ラックマウント ブラケットをアクセサリ キットから取り出し、ルータ シャーシの横に配置します。

ブラケットの 1 つをシャーシ側面にあてがい、ネジ穴を合わせます。

19 インチ EIA ラック

次の図に、19 インチ EIA ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータの前面、中央、背面の位置に取り付ける方法を示します。

次の図に、19 インチ EIA ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータの前面、中央、背面の位置に取り付ける方法を示します。

23 インチ ラック

次の図に、23 インチ ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータに取り付ける方法を示します。

次の図に、23 インチ ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータに取り付ける方法を示します。

300 mm ETSI ラック

次の図に、300 mm ETSI ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータに取り付ける方法を示します。

次の図に、300 mm ETSI ラック用のブラケットを Cisco ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータに取り付ける方法を示します。

ステップ 1 で外したネジでブラケットをシャーシに固定します。推奨されている最大トルクは 10 インチ ポンドです。

もう 1 つのブラケットについてステップ 3 とステップ 3 を繰り返します。

次のようにしてラック内のシャーシの位置を決めます。

ブラケット（およびオプションのケーブル ガイド）の取り付け穴と装置ラックの取り付け穴を合わせます。

次の図に、19 インチ EIA ラックに Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータを取り付ける方法を示します。

M6x12mm の亜鉛メッキ スチール製ネジ 4 本をブラケットの穴に通し、さらに装置ラックの支柱のネジ穴に通して取り付けます。

巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられているかどうかを確認します。

左右のケーブル ガイドをシャーシの前面に対して配置し、4 つのネジ穴の位置を合わせます。19 インチ ラックの場合の図と、標準キットを使用する他のラックの場合の図を参照してください。

ケーブル キットに付属している 4 本の M6x12mm ネジを使用して、ケーブル ガイドを固定します。推奨されている最大トルクは 3N-m です。

次の図に示すように、前面パネルを使用してルータを取り付けます。

次の図に、Cisco ASR 920-24SZ-IM ルータの壁付け、および ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータの壁付けを示します。

1	Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータ用の防火しずくトレイ

注意	Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータを垂直方向に取り付ける場合は、電源が必ず下部にあるようにしてください。

注意	ASR-920-24SZ-1M を壁面に取り付ける場合は、下記に示すように防火しずくトレイ（シスコ製品番号 700-47267-01）を取り付けて、IEC 60950-1 の製品安全要件を満たすようにしなければなりません。

Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータ用の防火しずくトレイを取り付けるには、以下の手順に従います。

上の図に示すように、防火しずくトレイをルータの下に配置します。

4 本のネジを締めて、防火しずくトレイを壁に固定します。

インターフェイス モジュールを挿入する前に、シャーシがアース接続されていることを確認します。

取り付けられている場合は、インターフェイス モジュールのスロットを覆っているブランク フィラー プレートを取り外します。取り外すには、非脱落型ネジを使用して、ルータのスロットからブランク フィラー プレートを完全に引き出します。

インターフェイス モジュールを挿入する際は、ルータのインターフェイス モジュールの スロットの上端と下端の間にそのインターフェイス モジュールのエッジを慎重に合わせます。

インターフェイス モジュールがバックプレーンに触れるまで、ルータ スロットにインターフェイス モジュールを慎重にスライドします。次の図に、Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータへのインターフェイス モジュールの取り付け方法を示します。

インターフェイス モジュールの両側の取り付けネジを締めて固定します。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド（.62 N-m）です。

各インターフェイス モジュールにすべてのケーブルを接続します。

インターフェイス モジュールを取り外すには、各インターフェイス モジュールからすべてのケーブルを外します。

インターフェイス モジュールの両側の取り付けネジを緩めます。

ハンドルを引いて、ルータ スロットからインターフェイス モジュールを引き出します。ブランク フィラー プレートを取り外す場合は、非脱落型ネジを使用してブランク フィラー プレートをモジュール スロットから完全に引き抜きます。

（注）	インターフェイス モジュールのスロットを空のままにしておく場合は、ブランク フィラー プレート（シスコ製品番号：800-35323-01）を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。

完全に装着されるまでシャーシにファン トレイを戻します。次の図に、Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M のルータごとにファン トレイの方向を設定する方法を示します。

付属の非脱落型ネジを使用して、シャーシにファン トレイを固定します。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド（0.62 N-m）です。

これで、Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータのファン トレイを取り付けまたは交換するための手順は完了です。

エアー フローの注意事項の詳細については、「エアー フローに関する注意事項」を参照してください。

No.2 プラス ドライバまたは指を使用して、シャーシにファン トレイを固定している非脱落型ネジを緩めます。図 3-18 に、非脱落型ネジを含む Cisco ASR-920-24SZ-IM ルータのファン トレイの前面を示します。図 3-19 に、非脱落型ネジを含む Cisco ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータのファン トレイの前面を示します。

ミッドプレーンの電源レセプタクルから取り外すには、ファン トレイを 1 インチ以内手前に引きます。

ファンの回転が停止するまで、少なくとも 5 秒間待ってください。次に、ファン トレイを手前に引き、シャーシから引き出します。

電源モジュールを保守する前に、装置を設置している領域の回路ブレーカーのスイッチをオフにします。さらに、回路ブレーカー スイッチをオフの位置にテープで固定します。

アクセサリ キットに含まれている静電気防止用リスト ストラップの一端を手首に付けます。

電源モジュールの回路ブレーカー スイッチをオフ（O）に切り替えます。

電源の端子ブロック ヘッドから端子ブロック プラグ コネクタを引き出します。

DC 電源の非脱落型ネジをゆるめます。以下の図を参照してください。

片手で電源のハンドルをつかんで、もう一方の手でシャーシを支えながら電源モジュールを引き抜きます。

5 分以内に DC 電源モジュールを取り付けます。「DC 電源の取り付け」の図を参照してください。電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク フィラー プレート（シスコ製品番号 800-39165-01）を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。

電源コードを電源から外します。電源コードがまだ電源装置に接続されているときは、電源コードの金属製プロングに触れないでください。

電源コードを電源装置から取り外します。電源装置に埋め込みの金属製プロングには触れないでください。

次の図に示すように非脱落型ネジを緩めます。

注意	電源の引き抜きには非脱落型ネジや電源保持具を使用しないでください。

片手で AC 電源の金属タブをつかみ、シャーシから少し引き出します。電源装置の下に片手を置き、シャーシから完全に引き出します。「AC 電源の取り付け」の図を参照してください。

5 分以内に AC 電源を再度取り付けます。「AC 電源の取り付け」の図を参照してください。電源装置ベイを空のままにしておく場合は、ブランク フィラー プレート（シスコ製品番号 800-39165-01）を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。

静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

使用している SFP モジュールにマーキングがある場合は、モジュールの上面を識別するために使用します。

SFP モジュールをスロットの開口部前面に合わせます。

SFP モジュールをスロットに差し込み、モジュールのコネクタがスロットの奥に装着された感触があるまで押します。ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュールの取り付けについては「ベールクラスプ ラッチ付き SFP モジュールの Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータの SFP モジュール スロットへの取り付け」の図を、ベールクラスプ ラッチなしの SFP モジュールの取り付けについては「ベールクラスプ ラッチなしの SFP モジュールの Cisco ASR 920-24SZ-IM、ASR-920-24SZ-M、ASR-920-24TZ-M ルータの SFP モジュール スロットへの取り付け」の図を参照してください。

注意	ケーブル接続の準備が整うまで、光ファイバ SFP モジュール ポートのダスト プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFP モジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。ダスト プラグは、後で使用できるように保管しておきます。

SFP モジュールにケーブル コネクタを差し込みます。

静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

SFP モジュールからケーブルを外し、ケーブルの先端にダスト プラグを取り付けます。

ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュール：次の図に示すように、ベールを引き出して下に押し、モジュールを取り出します。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、人差し指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

ベールクラスプ ラッチなしの SFP モジュール：次の図に示すように、取り外し用工具を SFP モジュールの横に挿入し、モジュールの外に引き出して、SFP を取り外します。

親指と人差し指で SFP モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。

光ファイバ SFP モジュールの場合、光インターフェイスが汚れないように、SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

外した SFP モジュールを耐静電袋またはその他の防護環境に保管します。

EIA コンソール ポートに USB-to RJ-45 ケーブルの USB 側を接続します。

次の図に示すように、DB-9 アダプタ ケーブルの RJ-45 側を USB-to RJ-45 ケーブルに接続します。

1	EIA コンソール ポート	2	USB-to-RJ-45 アダプタ
3	RJ-45 to DB-9 ケーブル	4	デスクトップまたはシステム

コンソール ケーブルの DB-9 側を端末の DB-9 側に接続します。

ルータと通信するには、Microsoft Windows HyperTerminal などのターミナル エミュレータ アプリケーションを起動します。次のパラメータを使用してこのソフトウェアを設定します。

ルータの電源がオフであることを確認します。

ケーブルの一方の端を、ルータ上のギガビット イーサネット ポートに接続します。

設置場所で BTS パッチまたは境界パネルにもう一方の端を接続します。