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目次
Catalyst 6840-X スイッチ ファミリは、冗長電源装置をサポートする 4 個の固定アグリゲーション スイッチで構成されます。シャーシには、10 ギガビット SFP+、1 ギガビット SFP、または 100BASE-FX SFP の固定ポートが 16/24/32/40 個あり、一部のスイッチ モデルでは 40 ギガビット アップリンク ポートもあります。
スイッチ モデル |
説明 |
---|---|
Catalyst 6816-X-LE |
10 ギガビット SFP+ ポート(16 個)、電源スロット(2 個) |
Catalyst 6832-X-LE |
10 ギガビット SFP+ ポート(32 個)、電源スロット(2 個) |
Catalyst 6824-X-LE-40G |
10 ギガビット SFP+ ポート(24 個)、40 ギガビット QSFP+ アップリンク ポート(2 個)、電源スロット(2 個) |
Catalyst 6840-X-LE-40G |
10 ギガビット SFP+ ポート(40 個)、40 ギガビット QSFP+ アップリンク ポート(2 個)、電源スロット(2 個) |
1 |
10G SFP+ ポート、または 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(16 個) |
6 |
コンソール ポート(RJ-45 シリアル) |
2 |
アース パッド |
7 |
イーサネット管理 SFP ポート |
3 |
USB ミニタイプ B コンソール ポート |
8 |
システム ID(青色ビーコン LED) |
4 |
USB タイプ A ホスト ポート |
9 |
リセット ボタン |
5 |
イーサネット管理 RJ-45 ポート |
10 |
電源スロット(2 個) 1 |
1 |
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(32 個) |
6 |
コンソール ポート(RJ-45 シリアル) |
2 |
アース パッド |
7 |
イーサネット管理 SFP ポート |
3 |
USB ミニタイプ B コンソール ポート |
8 |
システム ID(青色ビーコン LED) |
4 |
USB タイプ A ホスト ポート |
9 |
リセット ボタン |
5 |
イーサネット管理 RJ-45 ポート |
10 |
電源スロット(2 個) 2 |
1 |
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(24 個) |
7 |
イーサネット管理 SFP ポート |
2 |
アース パッド |
8 |
40G QSFP+ アップリンク ポート(2 個) |
3 |
USB ミニタイプ B コンソール ポート |
9 |
システム ID(青色ビーコン LED) |
4 |
USB タイプ A ホスト ポート |
10 |
リセット ボタン |
5 |
イーサネット管理 RJ-45 ポート |
11 |
電源スロット(2 個) 3 |
6 |
コンソール ポート(RJ-45 シリアル) |
1 |
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(40 個) |
7 |
40G QSFP+ アップリンク ポート(2 個) |
2 |
アース パッド |
8 |
イーサネット管理 SFP ポート |
3 |
USB ミニタイプ B コンソール ポート |
9 |
システム ID(青色ビーコン LED) |
4 |
USB タイプ A ホスト ポート |
10 |
リセット ボタン |
5 |
イーサネット管理 RJ-45 ポート |
11 |
電源スロット(2 個) 4 |
6 |
コンソール ポート(RJ-45 シリアル) |
シャーシには、10 ギガビット イーサネット SFP+ または 100BASE-FX 光ファイバ トランシーバ モジュールのポートが 16/24/32/40 個含まれています。すべてのポートは、1 ギガビット SFP、10 ギガビット SFP+、または一部のスイッチ モデルでは 40 ギガビット アップリンク ポートを 2 個搭載した 100BASE-FX 光ファイバ SFP モジュールをサポートします。
ポートは、Cisco Trust Security(CTS)および仮想スイッチ リンク(VSL)もサポートしているほか、1 ギガビット/10 ギガビット/40 ギガビットのどのモードでも Instant Access(IA)ペアレントとして運用できます。
SFP モジュールおよび SFP+ トランシーバ モジュールは、銅線または光ファイバ接続を使用して他の装置と接続できます。これらのトランシーバ モジュールは現場交換可能であり、SFP モジュール スロットに取り付けられることにより、アップリンク インターフェイスを提供します。SFP トランシーバ モジュールは光ファイバ接続用の LC コネクタ、または銅線接続用の RJ-45 コネクタを備えています。
サポートされる SFP および SFP+ モジュールの一覧については、スイッチのデータ シート(http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/switches/catalyst-6800-series-switches/datasheet-c78-734470.html)を参照してください。
奇数番号のポートは上段、偶数番号のポートは下段にあります。次の図に、スイッチの各モデルにおけるポートと LED の番号割り当てを示します。このセクションでは、10 ギガビット ポートと 40 ギガビット ポートとの間のポート マッピングも示します。
10 ギガビット ポート |
設定可能な 40 ギガビット ポート5 |
---|---|
1、2、3、4 |
17 |
5、6、7、8 |
18 |
9、10、11、12 |
19 |
13、14、15、16 |
20 |
10 ギガビット ポート |
設定可能な 40 ギガビット ポート6 |
---|---|
1、2、3、4 |
33 |
5、6、7、8 |
34 |
9、10、11、12 |
35 |
13、14、15、16 |
36 |
17、18、19、20 |
37 |
21、22、23、24 |
38 |
25、26、27、28 |
39 |
29、30、31、32 |
40 |
10 ギガビット ポート |
設定可能な 40 ギガビット ポート7 |
---|---|
1、2、3、4 |
35 |
5、6、7、8 |
36 |
9、10、11、12 |
37 |
13、14、15、16 |
38 |
17、18、19、20 |
39 |
21、22、23、24 |
40 |
40 ギガビット ネイティブ ポート |
設定可能な 10 ギガビット ポート8 |
25 |
27、28、29、30 |
26 |
31、32、33、34 |
10 ギガビット ポート |
設定可能な 40 ギガビット ポート9 |
---|---|
1、2、3、4 |
51 |
5、6、7、8 |
52 |
9、10、11、12 |
53 |
13、14、15、16 |
54 |
17、18、19、20 |
55 |
21、22、23、24 |
56 |
25、26、27、28 |
57 |
29、30、31、32 |
58 |
33、34、35、36 |
59 |
37、38、39、40 |
60 |
40 ギガビット ネイティブ ポート |
設定可能な 10 ギガビット ポート10 |
41 |
43、44、45、46 |
42 |
47、48、49、50 |
シャーシには 2 つの電源スロットがあり、 AC 入力電源装置または DC 入力電源装置、またはいずれかの 1 台を搭載できます。シャーシの出荷時には、あらかじめ電源スロットに電源装置が取り付けられています。電源装置の注文が 1 台のみの場合は、空の電源スロットにブランク カバーが取り付けられています。電源装置を取り付けない場合には、このカバーを取り付けたままにしておく必要があります。
スイッチ |
電源モジュール |
||
---|---|---|---|
Catalyst 6816-X-LE |
750 W および 1100 W |
||
Catalyst 6832-X-LE |
750 W および 1100 W |
||
Catalyst 6824-X-LE-40G |
750 W および 1100 W |
||
Catalyst 6840-X-LE-40G |
1100 W
|
管理ポートは、ルート プロセッサに直接接続された 10/100/1000 の銅線イーサネット ポートです。スイッチにはファイバ ポートも搭載され、イーサネット管理ポートとして使用できます。TFTP イメージのダウンロード、ネットワーク管理、SNMP、Telnet、SSH 接続をサポートします。管理ポートは、システム内の他のポートから分離され、専用の管理 VRF にあります。EARL 転送ロジックの一部ではありません。管理ポートは、システムに高い負荷がある場合でも、CPU へのダイレクト アクセスを提供します。
管理ポートは、ホスト モードのレイヤ 3 ポートであり、ルータで終端するトラフィックのみを受け入れます。このポートは、自分自身と他のポート間のパケットのルーティングを行いません。このポートは、以下のパケット タイプのみを処理し、それらを適切にエンキューします。
ミニ USB 2.0 タイプ B コンソール ポートは、ルート プロセッサへの 2 番目のコンソール接続として機能します。USB コンソール ポート接続では、ミニ USB 2.0 ケーブルを使用します。USB コンソール インターフェイス速度は、RJ-45 コンソール インターフェイス速度と同じです。
Windows コンピュータには、USB ポートのドライバが必要です。USB ポートを使用する前に、必要なドライバを次の URL からコンピュータにダウンロードしてください。 https://software.cisco.com/download/release.html?mdfid=282979369&softwareid=282855122&release=3.1
デフォルトでは、USB 優先モードがポートで有効ですが、モードはコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して一時変更できます。このポートが USB 優先モードの場合に、両方のポートが接続されると、RJ-45 コンソール ポートが無効化されます。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法の詳細については、『Catalyst 6500 ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。
USB 2.0 タイプ A ポート(disk0)は、このスイッチで唯一の外部ストレージ インターフェイスです。このポートは、ルート プロセッサに接続されており、このプロセッサを使用して Cisco IOS ソフトウェアがこのポートにアクセスできるようになります。このポートは、128 MB ~ 8 GB の容量の Cisco USB フラッシュ ドライブをサポートします(ポート密度が 128 Mb、256 MB、1 GB、4 GB、8 GB の USB デバイスがサポートされます)。Cisco IOS ソフトウェアは、フラッシュ デバイスに対する標準ファイル システム アクセス(読み取り、書き込み、消去、コピー)を提供します。このソフトウェアには、FAT ファイル システム(FAT32、FAT16)でフラッシュ デバイスをフォーマットする機能もあります。
コンソール ポートは、9600 ボーの速度およびデータ 8 ビット、パリティ ビットなし、ストップ ビット 1 ビットで動作するシリアル コンソールを持つルート プロセッサにアクセスするための汎用非同期送受信機(UART)のサポートを提供する RJ-45 ポートです。
このくぼんだ部分に取り付けられているボタンが、システムのリセット ボタンです。ボタンを押すと、ルート プロセッサがダウンします。
ファン トレイは、シャーシ全体を冷却し、条件がしきい値を超えると、環境モニタとインターフェイスしてアラームを生成します。ファン トレイは活性挿抜(OIR)をサポートします。
ファン トレイには、可変速設定可能な 4 個の高効率ファンと温度センサーが含まれています。1 個のファンが故障した場合、残りのファンの速度が増加し、マイナー アラームが生成されます。重大なファン トレイの障害が発生した場合は、システムがシャット ダウンされます。個々のファンは現場交換できません。重大なファン トレイの障害発生時にはファン トレイ全体を交換する必要があります。ファンの詳細については、ファン トレイの取り外しを参照してください。
スイッチの LED により、スイッチの動作やパフォーマンスを監視できます。また、ファン トレイ アセンブリ、電源装置のステータスも監視できます。
ステータス LED は、システムの状態を示します。
カラー/ステート |
説明 |
---|---|
消灯 |
システムは使用できません。 |
グリーン |
システムは正常に動作しており、アラームはありません。 |
オレンジ |
システムでマイナー環境アラームが発生しました。 |
赤 |
システムでメジャー環境アラームが発生しました。 |
カラー/ステート |
説明 |
---|---|
青色に点滅 |
システムに注意が必要です。 |
次の表に、管理ポートの LED を示します。
カラー/ステート |
説明 |
---|---|
消灯 |
ポートはプロビジョニングされていません。 |
オレンジ |
ポートはプロビジョニングされていますが、管理には使用できません。 |
グリーン |
ポートはリンクアップしています。 |
グリーンとオレンジに交互に点滅 |
ポート エラーが検出されたか、ポート ビーコンがオペレータによってプロビジョニングされました。 |
ファン LED は、スイッチの前面パネルにあります。次の図に、スイッチの前面パネルのファン LED、システム ステータス LED、青色ビーコン LED を示します。
カラー/ステート |
説明 |
---|---|
消灯 |
ファン トレイに電力が供給されていません。ファンは停止しています。 |
グリーン |
すべてのファンは正常に動作しています。 |
オレンジ |
ファン トレイに障害があります。 |
電源装置の LED は、モジュールの前面にあります。LED の各種状態を次の表に示します。
LED |
カラー/ステート |
説明 |
---|---|---|
OK |
グリーンに点灯 |
電源は正常に動作中です。 |
OK |
緑色に点滅 |
電源がシャットダウンします。 |
OK |
黄色 |
電源に障害が発生しました。 |
OK |
黄色に点滅 |
高温、高出力、ファン速度低下などのイベントが発生しているため、電源に注意が必要です。 |
1 |
ファン トレイ |
目次
Catalyst 6840-X スイッチ ファミリは、冗長電源装置をサポートする 4 個の固定アグリゲーション スイッチで構成されます。シャーシには、10 ギガビット SFP+、1 ギガビット SFP、または 100BASE-FX SFP の固定ポートが 16/24/32/40 個あり、一部のスイッチ モデルでは 40 ギガビット アップリンク ポートもあります。
スイッチのモデル
表 1 スイッチのモデル スイッチ モデル
説明
Catalyst 6816-X-LE
10 ギガビット SFP+ ポート(16 個)、電源スロット(2 個)
Catalyst 6832-X-LE
10 ギガビット SFP+ ポート(32 個)、電源スロット(2 個)
Catalyst 6824-X-LE-40G
10 ギガビット SFP+ ポート(24 個)、40 ギガビット QSFP+ アップリンク ポート(2 個)、電源スロット(2 個)
Catalyst 6840-X-LE-40G
10 ギガビット SFP+ ポート(40 個)、40 ギガビット QSFP+ アップリンク ポート(2 個)、電源スロット(2 個)
前面パネルのコンポーネント
1
10G SFP+ ポート、または 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(16 個)
6
コンソール ポート(RJ-45 シリアル)
2
アース パッド
7
イーサネット管理 SFP ポート
3
USB ミニタイプ B コンソール ポート
8
システム ID(青色ビーコン LED)
4
USB タイプ A ホスト ポート
9
リセット ボタン
5
イーサネット管理 RJ-45 ポート
10
電源スロット(2 個)
11 注文された電源装置がスイッチに取り付けられています。2 番めの電源装置が注文されていない場合は、ブランク パネルが取り付けられています。
1
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(32 個)
6
コンソール ポート(RJ-45 シリアル)
2
アース パッド
7
イーサネット管理 SFP ポート
3
USB ミニタイプ B コンソール ポート
8
システム ID(青色ビーコン LED)
4
USB タイプ A ホスト ポート
9
リセット ボタン
5
イーサネット管理 RJ-45 ポート
10
電源スロット(2 個)
22 注文された電源装置がスイッチに取り付けられています。2 番めの電源装置が注文されていない場合は、ブランク パネルが取り付けられています。
1
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(24 個)
7
イーサネット管理 SFP ポート
2
アース パッド
8
40G QSFP+ アップリンク ポート(2 個)
3
USB ミニタイプ B コンソール ポート
9
システム ID(青色ビーコン LED)
4
USB タイプ A ホスト ポート
10
リセット ボタン
5
イーサネット管理 RJ-45 ポート
11
電源スロット(2 個)
36
コンソール ポート(RJ-45 シリアル)
3 注文された電源装置がスイッチに取り付けられています。2 番めの電源装置が注文されていない場合は、ブランク パネルが取り付けられています。
1
10G SFP+ ポートまたは 100 MB または 1G SFP 光ファイバ ポート(40 個)
7
40G QSFP+ アップリンク ポート(2 個)
2
アース パッド
8
イーサネット管理 SFP ポート
3
USB ミニタイプ B コンソール ポート
9
システム ID(青色ビーコン LED)
4
USB タイプ A ホスト ポート
10
リセット ボタン
5
イーサネット管理 RJ-45 ポート
11
電源スロット(2 個)
46
コンソール ポート(RJ-45 シリアル)
4 注文された電源装置がスイッチに取り付けられています。2 番めの電源装置が注文されていない場合は、ブランク パネルが取り付けられています。
- SFP および SFP+ トランシーバ モジュール ポート
- 電源スロット
- Management Port
- ミニ USB タイプ B コンソール ポート
- USB タイプ A ポート
- コンソール ポート
- システム リセット ボタン
- ファン トレイ
- LED インジケータ
SFP および SFP+ トランシーバ モジュール ポート
シャーシには、10 ギガビット イーサネット SFP+ または 100BASE-FX 光ファイバ トランシーバ モジュールのポートが 16/24/32/40 個含まれています。すべてのポートは、1 ギガビット SFP、10 ギガビット SFP+、または一部のスイッチ モデルでは 40 ギガビット アップリンク ポートを 2 個搭載した 100BASE-FX 光ファイバ SFP モジュールをサポートします。
ポートは、Cisco Trust Security(CTS)および仮想スイッチ リンク(VSL)もサポートしているほか、1 ギガビット/10 ギガビット/40 ギガビットのどのモードでも Instant Access(IA)ペアレントとして運用できます。
SFP モジュールおよび SFP+ トランシーバ モジュールは、銅線または光ファイバ接続を使用して他の装置と接続できます。これらのトランシーバ モジュールは現場交換可能であり、SFP モジュール スロットに取り付けられることにより、アップリンク インターフェイスを提供します。SFP トランシーバ モジュールは光ファイバ接続用の LC コネクタ、または銅線接続用の RJ-45 コネクタを備えています。
サポートされる SFP および SFP+ モジュールの一覧については、スイッチのデータ シート(http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/switches/catalyst-6800-series-switches/datasheet-c78-734470.html)を参照してください。
奇数番号のポートは上段、偶数番号のポートは下段にあります。次の図に、スイッチの各モデルにおけるポートと LED の番号割り当てを示します。このセクションでは、10 ギガビット ポートと 40 ギガビット ポートとの間のポート マッピングも示します。
Catalyst 6816-X-LE
表 2 Catalyst 6816-X-LE のポート マッピング 10 ギガビット ポート
設定可能な 40 ギガビット ポート5
1、2、3、4
17
5、6、7、8
18
9、10、11、12
19
13、14、15、16
20
5 10 G ポートを 40 G ポートとして機能するように設定するには、アダプタ ケーブルを使用して、一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートを、もう一方のスイッチにある 40G QSFP ポートに接続する必要があります。Catalyst 6832-X-LE
表 3 Catalyst 6832-X-LE のポート マッピング 10 ギガビット ポート
設定可能な 40 ギガビット ポート6
1、2、3、4
33
5、6、7、8
34
9、10、11、12
35
13、14、15、16
36
17、18、19、20
37
21、22、23、24
38
25、26、27、28
39
29、30、31、32
40
6 10 G ポートを 40 G ポートとして機能するように設定するには、アダプタ ケーブルを使用して、一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートを、もう一方のスイッチにある 40G QSFP ポートに接続する必要があります。Catalyst 6824-X-LE-40G
表 4 Catalyst 6824-X-LE のポート マッピング 10 ギガビット ポート
設定可能な 40 ギガビット ポート7
1、2、3、4
35
5、6、7、8
36
9、10、11、12
37
13、14、15、16
38
17、18、19、20
39
21、22、23、24
40
40 ギガビット ネイティブ ポート
設定可能な 10 ギガビット ポート8
25
27、28、29、30
26
31、32、33、34
7 10 G ポートを 40 G ポートとして機能するように設定するには、アダプタ ケーブルを使用して、一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートを、もう一方のスイッチにある 40G QSFP ポートに接続する必要があります。8 40 G ポートを 10 G ポートとして機能するように設定するには、4 本の SFP+ アクティブ光ブレイクアウト ケーブルに分岐する Cisco QSFP を使用して、一方のスイッチにある 40G QSFP ポートを、もう一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートに接続する必要があります。Catalyst 6840-X-LE-40G
表 5 Catalyst 6840-X-LE のポート マッピング 10 ギガビット ポート
設定可能な 40 ギガビット ポート9
1、2、3、4
51
5、6、7、8
52
9、10、11、12
53
13、14、15、16
54
17、18、19、20
55
21、22、23、24
56
25、26、27、28
57
29、30、31、32
58
33、34、35、36
59
37、38、39、40
60
40 ギガビット ネイティブ ポート
設定可能な 10 ギガビット ポート10
41
43、44、45、46
42
47、48、49、50
9 10 G ポートを 40 G ポートとして機能するように設定するには、アダプタ ケーブルを使用して、一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートを、もう一方のスイッチにある 40G QSFP ポートに接続する必要があります。10 40 G ポートを 10 G ポートとして機能するように設定するには、4 本の SFP+ アクティブ光ブレイクアウト ケーブルに分岐する Cisco QSFP を使用して、一方のスイッチにある 40G QSFP ポートを、もう一方のスイッチにある 4 個の 10G SFP+ ポートに接続する必要があります。電源スロット
シャーシには 2 つの電源スロットがあり、 AC 入力電源装置または DC 入力電源装置、またはいずれかの 1 台を搭載できます。シャーシの出荷時には、あらかじめ電源スロットに電源装置が取り付けられています。電源装置の注文が 1 台のみの場合は、空の電源スロットにブランク カバーが取り付けられています。電源装置を取り付けない場合には、このカバーを取り付けたままにしておく必要があります。
関連コンセプト
Management Port
管理ポートは、ルート プロセッサに直接接続された 10/100/1000 の銅線イーサネット ポートです。スイッチにはファイバ ポートも搭載され、イーサネット管理ポートとして使用できます。TFTP イメージのダウンロード、ネットワーク管理、SNMP、Telnet、SSH 接続をサポートします。管理ポートは、システム内の他のポートから分離され、専用の管理 VRF にあります。EARL 転送ロジックの一部ではありません。管理ポートは、システムに高い負荷がある場合でも、CPU へのダイレクト アクセスを提供します。
管理ポートは、ホスト モードのレイヤ 3 ポートであり、ルータで終端するトラフィックのみを受け入れます。このポートは、自分自身と他のポート間のパケットのルーティングを行いません。このポートは、以下のパケット タイプのみを処理し、それらを適切にエンキューします。
関連コンセプト
ミニ USB タイプ B コンソール ポート
ミニ USB 2.0 タイプ B コンソール ポートは、ルート プロセッサへの 2 番目のコンソール接続として機能します。USB コンソール ポート接続では、ミニ USB 2.0 ケーブルを使用します。USB コンソール インターフェイス速度は、RJ-45 コンソール インターフェイス速度と同じです。
Windows コンピュータには、USB ポートのドライバが必要です。USB ポートを使用する前に、必要なドライバを次の URL からコンピュータにダウンロードしてください。 https://software.cisco.com/download/release.html?mdfid=282979369&softwareid=282855122&release=3.1
デフォルトでは、USB 優先モードがポートで有効ですが、モードはコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して一時変更できます。このポートが USB 優先モードの場合に、両方のポートが接続されると、RJ-45 コンソール ポートが無効化されます。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法の詳細については、『Catalyst 6500 ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。
関連コンセプト
USB タイプ A ポート
USB 2.0 タイプ A ポート(disk0)は、このスイッチで唯一の外部ストレージ インターフェイスです。このポートは、ルート プロセッサに接続されており、このプロセッサを使用して Cisco IOS ソフトウェアがこのポートにアクセスできるようになります。このポートは、128 MB ~ 8 GB の容量の Cisco USB フラッシュ ドライブをサポートします(ポート密度が 128 Mb、256 MB、1 GB、4 GB、8 GB の USB デバイスがサポートされます)。Cisco IOS ソフトウェアは、フラッシュ デバイスに対する標準ファイル システム アクセス(読み取り、書き込み、消去、コピー)を提供します。このソフトウェアには、FAT ファイル システム(FAT32、FAT16)でフラッシュ デバイスをフォーマットする機能もあります。
関連コンセプト
コンソール ポート
コンソール ポートは、9600 ボーの速度およびデータ 8 ビット、パリティ ビットなし、ストップ ビット 1 ビットで動作するシリアル コンソールを持つルート プロセッサにアクセスするための汎用非同期送受信機(UART)のサポートを提供する RJ-45 ポートです。
ファン トレイ
ファン トレイは、シャーシ全体を冷却し、条件がしきい値を超えると、環境モニタとインターフェイスしてアラームを生成します。ファン トレイは活性挿抜(OIR)をサポートします。
ファン トレイには、可変速設定可能な 4 個の高効率ファンと温度センサーが含まれています。1 個のファンが故障した場合、残りのファンの速度が増加し、マイナー アラームが生成されます。重大なファン トレイの障害が発生した場合は、システムがシャット ダウンされます。個々のファンは現場交換できません。重大なファン トレイの障害発生時にはファン トレイ全体を交換する必要があります。ファンの詳細については、ファン トレイの取り外しを参照してください。
関連コンセプト
関連資料