今回のリリースでの新機能
ここでは、AsyncOS for Content Security Management のこのリリースにおける新機能と拡張機能について説明します。
機能 |
説明 |
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AsyncOS API を使用したログ情報の取得 |
AsyncOS API を使用して、アプライアンスから次のログ詳細を取得できるようになりました。
詳細については、『AsyncOS 13.8.1 API for Cisco Content Security Management Appliances - Getting Started Guide』の「Logging APIs」セクションを参照してください。 |
監査ログを使用した認証、許可、アカウンティングのイベント(AAA:Authentication、Authorization、および Accounting)の記録 |
Cisco コンテンツセキュリティ管理アプライアンスは、AAA(認証、許可、アカウンティング)のイベントを記録する新しいタイプのログサブスクリプション「監査ログ」をサポートしています。 監査ログの詳細の一部を次に示します。
詳細については、監査ログの使用を参照してください。 |
AsyncOS API のコンテンツセキュリティ管理アプライアンスでの OpenID Connect 1.0 の設定 |
Cisco コンテンツセキュリティ管理アプライアンスは、OpenID Connect 1.0 認証で ID プロバイダ(IDP)を使用するアプリケーションまたはクライアントとの統合をサポートし、アプライアンスで使用可能な AsyncOS API とシームレスに接続します。現在、お使いのアプライアンスは、Microsoft AD FS のみを使用して OpenID Connectで認定されています。 詳細については、一般的な管理タスクを参照してください。 |
新しいアクセス権限:委任管理者のログサブスクリプション |
新しいアクセス権限オプションである [ログサブスクリプション(Log Subscription)] が、アプライアンスの Web インターフェイスの [システム管理(System Administration)] > [ユーザーロール(User Role)] ページに追加されました。[ログサブスクリプション(Log Subscription)] オプションを使用して、カスタムユーザロールに割り当てられている委任管理者がログサブスクリプションまたはログ API にアクセスしてログファイルを表示またはダウンロードできるかどうかを定義します。 詳細については、管理タスクの分散を参照してください。 |
機能 |
説明 |
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メッセージトラッキング機能拡張 |
新しい Web インターフェイスには、次のユーザーエクスペリエンスの拡張が含まれています。
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レポートの機能拡張 |
お気に入りレポートをスケジュールしてアーカイブできるようになりました。お気に入りレポートのデータを CSV または PDF 形式でエクスポートすることもできます。 |
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スパム通知の機能拡張 |
詳細については、 『ユーザーガイド』の「隔離されたメッセージに関するエンドユーザへの通知」を参照してください。 |
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セキュリティ機能の拡張 |
AsyncOS 13.8.0 には、次のセキュリティ機能拡張が含まれています。
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Cisco SecureX および Cisco Threat Response の機能拡張 |
アプライアンスを設定してプロキシ経由で Cisco SecureX および Cisco Threat Response に接続できるようになりました。プロキシ経由で接続するには、 ページの [プロキシの使用(Use Proxy)] チェックボックスをオンにします。 |
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YouTube レポート(Web) |
新しい Web インターフェイス([URLカテゴリ(URL Categories)] レポートページ)で、YouTube の分類機能に関連する次の情報を表示できるようになりました。
サイト上でアクセスされている上位の YouTube カテゴリを表示できます(グラフ形式)。
トランザクションごとに発生するブロックアクションまたは警告アクションをトリガーした上位の YouTube URL を表示できます(グラフ形式)。たとえば、ユーザが特定の YouTube URL にリダイレクトされ、特定のポリシーが適用されている場合は、ブロックアクションまたは警告がトリガーされました。この YouTube URL は、ブロックまたは警告されたトランザクションとしてこのグラフに一覧表示されます。 [URLカテゴリ(URL Categories)] レポートページを表示するには、[製品(Product)] ドロップダウンから [Web(Web)] を選択し、[レポート(Reports)] ドロップダウンから [モニターリング(Monitoring)] > [URLカテゴリ(URL Categories)] を選択します。
[一致したYoutubeカテゴリ(Youtube Categories Matched)] インタラクティブテーブルには、指定した時間範囲内における Youtube カテゴリ別のトランザクションの処理、使用された帯域幅、各カテゴリで費やされた時間が表示されます。 [一致したYoutubeカテゴリ(Youtube Categories Matched)] インタラクティブテーブルを表示するには、[Web] > [レポート(Reporting)] > [URLカテゴリ(URL Categories)] を選択します。
新しいフィルタ [YTカテゴリ(YT Category)] が [Web(Web)] > [トラッキング(Tracking)] に追加されました。特定の YouTube カテゴリでフィルタ処理するには、[YouTube カテゴリ(YouTube Category)] セクションを展開し、表示する YouTube カテゴリを選択します。 |
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IP スプーフィングプロファイル |
IP スプーフィングプロファイルを作成し、それをルーティングポリシーに追加することによって、Web プロキシ IP スプーフィングを設定できるようになりました。IP スプーフィングプロファイルがルーティングポリシーで使用されている場合、Web プロキシは送信元 IP アドレスを IP スプーフィングプロファイルで定義されたカスタム IP アドレスに変更します。 新しい IP スプーフィングプロファイルを作成する、または既存の IP スプーフィングプロファイルを変更するには、[Web(Web)] > [IPスプーフィングプロファイル(IP Spoofing Profiles)] を選択します。 ルーティングポリシーに IP スプーフィングプロファイルを追加するには、[Web(Web)]> [ルーティングポリシー(Routing Policies)]を選択します。
詳細については、 『User Guide for AsyncOS 12.5 for Cisco Web Security Appliances』を参照してください。 |