Cisco NCS 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスは、低コストの固定型キャリア イーサネット ネットワーク インターフェイス デバイス（NID）のファミリで、ME 3400 シリーズ アクセス スイッチの後継となる予定のスイッチです。Cisco NCS 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスは、10G NID および低コスト MBH スイッチを既存のサービス プロバイダー アクセス ポートフォリオに追加します。次の機能が使用可能になります。

• CE2.0 対応

• 拡張温度範囲（-40C ～ 65C）をサポートするプレミアム SKU

• PCBA のコンフォーマルコーティング（換気型ラックへの設置のサポートを可能にするため）

ソフトウェアのバージョンを確認するには、次のコマンドを使用します。

• 統合パッケージ： show version

• そのインターフェイスでパラメータをデフォルト値に設定するには、デフォルト インターフェイス コマンドを使用します。ただし、インターフェイスで速度を設定すると、次のエラーが表示されます。

  Speed is configured. Remove speed configuration before enabling auto-negotiation

• 拡張されたブリッジドメインでトランク イーサネット フロー ポイント（TEFP）を遅延させることなく追加または削除すると、Cisco NSR 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスがクラッシュします。

• 置換操作を実行する前に、仮想サービスを非アクティブ化し、アンインストールする必要があります。

• controller and nid-controller コマンドはサポートされていません。

• Cisco NCS 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスは、デフォルトの親クラスから bandwidth コマンドと bandwidth percent コマンドを動的に削除しようとしている間に、階層型 QoS ポリシーでエラーを表示します。これらのコマンドを削除するには、まず子クラスから bandwidth を削除し、次に親クラスから bandwidth を削除する必要があります。

• ポートが OPER-DOWN 状態になっている場合、階層型 QoS の適用後に速度変更が適用されると、STD キューの帯域幅の値が正しく設定されません。不一致を回避するには、ポリシーを再度ポートレベルに適用する必要があります。

• フィールド通知：シスコでは、ソフトウェアまたはハードウェア プラットフォームが影響を受けるかどうかを判定するために、このリリースに関するフィールド通知を確認することを推奨します。フィールド通知は http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_products_field_notice_summary.html で確認できます。

• 製品速報：製品速報は http://www.cisco.com/en/US/products/sw/iosswrel/ps5012/prod_literature.html で確認できます。

次の表は、Cisco NCS 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスでサポートされている MIB をまとめたものです。

Cisco NCS 520 シリーズ イーサネット アクセス デバイスのアクセシビリティ機能のリストについては、シスコ Web サイトの Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) を参照するか、accessibility@cisco.com にお問い合わせください。

すべての製品マニュアルは、イメージ、グラフィック、および一部のチャートを除き、アクセシブルになっています。音声、点字、または大きな文字の製品マニュアルが必要な場合は、accessibility@cisco.com にお問い合わせください。