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Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)には、銅線ケーブルとファイバ ケーブルの同時接続をサポートする Front Panel Gigabit Ethernet(FPGE)ポートがあります。 ネットワークがダウンした場合に、フェールオーバー冗長性を保つようメディアを設定できます。 この機能は、Cisco ISR プラットフォームでのみサポートされます。
この章は、次の項で構成されています。
メディア タイプが設定されていない場合、デフォルトで Auto-Detect 機能がイネーブルになります。 Auto-Detect 機能は、接続されているメディアを自動的に検出してリンクアップします。 両方のメディアが接続されている場合、最初に起動したメディアがリンクされます。 デフォルトでは、FPGE ポートのメディア タイプは auto-select に設定されます。 ユーザは FPGE インターフェイスで media-type rj45/sfp コマンドを使用して、メディア タイプ設定を RJ-45 または SFP に上書きできます。 また、no media-type コマンドが設定されると、メディア タイプ設定が「Auto-select」モードに戻ります。 Auto-Detect 機能をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no media-type コマンドを使用できます。
Auto-Detect 機能は、前面パネルの Gige ポートでデフォルトでイネーブルに設定されています。 「media-type auto-select」または「no media-type」を設定することで、これがイネーブルになります。 Auto-Detect を設定するには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | bay| port}
3. media-type auto-select
4. End
次に、デフォルトの設定の例を示します。「no media-type」が選択されている場合は show running configuration によりメディア タイプが表示されません。
Router(config)# show running interface gigabitethernet 0/0/0 Building configuration... Current configuration : 71 bytes ! interface GigabitEthernet0/0/0 no ip address negotiation auto end
プライマリ メディアがダウンしていることを示す通知をルータが受け取ると、セカンダリ フェールオーバー メディアがイネーブルになります。 スイッチオーバー後にプライマリ メディアが復旧しても、それはプライマリ メディアに切り替わりません。 shut コマンドまたは no shut コマンドを使用するか、またはモジュールをリロードして、メディア タイプをプライマリ(優先)メディアに戻す必要があります。
GE-SFP ポートでプライマリまたはセカンダリ フェールオーバー メディアを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | port}
3. media-type rj45 autofailover
4. End
次に、プライマリ設定の例を示します。
Router(config)# show running interface gigabitethernet 0/0/0 Building configuration... Current configuration : 102 bytes ! interface GigabitEthernet0/0/0 no ip address media-type rj45 auto-failover negotiation auto end
Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)には、銅線ケーブルとファイバ ケーブルの同時接続をサポートする Front Panel Gigabit Ethernet(FPGE)ポートがあります。 ネットワークがダウンした場合に、フェールオーバー冗長性を保つようメディアを設定できます。 この機能は、Cisco ISR プラットフォームでのみサポートされます。
この章は、次の項で構成されています。
メディア タイプが設定されていない場合、デフォルトで Auto-Detect 機能がイネーブルになります。 Auto-Detect 機能は、接続されているメディアを自動的に検出してリンクアップします。 両方のメディアが接続されている場合、最初に起動したメディアがリンクされます。 デフォルトでは、FPGE ポートのメディア タイプは auto-select に設定されます。 ユーザは FPGE インターフェイスで media-type rj45/sfp コマンドを使用して、メディア タイプ設定を RJ-45 または SFP に上書きできます。 また、no media-type コマンドが設定されると、メディア タイプ設定が「Auto-select」モードに戻ります。 Auto-Detect 機能をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no media-type コマンドを使用できます。
Auto-Detect 機能は、前面パネルの Gige ポートでデフォルトでイネーブルに設定されています。 「media-type auto-select」または「no media-type」を設定することで、これがイネーブルになります。 Auto-Detect を設定するには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | bay| port}
3. media-type auto-select
4. End
プライマリ メディアがダウンしていることを示す通知をルータが受け取ると、セカンダリ フェールオーバー メディアがイネーブルになります。 スイッチオーバー後にプライマリ メディアが復旧しても、それはプライマリ メディアに切り替わりません。 shut コマンドまたは no shut コマンドを使用するか、またはモジュールをリロードして、メディア タイプをプライマリ(優先)メディアに戻す必要があります。
GE-SFP ポートでプライマリまたはセカンダリ フェールオーバー メディアを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | port}
3. media-type rj45 autofailover
4. End