VLAN の設定
VLAN は、ユーザの物理的な位置に関係なく、機能、プロジェクト チーム、またはアプリケーションなどで論理的に分割されたスイッチド ネットワークです。VLAN は、物理 LAN と同じ属性をすべて備えていますが、同じ LAN セグメントに物理的に配置されていないエンド ステーションもグループ化できます。どのスイッチ ポートも VLAN に割り当てることができます。ユニキャスト、ブロードキャスト、およびマルチキャスト パケットは、VLAN 内のエンド ステーションだけに転送およびフラッディングが行われます。各 VLAN は論理ネットワークと見なされ、VLAN に属さないステーション宛てのパケットはルータで転送する必要があります。
#config terminal
interface gi0/0/0
switchport
exit
IR1101#show vlan
VLAN Name Status Ports
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
1 default active Fa0/0/1, Fa0/0/2, Fa0/0/3, Fa0/0/4
1002 fddi-default act/unsup
1003 token-ring-default act/unsup
1004 fddinet-default act/unsup
1005 trnet-default act/unsup
VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2
---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------
1 enet 100001 1500 - - - - - 0 0
1002 fddi 101002 1500 - - - - - 0 0
1003 tr 101003 1500 - - - - - 0 0
1004 fdnet 101004 1500 - - - ieee - 0 0
1005 trnet 101005 1500 - - - ibm - 0 0
Primary Secondary Type Ports
------- --------- ----------------- ------------------------------------------
IR1101#
interface fastethernet0/0/4
switchport access vlan 4
interface vlan 4
ip v4 address ...
ipv6 address autoconf
show vlan
IOS-XE バージョン 16.10.1 以降は、パケットのトレースとトラブルシューティングに役立つ組み込みシステム管理機能を提供する組み込みパケット キャプチャ(EPC)をサポートしてます。この機能を使用すると、ネットワーク管理者は、シスコ デバイスを出入りするか通過するデータ パケットをキャプチャできます。ネットワーク管理者は、キャプチャ バッファ サイズとタイプ(循環または線形)、キャプチャする各パケットの最大バイト数、およびトラフィック フローの方向(入力と出力のどちらか、または両方)を定義する場合があります。パケット キャプチャ レートは、詳細な管理制御を使用してスロットリングできます。たとえば、アクセス コントロール リストを使用してキャプチャ対象パケットをフィルタリングするオプションや、最大パケット キャプチャ レートまたはサンプリング間隔の指定などの詳細な定義を行うオプションが利用できます。詳細については、次の場所にあるガイドを参照してください。 https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/ios-xml/ios/epc/configuration/xe-16-10/epc-xe-16-10-book/nm-packet-capture-xe.html