この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このモジュールでは、ルータでの IP サービス レベル契約(IP SLA)の設定に使用する Cisco IOS XR ソフトウェア コマンドについて説明します。
IP SLA の概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Monitoring Configuration Guide』の「Implementing IP Service Level Agreements」モジュールを参照してください。
プロバイダー エッジ(PE)アドレスをフィルタリングするアクセス リスト名を指定し、MPLS LSP モニタ(MPLSLM)インスタンスによって自動的に作成された動作を制限するには、適切なコンフィギュレーション モードで access-list コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
access-list acl-name
no access-list
acl-name |
アクセス リスト名をフィルタリングします。 |
デフォルトでは、アクセス リストは設定されていません。
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
アクセス リストの変更はスキャン インターバルが期限切れになる前に処理され、スキャン キュー内の計画済み変更リストが表示されます。
(注) |
アクセス リストと IPSLA 設定間での検証チェックは発生しません。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、access-list コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# access-list ipsla
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS LSP モニタ インスタンスがスキャン キューで更新の有無をチェックする頻度を指定します。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
react コマンドを設定した場合、またはしきい値イベントが発生した場合に実行されるアクションまたはアクションの組み合わせを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで action コマンドを使用します。 アクションまたはアクションの組み合わせをクリアする(アクションが発生しないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
action { logging | trigger }
no action { logging | trigger }
logging |
モニタ対象の要素で指定された違反タイプが発生した場合に、ロギング メッセージを送信します。 IP SLA エージェントは syslog を生成し、SNMP に通知します。 トラップを生成するかどうかは、SNMP エージェントによって決定されます。 |
trigger |
違反条件に一致した場合に保留からアクティブへの移行が発生する 1 つまたは複数のターゲット動作の動作ステートを決定します。 トリガーされるターゲット動作は、ipsla reaction trigger コマンドを使用して指定します。 ターゲット動作は、そのターゲット動作の lifetime 値で指定された存続期間が経過するまで継続します。 トリガーされたターゲット動作は、存続期間が終了するまで、再度トリガーされることはありません。 |
なし
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
しきい値イベントに対して action コマンドが発生するようにするには、しきい値のタイプを定義する必要があります。 しきい値タイプの未設定は、しきい値チェックがアクティブでない場合に考慮されます。
action コマンドが IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション モードから使用されている場合、logging キーワードだけが使用可能です。
action コマンドが IP SLA 動作モードから使用されている場合、定義済みのアクションは、設定されている特定の動作に適用されます。 action コマンドが IP SLA MPLS LSP モニタ モードで使用されている場合、定義済みのアクションは、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作に適用されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、logging キーワードを指定した action コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# action logging
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション モードから action コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# reaction monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react-cond)# action logging
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS LSP モニタリング反応を設定します。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
アクティブに情報を収集していない場合に動作をメモリに保持する秒数を指定するには、IP SLA スケジュール コンフィギュレーション モードで ageout コマンドを使用します。 デフォルト値を使用する(動作がエージング アウトしないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
ageout seconds
no ageout
seconds |
エージング アウトのインターバル(秒単位)。 値を 0 秒に指定すると、収集されたデータはエージング アウトしません。 範囲は 0 ~ 2073600 です。 |
デフォルト値は 0 秒(エージング アウトしない)です。
IP SLA スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、ageout コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)# ageout 3600
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数を設定するには、IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション モードで buckets コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
buckets buckets
no buckets
buckets |
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数。 範囲は 1 ~ 60 です。 |
デフォルト値は、15 バケットです。
IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
buckets コマンドは、次の動作を設定する場合だけにサポートされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション モードで buckets コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)# history RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-hist)# buckets 30
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作の履歴パラメータを設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
統計情報が保持される時間数を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで bucket コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
buckets hours
no buckets
hours |
IP SLA 動作に対して統計情報を維持する時間数。 範囲は、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードでは 0 ~ 25、IP SLA MPLS LSP モニタ統計情報コンフィギュレーション モードでは 0 ~ 2 です。 |
デフォルト値は 2 です。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
hours 引数を指定した buckets コマンドは、hourly キーワードを指定した statistics コマンドだけに対して有効です。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、buckets コマンドの IP SLA UDP ジッタ動作に対して統計情報が維持される時間数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# buckets 10
コマンド |
説明 |
---|---|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
拡張履歴統計情報が保持されるバケットの最大数を指定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで buckets コマンドを使用します。 指定されたインターバルの統計情報収集を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
buckets bucket-size
no buckets
bucket-size |
バケット サイズとは、設定されたバケットの制限に到達する時期です。 そのため、動作に対する統計情報の収集が終了します。 範囲は 1 ~ 100 です。 デフォルトは 100 です。 |
デフォルト値は 100 です。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
bucket-size 引数を指定した buckets コマンドは、interval キーワードを指定した statistics コマンドだけに対して有効です。
次の例では、buckets コマンドの IP SLA UDP ジッタ動作に対して、指定されたインターバルにわたり統計情報を収集する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics interval 60 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# buckets 50
コマンド |
説明 |
---|---|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
制御パケットをディセーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで control disable コマンドを使用します。 制御パケットを再び使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
control disable
no control disable
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルトでは、制御パケットがイネーブルになっています。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
エージェント側で control disable コマンドを設定する場合は、応答側で永続的なポートを設定する必要があります。設定していない場合は、動作からタイムアウト エラーが返されます。 control disable コマンドを設定する場合は、UDP エコー サーバなど、リモート デバイスで IP SLA 応答側またはその他の機能の永続的なポートが必要になります。
control disable コマンドは、応答側が必要な動作に対して有効です。
IP SLA 制御パケットはディセーブルになっており、動作パケットを送信する前に、IP SLA 応答側に制御メッセージを送信するために使用されます。 デフォルトでは、IP SLA 制御メッセージは宛先デバイスに送信され、IP SLA 応答側との接続が確立されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで control disable コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# control disable
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
動作のペイロードにおける要求パケットのプロトコル データ サイズを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで datasize request コマンドを使用します。 デフォルトのデータ サイズにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
datasize request size
no datasize request
size |
次の範囲と、プロトコルによって異なるデフォルト値を指定します。 |
UDP ジッタ動作の場合、デフォルト値は 32 バイトです。
UDP エコー動作の場合、デフォルト値は 16 バイトです。
ICMP エコー動作の場合、デフォルト値は 36 バイトです。
ICMP パスエコー動作の場合、デフォルト値は 36 バイトです。
ICMP パスジッタ動作の場合、デフォルト値は 36 バイトです。
MPLS LSP ping 動作の場合、デフォルト値は 100 バイトです。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで datasize request コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# datasize request 512
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA ICMP エコー動作を設定します。 |
|
IP SLA ICMP パスエコー動作を設定します。 |
|
IP SLA ICMP パスジッタ動作を設定します。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
IP SLA UDP エコー動作を設定します。 |
|
IP SLA UDP ジッタ動作を設定します。 |
宛先デバイスのアドレスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで destination address コマンドを使用します。 宛先アドレスの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
destination address ipv4-address
no destination address
ipv4-address |
宛先デバイスの IP アドレス。 |
なし
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
宛先デバイスのアドレスを指定する必要があります。 destination address コマンドの設定は、すべての動作で必須です。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで destination address コマンドの IP アドレスを指定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# destination address 192.0.2.12
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
宛先デバイスのポートを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで destination port コマンドを使用します。 宛先ポートの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
destination port port
no destination port
port |
宛先デバイスのポート番号。 範囲は 1 ~ 65355 です。 |
なし
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ICMP 動作を設定する場合は、destination port コマンドはサポートされません。サポートされるのは、UDP 動作を設定する場合だけです。
宛先デバイスのポートを指定する必要があります。 destination port コマンドの設定は、IP SLA UDP エコーおよび IP SLA UDP ジッタの両方のコンフィギュレーションで必須です。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで destination port コマンドのポートを指定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# destination port 11111
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
IP SLA 動作のライフタイム中にホップごとに保持される統計情報の配布数を設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで distribution count コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
distribution count slot
no distribution count
slot |
保持される統計情報の配布数。 範囲は 1 ~ 20 です。 デフォルトは 1 です。 |
デフォルト値は 1 です。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ほとんどの状況では、保持される統計情報の配布数や配布ごとのインターバルを変更する必要はありません。 これらのパラメータは、ネットワークの統計的モデリングを実行する場合など、配布が必要になる場合だけに変更します。 統計情報の配布インターバルを設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで distribution interval コマンドを使用します。 キャプチャされた統計情報の合計配布数は、distribution count コマンドによって設定された値、maximum hops コマンドによって設定された値、maximum path コマンドによって設定された値、および buckets コマンドによって設定された値をかけ合わせた値になります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、distribution count コマンドの統計情報の配布数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# distribution count 15
コマンド |
説明 |
---|---|
統計情報が保持される時間数を設定します。 |
|
統計情報の配布ごとのインターバル(ミリ秒単位)を設定します。 |
|
IP SLA 動作のパスごとに統計情報が維持されるホップ カウントを設定します。 |
|
IP SLA 動作の時間ごとに統計情報が維持されるパス数を設定します。 |
|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
統計情報の配布ごとのインターバル(ミリ秒単位)を設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで distribution interval コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
distribution interval interval
no distribution interval
interval |
保持される統計情報の配布ごとに使用されるミリ秒数。 範囲は 1 ~ 100 です。 デフォルトは 20 です。 |
デフォルト値は 20 です。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ほとんどの状況では、保持される統計情報の配布数や配布ごとのインターバルを変更する必要はありません。 これらのパラメータは、ネットワークの統計的モデリングを実行する場合など、配布が必要になる場合だけに変更します。 統計情報の配布数を設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで distribution count コマンドを使用します。 キャプチャされた統計情報の合計配布数は、distribution count コマンドによって設定された値、maximum hops コマンドによって設定された値、maximum path コマンドによって設定された値、および buckets コマンドによって設定された値をかけ合わせた値になります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、distribution interval コマンドに対してインターバルを設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# distribution interval 50
コマンド |
説明 |
---|---|
統計情報が保持される時間数を設定します。 |
|
IP SLA 動作のライフタイム中にホップごとに保持される統計情報の配布数を設定します。 |
|
IP SLA 動作のパスごとに統計情報が維持されるホップ カウントを設定します。 |
|
IP SLA 動作の時間ごとに統計情報が維持されるパス数を設定します。 |
|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
エコー要求パケットのヘッダーの試験的な MPLS フィールド(EXP フィールド)を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで exp コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
exp exp-bits
no exp
exp-bits |
エコー要求パケットのヘッダーの試験的なフィールドの値。 有効な値は 0 ~ 7 です。 デフォルトは 0 です。 |
試験的なフィールドの値は 0 に設定されています。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
エコー要求パケットのヘッダーの試験的な MPLS フィールドを設定するには、MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作で exp コマンドを使用します。 試験的なフィールド(EXP フィールド)では、8 種類の Quality of Service(QoS)マーキングを使用できます。これにより、中継 LSR ノードが要求パケットに行う処理(ホップごとの動作)が決定されます。 MPLS EXP レベルは動作ごとに設定が可能で、応答のレベルに違いを付けることができます。
IP SLA 動作モードで exp コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のエコー要求パケットのヘッダーに対して機能します。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで exp コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のエコー要求パケットのヘッダーに対して機能します。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、exp コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# exp 5
次の例では、MPLS LSP モニタ モードで exp コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-trace)# exp 5
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
IP SLA 動作の履歴テーブルに保持される情報のタイプを定義するには、IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション モードで filter コマンドを使用します。 履歴フィルタの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
filter { all | failures }
no filter
all |
設定されている場合は、すべての動作の履歴データを保存します。 |
failures |
設定されている場合は、失敗した動作のデータを保存します。 |
デフォルトでは、filter コマンドがイネーブルでない限り、履歴を収集しません。
IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
filter コマンドは、次の動作を設定する場合だけにサポートされます。
filter コマンドの no 形式を使用すると、履歴統計情報は収集されません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション モードで filter コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)# history RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-hist)# filter all
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
エコー要求が送信された場合に、明示的なヌル ラベルを LSP のラベル スタックに追加するには、適切なコンフィギュレーション モードで force explicit-null コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
force explicit-null
no force explicit-null
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
明示的なヌル ラベルは追加されません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
force explicit-null コマンドは、MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作でエコー要求パケットが送信されたときに、非請求の明示的なヌル ラベルを LSP の MPLS ラベル スタックに強制的に追加するために使用します。
IP SLA 動作モードで force explicit-null コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作の LSP のラベル スタックに対して機能します。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで force explicit-null コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のラベル スタックに対して機能します。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
MPLS LSP ping 動作で使用されるターゲットとして疑似回線が指定されている場合は、force explicit-null コマンドを使用できません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、force explicit-null コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# force explicit-null
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
プロービングの頻度を設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで frequency コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
frequency seconds
no frequency
seconds |
特定の IP SLA 動作がネットワークに送信されるレート。 範囲は 1 ~ 604800 です。 |
frequency コマンドが使用されていない場合、デフォルト値は 60 秒です。
IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション モードでは、デフォルト値は schedule period コマンドを使用して設定されたスケジュール期間と同じです。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
このコマンドが IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション モードで使用されている場合は、スケジュール期間の頻度を表します。 つまり、頻度が 1000 秒に設定されていて、スケジュール期間が 600 秒に設定されている場合、1000 秒ごとに LSP 動作が実行されます。 各実行には、600 秒かかります。 スケジュール期間を指定するには、schedule period コマンドを使用します。
頻度の値は、スケジュール期間以上である必要があります。
この設定は、作成されるすべての LSP 動作に自動的に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで frequency コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# frequency 300
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション モードで frequency コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# schedule monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-sched)# frequency 1200 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-sched)# schedule period 600
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
すべての LSP 動作の開始または実行がスケジューリングされる合計時間を設定します。 |
IP SLA 動作の履歴パラメータを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで history コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
history [ buckets buckets | filter { all | failures } | lives lives ]
no history
buckets |
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数を設定します。 |
buckets |
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数。 範囲は 1 ~ 60 です。 |
filter |
IP SLA 動作の履歴テーブルに保持される情報のタイプを定義します。 |
all |
設定されている場合は、すべての動作の履歴データを保存します。 |
failures |
設定されている場合は、失敗した動作のデータを保存します。 |
lives |
IP SLA 動作の履歴テーブルで維持されるライブ数を設定します。 |
lives |
IP SLA 動作の履歴テーブルで維持されるライブ数。 範囲は 0 ~ 2 です。 |
なし
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
history コマンドを使用すると、IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、より多くの履歴設定パラメータを設定できます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション モードで history コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)# history RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-hist)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数を設定します。 |
|
IP SLA 動作の履歴テーブルに保持される情報のタイプを定義します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA 動作の履歴テーブルで維持されるライブ数を設定します。 |
|
IP SLA ICMP パスエコー動作の履歴テーブルで保持されるホップ エントリ数を設定します。 |
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)の更新インターバルを設定するには、IP SLA MPLS ディスカバリ VPN コンフィギュレーション モードで interval コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
interval refresh-interval
no interval
refresh-interval |
有効ではなくなったルーティング エントリがレイヤ 3 VPN ディスカバリ データベースから削除されるインターバルを分単位で指定します。 範囲は 30 ~ 70560 です。 |
デフォルトの更新インターバルは 60 分です。
IP SLA MPLS ディスカバリ VPN コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
(注) |
ルートの合計数が多い場合は、ディスカバリ データベースの更新時に、パフォーマンスに対する悪影響が生じます。 そのため、ルータのパフォーマンスが影響を受けないように、refresh-interval 引数の値を十分な大きさに設定する必要があります。 大量のルートが存在する場合は、refresh-interval 引数の値を数時間に設定することを推奨します。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、interval コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls discovery vpn RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-discovery-vpn)# interval 120
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)プロバイダー エッジ(PE)ルータ ディスカバリを設定します。 |
IP SLA コンフィギュレーション モードを開始し、IP Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ipsla コマンドを使用します。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipsla
no ipsla
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
グローバル コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ipsla コマンドを使用すると IP SLA コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、さまざまな IP サービス レベル契約のオプションを設定できます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 制御メッセージに対する MD5 認証を設定します。 |
|
メモリの下限値を設定します。 |
|
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)プロバイダー エッジ(PE)ルータ ディスカバリを設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
いずれかのトリガー タイプ オプションが reaction operation コマンドで定義されている場合に、保留中からアクティブ ステートへの移行が発生する 2 番目の IP SLA 動作を定義します。 |
|
UDP エコーまたはジッタ動作に対する IP SLA 応答側をイネーブルにします。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
IP SLA 制御メッセージに対する MD5 認証を設定するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで key-chain コマンドを使用します。 キーチェーン名の設定を解除し、MD5 認証を使用しない場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
key-chain key-chain-name
no key-chain
key-chain-name |
キーチェーンの名前。 |
デフォルト値は定義されていません。 認証は使用されません。
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
key-chain コマンドを設定する場合は、グローバル コンフィギュレーション モードで key chain コマンドも設定し、MD5 認証を提供する必要があります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、ipsla key-chain コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# key-chain ipsla-keys
コマンド |
説明 |
---|---|
key chain |
キーチェーンを作成または変更します。 |
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
実行時間の長さを指定するには、IP SLA スケジュール コンフィギュレーション モードで life コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
life { forever | seconds }
no life
forever |
動作を無期限で実行するようにスケジューリングします。 |
seconds |
動作がアクティブに情報を収集する秒数を決定します。 範囲は 1 ~ 2147483647 です。 デフォルト値は 3600 秒(1 時間)です。 |
デフォルト値は 3600 秒です。
IP SLA スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、life コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)# life forever
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
IP SLA 動作の履歴テーブルで維持されるライブ数を設定するには、IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション モードで lives コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
lives lives
no lives
lives |
IP SLA 動作の履歴テーブルで維持されるライブ数。 範囲は 0 ~ 2 です。 |
デフォルト値は 0 ライブです。
IP SLA 動作履歴コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
lives コマンドは、次の動作を設定する場合だけにサポートされます。
lives コマンドの no 形式を使用すると、履歴統計情報は収集されません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション モードで lives コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)# history RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-hist)# lives 2
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数を設定します。 |
|
IP SLA 動作の履歴テーブルに保持される情報のタイプを定義します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA ICMP パスエコー動作の履歴テーブルで保持されるホップ エントリ数を設定します。 |
low-memory value
no low-memory
value |
メモリの下限値。 範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
デフォルト値は 20 MB(空きメモリ)です。
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA では、新しい動作の追加または保留中の動作のスケジューリングを行う前に、指定されたメモリが提供されます。
値 0 が使用されている場合、メモリ制限は適用されません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、low-memory コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# low-memory 102400
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA アプリケーションの情報を表示します。 |
LSP の選択に使用されるローカル ホスト IPv4 アドレスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで lsp selector ipv4 コマンドを使用します。 ホスト アドレスをクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
lsp selector ipv4 ip-address
no lsp selector ipv4
ip-address |
LSP の選択に使用されるローカル ホスト IPv4 アドレス。 |
LSP の選択に使用されるローカル ホスト IP アドレスは、127.0.0.1 です。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
プロバイダー エッジ(PE)ルータ間に複数の等価コスト パスが存在する場合に、MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作に特定の LSP を強制的に使用させるには、lsp selector ipv4 コマンドを使用します。 この状況は、中継 Label Switching Router(LSR; ラベル スイッチング ルータ)が、ロード バランシングの IP パケット ヘッダーの宛先アドレスを使用する場合に発声します。
lsp selector ipv4 コマンドで設定された IPv4 アドレスは、MPLS エコー要求として送信されたユーザ データグラム プロトコル(UDP)パケットの宛先アドレスです。 有効な IPv4 アドレスは、サブネット 127.0.0.0/8 で定義され、次の目的で使用されます。
IP SLA 動作モードで lsp selector ipv4 コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作の MPLS エコー要求に対して機能します。 lsp selector ipv4 コマンドが IP SLA MPLS LSP モニタ モードで使用される場合は、このコマンドはモニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作の MPLS エコー要求に対して機能します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、lsp selector ipv4 コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# lsp selector ipv4 127.10.10.1
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
ICMP を測定するルース ソース ルーティング パスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで lsr-path コマンドを使用します。 指定されたパス以外のパスを使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
lsr-path ipaddress1 [ ipaddress2 [ . .. [ipaddress8] ] ]
no lsr-path
ip address |
中間ノードの IPv4 アドレス。 最大 8 つのアドレスを入力できます。 |
パスは設定されていません。
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
lsr-path コマンドは、ICMP パスエコーおよび ICMP パスジッタの各動作タイプにだけ適用されます。
最大 8 個のホップ アドレスを次の例のように lsr-path コマンドを使用して設定できます。
lsr-path ipaddress1 [ipaddress2 [... [ipaddress8]]]
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション モードで lsr-path コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-echo RP/0/RSP0/CPU0:router((config-ipsla-icmp-path-echo)# lsr-path 192.0.2.40
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
IP SLA 動作のパスごとに統計情報が維持されるホップ カウントを設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで maximum hops コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
maximum hops hops
no maximum hops
hops |
パスごとに統計情報が維持されるホップ カウント。 範囲は 1 ~ 30 です。 パス動作(たとえばパスエコー)のデフォルト値は 16 です。 |
デフォルト値は 16 ホップです。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
maximum hops コマンドがサポートされるのは、パス動作および IP SLA ICMP パスエコー動作を設定する場合だけです。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、maximum コマンドに対して統計情報のホップ カウントを設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-path-echo)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# maximum hops 20
コマンド |
説明 |
---|---|
統計情報が保持される時間数を設定します。 |
|
IP SLA 動作のライフタイム中にホップごとに保持される統計情報の配布数を設定します。 |
|
統計情報の配布ごとのインターバル(ミリ秒単位)を設定します。 |
|
IP SLA 動作の時間ごとに統計情報が維持されるパス数を設定します。 |
|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
IP SLA 動作の時間ごとに統計情報が維持されるパス数を設定するには、IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション モードで maximum paths コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
maximum paths paths
no maximum paths
paths |
時間ごとに統計情報が維持されるパス数。 範囲は 1 ~ 128 です。 パス動作(たとえばパスエコー)のデフォルト値は 5 です。 |
デフォルト値は、5 パスです。
IP SLA 動作統計情報コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
maximum paths コマンドがサポートされるのは、パス動作および IP SLA ICMP パスエコー動作を設定する場合だけです。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、maximum paths コマンドに対して統計情報のパス数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-path-echo)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)# maximum paths 20
コマンド |
説明 |
---|---|
統計情報が保持される時間数を設定します。 |
|
IP SLA 動作のライフタイム中にホップごとに保持される統計情報の配布数を設定します。 |
|
統計情報の配布ごとのインターバル(ミリ秒単位)を設定します。 |
|
IP SLA 動作のパスごとに統計情報が維持されるホップ カウントを設定します。 |
|
動作に対する統計情報の収集パラメータを設定します。 |
MPLS LSP モニタ インスタンスを設定するには、IP SLA LSP モニタ コンフィギュレーション モードで monitor コマンドを使用します。 モニタ インスタンスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
monitor monitor-id
no monitor [monitor-id]
monitor-id |
設定される IP SLA LSP モニタ インスタンスの数。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
モニタ インスタンスは設定されていません。
IP SLA LSP モニタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
monitor コマンドを使用すると、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作について、目的のモニタ タイプを設定できます。
すべてのモニタ インスタンスを削除するには、引数を指定せずに no monitor コマンドを使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、monitor コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)プロバイダー エッジ(PE)ルータ ディスカバリを設定するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで mpls discovery vpn コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
mpls discovery vpn [ interval interval ]
no mpls discovery vpn
interval |
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)モニタリングの更新インターバルを設定します。 |
なし
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
プロバイダー エッジ(PE)ルータ ディスカバリを設定するには、mpls discovery vpn コマンドを使用します。 PE Discovery は、ルーティングごとのネクスト ホップに到達するために使用される LSP を検出します。 ルーティング エンティティは、レイヤ 3 VPN ディスカバリ データベースに保存されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA MPLS ディスカバリ VPN モードを開始する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls discovery vpn RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-discovery-vpn)#
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)モニタリングの更新インターバルを設定します。 |
IP SLA 動作を設定するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで operation コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
operation operation-number
no operation operation-number
operation-number |
動作番号。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
なし
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA operation コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
エコー要求出力インターフェイスが LSP ping または LSP トレース動作で使用されるように指定するには、IP SLA MPLS LSP ping または IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション モードで output interface コマンドを使用します。 出力インターフェイスをデフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
output interface type interface-path-id
no output interface
type |
インターフェイスのタイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id |
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
トポロジに ECMP ルートが存在する場合は、output interface コマンドを使用して、パスを介したパスからターゲットまでのモニタに役立てます。
MPLS LSP ping 動作で使用されるターゲットとして疑似回線が指定されている場合は、output interface コマンドを使用できません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、output interface コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls ls output interface pos 0/1/0/0
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
LSP ping または LSP トレース動作で使用されるネクストホップ アドレスを設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
ラベル スイッチド パス(LSP)ping または LSP トレース動作で使用されるネクストホップ アドレスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで output nexthop コマンドを使用します。 出力ネクスト ホップをデフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
output nexthop ip-address
no output nexthop
ip-address |
ネクスト ホップの IP アドレス。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
LSP Path Discovery(LPD; LSP パス ディスカバリ)がイネーブルの場合、ネクストホップ IP アドレスは、指定されたネクストホップ アドレスに関連付けられていないパスを除外する目的でも使用されます。
(注) |
出力ネクスト ホップを設定したら、出力インターフェイスも設定する必要があります。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、output nexthop コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# output nexthop 10.1.1.1
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
LSP ping または LSP トレース動作で使用されるエコー要求出力インターフェイスを設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
ジッタ プローブに対して送信される連続したパケットなど、プローブ中に送信されるパケット数を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで packet count コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
packet count count
no packet count
count |
各動作で送信されるパケット数。 UDP ジッタ動作の範囲は、1 ~ 60000 です。 ICMP パスジッタ動作の範囲は、1 ~ 100 です。 |
デフォルトのパケット数は 10 です。
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、packet count コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# packet count 30
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
パケット間のインターバルを指定します。 |
パケット間のインターバルを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで packet interval コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
packet interval interval
no packet interval
interval |
パケット間のインターバル(ミリ秒単位)。 範囲は 1 ~ 60000(ミリ秒単位)です。 |
デフォルトのパケット インターバルは 20 ms です。
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、packet interval コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# packet interval 30
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
プローブ中に送信されるパケット数を指定します。 |
パス ディスカバリをイネーブルにし、MPLS LSP モニタ(MPLSLM)LPD サブモードを開始するには、IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション モードで path discover コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
path discover
no path discover
なし
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、パス検出サブモードを開始する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# path discover RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lpd)#
MPLS LSP エコー パラメータを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで path discover コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
path discover echo { interval time | maximum lsp selector ipv4 host address | multipath bitmap size size | retry count | timeout value }
no path discover echo { interval time | maximum lsp selector ipv4 host address | multipath bitmap size size | retry count | timeout value }
interval time |
パス ディスカバリ中に送信される MPLS LSP エコー要求のインターバル(ミリ秒単位)を設定します。 範囲は 0 ~ 3600000 です。 デフォルトは 0 です。 |
maximum lsp selector ipv4 host-address |
パス ディスカバリ中に使用される最大セレクタ値であるローカル ホスト IP アドレス(127.x.x.x)を設定します。 デフォルトは 127.255.255.255 です。 |
multipath bitmap size size |
パス ディスカバリ中に MPLS LSP エコー要求のダウンストリーム マッピングで送信されるセレクタの最大数を設定します。 範囲は 1 ~ 256 です。 デフォルトは 32 です。 |
retry count |
パス ディスカバリ中に送信される MPLS LSP エコー要求のタイムアウト リトライ回数を設定します。 範囲は 0 ~ 10 です。 デフォルトは 3 です。 |
timeout value |
パス ディスカバリ中に送信される MPLS LSP エコー要求のタイムアウト値(秒単位)を設定します。 範囲は 1 ~ 3600 です。 デフォルトは 5 です。 |
interval time:0
maximum lsp selector ipv4 host address: 127.255.255.255
multipath bitmap size size :32
retry count:3
timeout value:5
パス検出コンフィギュレーション
MPLS LSP ping コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
リトライは、未処理のエコー要求に対するエコー応答が時間どおりに受信されなかった場合、または指定されたパスについてセレクタが中継ルータによって検出されなかった場合に発生します。
セレクタ値が MPLSLM コンフィギュレーション モードで設定されている場合、指定されている最大セレクタ値が、その値よりも大きくなければなりません。 このような場合、パス ディスカバリで使用されるセレクタの範囲は、2 つの値によって設定されます。
interval time が 0 の場合は、前のエコー リトライが受信されてから、新しいエコー要求が送信されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、パス検出のエコー インターバルを設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# path discover RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-lpd)# echo interval 777
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS LSP パス パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP スキャン パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP セッション パラメータを設定します。 |
MPLS LSP パス パラメータを設定するには、MPLS LSP モニタ(MPLSLM)LPD コンフィギュレーション サブモードで path discover path コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
path discover path { retry range | secondary frequency { both | connection-loss | timeout } value }
no path-discover path
retry range |
パスをダウンと宣言するまでに実行する試行回数を設定します。 デフォルトは 1 です(前の試行が失敗している場合、LSP グループはエコー要求の実行をリトライしません)。 範囲は 1 ~ 16 です。 |
secondary frequency |
障害を示す条件(接続の切断またはタイムアウト)が発生した場合に使用するセカンダリの頻度を設定します。 |
both |
タイムアウトと接続の切断の両方に対してセカンダリの頻度をイネーブルにします。 |
connection-loss |
接続の切断に対してだけセカンダリの頻度をイネーブルにします。 |
timeout |
タイムアウトに対してだけセカンダリの頻度をイネーブルにします。 |
value |
頻度値の範囲は 1 ~ 604800 です。 |
なし
MPLSLM LPD コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
パスの障害が発生した場合、通常の頻度値の代わりにセカンダリの頻度値が使用されます。 通常の頻度値は、頻度の値またはスケジュール期間の値によって決定され、LSP 動作は、このインターバルで定期的に開始するようにスケジューリングされます。 デフォルトでは、セカンダリの頻度値はディセーブルになっています。 障害を示す条件がなくなると、通常の頻度でプロービングが再開します。
(注) |
secondary コマンドは retry キーワードと連携して機能します。 両方とも設定する必要があります。 |
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、MPLS LSP パス パラメータを設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# path discover RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-lpd)# path retry 12 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-lpd)# path secondary frequency both 10
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS LSP エコー パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP スキャン パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP セッション パラメータを設定します。 |
MPLS LSP スキャン パラメータを設定するには、MPLS LSP モニタ(MPLSLM)LPD コンフィギュレーション サブモードで path discover scan コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
path discover scan period value
no path discover scan period value
period value |
MPLSLM インスタンスごとのパス ディスカバリ要求の連続したサイクル間の時間(分単位)を設定します。 範囲は 0 ~ 7200 です。 デフォルトは 5 です。 |
period value:5
MPLSLM LPD コンフィギュレーション サブモード
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLSLM インスタンスは、LSP グループに対して定期的にパス ディスカバリ要求をトリガーします。 MPLSLM インスタンスは、特定のインターバルで、各グループに対して昇順(グループ ID で特定)でトリガーを開始します。 デフォルトでは、パス ディスカバリ要求は順番にトリガーされます。ただし、セッション制限値が 1 よりも大きい場合は、同時に発生する場合もあります。 このサイクルは、最後の LSP グループがパス ディスカバリを完了すると終了します。
ディスカバリ サイクルの期間がスキャン期間よりも長い場合は、前のサイクルが完了すると次のサイクルが開始します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、パス ディスカバリのスキャン期間値を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# path discover RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-lpd)# scan period 2
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS LSP エコー パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP パス パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP セッション パラメータを設定します。 |
MPLS LSP セッション パラメータを設定するには、MPLS LSP モニタ(MPLSLM)LPD コンフィギュレーション サブモードで path discover session コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
path discover session { limit value | timeout value }
no path discover session { limit value | timeout value }
limit value |
MPLSLM インスタンスが LSPV サーバに送信するパス ディスカバリ要求が同時にアクティブになる数を設定します。 範囲は 1 ~ 15 です。 デフォルトは 1 です。 |
timeout value |
MPLSLM インスタンスが、LSPV サーバに送信されたパス ディスカバリ要求の結果を待機する時間(秒単位)を設定します。 範囲は 1 ~ 900 です。 デフォルトは 120 です。 |
limit value:1
timeout value:120
MPLSLM LPD コンフィギュレーション サブモード
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLSLM インスタンスは、設定されたタイムアウト設定値までに応答を受信しなかった場合に、パス ディスカバリで障害が発生しているものと見なします。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、パス ディスカバリ セッションのタイムアウト値を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# path discover RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-lpd)# session timeout 22
コマンド |
説明 |
---|---|
MPLS LSP エコー パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP パス パラメータを設定します。 |
|
MPLS LSP スキャン パラメータを設定します。 |
反応をモニタする要素を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで react コマンドを使用します。 指定された反応タイプを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
react { connection-loss | jitter-average [ dest-to-source | source-to-dest ] | packet-loss { dest-to-source | source-to-dest } | rtt | timeout | verify-error }
no react { connection-loss | jitter-average [ dest-to-source | source-to-dest ] | packet-loss { dest-to-source | source-to-dest } | rtt | timeout | verify-error }
connection-loss |
モニタ対象の動作について接続の切断がある場合に反応が発生するように指定します。 |
jitter-average [dest-to-source | source-to-dest] |
平均ラウンドトリップ ジッタ値が上限しきい値または下限しきい値に違反している場合に反応が発生するように指定します。 jitter-average キーワードには、次のオプションが用意されています。 |
packet-loss {dest-to-source | source-to-dest} |
パケット損失違反に対する反応を指定します。 packet-loss キーワードには、次のオプションが用意されています。 |
rtt |
ラウンドトリップ値が上限しきい値または下限しきい値に違反している場合に反応が発生するように指定します。 |
timeout |
モニタ対象の動作についてタイムアウトがある場合に反応が発生するように指定します。 |
verify-error |
エラー検証違反がある場合に反応が発生するように指定します。 |
デフォルト値がない場合、反応は設定されません。
IP SLA 反応コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
connection-loss キーワード、jitter-average キーワード、および rtt キーワードでは、値が上限または下限しきい値に違反しても反応は発生しません。 反応条件は上限しきい値を超過すると設定され、値が下限しきい値を下回るとクリアされます。
connection-loss キーワードおよび verify-error キーワードでは、モニタ対象要素にしきい値が適用されません。
jitter-average キーワード、packet-loss キーワード、および rtt キーワードで、react threshold type average 3 の上限しきい値が 5000 ms に設定されている場合、動作の過去 3 回の結果がそれぞれ 6000、6000、5000 ms であると、平均は 6000 + 6000 + 5000=17000/3 = 5667 となるため、5000 ms の上限しきい値に違反していることになります。 threshold type average は、タイプの設定時に設定する必要があります。 これらのキーワードは、モニタ対象要素として connection-loss、timeout、または verify-error が指定されている場合は使用できません。これは、これらのオプションに上下限しきい値が適用されないためです。
IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション モードでは、connection-loss および timeout キーワードだけが使用可能です。 IP SLA MPLS LSP モニタ反応コンフィギュレーション モードで react コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作が設定されます。 この設定は、PE Discovery によって自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、connection-loss キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:rotuer(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
次の例では、jitter-average キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react jitter-average RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
次の例では、packet-loss キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react packet-loss dest-to-source RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
次の例では、rtt キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:rotuer(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react rtt RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
次の例では、timeout キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:rotuer(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react timeout RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
次の例では、verify-error キーワードを指定した react コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:rotuer(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react verify-error RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)#
コマンド |
説明 |
---|---|
react コマンドを設定した場合、またはしきい値イベントが発生した場合に実行されるアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
LSP パス ディスカバリ(LPD)違反がある場合に反応を発生させるように指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで react lpd コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
react lpd { lpd-group | tree-trace } action logging
no react lpd { lpd-group | tree-trace }
lpd-group |
モニタ対象の LPD グループについてステータス違反がある場合に反応が発生するように指定します。 |
tree-trace |
モニタ対象の LPD グループについてパス ディスカバリ違反がある場合に反応が発生するように指定します。 |
action |
しきい値違反に対して実行するアクションを設定します。 |
logging |
しきい値違反に対して syslog アラームを生成するように指定します。 |
なし
IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ラベル スイッチド パス(LSP)のステータスが変化すると、モニタ対象の LPD グループについてステータス違反が発生します(初期状態からのステータス変更を除く)。
モニタ対象の LPD グループに対するパス ディスカバリ違反は、宛先 PE に対するパス ディスカバリが失敗した場合、または正常なパス ディスカバリによってそのような失敗がクリアされた場合に発生します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、モニタ対象の LPD グループについてステータス違反がある場合に反応が発生するように指定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# reaction monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react)# react lpd lpd-group action logging
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)モニタリングの反応を設定するには、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで reaction monitor コマンドを使用します。反応を削除し、反応が発生しないようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
reaction monitor monitor-id
no reaction monitor [monitor-id]
monitor-id |
設定する反応に対する IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスの数。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
反応は設定されていません。
IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
reaction monitor コマンドを使用すると IP SLA LSP モニタ反応コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、接続の切断またはタイムアウトに対する目的のしきい値およびアクションを設定できます。
すべての反応を削除するには、monitor-id 引数を指定せずに no reaction monitor コマンドを使用します。
reaction monitor コマンドは、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作に対する反応を設定します。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、reaction operation コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# reaction monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react)#
コマンド |
説明 |
---|---|
react コマンドを設定した場合、またはしきい値イベントが発生した場合に実行されるアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスをスケジューリングします。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行するように指定します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行するように指定します。 |
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づく特定のアクションを設定するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで reaction operation コマンドを使用します。反応を発生させないようにするために反応を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
reaction operation operation-id
no reaction operation operation-id
operation-id |
設定する反応に対する IP SLA 動作の数。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
反応は設定されていません。
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、reaction operation コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
いずれかのトリガー タイプ オプションが reaction operation コマンドで定義されている場合に、保留中からアクティブ ステートへの移行が発生する 2 番目の IP SLA 動作を定義するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで reaction trigger コマンドを使用します。 triggering-operation 引数が他の動作をトリガーしない場合に反応を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
reaction trigger triggering-operation triggered-operation
no reaction trigger triggering-operation triggered-operation
triggering-operation |
設定済みのアクション タイプ トリガーを含み、反応イベントを生成できる動作。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
triggered-operation |
triggering-operation 引数がトリガー反応イベントを生成する場合に開始される動作。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
トリガーされる動作は設定されていません。
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
triggering-operation および triggered-operation 引数の両方を設定する必要があります。 トリガーされる動作は、保留中ステートでなければなりません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、ipsla reaction trigger コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction trigger 1 2
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
UDP エコーまたはジッタ動作に対する IP SLA 応答側をイネーブルにするには、IP SLA コンフィギュレーション モードで responder コマンドを使用します。 応答側をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
responder
no responder
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
IP SLA responder コマンドはディセーブルになっています。
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP アドレスおよびポートは、永続的なポートとして設定および識別されます(応答側が永続的にリスニングするポートなど)。 IP アドレスおよびポートが設定されていない場合、応答側はダイナミック ポートだけを処理します(リモート動作によって要求された場合にリスニングされるポートなど)。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA 応答側をイネーブルにする方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# responder RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-resp)#
コマンド |
説明 |
---|---|
UDP エコーまたはジッタ動作に対する IP SLA 応答側の永続的なポートを設定します。 |
動作が毎日指定された時刻に自動的に開始され、指定された期間実行されるように示すには、IP SLA スケジュール コンフィギュレーション モードで recurring コマンドを使用します。 動作が毎日開始されないようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
recurring
no recurring
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
繰り返しはディセーブルになっています。
IP SLA スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、recurring コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)# recurring
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
エコー応答パケットで使用される Differentiated Services Codepoint(DSCP)値を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで reply dscp コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
reply dscp dscp-bits
no reply dscp
dscp-bits |
エコー要求パケットに対する DSCP 値。 有効値の範囲は 0 ~ 63 です。 数値の代わりに、EF(緊急転送)や AF11(保証転送クラス AF11)などの予約されたキーワードを指定できます。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作でエコー応答として送信される IPv4 UDP パケットのヘッダーで使用される DCSP 値を設定するには、reply dscp コマンドを使用します。
DSCP 値は、1 バイトの IP タイプ オブ サービス(ToS)フィールドの最上位 6 ビットで構成されています。 これらのビットにより、中継 LSR ノードがエコー応答パケットに提供する Quality of Service(QoS)処理(Per-Hop Behavior)が決定されます。 6 ビットの DSCP フィールドに割り当てた値に応じてパケットが分類および処理される仕組みについては、次の URL の「The Differentiated Services Model (DiffServ)」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6610/products_data_sheet09186a00800a3e30.html
IP SLA 動作モードで reply dscp コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のエコー応答のヘッダーに対して機能します。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで reply dscp コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のエコー応答のヘッダーに対して機能します。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、reply dscp コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)# reply dscp 5
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
エコー要求に応答する方法を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで reply mode コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
reply mode { control-channel | router-alert }
no reply mode
control-channel |
制御チャネルの方法によって応答するようにエコー要求を設定します。
|
||
router-alert |
IP ルータ アラートを使用した IPv4 UDP パケットとして応答するようにエコー要求を設定します。 |
エコー要求パケットに対するデフォルトの応答モードは、IP ルータ アラートが設定されていない IPv4 UDP パケットです。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP ping 動作で、制御チャネルを通してエコー応答パケットを送信するには、control-channel キーワードを指定して reply mode コマンドを使用します。 ターゲットが疑似回線に設定されていない場合は、control-channel キーワードの設定は拒否されます。 ターゲットの設定の詳細については、target pseudowire コマンドを参照してください。
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作でのエコー応答パケットの応答モードを設定するには、router-alert キーワードを指定して reply mode コマンドを使用します。 このコマンドを入力すると、エコー応答パケットは、UDP パケット ヘッダーの IP ルータ アラート オプションを使用した IPv4 UDP パケットとして応答するように設定されます。
IP SLA 動作モードで reply mode コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のエコー応答パケットの応答モードが設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで reply mode コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のエコー応答パケットの応答モードが設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
ルータ アラート応答モードでは、エコー応答パケットが宛先に戻る場合に、中間ホップごとに中継 LSR ルータによって特別な処理が実行されるように強制されます。 この応答モードはコストがかかるため、デフォルトの応答モードを使用してもヘッドエンドのルータがエコー応答を受信しない場合だけに使用することを推奨します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、router-alert キーワードを指定した reply mode コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# reply mode router-alert
次の例では、control-channel キーワードを指定した reply mode コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)# target pseudowire 192.168.1.4 4211 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)# reply mode control-channel
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
IP SLA ICMP パスエコー動作の履歴テーブルで保持されるホップ エントリ数を設定するには、IP SLA 動作 ICMP パスエコー履歴コンフィギュレーション モードで samples コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
samples sample-count
no samples
sample-count |
IP SLA ICMP パスエコー動作の履歴テーブルで保持される履歴サンプル数。 範囲は 1 ~ 30 です。 |
デフォルト値は 16 です。
IP SLA 動作 ICMP パスエコー履歴コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
samples コマンドは、IP SLA ICMP パスエコー動作を設定する場合だけにサポートされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、samples コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-path-echo)# history RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-hist)# samples 30
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作のライフタイム中に保持される履歴バケットの数を設定します。 |
|
IP SLA 動作の履歴テーブルに保持される情報のタイプを定義します。 |
|
IP SLA 動作の履歴パラメータを設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
MPLS LSP モニタ(MPLSLM)インスタンスが削除対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータを検索する頻度を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで scan delete-factor コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
scan delete-factor factor-value
no scan delete-factor
factor-value |
スキャン インターバルとかける定数を指定し、MPLS LSP モニタ インスタンスが、有効ではなくなったプロバイダー エッジ(PE)ルータを削除する頻度を決定します。 範囲は 0 ~ 2147483647 です。 |
factor-value:1
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
scan delete-factor コマンドは、自動的な PE の削除で使用する定数値を指定します。 指定された factor-value にスキャン インターバルを乗算して得られた頻度で、MPLS LSP モニタリング インスタンスが未検出の PE を削除します。 scan delete factor でゼロ(0)を指定した場合、有効ではなくなったプロバイダー エッジ(PE)ルータは削除されません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、scan delete-factor コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# scan delete-factor 214
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスを設定します。 |
|
MPLSLM インスタンスがスキャン キューで更新の有無をチェックする頻度を指定します。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
MPLS LSP モニタ(MPLSLM)インスタンスがスキャン キューで更新をチェックする頻度を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで scan interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
scan interval scan-interval
no scan interval
scan-interval |
プロバイダー エッジ(PE)ルータが更新するインターバル。 範囲は 1 ~ 70560 です。 |
interval:240 分
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP モニタリング インスタンスがスキャン キューで PE の更新をチェックする頻度値を分単位で指定するには、scan interval コマンドを使用します。 PE ディスカバリからの更新はただちに処理されずスキャン キューに保存され、この値で指定された定期的なインターバルで一括処理されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、scan コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# scan interval 120
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
MPLSLM インスタンスが削除対象の PE ルータを検索する頻度を指定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
MPLS LSP モニタリング インスタンスをスケジューリングするには、IP SLA LSP モニタ コンフィギュレーション モードで schedule monitor コマンドを使用します。 モニタリング インスタンスのスケジュールを解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
schedule monitor monitor-id
no schedule monitor [monitor-id]
monitor-id |
スケジューリングするモニタリング インスタンスの数。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
スケジュールは設定されていません。
IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
schedule monitor コマンドを使用すると、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードが開始されます。このモードでは、MPLS LSP モニタ インスタンスについて、目的のスケジュール パラメータを設定できます。 これにより、指定されたモニタ インスタンスに対して作成されたすべての動作の実行がスケジューリングされます。
設定済みのすべてのスケジューラを削除するには、monitor-id 引数を指定せずに no schedule monitor コマンドを使用します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、schedule monitor コマンドのアクセス方法および使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# schedule monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-sched)#
コマンド |
説明 |
---|---|
LSP グループおよび動作の開始がスケジューリングされる頻度のインターバルを設定します。 |
|
すべての LSP 動作の開始または実行がスケジューリングされる合計時間を設定します。 |
|
動作が開始される時刻を決定します。 |
スケジュール コンフィギュレーション モードを開始するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで schedule operation コマンドを使用します。 スケジューラを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
schedule operation operation-number
no schedule operation operation-number
operation-number |
IP SLA 動作のスケジューリングに使用される設定番号またはスケジュール番号。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
なし
IP SLA コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
schedule operation コマンドを使用すると、IP SLA スケジュール コンフィギュレーション モードが開始されます。 さまざまなスケジュール設定パラメータを設定して、動作をスケジューリングできます。動作がスケジューリングされると、設定された期間が期限切れになるまで、情報の収集を続けます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、ipsla schedule operation コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)#
コマンド |
説明 |
---|---|
アクティブに情報を収集していない場合に、動作をメモリ内に保持する秒数を指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
実行時間の長さを指定します。 |
|
動作が毎日指定された時刻に自動的に開始され、指定された期間実行されるように示します。 |
|
動作が開始される時刻を決定します。 |
すべての LSP 動作の開始または実行がスケジューリングされる合計時間を設定するには、IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション モードで schedule period コマンドを使用します。 スケジューラを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
schedule period seconds
no schedule period
seconds |
ラベル スイッチド パス(LSP)の実行がスケジューリングされる合計時間(秒単位)。 範囲は 1 ~ 604800 です。 |
なし
IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
すべての LSP 動作の実行を開始するようにスケジューリングされる合計時間を秒単位で指定するには、schedule period コマンドを使用します。 すべての LSP 動作は、スケジュール期間中を通して均等の間隔でスケジューリングされます。
たとえば、スケジュール期間が 600 秒で、60 個の動作をスケジューリングする場合、10 秒のインターバルでスケジューリングされます。
動作のセット全体が実行される頻度を指定するには、frequency コマンドを指定します。 頻度の値は、スケジュール期間以上である必要があります。
スケジュール期間を設定しない限り、MPLS LSP モニタリングは開始できません。 MPLS LSP モニタリングは、start-time コマンドを使用して開始します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、schedule period コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# schedule monitor 20 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-sched)# schedule period 6000
コマンド |
説明 |
---|---|
LSP グループおよび動作の開始がスケジューリングされる頻度のインターバルを設定します。 |
|
動作が開始される時刻を決定します。 |
IP SLA アプリケーションの情報を表示するには、EXEC モードで show ipsla application コマンドを使用します。
show ipsla application
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla application コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla application Estimated system max number of entries: 2048 Number of Entries configured: 1 Number of active Entries : 0 Number of pending Entries : 0 Number of inactive Entries : 1 Supported Operation Types: 7 Type of Operation: ICMP ECHO Type of Operation: ICMP PATH JITTER Type of Operation: ICMP PATH ECHO Type of Operation: UDP JITTER Type of Operation: UDP ECHO Type of Operation: MPLS LSP PING Type of Operation: MPLS LSP TRACE Number of configurable probes : 2047 SA Agent low memory water mark: 20480 (KB)
フィールド |
説明 |
---|---|
Estimated system max number of entries |
システムで設定されている動作の最大数。 low-memory の設定済みパラメータと、システムで利用可能なメモリが示されます。 |
Number of Entries configured |
アクティブ ステート、保留中ステート、および非アクティブ ステートなど、設定済みエントリの合計数。 |
Number of active Entries |
アクティブ ステートのエントリ数。 アクティブなエントリとは、スケジューリング済みで、存続期間がすでに開始されているエントリを指します。 |
Number of pending Entries |
保留中ステートのエントリ数。 保留中のエントリとは、将来の開始日時がスケジューリングされているエントリを指します。 このようなエントリは、最初の存続期間が開始されていないか、繰り返しが設定されていて、その存続期間の 1 つが完了したエントリです。 |
Number of inactive Entries |
非アクティブ ステートのエントリ数。 非アクティブなエントリには、開始日時がスケジューリングされていません。 開始日時のスケジューリングが行われていないか、存続期間が期限切れになっています。 また、繰り返しが設定されていないエントリです。 |
Supported Operation Types |
システムでサポートされている動作のタイプ。 |
Number of configurable probes |
設定可能な残りのエントリ数。 この数字は推定値に過ぎず、利用可能なリソースに従い、時間の経過に伴って変化する場合があります。 |
SA Agent low memory water mark |
最小限のシステムで利用可能なメモリ。この容量を下回ると、IP SLA 機能による動作の設定は行われません。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
メモリの下限値を設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
すべての IP SLA 動作または指定された動作に対して収集された履歴を表示するには、EXEC モードで show ipsla history コマンドを使用します。
show ipsla history [operation-number]
operation-number |
(任意)IP SLA 動作の数。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
デフォルトでは、履歴統計情報は収集されません。 show ipsla history コマンドを使用して任意のデータを表示するには、履歴の収集を設定する必要があります。
コード |
説明 |
---|---|
1 |
OK |
2 |
切断 |
3 |
しきい値超過 |
4 |
タイムアウト |
5 |
ビジー |
6 |
未接続 |
7 |
ドロップ |
8 |
シーケンス エラー |
9 |
検証エラー |
10 |
アプリケーション固有 |
デフォルトの表形式が使用されている場合、応答の戻り値の説明が、コードとして [Sense] 列に表示されます。 [Sense] フィールドは、常に戻りコードとして使用されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla history コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla history 1 Point by point History Multiple Lines per Entry Line 1: Entry = Entry number LifeI = Life index BucketI = Bucket index SampleI = Sample index SampleT = Sample start time CompT = RTT (milliseconds) Sense = Response return code Line 2 has the Target Address Entry LifeI BucketI SampleI SampleT CompT Sense TargetAddr 1 0 0 0 1134419252539 9 1 192.0.2.6 1 0 1 0 1134419312509 6 1 192.0.2.6 1 0 2 0 1134419372510 6 1 192.0.2.6 1 0 3 0 1134419432510 5 1 192.0.2.6
フィールド |
説明 |
---|---|
Entry number |
エントリ番号。 |
LifeI |
存続期間のインデックス。 |
BucketI |
バケットのインデックス。 |
SampleI |
サンプルのインデックス。 |
SampleT |
サンプルの開始日時。 |
CompT |
完了時間(ミリ秒単位)。 |
Sense |
応答の戻りコード。 |
TargetAddr |
中間ホップ デバイスまたは宛先デバイスの IP アドレス。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
すべての IP SLA 動作または指定された動作の統計情報エラーを表示します。 |
MPLS VPN ネットワークの BGP ネクストホップ ディスカバリ データベースに関連するルーティング情報を表示するには、EXEC モードで show ipsla mpls discovery vpn コマンドを使用します。
show ipsla mpls discovery vpn
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla mpls discovery vpn コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls discovery vpn Next refresh after: 46 seconds BGP next hop Prefix VRF PfxCount 192.255.0.4 192.255.0.4/32 red 10 blue 5 green 7 192.255.0.5 192.255.0.5/32 red 5 green 3 192.254.1.6 192.254.1.0/24 yellow 4
フィールド |
説明 |
---|---|
BGP next hop |
BGP ネクストホップ ネイバーの ID。 |
Prefix |
MPLS LSP ping またはトレース動作によって使用される BGP ネクストホップ ネイバーの IPv4 Forward Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)。 |
VRF |
指定された BGP ネクストホップ ネイバーのルーティング エントリを含む Virtual Routing and Forwarding Instances(VRF; 仮想ルーティング/転送インスタンス)の名前。 |
PfxCount |
指定された BGP ネクストホップ ネイバーの VRF に参加しているルーティング エントリの数。 |
LSP Path Discovery(LPD; LSP パス ディスカバリ)の動作ステータスを表示するには、EXEC モードで show ipsla mpls lsp-monitor lpd コマンドを使用します。
show ipsla mpls lsp-monitor lpd { statistics [ group-ID | aggregated group-ID ] | summary group }
statistics group-ID |
最新の LPD 開始日時、戻りコード、完了時間、およびパスなど、指定された LPD グループの統計情報を表示します。 |
aggregated group-ID |
LPD グループの集約された統計情報を表示します。 |
summary group- ID |
LPD 開始日時、戻りコード、完了時間、およびすべての ECMP パス情報を含めた現在の LPD 動作ステータスを表示します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
集約されたグループ ID では、最大で 2 つのバケットが許可されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla mpls lsp-monitor lpd statistics コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls lsp-monitor lpd statistics 10001 Group ID: 100001 Latest path discovery start time : 00:41:01.129 UTC Sat Dec 10 2005 Latest path discovery return code : OK Latest path discovery completion time (ms): 3450 Completion Time Values: NumOfCompT: 1 CompTMin: 3450 CompTMax : 3450 CompTAvg: 3450 Number of Paths Values: NumOfPaths: 10 MinNumOfPaths: 10 MaxNumOfPaths: 10
フィールド |
説明 |
---|---|
Group ID |
LPD グループの ID 番号。 |
Latest path discovery start time |
LPD の開始日時。 |
Latest path discovery return code |
LPD の戻りコード。 |
Latest path discovery completion time |
LPD の完了時間。 |
Completion Time Values |
完了時間数のサンプルおよび最小完了時間で構成された完了時間の値。 |
Number of Paths Values |
最小パス数および最大パス数で構成されたパス数の値。 |
MPLS ラベル スイッチド パス(LSP)モニタ インスタンスへの追加またはインスタンスからの削除を待機している BGP ネクストホップ アドレスの情報を表示するには、EXEC モードで show ipsla mpls lsp-monitor scan-queue コマンドを使用します。
show ipsla mpls lsp-monitor scan-queue [monitor-id]
monitor-id |
(任意)IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスの数。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
monitor-id 引数が指定されていない場合、すべての MPLS LSP モニタ インスタンスに対してスキャン キューが表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla mpls lsp-monitor scan-queue コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls lsp-monitor scan-queue 1 IPSLA MPLS LSP Monitor : 1 Next scan Time after : 23 seconds Next Delete scan Time after: 83 seconds BGP Next hop Prefix Add/Delete? 192.255.0.2 192.255.0.2/32 Add 192.255.0.3 192.255.0.5/32 Delete
フィールド |
説明 |
---|---|
IPSLA MPLS LSP Monitor |
モニタの ID。 |
Next scan Time after |
BGP ネクストホップ ネイバーの追加について MPLS LSP モニタ インスタンスがスキャン キューのチェックを実行するまでの時間。 各スキャン時間の開始時に、新たに検出されたすべてのネイバーに対して IP SLA 動作が作成されます。 |
Next delete Time after |
BGP ネクストホップ ネイバーの削除について MPLS LSP モニタ インスタンスがスキャン キューのチェックを実行するまでの残り時間。 各削除スキャン時間の開始時に、有効ではなくなったネイバーの IP SLA 動作が削除されます。 |
BGP next hop |
BGP ネクストホップ ネイバーの ID。 |
Prefix |
使用される BGP ネクストホップ ネイバーの IPv4 Forward Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)。 |
Add/Delete |
指定された BGP ネクストホップ ネイバーが追加または削除されることを示します。 |
指定された MPLS LSP モニタ(MPLSLM)インスタンスによって自動的に作成された動作のリストを表示するには、EXEC モードで show ipsla mpls lsp-monitor summary コマンドを使用します。
show ipsla mpls lsp-monitor summary [ monitor-id [ group [ group id ] ] ]
monitor-id |
(任意)指定された MPLSLM インスタンスによって自動的に作成された LSP グループ、ping、およびトレース動作のリストを表示します。 |
group group-id |
(任意)指定された LSP グループ内で ECMP パス ディスカバリによって検出された ECMP LSP を表示します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipsla mpls lsp-monitor summary コマンドは、指定された MPLS LSP モニタ インスタンスによって自動的に作成された LSP 動作のリストを表示します。 また、各動作の現在のステータスと最新の動作時間も表示します。
monitor-id 引数が指定されていない場合、すべての MPLS LSP モニタ インスタンスに対して動作のリストが表示されます。
group オプションを指定した show ipsla mpls lsp-monitor summary コマンドは、指定された LSP Path Discovery(LPD; LSP パス ディスカバリ)によって自動的に検出された ECMP パスのリストを表示します。 また、このコマンドにオプションを指定することで、現在のステータス、成功数、失敗数、直前の Round Trip Time(RTT; ラウンドトリップ時間)、および各パスの最新の動作時間が表示されます。
group-id 引数が指定されていない場合、MPLS LSP モニタ インスタンスによって作成されたすべての動作に対してパスのリストが表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla mpls lsp-monitor summary コマンドの出力例は、次のとおりです。 MPLS LSP ping 動作が LSP Verification(LSPV; LSP 検証)プロセスからのタイムアウト応答の受信を待機している場合、この出力には保留中ステータスが表示されます。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls lsp-monitor summary 1
MonID Op/GrpID TargetAddress Status Latest Operation Time
1 100001 192.255.0.4/32 up 19:33:37.915 EST Mon Feb 28 2005
1 100002 192.255.0.5/32 down 19:33:47.915 EST Mon Feb 28 2005
1 100003 192.255.0.6/32 pending 19:33:35.915 EST Mon Feb 28 2005
次の出力例には、タイムアウト応答受信後のダウン ステータスが表示されています。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls lsp-monitor summary 1
MonID Op/GrpID TargetAddress Status Latest Operation Time
1 100001 193.100.0.1/32 down 12:47:16.417 PST Tue Oct 23 2007
1 100002 193.100.0.2/32 partial 12:47:22.418 PST Tue Oct 23 2007
1 100003 193.100.0.3/32 partial 12:47:22.429 PST Tue Oct 23 2007
1 100004 193.100.0.4/32 down 12:47:16.429 PST Tue Oct 23 2007
1 100005 193.100.0.5/32 down 12:47:21.428 PST Tue Oct 23 2007
フィールド |
説明 |
---|---|
MonID |
モニタの ID。 |
Op/GrpID |
この MPLS LSP モニタ インスタンスによって作成された動作の ID。 |
TargetAddress |
この動作によって使用される IPv4 Forward Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)。 |
Status |
パスのステータス。 値は次のとおりです。 |
Latest Operation Time |
最新の動作サイクルが発行された時刻。 |
show ipsla mpls lsp-monitor summary group コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla mpls lsp-monitor summary 1 group 100001
GrpID LSP-Selector Status Failure Success RTT Latest Operation Time
100001 127.0.0.13 up 0 78 32 20:11:37.895 EST Feb 28 2005
100001 127.0.0.15 retry 1 77 0 20:11:37.995 EST Feb 28 2005
100001 127.0.0.16 up 0 78 32 20:11:38.067 EST Feb 28 2005
100001 127.0.0.26 up 0 78 32 20:11:38.175 EST Feb 28 2005
フィールド |
説明 |
---|---|
GrpID |
この MPLS LSP モニタ インスタンスによって作成されたグループ ID。 |
LSP-Selector |
LSP セレクタのアドレス。 |
Status |
パスのステータス。 値は次のとおりです。 |
Failure |
失敗数。 |
Success |
成功数。 |
RTT |
パスに対する最新の LSP エコー要求のミリ秒単位のラウンドトリップ時間(RTT)。 |
Latest Operation Time |
パスに対して最新の動作サイクルが発行された時刻。 |
応答側の現在アクティブなポートによって受信または処理されたプローブの数を表示するには、EXEC モードで show ipsla responder statistics ports コマンドを使用します。
show ipsla responder statistics ports
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipsla responder statistics port コマンドの出力は、応答側で非永続的なポートが使用されている特定のインターバルに対してだけ使用できます。 これは、各動作サイクルの終了後に、応答側が非永続的なポートを閉じるためです。 ただし、永続的なポートと非永続的なポートの両方が使用されている場合、出力には永続的なポートの行が常に表示されます。 非永続的なポートの行は、コマンドが発行された瞬間に非永続的なポートがイネーブルになっている場合だけに表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla responder statistics port コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla responder statistics port Port 12709 Local Address 192.0.2.8 NumberOfProbes 2 Port 12213 Local Address 192.0.2.8 NumberOfProbes 1 Port 55690 Local Address 192.0.2.8 NumberOfProbes 376
フィールド |
説明 |
---|---|
Port |
応答側がプローブ パケットを待機するポート番号。 |
Local Address |
応答側がプローブ パケットを待機する IP アドレス。 |
NumberOfProbes |
制御パケットとプローブ パケットの両方について、応答側が受信したパケット数。 |
IP SLA 動作の動作データと最新の統計情報を表形式で表示するには、EXEC モードで show ipsla statistics コマンドを使用します。
show ipsla statistics [operation-number]
operation-number |
(任意)最新の統計情報を表示する対象となる動作。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla statistics コマンドの出力は、動作タイプによって異なります。 ICMP エコー動作に対する show ipsla statistics コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics 100025 Entry number: 100025 Modification time: 00:36:58.602 UTC Sat Dec 10 2007 Start time : 00:36:58.605 UTC Sat Dec 10 2007 Number of operations attempted: 5 Number of operations skipped : 0 Current seconds left in Life : Forever Operational state of entry : Active Connection loss occurred : FALSE Timeout occurred : FALSE Latest RTT (milliseconds) : 3 Latest operation start time : 00:41:01.129 UTC Sat Dec 10 2007 Latest operation return code : OK RTT Values: RTTAvg : 71 RTTMin: 71 RTTMax : 71 NumOfRTT: 1 RTTSum: 71 RTTSum2: 729 Path Information: Path Path LSP Outgoing Nexthop Downstream Idx Sense Selector Interface Address Label Stack 1 1 127.0.0.13 PO0/2/5/0 192.12.1.2 38 2 1 127.0.0.6 PO0/2/5/0 192.12.1.2 38 3 1 127.0.0.1 PO0/2/5/0 192.12.1.2 38 4 1 127.0.0.2 PO0/2/5/0 192.12.1.2 38 5 1 127.0.0.13 PO0/2/5/1 192.12.2.2 38 6 1 127.0.0.6 PO0/2/5/1 192.12.2.2 38 7 1 127.0.0.1 PO0/2/5/1 192.12.2.2 38 8 1 127.0.0.2 PO0/2/5/1 192.12.2.2 38 9 1 127.0.0.4 Gi0/2/0/0 192.15.1.2 38 10 1 127.0.0.5 Gi0/2/0/0 192.15.1.2 38
フィールド |
説明 |
---|---|
Entry number |
エントリ番号。 |
Modification time |
最後に動作が変更された日時。 |
Start time |
動作が開始された日時。 |
Number of operations attempted |
発行された動作サイクルの数。 |
Number of operations skipped |
設定されたインターバルを超過して延長されたサイクルが発生したために発行されなかった動作サイクルの数。 |
Current seconds left in Life |
動作が実行を停止するまでの残り時間。 |
Operational state of entry |
アクティブ ステート、保留中ステート、または非アクティブ ステートなど、動作のステート。 |
Connection loss occurred |
接続の切断エラーが発生したかどうか。 |
Timeout occurred |
タイムアウト エラーが発生したかどうか。 |
Latest RTT (milliseconds) |
最新の RTT サンプルの値。 |
Latest operation start time |
最新の動作サイクルが発行された時刻。 |
Latest operation return code |
最新の動作サイクルの戻りコード。 |
RTTAvg |
最新のサイクルで観察された平均 RTT 値。 |
RTTMin |
最新のサイクルで観察された最小 RTT 値。 |
RTTMax |
最新のサイクルで観察された最大 RTT 値。 |
NumOfRTT |
正常なラウンドトリップの数。 |
RTTSum |
すべての正常なラウンドトリップ値の合計(ミリ秒単位)。 |
RTTSum2 |
ラウンドトリップ値の 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
Path Idx |
パス インデックス番号。 |
Path Sense |
パスに対する応答の戻りコード (show ipsla history コマンドの表 1 を参照)。 |
LSP Selector |
パスの LSP セレクタのアドレス。 |
Outgoing Interface |
パスの発信インターフェイス。 |
Nexthop Address |
パスのネクスト ホップ アドレス。 |
Downstream Label Stack |
パスの MPLS ラベル スタック。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
すべての IP SLA 動作または指定された動作の統計情報エラーを表示します。 |
すべての IP SLA 動作または指定された動作の時間ごとの統計情報を表示するには、EXEC モードで show ipsla statistics aggregated コマンドを使用します。
show ipsla statistics aggregated [detail] [operation-number]
detail |
詳細情報を表示します。 |
operation-number |
(任意)IP SLA 動作の数。 範囲は 1 ~ 2048 です。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipsla statistics aggregated コマンドは、失敗した動作の数や失敗した理由などの情報を表示します。 buckets コマンド(hourly キーワードを指定した statistics コマンド)で異なる時間を設定していない限り、show ipsla statistics aggregated コマンドは過去 2 時間で収集された情報を表示します。
UDP ジッタ動作に対して計算される単一方向の遅延およびジッタ動作の場合、ローカルおよび宛先デバイスのクロックは、NTP または GPS システムを使用して同期する必要があります。 クロックが同期されていない場合、単一方向の測定値は廃棄されます。 Source to Destination(SD; 送信元から宛先)値および Destination to Source(DS; 宛先から送信元)値の合計がラウンドトリップ時間の 10% 以内に収まっていない場合、単一方向の測定値は問題があるものと見なされ、廃棄されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla statistics aggregated コマンドの出力は、動作タイプによって異なります。 show ipsla statistics aggregated コマンドの出力例(UDP エコー動作の集約された統計情報)は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics aggregated 1 Entry number: 1 Hour Index: 0 Start Time Index: 21:02:32.510 UTC Mon Dec 12 2005 Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0 Number of Failed Operations due to a Timeout : 0 Number of Failed Operations due to a Busy : 0 Number of Failed Operations due to a No Connection : 0 Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0 Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0 Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0 RTT Values: RTTAvg : 6 RTTMin: 4 RTTMax : 38 NumOfRTT: 36 RTTSum: 229 RTTSum2: 2563
動作 10 が UDP ジッタ動作の場合の show ipsla statistics aggregated コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics aggregated 10 Entry number: 10 Hour Index: 0 Start Time Index: 00:35:07.895 UTC Thu Mar 16 2006 Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0 Number of Failed Operations due to a Timeout : 0 Number of Failed Operations due to a Busy : 0 Number of Failed Operations due to a No Connection : 0 Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0 Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0 Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0 RTT Values: RTTAvg : 14 RTTMin: 2 RTTMax : 99 NumOfRTT: 70 RTTSum: 1034 RTTSum2: 60610 Packet Loss Values: PacketLossSD : 0 PacketLossDS: 0 PacketOutOfSequence: 0 PacketMIA : 0 PacketLateArrival : 0 Errors : 0 Busies : 0 Jitter Values : MinOfPositivesSD: 1 MaxOfPositivesSD: 19 NumOfPositivesSD: 17 SumOfPositivesSD: 65 Sum2PositivesSD : 629 MinOfNegativesSD: 1 MaxOfNegativesSD: 16 NumOfNegativesSD: 24 SumOfNegativesSD: 106 Sum2NegativesSD : 914 MinOfPositivesDS: 1 MaxOfPositivesDS: 7 NumOfPositivesDS: 17 SumOfPositivesDS: 44 Sum2PositivesDS : 174 MinOfNegativesDS: 1 MaxOfNegativesDS: 8 NumOfNegativesDS: 24 SumOfNegativesDS: 63 Sum2NegativesDS : 267 Interarrival jitterout: 0 Interarrival jitterin: 0 One Way Values : NumOfOW: 0 OWMinSD : 0 OWMaxSD: 0 OWSumSD: 0 OWSum2SD: 0 OWMinDS : 0 OWMaxDS: 0 OWSumDS: 0
フィールド |
説明 |
---|---|
Busies |
前にスケジューリングされた実行が完了していないために動作を開始できない回数。 |
Entry Number |
エントリ番号。 |
Hop in Path Index |
パス インデックスのホップ。 |
Errors |
内部エラーの数。 |
Jitter Values |
指定された行に表示されるジッタ統計情報。 ジッタとは、パケット間遅延のずれを表します。 |
NumOfJitterSamples |
収集されたジッタ サンプルの数。 サンプル数は、ジッタ統計情報の計算に使用されます。 |
Number of Failed Operations due to a Disconnect |
切断によって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Timeout |
タイムアウトによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Busy |
ビジー エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a No Connection |
制御接続を確立できなかったことを表すエラー。 |
Number of Failed Operations due to an Internal Error |
内部エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Sequence Error |
シーケンス エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Verify Error |
検証エラーによって失敗した動作の数。 |
MaxOfNegativesSD |
発信元から宛先への負の最大ジッタ値。 絶対値が示されます。 |
MaxOfPositivesSD |
発信元から宛先への最大ジッタ値(ミリ秒単位)。 |
MaxOfPositivesDS |
宛先から発信元への最大ジッタ値(ミリ秒単位)。 |
MaxOfNegativesDS |
宛先から発信元への負の最大ジッタ値。 絶対値が示されます。 |
MinOfPositivesDS |
宛先から発信元への最小ジッタ値(ミリ秒単位)。 |
MinOfNegativesSD |
発信元から宛先への負の最小ジッタ値。 絶対値が示されます。 |
MinOfPositivesSD |
発信元から宛先への最小ジッタ値(ミリ秒単位)。 |
MinOfNegativesDS |
宛先から発信元への負の最小ジッタ値。 絶対値が示されます。 |
NumOfOW |
正常な単一方向の時間測定の数。 |
NumOfNegativesDS |
宛先から発信元への負のジッタ値の数(2 つのテスト パケットで連続して減少しているネットワーク遅延など)。 |
NumOfNegativesSD |
発信元から宛先への負のジッタ値の数(2 つのテスト パケットで連続して減少しているネットワーク遅延など)。 |
NumOfPositivesDS |
宛先から発信元への正のジッタ値の数(2 つのテスト パケットで連続して増加しているネットワーク遅延など)。 |
NumOfPositivesSD |
発信元から宛先への正のジッタ値の数(2 つのテスト パケットで連続して増加しているネットワーク遅延など)。 |
NumOfRTT |
正常なラウンドトリップの数。 |
One Way Values |
指定された行に表示される単一方向の測定の統計情報。 One Way(OW; 単一方向)の値は、パケットが発信元ルータから宛先ルータまで、または宛先ルータから発信元ルータまで移動するのにかかった時間の合計です。 |
OWMaxDS |
宛先から発信元への最大時間。 |
OWMaxSD |
発信元から宛先への最大時間。 |
OWMinDS |
宛先から発信元への最小時間。 |
OWMinSD |
発信元から宛先への最小時間。 |
OWSumDS |
宛先から発信元への単一方向遅延値の合計。 |
OWSumSD |
発信元から宛先への単一方向遅延値の合計。 |
OWSum2DS |
宛先から発信元への単一方向遅延値の 2 乗の合計。 |
OWSum2SD |
発信元から宛先への単一方向遅延値の 2 乗の合計。 |
PacketLateArrival |
タイムアウト後に到着したパケットの数。 |
PacketLossDS |
宛先から送信元(DS)で失われたパケットの数。 |
PacketLossSD |
送信元から宛先(SD)で失われたパケットの数。 |
PacketMIA |
SD 方向か DS 方向かを特定できない状況で失われたパケットの数。 |
PacketOutOfSequence |
誤った順序で戻されたパケットの数。 |
Path Index |
パス インデックス。 |
Port Number |
宛先のポート番号。 |
RTTSum |
すべての正常なラウンドトリップ値の合計(ミリ秒単位)。 |
RTTSum2 |
ラウンドトリップ値の 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
RTT Values |
指定された行に表示されるラウンドトリップ時間の統計情報。 |
Start Time |
開始日時(ミリ秒単位)。 |
Start Time Index |
1 時間のインターバルについて集計された統計情報。 この値は、表示されている 1 時間のインターバルの開始日時を示します。 |
SumOfPositivesDS |
宛先から発信元への正のジッタ値の合計。 |
SumOfPositivesSD |
発信元から宛先への正のジッタ値の合計。 |
SumOfNegativesDS |
宛先から発信元への負のジッタ値の合計。 |
SumOfNegativesSD |
発信元から宛先への負のジッタ値の合計。 |
Sum2PositivesDS |
宛先から発信元への正のジッタ値の 2 乗の合計。 |
Sum2PositivesSD |
発信元から宛先への正のジッタ値の 2 乗の合計。 |
Sum2NegativesDS |
宛先から発信元への負のジッタ値の 2 乗の合計。 |
Sum2NegativesSD |
発信元から宛先への負のジッタ値の 2 乗の合計。 |
Target Address |
宛先の IP アドレス |
show ipsla statistics aggregated detail コマンドの出力は、動作タイプによって異なります。 出力が複数の行に分割されている場合、show ipsla statistics aggregated detail コマンドの表形式での出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics aggregated detail 2
Captured Statistics
Multiple Lines per Entry
Line1:
Entry = Entry number
StartT = Start time of entry (hundredths of seconds)
Pth = Path index
Hop = Hop in path index
Dst = Time distribution index
Comps = Operations completed
SumCmp = Sum of RTT (milliseconds)
Line2:
SumCmp2H = Sum of RTT squared high 32 bits (milliseconds)
SumCmp2L = Sum of RTT squared low 32 bits (milliseconds)
TMax = RTT maximum (milliseconds)
TMin = RTT minimum (milliseconds)
Entry StartT Pth Hop Dst Comps SumCmp
SumCmp2H SumCmp2L TMax TMin
2 1134423910701 1 1 0 12 367
0 1231 6 6
2 1134423851116 1 1 1 2 129
0 2419 41 41
2 1134423070733 1 1 2 1 101
0 1119 16 16
2 0 1 1 3 0 0
0 0 0 0
フィールド |
説明 |
---|---|
Entry |
エントリ番号。 |
StartT |
エントリの開始日時(100 分の 1 秒単位)。 |
Pth |
パス インデックス。 |
Hop |
パス インデックスのホップ。 |
Dst |
時分散インデックス。 |
Comps |
完了した動作の数。 |
SumCmp |
完了時間の合計(ミリ秒単位)。 |
SumCmp2L |
完了時間の下位 32 ビットの 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
SumCmp2H |
完了時間の上位 32 ビットの 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
TMax |
最大完了時間(ミリ秒単位)。 |
TMin |
最小完了時間(ミリ秒単位)。 |
パス ディスカバリ動作がイネーブルの場合の show ipsla statistics aggregated コマンドの出力例は、次のとおりです。
時間ごとのインデックスに続くデータは、特定の時間単位のインターバルにおけるグループ内のすべてのパスについて集約されています。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics aggregated 100041
Entry number: 100041
Hour Index: 13
<The following data after the given hourly index is aggregated for all paths in the group during the given hourly interval.>
Start Time Index: 12:20:57.323 UTC Tue Nov 27 2007
Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0
Number of Failed Operations due to a Timeout : 249
Number of Failed Operations due to a Busy : 0
Number of Failed Operations due to a No Connection : 0
Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0
Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0
Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0
<end>
RTT Values:
RTTAvg : 21 RTTMin: 19 RTTMax : 73
NumOfRTT: 2780 RTTSum: 59191 RTTSum2: 1290993
<The following data for LSP path information is available after path discovery is enabled.>
Path Information:
Path Path LSP Outgoing Nexthop Downstream
Idx Sense Selector Interface Address Label Stack
1 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0 192.39.1.1 677
2 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.1 192.39.2.1 677
3 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.2 192.39.3.1 677
4 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.3 192.39.4.1 677
5 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0 192.39.1.1 677
6 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.1 192.39.2.1 677
7 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.2 192.39.3.1 677
8 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.3 192.39.4.1 677
<end>
Hour Index: 14
Start Time Index: 13:20:57.323 UTC Tue Nov 27 2007
Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0
Number of Failed Operations due to a Timeout : 122
Number of Failed Operations due to a Busy : 0
Number of Failed Operations due to a No Connection : 0
Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0
Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0
Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0
RTT Values:
RTTAvg : 21 RTTMin: 19 RTTMax : 212
NumOfRTT: 3059 RTTSum: 65272 RTTSum2: 1457612
Path Information:
Path Path LSP Outgoing Nexthop Downstream
Idx Sense Selector Interface Address Label Stack
1 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0 192.39.1.1 677
2 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.1 192.39.2.1 677
3 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.2 192.39.3.1 677
4 1 127.0.0.1 Gi0/4/0/0.3 192.39.4.1 677
5 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0 192.39.1.1 677
6 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.1 192.39.2.1 677
7 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.2 192.39.3.1 677
8 1 127.0.0.8 Gi0/4/0/0.3 192.39.4.1 677
フィールド |
説明 |
---|---|
Entry Number |
エントリ番号。 |
Start Time Index |
開始時刻。 |
Number of Failed Operations due to a Disconnect |
切断によって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Timeout |
タイムアウトによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Busy |
ビジー エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a No Connection |
制御接続を確立できなかったことを表すエラー。 |
Number of Failed Operations due to an Internal Error |
内部エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Sequence Error |
シーケンス エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Verify Error |
検証エラーによって失敗した動作の数。 |
RTT Values |
指定された行に表示されるラウンドトリップ時間の統計情報。 |
RTT Min/Avg/Max |
最新のサイクルで観察された RTT の最大値(*)。 |
NumOfRTT |
正常なラウンドトリップの数。 |
RTT Sum |
すべての正常なラウンドトリップ値の合計(ミリ秒単位)。 |
RTT Sum2 |
ラウンドトリップ値の 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
RTT Min/Avg/Max |
最新のサイクルで観察された RTT の最大値(*)。 |
NumOfRTT |
正常なラウンドトリップの数。 |
Path Idx |
パス インデックス番号。 |
Path Sense |
パスに対する応答の戻りコード (show ipsla history コマンドの表 1 を参照)。 |
LSP Selector |
パスの LSP セレクタのアドレス。 |
Outgoing Interface |
パスの発信インターフェイスの名前。 |
Nexthop Address |
パスのネクスト ホップ アドレス。 |
Downstream Label Stack |
パスの MPLS ラベル スタック。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作の動作データを表示します。 |
|
すべての IP SLA 動作または指定された動作の統計情報エラーを表示します。 |
指定された IP SLA 動作について、収集されたすべての拡張履歴バケットの拡張履歴統計情報を表示するには、EXEC モードで show ipsla statistics enhanced aggregated コマンドを使用します。
show ipsla statistics enhanced aggregated [operation-number] [ interval seconds ]
operation-number |
(任意)拡張履歴の配布統計情報を表示する対象となる動作番号。 |
interval seconds |
(任意)拡張履歴の配布統計情報を表示する対象となる集約インターバル(秒単位)を指定します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
show ipsla statistics enhanced aggregated コマンドは、個別に表示されている拡張履歴データの各バケットのデータを、たとえば 1 つずつ順番に表示します。 バケットの数と収集インターバルは、interval キーワード、seconds 引数、buckets キーワード、および number-of-buckets 引数を使用して設定します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り |
show ipsla statistics enhanced aggregated コマンドの出力は、動作タイプによって異なります。 UDP エコー動作に対する show ipsla statistics enhanced aggregated コマンドの出力例は、次のとおりです。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ipsla statistics enhanced aggregated 20
Entry number: 20
Interval : 300 seconds
Bucket : 1 (0 - 300 seconds)
Start Time Index: 00:38:14.286 UTC Thu Mar 16 2006
Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0
Number of Failed Operations due to a Timeout : 0
Number of Failed Operations due to a Busy : 0
Number of Failed Operations due to a No Connection : 0
Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0
Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0
Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0
RTT Values:
RTTAvg : 2 RTTMin: 2 RTTMax : 5
NumOfRTT: 5 RTTSum: 13 RTTSum2: 41
Bucket : 2 (300 - 600 seconds)
Start Time Index: 00:43:12.747 UTC Thu Mar 16 2006
Number of Failed Operations due to a Disconnect : 0
Number of Failed Operations due to a Timeout : 0
Number of Failed Operations due to a Busy : 0
Number of Failed Operations due to a No Connection : 0
Number of Failed Operations due to an Internal Error: 0
Number of Failed Operations due to a Sequence Error : 0
Number of Failed Operations due to a Verify Error : 0
RTT Values:
RTTAvg : 2 RTTMin: 2 RTTMax : 2
NumOfRTT: 1 RTTSum: 2 RTTSum2: 4
フィールド |
説明 |
---|---|
Entry Number |
エントリ番号。 |
Interval |
動作の頻度の倍数。 [Enhanced interval] フィールドでは、show ipsla statistics enhanced aggregated コマンドによって表示される統計情報が集約されるインターバルを定義します。 このフィールドは、集約された拡張統計情報が表示されるように設定する必要があります。 |
Bucket |
バケットのインデックス。 |
Start Time Index |
インターバル コンフィギュレーション モードに従って集約された統計情報。 値は、表示されているインターバル設定によって異なります。 |
RTT Values |
指定された行に表示されるラウンドトリップ時間の統計情報。 |
RTT Min/Avg/Max |
最新のサイクルで観察された RTT の最大値(*)。 |
NumOfRTT |
正常なラウンドトリップの数。 |
RTT Sum |
すべての正常なラウンドトリップ値の合計(ミリ秒単位)。 |
RTT Sum2 |
ラウンドトリップ値の 2 乗の合計(ミリ秒単位)。 |
Number of Failed Operations due to a Disconnect |
切断によって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Timeout |
タイムアウトによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Busy |
ビジー エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a No Connection |
制御接続を確立できなかったことを表すエラー。 |
Number of Failed Operations due to an Internal Error |
内部エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Sequence Error |
シーケンス エラーによって失敗した動作の数。 |
Number of Failed Operations due to a Verify Error |
検証エラーによって失敗した動作の数。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作の動作データを表示します。 |
|
すべての IP SLA 動作または指定された動作の統計情報エラーを表示します。 |
送信元デバイスのアドレスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで source address コマンドを使用します。 最適なローカル アドレスを使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
source address ipv4-address
no source address
ipv4-address |
送信元デバイスの IP アドレスまたはホスト名。 |
IP SLA は宛先に対して最適なローカル アドレスを検索し、そのアドレスを送信元アドレスとして使用します。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで source address コマンドの IP アドレスを指定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# source address 192.0.2.9
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
送信元デバイスのポートを識別するには、適切なコンフィギュレーション モードで source port コマンドを使用します。 未使用のポート番号を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
source port port
no source port
port port |
送信元デバイスのポート番号を識別します。 範囲は 1 ~ 65535 です。 |
IP SLA は、システムによって割り当てられた未使用のポートを使用します。
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ICMP 動作を設定する場合、source port コマンドはサポートされません。サポートされるのは、UDP 動作を設定する場合だけです。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで source port コマンドのポートを指定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# source port 11111
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
動作または MPLS LSP モニタ インスタンスが開始される時刻を決定するには、適切なコンフィギュレーション モードで start-time コマンドを使用します。 動作を停止し、デフォルトのステートにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
start-time { hh :mm :ss [ day | month day year ] | after hh :mm :ss | now | pending }
no start-time
hh:mm:ss |
時間、分、秒の形式の絶対時間。 時刻の形式には、24 時間表記を使用できます。 たとえば、start-time 01:02 は午前 1 時 2 分を表し、start-time 13:01:30 は午後 1 時 1 分 30 秒を表します。 month および day を指定しない限り、現在の日付が使用されます。 |
month |
(任意)動作を開始する月。 month 引数を使用する場合、日付を指定する必要があります。 月は、英語のフルスペルまたは最初の 3 文字を使用して指定します。 |
day |
(任意)動作を開始する日付を表す数字(1 ~ 31 の範囲)。 月も指定する必要があります。 |
year |
(任意)年を表す数字(1993 ~ 2035 の範囲)。 |
after hh:mm:ss |
start-time コマンドを使用した後で動作が開始する時間を、時間(hh)、分(mm)、および秒(ss)で指定します。 |
now |
動作をただちに開始するように指定します。 |
pending |
情報を収集しないように指定します。 デフォルト値は、pending キーワードです。 |
月および日が指定されていない場合は、現在の月および日が使用されます。
IP SLA スケジュール コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA 動作モードで start-time コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作の開始時刻が設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで start-time コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべてのモニタ インスタンスの開始時刻が設定されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、スケジュール動作に対して start-time コマンド オプションを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)# start-time after 01:00:00
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ スケジュール コンフィギュレーション モードで start-time コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# schedule monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-sched)# start-time after 01:00:00
次に、start-time コマンドを使用してスケジュール対象動作の年を指定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla operation 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-echo)# destination address 192.0.2.9 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-echo)# exit RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# exit RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# schedule operation 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)# start 20:0:0 february 7 2008 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-sched)#
コマンド |
説明 |
---|---|
実行時間の長さを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
動作が毎日指定された時刻に自動的に開始され、指定された期間実行されるように示します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタリング インスタンスをスケジューリングします。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
動作の統計情報収集パラメータを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで statistics コマンドを使用します。 統計情報収集パラメータを削除する場合、またはデフォルト値を使用する場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
statistics { hourly | interval seconds }
no statistics { hourly | interval seconds }
hourly |
1 時間にわたって集約される統計情報設定の配布を設定します。 |
interval seconds |
指定されたインターバルにわたって、統計情報を収集します。 統計情報を収集するインターバル(秒単位)。 範囲は 1 ~ 3600 秒です。 |
なし
IP SLA 動作 UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
statistics interval コマンドは、ICMP パスエコーおよび ICMP パスジッタ動作の設定ではサポートされていません。また、MPLS LSP モニタ インスタンスの設定でもサポートされていません。
IP SLA 動作モードで statistics コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作の統計情報収集が設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで statistics コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作の統計情報収集が設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、statistics コマンドの IP SLA UDP ジッタ動作に対して統計情報が維持される時間数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)#
次の例では、IP SLA UDP ジッタ動作で statistics コマンドを使用して、指定されたインターバルにわたり統計情報を収集する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# statistics interval 60 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op-stats)#
次の例では、statistics コマンドを使用して、IP SLA MPLS LSP モニタ ping 動作に対して統計情報が維持される時間数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# statistics hourly RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-stats)#
コマンド |
説明 |
---|---|
統計情報が保持される時間数を設定します。 |
|
拡張履歴統計情報が保持されるデータ バケットを参照します。 |
|
IP SLA 動作のライフタイム中にホップごとに保持される統計情報の配布数を設定します。 |
|
統計情報の配布ごとのインターバル(ミリ秒単位)を設定します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスを設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA 動作のパスごとに統計情報が維持されるホップ カウントを設定します。 |
|
IP SLA 動作の時間ごとに統計情報が維持されるパス数を設定します。 |
IP SLA 動作に対してユーザ指定の ID を作成するには、適切なコンフィギュレーション モードで tag コマンドを使用します。 タグ ストリングの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
tag [text]
no tag
text |
(任意)IP SLA 動作に対するストリング ラベルを指定します。 |
タグ ストリングは設定されていません。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA 動作モードで tag コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作に対するユーザ定義のタグ ストリングが設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで tag コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作に対するユーザ定義のタグ ストリングが設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで tag コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# tag ipsla
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション モードで tag コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# tag mplslm-tag
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作で使用される宛先ルータの IPv4 アドレスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで target ipv4 コマンドを使用します。 アドレスの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
target ipv4 destination-address destination-mask
no target ipv4
destination-address |
テストする宛先デバイスの IPv4 アドレス。 |
destination-mask |
宛先アドレスのネットワーク マスクのビット数。 ネットワーク マスクは、次のいずれかの方法で指定できます。 |
なし
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
テストされる LSP の最後にある宛先ルータの IPv4 アドレスを指定し、宛先をラベル配布プロトコル(LDP)の IPv4 アドレスで示すには、target ipv4 コマンドを使用します。 宛先の IPv4 アドレスによって、LSP に関連付けられた適切なラベル スタックが識別されます。
(注) |
target ipv4 コマンドを使用した場合、MPLS LSP ping またはトレース動作の宛先として、LDP IPv4 アドレスを 1 つだけ設定できます。 コマンドを 2 回入力し、最初とは異なる IPv4 宛先アドレスを設定すると、最初の IPv4 アドレスが上書きされます。 |
MPLS LSP ping 動作では、指定された Forwarding Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)での検証(この場合は LDP IPv4 プレフィックス)を使用し、target ipv4 コマンドによって識別された ping の送信元と出力ノードの間で LSP の接続性をテストします。 このテストは、FEC に属する他のパケットと同じデータ パスで MPLS エコー要求を送信して実行されます。 ping パケットがパスの終端に到達すると、出力のラベル スイッチング ルータ(LSR)のコントロール プレーンに送信され、実際に LSP に対する出力であることが検証されます。 MPLS エコー要求には、検証される LSP の情報が含まれています。
MPLS ネットワークでは、MPLS LSP トレース動作が、target ipv4 コマンドによって指定された宛先ルータまでの LSP パスをトレースします。 LSP ルータの検証では、各中継 LSR のコントロール プレーンにパケットが送信され、LSP パスの中継 LSR であるかどうかなど、さまざまなチェックが実行されます。 また、各中継 LSR は、テスト対象の LSP に関連する情報(LDP IPv4 プレフィックスにバインドされたラベル)を返します。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、target ipv4 コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)# target ipv4 192.168.1.4 255.255.255.255
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
MPLS LSP ping 動作で使用される宛先として疑似回線を指定するには、IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション モードで target pseudowire コマンドを使用します。 宛先の設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
target pseudowire destination-address circuit-id
no target pseudowire
destination-address |
テストする宛先デバイスの IPv4 アドレス。 |
circuit-id |
仮想回線の ID。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP ping 動作で使用される宛先ルータを指定し、宛先をレイヤ 2 VPN 疑似回線として示すには、target pseudowire コマンドを使用します。 target pseudowire コマンドは、宛先アドレスおよび仮想回線(VC)の ID を識別します。
(注) |
target pseudowire コマンドを使用した場合、MPLS LSP ping 動作の宛先として、疑似回線アドレスを 1 つだけ設定できます。 コマンドを 2 回使用し、最初とは異なる疑似回線宛先アドレスを設定すると、最初の疑似回線アドレスが上書きされます。 |
LSP ping 動作の疑似回線の宛先を使用することで、MPLS ネットワーク全体における Pseudowire Edge-to-Edge Emulation(PWE3)サービスの統計情報をアクティブにモニタリングできます。 PWE3 接続性検証では、Virtual Circuit Connectivity Verification(VCCV)が使用されます。
VCCV の詳細については、IETF の Web ページにある VCCV ドラフト『Pseudowire Virtual Circuit Connectivity Verification (VCCV)』を参照してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、target pseudowire コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# target pseudowire 192.168.1.4 4211
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作で使用される宛先 MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで target traffic-eng コマンドを使用します。 トンネルの設定を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
target traffic-eng tunnel tunnel-interface
no target traffic-eng
tunnel tunnel-interface |
ルータで設定されている MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルのトンネル ID(tunnel 10 など)。 範囲は 0 ~ 65535 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作で使用される宛先ルータを指定し、宛先を MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング)トンネルとして示すには、target traffic-eng コマンドを使用します。 target traffic-eng コマンドでは、トンネル インターフェイス、および ping またはトレースの対象となる LSP に関連付けられた適切なラベル スタックが識別されます。 LSP トンネル インターフェイスは、トンネルの宛先に対する単一方向仮想リンクのヘッドエンドです。
(注) |
target traffic-eng コマンドを使用した場合、MPLS LSP ping またはトレース動作の宛先として、MPLS TE トンネルを 1 つだけ設定できます。 コマンドを 2 回入力し、最初とは異なるトンネル インターフェイスを設定すると、最初のトンネル ID が上書きされます。 |
IP SLA ping 動作では、指定された Forwarding Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)での検証(この場合は MPLS TE トンネル)を使用し、target traffic-eng コマンドによって識別された ping の送信元と出力ノードの間で LSP の接続性をテストします。 このテストは、トンネルに属する他のパケットと同じデータ パスで MPLS エコー要求を送信して実行されます。 ping パケットがパスの終端に到達すると、出力のラベル スイッチング ルータ(LSR)のコントロール プレーンに送信され、実際に MPLS TE トンネルに対する出力であることが検証されます。 MPLS エコー要求には、LSP パスが検証されるトンネルの情報が含まれています。
IP ネットワークでは、MPLS SLA トレース動作が、target traffic-eng コマンドによって指定された宛先ルータまでの LSP パスをトレースします。 LSP ルータの検証では、各中継 LSR のコントロール プレーンにパケットが送信され、LSP パスの中継 LSR であるかどうかなど、さまざまなチェックが実行されます。 また、各中継 LSR からは MPLS TE トンネルに関連する情報も返され、ローカル フォワーディングの情報がルーティング プロトコルによって LSP パスとして特定された情報と一致するかどうかが確認されます。
MPLS トラフィック エンジニアリングは、バックボーン全体にわたって LSP を自動的に確立および維持します。 LSP で使用されるパスは、LSP リソース要件とネットワーク リソース(帯域幅など)によって決まります。
MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルの詳細については、『MPLS Traffic Engineering and Enhancements』を参照してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、target traffic-eng tunnel コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)# target traffic-eng tunnel 101
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
下限値および上限値を設定するには、IP SLA 反応条件コンフィギュレーション モードで threshold コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
threshold lower-limit value upper-limit value
no threshold lower-limit value upper-limit value
lower-limit value |
しきい値の下限値を指定します。 範囲は 1 ~ 4294967295 ms です。 デフォルトの lower-limit 値は、3000 ms です。 |
upper-limit value |
しきい値の上限値を指定します。 範囲は 5000 ~ 4294967295 ms です。 デフォルトの upper-limit 値は、5000 ms です。 |
lower-limit value:3000 ミリ秒
upper-limit value:5000 ミリ秒
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
threshold コマンドは、react コマンドと jitter-average キーワードおよび packet-loss キーワードと組み合わせて使用した場合だけにサポートされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、threshold コマンドを使用して、jitter-average キーワードを指定した react コマンドに対する下限値および上限値を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react jitter-average RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold lower-limit 8000 upper-limit 10000
次の例では、threshold コマンドを使用して、packet-loss キーワードを指定した react コマンドに対する下限値および上限値を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react packet-loss dest-to-source RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold lower-limit 8000 upper-limit 10000
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
しきい値に違反する平均値に対してアクションを実行するには、IP SLA 反応条件コンフィギュレーション モードで threshold type average コマンドを使用します。 しきい値タイプをクリアする(反応が発生しないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
threshold type average number-of-probes
no threshold type
number-of-probes |
モニタ対象である要素の過去 5 つの値の平均がしきい値の上限を上回っている場合、または下限を下回っている場合、action コマンドで定義されたアクションが実行されます。 範囲は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト値がない場合、しきい値タイプは設定されません。
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
threshold type average コマンドは、react コマンドと jitter-average キーワード、packet-loss キーワード、および rtt キーワードと組み合わせて使用した場合だけにサポートされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、threshold type average コマンドを使用して、jitter-average キーワードを指定した react コマンドに対するプローブ数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react jitter-average RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold type average 8
次の例では、threshold type average コマンドを使用して、packet-loss キーワードを指定した react コマンドに対するプローブ数を設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react packet-loss dest-to-source RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold type average 8
コマンド |
説明 |
---|---|
動作が実行するアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
複数回連続して違反が発生した場合にアクションを実行するには、適切なコンフィギュレーション モードで threshold type consecutive コマンドを使用します。 しきい値タイプをクリアする(反応が発生しないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
threshold type consecutive occurrences
no threshold type
occurrences |
反応条件が連続した発生回数に対して設定されている場合、デフォルト値はありません。 発生回数は、しきい値タイプの指定時に設定されます。 連続した違反回数は 1 ~ 16 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA 反応条件モードで threshold type consecutive コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のしきい値が設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション モードで threshold type consecutive コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のしきい値が設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、threshold type consecutive コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold type consecutive 8
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション コンフィギュレーション モードで threshold type consecutive コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# reaction monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react-cond)# threshold type consecutive 2
コマンド |
説明 |
---|---|
動作が実行するアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS LSP モニタリング反応を設定します。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
しきい値違反に対してただちにアクションを実行するには、適切なコンフィギュレーション モードで threshold type immediate コマンドを使用します。 しきい値タイプをクリアする(反応が発生しないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
threshold type immediate
no threshold type
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルト値がない場合、しきい値タイプは設定されません。
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
モニタ対象の要素でしきい値違反などの反応条件が発生した場合、action コマンドの定義に従って、ただちにアクションが実行されます。
IP SLA 反応条件モードで threshold type immediate コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のしきい値が設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション モードで threshold type immediate コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のしきい値が設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、threshold type immediate コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react timeout RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold type immediate
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ反応条件コンフィギュレーション コンフィギュレーション モードで threshold type immediate コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# reaction monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react)# react connection-loss RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-react-cond)# threshold type immediate
コマンド |
説明 |
---|---|
動作が実行するアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS LSP モニタリング反応を設定します。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
Y 回のプローブ動作で X 回の違反が発生した場合にアクションを実行します。 |
Y 回のプローブ動作中に X 回の違反が発生した場合にアクションを実行するには、IP SLA 反応条件コンフィギュレーション モードで threshold type xofy コマンドを使用します。 しきい値タイプをクリアする(反応が発生しないようにする)には、このコマンドの no 形式を使用します。
threshold type xofy x-value y-value
no threshold type
x-value y-value |
モニタ対象の要素でしきい値違反などの反応条件が発生した場合、y 回のプローブ動作以内に x 回の違反が発生すると(x 回/y 回)、action コマンドでの定義に従って、アクションが実行されます。 デフォルトは、x-value および y-value の両方とも 5 です(xofy 5 5)。 範囲は 1 ~ 16 です。 |
デフォルト値がない場合、しきい値タイプは設定されません。
IP SLA 反応条件コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、threshold type xofy コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# reaction operation 432 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react)# react verify-error RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-react-cond)# threshold type xofy 1 5
コマンド |
説明 |
---|---|
動作が実行するアクションまたはアクションの組み合わせを指定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA エージェントが制御するイベントに基づいた特定のアクションを設定します。 |
|
反応をモニタする要素を指定します。 |
|
下限値および上限値を設定します。 |
|
平均値がしきい値に違反した場合にアクションを実行します。 |
|
連続した回数の違反が発生した後にアクションを実行します。 |
|
しきい値違反に対してただちにアクションを実行します。 |
プローブまたは制御タイムアウトのインターバルを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで timeout コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
timeout milliseconds
no timeout
milliseconds |
IP SLA 動作が要求パケットからの応答を待機する時間(ミリ秒単位)を設定します。 範囲は 1 ~ 604800000 です。 |
デフォルト値は 5000 ms です。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
timeout コマンドが IP SLA 動作モードで使用されている場合、特定の IP SLA 動作が要求パケットからの応答を待機する時間が設定されます。 timeout コマンドが IP SLA MPLS LSP モニタ モードで使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作が要求パケットからの応答を待機する時間が設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで timeout コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# timeout 10000
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで timeout コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)# timeout 10000
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
プローブ パケットのタイプ オブ サービス(ToS)を設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで tos コマンドを使用します。 デフォルト値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
tos number
no tos
number |
サービス タイプ番号。 範囲は 0 ~ 255 です。 |
サービス タイプ番号は 0 です。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
ToS 値は、IP ヘッダーの 8 ビット フィールドです。 このフィールドには、優先順位や ToS などの情報が含まれています。 この情報は、ポリシー ルーティングや専用アクセス レート(CAR)など、ルータが ToS 値を確認する機能で役立ちます。 サービス タイプが動作に対して定義されている場合、IP SLA プローブ パケットには IP ヘッダーの設定済み tos 値が含まれます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで tos コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# tos 60
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
エコー要求パケットの MPLS ラベルで存続可能時間(TTL)値を指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで ttl コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ttl time-to-live
no ttl
time-to-live |
エコー要求パケットの最大ホップ カウント。 有効な値は 1 ~ 255 です。 |
MPLS LSP ping 動作の場合、デフォルトの Time-to-Live 値は 255 です。
MPLS LSP トレース動作の場合、デフォルトの Time-to-Live 値は 30 です。
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
MPLS LSP ping または MPLS LSP トレース動作でのエコー要求パケットで許可される最大ホップ カウントを設定するには、ttl コマンドを使用します。 許容されるホップ カウントは、IP SLA 動作のタイプによって異なることに注意してください。
IP SLA 動作モードで ttl コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作に対する Time-to-Live 値が設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ モードで ttl コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作に対する Time-to-Live 値が設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、ttl コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)# ttl 200
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
ICMP エコー動作タイプを使用するには、IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type icmp echo コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type icmp echo
no type icmp echo
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA 動作コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type icmp echo コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-echo)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
ICMP パスエコー動作タイプを使用するには、IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type icmp path-echo コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type icmp path-echo
no type icmp path-echo
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
IP SLA 動作コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type icmp path-echo コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-path-echo)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
ICMP パスジッタ動作タイプを使用するには、IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type icmp path-jitter コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type icmp path-jitter
no type icmp path-jitter
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA 動作コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type icmp path-jitter コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type icmp path-jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-icmp-path-jitter)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
ラベル スイッチド パス(LSP)のエンドツーエンドの接続性と MPLS ネットワークの整合性を検証するには、適切なコンフィギュレーション モードで type mpls lsp ping コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type mpls lsp ping
no type mpls lsp ping
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
デフォルトの動作または値はありません。
IP SLA 動作コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ定義コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA LSP ping 動作のパラメータを設定するには、type mpls lsp ping コマンドを使用します。 コマンドを入力すると、IP SLA MPLS LSP Ping コンフィギュレーション モードが開始されます。
MPLS LSP ping 動作では、MPLS ネットワークの LSP パスに従ってルータ間の接続性がテストされ、エコー要求とエコー応答を使用して LSP のラウンドトリップ遅延が計測されます。
MPLS LSP ping 動作では、サポートされているいずれかの Forwarding Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)エンティティを使用して、ping 送信元と各 FEC の出力ノード間の LSP の接続性が検証されます。 MPLS LSP ping 動作では、次の FEC タイプがサポートされています。
MPLS LSP モニタ ping 動作では、IPv4 LDP プレフィックスだけがサポートされます。
IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type mpls lsp ping コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のパラメータが設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで type mpls lsp ping コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のパラメータが設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type mpls lsp ping コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-ping)#
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで type mpls lsp ping コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp ping RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-ping)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスを設定します。 |
|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタリング インスタンスをスケジューリングします。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |
LSP パスをトレースし、MPLS ネットワークのネットワーク障害をローカライズするには、適切なコンフィギュレーション モードで type mpls lsp trace コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type mpls lsp trace
no type mpls lsp trace
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
IP SLA 動作コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ定義コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA LSP トレース動作のパラメータを設定するには、type mpls lsp trace コマンドを使用します。 コマンドを入力すると、IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション モードが開始されます。
MPLS LSP トレース動作では、宛先ルータまでの LSP パスのホップバイホップ ルートがトレースされ、MPLS ネットワークの IPv4 LDP プレフィックスおよび TE トンネル FEC に対するホップバイホップ ラウンドトリップ遅延が測定されます。 エコー要求パケットは、各中継ラベル スイッチング ルータ(LSR)のコントロール プレーンに送信されます。 中継 LSR では、さまざまなチェックが実行され、LSP パスの中継 LSR であることが特定されます。 トレース動作では、ネットワーク接続のトラブルシューティングと、障害があるホップバイホップのローカライズを実行できます。
MPLS LSP トレース動作では、各中継 LSR が、トレースされている Forwarding Equivalence Class(FEC; 転送等価クラス)エンティティのタイプに関連する情報を返します。 この情報により、トレース動作では、ローカル フォワーディングの情報がルーティング プロトコルによって LSP パスとして特定された情報と一致するかどうかをチェックできます。
MPLS ラベルは、LSP で使用されている FEC のタイプに従って、パケットにバインドされます。 MPLS LSP トレース動作では、次の FEC タイプがサポートされています。
MPLS LSP モニタ トレース動作では、IPv4 LDP プレフィックスだけがサポートされます。
IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type mpls lsp trace コマンドが使用されている場合、設定されている特定の動作のパラメータが設定されます。 IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで type mpls lsp trace コマンドが使用されている場合、モニタ対象のプロバイダー エッジ(PE)ルータに関連付けられているすべての動作のパラメータが設定されます。 この設定は、自動的に作成されるすべての LSP 動作に継承されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type mpls lsp trace コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mpls-lsp-trace)#
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで type mpls lsp trace コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-trace)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA MPLS LSP モニタリング インスタンスをスケジューリングします。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
UDP エコー動作タイプを使用するには、IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type udp echo コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type udp echo
no type udp echo
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
IP SLA 動作コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type udp echo コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
UDP ジッタ動作タイプを使用するには、IP SLA 動作コンフィギュレーション モードで type udp jitter コマンドを使用します。 動作を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type udp jitter
no type udp jitter
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
なし
IP SLA 動作コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type udp jitter コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)#
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
UDP エコーまたはジッタ動作に対する IP SLA 応答側の永続的なポートを設定するには、IP SLA 応答側コンフィギュレーション モードで type udp ipv4 address コマンドを使用します。 指定された永続的なポートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
type udp ipv4 address ip-address port port
no type udp ipv4 address ip-address port port
ip-address |
動作を受信する IPv4 アドレスを指定します。 |
port port |
動作を受信するポート番号を指定します。 範囲はサブエージェントで使用される範囲と同一で、1 ~ 65355 です。 |
デフォルト値がない場合、永続的なポートは設定されません。
IP SLA 応答側コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、type udp ipv4 address コマンドに対する永続的なポートを設定する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# responder RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-resp)# type udp ipv4 address 192.0.2.11 port 10001
コマンド |
説明 |
---|---|
UDP エコーまたは UDP ジッタ動作に対する IP SLA 応答側をイネーブルにします。 |
各 IP SLA 応答の破損をチェックするには、適切なコンフィギュレーション モードで verify-data コマンドを使用します。 データ破損のチェックをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
verify-data
no verify-data
このコマンドには、キーワードや引数はありません。
verify-data コマンドはディセーブルになっています。
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション モードで verify-data コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp jitter RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-jitter)# verify-data
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
ICMP エコー、ICMP パスエコー、ICMP パスジッタ、UDP エコー、または UDP ジッタ動作でのバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)のモニタリングをイネーブルにするには、適切なコンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使用します。 VPN のモニタリングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
vrf vrf-name
no vrf
vrf-name |
VPN の名前。 最大 32 文字の英数字です。 |
VPN のモニタリングは、IP SLA 動作に対して設定されていません。
IP SLA ICMP エコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスエコー コンフィギュレーション
IP SLA ICMP パスジッタ コンフィギュレーション
IP SLA UDP エコー コンフィギュレーション
IP SLA UDP ジッタ コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA 動作に対する非デフォルトの VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)テーブルを設定するには、vrf コマンドを使用します。 一般的に VPN は、VRF テーブルの名前を使用して識別されます。 IP SLA 動作の設定で vrf コマンドを使用した場合、特定の動作に対する VPN の識別は、vrf-name 値を使用して行われます。
vrf コマンドで値が指定されていない場合、デフォルトの VRF テーブルが使用されます。 未設定の VRF に対して VPN 名を入力すると IP SLA 動作が失敗し、次の情報が show ipsla statistics コマンドの結果に表示されます。
Latest operation return code : VrfNameError
vrf コマンドは、次の IP SLA 動作を設定する場合だけにサポートされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、vrf コマンドの使用方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# operation 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-op)# type udp echo RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-udp-echo)# vrf vpn2
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA 動作を設定します。 |
|
IP SLA 動作をスケジューリングします。 |
|
IP SLA ICMP エコー動作を設定します。 |
|
IP SLA ICMP パスエコー動作を設定します。 |
|
IP SLA ICMP パスジッタ動作を設定します。 |
|
IP SLA UDP エコー動作を設定します。 |
|
IP SLA UDP ジッタ動作を設定します。 |
IP SLA MPLS LSP モニタ ping またはトレースでモニタする対象となる VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスを指定するには、適切なコンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使用します。 すべての VRF のモニタリングに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
vrf vrf-name
no vrf
vrf-name |
VRF の名前。 最大 32 文字の英数字です。 |
すべての VRF がモニタされます。
IP SLA MPLS LSP モニタ ping コンフィギュレーション
IP SLA MPLS LSP モニタ トレース コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使用すると、ping およびトレース動作でモニタする特定の VRF が指定されます。 デフォルトでは、すべての VRF がモニタ対象となります。
タスク ID |
操作 |
---|---|
monitor |
読み取り、書き込み |
次の例では、IP SLA MPLS LSP モニタ コンフィギュレーション モードで vrf コマンドを使用する方法を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipsla RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla)# mpls lsp-monitor RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm)# monitor 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-def)# type mpls lsp trace RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipsla-mplslm-lsp-trace)# vrf vpn-lsp
コマンド |
説明 |
---|---|
IP SLA MPLS LSP モニタ インスタンスを設定します。 |
|
MPLS VPN での LSP パスの接続をテストします。 |
|
MPLS VPN での LSP パスのホップバイホップ ルートをトレースします。 |