ほとんどの防御センターと管理対象デバイスのハード ドライブを安全にスクラビングして、その内容にアクセスできないようにすることができます。たとえば、機密データを含む故障したアプライアンスを返送する必要がある場合は、この機能を使用してデータを上書きできます。
サポートされる防御センター:DC1000 と DC3000 を除くすべて
このモードでのディスクのスクラビングは、米国国防総省による以下の規格を満たしています。
DoD のスクラビング シーケンスは、リムーバルおよび非リムーバルのリジッド ディスクのサニタイズについて DoD 5220.22-M に準拠しています。この手順では、アドレス指定可能なすべての領域をある文字で上書きしてから、その補数で上書きし、さらにランダムな文字で上書きし、検証します。その他の制約事項については、DoD のマニュアルを参照してください。
ハード ドライブのスクラビングは、「対話型メニューを使用するアプライアンスの復元」で説明されているインタラクティブ メニューのオプションを使用して行います。
ステップ 1 アプライアンスにアクセスしている方法に応じて、以下のいずれかのセクションにある指示に従い、復元ユーティリティのインタラクティブ メニューを表示します。
• 「KVM または物理シリアル ポートを使用する復元ユーティリティの起動」
• 「Lights-Out Management を使用する復元ユーティリティの開始」
DC1000 および DC3000 では、この機能がサポートされていないことに注意してください。
ステップ 2 メイン メニューで、[8 Wipe Contents of Disk] を選択します。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、ハード ドライブのスクラビングを実行することを確認します。
ハード ドライブがスクラビングされます。スクラブ プロセスは、完了までに数時間かかる場合があります。大容量ドライブにはより多くの時間がかかります。