前提条件
ルータを設置する前に、次の設置準備を行うことが重要です。
- 設置場所(設置場所の計画)を準備し、設置計画または Method of Procedure(MOP)を確認する。「設置場所の計画」を参照してください。
- ルータを開梱して点検する。「開梱および出荷内容の確認」の項を参照してください。
- ルータを正しく設置するために必要な工具とテスト機器を収集する。「必要な工具と機器」を参照してください。
ルータの設置を準備する方法については、「設置の準備」を参照してください。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章ではルータの設置手順を説明します。また、この章は次の項で構成されています。
(注) |
2018 年 7 月、Cisco ASR 920-10SZ-PD の前面パネルとケースがリモデルされました。ただし、取り付け手順はまったく変わりません。次の図に、リモデルされた Cisco ASR 920-10SZ-PD ルータと Cisco ASR-920-8S4Z-PD ルータを示します。2 つのバリアントの違いは、前面パネルのラベルのみです。 |
ルータを設置する前に、次の設置準備を行うことが重要です。
ルータの設置を準備する方法については、「設置の準備」を参照してください。
この項では、ラックへのルータの設置方法を説明します。ここで説明する手順は、ラックへのルータの水平および垂直取り付けの両方に適用されます。
シャーシには、シャーシの前面に取り付け可能なマウント ブラケットが付属しています。シャーシの前面にブラケットを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
ラックマウント ブラケットをアクセサリ キットから取り出し、ルータ シャーシの横に配置します。 次の図に、19 インチ EIA ラックの場合にルータの前面にブラケットを取り付ける方法を示します。 |
ステップ 2 |
ブラケットの 1 つをシャーシ側面にあてがい、ネジ穴を合わせます。 |
ステップ 3 |
ステップ 1 で外した M5 ネジでブラケットをシャーシに固定します。推奨されている最大トルクは 10 インチ ポンドです。 |
ステップ 4 |
もう 1 つのブラケットについてステップ 2 と 3 を繰り返します。 |
(注) |
ルータをラックに取り付けるときは、十分なクリアランスとエアーフローを確保します。詳細については、「クリアランスに関するガイドライン」の項を参照してください。 |
(注) |
ルータを 19 インチの EIA ラックに設置する前にケーブル ガイドを取り付けます。「ケーブル ガイドの取り付け」を参照してください。 |
装置ラックにルータ シャーシを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 |
支柱間にシャーシの背面を差し込みます。 |
ステップ 2 |
ブラケット(およびオプションのケーブル ガイド)の取り付け穴と装置ラックの取り付け穴を合わせます。 次の図に、19 インチ EIA ラックにルータを取り付ける方法を示します。 |
ステップ 3 |
8 本の 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチの亜鉛メッキしたスチール ネジをブラケットの穴に通し、装置ラックの支柱のネジ穴に差し込みます。 |
ステップ 4 |
巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられているかどうかを確認します。 |
ルータでは、次のケーブル ガイドを使用できます。
(注) |
シャーシをラックに取り付ける前に、ケーブル ガイドを組み立てます。 |
ケーブル ガイドを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 |
次の図に示すように、左のケーブル ガイドと右のケーブル ガイドをシャーシの前面に対して配置し、4 個のネジ穴を合わせます。 |
ステップ 2 |
ケーブル ガイド キットに付属している 4 本の M4x6mm ネジを使用して、ケーブル ガイドを固定します。推奨される最大トルクは 10 インチ ポンド(1.12 N-m)です。 |
前面カバーはシステムをほこりから保護します。接続の損失を回避するため、ケーブル ルーティングへの妨げを最小限に抑えます。
ステップ 1 |
ケーブル スリーブをルータの近くに置きます。 |
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ステップ 2 |
ケーブル チューブ内にファイバまたはケーブルの束を固定します。次の図に示すように、ケーブル チューブをケーブル スリーブ内にスライドさせます。 |
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ステップ 3 |
前面カバーをケーブル チューブ上にスライドさせ、ケーブル カバー上にファスナで固定します。
Cisco ASR 920-10SZ-PD ルータの保護(ビデオ)を視聴してください。 |
ルータに電源を接続したり、ルータをオンにしたりする前に、ルータを適切にシャーシ アース接続してください。
ルータは 2 穴ラグの装置のいずれかの側面に接地ポイントが用意されています。
注意 |
ルータに接続する前に、必ず回路ブレーカーの電源を切断してください。そうしないと、深刻な怪我をしたり、ルータの損傷が発生することがあります。 |
警告 |
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024 |
警告 |
必ず銅の導体を使用してください。ステートメント 1025 |
警告 |
装置を取り付けるときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 42 |
次の図に、取り付けを容易にするルータの接地ポイントの 1 つを示します。もう 1 つの接地ポイントは前面パネル上にあり、ルータの接地にも使用できます。
2018 年 7 月より、Cisco ASR-920-10SZ-PD の背面パネルがリモデルされました。ただし、取り付け手順はまったく変わりません。次の図にリモデル後の背面 Cisco ASR 920-10SZ-PD ルータを示します。
1 |
接地ポイント |
次の手順を実行して、2 穴ラグと対応するマウンティング ポイントを使用してルータを接地します。ほとんどのルータに 6-AWG 接地接続が必要です。接地接続のルータ要件を確認します。
シャーシ アース接続が十分であることを確認するには、次の部品および工具が必要です。
ステップ 1 |
ルータから 2 穴ラグを取り外します。 |
ステップ 2 |
パーツを脇に置きます。 |
ステップ 3 |
接地線が絶縁されている場合は、ワイヤストリッパ ツールを使用して、接地線をリング端子に合わせて 12.7 mm ± 0.5 mm(0.5 インチ ± 0.02 インチ)までむき出しにします(次の図を参照)。 |
ステップ 4 |
2 ホール アース ラグの開放端に、アース線の絶縁体を取り除いた部分を差し込みます。 |
ステップ 5 |
(アース ラグのメーカーによって指定された)圧着工具を使用して、次の図に示すようにアース ラグをアース線に圧着します。 |
ステップ 6 |
プラス ドライバを使用して、2 本の平型プラス ヘッド ネジで 2 ホール アース ラグとアース線をルータに取り付けます。 |
ステップ 7 |
アース線の反対側を設置場所の適切なアース位置に接続します。 |
ここでは、設置場所の電源への Cisco ASR 920 シリーズ アグリゲーション サービス ルータの電源の接続に関するガイドラインを示します。
警告 |
絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 213。 |
警告 |
いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019。 |
警告 |
この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045。 |
DC 電源モデルに関する基本的な注意事項は次のとおりです。
ルータへの電力損失を防ぐには、次のガイドラインを使用します。
表 1 の情報を参考に、ルータの特定の設定に基づいてルータの所要電力と熱放散を見積もります。ルータの稼働に必要な配電システムを計画するには、電力要件を判別しておく必要があります。
1 |
DC プラグ |
5 |
カップリング ナット |
2 |
ケーブル |
6 |
コンタクト ソケット |
3 |
ラップ ラベル |
7 |
絶縁体 |
4 |
外側被覆 |
8、9、10、11 |
連絡先 |
DC 電源モジュールを取り付ける場合は、14 AWG、90°C のケーブルを使用します。建物に設置されている回路短絡(過電流)保護機能の設定が 15A を超えていないことを必ず確認してください。
(注) |
最大 15 A の回路遮断器を使用する必要があります。 |
警告 |
容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022 |
(注) |
この機器は、ネットワーク テレコミュニケーション施設や NEC が適用される場所での設置に適しています。また、Common Bonding Network(CBN; 共通ボンディング網)の一部としての設置にも適しています。 |
警告 |
装置は、必ず、IEC 60950 に基づいた安全基準の安全超低電圧(SELV)の要件に準拠する DC 電源に接続してください。ステートメント 1033 |
注意 |
この製品のアース アーキテクチャは、DC 電源製品の DC 絶縁(DC-I)です。DC 電源製品の公称動作 DC 電圧は 24 V と -48 VDC です。 |
ルータを DC 電源で動作させるときは、DC 電源が切り離されても装置に問題が発生しないことを確認する必要があります。装置の DC 電源コネクタが取り外されても、装置の電源が失われないようにする必要があります。
ステップ 1 |
コネクタ側をルータに固定します。 |
ステップ 2 |
コネクタのノッチがケーブルのコンタクト ソケットと一直線に並んでいることを確認します。「4 ピン電源コネクタ」の図を参照してください。 |
ステップ 3 |
コネクタがルータに固定されるように、カップリング ナットを完全に締めます。 |
ルータをラックに取り付けた後、次の作業を行って設置を完了します。
DC 電源をアクティブにするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
回路ブレーカーのルータ ハンドルからテープを取り除き、回路ブレーカーのルータ ハンドルをオン(|)の位置にして電源を再投入します。 |
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ステップ 2 |
前面パネルの LED(PWR)が点灯しているかどうかを確認して、電源の動作を確認します。
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ここでは、SFP モジュールの脱着方法について説明します。これらのモジュールは、「SFP モジュール スロットへの SFP モジュールの取り付け」の図に示すように SFP モジュール スロットに挿入します。現地交換が可能なこれらのモジュールには、インターフェイスが用意されています。
ルータがサポートしている SFP モジュールのリストについては、「サポートされている SFP と PID」を参照してください。各ポートは、ケーブルの反対側の波長仕様と一致する必要があります。信頼性の高い通信を実現するために、ケーブルは所定のケーブル長を超えないようにしてください。
シスコのルータには、シスコ製 SFP モジュールのみを使用してください。SFP モジュールにはすべて、セキュリティ情報がエンコードされた内部シリアル EEPROM が装着されています。この情報により、シスコはその SFP モジュールがルータの要件を満たしているかどうかを識別し、検証することができます。
SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続についての詳細は、SFP モジュールのドキュメントを参照してください。
次の図に、ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュールを示します。
注意 |
ケーブル、ケーブル コネクタ、または SFP モジュールの光インターフェイスが破損する可能性があるため、決して光ファイバ ケーブルを取り付けたまま光ファイバ SFP モジュールを着脱しないでください。すべてのケーブルを取り外してから、SFP モジュールの取り外しまたは取り付けを行ってください。SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。 |
SFP モジュールをモジュール スロットに挿入するには、次の手順に従います。
ステップ 1 |
静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。 一部の SFP モジュールでは、接続の方向を示す送信(TX)および受信(RX)マーキングまたは矢印でモジュールの上面を識別します。 |
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ステップ 2 |
使用している SFP モジュールにマーキングがある場合は、モジュールの上面を識別するために使用します。 |
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ステップ 3 |
SFP モジュールをスロットの開口部前面に合わせます。 |
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ステップ 4 |
SFP モジュールをスロットに差し込み、モジュールのコネクタがスロットの奥に装着された感触があるまで押します。
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ステップ 5 |
SFP モジュールにケーブル コネクタを差し込みます。
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モジュール レセプタクルから SFP モジュールを取り外すには、次の手順を実行します。
ステップ 1 |
静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。 |
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ステップ 2 |
SFP モジュールからケーブルを外し、ケーブルの先端にダスト プラグを取り付けます。
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ステップ 3 |
次の図に示されているように、SFP モジュールのロックを解除して、取り外します。 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、人差し指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。 |
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ステップ 4 |
親指と人差し指で SFP モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。 |
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ステップ 5 |
光ファイバ SFP モジュールの場合、光インターフェイスが汚れないように、SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。 |
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ステップ 6 |
外した SFP モジュールを耐静電袋またはその他の防護環境に保管します。 |
(注) |
ルータの 10/100/1000 ポートは、接続先装置の速度で動作するように自動的に設定されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを明示的に設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。 |
最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でイーサネット ポートを設定してください。
ステップ 1 |
ワークステーション、サーバ、およびルータに接続する場合は、前面パネルの RJ-45 コネクタにストレート ケーブルを接続します。ルータまたはリピータに接続する場合は、クロス ケーブルを使用します。 |
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ステップ 2 |
接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。ルータと接続先装置の両方でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。 ポート LED が黄色で点灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに障害がある可能性があります。
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ステップ 3 |
必要に応じて接続先装置の設定を変更して再起動します。 |
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ステップ 4 |
ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、各装置を接続します。 |
ここでは、SFP モジュールへの接続方法について説明します。光ファイバ SFP モジュールへの接続方法については、「光ファイバ SFP モジュールへの接続」を参照してください。
SFP モジュールの取り付けと取り外しの方法については、「SFP モジュールの取り付けと取り外し」を参照してください。
次の手順で光ファイバ ケーブルを SFP モジュールに接続します。
警告 |
クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008 |
注意 |
ケーブル接続の準備が整うまで、SFP モジュール ポートのゴム製プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFP モジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。 |
ステップ 1 |
モジュール ポートと光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。 |
ステップ 2 |
SFP モジュール ポートに光ファイバ ケーブルの一端を挿入します。 |
ステップ 3 |
接続先装置の光ファイバ コネクタにケーブルの反対側を差し込みます。 |
ステップ 4 |
ポート ステータス LED を確認します。 ルータと接続先装置がリンクを確立すると、LED がグリーンに点灯します。 LED が黄色に点灯した場合は、接続先装置がオンになっていないかケーブルに問題がある、または接続先装置に取り付けられたアダプタに問題がある、のいずれかの可能性があります。 |
ステップ 5 |
必要に応じてルータまたは接続先装置を再設定し、再起動します。 |
ここでは、ルータをネットワークに接続する方法について説明します。
(注) |
すべてのルータ ポートに、SELV サービスのみを接続します。 |
以降の項では、コンソール ケーブルを使用した Cisco ASR 920 シリーズ アグリゲーション サービス ルータの接続方法を説明します。
ここでは、Microsoft Windows を使用して USB シリアル ポートに接続する方法を示します。
(注) |
USB シリアル ポートに接続した USB コンソール ケーブルを使用してルータと PC の間に物理接続を確立する前に、USB デバイス ドライバをインストールします。そうしないと、接続は失敗します。詳細については、「Cisco USB デバイス ドライバのインストール」を参照してください。 |
ステップ 1 |
次の図に示すように、USB コンソール ポートに USB タイプ A/タイプ A ケーブルを接続します。
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ステップ 2 |
PC に USB タイプ A ケーブルを接続します。 |
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ステップ 3 |
ルータと通信するには、Microsoft Windows HyperTerminal などのターミナル エミュレータ アプリケーションを起動します。次のパラメータを使用してこのソフトウェアを設定します。
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ここでは、Mac OS X システム USB ポートを組み込みの OS X ターミナル ユーティリティを使用してコンソールに接続する方法について説明します。
ステップ 1 |
Finder を使用して、[Applications] > [Utilities] > [Terminal] を選択します。 |
ステップ 2 |
OS X USB ポートをルータに接続します。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、OS X USB ポート番号を検索します。 例:
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ステップ 4 |
次のコマンドに続けてルータの USB ポート速度を指定して、USB ポートに接続します。 例:
ターミナル ウィンドウから OS X USB コンソールの接続を解除するには、Ctrl+a に続けて Ctrl+\ を押します。 |
ここでは、Linux システム USB ポートを組み込みの Linux ターミナル ユーティリティを使用してコンソールに接続する方法について説明します。
ステップ 1 |
Linux のターミナル ウィンドウを開きます。 |
ステップ 2 |
Linux USB ポートをルータに接続します。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、Linux USB ポート番号を検索します。 例:
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ステップ 4 |
次のコマンドに続けてルータの USB ポート速度を指定して、USB ポートに接続します。 例:
ターミナル ウィンドウから Linux USB コンソールの接続を解除するには、Ctrl+A を押し、: を入力してから quit と入力します。 |
Microsoft Windows ベースの PC を初めてポートの USB シリアル ポートに接続するときは、USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。
この手順は、Microsoft Windows XP、Windows Vista、Windows 2000、Windows 7、および Windows 8 に Microsoft Windows USB デバイス ドライバをインストールする方法について説明します。次の URL の [Tools and Resources Download Software] サイトの [USB Console Software] カテゴリから、ご利用のルータ モデルのドライバをダウンロードします。
(注) |
ドライバをダウンロードするには、Cisco.com プロファイルに関連付けられた有効なサービス契約が必要です。 |
ステップ 1 |
ファイル asr-9xx_usbconsole_drivers.zip を解凍します。 |
ステップ 2 |
XR21x141x-Win-DriversOnly-Vers2.1.0.0/EXE フォルダにある xrusbser_ver2100_installer.exe をダブルクリックします。 インストール ウィザード GUI が表示されます。 |
ステップ 3 |
[Next] をクリックします。[InstallShield Wizard Completed] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 |
[Finish] をクリックします。 |
ステップ 5 |
USB ケーブルを PC およびルータ USB コンソール ポートに接続します。画面上の指示に従ってドライバのインストールを完了します。 |
ステップ 6 |
XR21V1401 USB UART デバイス ドライバが正常にインストールされたというメッセージが表示されます。 USB コンソールを使用する準備が整いました。 |
この手順は、Microsoft Windows XP、Windows Vista、Windows 2000、Windows 7、および Windows 8 の Microsoft Windows USB デバイス ドライバをアンインストールする方法について説明します。
(注) |
ドライバをアンインストールする前に、ルータ コンソール端末の接続を解除します。 |
ステップ 1 |
[Start] > [Control Panel] > [Add or Remove Programs] の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[Windows Driver Package - Exar corporation (xrusbser) Ports ] までスクロールし、[Remove ] をクリックします。[Program Maintenance ] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 3 |
ドライバをアンインストールするには [Yes ] をクリックします。 |
(注) |
US-to-RJ45 アダプタ ケーブルおよび DB9 コンソール ケーブルはルータに付属していません。これらのケーブルはシスコに別途注文できます。 |
(注) |
シリアル コンソール ケーブル キットはルータに付属していません。このキットは別途注文します。 |
ルータの EIA コンソール ポートに端末を接続するには、次の手順に従います。
ステップ 1 |
EIA コンソール ポートに USB-to RJ-45 ケーブルの USB 側を接続します。 |
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ステップ 2 |
次の図に示すように、DB-9 アダプタ ケーブルの RJ-45 側を USB-to RJ-45 ケーブルに接続します。
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ステップ 3 |
コンソール ケーブルの DB-9 側を端末の DB-9 側に接続します。 |
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ステップ 4 |
ルータと通信するには、Microsoft Windows HyperTerminal などのターミナル エミュレータ アプリケーションを起動します。次のパラメータを使用してこのソフトウェアを設定します。
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(注) |
使用しないポート(RJ-45、SFP、および USB ポート)の RJ-45 ダスト キャップを保持することをお勧めします。 |
デフォルト モード(speed-auto および duplex-auto)でイーサネット管理ポートを使用する場合、ポートは Auto-MDI/MDI-X モードで動作します。ポートは Auto-MDI/MDI-X 機能によって自動的に正しい信号接続を提供します。ポートは自動的にクロス ケーブルまたはストレート型ケーブルを検知し、適応します。
ただし、イーサネット管理ポートがコマンドライン インターフェイス(CLI)によって固定の速度(10、100 または 1000 Mbps)に設定されている場合、ポートは強制的に MDI モードになります。
固定速度設定および MDI モードである場合:
(注) |
電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、管理イーサネット ポート以外は屋内または屋外の配線またはケーブルに接続しないでください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには不十分です。 |
ルータは、光モジュールやイーサネット モジュールを含む、さまざまな SFP および SFP+ モジュールをサポートしています。SFP および SFP+ モジュールの脱着方法については、以下にある SFP または SFP+ モジュールのマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/products/hw/modules/ps5455/prod_installation_guides_list.html
光ファイバ接続の検査およびクリーニングの詳細については、次を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/partner/tech/tk482/tk876/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml
注意 |
インターフェイス モジュールで SFP を取り外してから挿入するまでの間は、少なくとも 30 秒間待機することを推奨します。これは、トランシーバ ソフトウェアの初期化とルータの同期を可能にするため、推奨されます。これより短い時間で SFP を変更すると、トランシーバの初期化に問題が発生し、SFP をディセーブルになる可能性があります。 |
ルータに USB フラッシュ デバイスを接続するには、ダスト キャップを取り外し、USB MEM というラベルが付いた USB ポートにメモリ スティックを差し込みます。
(注) |
後で使用するためにダストキャップを保持します。 |
フラッシュ メモリ モジュールは一方向にだけ差し込めます。また、ルータの電源が入っているかどうかに関係なく着脱できます。
次の図に、ルータ上の USB ポート コネクタを示します。
USB フラッシュ トークン メモリ スティックをルータから取り外して交換する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 |
USB をルータから取り外す前に、eject usb0: コマンドを実行します。 例:
このコマンドを実行せずに USB を取り外すと、次のエラー メッセージが表示されます。
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ステップ 2 |
USB ポートからメモリ スティックを引き抜きます。 |
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ステップ 3 |
Cisco USB フラッシュ メモリ スティックを取り付けるには、「ルータのフラッシュ トークン メモリ スティック」の図に示すように、そのモジュールを USB MEM というラベルが付いた USB ポートに差し込みます。フラッシュ メモリ モジュールは一方向にだけ差し込めます。また、ルータの電源が入っているかどうかに関係なく着脱できます。
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(注) |
良好なパフォーマンスを得るには、ルータ上のすべての RJ-45 ポートにシールド ツイスト ペア(STP)Cat 5E/Cat 6 ケーブルを使用することをお勧めします。 |
ルータ インターフェイス モジュールは、RJ-45 ポートおよびイーサネット SFP ポートをサポートしています。イーサネット SFP ポートへのケーブルの接続方法については、「SFP モジュールへのケーブルの接続」を参照してください。
RJ-45 ポートは、標準的なストレートおよびクロスオーバー カテゴリ 5E シールドなしツイストペア(UTP)ケーブルをサポートしています。シスコではカテゴリ 5E UTP ケーブルを販売していません。市販のケーブルを使用してください。
(注) |
電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、ギガビット イーサネット ポート以外は屋内または屋外の配線またはケーブルに接続しないでください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには不十分です。 |
ケーブルを銅線のギガビット イーサネット ポートに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 |
ケーブルの一方の端を、ルータ上のギガビット イーサネット ポートに接続します。 |
ステップ 2 |
設置場所で BTS パッチまたは境界パネルにもう一方の端を接続します。 |
シスコの光インターフェイスおよびイーサネット SFP インターフェイスへのケーブルの接続については、次を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/products/hw/modules/ps5455/prod_installation_guides_list.html
ケーブル仕様とピン割り当ての詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。