この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Firepower 8000 シリーズデバイスは、銅線センシング インターフェイスまたはファイバ センシング インターフェイスのどちらかを含むネットワーク モジュール(NetMod)を使用して、導入時のモジュールの柔軟性を強化します。デバイスは完全に組み立てられた状態で出荷することも、自分でモジュールを設置することもできます。モジュールの交換や変更が必要な場合もあります。
このセクションで説明するいくつかの手順を使用して、新しい NetMod の挿入や、インストール済み NetMod の削除または交換を実行します。
コメント スタック構成で NetMod を交換するときは、最初にセカンダリ ユニットですべての手順を完了してから、プライマリ ユニットで交換を実行します。
Firepower システムを設置する前に、新しいアプライアンスのデバイスを組み立ててください。NetMod に付属の組立説明書を参照してください。
コメント 韓国の認証(KCC マーク)を受けているフル構成された Firepower デバイスの場合、NetMod を交換するとその構成が変更される可能性があります。詳しくは、アプライアンスの元のコンフィギュレーション マニュアル、および『Regulatory Compliance and Safety Information for FirePOWER and FireSIGHT Appliances』マニュアルを参照してください。
Firepower 8000 シリーズアプライアンスのセンシング インターフェイスには、銅線インターフェイスまたはファイバ インターフェイスが付属しています。設定可能バイパス センシング インターフェイスまたは非バイパス センシング インターフェイスを指定できます。モジュールのセンシング インターフェイス、速度、寸法に関係なく、NetMod の付属部品はすべて同一です。
図 B-1 NetMod またはスロット カバーの例(開いた状態)
図 B-2 NetMod レバーの例(ネジを穴に取り付け、閉じた状態)
Firepower 8000 シリーズモジュールの詳細については、Firepower 8000 シリーズモジュールを参照してください。
次のシャーシ前面図に、センシング インターフェイスの NetMod が含まれるモジュール スロットの位置を示します。
図 B-3 Firepower 81xx ファミリのプライマリ デバイス
図 B-4 Firepower 82xx ファミリおよび 83xx ファミリプライマリ デバイス
スタッキング モジュールは、同じ設定を持つ複数のアプライアンスのリソースを統合したものです。どの Firepower 8000 シリーズモデルがスタックをサポートするかの詳細については、Firepower 8000 シリーズスタック モジュールを参照してください。スタック構成デバイスの場合、モジュールを次のように設定します。
スタックの詳細については、スタック構成でのデバイスの使用を参照してください。Firepower Management Center でデバイス スタックを管理する方法については、『Firepower Management Center Configuration Guide』の「8000 Series Device Stacking」の章を参照してください。
モジュール アセンブリ キットには T8 トルクス ドライバと、次の 1 つ以上のモジュールが含まれています。
コメント このデュアルスロット NetMod は、容量が 40G の Firepower 8250 か、Firepower または AMP 8350 でのみ使用します。デバイスをアップグレードする必要がある場合は、『Cisco 8000 シリーズ Device 40G Capacity Upgrade Guide』を参照してください。
コメント NetMod を Firepower デバイス上の互換性がないスロットに装着する場合、または NetMod にご使用のシステムとの互換性がない場合は、NetMod を設定しようとすると管理元の Management Center Web インターフェイスにエラー メッセージまたは警告メッセージが表示されます。支援が必要な場合は、サポートに連絡してください。
次のガイドラインを使用してモジュールの挿入または取り外しの準備をしてください。
ヒント NetMod は、使用可能な互換性のあるスロットに挿入できます。
– [デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] を選択します。
– メンテナンス モードを開始するスタック メンバまたはピアの横にある、メンテナンス モード切り替えアイコン( )をクリックします。
– [はい(Yes)] をクリックして、メンテナンス モードを確定します。
ステップ 1 アプライアンスをシャットダウンするには、[システム(System)] > [設定(Configuration)] を選択します。
ステップ 2 [プロセス(Process)] を選択します。
ステップ 3 [アプライアンスのシャットダウン(Shutdown Appliance)] の横にある [コマンドの実行(Run Command)] をクリックします。
ステップ 4 アプライアンスからすべての電源コードを抜きます。
モジュールを扱うときには、リスト ストラップの装着や静電気防止作業台の使用など、適切な静電気防止(ESD)対策に従ってください。損傷を防ぐため、未使用のモジュールは静電気防止用の袋または箱に入れて保存します。
ステップ 1 付属のドライバを使用して、モジュールのレバーから T8 トルクス ネジを取り外して保管します。
ステップ 2 ラッチが解除されるまでレバーをモジュールから引き出します。
ステップ 3 モジュールを滑らせながらスロットから取り出します。
モジュールを扱うときには、リスト ストラップの装着や静電気防止作業台の使用など、適切な静電気防止(ESD)対策に従ってください。損傷を防ぐため、未使用のモジュールは静電気防止用の袋または箱に入れて保存します。
ステップ 1 付属のドライバを使用して、モジュールのレバーから T8 トルクス ネジを取り外して保管します。
ステップ 2 ラッチが開くまで、レバーをモジュールから引き出します。ラッチの近端が目で確認できます。ラッチの遠端はモジュール内側にあります。
ステップ 3 ラッチの遠端がスロットの内側に入り、ラッチの近端がモジュール スロットの外側に接触するまで、モジュールをスロットに挿入します。
ステップ 4 ラッチがはまり、モジュールをスロットに引き込むまで、レバーをモジュールの方へ押します。
ステップ 5 ネジ穴部分をしっかり押し、ラッチが確実にはまるまでモジュールに対してレバーを押し込みます。
レバーがモジュールにしっかりと押し込まれると、モジュールがシャーシとぴったりと揃います。
ステップ 6 保管しておいた T8 トルクス ネジをレバーに差し込んで締めます。
ステップ 1 [システム(System)] > [設定(Configuration)] を選択します。
ステップ 2 [プロセス(Process)] を選択します。
ステップ 3 [アプライアンスコンソールの再起動(Restart Appliance Console)] の横にある [コマンドの実行(Run Command)] をクリックします。
ステップ 1 [デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] を選択します。
ステップ 2 インターフェイスを表示するデバイスの横にある編集アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 [インターフェイス(Interfaces)] タブでインターフェイスを確認します。
ステップ 4 アプライアンスがデバイス スタックまたはハイアベイラビリティ ペアに含まれている場合は、Firepower Management Center からデバイスのメンテナンス モードを終了します。
デバイス、デバイス クラスタ、またはデバイス スタックの設定に変更を加えた後、それらの変更を適用するまでは、システム全体に変更が反映されません。デバイスが変更適用前の状態でなければ、このオプションは無効になります。
インターフェイスを編集してデバイス ポリシーを再適用すると、編集したインターフェイス インスタンスだけでなく、デバイス上のすべてのインターフェイス インスタンスで Snort が再起動することに注意してください。
ヒント デバイスの変更を適用するには、[Device Management] ページまたはアプライアンス エディタの [Interfaces] タブを使用します。
ステップ 1 [デバイス(Devices)] > [デバイス管理(Device Management)] を選択します。
ステップ 2 変更を適用するデバイスの横にある適用アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 プロンプトが出されたら、[Apply] をクリックします。