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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
2 種類の電源装置をシャーシに搭載できます。
スイッチ シャーシには 2 個のスロットがあり、以下の組み合わせの電源装置を搭載できます。
2 台の AC 入力電源装置
2 台の DC 入力電源装置
1 台の AC 入力電源装置と 1 台の DC 入力電源装置
1 台の AC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
1 台の DC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
(注) |
いずれかの電源装置スロットを空の状態で使用する場合は、設計どおりの通気を確保するために、ブランク カバーがそのスロットに取り付けられているようにする必要があります。 |
この表は、電源装置のモデルを示しています。
部品番号 | 説明 |
---|---|
C6840-X-750W-AC= |
Cisco Catalyst 6840-X 電源 AC-750W |
C6840-X-750W-DC= |
Cisco Catalyst 6840-X 電源 DC-750W |
C6840-X-1100W-AC= |
Cisco Catalyst 6840-X 電源 AC-1100W |
C6840-X-1100W-DC= |
Cisco Catalyst 6840-X 電源 DC-1100W |
電源装置は冗長モードで動作できます。その場合、それぞれの電源装置は容量の約 50 パーセント、すなわち 60 パーセント以下、40 パーセント以上で動作します。1 台の電源装置が故障した場合は、もう一方の電源装置がシステム全体の電力を単独で供給できます。これは、実運用におけるデフォルトおよび推奨のモードです。
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置をシャーシに挿入するには、次の手順に従います。
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置ごとに 1 本の電源コードを使用して電源装置を電源に接続します。
電源装置を電源に接続する前に、次のことを確認してください。
シャーシがアースに接続されていること。システム アースの確立を参照してください。
電源ケーブルが届く範囲内の電源に対応したレセプタクルが付けられていること。
DC 電源に接続する場合、電源装置への接続に 8-24 AWG 電源ケーブルを使用していることを確認します。8-24 AWG 線のサイズは、コネクタの開口部のマイナスとプラスにそれぞれ接続する、マイナス [-] のケーブルとプラス [+] のケーブルに対応します。電源コードは、ユーザ側で調達する必要があります。
複数の DC 入力電源装置を設置する場合は、それぞれを専用の回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。回路ブレーカーやヒューズは、電源装置の入力定格および地域や国で定められた法令に適合するサイズのものを使用してください。
電源の定格を次に示します。
電源装置がすでにシャーシに取り付けられていること。
注意 |
電源がオフであることを確認してください。さらに予防策として、回路の作業をしている場合に誤って電源が再投入されないように、電源回路ブレーカーに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を設置するか、または回路ブレーカーのハンドルに粘着テープを貼り付けます。 |
警告 |
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003 |
電源に接続するには、次の手順に従います。
警告 |
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。ステートメント 1018 |
ステップ 1 | 電源ケーブルを電源に差し込みます。 | ||
ステップ 2 |
電源ケーブルのもう一方の端を、データセンターから供給される電源に差し込みます。
|
||
ステップ 3 |
電源装置に電力が供給され、DC 電力が出力されていることを確認します。これは、OK LED が点灯し、黄色で点灯したりグリーンで点滅したりしていないことで確認できます。すべての電源 LED、および LED が示す状態については、「電源装置の LED」を参照してください。 初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。OK LED がグリーンで点滅している場合は、電源装置と AC 電源の AC 電源接続をチェックします。 |
DC 電源装置を電源に接続する前に、DC 電源コネクタに DC 接続線を接続する必要があります。コネクタの配線方法は、次のとおりです。
警告 |
次の作業を行う前に、電源が DC 回路から切断されていることを確認してください。ステートメント 1003 |
警告 |
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075。 |
ステップ 1 | 接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。 |
ステップ 2 | 1/8 インチ マイナス ドライバまたは No. 1 プラス ドライバを使用してコネクタの止めネジを緩め、電源コードを接続できるようにします。コネクタは、8 ~ 24 の AWG 線に対応しています。地域の電気規則に準拠したものを使用してください。 |
ステップ 3 | 使用している DC 線から絶縁体を約 1.3 cm(1/2 インチ)剥ぎ取ります。 |
ステップ 4 | 黒(DC マイナス)線をコネクタの右の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。フィンガー タイトまたは約 3 フィート/ポンドで十分です。 |
ステップ 5 |
赤(DC プラス)線をコネクタの左の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。0.7 Nm 以上締めないでください。
|
ステップ 6 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。LED が点滅し、電源装置の INPUT OK LED が点灯します。 |
ステップ 1 | 取り外す電源装置の電源を次の手順でオフにします。 | ||
ステップ 2 | 次のようにして、電源およびアースのケーブルを取り外します。 | ||
ステップ 3 |
次のようにして、電源装置をシャーシから取り外します。
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シスコのテクニカル サポートに連絡する場合は、シリアル番号が必要です。これらの図は、シリアル番号の場所を示しています。show version 特権 EXEC コマンドを使用して、シリアル番号を確認することもできます。
目次
電源装置の概要
2 種類の電源装置をシャーシに搭載できます。
スイッチ シャーシには 2 個のスロットがあり、以下の組み合わせの電源装置を搭載できます。
2 台の AC 入力電源装置
2 台の DC 入力電源装置
1 台の AC 入力電源装置と 1 台の DC 入力電源装置
1 台の AC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
1 台の DC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
(注)
いずれかの電源装置スロットを空の状態で使用する場合は、設計どおりの通気を確保するために、ブランク カバーがそのスロットに取り付けられているようにする必要があります。
この表は、電源装置のモデルを示しています。
部品番号 説明 C6840-X-750W-AC=
Cisco Catalyst 6840-X 電源 AC-750W
C6840-X-750W-DC=
Cisco Catalyst 6840-X 電源 DC-750W
C6840-X-1100W-AC=
Cisco Catalyst 6840-X 電源 AC-1100W
C6840-X-1100W-DC=
Cisco Catalyst 6840-X 電源 DC-1100W
電源装置は冗長モードで動作できます。その場合、それぞれの電源装置は容量の約 50 パーセント、すなわち 60 パーセント以下、40 パーセント以上で動作します。1 台の電源装置が故障した場合は、もう一方の電源装置がシステム全体の電力を単独で供給できます。これは、実運用におけるデフォルトおよび推奨のモードです。
電源装置の取り付け
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
はじめる前に
電源装置の取り付け
電源への接続
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置ごとに 1 本の電源コードを使用して電源装置を電源に接続します。
はじめる前に
電源装置を電源に接続する前に、次のことを確認してください。
シャーシがアースに接続されていること。システム アースの確立を参照してください。
電源ケーブルが届く範囲内の電源に対応したレセプタクルが付けられていること。
DC 電源に接続する場合、電源装置への接続に 8-24 AWG 電源ケーブルを使用していることを確認します。8-24 AWG 線のサイズは、コネクタの開口部のマイナスとプラスにそれぞれ接続する、マイナス [-] のケーブルとプラス [+] のケーブルに対応します。電源コードは、ユーザ側で調達する必要があります。
複数の DC 入力電源装置を設置する場合は、それぞれを専用の回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。回路ブレーカーやヒューズは、電源装置の入力定格および地域や国で定められた法令に適合するサイズのものを使用してください。
電源の定格を次に示します。
電源装置がすでにシャーシに取り付けられていること。
注意
電源がオフであることを確認してください。さらに予防策として、回路の作業をしている場合に誤って電源が再投入されないように、電源回路ブレーカーに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を設置するか、または回路ブレーカーのハンドルに粘着テープを貼り付けます。
警告
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003
AC 電源への接続
手順
ステップ 1 電源ケーブルを電源に差し込みます。 ステップ 2 電源ケーブルのもう一方の端を、データセンターから供給される電源に差し込みます。
(注) 冗長モードを使用している場合、それぞれの電源装置を別々の電源に接続します。 ステップ 3 電源装置に電力が供給され、DC 電力が出力されていることを確認します。これは、OK LED が点灯し、黄色で点灯したりグリーンで点滅したりしていないことで確認できます。すべての電源 LED、および LED が示す状態については、「電源装置の LED」を参照してください。 初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。OK LED がグリーンで点滅している場合は、電源装置と AC 電源の AC 電源接続をチェックします。
DC 電源への接続
手順DC 電源装置を電源に接続する前に、DC 電源コネクタに DC 接続線を接続する必要があります。コネクタの配線方法は、次のとおりです。
警告
次の作業を行う前に、電源が DC 回路から切断されていることを確認してください。ステートメント 1003
警告
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075。
ステップ 1 接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。 ステップ 2 1/8 インチ マイナス ドライバまたは No. 1 プラス ドライバを使用してコネクタの止めネジを緩め、電源コードを接続できるようにします。コネクタは、8 ~ 24 の AWG 線に対応しています。地域の電気規則に準拠したものを使用してください。 ステップ 3 使用している DC 線から絶縁体を約 1.3 cm(1/2 インチ)剥ぎ取ります。 ステップ 4 黒(DC マイナス)線をコネクタの右の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。フィンガー タイトまたは約 3 フィート/ポンドで十分です。 ステップ 5 赤(DC プラス)線をコネクタの左の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。0.7 Nm 以上締めないでください。 ステップ 6 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。LED が点滅し、電源装置の INPUT OK LED が点灯します。