Cisco ISE セットアップ プログラムを使用して設定したユーザ名およびパスワードは、Cisco ISE CLI および Cisco ISE Web インターフェイスでの管理アクセスで使用するためのものです。Cisco ISE CLI にアクセスできる管理者を CLI 管理ユーザといいます。デフォルトでは、CLI 管理ユーザのユーザ名は admin、パスワードはセットアップ プロセスでユーザが定義したパスワードです。デフォルトのパスワードはありません。
Cisco ISE Web インターフェイスへの最初のアクセスは、セットアップ プロセスで定義した CLI 管理ユーザのユーザ名、およびパスワードを使用して行うことができます。Web ベース admin のデフォルトのユーザ名およびパスワードはありません。
CLI 管理ユーザは、Cisco ISE の Web ベースの管理ユーザ データベースに コピーされます。最初の CLI 管理ユーザのみが Web ベースの管理ユーザとしてコピーされます。両方の管理ロールで同じユーザ名とパスワードを使用できるように、CLI と Web ベースの管理ユーザ ストアは同期を保持する必要があります。
Cisco ISE CLI 管理ユーザは、Cisco ISE Web ベースの管理ユーザとは異なる権限と機能を持ち、他の管理タスクを実行できます。
Cisco ISE では、セットアップ プロセスで作成した CLI 管理ユーザ アカウントに加え、追加の CLI 管理ユーザ アカウントを作成することができます。CLI 管理ユーザのクレデンシャルを保護するために、Cisco ISE CLI アクセスに必要な CLI 管理ユーザの作成数は最低限にします。
CLI でコンフィギュレーション モードを開始し、 username コマンドを使用して、CLI 管理者ユーザを追加できます。
Cisco ISE システムに初めて Web によるアクセスを行う場合、管理者のユーザ名とパスワードはセットアップ時に設定した CLI ベースのアクセスと同じです。