ギガビット イーサネット RJ45 インターフェイス モジュールは、8 個のギガビット イーサネット銅線ポートを提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。

• RJ45 ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
• RJ45 ギガビット イーサネット モジュールで使用可能なインターフェイスを確認するには、「インターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイス」を参照してください。

10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュールは、10 ギガビット イーサネット XFP モジュールをサポートする単一ポートを提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。

• 10 ギガビット イーサネット XFP モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
• 10 ギガビット イーサネット XFP モジュールで使用可能なインターフェイスを確認するには、「インターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイス」を参照してください。
• サポートされる SFP の詳細については、以下にある「Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Router Interface Modules Data Sheet」を参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/products/routers/asr-903-series-aggregation-services-routers/datasheet-listing.html

2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、10 ギガビット イーサネット SFP+ および XFP モジュールをサポートするデュアル ポートを提供します。

• 2X10 GE SFP ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
• 2X10 GE SFP ギガビット イーサネット モジュールで使用可能なインターフェイスを確認するには、「インターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイス」を参照してください。
• サポートされる SFP の詳細については、以下にある「Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Router Interface Modules Data Sheet」を参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/products/routers/asr-903-series-aggregation-services-routers/datasheet-listing.html

この 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール搭載の 8 ポート 1 ギガビット イーサネット（RJ45 銅線）インターフェイス モジュールは、高密度の組み合わせインターフェイス モジュールです。このモジュールは、8 個のギガビット イーサネット銅線ポートおよび 1 個の 10 ギガビット イーサネット SFP+ ポートをサポートします。

8T1/E1 インターフェイス モジュールは、前面パネルの RJ48C コネクタを介して最大 8 の T1/E1 ポートの接続を提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。

• 8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
• 8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイスを確認するには、「インターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイス」を参照してください。
• 8 ポートの T1/E1 インターフェイス モジュールの LED インジケータの詳細については、「8 T1/E1 インターフェイス モジュールの LED」を参照してください。
• 8 ポートの T1/E1 インターフェイス モジュールにおける RJ45C のピン割り当ての詳細については、「RJ45C ポートのピン割り当て」を参照してください。

（注）	Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータでは、オーバーサブスクリプション モードはサポートされません。必要に応じてポートを無効にし、システムの使用量を 64 Gbps に制限する必要があります。オーバーサブスクリプション モードですべてのインターフェイスを有効にすると、予期しないシステム パフォーマンスが発生する可能性があります。

次の表に、サポートされるインターフェイス モジュールで使用可能なインターフェイスの一覧を示します。

ネットワーク インターフェイスが固定ポートを介して提供されます。

• GE SFP ポート（光ファイバ）：100/1000 モードをサポート（ASR 920-24SZ-IM および ASR-920-24SZ-M）
• GE SFP ポート（銅線）：10/100/1000 オペレーションをサポート（ASR-920-24TZ-M）
• 10GE SFP+：10G モードをサポート

（注）	ネットワーク タイミング インターフェイスは、Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータでのみ使用できます。

• BITS 入力または出力：BITS インターフェイスは、1.544 MHz の T1 または 2.048 MHz の E1 からのクロック回復（ソフトウェアによって構成可能）をサポートします。BITS インターフェイスは、前面パネルの標準 RJ-48 コネクタを通じて提供されます。
• 1PPS 入力/出力および ToD 入力/出力：このシールド付き RJ-45 インターフェイスは、Time-of-Day（ToD） および 1PPS パルスの入力または出力に使用されます。ToD 形式には NTP および IEEE 1588-2008 両方の時間形式が含まれます。

1PPS および TOD 用の同じ RS422 ピンが、入力方向と出力方向で共有されます。それぞれの方向は、ソフトウェアで個別に設定可能です。

• GPS 10 Mhz の入出力：GPS 同期化のための 10 MHz の入力。前面パネルのこのコネクタは、Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータから 10 MHz の出力も提供できます。方向は、ソフトウェアを使用して設定できます。
• GPS 1PPS 入出力：GPS 同期化のための 1 PPS の入力。前面パネルのこのコネクタは、Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータから 1 PPS の出力も提供できます。方向は、ソフトウェアを使用して設定できます。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータは、前面パネルの RJ-45 ジャックを使用して 4 つのドライ接点アラーム入力をサポートします。

• [Normally Open]：アラーム回路に電流が流れておらず、電流が流れるとアラームが生成されることを示します。

各アラーム入力はクリティカル、メジャー、またはマイナーとしてプロビジョニングできます。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータは、次の管理インターフェイスを備えています。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータは、1 + 1 冗長構成で AC または DC の電源をサポートします。PSU はホットスワップ可能です。両方の PSU が挿入され、起動している場合、負荷はこれらの PSU 間で共有されます。AC と DC PSU の両方で表示されるステータス LED は、ステータスおよび出力状態を示します。

（注）	DC PSU は、DC PSU の前面パネルのスイッチを使用してオンまたはオフにできます。

（注）	DC PSU の場合、UVP および OVP の制限は、電源投入時に適用される入力電圧によって異なります。-48/-60 V の場合：UVP= -36 Vdc および OVP = -72 Vdc、24 V の場合：UVP =18 Vdc および OVP = 32 Vdc

（注）	この製品は、設置する建物の一部として電力サージ保護機能を必要とします。電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、AC 電源供給装置に外部 Surge Protective Device（SPD; サージ保護デバイス）を取り付ける必要があります。

（注）	DC システムの場合、1KV より多くのサージが予期される場合は、適切な外部サージ保護デバイスを追加します。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータには、システムの一部として着脱式ファン トレイがあります。ファン トレイはホットスワップ可能です。このシステムは、最大動作温度 70 º C（1 つのファンに障害が発生した場合は最大動作温度 65 °C）で最大 4 時間動作するように設計されています。

このセクションでは、各種の前面パネル LED のタイプとその動作について説明します。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータは、次の OIR 操作をサポートしています。

• SFP が取り外された場合、他のポートのトラフィック フローへの影響はありません。
• SFP が取り付けられている場合、システムは現在の設定に基づいてオペレーション用のポートを初期化します。挿入されている SFP がそのポートの現在の設定に対応していない場合、ポートは設定が更新されるまで動作しません。
• 両方の電源が設置されてアクティブになっていると、負荷はそれらの間で共有されます。または、1 つの PSU が負荷全体をサポートすることもできます。電源が動作していない場合や、入力ケーブルが取り外されている場合、残りの電源が中断なしにすべての負荷を引き継ぎます。
• TDM IM を除き、インターフェイス モジュールは、Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータの類似のインターフェイス モジュールとホット スワップできます。詳細については、「インターフェイス モジュールのホット スワップ」を参照してください。
• ファン トレイを取り外したり交換したりする場合、ルータの電源をオフにする必要はありません。ただし、ファン トレイがシャーシから取り外されると、周囲温度によっては一定の時間後に、ルータが自動的にシャット ダウンします。ルータがシャット ダウンするまでの時間を次の表に示します。

Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR 920 24SZ M、ASR 920 24TZ M ルータでは、次の種類のライセンスをサポートします。

• ポート ライセンス：ポートのアップグレード ライセンスが「成長に合わせた投資」モデルとして利用できます。
  • 1G アップグレード ライセンス
  • 10G アップグレード ライセンス
• バルク ライセンス：バルク ポート ライセンスでは、単一のライセンスですべてのポートを使用できます。
• タイミング ライセンス（1588）：ルータがマスター クロックとして使用される場合は、タイミング ライセンスが必要です。
• Advanced Metro IP Access
• Metro IP Access
• Metro Access（デフォルト）

前述のライセンスを有効化するには、次の手順に従います。

• シスコ ソフトウェア ライセンシング：シスコ ソフトウェア ライセンスのアクティベーション機能は、有料のシスコ ソフトウェア ライセンスの取得および検証を行うことにより、シスコのソフトウェア機能セットを有効化する一連のプロセスとコンポーネントです。

（注）	シスコ ソフトウェア ライセンシングによって生成されるライセンスはシャーシの UDI に関連付けられており、対応する Watchtower Device Certificate（WDC）がシステムに保存されています。

• シスコ スマート ライセンシング：スマート ライセンシングは使用量ベースのライセンスであり、デバイスがシスコのセキュア サーバに登録されます。