセンスのシリアル番号(ホスト ID)を変更するために必要なプロセスを確認します。手順が完了したら、フロー チャートに戻り、すべての手順を正しいシーケンスで行ったかどうか確認します。
図 2-2 フロー チャート:ライセンスのシリアル番号の変更
古い VSM ホストが失われたか、破棄された場合、次の手順に従って、新しい VSM ホスト用のライセンス ファイルを入手できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ライセンス ファイルは、ホスト ID、または VSM シリアル番号によって各 VSM に関連付けられています。
• ライセンス ファイルをコピーする必要があります。ユーザ名に、ファイルのコピーが許可されたネットワーク管理者(network-admin)のロールが付与されている必要があります。ユーザ アカウントとロールの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.0(4)SV1(3) 』 を参照してください。
ステップ 1 新しい VSM のシリアル番号(ホスト ID とも呼ばれます)を入手します。
(注) ホスト ID 番号は、等号(=)の後ろに表示されます。この例では、ホスト ID は 1280389551234985805 です。ホスト ID はステップ 5 で必要になります。
ステップ 2 次の情報を E メールで licensing@cisco.com に送信し、新しいホスト ID に再ホストするライセンス ファイルを要求します。
新しい VSM のホスト ID を含む新しいライセンス キー ファイルが、E メールで 48 時間以内に送信されます。
(注) ライセンス キー ファイルを変更しないでください。ライセンス キー ファイルをユーザが変更した場合、そのファイルは無効となります。
ステップ 4 ライセンスを VSM のブートフラッシュにコピーします。