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この章では、一般的に発生するシスコ高密度波長分割多重(DWDM)のアラームとその状態について説明し、重大度、およびトラブルシューティング手順を示します。表 2-1 ~ 2-5 に、重大度順の DWDM アラームの一覧を示します。 表2-6 は、アルファベット順のアラーム一覧です。表2-7 では、すべての DWDM アラームの論理オブジェクトについて定義しています。これを基に、 表2-8 のアラーム プロファイル リストが作成されています。すべての状態の包括的な一覧および TL1 コマンドの使用方法については、『 Cisco ONS SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
アラームのトラブルシューティング手順は、そのアラームの Cisco Transport Controller(CTC; シスコトランスポートコントローラ)およびそのアラームの TL1 バージョンに適用されます。トラブルシューティングを行ってもアラームがクリアできない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
アラームのプロファイルの詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) 特に明記されないかぎり、ONS 15454 は ANSI および ETSI のバージョンのプラットフォームを意味します。
次の表では、ONS DWDM システムのデフォルトの重大度によって、アラームと状態を分類しています。これらの重大度は、CTC Alarms ウィンドウの severity(SEV)カラムまたは TL1 で報告されていても報告されていなくても同じです。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、現在は実装されていなくても今後の使用のために予約されているアラームと状態がいくつかあります。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、1 つのアラームに 2 つの重大度(たとえば、MJ/MN)が含まれる場合があります。プラットフォームのデフォルトの重大度(この例では MJ)が先に来ますが、上位ランクのアラームがある場合は下位ランクのアラームになる場合もあります。これは Telcordia GR-474 に準拠しています。
表2-1 に、Critical(CR)DWDM アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-2 に、Major(MJ)DWDM アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-3 に、Minor(MN)DWDM アラームのリストをアルファベット順に示します。
表2-4 に、Not Alarmed(NA)DWDM 状態のリストをアルファベット順に示します。
表2-5 に、Not Reported(NR)DWDM 状態のリストをアルファベット順に示します。
表2-6 に、すべての DWDM アラームおよび状態をアルファベット順に示します。
CTC アラーム プロファイル リストでは、すべてのアラームと状態が、発生する論理オブジェクトに従って分類されています。これらの論理オブジェクトは、カードなどの物理オブジェクト、回線などの論理オブジェクト、または SONET や ITU-T G.709 の光オーバーヘッド ビットなどの伝送および信号モニタリング エンティティを表します。1 つのアラームが複数のエントリで表示されることがあります。また、複数のオブジェクトを対象に発生する場合があります。たとえば、Loss of Signal(LOS; 信号損失)アラームが、光信号(OC-N)や光トランスポート レイヤ オーバーヘッド(OTN)や、その他のオブジェクトを対象に発生する場合があります。そのため、OCN: LOS および OTN: LOS の両方(これに加えて他のオブジェクト)がリストに表示されます。
アラームのプロファイル リストのオブジェクトは、 表2-7 に定義されています。
(注) アラームの論理オブジェクト名は、システムとマニュアルで使用する標準の用語を短縮した形で表示されます。たとえば、論理オブジェクト [OCN] は OC-N 信号のことです。論理オブジェクト名か業界標準の用語がその時々に応じてエントリで使用されています。
表2-7 に、この章で使用するすべての論理アラーム オブジェクトを示します。
表2-8 に、Release 8.5 の DWDM アラームと、システム アラーム プロファイルに示されるその論理オブジェクトを示します。このリストは、まず論理オブジェクト名順に、次にアラームと状態の名前順になっています。アラームのエントリに、トラブルシューティング手順が含まれる場合があります。
(注) 異なるタイプのノード(ONS 15310-CL、ONS 15454、および ONS 15600 など)を含む混合ネットワークでは、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)の Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブにまず表示されるアラーム リストは、そのネットワークのすべてのノードに適用されるアラーム状態です。ただし、ノードからデフォルトの重大度プロファイルをロードした場合、適用されるアラームにのみ重大度レベルが表示されます。適用されないアラームの場合、[use default] か [unset] が表示されます。
(注) このリストは、アルファベット順でなく、CTC に表示される順序に従っている場合があります。
ONS DWDM システムでは、アラームと状態を表す標準の文字、Telcordia GR-253-CORE のルールに従った標準重大度、および Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)の状態インジケータを使用して問題が報告されます。これらの通知について、ここで説明します。
ONS システムでは、標準の Telcordia カテゴリを使用して問題を各レベルに分類しています。システムでは、問題の通知をアラームとステータスとして、または説明的な通知(設定されている場合)が状態として、CTC Alarms ウィンドウに表示されます。通常、アラームは、LOS などの修復する必要のある問題を示します。状態の場合は、トラブルシューティングが必要であるとは限りません。
(注) この章では、特に明記されないかぎり、[ONS 15454] は ANSI および ETSI の両バージョンのプラットフォームを意味します。
(注) CTC ビューの用語については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Cisco Transport Controller Operation」の章を参照してください。
ONS DWDM システムでは、標準のアラーム エンティティを使用して問題の原因を識別しています。すべてのアラームは、ハードウェア、ソフトウェア、環境、または オペレータの操作に起因する問題によって発生し、サービスに影響する場合と、しない場合があります。ネットワーク、CTC セッション、ノード、または カードの現在のアラームは、Alarms タブに表示されます(また、History タブにはクリアされたアラームも表示されます)。
状態には、ONS DWDM シェルフで検出されたすべての問題が含まれます。この状態の通知は、持続的な場合や一時的な場合があります。ネットワーク、ノード、またはカード上で現在発生している、すべての持続状態のスナップショットは、CTC Conditions ウィンドウか TL1 の一連の RTRV-COND コマンドを使用して表示できます(また、History タブにクリアされたアラームが表示される場合もあります)。
すべての状態の包括的な一覧については、『 Cisco ONS SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。一時的な状態の詳細については、 第4章「一時的な状態」 を参照してください。
(注) エンティティが OOS,MT 管理状態の場合、ONS 15454 はそのエンティティのすべてのスタンディング アラームを抑制します。Conditions タブで、アラームとイベントを取得できます。
LPBKFACILITY アラームと LPBKTERMINAL アラームでは、この動作を変更できます。これらのアラームを Alarms タブで表示するには、NE Defaults タブで
NODE.general.ReportLoopbackConditionsOnPortsInOOS-MT を TRUE に設定します。
ONS DWDM システムでは、Telcordia 考案のアラームおよび状態の標準重大度(Critical [CR)、Major [MJ]、Minor [MN]、Not Alarmed [NA]、およびNot Reported [NR])を使用します。これらについて次に説明します。
• Critical(CR)アラームは通常、ただちに修復する必要がある重大な Service-Affecting(SA)トラブルを示します。28 の DS-1 回線を保持できる STS-1 でのトラフィック損失は、Critical(CR)、Service-Affecting(SA)アラームです。
• Major(MJ)アラームは深刻なアラームですが、ネットワークに多大な影響は与えません。たとえば、5 つを超える DS-1 回線でのトラフィック損失は Critical(CR)ですが、1 ~ 4 の DS-1 回線でのトラフィック損失は Major(MJ)です。
• Minor(MN)アラームは通常、サービスに影響しない問題を示します。たとえば、自動保護スイッチング(APS)Byte Failure(APSB)アラームは、Line Terminating Equipment(LTE; 回線終端装置)が信号上で、トラフィック切り替えを正しく実行できなくなるバイト エラーを検出した場合などに発生します。
• Not Alarmed(NA)状態は、フリーラン同期化(FRNGSYNC)状態やプライマリへの強制切り替え(FRCSWTOPRI)タイミング イベントなどの情報インジケータです。これらでは、そのエントリにも示してあるとおり、トラブルシューティングが必要な場合と不要な場合があります。
• Not Reported(NR)状態は、他のイベントとして引き起こされた 2 次的な結果によって発生します。たとえば、Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)に重大度 NR が伴う場合、そのアップストリームで LOS(CR または MJ)アラームが発生した結果、そのダウンストリーム ノードでこれが挿入されています。これらの状態そのものには、トラブルシューティングは必要ありませんが、これにより、1 次アラームが発生していることが予想できます。
重大度はカスタマイズが可能です。ネットワーク全体、または 1 つのノードを対象に、ネットワーク レベルからポート レベルまで、アラーム プロファイルを変更するか、カスタマイズしたものをダウンロードすることで行うことができます。これらのカスタム重大度は、Telcordia GR-474-CORE で規定されている標準重大度降格のルールに従う必要があります。アラーム重大度のカスタマイズ手順は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章に記載されています。
Service-Affecting(SA)アラームは、サービスを中断させるアラームであり、Critical(CR)、Major(MJ)、または Minor(MN)のいずれかの重大度のアラームです。Service-Affecting(SA)アラームは、サービスが影響されていることを示します。Non-Service-Affecting(NSA)アラームの重大度は、常にデフォルトの Minor(MN)です。
Alarms または History タブの State [ST] カラムには、次のようなアラームまたは状態のステータスが示されます。
• cleared(C; クリア):アクティブでなくなったイベント
• transient(T; 一時):ユーザのログイン、ログアウト、ノード/シェルフ ビューとの接続の損失などシステムの変更の間に CTC で自動的に生成され、クリアされるイベント。この一時的な イベントでは、ユーザの対処は不要です。これらは、 第4章「一時的な状態」 にリストされています。
ここでは、ONS DWDM システムの安全な運用を確実にするための安全に関する考慮事項について述べます。システム機器の安全予防措置、取り扱い方法、および警告のすべてを理解してから、この章に記載されている手順を実行してください。一部のトラブルシューティング手順では、カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合がありますが、そのような場合は次の点に十分注意してください。
一部のトラブルシューティング手順では、OC-192 カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合がありますが、そのような場合は次の点に十分注意してください。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーが放射されます。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーは放射されなくなります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した制御、調整、手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
警告 モジュールやファンの取り付けまたは、取り外しを行うときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険性があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路に、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が機器に焼き付くことがあります。
ここでは、アラームをアルファベット順に示します。また、アラームのトラブルシューティングの際に一般的に発生する状態についても示します。各アラームと状態に関連する重大度、説明、およびトラブルシューティング手順も示します。
(注) カードのアラームのステータスをチェックするときには、GUI の右下隅のアラーム フィルタ アイコンがインデントされていないことを確認してください。インデントされている場合は、クリックしてオフにしてください。アラームのチェックを終了したら、アラーム フィルタ アイコンを再びクリックして、フィルタリングをオンに戻してください。アラーム フィルタリングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) アラームをチェックするときは、カードまたはポートのアラーム抑制がイネーブルになっていないことを確認してください。アラーム抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) エンティティが OOS,MT 管理状態の場合、ONS 15454 はそのエンティティのすべてのスタンディング アラームを抑制します。すべてのアラームとイベントが Conditions タブに表示されます。LPBKFACILITY アラームと LPBKTERMINAL アラームでは、この動作を変更できます。これらのアラームを Alarms タブで表示するには、NE Defaults タブで
NODE.general.ReportLoopbackConditionsOnPortsInOOS-MT を TRUE に設定します。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Add Port Power High Degrade(ADD ポート パワー劣化上限)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化上限 VOA パワー設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回路に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Add Port Power Low Degrade(ADD ポート パワー劣化下限)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化下限 VOA パワー設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回路に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Add Port Power High Fail(ADD ポート パワー上限障害)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信が障害の上限しきい値を超え、信号の出力パワーが VOA パワー設定ポイントを上回った場合に発生します。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco TransportPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。CTC のレベルを確認するには、次の手順を実行します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、32 WSS カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックして、光しきい値を示します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しい値を判別し、opwrMin しきい値をチェックします(これらの値は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」にも表示されています)。必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 パワーの値が予測された範囲外の場合は、ADD-RX ポートに接続された TXP または MXP カードのトランク ポートが IS-NR または Unlocked,enabled サービス状態であることを確認します。次の適切なタブをクリックしてください。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
IS-NR または Unlocked,enabled でない場合は、administrative state ドロップダウン リストから IS または Unlocked を選択します。これによって、IS-NR または Unlocked,enabled サービス状態が作成されます。
ステップ 6 ポートのサービス状態が IS-NR または Unlocked,enabled であるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。
ステップ 7 信号ソースが IS-NR または Unlocked,enabled であり、予測された範囲内にある場合は、
ADD-OPWR-FAIL-HIGH アラームを報告しているポートに戻り、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 8 アラームを報告しているカード上のその他のポートについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームを検索し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 ADD-OPWR-HFAIL の原因となるような他のアラームが存在しない場合、またはこの手順によりアラームがクリアされない場合は、カードのポートをすべて OOS,DSBLD (または Locked,disabled )管理状態にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Add Port Power Low Fail(ADD ポート パワー下限障害)アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信が障害の下限しきい値を超え、信号の出力パワーが VOA パワー設定ポイントに到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回路に障害が起き、それがカードの自動信号減衰に影響を与えていることを示します。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco TransportPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。CTC のレベルを確認するには、次の手順を実行します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. 32WSS Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックして、光しきい値を示します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しい値を判別し、opwrMin しきい値をチェックします(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」にも一覧表示されています)。必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 パワーの値が予測された範囲外の場合は、ADD-RX ポートに接続された TXP または MXP カードのトランク ポートが IS-NR または Unlocked,enabled サービス状態であることを確認します。次の適切なタブをクリックしてください。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
IS-NR または Unlocked,enabled でない場合は、administrative state ドロップダウン リストから IS または Unlocked を選択します。
ステップ 6 ポートのサービス状態が IS-NR または Unlocked,enabled であるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」にも一覧表示されています)。
ステップ 7 信号ソースが IS-NR または Unlocked,enabled であり、予測された範囲内にある場合は、
ADD-OPWR-LFAIL アラームを報告しているポートに戻り、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 8 アラームを報告しているカード上のその他のポートについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームを検索し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 ADD-OPWR-LFAIL の原因となるような他のアラームが存在しない場合、またはこの手順によりアラームがクリアされない場合は、カードのポートをすべて OOS,DSBLD (または Locked,disabled )管理状態にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Alarm Indication Signal(AIS)(アラーム表示信号)状態は、このノードが着信信号の SONET オーバーヘッド上で AIS を検出していることを示します。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SONET 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信側ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信側ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードからダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解決すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび機器に LOS などのアラームがあるか、OOS,MT(または Locked,maintenance)または OOS,DSBLD(または Locked,disabled)ポートがあるかどうかを判別します。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
AIS Line(AIS-L; AIS 回線)状態は、このノードが着信信号内で回線レベルの AIS を検出していることを示します。このアラームは、アップストリーム ノードで同時に発生した別のアラームに伴って 2 次的に発生します。
この状態は、AIS-L が有効な場合、[TIM-S] アラームと同時に生成されることがあります(TIM-S アラームの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください)。
(注) ONS 15454 DS-3 ターミナル(内部)ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が送信されます。DS3/EC1-48 カードは、ターミナル ループバックに AIS を送信するようにプロビジョニングできます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、ESCON、FC、GE、ISC、OCN、TRUNK
Automatic Laser Shutdown(ALS; 自動レーザー シャットダウン)状態は、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)の電源がオンになったときに発生します。電源オン プロセスは約 9 秒間続き、約 10 秒後に状態はクリアされます。
(注) ALS は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic Laser Shutdown(ALS)(自動レーザー シャットダウン)状態は、DWDM 光プリアンプ(OPT-PRE)または光ブースター(OPT-BST)増幅器カードの ALS が、ユーザ コマンドによって他の状態(Enabled など)から Disabled に変更されたときに発生します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、OPT-BST または OPT-PRE カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
ステップ 2 Maintenance > ALS タブをクリックします。
ステップ 3 ALS Mode カラムで、エントリを Disabled から必要な状態に変更します。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Amplifier Initialized(AMPLI-INIT)(増幅器初期化)状態は、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)がゲインを計算できないときに発生します。この状態は一般に、APC-DISABLEDアラームと同時に発生します。
(注) 増幅器カードの基本的な説明については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。ゲインの詳細については、同一マニュアルの「Network Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 直近に作成された回線で、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Create Channels and Circuits」の章の手順を使用して回線を再作成します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、http://www.cisco.com/tac にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic Power Control(APC; 自動電力制御)Correction Skipped(APC 訂正のスキップ)状態は、DWDM チャネルの実際のパワー レベルが、予測設定を 3 dBm 以上超過した場合に発生します。APC では、1 時間ごとに、またはチャネル割り当てのたびに、実際のパワー レベルを以前のパワー レベルと比較します。設定されている以前の値と比較したときに、APC が補正するパワーの差が + 3 dBm または -3 dBm の範囲を超えている場合、APC はレベルを訂正しないように設計されているので、APC-CORR-SKIPPED 状態が生成されます。
この問題を解決するために、処置は必要ありません。パワー レベルの問題が解決され、APC が通常の読み取り値を取得するまで、そのままの状態が続きます。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章および「ファイバ切断後のシステムの再起動」を参照してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:NE、SHELF、AOTS、OTS、OMS、OCH、EQPT
APC Disabled(APC ディセーブル)状態は、DWDM チャネル数に関する情報が信頼できないときに発生します。この状態は、AMPLI-INIT、EQPT、IMPROPRMVL、またはMEA(EQPT)のいずれかの関連したアラームが発生したときにも発生することがあります。この状態が最初の回線の作成によって発生した場合は、その回線を削除して、再作成してください(これに対する情報については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Create Channels and Circuits」の章を参照してください)。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 該当する手順を実行して、メイン アラームをクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、「回線の削除」を実行したあとに、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Create Channels and Circuits」の章の手順を使用して再作成します。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
APC Terminated on Manual Request(手動要求による APC の停止)状態は、CTC または TL1 からの起動した APC が終了した場合に生成されます。APC-END は、システムが自発的に生成し、クリアする状態通知なので、CTC Condition ウィンドウには表示されません。Conditions または History タブで検索した場合にのみ、表示されます。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
(注) APC-END は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
APC Out of Range(APC 範囲外)状態は、増幅器カード(OPT-PRE および OPT-BST)、Variable Optical Attenuator(VOA; 可変光減衰)を 1 つ備えたデマルチプレクサ カード(32DMX)、および光 add/drop multiplexer(ADM; add/drop マルチプレクサ)カード(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、および AD-4B-xx.x)で、要求されたゲインまたは減衰設定ポイントが、ポート パラメータ範囲を超えたために設定できないときに生成されます。たとえば、この状態は APC が OPT-BST のゲインを 20 dBm(カードの最大設定ポイント)を超える値に設定しようとした場合や、エクスプレス VOA 上の減衰を 0 dBm(最小の設定ポイント)未満に設定しようとした場合に生成されます。
(注) 増幅器が最大設定ポイントを超える値に達する、または減衰器が最小設定ポイント未満の値に達する一般的な原因は、低入力パワーにあります。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。APC の詳細については、同一マニュアルの「Network Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 APC-OUT-OF-RANGE 状態の根本原因は多数存在します。正確な根本原因を判別するには、ネットワーク レベルのトラブルシューティング手順および 第1章「一般的なトラブルシューティング」 の「ノード レベル(ノード内)の問題」に記載されているノード レベルの問題を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、BPLANE、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、NE、OCH、OCN/STMN、OMS、OTS、PPM、PWR、SHELF、TRUNK
Alarms Suppressed by User Command(ユーザ コマンドによって抑制されたアラーム)状態は、ネットワーク要素(NE オブジェクト)、バックプレーン(BPLANE オブジェクト)、単一の MXP または TXP カード、またはこれらのどちらかのカード上のポートに適用されます。これは、そのオブジェクトと従属オブジェクトについてのアラームが抑制されたときに発生します。たとえば、カード上のアラームを抑制すると、そのポート上のアラームも抑制されます。
(注) アラームの抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) この状態は、増幅器、マルチプレクサ、またはデマルチプレクサなどの、Multiservice Transport Platform(MSTP)カードでは発生しません。
ステップ 1 すべてのノードについて、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Conditions タブをクリックします。
ステップ 2 Retrieve をクリックします。すでに状態が検索済みの場合は、Object カラムと Eqpt Type カラムを見て、状態が報告されているエンティティ(ポート、スロット、シェルフなど)を記録します。
• 状態がスロットとカードに対して報告されている場合、アラームはカード全体についてか、またはポートの 1 つについて抑制されています。スロット番号をメモして、ステップ 3 へ進みます。
• 状態がバックプレーンに対して報告されている場合は、ステップ 7 へ進みます。
• 状態が NE オブジェクトに対して報告されている場合は、ステップ 8 へ進みます。
ステップ 3 アラームがポートについて抑制されているかどうかを調べて、抑制されている場合は、抑制されたアラームを生成します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックして、次の手順の 1 つを実行します。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがオンになっている場合は、選択解除して、 Apply をクリックします。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがオンになっていない場合は、View メニューから Go to Previous View を選択します。
ステップ 4 AS-CMD 状態が個別のポートではなくカードについて報告されている場合は、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
ステップ 5 報告されたカード スロットの行番号を探します。
ステップ 6 Suppress Alarms カラムのチェックボックスをクリックして、カード行のオプションを選択解除します。
ステップ 7 状態がバックプレーンについて報告されている場合、アラームは、ONS 15454 AIP など、光スロットまたは電気回路スロットにないカードについて抑制されています。アラームをクリアするには、次の手順を行います。
a. Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. バックプレーン行で、Suppress Alarms カラムのチェックボックスを選択解除します。
ステップ 8 状態がシェルフについて報告されている場合、カードやその他の機器が影響を受けています。アラームをクリアするには、次の手順を行います。
a. まだ実行していない場合は、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある Suppress Alarms チェックボックスをクリックして、オプションを選択解除します。
ステップ 9 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCH、OCN/STMN、OMS、OTS、PPM、SHELF、TRUNK
Alarms Suppressed for Maintenance Command(保守コマンドのために抑制されたアラーム)状態は、MXP または TXP カードに適用され、ループバック テスト操作のためにクライアントまたはトランク ポートが Out-of-Service and Management, Maintenance(OOS-MA,MT または Locked,enabled, loopback & maintenance)サービス状態になったときに発生します。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Automatic System Reset(自動システム リセット)アラームは、IP アドレスの変更やその他の操作を実行して、カードレベルの自動再起動が行われたときに発生します。一般に、AUTORESET はカードの再起動後にクリアされます(最大 10 分)。
ソフトウェアのアップグレード中にリセットを行ったときにも、この状態が発生します。この状態は、カードのリセットが終了すると、自動的にクリアされます。アラームがクリアされない場合は、次の手順を実行してください。
ステップ 1 自動リセットをトリガーした可能性のあるその他のアラームの有無を確認します。他のアラームがあった場合は、この章の該当するセクションを使用して、それらのアラームをトラブルシュートします。
ステップ 2 明らかな原因もないのに、カードが 1 カ月に 2 回以上自動リセットした場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行してください。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Arrayed Waveguide Gratings(AWG; アレイ導波管格子)Degrade(AWG 劣化)アラームは、32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードのヒーターの制御回路に劣化が発生すると生成されます。温度が変化すると、わずかな波長ドリフトが発生することがあります。カードをただちに交換する必要はありませんが、次に発生した場合には交換する必要があります。
(注) 32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、および 32DMX カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生した 32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
AWG Failure(AWG 障害)アラームは、32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードのヒーターの制御回路が完全に機能しなくなると生成されます。この回路の障害により波長送信が無効になります。カードを交換してトラフィックを復元させる必要があります。
(注) 32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、および 32DMX カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生した 32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
AWG Over Temperature(AWG 温度超過)アラームは、AWG-FAIL アラームの発生している 32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードが交換されていないため、そのヒーターの制御回路の温度が 212°F(100°C)を超えたときに発生します。カードは保護モードになり、ヒーターは無効になります。
(注) これらのカードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 「AWG-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
AWG Warm-Up(AWG ウォームアップ)状態は、32MUX-O、32WSS-O、32DMX-O、または 32DMX カードのヒーターの制御回路が起動時に動作温度に達すると発生します。この状態は、約 10 分間続きます(周囲の温度によって時間は多少異なります)。
(注) AWG-WARM-UP は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Battery Fail(バッテリ障害)アラームは、2 つの電源のうちの 1 つ(A または B)が検出されないときに発生します。電源が取り外されたか、動作していない可能性があります。このアラームでは個々の電源を区別できないので、トラブルシューティングには実際の状況を確認する必要があります。
ステップ 1 現場で、どちらのバッテリが取り外されているか、または動作していないかを調べます。
ステップ 2 故障している電源から電源ケーブルを取り外します。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Common Control Cards」の章を参照してください。電源ケーブル取り付け手順の逆の手順で行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Primary Nonvolatile Backup Memory Failure(1 次不揮発性バックアップ メモリ障害)アラームは、TCC2/TCC2P カードのフラッシュ メモリに問題があることを示しています。このアラームは、TCC2/TCC2P カードが使用されていて、次の 4 つの問題のいずれかがあるときに発生します。
• フラッシュ マネージャがフラッシュ パーティションのフォーマットに失敗
• フラッシュ マネージャがフラッシュ パーティションへのファイルの書き込みに失敗
• コード ボリュームが Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)に失敗。CRC は、TCC2/TCC2P カードに送信されたデータのエラーを確認する手段です。
BKUPMEMP アラームが原因でEQPTが発生することもあります。BKUPMEMP が原因で EQPT アラームが発生した場合は、次の手順で BKUPMEMP および EQPT アラームをクリアしてください。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードの ACT/SBY LED が点灯していることを確認することによって、両方の TCC2/TCC2P カードの電源が入っていて有効になっていることを確認します。
ステップ 2 アラームが発生しているアクティブまたはスタンバイ TCC2/TCC2P カードを判別します。
ステップ 3 両方の TCC2/TCC2P カードに電源が入っていて有効になっている場合は、アラームが発生した
TCC2/TCC2P カードをリセットします。カードがアクティブ TCC2/TCC2P カードの場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の手順を行います。カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードの場合は、次の手順を実行します。
a. CTC でスタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
b. ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
c. Are You Sure ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードがリセットされて、実際のカードの FAIL LED が点滅します。
d. 10 分待って、リセットしたカードが完全に再起動したことを確認します。
ステップ 4 リセットした TCC2/TCC2P カードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
64K Clock Bipolar Density Violation(64K クロック バイポーラ密度違反)アラームは、TCC2P カードで、8K BITS クロックに周波数変動があった場合に生成されます。
TCC2P カードには 8K クロックと 64K クロックが含まれています。それぞれ、ある程度のバイポーラ変動があるのが正常です。このアラームは、変動がなくなった場合に 8K クロックで生成されます。BPV アラームは、BITS クロックに対する LOF または LOS によって降格されます。
(注) このアラームは、TCC2 カードでは生成されません。
ステップ 1 アラームをクリアするには、正常な BITS 入力信号を再確立します。着信信号上または BITS タイミング ソースに対するアラームをクリアしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss on the LAN Equipment(LAN 機器での搬送波損失)アラームは一般に、ONS システムと CTC が動作しているワークステーションの間に TCP/IP 接続が切断すると、MXP または TXP カードで発生します。この問題は、TCC2/TCC2P カードの RJ-45(LAN)コネクタまたは LAN バックプレーン ピン接続が使用している LAN あるいはデータ回線に関係しています。この CARLOSS アラームは、イーサネット ポートに接続されているイーサネット回線とは無関係です。問題は接続にあり、CTC またはノードにはありません。
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードでは、CARLOSS は、ITU-T G.709 カプセル化がオフになったときにトランク ポートに対しても生成されます。
TXP_MR_2.5G カードでは、ペイロードが 10 ギガビット イーサネットまたは 1 ギガビット イーサネット ペイロード データ タイプとして正しく設定されていないときに CARLOSS アラームを生成することがあります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した制御、調整、手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP または TXP PPM(SFP とも呼ばれます)のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。PPM(SFP)の仕様については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』の「Optical Cards」の章を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているカードが ONS 15454 ノードの MXP または TXP カードの場合、PPM(SFP)に設定されたデータ レートを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告している MXP または TXP カードをダブルクリックします。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストを表示し、その内容と MXP または TXP マルチレート ポートの Selected PPM エリアの Rate カラムの内容を比較します。
d. レートが実際の機器と一致しない場合、選択した PPM を削除して、再作成する必要があります。その PPM(SFP)を選択し、Delete、次に Create をクリックし、そのポート レートの適切なレートを選択します。
(注) PPM(SFP)のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。PPM(SFP)の仕様については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードが OC-N/STM-N カードの場合、「PC から ONS 15454 への接続の確認(ping)」の手順を実行して、アラームを報告している ONS システムに ping して、接続を確認します。
ステップ 3 ping コマンドが成功すれば、TCP/IP 接続が有効であることを示します。CTC を再起動します。
ステップ 4 光テスト機器を使用して、適切な受信レベルになっていることを確認します(光テスト機器の使用方法については、製造元のマニュアルを参照してください)。
ステップ 5 光 LAN ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 6 ファイバ ケーブルがポートに正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット装置にケーブル接続されていて、誤って OC-N/STM-N カードに接続されていないかを確認します。
ステップ 7 接続を確立できない場合は、ファイバ ケーブルを新しい、正常に機能するケーブルに交換します。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 8 接続を確立できない場合は、標準的なネットワーク診断または LAN 診断を実行します。たとえば、IP ルートをトレースし、ケーブルの接続を確認し、ノードと CTC 間のすべてのルータのトラブルシューティングを行います。現場の方法に従って、ケーブルの接続を確認します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss for Fibre Channel(FC; ファイバ チャネル)(FC 搬送波損失)アラームは、1 Gb ファイバ チャネル(FC1G)、2 Gb FC(FC2G)、または 10 Gb ファイバ チャネル(10G ファイバ チャネル)トラフィックをサポートしている TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_10DME_C、MXP_MR_10DME_L のクライアント ポートで発生します。この損失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント機器の問題などが原因で起こることがあります。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss for Gigabit Ethernet(GE; ギガビット イーサネット)(GE 搬送波損失)アラームは、1 Gbps または 10 Gbps トラフィックをサポートしている TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_10DME_C、MXP_MR_10DME_L のクライアント ポートで発生します。この損失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント機器の問題などが原因で起こることがあります。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 GE クライアントが正しく設定されていることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストを表示し、その内容とクライアント機器を比較します。PPM(SFP)がプロビジョニングされていない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。PPM(SFP)の仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に表示されています。
d. PPM(SFP)が作成されている場合、MXP または TXP MR カードについて、Selected PPM エリアの Rate カラムの内容を見て、そのレートをクライアント機器のデータ レートと比較します。この場合、レートは ONE_GE または 10G イーサネットのはずです。PPM(SFP)レートのプロビジョニングが異なる場合は、その PPM(SFP)を選択し、Delete、次に Create をクリックし、その機器タイプの適切なレートを選択します。
(注) PPM(SFP)の取り付けおよびプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 2 PPM(SFP)のプロビジョニングに誤りがない場合、ファイバに切断がないか確認します。LOS アラームも存在する場合があります。アラームがある場合、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の Chapter 2「Alarm Troubleshooting」に記載されている「Clear the LOS (OCN/STMN) Alarm」の手順を行います。
ステップ 3 ファイバの切断もプロビジョニングの誤りもない場合、クライアント側の機器に回線上の伝送エラーがないかを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss for Inter-Service Channel(ISC; サービス間チャネル)(ISC の搬送波損失)アラームは、ISC トラフィックをサポートしている TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、
TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G のクライアント ポートで発生します。この損失は、設定の誤り、ファイバの切断、またはクライアント機器の問題などが原因で起こることがあります。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Carrier Loss(搬送波損失)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、
TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G の光 TRUNK-RX ポート上で、イーサネット ペイロードが失われたときに発生します。このアラームは、ITU-T G.709 カプセル化がディセーブルのときにのみ生成されます。
(注) TXP カードとそれらのモニタリング機能の一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 機器にアップストリームの障害がないか確認します。
• アラームの発生したカードが受信する信号を、遠端の TXP または MXP が生成していることを確認します。
• TRUNK-TX ポートが Performance Monitoring(PM; パフォーマンス モニタリング)問題を報告していないことを確認します。
• CLIENT-RX ポートが、このカードで CARLOSS を発生させる原因になる PM 問題を報告していないことを確認します。
(注) PM の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Performance Monitoring」の章を参照してください。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、このアラームを報告している TXP 受信側ポートに接続されている、DWDM カード(AD-xC-xx.x-xx.x、32DMX-O、または 32DMX)の送信側ポートのケーブルの接続を確認します。
ステップ 3 パッチ パネルを使用している場合は、接続を管理している LC-LC アダプタが正常に動作していることを確認します。
ステップ 4 接続に問題がなければ、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバの清掃作業を行います。
ステップ 5 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信出力が正しく接続されていることを確認します(つまり、正しい波長がパッチ パネルから出力されていることを確認します)。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 6 正しいポートが稼働中であるのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、アラームの発生した TXP の入力ポート上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Case Temperature Degrade(ケース温度劣化)アラームは、DWDM カードの温度センサがシェルフ レベルで範囲外の外部温度を検出した場合に発生します。DWDM カードの動作温度範囲は 23 ~ 149°F(-5 ~ 65°C)です。
(注) 各 DWDM カードに関する特定の温度と環境の情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
ステップ 1 エアー フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を行います。
ステップ 2 フィルタが汚れていなければ、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を行います。
ステップ 3 ファンが動作しない場合や、アラームが解消されない場合は、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。ファンは、正しく取り付けるとすぐに動作します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Software Data Integrity Fault(ソフトウェア データ整合性障害)アラームは、TCC2/TCC2P カードがフラッシュ メモリ容量を超えたときに発生します。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Standby Database Out Of Synchronization(スタンバイ データベース同期外れ)アラームは、スタンバイ TCC2/TCC2P カードのデータベースがアクティブ TCC2/TCC2P カード上のアクティブ データベースと同期しないときに発生します。
ステップ 1 アクティブ TCC2/TCC2P カード データベースのバックアップ コピーを保存します。『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 2 アクティブ データベースに小規模なプロビジョニングの変更を加えて、プロビジョニングの変更を適用することでアラームがクリアされるかどうかを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > General > General タブをクリックします。
b. Description フィールドで、既存のエントリにピリオドを追加するなど、小規模な変更を加えます。
変更によってデータベースへの書き込みが行われますが、ノードの状態に影響はありません。書き込みには最大 1 分間かかります。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
DCU-LOSS-FAIL(DCU 損失障害)状態は、監視される DCU 損失値がボードの DCU 損失の最大許容値を超過した場合に発生します。
ステップ 1 ボードに接続している光ファイバ(OPT-PRE、OPT-PRE-L、または OPT-AMP-L)および DCU が汚れていないこと、正しく接続されていること、破損していないことを確認します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、設置要件に従って適切な DCU ユニットがボードに接続されていること、および正常に稼働していることを確認します。
ステップ 3 それでも状態がクリアされない場合は、DCU-TX ポート上に光パワー信号が存在することを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Disconnected(接続解除)アラームは、CTC がノードから接続解除されたときに発生します。CTC がノードに再接続されると、アラームがクリアされます。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Digital Signal Processor(DSP; デジタル シグナル プロセッサ)Communication Failure(DSP 通信障害)アラームは、MXP または TXP カードのマイクロプロセッサと、トランク(DWDM)ポートを制御するオンボード DSP チップ間で通信障害があることを示します。一般に、このアラームは DSP コードのアップグレード後に発生します。
このアラームは一時的であり、ユーザによる対処を必要としません。MXP カードまたは TXP カードのマイクロプロセッサは、アラームがクリアされるまで、DSP チップとの通信の復元を試みます(MXP および TXP カードの一般的な情報については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Card Reference」の章を参照してください)。
アラームが長時間続いた場合、MXP カードまたは TXP カードは DUP-IPADDRを生成し、トラフィックに影響することがあります。
(注) DSP-COMM-FAIL は通知アラームなので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DSP Failure(DSP 障害)アラームは、MXP または TXP カード上でDSP-COMM-FAILが長時間続いていることを示します。これは、カードが故障していることを示します。
ステップ 1 アラームを報告している MXP または TXP カードについて、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
Duplicate IP Address(重複する IP アドレス)アラームは、アラームの発生したノードの IP アドレスが同じ Data Communication Channel(DCC; データ通信チャネル)エリア内ですでに使用されていることを示します。このアラームが発生すると、CTC はどちらのノードにも信頼性のある接続ができなくなります。パケットのルーティング方法によっては、CTC は(同じ IP アドレスを持つ)いずれかのノードに接続できることもあります。両方のノードが同じアドレスになる前に、CTC が両方のノードに接続していた場合、CTC は 2 つの NodeModel インスタンス(MAC[メディア アクセス制御]アドレスのノード ID 部分によって区別)を持つことになります。
ステップ 1 アラームの発生したノードを同じアドレスの他のノードと切り離します。
a. TCC2/TCC2P カードの Craft ポートを使用してアラームの発生したノードに接続します。
c. ログイン ダイアログボックスで、Network Discovery チェックボックスのチェックを外します。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 3 IP Address フィールドで、IP アドレスを一意な番号に変更します。
ステップ 5 重複する IP アドレスのうちのいずれかにログインしている CTC セッションを再起動します(ログインまたはログアウトの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Connect the PC and Log Into the GUI」の章を参照してください)。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Duplicate Node Name(重複するノード名)アラームは、アラームが発生したノードの英数字名が同じ DCC エリア内ですでに使用されていることを示します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > General > General タブをクリックします。
ステップ 2 Node Name フィールドに、一意なノード名を入力します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Duplicated Shelf Identifier(重複するシェルフ識別子)アラームは、別のシェルフがすでに使用している ID のプログラミングを TCC2/TCC2P が検出したときに、マルチシェルフ管理がイネーブルにされたシェルフで発生します。マルチシェルフ設定の NC シェルフまたは SS シェルフのプロビジョニングに関する詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章および『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Node Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 次の手順を実行して、重複シェルフのシェルフ ID のプロビジョニングを解除します。
a. シェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ノード コントローラの Provisioning > General > Multishelf Config タブをクリックします。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Extreme High Voltage Battery(超高電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が超高電力しきい値を超えたときに発生します。このしきい値のデフォルト値は -56.5 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がしきい値を 120 秒間下回らないかぎりアラームは解消されません(このしきい値の変更方法については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 問題はONSシステムの外部にあります。バッテリ給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Extreme Low Voltage Battery(超低電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が超低電力しきい値を下回ったときに発生します。このしきい値のデフォルト値は -40.5 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がしきい値を 120 秒間上回らないかぎり、アラームは解消されません(このしきい値の変更方法については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 問題はONSシステムの外部にあります。バッテリ給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
SONET DCC Termination Failure(SONET DCC 終端の障害)アラームは、ONS システムが DCC を失ったときに発生します。このアラームは、主に SONET に適用されるアラームですが、DWDM にも適用されることがあります。たとえば、OSCM カードが OC-3 セクション オーバーヘッドで、このアラームを生成することがあります。
SDCC は、SONET オーバーヘッド内の D1 ~ D3 の 3 バイトで構成されます。これらのバイトは、Operation, Administration, Maintenance, and Provisioning(OAM&P; 保守運用管理とプロビジョニング)に関する情報を伝送します。ONS システムは SONET セクション レイヤの DCC を使用して、ネットワーク管理情報をやり取りします。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した制御、調整、手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
(注) OSCM または他の DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。SONET(ANSI)または SDH(ETSI)オーバーヘッドの詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「SONET Topologies and Upgrades」の章および『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「SDH Topologies and Upgrades」の章を参照してください。
(注) EOC アラームは、MSTP システムの DWDM トランクで発生します。対をなす SDH(ETSI) MS-EOC は、トランク ポートに対して発生することはありません。
ステップ 1 LOS(DS1)アラームまたは SF-L アラームが報告される場合は、『Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている適切なトラブルシューティング手順を行います。
ステップ 2 アラームを報告しているノードでアラームがクリアされない場合、カード間の物理接続および光ファイバ ケーブルが SDCC トラフィックを伝送するように設定されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 3 実際の接続が正しく、DCC トラフィックを伝送するように設定されている場合、ファイバ スパンの両端にインサービス(IS または Unlocked)のポートがあるかどうかを確認します。各カード上の ACT/SBY LED がグリーンであることを確認します。
ステップ 4 カードの LED が正しく点灯している場合、「ノード セクション DCC 終端の確認または作成」の作業を実行して、ファイバ スパンの両端のポートに DCC がプロビジョニングされているかを確認します。
ステップ 5 隣接ノードでステップ 4 を繰り返します。
ステップ 6 スパンの両端に DCC がプロビジョニングされたら、次の手順でポートがアクティブで稼働中であることを確認します。
a. CTC または物理カードで、カードのグリーンの LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
b. ポートが稼働中かどうかを調べるには、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で CTC のカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. カード ビューで、 Provisioning > Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS(または Unlocked)となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT(または Locked,maintenance)または OOS,DSBLD(または Locked,disabled)として表示されている場合は、カラムをクリックして、 IS または Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 7 すべてのノードで、カードが稼働中の場合、光テスト セットを使用してファイバの終端で信号障害が発生しているかどうかを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 8 終端で信号障害が発生していない場合、パワー レベルを測定してバジェット ロスがレシーバーのパラメータの範囲内であることを確認します。カードのパワー レベルについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Hardware Specifications」の付録を参照してください。
ステップ 9 バジェット ロスがパラメータの範囲内である場合、ファイバの接続が確実に固定され、正しく終端されていることを確認します。ケーブル接続の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の付録「Turn Up a Node」を参照してください。
ステップ 10 ファイバのコネクタが適切に固定されて終端されている場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行します。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイ カードになるまで、10 分間待ちます。
アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットすると、制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わります。ONS システム ノードの制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わったときにアラームがクリアされれば、元のアクティブ カードがアラームの原因であると考えることができます。
ステップ 11 TCC2/TCC2P カードをリセットしてもアラームがクリアされない場合、次の手順で問題のある SDCC 終端を削除します。
a. カード ビューの View メニューから、Go to Previous View を選択します(選択していない場合)。
b. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Comm Channels > SDCC タブをクリックします。
e. Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 12 SDCC 終端を再作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 13 光ポートで DCC の両端が再度作成されていることを確認します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)(OCN/STMN の場合)
Line Data Communications Channel(LDCC; 回線データ通信チャネル)Termination Failure(LDCC 終端の障害)アラームは、ONS システムが LDCC 終端を失ったときに発生します。たとえば、OSCM カードが OC-3 回線オーバーヘッドで、このアラームを生成することがあります。
LDCC は、SONET オーバーヘッド内の D4 ~ D12 の 9 バイトで構成されます。これらのバイトは、OAM&P に関する情報を伝送します。ONS システムは SONET 回線レイヤの LDCC を使用して、ネットワーク管理情報をやり取りします。
警告 OC-192 カードでは、カードの起動時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーが放射されます。ポートが稼働中でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0)にするとレーザーは放射されなくなります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した制御、調整、手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) EOC または EOC-L アラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。DCC 終端の問題が解決されると、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行うときには、回線を削除する必要はありません。
(注) OSCM または他の DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。SONET(ANSI)または SDH(ETSI)オーバーヘッドの詳細については、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「SONET Topologies and Upgrades」の章および『Cisco ONS 15454 Procedure Guide』の「SDH Topologies and Upgrades」の章を参照してください。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、EQPT、PPM
Equipment Failure(機器障害)アラームは、アラームを報告しているカードでハードウェア障害が発生していることを示します。BKUPMEMPで発生する EQPT アラームについては、アラームをクリアする手順を参照してください(BKUPMEMP アラームをクリアすることにより、EQPT アラームもクリアされます)。
このアラームは、診断回路がカードの Application-Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け集積回路)障害を検出した場合も起動されます。この場合、カードが保護グループの一部である場合は、APS 切り替えが発生します。カードが保護カードである場合、切り替えは禁じられ、PROTNAが生成されます。スタンバイ パスはパス タイプ アラームを生成します。PPM(SFP)のプロビジョニングの詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したポート上でトラフィックがアクティブな場合、トラフィックを別のポートに切り替える必要があります。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 3 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく表示されていないことを確認します。LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
ステップ 4 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 5 カードを物理的に再装着してもエラーがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Replaceable Equipment or Unit Missing(交換可能な機器またはユニットなし)アラームは、ファン トレイ アセンブリ ユニットに対して報告されます。これは、交換可能なファントレイ アセンブリが存在しないか、完全に取り付けられていないことを示します。または、AIP をシステム ボードに接続しているリボン ケーブルの不良を示している場合があります。
ステップ 1 ファンに対してアラームが報告された場合、ファン トレイ アセンブリが存在することを確認します。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリが存在する場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」を実行します。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリが存在しない場合、ファン トレイ アセンブリを入手して、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Common Control Cards」の章の「Install the Fan-Tray Assembly」手順に従って取り付けます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、AIP とシステム ボードを接続するリボン ケーブルを、正常に機能するリボン ケーブルと交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Excess Collisions on the LAN(LAN 上での超過コリジョン)アラームは、ネットワーク管理 LAN のデータ パケット間で非常に多くのコリジョンが発生しているため、ONS システムと CTC 間の通信が影響を受ける可能性があることを示しています。ネットワーク管理 LAN は、CTC ソフトウェアを実行するワークステーションと TCC2/TCC2P カードを接続するデータ ネットワークです。アラームの原因となる問題は、ONS システムの外側にあります。
超過コリジョンの場合、TCC2/TCC2P カードに接続されているネットワーク管理 LAN のトラブルシューティングを行います。次の手順を実行する場合、ネットワーク管理 LAN のシステム管理者に連絡する必要がある場合があります。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードに接続されたネットワーク装置ポートのフロー レートが 10 Mb の半二重に設定されていることを確認します。
ステップ 2 ポートのフロー レートとデュプレックス設定が正しい場合は、TCC2/TCC2P カードとネットワーク管理 LANに接続されたネットワーク装置のトラブルシューティングを行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Failure Detected External to the NE(NE 外部エラー検出)アラームは、環境アラームが存在するために発生します。たとえば、ドアが開いている場合やフラッディングが発生した場合などです。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、AIC-I カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Maintenance > External Alarms タブをダブルクリックします。
ステップ 3 標準的な操作手順に従って、アラームの原因となった環境状態を修復します。状態が修復されると、アラームはクリアされます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、TRUNK
MXP および TXP クライアント ポートの Failure to Switch to Protection Facility(保護ファシリティへの切り替え失敗)状態は、MANUAL コマンドを使用して、現用または保護ファシリティがもう一方のポートへ切り替えられるときに Y 字ケーブル保護グループで発生します。たとえば、使用されていない保護ポートから稼働中の現用ポートにトラフィックを手動で切り替えようとした場合、切り替えが失敗して(現用ポート上にすでにトラフィックが存在したため)、FAILTOSW 状態が報告されます。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 1 優先順位の高いアラームを探して、トラブルシューティングを行います。優先順位の高い状態をクリアすると、カードは解放され、FAILTOSW はクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、「カードの物理的な交換」の作業を行い、優先順位の高いアラームを報告している現用カードを交換します。このカードは、保護ファシリティを使用している現用ファシリティであり、FAILTOSW を報告しません。
優先順位の高いアラームを報告している現用カードを交換すると、トラフィックを現用スロットに戻し、FAILTOSW を報告しているカードを保護カードに切り替えることができます。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Failure to Switch to Protection Facility(保護ファシリティへの切り替え失敗)状態は、スプリッタ保護グループの MXP および TXP トランク ポートに適用され、MANUAL コマンドを使用して、現用または保護トランク ポートがもう一方のポートへ切り替えられるときに発生します。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 1 優先順位の高いアラームを探して、トラブルシューティングを行います。優先順位の高い状態をクリアすると、カードは解放され、FAILTOSW はクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、「カードの物理的な交換」の作業を行い、優先順位の高いアラームを報告している現用カードを交換します。このカードは、保護ファシリティを使用している現用ファシリティであり、FAILTOSW を報告しません。
優先順位の高いアラームを報告している現用カードを交換すると、トラフィックを現用スロットに戻し、FAILTOSW を報告しているカードを保護カードに切り替えることができます。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Fan Failure(ファン障害)アラームは、ファン トレイ アセンブリの問題を示します。ファン トレイ アセンブリが完全に機能していない場合、ONS システムの温度が正常動作範囲を超える場合があります。
ファン トレイ アセンブリにはファンが 6 つあり、シェルフを適切に冷却するには少なくとも 5 つのファンが動作する必要があります。ただし、5 つのファンが動作している場合でも、絶対に過熱しないようにするには 6 つめのファンが必要なため、ファン トレイ アセンブリの交換が必要になります。
ステップ 1 エアー フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を行います。
ステップ 2 フィルタが汚れていなければ、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を行います。
ステップ 3 ファンが動作しない場合や、アラームが解消されない場合は、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。ファンは、正しく取り付けるとすぐに動作します。
ステップ 4 交換用ファン トレイ アセンブリが正常に動作しない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fast Automatic Protection Switching(高速自動保護切り替え)状態は、GEXP/10GEXP カードに適用されます。この状態は、マスター カード上の保護ポートがブロッキング ステートからフォワーディング ステートへの切り替えを行った場合に発生します。
ステップ 1 切り替えの原因が消滅すると、保護ポートはフォワーディング ステートからブロッキング ステートに切り替わり、FAPS アラームがクリアされます。
ステップ 2 保護ポートがブロッキング ステートに再切り替えされた後もアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fast Automatic Protection Switching Config Mismatch(高速自動保護切り替え設定のミスマッチ)状態は、マスター カード(GEXP/10GEXP)にブロッキング ステートのトランク ポートがないことを示しています。
ステップ 1 マスター カードの設定を確認します。少なくとも 1 つのトランク ポートがブロッキング ステートであることを確認します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Fibre Channel Distance Extension Credit Starvation(ファイバ チャネル距離延長クレジット不足)アラームは、輻輳によって GFP トランスミッタがフレームを DWDM カードのポートに送信できないときに、Storage Access Networking(SAN)Fibre Channel/Fiber Connectivity(FICON; 光ファイバ接続)DWDM カードで発生します。たとえば、このアラームは、オペレータがフレーミング クレジットを自動検出するようにカードを設定したが、そのカードが相互運用可能な FC-SW 標準ベースの Fibre Channel/FICON ポートに接続されていない場合に発生します。
FC-NO-CREDITS は、送信が完全に妨げられた場合だけ発生します(トラフィックが遅くなっただけで通過は継続している場合、このアラームは生成されません)。
ステップ 1 ポートが Fibre Channel/FICON スイッチに接続されている場合、製造元の指示に従って、相互運用モードに設定されているかを確認します。
ステップ 2 ポートがスイッチに接続されていない場合は、次の手順を実行して Autodetect Credits をオフにします。
b. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
c. Admin State でセルをクリックし、 OOS,MT (または Locked,maintenance )を選択します。
e. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
f. Autodetect Credits カラムのチェックボックスをオフにします。
h. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
i. Admin State でセルをクリックし、 IS または Unlocked を選択します。
ステップ 3 接続されている機器で使用可能なバッファに基づいて、次の手順を実行して Credits Available の値をプログラムします。
(注) NumCredits エントリには、受信バッファ以下の値か、接続された機器で使用可能なクレジット値をプロビジョニングします。
b. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
c. Credits Available カラムに新しい値を入力します。
ステップ 4 交換用ファン トレイ アセンブリが正常に動作しない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Forward Defect Indication(FDI)(順方向障害表示)状態は、R7.0 の MSTP ネットワークレベルのアラーム相関の一部です。光チャネル信号(LOS)、光(LOS-P)、または光パワー(OPWR-LFAIL)アラームの根本原因により、OCH 光ペイロードが存在しないときに、遠端で発生します。
MSTP 回線上の LOS、LOS-P、または OPWR-LFAIL アラームは、各チャネルで複数のアラームを発生させる原因になります。相関は、1 つの根本原因による複数のアラームを 1 つのアラームで報告してから、元のアラームを降格することによって、Conditions ウィンドウ(元の重大度を示す)だけで表示されるようにし、トラブルシューティングを簡略化しています。
集約またはシングルチャネル光ポートで光チャネルが正常に機能するようになると、FDI がクリアされます。
(注) ネットワーク レベルのアラーム相関は、MSTP 通信アラームでのみサポートされています。機器でのアラームでは、サポートされていません。
ステップ 1 必要に応じて、次のいずれかの手順を使用して、根本原因の Service-Affecting(SA)アラームをクリアします。
• 「LOS-P(AOTS、OMS、OTS)アラームのクリア」
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
FEC(forward error correction; 前方誤り訂正)Mismatch(FEC ミスマッチ)アラームは、FEC/E-FEC 機能を使用しているすべてのカード(TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、
TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_10G、および MXP_MR_10E)で発生します。FEC-MISMATCH は、標準 FEC モードに設定されたカード、または FEC をディセーブルにしたカードでのみ報告されます。拡張 FEC モードに設定されたカードは、OTUK-LOFを報告します。
アラームは ITU-T G.709 カプセル化と関連があり、トランク ポートでのみ発生します。
(注) MXP および TXP カードとそれらのモニタリング機能の一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_10G、および MXP_MR_10E カードをダブルクリックします。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 FEC カラムで、Enable をクリックして、FEC 機能をアクティブにします。これにより、異なる OTN フレームが送信されるようになります。または、E-FEC カラム(TXP_MR_10E および MXP_MR_10E)で、Enable をクリックして、拡張 FEC 機能をアクティブにします。
ステップ 4 ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、遠端のカードが同様に設定されていることを確認します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fiber Temperature Degrade(ファイバ温度劣化)アラームは、DWDM カードの内部ヒーターの制御回路に障害が発生すると生成されます。温度の劣化により、信号ドリフトが発生することがあります。次の発生時にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生したカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN
Force Switch Request Span(強制切り替え要求スパン)状態は、Y 字ケーブル保護による TXP が設定可能なクライアント(OC-3、OC-12/STM-4、OC-48/STM-16、OC-192/STM-64、FC、ESCON、または FICON)で発生します。トラフィックが現用ポート上に存在するときに FORCE コマンドを使用して、トラフィックが保護ポートに切り替わらないようにした場合([FORCED TO WORKING] と表示)、FORCED-REQ-SPAN は、この強制切り替えを示します。この場合、強制はファシリティだけでなくスパンにも影響します。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch Request Span(強制切り替え要求スパン)状態は、スプリッタ保護グループの MXP および TXP トランク ポートで発生します。トラフィックが現用ポート上に存在するときに FORCE コマンドを使用して、トラフィックが保護ポートに切り替わらないようにした場合([FORCED TO WORKING] と表示)、FORCED-REQ-SPAN は、この強制切り替えを示します。この場合、強制はファシリティだけでなくスパンにも影響します。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Front Port Link Loss(前面ポート リンク損失)状態は、LAN ケーブルが TCC2/TCC2P カードの前面ポートに接続されていない場合に発生します。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードの前面ポートに LAN ケーブルを接続します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Internal Timing(内部タイミングへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して内部タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOINT は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Primary Timing Source(1 次タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して 1 次タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOPRI は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Second Timing Source(2 次タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して 2 次タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOSEC は状態通知なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Force Switch to Third Timing Source(3 次タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが Force コマンドを発行して 3 次タイミング ソースへの切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOTHIRD は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Free Running Synchronization Mode(フリー ラン同期モード)状態は、状態を報告している ONS システムがフリー ラン同期モードになっている場合に発生します。外部タイミング ソースが無効になっていて、ノードが内部クロックを使用しているか、またはノードが指定の BITS タイミング ソースを失っています。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS システム ノードでタイミング スリップが発生する可能性があります。
(注) ONS システムが内部クロックから動作するように設定されている場合、FRNGSYNC 状態は無視してください。
ステップ 1 ONS システムが外部タイミング ソースから動作するように設定されている場合、BITS タイミング ソースが有効であることを確認します。BITS タイミング ソースに関する一般的な問題には、逆配線やタイミング カード不良などがあります。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 2 BITS ソースが有効な場合、SYNCPRIおよびSYNCSECなどの、1 次および 2 次基準ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fast Start Synchronization Mode(ファスト スタート同期モード)状態は、ノードが新しいタイミング基準を選択している場合に発生します。以前のタイミング基準は機能しなくなっています。
FSTSYNC アラームは、約 30 秒経過すると消えます。状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
(注) FSTSYNC は通知状態です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Fan Tray Mismatch(ファン トレイ ミスマッチ)状態は、ADM-10G カードで発生します。これは、サポートされていないバージョンのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3 または 15454-FRA2)がシェルフに取り付けられていることを示しています。ADM-10G カードは、FTA バージョン 4 以上が搭載されているシェルフに取り付ける必要があります。
ステップ 1 「ファン トレイ アセンブリの交換」に従って、適切なファン トレイ アセンブリ(15454-FTA4 以上)を入手して、既存の FTA と交換します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で、増幅器がゲイン上限劣化しきい値に達した場合に発生します(この値は自動的にゲインの設定ポイントでプロビジョニングされますが、アラームのしきい値は設定ポイントより 2 dBm 高くなります)。最初に発生した時点でカードを交換してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM 増幅器カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。制御ゲインの詳細については、同一マニュアルの「Node Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 2 障害が発生した増幅器で、「CTC でのカードのリセット」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、障害が発生したカードに適用されているすべての OCHNC 回線を特定します。障害のある増幅器が属していない光パス上にすべての保護回線を強制的に配置します。これらの回線の OCHNC 管理状態を OOS,DSBLD (または Locked,disabled )に切り替えます。
ステップ 4 OCHNC 回線の 1 つのみの 管理状態を IS,AINS (または Unlocked,automaticInService )に切り替えます。これにより、増幅器のゲインの設定ポイントと値が再計算されます。
ステップ 5 アラームがクリアされず、GAIN-HDEG アラームの原因となりえる他のアラームが存在しない場合、またはアラームをクリアしても GAIN-HDEG がクリアされない場合は、すべてのカード ポートを OOS,DSBLD (または Locked,disabled )管理状態にします。
ステップ 6 アラームを報告しているカードについて、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
(注) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で、増幅器がゲイン上限劣化しきい値に達した場合に発生します(この値は自動的にゲインの設定ポイントでプロビジョニングされますが、アラームのしきい値は設定ポイントより 5 dBm 高くなります)。アラームがクリアされない場合は、カードを交換する必要があります。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。制御ゲインの詳細については、同一マニュアルの「Node Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカード対して、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で、増幅器がゲイン上限劣化しきい値に達しない場合に発生します(この値は自動的にゲインの設定ポイントでプロビジョニングされますが、アラームのしきい値は設定ポイントより 2 dBm 低くなります)。最初に発生した時点でカードを交換してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM 増幅器カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。制御ゲインの詳細については、同一マニュアルの「Node Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカード対して、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で、増幅器がゲイン上限劣化しきい値に達しない場合に発生します(この値は自動的にゲインの設定ポイントでプロビジョニングされますが、アラームのしきい値は設定ポイントより 5 dBm 低くなります)。アラームがクリアされない場合は、カードを交換する必要があります。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用できます。
(注) DWDM 増幅器カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。制御ゲインの詳細については、同一マニュアルの「Node Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカード対して、「GAIN-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
General Communication Channel(GCC)Embedded Operation Channel Failure(GCC 組み込みチャネル動作障害)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、
TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードの Optical Transport Network(OTN; 光転送ネットワーク)通信チャネルで発生します。GCC-EOC アラームは、チャネルが動作できない場合に生成されます。
このアラームは、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルで、GCC が 2 つの TXP/MXP カード間でプロビジョニングされている場合にのみ発生します。
(注) GCC 回線の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Create Channels and Circuits」の章を参照してください。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gigabit Ethernet Out of Synchronization(ギガビット イーサネット同期外れ)アラームは、CLIENT-RX ポートのイーサネット着信信号の同期が取れない場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G カードで発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 CLIENT-RX ポートからの着信信号が、適切な物理レイヤ プロトコル(イーサネット)にプロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 2 回線が、適切な回線速度(10 G または 1 G イーサネット)でプロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 3 CLIENT-RX ポートの着信光信号の光パワーおよび Optical Signal-to-Noise Range(OSNR)が許容範囲内であることを確認します。XFP/SFP 範囲については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Gigabit Ethernet Out of Synchronization(ギガビット イーサネット同期外れ)アラームは、ITU-T G.709 カプセル化フレーマが無効の場合にのみ、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G カードで発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ITU-T G.709 カプセル化がディセーブルであることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
c. G.709 OTN カラムが Enable の場合、ドロップダウン リストから Disable を選択します。
ステップ 2 TRUNK-RX ポートで、カードをダブルクリックし、Performance > OTN PM > FEC PM タブをクリックします。FEC 事後エラーが存在する場合は、まずこの問題のトラブルシューティングを行います。エラーが存在しない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 3 障害のある近端カードに接続されている遠端の TXP/MXP のステータスを確認します。遠端カードの CLIENT-RX ポートが報告したアラームを探します。このようなアラームが存在する場合は、トラブルシューティングを行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
High Voltage Battery(高電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC の環境でバッテリ給電線の入力電圧が高電力しきい値を超えたときに発生します。このしきい値のデフォルト値は -52 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧がしきい値を 120 秒間下回らないかぎりアラームは解消されません
ステップ 1 問題は ONS システムの外部にあります。バッテリ給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
64K Composite Clock High NE Voltage(64K 複合クロック高 NE 電圧)アラームは、64K 信号のピーク電圧が 1.1 VDC を超えたときに発生します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、ケーブルを長くするか、ケーブルに 5 dBm の減衰器を取り付けます。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、PPM、TRUNK
Equipment High Transmit Laser Bias Current(機器の高伝送レーザー バイアス電流)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードのレーザー性能に対して生成されます。このアラームは、カード レーザーがレーザー バイアスの最大許容値に到達していることを示します。
通常、レーザー バイアスは、当初は製造元による最大レーザー バイアス仕様の約 30% から開始して、エージングとともに増加します。HI-LASERBIAS アラームのしきい値の最大値が 100% に設定されている場合、レーザーはすでに使用できなくなっています。しきい値の最大値が 90% に設定されている場合、カードは交換が必要になるまで数週間から数カ月の間は使用できます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。特定のハードウェア値は、同一マニュアルの付録「Hardware Specifications」に表示されています。
ステップ 1 「カードの物理的な交換」の作業を行います。交換は緊急を要するものではないため、保守時間帯での交換を計画することが可能です。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment High Laser Optical Transceiver Temperature(機器のレーザー光トランシーバの高温度)アラームは、TXP カードと MXP カードで発生します。HI-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定 35.6°F(2°C)を超えた場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します
TXP カードまたは MXP カードがこのアラームを生成した場合、レーザーは自動的に遮断されます。LOS(OCN/STMN)アラームは遠端ノードで発生し、DUP-IPADDRは近端で発生します(これらのアラームのいずれかをクリアする手順については、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章も参照してください)。
(注) MXP および TXP カードと PPM(SFP)の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、TXP または MXP カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 カードのレーザー温度レベルを確認します。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリに表示されます。
ステップ 4 MXP または TXP カードに対して、「CTC でのカードのリセット」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告している MXP または TXP カードについて「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、TRUNK
Equipment High Receive Power(機器高受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カードに送信された光信号パワーのインジケータです。HI-RXPOWER は、受信信号の測定された光パワーがしきい値を超えた場合に発生します。しきい値は、ユーザがプロビジョニングできます。
(注) MXP および TXP カードとそれらのパワー レベルの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 TRUNK-RX ポートの PM を確認します。受信パワーが光しきい値を上回っていることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
b. TRUNK-RX ポートで、カードをダブルクリックし、Performance > Optics PM > Historical PM タブをクリックします。次に、Port ドロップダウン リストからポートを選択し、Refresh をクリックします。
c. Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックし、更新された PM 値をしきい値と比較します(しきい値を上回っていることを確認します)。
d. 適切なしきい値が受信値に対してプロビジョニングされていることを確認します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。正しいしきい値が設定されていない場合は、値を許容範囲内に調節します。それでもアラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 2 TRUNK-RX ポートが正しくケーブル接続されていることを確認し、障害のある TXP/MXP を DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートに接続しているファイバを清掃します。現場の清掃手順が存在しない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバ清掃手順を参照してください。
ステップ 3 バルク減衰器が Cisco TransportPlanner 設計で指定されているかどうかを判別します。指定されている場合は、適切な固定減衰値が使用されていることを確認します。
ステップ 4 テスト セットを使用して、障害のある TXP/MXP に接続されている DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートの光パワー値を確認します。読み取り値が [Padd&drop-Drop power] の ANS 設定ポイントと異なる(+1 dBm または -1 dBm)場合は、次のステップに進みます。
ステップ 5 OCHNC 回線(宛先は障害のある TXP/MXP)に属している DWDM カードが報告するアラームを探し、トラブルシューティングを行います。考えられるアラームは、増幅器ゲイン アラーム(GAIN-HDEG、GAIN-HFAIL、GAIN-LDEG、またはGAIN-LFAIL)、APC アラーム(APC-CORR-SKIPPEDまたはAPC-OUT-OF-RANGE)、または OCHNC 回線に属している Add または Drop ポートの LOS-P アラームです。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)(NE の場合)。デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)(EQPT の場合)
High Temperature(高温)アラームは、ONS システムの温度が 122°F(50°C)を超えた場合に発生します。
ステップ 1 ONS システム LCD 前面パネルに表示される温度を確認します。例として、ONS 15454 前面パネルを図2-1 に示します。
ステップ 2 室内が異常に高温になっていないかを確認します。
ステップ 3 室内が異常に高温になっていない場合、ONS システム シェルフにファン トレイ アセンブリによるエアーフローを妨げるものがないかを確認します。
ステップ 4 エアーフローが妨げられていない場合、ONS システム シェルフの空きスロットにブランクの前面プレートが取り付けられていることを確認します。ブランクの前面プレートはエアーフローに役立ちます。
ステップ 5 空きスロットに前面プレートが取り付けられている場合、エアー フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」を参照してください。
ステップ 6 ファンが動作しない場合や、アラームが解消されない場合は、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 7 交換用ファン トレイ アセンブリが正常に動作しない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題(NE に適用される場合)、または Non-Service-Affecting(NSA)問題(機器に適用される場合)を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、PPM、TRUNK
Equipment High Transmit Power(機器高送信パワー)アラームは、TXP_MR_E、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カードで送信される光信号パワーのインジケータです。HI-TXPOWER は、送信信号の測定された光パワーがしきい値を超えた場合に発生します。
(注) MXP および TXP カードとパワー レベルの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 TRUNK-TX ポートの PM を確認します。受信パワーが光しきい値を上回っていることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
b. TRUNK-TX ポートで、カードをダブルクリックし、Performance > Optics PM > Historical PM タブをクリックします。次に、Port ドロップダウン リストのポートを選択し、Refresh をクリックします。
c. Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックし、更新された PM 値をしきい値と比較します(しきい値を上回っていることを確認します)。
d. 適切なしきい値が受信値に対してプロビジョニングされていることを確認します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。正しいしきい値が設定されていない場合は、値を許容範囲内に調節します。それでもアラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 2 標準パワーメータを使用して、光出力パワーが予測パワーしきい値を超えているかどうかを物理的に確認します。しきい値を超えている場合は、最初に発生した時点でカードを交換する必要があります。
(注) 内部 VOA は予測レベルに光パワーを自動的に下げることができるので、パワー レベルが高いことは、障害のある TXP/MXP に接続されている DWDM カード(32MUX-O、32WSS-O、または AD-xC-xx.x)では重要な問題ではありません。
ステップ 3 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 4 交換後もアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Holdover Synchronization Mode(ホールドオーバー同期モード)状態は、ノードの 1 次および 2 次 タイミング基準の損失によって発生します。タイミング基準の損失は、タイミング入力のライン コーディングがノード上の設定と異なる場合に発生し、新しいノードの基準クロックを選択する場合に頻繁に発生します。1 次または 2 次タイミングを再度確立すると、状態はクリアされます。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS システムでタイミング スリップの発生が開始する可能性があります。
ステップ 1 次のような、タイミングに関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 現場の方法に従って、1 次および 2 次のタイミング ソースを確立し直します。現場の方法が存在しない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up the Network」の章を参照してください。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Industrial High Temperature(工業高温)アラームは、ONS システムの温度が 149°F(65°C)を上回るか、または -40°F(-40°C)を下回った時に発生します。このアラームは HITEMP アラームと類似していますが、これは工業環境で使用されます。このアラームを使用する場合は、アラーム プロファイルをカスタマイズして、低温の HITEMP アラームを無視できます。
ステップ 1 「HITEMP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ADM Peer Group Interlink Failure(ADM ピア グループのインターリンク障害)状態は、ADM-10G カードで発生します。この状態は、次のいずれかの SONET/OTN アラームが ADM-10G カードのインターリンク ポートで検出された場合に発生します。
ステップ 1 必要に応じて、次のいずれかの手順を使用して、根本原因の Service-Affecting(SA)アラームをクリアします。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Improper Removal equipment(機器の不正な取り外し)アラームは、CTC からカードを削除する前にスロットからカードを取り外した場合に発生します。カードが稼働中でなくても、CTC でカードが存在しないことが認識されるだけで、IMPROPRMVL アラームが発生します。ノードからカードを取り外す前に CTC からカードを削除すると、アラームは表示されません。カードがスロットに挿入されていても、バックプレーンに完全に接続されていない場合にも発生します。PPM(SFP)の場合、PPM(SFP)をプロビジョニングする際に物理モジュールがポートに挿入されていない場合にアラームが発生します。
(注) カードを取り外す時間は約 15 秒あります。15 秒を経過すると CTC はカードの再起動を開始します。
(注) PPM(SFP)のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。特定の PPM(SFP)の値については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カード上のソフトウェアが更新されるまで最大で 30 分かかります。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、IMPROPRMVL を報告しているカードを右クリックします。
ステップ 2 ショートカット メニューから Delete を選択します。
(注) カードが稼働中の場合、カードにマッピングされている回線が存在する場合、現用保護のスキームでペアになっている場合、DCC が有効になっている場合、またはタイミング基準として使用されている場合、アラームを報告しているカードを CTC で削除することはできません。
ステップ 3 カード上に稼働中のポートがある場合、そのポートを停止(OOS,MT または Locked,maintenance)します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Line タブをクリックします。
c. 稼働中(IS または Unlocked)のポートの Admin State カラムをクリックします。
d. OOS,MT (または Locked,maintenance )を選択して、ポートを停止します。
ステップ 4 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 5 保護スキームでカードがペアになっている場合、次の手順を実行して保護グループを削除します。
a. View > Go to Previous View をクリックして、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)に戻ります。
b. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)をすでに表示している場合は、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
c. アラームを報告しているカードの保護グループをクリックします。
ステップ 6 カードが DCC 用にプロビジョニングされている場合、次の手順を実行して DCC のプロビジョニングを削除します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、ONS システムの Provisioning > Comm Channels > SDCC (または Provisioning > Comm Channels > MS DCC )タブをクリックします。
b. DCC 終端に一覧表示されているスロットとポートをクリックします。
c. Delete をクリックして、表示されたダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 7 カードがタイミング基準として使用されている場合、次の手順を実行してタイミング基準を変更します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
b. NE Reference で、 Ref-1 のドロップダウン矢印をクリックします。
c. Ref-1 を、一覧表示されている OC-N/STM-N カードから Internal Clock に変更します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Incompatible Software(互換性のないソフトウェア)アラームは、CTC の送信 PDI-P プロビジョニングがホスト ノードのプロビジョニングと異なる場合に発生します。
ステップ 1 CTC の送信 PDI-P アラーム機能がホスト ノードの設定に一致するように再設定します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Incompatible Software(互換性のないソフトウェア)アラームは、CTC および NE 間でソフトウェア バージョンが異なり、互換性がないために CTC が NE に接続できない場合に発生します。このアラームは、NE から CTC JAR ファイルを再ダウンロードするために CTC を再起動することによってクリアされます。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Security Intrusion Incorrect Password(セキュリティ侵入不正パスワード)状態は、ユーザが無効なログインをスーパーユーザがプロビジョニングした制限回数以上に試みたか、期限が切れたパスワードまたは無効なパスワードを使用してログインを試みたときに発生します。このアラームが表示されたユーザはシステムからロック アウトされ、INTRUSION-PSWD 状態が発生します。この状態は、スーパーユーザによるログイン セッションでのみ表示され、スーパーユーザより低い権限をもつユーザのログイン セッションでは表示されません。INTRUSION-PSWD 状態は、プロビジョニング可能なロック アウト タイムアウトが経過したとき、またはロック アウトが無期限に設定されている場合はスーパーユーザが CTC で手動でロックアウトを解除したときに、自動的にクリアされます。
ステップ 1 スーパーユーザ権限のユーザ ID でログインします(ログインの詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Connect the PC and Log Into the GUI」の章を参照してください)。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Provisioning > Security > Users タブをクリックします。
ステップ 3 Clear Security Intrusion Alarm をクリックします。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service Affecting(NSA)
Equipment Failure Invalid MAC Address(機器障害の無効 MAC アドレス)アラームは、ONS システム MAC アドレスが無効の場合に発生します。各 ONS システムには、一意な MAC アドレスが恒久的に割り当てられています。アドレスは、AIP EEPROM(電気的に消去可能でプログラミング可能な ROM)に記録されています。TCC2/TCC2P カードは起動時に AIP チップからアドレス値を読み取って、この値を SDRAM に保存します。
通常の状況では、CTC のノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)の Provisioning > Network タブで読み取り専用 MAC アドレスを表示できます。
ONS システムは、回線ルーティングに IP アドレスと MAC アドレスの両方を使用します。ノード上に INVMACADR アラームが存在すると、CTC の回線ステータス カラムに PARTIAL 回線が表示されます。回線は動作していて、トラフィックを伝送できますが、CTC は回線のエンドツーエンド情報を論理的に表示できません。
• 起動時に AIP からの読み取りエラーが発生した。この場合、読み取り側の TCC2/TCC2P カードはデフォルトの MAC アドレス(00-10-cf-ff-ff-ff)を使用します。
• AIP からアドレスを読み取った冗長 TCC2/TCC2P カードの 1 つで読み取りエラーが発生した。これらのカードはアドレスを個別に読み取るので、それぞれが異なるアドレス値を読み取ることがあります。
ステップ 1 アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードに対して生成された未解決のアラームがないかを確認して、それらを解決します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、ファン トレイの LCD ディスプレイ(シェルフの LCD パネル)が空白または文字化けしていないかを確認します。その場合は、ステップ 8に進みます。それ以外の場合は、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 次回の保守時間に、スタンバイ TCC2/TCC2P カードをリセットします。
(注) リセットには、約 5 分かかります。リセットが完了するまでは、他の手順を実行しないでください。
a. ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ b に進みます。
b. アクティブな TCC2/TCC2P カードを識別します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
c. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、CTC のスタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
d. ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
e. Are You Sure ダイアログボックスで Yes をクリックします。
カードがリセットされ、実際のカードの FAIL LED が点滅し、ノードへの接続は切断されます。CTC はネットワーク ビューに切り替わります。
f. リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく表示されていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
g. ノードをダブルクリックし、リセットした TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードのままで、他方の TCC2/TCC2P カードがアクティブであることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
h. このリセットに関連する新しいアラームが CTC Alarms ウィンドウに表示されていないことを確認します。
スタンバイ TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードでの起動に失敗して、連続的にリロードする場合は、AIP に欠陥がある可能性があります。この場合、スタンバイ TCC2/TCC2P カードは AIP 上にある EEPROM を読み取ろうとして失敗しています。TCC2/TCC2P カードは、EEPROM を読み取るまでリロードします。ステップ 8 へ進みます。
ステップ 4 スタンバイ TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードで正常に再起動した場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」を実行します。
アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットすると、スタンバイ TCC2/TCC2P カードがアクティブになります。スタンバイ TCC2/TCC2P カードは、シャーシの MAC アドレスのコピーを保持します。保存した MAC アドレスが有効であれば、アラームはクリアされます。
ステップ 5 リセット後、INVMACADR アラームがクリアされたかどうかに注意してください。
ステップ 6 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を再び実行して、スタンバイ TCC2/TCC2P カードをアクティブ モードに戻します。
リセット後、INVMACADR アラームがクリアされたかどうかに注意してください。両方の TCC2/TCC2P カードをリセットしても INVMACADR アラームがクリアされない場合は、AIP に欠陥がある可能性があります。ステップ 8 へ進みます。
INVMACADR が一方の TCC2/TCC2P カードのリセット時に生成されて、もう一方のリセット時にクリアされた場合、アラームが生成されたときにアクティブであった TCC2/TCC2P カードを交換する必要があります。ステップ 7に進みます。
ステップ 7 現在、不良な TCC2/TCC2P カードが現在スタンバイ モードになっている場合は、このカードに対して 「カードの物理的な交換」の作業を実行します。現在、不良な TCC2/TCC2P カードが現在アクティブになっている場合は、次回の保守時間帯に 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行したあと、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) 交換用 TCC2/TCC2P カードが現在の TCC2/TCC2P カードとは異なるソフトウェア バージョンでロードされる場合、カードの起動に最大 30 分かかります。この間、アクティブな TCC2/TCC2P カードのバージョンのソフトウェアが新しいスタンバイ カードにコピーされるまで、カードの LED が Fail と Act/Sby の点滅を繰り返します。
ステップ 8 Cisco TAC の指示に従って、ケースを開き、ノードの以前の MAC アドレスを調べます。
ステップ 9 システム ボードと AIP を接続しているリボン ケーブルを、正常に機能するケーブルと交換します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、『Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Replace an Alarm Interface Panel」の手順を実行します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Automatic Power Reduction(APR; レーザー自動パワー低減)(APR アラーム)状態は、レーザーがパワー低減モードで動作している時に OSC-CSM、OSCM、OPT-BST、およびOPT-PRE カードによって発生します。この状態は、安全性の状態がなくなり、パワーの値が通常の設定ポイントに到達するとクリアされます。
警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
(注) APR 機能は、取り付けまたは保守の目的でのみ一時的に非アクティブにします。保守または取り付けが終了したら、ただちに APR をアクティブにします。
(注) LASER-APR は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。光増幅器 APR の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Bias Current Degrade(レーザー バイアス電流劣化)アラームは、レーザーのエージングが原因で、レーザーの伝送で障害ではなく劣化が起きた場合に、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で発生します。次の発生時にカードを交換してください。
(注) 光増幅器カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生したカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。
(注) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Bias Current Failure(レーザー バイアス電流障害)アラームは、レーザー制御回路の障害か、またはレーザーの動作障害が発生した場合に、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で発生します。カードを交換してトラフィックを復元させる必要があります。
(注) 光増幅器カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカード対して、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。
(注) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Laser Temperature Degrade(レーザー温度劣化)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で、ペルチエ制御回路の障害が発生したときに発生します。ペルチエ制御は増幅器を冷却します。次の発生時にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 次の発生時に、アラームの発生した DWDM カードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。
(注) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Link Management Protocol(LMP)Fail(LMP 障害)アラームは、LMP 制御チャネルに障害がある場合、またはトラフィック エンジニアリング(TE)リンクの相関エラーがある場合に、TCC2/TCCP2 カードによって発生します。アラームが制御チャネルに対して発生する場合は、制御チャネル AID(CTRLx)を使用します。アラームが TE リンクに対して発生する場合は、TE リンク AID(TLINKx)を使用します。
制御チャネルまたは TE リンクが復元されると、アラームはクリアされます。
(注) LMP-FAIL は、LMP-SD、LMP-SF、またはLMP-UNALLOC間の状態階層とは独立して発生します。
(注) LMP-FAIL アラームが制御チャネル AID(CTRLx)に対して報告される場合は、制御チャネルの障害についてのみ言及します。データ リンクまたは TE リンクのステータスが直接示されることはありません。
(注) LMP-FAIL アラームが TE リンク AID(TLINKx)に対して報告される場合は、TE リンク ステータスについてのみ言及し、制御チャネルまたはデータ リンクのステータスは言及しません。
ステップ 1 アラームの AID(CTRLx または TLINKx)を確認します。
ステップ 2 アラームが制御チャネル AID に対するものである場合、近端の ONS 15454と遠端ノード(サードパーティ ベンダーの機器)間の制御チャネル パラメータのミスマッチが原因です。次の手順を実行します。
a. 制御チャネルの近端と遠端の両方が IS または Unlocked管理ステートであるかどうかを判別します。
• Provisioning > Comm Channels > LMP > Control Channels タブをクリックして、チャネルの Admin State カラムの内容を表示します。
• ステータスが IS または Unlockedと表示されない場合は、ステータスを変更し、Apply をクリックします。
b. 近端ノードの LMP 設定に、遠端ノードの IP アドレスがリモート ノード IP として含まれているかどうかを判別します。また、近端ノードの LMP 設定が、自身のリモート ノード ID として LMP ノード ID を使用していることを確認します。これらの値に不適切なものがある場合は、正しく入力します。
c. 遠端ノードの LMP 設定に、近端ノードの IP アドレスがリモート ノード IP として含まれているかどうかを判別します。また、遠端ノードの LMP 設定が、自身のリモート ノード ID として LMP ノード ID を使用していることを確認します。これらの値に不適切なものがある場合、正しく入力します。
d. 遠端ノードが近端ノードの IP アドレスを自身のリモート ノード IP アドレスとして使用していること、および遠端では LMP ノード ID も自身のリモート ノード ID として使用していることを確認します。遠端の値が正しくない場合は、この値をアップデートします。
ステップ 3 アラームが TE リンク AID に対して発生している場合は、次の手順を実行します。
a. TE リンクの近端と遠端の両方が IS または Unlocked管理ステートであるかどうかを判別します。近端、遠端のいずれかが現在ダウンしている場合、その管理ステータスを IS または Unlockedにアップデートします。
• Provisioning > Comm Channels > LMP > TE links タブをクリックします。
• ステータスが IS または Unlockedと表示されない場合は、ステータスを変更し、Apply をクリックします。
b. 近端ノードのリモート TE リンクの ID が遠端ノードのローカル TE リンクの ID に一致するかどうかを判別します。近端ノードのリモート値が不適切である場合、正しく入力します。
c. 遠端ノードのリモート TE リンクの ID が近端ノードのローカル TE リンクの ID に一致するかどうかを判別します。遠端ノードのリモート値が不適切である場合、正しく入力します。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LMP Data Link Signal Degrade(LMP データ リンク 信号劣化)状態は、遠端から制御チャネルを使用できないため、データ リンクのサービス レベルが保証されていないという LMP リンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージを TCC2/TCCP2 が受信した場合に発生します。劣化範囲は、プロビジョニング可能です。
データ リンクが Signal Okay(OK)状態であることを報告するリンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージを TCC2/TCCP2 が受信すると、LMP-SD はクリアされます。
LMP-SD は、LMP-SF、およびLMP-UNALLOCを含むアラーム階層の一部です。階層とは、次のとおりです。LMP-UNALLOC が発生すると、LMP-SF および LMP-SD は抑制されます。LMP-SF が発生すると、LMP-SD は抑制されます。LMP-SF および LMP-UNALLOC の両方により、DWDM クライアントの近端の LOS タイプ アラームが抑制されます。ただし、LMP-SD は LOS アラームを抑制しません。
ステップ 1 遠端ポートで発生する次の表2-9 および 表2-10内のアラームのうちいずれかを探してクリアします。
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ステップ 2 LMP-SD 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LMP Data Link Signal Fail(LMP データ リンク信号障害)状態は、近端のユーザに遠端の問題(すなわち、近端が NSA であること)を通知します。近端の TCC2/TCC2P は、データ リンク サービスに問題があるという LMP リンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージを受信します。信号障害しきい値は、プロビジョン可能です。
データ リンクが Signal Okay(OK)状態であることを報告するリンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージを TCC2/TCCP2 が受信すると、LMP-SF はクリアされます。
LMP-SF は、LMP-SD、およびLMP-UNALLOCを含むアラーム階層の一部です。階層は、次のとおりです。LMP-UNALLOC が発生すると、LMP-SF および LMP-SD は抑制されます。LMP-SF が発生すると、LMP-SD は抑制されます。LMP-SF および LMP-UNALLOC の両方により、DWDM クライアントの近端の LOS タイプ アラームが抑制されますが、LMP-SD は LOS タイプ アラームを抑制しません。
ステップ 1 遠端ポートで発生する次の 表2-11、表2-12、または 表2-13内のアラームのうちいずれかを探してクリアします。
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ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LMP Data Link Unallocated(LMP データ リンクの非割り当て)状態は、データ リンクをデータ トラフィックに割り当てられないものとして報告する LMP リンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージを TCC2/TCCP2 は受信した場合に発生します。この状態は、データ リンクが割り当てられ、それを報告する LMP リンク サマリーまたはチャネル ステータス メッセージが送信された場合にクリアされます。データ リンクで LMP-UNALLOC アラームが発生した場合、遠端ノードはエラーのあるポートを使用しないため、クライアント ポート上の他のすべてのアラームは抑制されます(その結果、遠端ノードの使用されていないポートでのアラームをクリアする必要はありません)。
LMP-UNALLOC は、LMP-SD、およびLMP-SFを含むアラーム階層の一部です。階層は、次のとおりです。LMP-UNALLOC が発生すると、LMP-SF および LMP-SD は抑制されます。LMP-SF が発生すると、LMP-SD は抑制されます。LMP-SF および LMP-UNALLOC の両方により、DWDM クライアントの近端の LOS タイプ アラームが抑制されますが、LMP-SD によっては抑制されません。
ほとんどの場合、この状態は遠端ポートが利用されていないことを近端ノードに通知する情報です。ただし、遠端ポートがトラフィックに割り当てられる必要がある場合、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC
Lockout Switch Request on Facility or Equipment(ファシリティまたは機器上のロック アウト切り替え要求)状態は、ユーザがロック アウト切り替え要求を開始したときに、上記クライアントの Y 字ケーブル MXP または TXP クライアント保護グループで発生します。この状態は、Lock On コマンドによる現用ポートへのトラフィックのロック(保護ポートからロックオフ)、または Lock Out コマンドによる保護ポートからのロックオフにより発生します。いずれの場合も、保護ポートは [Lockout of Protection] を表示し、Conditions ウィンドウに LOCKOUT-REQ 状態が表示されます。
ロックアウトにより、保護切り替えが防止されます。ロックアウトを再度クリアすると、保護切り替えが可能となり、LOCKOUT-REQ 状態がクリアされます。
ステップ 1 「ロックオンまたはロックアウト コマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Lockout Switch Request on Facility or Equipment(ファシリティまたは機器上のロック アウト切り替え要求)状態は、Lock On コマンドによる現用ポートへのトラフィックのロック(保護ポートからロックオフ)、または Lock Out コマンドによる保護ポートからのロックオフを行ったときに、MXP または TXP トランク ポートのスプリッタ保護グループで発生します。いずれの場合も、保護ポートは [Lockout of Protection] を表示し、Conditions ウィンドウに LOCKOUT-REQ 状態が表示されます。
ロックアウトにより、保護切り替えが防止されます。ロックアウトを再度クリアすると、保護切り替えが可能となり、LOCKOUT-REQ 状態がクリアされます。
ステップ 1 「ロックオンまたはロックアウト コマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Frame(LOF; フレーム損失)BITS(LOF BITS)アラームは、TCC2/TCC2P カード BITS 入力のポートで、着信 BITS タイミング基準信号に LOF が検出されたときに発生します。LOF は、受信 ONS システムで着信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。
(注) この手順は、BITS タイミング基準信号が正常に機能していることを前提としています。また、ノードの起動時にアラームが表示されていないことも前提としています。
ステップ 1 BITS 入力と TCC2/TCC2P カード間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. ノード ビューまたはカード ビューで、アラームを報告しているスロットとポートを記録します。
b. 外部 BITS タイミング ソースのコーディング形式とフレーミング形式を探します。両方の形式は、外部 BITS タイミング ソースのユーザ マニュアルか、タイミング ソース上に説明があるはずです。
c. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
d. Coding 設定が BITS タイミング ソース(B8ZS または AMI)のコーディングと一致していることを確認します。
e. コーディングが一致していない場合は、 Coding をクリックして、ドロップダウン リストから適切なコーディングを選択します。
f. Framing が、BITS タイミング ソースのフレーミング(ESF または SF [D4])と一致していることを確認します。
g. フレーミングが一致していない場合は、 Framing をクリックして、ドロップダウン リストから適切なフレーミングを選択します。
(注) timing サブタブでは、B8ZS コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの ESF と対応しており、AMI コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの SF(D4)に対応しています。
ステップ 2 BITS 入力と TCC2/TCC2P カードの間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していてもアラームがクリアされない場合は、TCC2/TCC2P カードに対して 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Frame for the DWDM trunk(DWDM トランクの LOF)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードへ伝送されるトランク光信号または電気信号で発生します。このアラームは、受信 ONS システムが、これらのカードを接続するトランクからの着信データをフレーム識別できないときに発生します。LOF は、SONET オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒の間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
(注) R7.01 では、LOF アラームが TXP または MXP トランクで発生すると、G709/SONET/SDH TCA が抑制されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Alarm and TCA Monitoring and Management」の章を参照してください。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 ケーブル接続に問題がない場合は、次の手順を実行して正しいポートが稼働中であることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
b. ポートが稼働中かどうかを調べるには、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で CTC のカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning > Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS(または Unlocked)となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT(または Locked,maintenance)または OOS,DSBLD(または Locked,disabled)として表示されている場合は、カラムをクリックして、 IS または Unlocked を選択します。
ステップ 3 正しいポートが稼働中であれば、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバ清掃作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、光信号のパワー レベルが、TXP または MXP カード レシーバーの仕様範囲内であることを確認します(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。
ステップ 5 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 6 有効な信号が存在する場合は、バックプレーンのコネクタを交換します。
ステップ 7 LOF を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームを検索し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOF の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOF がクリアされない場合は、LOF を報告しているカードに対して「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Log Buffer Over 90(90 以上のログ バッファ)アラームは、5000 エントリの容量を持つ、着信アラーム、イベント、またはアップデートの NE 単位のキューが 90% の許容量を超えていることを示します。CTC が復旧すると、LOGBUFR90 がクリアされます。クリアされない場合は、LOGBUFROVFL が発生します。
(注) LOGBUFR90 は通知アラームなので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Log Buffer Overflow(ログ バッファ オーバーフロー)アラームは、5000 エントリの容量を持つ、着信アラーム、イベント、またはアップデートの NE 単位の CTC キューがオーバーフローしたことを示します。これは、ごく稀に発生します。ただし、発生した場合は、CTC セッションを再起動する必要があります。このアラームが発生する場合は、一部のアップデートが完了していない可能性があります。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Low Transmit Laser Bias Current(機器の伝送レーザー バイアス低電流)アラームは、TXP および MXP カードのレーザー性能に対して発生します。このアラームは、カードのレーザーがレーザー バイアスの許容値の最小値に到達していることを示します。
LO-LASERBIAS アラームのしきい値が 0%(デフォルト)に設定されている場合、レーザーはすでに使用できなくなっています。しきい値が 5 ~ 10% に設定されている場合、カードを交換するまで数週間から数カ月の間は使用できます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Low Laser Optical Transceiver Temperature(機器のレーザー光トランシーバの低温度)アラームは、TXP カードと MXP カードで発生します。LO-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定を 35.6°F(2°C)以上下回った場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します(この温度は、波長の 200 ピコメーターに相当します)。
TXP カードまたは MXP カードがこのアラームを生成した場合、レーザーは自動的に遮断されます。An LOS for OCN/STMN が遠端ノードで発生し、DUP-IPADDRが近端で発生します(これらの両方のアラームは、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されています)。カードのレーザー温度レベルを確認するには、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)のカードをダブルクリックし、Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックします。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリに表示されます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告している MXP または TXP カードについて「CTC でのカードのリセット」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告している MXP または TXP カードについて「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Optical Transport Unit(OTU; 光転送ユニット)Loss of Multiframe(OTU のマルチフレーム損失)アラームは、トランク ポートの OTN アラームで、Multi Frame Alignment Signal(MFAS)が破損したときに発生します。このアラームは、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および TXPP_MR_2.5G カードで、MFAS オーバーヘッド フィールドに 5 フレームを超えるエラーが発生し、そのエラーが 3 ミリ秒より長く継続したときに発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 カードのファイバ コネクタが完全に接続されていることを確認します。ファイバの接続とカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 2 Bit Error Rate(BER; ビット誤り率)しきい値が正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。ONS 15454 DWDM カードの範囲は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に記載されています。
ステップ 4 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の手順に従って清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバ清掃作業を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 6 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 7 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の手順に従って清掃します。
ステップ 8 遠端でシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 9 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、TRUNK
Equipment Low Receive Power(機器低受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードが受信する光信号パワーのインジケータです。LO-RXPOWER は、受信信号の光パワーの計測値がしきい値の値を下回ったときに発生します。しきい値はユーザによるプロビジョニングが可能です。
(注) MXP および TXP カードとそれらに必要なレベルの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章、および付録「Hardware Specifications」を参照してください。
ステップ 1 TRUNK-RX ポートの PM を確認します。受信パワーが光しきい値を上回っていることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
b. TRUNK-RX ポートで、カードをダブルクリックし、Performance > Optics PM > Historical PM タブをクリックします。次に、Port ドロップダウン リストからポートを選択し、Refresh をクリックします。
c. Performance > Optics PM > Current Values タブをクリックし、リフレッシュされた PM 値をしきい値と比較します(しきい値を上回っていることを確認します)。
d. 適切なしきい値が受信値に対してプロビジョニングされていることを確認します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。正しいしきい値が設定されていない場合は、値を許容範囲内に調節します。それでもアラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 2 TRUNK-RX ポートが正しくケーブル接続されていることを確認し、障害のある TXP/MXP を
DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートに接続しているファイバを清掃します。現場の清掃手順が存在しない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 3 バルク減衰器が Cisco TransportPlanner 設計で指定されているかどうかを判別します。指定されている場合は、適切な固定減衰値が使用されていることを確認します。
ステップ 4 テスト セットを使用して、障害のある TXP/MXP に接続されている DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートの光パワー値を確認します。読み取り値が [Padd&drop-Drop power] の ANS 設定ポイントと異なる(+1 dBm または -1 dBm)場合は、次のステップに進みます。それ以外の場合は、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 5 OCHNC 回線(宛先は障害のある TXP/MXP)が属している DWDM カードが報告するアラームを探し、まずそのアラームのトラブルシューティングを行います。考えられる関連アラームは、増幅器ゲイン アラーム(GAIN-HDEG、GAIN-HFAIL、GAIN-LDEG、またはGAIN-LFAIL)、APC アラーム(APC-CORR-SKIPPEDまたは
APC-OUT-OF-RANGE)、または OCHNC 回線に属している Add または Drop ポートの LOS-P アラームです。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for a 2R client(2R クライアントの LOS)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードのポートが入力を受信していない場合に発生します。AIS がアップストリームに送信されます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 CLIENT-RX ポートの着信信号にプロビジョニングされている物理レイヤ プロトコルが適切かを確認します。
ステップ 2 CLIENT-RX ポートに送られる信号が正しい回線速度でプロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 3 CLIENT-RX ポートの PM を確認します。
ステップ 4 受信パワーが光しきい値を上回っていることを確認します。
ステップ 5 適切なしきい値がプロビジョニングされていることを確認します(『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に記載されている SFP/XFP プラグイン仕様を参照してください)。正しいしきい値が設定されていない場合は、値を許容範囲内に調節します。
ステップ 6 ケーブル接続が適切であるかを確認し、現場の手順に従ってファイバを清掃します。ケーブル接続の手順は『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章に、ファイバ清掃の手順は同一マニュアルの「Maintain the Node」の章に記載されています。
ステップ 7 光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号が存在し、CLIENT-RX ポートに送られていることを確認します(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください)。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。アラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 8 必要に応じて、「SFP または XFP コネクタの取り付け」または「カードの物理的な交換」を実行してください。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
LOS(BITS)アラームは、TCC2/TCC2P カードに BITS タイミング ソースからの LOS が発生していることを示します。BITS の LOS は、BITS クロックが故障しているか、BITS クロックへの接続に障害があることを意味します。
ステップ 1 ONS システム バックプレーンの BITS クロック ピン フィールドからタイミング ソースまでの配線接続を確認します。
ステップ 2 配線に問題がなければ、BITS クロックが正常に動作していることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
ESCON LOS アラームは、TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードで、このペイロードの LOS があるときに発生し、通常はケーブル接続が正しくないか、ケーブルに不良箇所があるか、断線などの物理的なエラーが原因です。SFP が正しく設定されていないことが原因で発生することもあります。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの ESCON LOS アラームの原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの接続を確認します。現場の方法に従って、ケーブルの接続を確認します。
ステップ 3 接続に問題がなければ、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバの清掃作業を行います。
ステップ 4 PPM(SFP)がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM(SFP)の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーの発生した PPM(SFP)のレートが ESCON であることを確認します。
(注) PPM(SFP)のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。PPM(SFP)の仕様は、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」に表示されています。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM(SFP)に問題がないのにアラームがクリアされない場合は、正しいポートが実際に稼働中であることを確認します。
a. 物理 TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
b. ポートが稼働中かどうかを判別するには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. Provisioning > Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが IS(または Unlocked)となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが OOS,MT(または Locked,maintenance)または OOS,DSBLD(または Locked,disabled)として表示されている場合は、カラムをクリックして、 IS または Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートが稼働中であるのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信出力が正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS システムのケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(ESCON)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 2 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 10 正しく接続されているにもかかわらず、アラームがクリアされない場合は、ケーブル接続に引き続き問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Manage the Node」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、このポート アラームの原因になっているカード レベルのアラームを検索します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
ISC ポートの LOS アラームは、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM(SFP)で発生します。トラブルシューティングは、LOS(2R)アラームの場合と類似しています。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「LOS(2R)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for the OTS(OTS の LOS)は、OPT-BST 増幅器の LINE-3-RX ポートと、OSCM または OSC-CSM カードの LINE-2-RX ポートに適用されます。これは、ファイバが切断され、そのスパンからパワーが供給されていないことを示します。このアラームは LOS-P アラームと LOS-O アラームの両方が発生したときに生成されて、これらのアラームを降格します。
ステップ 1 このアラームのトラブルシューティングを行うには、「ファイバ切断の検出」を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for a TRUNK(TRUNK の LOS)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。
(注) G.709 はカード上で無効にできないため、MXP_2.5G_10E カードに LOS(TRUNK)オプションはありません。
このアラームは、カードのポートが入力を受信していない場合に発生します。AIS がアップストリームに送信されます。
LOS(TRUNK)アラームの目的は、光パワーをファイバから受信していないユーザに警告することです。LOS(TRUNK)によって通知される一般的な障害状態は、ファイバの切断です。この場合、ペイロード信号もオーバーヘッド信号も受信されません。
(注) G.709 がオフの場合、トランクからのアラームは SONET 標準に準拠する LOS(TRUNK)です。
(注) R7.01 では、LOS(TRUNK)アラームが TXP および MXP トランクで発生すると、G709/SONET/SDH TCA が抑制されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Alarm and TCA Monitoring and Management」の章を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 TRUNK-RX ポートの PM を確認し、受信パワーが光しきい値を上回っていることを確認します。
ステップ 2 適切なしきい値がプロビジョニングされていることを確認します(手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。正しいしきい値が設定されていない場合は、値を許容範囲内に調節します。アラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 3 TRUNK-RX ポートがケーブル接続されていることを確認し、障害がある TXP/MXP を DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートに接続しているファイバを清掃します。ファイバ清掃作業については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 4 光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号が存在し、TRUNK-RX ポートに送信されていることを確認します(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください)。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。アラームの状態がクリアされない場合は、次のステップに進みます。
ステップ 5 バルク減衰器が Cisco TransportPlanner 設計で指定されているかどうかを判別します。指定されている場合は、適切な固定減衰値が使用されていることを確認します。
ステップ 6 障害がある TXP/MXP に接続されている DWDM カード(32DMX、32DMX-O、または AD-xC-xx.x)の Drop ポートの光パワー値を確認します。[Padd&drop-Drop power] の ANS 設定ポイントと比較した場合に、読み取り値が異なる(+1 dBm または -1 dBm)場合は、次のステップに進みます。それ以外の場合は、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 7 交換後もアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
ステップ 8 OCHNC 回線(宛先は障害のある TXP/MXP)が属している DWDM カードが報告するアラームを探し、トラブルシューティングを行います。考えられるアラームは、増幅器ゲイン アラーム(GAIN-HDEG、GAIN-HFAIL、GAIN-LDEG、またはGAIN-LFAIL)、APC アラーム(APC-CORR-SKIPPEDおよびAPC-OUT-OF-RANGE)、または OCHNC 回線に属している Add または Drop ポートの LOS-P アラームです。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Incoming Overhead Loss of Signal(受信オーバーヘッドの LOS)アラームは、OPT-BST(LINE-1-RX)の OSC-TX ポートおよび OSC-CSM カードの OSC-RX 内部オプティカル ポート(LINE-3-RX ポート 3)に適用されます。これは、監視対象の入力パワーが、受信した OSC パワーに関連付けられた FAIL-LOW しきい値を超えた場合に発生します。他にも LOS アラームがある場合、このアラームは降格されます。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 次のいずれかのタブをクリックして、光しきい値を表示します。
• OPT-BST カードの場合、Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックし、Type パネルの Alarm チェックボックスをクリックします。
• OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
ステップ 4 Cisco TranspportPlanner コンフィギュレーション ファイルに従って、OSC Fail Low しきい値が正しいことを確認します。TP 値を特定するには、次の手順を実行します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
b. イーストまたはウェスト側の RX チャネル OSC LOS しきい値のパラメータを特定します。
ステップ 5 ポートのパワーがしきい値を下回る場合は、スパンのもう片方で OSC 接続が作成されていることを確認します。接続が存在しない場合の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Channels and Circuits」の章を参照してください。
ステップ 6 OSC 接続が存在する場合は、遠端ノードで CTC を使用する OSC 送信パワーをチェックします。正しい手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「TurnUp Node」の章を参照してください。
ステップ 7 送信された OSC 値が範囲外である場合は、まずその問題のトラブルシューティングを行います。
ステップ 8 OSC 値が範囲内である場合は、LOS-O アラームを報告しているポートに戻り、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバ清掃作業を行います。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームを検索し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 LOS-O の原因となるような他のアラームが存在しない場合、すべてのカード ポートを OOS,DSBLD (または Locked,disabled )管理状態にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Loss of Signal for Optical Channel(光チャネルの LOS)アラーム(OMS および OTS レイヤ)は、次の DWDM カードのすべての入力ポートに適用されます。AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、32DMX、32DMX-O、OPT-PRE、OPT-BST、および OSC-CSM。
AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O、および 32WSS カードの場合、このアラームは集約信号が管理される COM-RX、EXP-RX、または xxBAND-RX ポートなどの入力ポートでのみ発生します。これらのポートは、AOTS、OMS、および OTS レイヤでのみ使用されます。
LOS-P(AOTS、OMS、または OTS)は受信信号の損失を示し、監視対象の入力パワーの値が、ポートに関連付けられた Power Failure Low しきい値を超えたことを意味します。
(注) LOS-P アラームが OPT-BST または OSC-CSM カードの LINE-RX ポートで発生したときは、ファイバ切断を示している可能性があります。ファイバ切断を検出する手順については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 物理カードの LED をチェックして、カードの物理動作が正しいことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED はカードがアクティブであることを示し、レッドの ACT/SBY LED はカードの障害を示します。LED がレッドの場合は、「カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 7へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 2 次の手順を実行して、入力信号の損失が本当に存在することを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. 次のいずれか該当するタブをクリックして、正しい入力パワー値を確認します。
• OPT-BST カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• AD-xC-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• AD-xB-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Band > Parameters タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32DMX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• 32DMX カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
• OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Parameters タブをクリックします。
c. 次のいずれか該当するタブをクリックして、正しい Power Failure Low しきい値を表示します。
• OPT-BST カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xC-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Line> Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Band > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
ヒント アラームのしきい値(警告しきい値ではなく)を表示するには、Optics Thresholds タブの左下にある Alarm チェックボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際の Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、次のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low しきい値より小さい場合は、ステップ 3へ進みます。
• Power 値が Fail Low しきい値に 1 dBm のアラーム ヒステリシス(許容値)のデフォルトを加えた値より大きい場合は、カードに対して「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
アラームがクリアされない場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 7へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 3 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 4 エラーの発生したカードが存在するノードに対して Cisco TransportPlanner が生成した [Internal Connections] ファイルを確認します。必要な場合は、TP ファイル接続リストに従ってノードのケーブルを再接続します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 5 ケーブル接続に問題がない場合は、光テスト セットを使用して、アラームの発生したカードに接続されている出力ポートのパワー値を測定します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。報告されたパワーの差が 1 dBm(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)より大きい場合は、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章のファイバ清掃作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章の一般的なトラブルシューティング ルールに従って、論理信号フローの他のアップストリームに未処理アラームの根本原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OCH レイヤの Loss of Signal for Optical Channel(光チャネルの LOS)アラームは、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O、および 32WSS-O DWDM カードのチャネル Add またはパススルー ポートで発生します。
32WSS-O カードの場合、LOS-P アラームは Add ポートおよびパススルー内部ポートにも関連付けられます。この種類のポートに対して LOS-P(OCH)アラームが生成された場合は、ポートに光電源が直接接続されていないため、別のトラブルシューティング手順が必要になります。この場合は、 第1章「一般的なトラブルシューティング」 に記載されているネットワーク レベル(ノード間)トラブルシューティングの一般的なトラブルシューティング ルールに従って、論理信号フローのアップストリームに LOS-P の原因となるようなアラームがないか確認します。
LOS-P(OCH)は受信信号の損失を示し、監視対象の入力パワーの値が、ポートに関連付けられた Power Failure Low しきい値を超えたことを意味します。このしきい値は、パスに沿った VOA でプロビジョニングされた、特定の VOA のパワー基準設定ポイントに従っています。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 物理カードの LED 動作をチェックして、カードの動作が正しいことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED はカードがアクティブであることを示し、レッドの ACT/SBY LED はカードの障害を示します。LED がレッドの場合は、「カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 9へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 2 次の手順を実行して、受信信号の損失が本当に存在することを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. 次のいずれか該当するタブをクリックして、正しい入力パワー値を表示します。
• AD-xC-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Parameters タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Parameters タブをクリックします。
• 32WSS-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Parameters タブをクリックします。
c. 次のいずれか該当するタブをクリックして、正しい Power Failure Low しきい値を表示します。
• AD-xC-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32WSS-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックします。
ヒント アラームのしきい値(警告しきい値ではなく)を表示するには、Optics Thresholds タブの左下にある Alarm チェックボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際に割り当てられている Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、次のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low しきい値より小さい場合は、ステップ 3へ進みます。
• Power 値が Fail Low しきい値に 1 dBm のアラーム ヒステリシス(許容値)のデフォルトを加えた値より大きい場合は、カードに対して「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
アラームがクリアされない場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 9へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 3 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 4 カードが配置されているノードに対して Cisco TransportPlanner が生成した [Internal Connections] ファイルを確認します。必要な場合は、TP ファイル接続リストに従ってノードのケーブルを再接続します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 5 ケーブル接続に問題がない場合は、TXP、MXP、または ITU-T ライン カード トランク送信ポートも含めて、関連する光信号ソースのそれぞれが IS(または Unlocked)の管理状態であることを確認します。このためには、次のいずれかの適切なタブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
ポートの管理状態が IS(または Unlocked)でない場合は、Admin State ドロップダウン リストから IS または Unlocked を選択します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 9に進みます。
(注) LOS-P(OCH)アラームが 32WSS-O パススルー ポートで発生する場合、ポートに単一の光電源が直接接続されていないことを示します。この場合、「Network Level (Internode) Troubleshooting」に記載されている一般的なトラブルシューティング ルールに従って、論理信号フローの他のアップストリームに未処理アラームの根本原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 6 信号ソースが IS(または Unlocked)管理状態である場合は、光テスト セットを使用して、伝送レーザーがアクティブであることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 レーザーがアクティブな場合は、カードにプロビジョニングされた送信光パワー値と、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章に記載されている予測範囲を比較します。プロビジョニングされた送信光パワー値を表示するには、次の適切なタブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
ステップ 8 標準パワーメータを使用して、次の適切なカードの実際の送信光パワーを測定します。
テストした光送信光パワーが予測範囲内である場合は、ステップ 9 に進みます。実際のパワー値が仕様の範囲外の場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。新しく取り付けたカードがアクティブになったら、LOS-P(OCH)アラームがクリアされたことを確認します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 9に進みます。
ヒント 予備のカードが入手できず、送信パワーが機能している場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Perform Node Acceptance Tests」の章に記載されている、起動失敗時の際の、一般的な手順に従ってパス VOA を追加することによって、LOS-P アラームを一時的にクリアすることができます。VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 9 パワーが予測範囲内の場合は、LOS-P を報告したポートに戻り、現場の手順に従って、アラームが発生したポートのファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。または、詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Perform Node Acceptance Tests」の章に記載されているように、起動失敗時にパス VOA を追加して、問題を修正します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
トランク層に対する Loss of Signal Payload(LOS-P)(LOS ペイロード)アラームは、入力トランク ポートで着信ペイロード信号が検出されないことを示します。ファイバ上に光パワーが存在している可能性はありますが、ペイロード データは存在しません。このアラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、およびすべての ITU-T ライン カードに適用されます。
(注) ITU-T G.709 カプセル化はカード上で無効にできないため、MXP_2.5G_10E カードに LOS-P(TRUNK)オプションはありません。
(注) ITU-T G.709 カプセル化がオンの場合、トランクからのアラームは OTN 標準に準拠する LOS-P(TRUNK)です。
(注) R7.01 では、LOS-P(TRUNK)アラームが TXP および MXP トランクで発生すると、G709/SONET/SDH TCA が抑制されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Alarm and TCA Monitoring and Management」の章を参照してください。
ステップ 1 物理カードの LED 動作をチェックして、カードの動作が正しいことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED はカードがアクティブであることを示し、レッドの ACT/SBY LED はカードの障害を示します。LED がレッドの場合は、「カードの物理的な交換」の作業を行い、ステップ 7へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 2 次の手順を実行して、受信光パワーの損失が本当に存在することを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームが発生したカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port タブをクリックして、RX Optical Pwr 値を表示します。
c. 実際のパワー レベルと、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に記載されている予測パワー範囲を比較します。次のいずれかの処理を実行します。
• パワーが -40 dBm より大きく(-20 dBm、-1 dBm、0 dBm、または 10 dBm)、許容範囲内である場合は、ステップ 4 に進みます。
• または、パワーが -40 dBm より小さい場合(-40 dBm、-45 dBm、または -50 dBm)は、カードに対して「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「カードの物理的な交換」の作業を実行し、ステップ 9へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、カードのポートを IS,AINS または Unlocked,automaticInService 管理状態に復元する以外は、データベースを変更する必要はありません。
ステップ 4 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームの発生したカードがあるノードに対して Cisco TransportPlanner が生成した [Internal Connections] ファイルを確認します。必要な場合は、TP ファイル接続リストに従ってノードのケーブルを再接続します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 6 ケーブル接続に問題がない場合は、テスト セットを使用して、AD-xC-xx.x、32DMX-O、または 32DMX 上の DWDM CH_DROP-TX ポートのパワー値を確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 報告されたパワーの差が 1 dBm(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)より大きい場合は、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。または、詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章に記載されている一般的なトラブルシューティング ルールに従って、論理信号フローのアップストリームに LOS-P の原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、PPM、TRUNK
Equipment Low Transmit Power(機器低送信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および OC192-XFP カードが送信する光信号パワーに対するインジケータです。LO-TXPOWER は、送信信号の光パワーの計測値がしきい値を下回ったときに発行されます。しきい値は、ユーザがプロビジョニングできます。
(注) MXP および TXP カードとそれらのパワー レベルの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシングルシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、または OC192-XFP カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > Optics Thresholds > Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 TX Power Low カラムの値を 0.5 dBm 増やします。
ステップ 4 カードの送信パワーの設定を信号に影響を与えずに増加できない場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 5 ポートに不良が見られないのにアラームがクリアできない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LPBKFACILITY(ESCON)状態は、カードのファシリティ ループバックがアクティブなときに、FICON1G または FICON 2G 回線速度用にプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カード PPM(SFP)で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
FC ペイロードの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、回線速度が FC1G、FC2G、FICON1G、または FICON 2G にプロビジョニングされた MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および TXP_MR_2.5G カードのクライアント PPM(SFP)に対してソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに、Fibre Channel(FC)回線で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provisioning Tranponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Gigabit Ethernet(GE)ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ONE_GE ポート レート用にプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_2.5G、および TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM(SFP)に対してソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM(SFP)にファシリティ ループバックがあるときにこの状態が発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ISC ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ISC ポート レート用にプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM(SFP)に対してソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service Affecting(NSA)
Loopback Facility(ループバック ファリシティ)状態が MXP および TXP カードのトランク ポートで発生した場合は、そのポートにアクティブなファシリティ(回線)ループバックが存在することを示します。この状態が起きる場合、管理状態は OOS,MT(または Locked,maintenance)です。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
LPBKTERMINAL(ESCON)状態は、カードのターミナル ループバックがアクティブなときに、FICON1G または FICON 2G 回線速度用にプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カード PPM(SFP)で発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
FC ペイロードの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、回線速度が FC1G、FC2G、FICON1G、または FICON2G にプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_2.5G、および TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM(SFP)に対してソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provisioning Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
GE ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ONE_GE ポート レートでプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_2.5G、および TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM(SFP)用にソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM(SFP)にファシリティ ループバックがあるときにこの状態が発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ISC ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G クライアント PPM(SFP)用にソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックによるこれらの回線のトラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章および『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provisioning Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service Affecting(NSA)
Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態が MXP または TXP トランク カードで発生した場合は、そのポートにアクティブなターミナル(内部)ループバックがあることを示します。
トラブルシューティングについては、「ループバックによる MXP または TXP 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「MXP または TXP カードのループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Low Voltage Battery(低電圧バッテリ)アラームは、バッテリ給電線の入力電圧が低電力しきい値を下回ったときに -48 VDC の環境で発生します。このしきい値のデフォルト値は -44 VDC であり、ユーザによるプロビジョニングが可能です。電圧が継続してしきい値を 120 秒以上上回ると、アラームがクリアされます(このしきい値の変更方法については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 問題は ONS システムの外部にあります。バッテリ給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch Request(手動切り替え要求)状態は、ユーザが OC-N/STM-N ポートで手動切り替え要求を開始したときに発生します。手動切り替えをクリアすると、MAN-REQ 状態がクリアされます。手動切り替えを継続する場合、この切り替えをクリアする必要はありません。
ステップ 1 「1+1 手動切り替えコマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
User-Initiated Manual Reset(ユーザが開始した手動リセット)状態は、ユーザが CTC でカードを右クリックし、Reset を選択したときに発生します。
(注) MANRESET は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Internal Clock(内部クロックへの手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で内部タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOINT は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Primary Reference(1 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 1 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOPRI は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Second Reference(2 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 2 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOSEC は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Manual Switch To Third Reference(3 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 3 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOTHIRD は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN
クライアントに対する Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、上記クライアント タイプの MXP または TXP クライアントでユーザが Manual Span コマンドを実行してトラフィックを現用スパンから保護スパンに移動したときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。MANUAL SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で [M] と表示されます。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
トランクに対する Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、スプリッタ保護グループの MXP または TXP トランク ポートでユーザが Manual Span コマンドを実行してトラフィックを現用スパンから保護スパンに移動したときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。MANUAL SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上で [M] と表示されます。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Mismatch of Equipment Attirubutes(MEA)(機器のアトリビュート ミスマッチ)アラームは、AIP ボードのヒューズが切れたか、存在しない場合に AIP に対して報告されます。また MEA アラームは、古いタイプの 2-A ヒューズが新しいタイプの ANSI 10 bps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-A-ANSI または 15454-SA-HD)に取り付けられている場合にも発生します。
ステップ 1 「アラーム インターフェイス パネルの交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
機器の MEA アラームは、カード スロットに装着されている実際のカードが、CTC でそのスロットにプロビジョニングされているカード タイプと異なる場合に発生します。互換性のないカードを取り外すと、アラームはクリアされます。カードの互換性の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Card Reference」の章を参照してください。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 MEA アラームを報告しているスロットに装着されているカードのタイプを物理的に確認します。ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Inventory タブをクリックして、実際に取り付けられているカードと比較します。
ステップ 2 ONS システム シェルフ アセンブリが、新しい 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)か、またはそれ以前のシェルフ アセンブリかを判別します。HW Part # カラムで、部品番号が 800-19857-XX または 800-19856-XX であれば、15454-SA-ANSI シェルフです。部品番号が 800-24848-XX の場合は、15454-SA-HD シェルフです。番号がここに表示されているものに該当しない場合は、それ以前のシェルフ アセンブリを使用しています。
(注) 15454-SA-HD(P/N: 800-24848)、15454-SA-NEBS3E、15454-SA-NEBS3、および 15454-SA-R1(P/N: 800-07149)シェルフでは、AIP のカバーは透明プラスチックです。15454-SA-ANSI シェルフ(P/N: 800-19857)の場合、AIP のカバーは金属です。
ステップ 3 CTC に表示されたカード タイプを使用する場合は、アラームを報告しているカードに対して 「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 4 スロットに物理的に装着されているカードをそのまま使用したいが、そのカードが稼働中ではなく、そのカードにマッピングされている回線がなくて、保護グループに属していない場合は、CTC でプロビジョニングされているカードにカーソルを移動して、右クリックして Delete Card を選択します。
スロットに物理的に装着されているカードが再起動され、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
(注) カードが稼働中で、回線がそのカードにマッピングされており、現用の保護スキームでペアになっていて、DCC 通信が有効な場合、またはタイミング基準として使用されている場合は、CTC でそのカードを削除することはできません。
ステップ 5 カード上に稼働中のポートがある場合、そのポートを停止(OOS,MT または Locked,maintenance)します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
d. OOS,MT (または Locked,maintenance )を選択して、ポートを停止します。
ステップ 6 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の削除」の作業を行います。
ステップ 7 保護スキームでカードがペアになっている場合、保護グループを削除します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
b. アラームを報告しているカードの保護グループを選択します。
ステップ 8 アラームを報告しているカードを右クリックします。
スロットに物理的に装着されているカードが再起動され、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
MEA アラームは、5-A ヒューズの付いた新しいファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)が古いシェルフ アセンブリで使用されたとき、または 2-A ヒューズの付いた古いファン トレイ アセンブリが、Release 3.1 以降で導入されたカードを含む新しい 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)で使用されたときに、ファン トレイ アセンブリに対して報告されます。10 Gbps 互換シェルフ アセンブリが Release 3.1 より前に導入されたカードだけを含む場合は、古いファン トレイ アセンブリ(15454-FTA-2)を使用でき、MEA アラームは報告されません。
ステップ 1 シェルフ アセンブリが、新しい 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)か、またはそれ以前のシェルフ アセンブリかを確認します。ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Inventory タブをクリックします。
HW Part # カラムで、部品番号が 800-19857-XX または 800-19856-XX であれば、15454-SA-ANSI シェルフです。部品番号が 800-24848-XX の場合は、15454-SA-HD シェルフです。
HW Part # カラムに表示されている番号がここに表示されているものに該当しない場合は、それ以前のシェルフ アセンブリを使用しています。
ステップ 2 使用しているシェルフ アセンブリが 10 Gbps 互換シェルフ アセンブリ(15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD)であれば、アラームは、そのシェルフ アセンブリに取り付けられているファン トレイ アセンブリが旧式で、互換性がないことを意味します。5-A ヒューズ付きの新しいファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)を入手し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 古いタイプのシェルフ アセンブリを使用している場合は、アラームは、その古いバージョンのシェルフ アセンブリとは互換性のない新しいタイプのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)が使用されていることを意味します。古いバージョンのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA2)を入手し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
PPM(SFP)の Missing Equipment Attributes(機器のアトリビュート不在)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM-64-XP カードで、PPM(SFP)が正しくプロビジョニングされていないかサポートされていない場合に発生します。明らかに最初の調節可能な波長でない波長で PPM(SFP)をプロビジョニングした場合にも発生します。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。PPM(SFP)の仕様については、同一マニュアルの付録「Hardware Specifications」を参照してください。MRC-12 カードについては、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』の「Optical Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 PPM(SFP)をプロビジョニングするには、まず CTC で PPM(SFP)を作成する必要があります。次の手順を実行します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします(Pluggable Port Modules エリアに PPM [SFP] がすでに表示されている場合は、ステップ 2 に進みます)。
c. Pluggable Port Modules エリアで、Create をクリックします。
d. Create PPM ダイアログボックスで、カードの PPM(SFP)番号をドロップダウン リストから選択します(PPM 1 など)。
e. 2 番めのドロップダウン リストから PPM(SFP)の種類を選択します(1 ポート)。
(注) MXP または TXP PPM(SFP)のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。MRC-12 および OC192/STM64-XFP に対する PPM(SFP)のプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』の「Optical Cards」の章を参照してください。
ステップ 2 PPM(SFP)を作成したあとか、または PPM(SFP)が Pluggable Port Modules エリアに表示されていても Selected PPM エリアの中に表示されていない場合はポート レートを選択します。
a. Selected PPM エリアで、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログボックスで、ドロップダウン リストからポート(1-1 など)を選択します。
c. ドロップダウン リストから正しいポートのタイプを選択します(PPM [SFP] ポート タイプの選択の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください)。
ステップ 3 Pluggable Port Modules エリアと Selected PPM エリアにポートが表示されている場合、MEA はポート レートの選択が正しくないことを示しています。Selected PPM エリアでポートを選択して、Delete をクリックします。
ステップ 4 ステップ 2 を実行して、ポート レートを正しくプロビジョニングします。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Memory Gone(メモリの枯渇)アラームは、ソフトウェアの実行により生成されるデータが TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えたときに発生します。このアラームをクリアしないと CTC は正常に動作しません。このアラームは、追加メモリが使用可能になるとクリアされます。
(注) このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Free Memory of Card Almost Gone(カードの空きメモリ不足)アラームは、ソフトウェアの実行により生成されるデータが TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えそうになったときに発生します。このアラームは、追加メモリが使用可能になるとクリアされます。追加メモリが使用可能にならず、カードのメモリ容量を超えると、CTC は機能を停止します。
このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、AIP、BPLANE、FAN、PPM
Manufacturing Data Memory Failure(製造データ メモリの障害)アラームは、カードまたはコンポーネント上の EEPROM に障害があるか、TCC2/TCC2P カードがこのメモリを読み取れないときに発生します。EEPROM には、システムの TCC2/TCC2P カードがシステムの互換性とシェルフ インベントリ ステータスを判別するために使用する製造データが格納されています。この情報を使用できないと、重大度の低い問題が発生することがあります。AIP EEPROM には、システム MAC アドレスも格納されています。MFGMEM アラームがこれらのパネルで EEPROM 障害を示している場合は、IP 接続が中断され、CTC ネットワーク ビューのシステム アイコンがグレーで表示されます。
ヒント AIP 上の MFGMEM アラームが原因で ONS システムとの LAN 接続が切断されたときには、パネルからイーサネット ケーブルを外して、アクティブな TCC2/TCC2P カード LAN ポートに接続することによって、ノード管理を再確立できます。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイ カードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 2 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 3 TCC2/TCC2P カードを交換しても MFGMEM アラームがクリアされない場合、問題は EEPROM にあります。
ステップ 4 MFGMEM がファン トレイ アセンブリから報告されている場合は、ファン トレイ アセンブリを入手して、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 5 MFGMEM が AIP あるいはバックプレーンから報告されている場合、またはファン トレイ アセンブリを交換してもアラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
MT-OCHNC 状態は、ユーザが WXC カード上でメンテナンスのため入力ポート(EXP1-8、ADD-RX)から出力ポート(COM-TX)に特定の波長をプロビジョニング(調整)する場合に発生します。
ステップ 1 WXCカード上でメンテナンスのため特別に調整されたプロビジョニング済みの波長を削除します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Non-Cisco PPM Inserted(他社製 PPM の挿入)状態は、カード ポートに差し込まれている PPM がセキュリティ コード チェックに失敗した場合に発生します。このチェックは、使用される PPM がシスコ製でない場合に失敗します。
ステップ 1 適切なシスコ製 PPM を入手して、既存の PPM と交換します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
NOT-AUTHENTICATED アラームは、CTC がノードにログインできないときに CTC によって(NE ではなく)生成されます。このアラームは、ログインの失敗が発生した CTC でのみ表示されます。このアラームは、INTRUSION-PSWDとは異なります。INTRUSION-PSWD は、ユーザがログイン失敗のしきい値を超えたときに発生します。
(注) NOT-AUTHENTICATED は通知アラームなので、CTC がノードに正常にログインするとクリアされます。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Channel(OCH)Incomplete Cross-Connection(OCH 不完全クロスコネクション)状態は、双方向回線の OCH クロスコネクションが削除されたときに発生します。たとえば、ノード A、B、および C を含むリニア DWDM 構造(ノード A から発信し、ノード B を経由してノード C で終端)に OCH 回線を作成する場合、ノード B または C のクロスコネクトを誤って削除すると(TL1 コマンド DLT-WLEN などによって)、送信元ノード(A)で、この状態が生成されます。クロスコネクトを再生成すると、この状態はクリアされます。このアラームは、次のガイドラインにも従います。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線(上記の例に記載):ノード B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線:ノード A でクロスコネクションを削除すると、ノード C クロスコネクションで OCHNC-INC アラームが生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:ノード B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC アラームが生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:ノード A でクロスコネクションを削除しても、OCHNC-INC アラームは生成されません。
(注) クロスコネクトの 1 つを削除した場合、他のコンポーネントのノードで追加、ドロップ、またはエクスプレスのために波長がすでに使用されているので、これと同じ回線を CTC で作成できない可能性があります。
OCHNC-INC アラームは、上記のガイドラインに従って、1 つのノードのデータベースを復元した場合、他のノードのデータベースと一貫性がない場合にも生成されます(すなわち、最新の回線クロスコネクション情報を含んでいない一貫性のないデータベースは、クロスコネクトを削除した場合と同じ問題を引き起こします)。
ステップ 1 欠落しているクロスコネクト自体を再作成するには、そのクロスコネクトが削除されたノードとの Telnet 接続を確立して、そのノードで Add ポート、Drop ポート、または Express ポートを指定した ENT-WLEN コマンドを使用します。
TL1 セッション接続の確立については、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』を参照してください。ENT-WLEN やその他の TL1 コマンドの詳細と構文については、『 Cisco ONS SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 2 クロスコネクトの削除ではなく、一貫性のないデータベースがノードに復元されたことがアラームの原因である場合は、そのノードに正しいバックアップ バージョンを復元することによって、問題を修正してください。復元の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
(注) ノードにデータベースを復元すると、カードがこのバージョンをアクティブなフラッシュ メモリに同期するにつれて、両方(ACT と SBY)の TCC2/TCC2P カードで使用されているデータベースが置き換えられます。アクティブ(ACT)な TCC2/TCC2P カードがリセットされた場合、スタンバイ(SBY)の TCC2/TCC2P カードはアクティブなフラッシュ メモリから同じバージョンのデータベースを使用するようになります。電源投入時には、両方の TCC2/TCC2P カードが起動し、次の 2 つの条件に基づいて、使用するデータベースを選びます。(1)ノードのソフトウェアと互換性のある最新バージョン、(2)互換性のあるデータベースの中で最も最近ロードされたバージョン(シーケンス番号が最も高いもの)。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Termination Incomplete(光終端不完全)状態は、スパンの反対側にピア OCH 終端がない OCH 終端で発生します。
ステップ 1 スパンの反対側に OCH 終端を作成します。作成手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Create Channels and Circuits」の章を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-1-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-1-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
単一の ODUK-x-AIS-PM は、1 つの遠端クライアント信号が失われたときに発生します。複数の ODK-x-AIS-PM(ODUK-1-AIS-PM、ODUK-2-AIS-PM、ODUK-3-AIS-PM、ODUK-4-AIS-PM)は、複数の遠端クライアントが失われた場合に発生します。トランク全体の信号が消失した場合は、LOS(TRUNK)が発生し、LOS(2R)アラームは降格されます。
ステップ 1 遠端クライアントで LOS(2R)アラームを探してクリアします。これにより、トランクの ODUK-1-AIS-PM 状態がクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-2-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-2-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-3-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-3-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK-4-AIS-PM は、MXP カード トランク信号で LOS(2R)が発生した場合に生成される 2 次的な状態です。ODUK-4-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Data Unit(ODUK)AIS Path Monitoring(PM; パス モニタリング)(光データ ユニット [ODUK] AIS PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-AIS-PM は、LOS(OCN/STMN)アラームなど、より重大な状態がダウンストリームで発生していることを示す 2 次的な状態です(『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されています)。ODUK-AIS-PM 状態は、光データ ユニット ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。ODUK-AIS-PM は、アップストリームの「ODUK-OCI-PM」が原因で発生します。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。ITU-T G.709 カプセル化をイネーブルにする TXP カードまたは MXP カードのプロビジョニングについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび機器にアラーム(特に LOS [OCN/STMN] アラーム)が存在するか、または OOS(または Locked)ポートがあるどうかを判別します。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』に記載されている「Clear the LOS (OCN/STMN) Procedure」を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Backward Defect Indicator(BDI; 逆方向障害インジケータ)PM(ODUK BDI PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。これは、データのアップストリームにパス終端エラーがあることを示します。エラーは、デジタル ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアの BDI ビットとして読み取られます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「OTUK-BDI 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Locked Defect(LCK)PM(ODUK ロックされた障害 [LCK] PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-LCK-PM は、アップストリームの接続がロックされ、信号が通過できないことを示す信号をダウンストリームに送信していることを示します。ロックは、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドのパス オーバーヘッド モニタリング フィールド内の STAT ビットで示されます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードの信号をロック解除します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Open Connection Indication(OCI; オープン接続表示)PM(ODUK OCI PM)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。これは、アップストリームの信号がトレールの終端ソースに接続されていないことを示します。エラーは、デジタル ラッパー オーバーヘッドのパス モニタリング エリア内の STAT ビットとして読み取られます。ODUK-OCI-PM が発生すると、ダウンストリームで
ODUK-LCK-PMアラームが発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 アップストリームのノードのファイバ接続を確認します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Signal Degrade(SD; 信号劣化)PM(ODUK SD PM)状態は、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SD-PM は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER は障害しきい値に達していないことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレーム オーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「OTUK-SD 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
ODUK Signal Fail(SF; 信号障害)PM(ODUK SF PM)状態(ODUK-SD-PM)は、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SF-PM は、着信信号の品質が劣化し、着信回線 BER が障害しきい値を超えたことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレーム オーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 『Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Clear the SF (DS1, DS3) Condition」の手順を実行します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
ODUK-TIM-PM 状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、
TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードの OTN オーバーヘッドのパス モニタリング エリアに適用されます。この状態は、データ ストリームでトレース ID のミスマッチがある場合に発生します。ODUK-TIM-PM が発生すると、「ODUK-BDI-PM」ダウンストリームが発生します。
ODUK-TIM-PM 状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP カードおよび MXP カードで発生します。これは、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドでアップストリームにエラーがあることを示します。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。ITU-T G.709 カプセル化をイネーブルにする TXP カードまたは MXP カードのプロビジョニングについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Clear the TIM-P Condition」の手順を実行します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
Open Slot(オープン スロット)状態は、システム シェルフにオープン スロットがあることを示します。スロット カバーによって、エアーフローと冷却が行われます。
ステップ 1 スロット カバーを取り付けて、この状態をクリアする方法については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install Shelf and Common Control Cards」の章に記載されている手順を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Network Type Mismatch(光ネットワーク タイプ ミスマッチ)アラームは、複数の DWDM ノードが同じネットワーク タイプ(MetroCore または MetroAccess)に設定されていない場合に発生します。APC および ANS はネットワーク タイプごとに動作が異なるので、同じネットワーク上のすべての DWDM ノードを、同じネットワーク タイプに設定する必要があります。APC および ANS の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
OPTNTWMIS が発生すると、APC-DISABLEDも発生する可能性があります。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したノードのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
ステップ 2 Network Type リスト ボックスで正しいオプションを選択し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:AOTS、OCH、OCH-TERM、OMS、OTS
Output Power High Degrade(出力パワー劣化上限)アラームは、OPT-BST および OPT-PRE カードの AOTS ポートなどのパワー設定ポイントを制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート(32DMX、32DMX-O、32MUX-O、および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポート)で発生します。
一般に、このアラームは、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定ポイントを維持できなくなり、信号が上限劣化しきい値を超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポートの場合、OPWR-HDEG は、そのカードの VOA の制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) ゲイン設定ポイントと VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Node Reference」および「Network Reference」の章をそれぞれ参照してください。同一マニュアルの付録「Hardware Specifications」には、各カードのパワー レベルの表が記載されています。
ステップ 1 現場の方法に従って、ポートへのファイバの接続を確認します。ファイバの切断を検出する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 そのポートでフォトダイオードが読み取っているパワーが、Cisco TransportPlanner で計画された予測範囲内であることを確認します。このアプリケーションは、この情報を含む値のスプレッドシートを生成します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内である場合は、opwrMin しきい値をチェックします(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照してパワー レベルの変更に使用する値を判断します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
• OPT-BST カードの場合、Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• OPT-PRE カードの場合、Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xC-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• AD-xB-xx.x カードの場合は、Provisioning > Optical Band > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32DMX または 32DMX-O カードの場合は、Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32MUX-O カードの場合は Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds タブをクリックします。
• 32WSS カードの場合は、Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x> Optics Thresholds タブをクリックします。
• OSCM または OSC-CSM カードの場合は、Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
ステップ 5 受信した光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しいレベルを判別し、opwrMin しきい値をチェックします(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。必要に応じて値を変更します。
ステップ 6 光パワーが予測範囲外の場合は、次の適切なタブをクリックして、関連する光信号ソースのすべて(すなわち TXP または MXP トランク ポート、または ITU-T ライン カード)が IS または Unlocked 管理状態であることを確認します。
• MXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10E カードの場合は、Provisioning > Line > Trunk タブをクリックします。
• MXP_2.5G_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• MXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXPP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10E カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_10G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
• TXP_MR_2.5G カードの場合は、Provisioning > Line > SONET(または Provisioning > Line > SDH)タブをクリックします。
IS または Unlocked でない場合は、administrative state ドロップダウン リストから IS(または Unlocked)を選択します。これによって、IS-NR または Unlocked,enabled サービス状態が作成されます。
ステップ 7 ポートが IS(または Unlocked)状態であるにもかかわらず、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の作業を行います(これらの仕様は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」に一覧表示されています)。
ステップ 8 信号ソースが IS または Unlocked で予測範囲内にある場合は、OPWR-HDEG を報告しているユニットに戻り、報告されたアラームと同じ回線方向に接続されたファイバをすべて、現場の手順に従って清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。手順については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。保護切り替えの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
ステップ 9 OPWR-HDEG アラームを報告しているカードの他のポートすべてに対してステップ 1 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームを検索し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 11 OPWR-HDEG の原因となるような他のアラームが存在しない場合、またはあるアラームをクリアしてもこのアラームがクリアされない場合は、カード ポートをすべて OOS,DSBLD (または Locked,disabled )の管理状態にします。
ステップ 12 アラームを報告しているカードについて、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)の AOTS ポートで、送信されたパワーが障害の上限しきい値を超えた場合に発生します。このアラームは、制御パワーの現用モードでだけ発生します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。この設定の変更方法については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Change DWDM Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:AOTS、OCH、OCH-TERM、OMS、OTS
Output Power Low Degrade(出力パワー劣化下限)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)の AOTS ポートなどの設定ポイントを制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート(32DMX、32DMX-O、32MUX-O、および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM カードの OSC-TX ポート)で発生します。
一般に、このアラームは、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定ポイントを維持できなくなり、信号が下限劣化しきい値を超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、32MUX-O および 32WSS カードの OCH ポート、OSC-CSM および OSCM カードの OSC-TX ポートの場合、OPWR-HDEG アラームは、そのカードの VOA 制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、同一マニュアルの「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
論理オブジェクト:AOTS、OCH、OCH-TERM、OMS、OTS
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)の AOTS ポートに適用されます。これは、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、
AD-4C-xx.x、OPT-PRE、OPT-BST、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32DMX、32WSS、および OSC-CSM 送信ポートにも適用されます。このアラームは、監視対象の入力パワーが障害の下限しきい値を超えた場合に発生します。
AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、および AD-4C-xx.x カードの OCH ポートと、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32WSS、OSCM、および OSC-CSM カードの場合、OPWR-LFAIL は、そのカードの VOA 制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。
(注) DWDM カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、同一マニュアルの「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Safety Remote Interlock On(光安全リモート インターロック オン)状態は、OSRI が ON に設定されている場合に、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)で発生します。この状態は、同じポートで報告されるOPWR-LFAILとの関連性はありません。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Maintenance > ALS タブをクリックします。
c. OSRI カラムで、ドロップダウン リストから OFF を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Optical Transport Unit(OTUK)AIS(光転送ユニット [OTUK] AIS)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。OTUK-AIS は、繰り返される AIS PN-11 シーケンスによる一般的な AIS 信号です。このパターンは、クライアント側で障害のある状態が発生すると、ITU-T G.709 フレーム(Trunk)のカードによって挿入されます。
近端の TXP または MXP の RX-TRUNK ポートにおける OTUK-AIS の検出は、より深刻な問題が遠端の TXP/MXP カードが接続されているアップストリーム(大抵、クライアント側)で発生していることを示す 2 次的な状態です。OTUK-AIS は、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドで報告されます。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードとそれらのモニタリング機能の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Card Reference」および「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Section Monitoring Backward Defect Indication(OTUK BDI)(セクション モニタリング逆方向障害表示)状態は、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。OTUK-BDI が存在するかどうかは、ITU-T G.709 フレーム セクション モニタリング オーバーヘッド フィールドによって検出されます。BDI ビットは、アップストリーム方向のセクション終端シンクで検出される信号障害ステータスを伝達するために定義されている単一ビットです。
(注) 近端の TXP が TRUNK-RX ポートで OTUK-BDI 状態を検出した場合、LOS または SD などのエラーが TRUNK-RX ポートで検出されたため、送信された(TRUNK-TX)フレームに遠端の TXP が BDI ビットを挿入したことを意味します。遠端側のエラーのトラブルシューティングを行って、この状態をクリアします。各種の DWDM LOS アラームの詳細については、この章の該当する項を参照してください。OC-N/STM-N LOS エラーまたは SD については、『Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 近端ノードで、現場の手順に従い、遠端ノードに対するトランク送信ファイバとクライアント受信ファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 2 遠端ノードで、TRUNK-RX にOTUK-AIS状態が存在するかどうかを判別します。存在する場合は、根本原因として、近端カード(OTUK-BDI アラームを発生させたカード)の TRUNK-TX 側を調べる必要があります。この場所は、AIS ビットが挿入されるセクションであるためです。
ステップ 3 遠端ノードに OTUK-AIS が存在しない場合は、TRUNK-RX のパフォーマンスを継続して調べてください。遠端の TRUNK-RX でOTUK-LOF状態またはOTUK-SD状態など、他の OTU 関連アラームを探します。いずれかが存在する場合は、この章の該当する手順を使用して状態を解決します。
ステップ 4 OTUK-BDI アラームがクリアされない場合は、Agilent OmniBerOTN テスターなどの OTN テスト セットを使用して、近端の送信信号の品質を確認します(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください)。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK Section-Monitoring Incoming Alignment Error(IAE; 着信アライメント エラー)(OTUK セクション モニタリング IAE)アラームは、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルであり、トランク接続が存在するときに、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。このアラームが近端ノードで生成されたときは、遠端ノードが受信した OTUK フレームにエラーを検出したが、OTUK-LOFの原因になるほど重大な問題ではないことを示します。
セクション オーバーヘッド内の IAE ビットによって、入力ポイント(この例では遠端ノード)は対応する出力(近端)ポイントに、NE からの着信信号 OTUK フレーム アライメント エラーでアライメント エラーが検出されたことを通知できます。このエラーは、Out of Frame(OOF; フレーム同期外れ)アライメントであり、光トランスポート ユニットのオーバーヘッド フレーム アライメント(FAS)エリアで 5 つを超えるフレームでエラーが発生しています。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 近端ノードと遠端ノードで、現場の手順に従い、アラームを報告している近端ノードのポートの送信ファイバと、それに対応する遠端ポートの受信ファイバを清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 2 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、遠端ノードにOTUK-LOFなど、他の OTU 関連のアラームを検索し、このマニュアルの適切な手順に従って解決してください。
ステップ 3 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、Agilent OmniBerOTN テスターなどの OTN テスト セットを使用して、近端の送信信号の品質を確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OTUK-LOF アラームは、カードに対して ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。このアラームは、カードが入力データのフレームを識別できないことを示します。LOF は、光転送ユニットのオーバーヘッドのフレーム アライメント(FAS)エリアで 5 つを超えるフレーム エラーが発生し、エラーが 3 ミリ秒以上続いた場合に発生します。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているポートへのケーブルの接続を確認します。
ステップ 2 遠端ノードにおいて、近端でアラームの発生したカードに接続されている TXP または MXP の TRUNK-TX ポートのケーブル接続を確認します。現場の手順に従ってファイバを清掃します(現場の手順が存在しない場合は、手順について、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください)。
ステップ 3 遠端ノードにおいて、近端でアラームの発生したカードに接続されている TXP/MXP の TRUNK-TX の ITU-T G.709 カプセル化設定を確認します。
ステップ 4 遠端の TRUNK-TX で他の OTU 関連アラームを探し、必要な場合は、このマニュアルの該当する手順を使用して解決します。
ステップ 5 近端で OTUK-LOF アラームがクリアされない場合は、Agilent OmniBerOTN テスターなどの OTN テスト セットを使用して、遠端の ITU-T G.709 送信信号の品質を確認します(テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください)。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA) Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK-SD 状態は、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER は障害しきい値に達していないことを示します。BER 値は、TRUNK-RX ポートの着信 ITU-T G.709 カプセル化フレームで計算されます。FEC または E-FEC 機能がイネーブルな場合、BER は FEC の事前測定になります。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 カードのファイバ コネクタが完全に差し込まれていることを確認してください。ファイバ接続およびカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 BER しきい値が正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 4 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の手順に従って清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 6 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 7 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の手順に従って清掃します。
ステップ 8 遠端でシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 9 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 10 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
OTUK-SF 状態は、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルな場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化していて、着信回線の BER が障害しきい値に達したことを示します。BER 値は、TRUNK-RX ポートの着信 ITU-T G.709 カプセル化フレームで計算されます。FEC または E-FEC 機能がイネーブルな場合、BER は FEC の事前測定になります。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「OTUK-SD 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
OTUK-TIM アラームは、ITU-T G.709 カプセル化がイネーブルで、セクション トレース モードが手動に設定されている場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、および MXP_2.5G_10E カードで発生します。このアラームは、予測されるセクション モニタリング Trail Trace Identifier(TTI)文字列が、受信された TTI 文字列と一致しないことを示し、Trace Identifier Mismatch(TIM; トレース ID ミスマッチ)アラームを発生します。これを受けて、TIM アラームはOTUK-BDIをトリガーします。
ITU-T G.709 カプセル化では、デジタル データ ラッパーを参照します。これはネットワーキング標準(SONET など)とプロトコル(イーサネット、IP など)に対して透過的に行われます。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)、ISC の場合 Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Ethernet Out of Synchronization(イーサネット同期外れ)状態は、ギガビット イーサネットのペイロード レートに対して、PPM(SFP)ポートが正しく構成されていない場合に、TXP_MR_2.5 および TXPP_MR_2.5 カードで発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームが発生したカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
ステップ 3 次の手順を実行して、PPM(SFP)のプロビジョニングを削除します。
a. Selected PPM エリアで PPM(SFP)をクリックします。
a. Pluggable Port Modules エリアで、Create をクリックします。
b. Create PPM ダイアログボックスで、作成する PPM(SFP)番号を選択します。
ステップ 5 PPM(SFP)が作成されたあと、ポートのデータ レートをプロビジョニングします。
a. Pluggable Ports エリアで、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログボックスで、Port Type ドロップダウン リストから ONE_GE を選択します。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:AOTS、OCH、OCH-TERM、OMS、OTS
Plug-in Module Range Settings Mismatch(プラグイン モジュール範囲設定ミスマッチ)状態は、増幅器カード(OPT-BST および OPT-PRE)、OADM カード(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、および AD-4B-xx.x)、マルチプレクサ カード(32MUX-O および 32WSS)、またはデマルチプレクサ カード(32DMX-O および 32DMX)で、カードに保存されたパラメータ範囲の値が TCC2/TCC2P カード データベースに保存されたパラメータと異なる場合に発生します。この状態はユーザ サービス可能ではありません。Technical Support Web サイト
(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Peer Card Not Responding(ピア カード応答なし)アラームは、保護グループのいずれかのトラフィックのカードがピア状態要求メッセージに対する応答を受信しない場合に、スイッチ エージェントが生成します。ピア カード間のハードウェア障害である通信障害と異なり、PEER-NORESPONSE はソフトウェア障害で、タスク レベルで発生します。
ステップ 1 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく表示されていないことを確認します。LED の状態を確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Payload Missing Indication(PMI)(ペイロード不在表示)状態は、MSTP ネットワーク レベルのアラーム相関の一部です。この状態は、LOS、LOS-P、または OPWR-LFAIL アラームの根本原因により、OTS または OMS 光ペイロードが存在しないときに、遠端で発生します。集約ポートのチャネルが失われるたびに(パススルー チャネルまたは追加されたアクティブなチャネルが稼働していないとき)、単一の PMI 状態が送信されます。
MSTP 回線上の LOS、LOS-P、または OPWR-LFAIL アラームは、各チャネルで複数のアラームを発生させる原因になります。R7.0 相関は、1 つの根本原因による複数のアラームを 1 つのアラームで報告してから、元のアラームを降格することによって、Conditions ウィンドウ(Not Reported [NR] 重大度)だけで表示されるようにし、トラブルシューティングを簡略化しています。
集約またはシングルチャネル光ポートで光チャネルが正常に機能するようになると、PMI がクリアされます。
(注) ネットワーク レベルのアラーム相関は、MSTP 通信アラームでのみサポートされています。機器でのアラームでは、サポートされていません。
ステップ 1 必要に応じて、次のいずれかの手順を使用して、根本原因の Service-Affecting(SA)アラームをクリアします。
• 「LOS-P(AOTS、OMS、OTS)アラームのクリア」
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
APC Port Failure(APC ポート障害)アラームは、増幅器のマージンと VOA がポートに対して飽和したために、APC が制御を適用できないときに発生します。たとえば、APC が OPT-BST ポートのゲインを 20 dBm(最大の設定ポイント)を超える値に設定しようとした場合や、Express VOA 上の減衰を 0 dBm(最小の設定ポイント)未満に設定しようとした場合に、このアラームが生成されます。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 光ネットワーク上で(PORT-FAIL アラームを生成しているノードか、他のノードであるかに関係なく)、ファイバの修復、カードの追加、カードの交換などの保守作業が行われた直後は、この作業によって余分な損失が増えていないか調べてください。修復が不完全な場合や、パッチコードが汚れていると、損失が増加します。信号損失をテストする手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の「Network Reference」の章を参照してください。
ステップ 2 損失が増え、ファイバが修復または除去されていた場合は、まず、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を実行して、ファイバを清掃してください。
ステップ 3 ファイバが修復されてもアラームがクリアされない場合は、必要に応じて、新しいファイバで再び修復を行います。ファイバに関する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。アラームがクリアされない場合は、ステップ 4 に進みます。
警告 終端していないファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。光学機器を使用して直接見ないでください。光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)で 100 mm 以内から放射されるレーザーを見ると、目を痛める恐れがあります。
(注) トラブルシューティング用に光増幅器カードのファイバを取り外す前に、光増幅器カードが外されていることを確認してください。
ステップ 4 最近、ネットワークの保守作業を実行していない場合、このアラームは、ネットワークが割り当てられたエージング マージンをすべて消費したことを示します。この場合、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Protection Unit Not Available(保護ユニット利用不可)アラームは、保護グループの一部としてプロビジョニングされた TCC2/TCC2P カードまたはクロスコネクトカードが利用できないときに、OOS(または Locked)保護カードによって発生します。装置またはファシリティが稼働状態に戻ると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 PROTNA アラームが発生し、クリアされない場合、およびアラームがコントローラ カードに対して生成された場合は、シャーシに冗長 TCC2/TCC2P カードが装着され、プロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 2 アラームが回線カードに対して生成された場合は、ポートが停止(OOS,MT または Locked,maintenance)しているかどうかを確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
c. 任意の稼働中(IS または Unlocked)のポートの管理状態をクリックします。
d. OOS,MT (または Locked,maintenance )を選択して、ポートを停止します。
ステップ 3 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのカードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 4 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく表示されていないことを確認します。LED の状態を確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED は、カードがスタンバイであることを示します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Provisioning Mismatch for an SFP(SFP プロビジョニング ミスマッチ)アラームは、次のいずれかの状況で MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP_2.5G_10G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および TXPP_MR_2.5G 上の SFP コネクタに対して生成されます。
• 物理 SFP の範囲または波長が、プロビジョニングされた値に一致しません。SFP の波長の値は静的であり、カードに対してプロビジョニングされた波長に一致しなければなりません。
ステップ 1 カードに対してプロビジョニングされた周波数を表示し、正しい SFP 波長の範囲を判別します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Maintenance > Info タブをクリックします。
a. アラームを報告しているカードから SFP コネクタとファイバを取り外します。
b. SFP コネクタにファイバ ケーブルを固定するラッチが付いている場合は、ラッチを上に引き上げてケーブルを解放します。
c. ファイバ ケーブルをコネクタからまっすぐ引き抜きます。
ステップ 3 ユニットを正しい SFP コネクタに交換します。
a. ファイバをシスコがサポートしている SFP コネクタに接続します。サポートされる SFP の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
b. 新しい SFP コネクタにラッチが付いている場合は、ラッチを閉じてケーブルを固定します。
c. ケーブルを接続した SFP コネクタをカード ポートにカチッというまで押し込みます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Non-Service-Affecting(NSA)
Payload Type Identifier Mismatch(ペイロード タイプ ID ミスマッチ)アラームは、光スパンの両端で、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、または TXPP_MR_2.5G カードの ITU-T G.709 カプセル化オプションの設定方法にミスマッチがあるときに発生します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームが発生した MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、
TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 G.709 OTN チェックボックスがオンになっていることを確認します。オンになっていない場合は、チェックして Apply をクリックします。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源障害)アラームは、メインの電源コネクタから機器への電力供給がない場合に発生します。このアラームは EIA、クロスコネクト カード、OC-N/STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険性があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路に、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 単一のカードがアラームを報告している場合は、そのカードに応じて次の操作を行います。
• 1 つ以上のアラームを報告しているカードが 1+1 保護グループのアクティブなトラフィック回線ポートにある場合や、パス保護設定の一部である場合は、APS トラフィック切り替えが発生して、トラフィックを保護ポートに移動していることを確認します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
• TCC2/TCC2P カードに対してアラームが報告されている場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
• OC-N/STM-N カードに対してアラームが報告されている場合は、「CTC でのカードのリセット」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを 報告している カードについて「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 4 カードを 1 枚交換してもアラームがクリアされない場合や、複数のカードがアラームを報告している場合は、オフィスの電源を確認します。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Common Control Cards」の章を参照してください。必要に応じて、「電源の問題」を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、電源ケーブルをコネクタに接続し直します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、コネクタに接続した電源ケーブルを物理的に交換します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源障害)アラームは、メインの電源コネクタから機器への電力供給がない場合に発生します。このアラームは EIA、クロスコネクト カード、OC-N/STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険性があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。露出している電源供給配線や DSLAM 機器内の回路に、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源障害)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタへの電力供給がない場合に発生します。このアラームは、EIA、クロスコネクト カード、OC-N/STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源障害)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタへの電力供給がない場合に発生します。このアラームは、EIA、クロスコネクト カード、OC-N/STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Reported(NR)、Non-Service-Affecting(NSA)
Remote Failure Indication(RFI; リモート障害表示)状態は、カードの状態がAISのときに、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、または TXPP_MR_2.5G カードで発生します。MXP または TXP カードは、回線またはセクション終端モードのとき、すなわち、回線終端モードまたはセクション終端モードの MXP または TXP カードがオーバーヘッド バイトを不正に終了したときにのみ、AIS(RFI)を生成します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「回線の削除」の作業を実行して、回線を再作成します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
トランクの Signal Degrade(SD)(信号劣化)状態は、着信光回線上で MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質に BER が発生し、それがSD しきい値を超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号と電気信号を伝送するカード ポートとトランクに適用されます。
SD は、Telcordia でソフト障害状態として定義されます。SD と SF はどちらも着信 BER を監視しますが、SD の方が SF よりも低い BER でトリガーされます。ONS システムの BER しきい値はユーザによるプロビジョニングが可能で、SD の範囲は 1E-9 dBm ~ 1E-5 dBm です。
(注) MXP および TXP カードとそれらのしきい値の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章、および付録「Hardware Specifications」をそれぞれ参照してください。
ステップ 1 カードのファイバ コネクタが完全に差し込まれていることを確認してください。ファイバ接続およびカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 BER しきい値が正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 4 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の手順に従って清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 6 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 7 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の手順に従って清掃します。
ステップ 8 遠端でシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 9 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 10 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
トランクの Signal Fail(SF)(信号障害)状態は、着信光回線上で MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質に BER が発生し、それが信号障害しきい値を超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号と電気信号を伝送するカード ポートとトランクに適用されます。
信号障害は、Telcordia によってハード障害状態として定義されています。SF は着信 BER をモニタし、BER がデフォルトの範囲を超えたときにトリガーされます。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線を光学機器を使用して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した制御、調整、手順以外の操作を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP および TXP カードとそれらのしきい値の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章、および付録「Hardware Specifications」をそれぞれ参照してください。
ステップ 1 「SD(TRUNK)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Software Download in Progress(ソフトウェアのダウンロード進行中)アラームは、TCC2/TCC2P カードがソフトウェアをダウンロードまたは転送しているときに発生します。
アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアのバージョンが同じ場合、スタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアがアップデートされるまで約 3 分かかります。
アクティブおよびスタンバイ TCC2/TCC2P カードのソフトウェアのバージョンが異なる場合、転送には最大 30 分かかります。ソフトウェア転送は、2 つのカードでソフトウェア バージョンが異なる場合に発生します。転送が完了すると、アクティブ TCC2/TCC2P カードが再起動され、約 3 分後にスタンバイ モードになります。
対処は不要です。転送またはソフトウェアのダウンロードが完了するまで待ちます。アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Shelf Communication Failure(シェルフ通信障害)アラームは、NC シェルフが SS シェルフと通信できない場合に、光機器で発生します。このアラームは、通常、ファイバが切断されたときに発生しますが、SS シェルフのリセット中にも発生します。
ステップ 1 SS シェルフ コントローラがリセット中であるかを判別します。リセット中である場合は、シェルフのリセットが終わり、このアラームがクリアされるのを待機します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはシェルフがリセット中でない場合は、TCC2/TCC2P と MS-ISC カード間のケーブル接続を確認します。必要に応じて、修正します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade High(スイッチ挿入損失変動劣化上限)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に増加している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が上限の劣化しきい値を超えたことを意味します。将来、カードを交換する必要があります。
(注) 挿入損失の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章に記載されている APC の項を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を適宜行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade Low(スイッチ挿入損失変動劣化下限)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に減少している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が下限の劣化しきい値を超えたことを意味します。将来、カードを交換する必要があります。
(注) 挿入損失の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章に記載されている APC の項を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を適宜行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SHUTTER-OPEN 状態は、LOS(OTS)の検出後、OSC-CSM カードのレーザー シャッターがオープンのままである場合に発生します。レーザー シャッターは、光学的な安全問題がある場合にオープンしたままになり、OSC-CSM カードの LINE-RX ポートが OSC パワーを連続して 3 秒受信するとクローズします。
ステップ 1 「LOS(OTS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 SHUTTER-OPEN 状態がクリアされない場合、ユニット シャッターが正しく動作していません。「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Signal Loss on Data Interface(データ インターフェイス上の信号損失)アラームは、LOS が存在するときに、MXP カードの FC および ISC クライアント データ ポートで発生します(ギガビット イーサネット クライアント信号の損失では、SIGLOSS ではなく、CARLOSS [GE] が生成されます)。SIGLOSS は、MXP トランク ポートでも発生します。
ステップ 1 SONET または SDH(ETSI)リンクの近端で、ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの接続を確認します。現場の方法に従って、ファイバの接続を確認します。
ステップ 3 カード上の物理ポート LED を確認します。リンクが接続されていない場合、ポート LED はクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)です。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
簡易ネットワーク タイム プロトコル(SNTP)Host Failure(SNTP ホスト障害)アラームは、リングの他の ONS システム ノードの IP プロキシとして機能している ONS システムが SNTP 情報をネットワークの他のノードに転送していないことを示します。転送失敗の原因は 2 つ考えられます。ONS システム プロキシ ノードに接続された IP ネットワークに問題があるか、ONS システム プロキシ ノード自体が正常に機能していません。
ステップ 1 「PC から ONS 15454 への接続の確認(ping)」を実行して、同じサブネットのワークステーションから SNTP ホストに ping を実行して、サブネット内の通信が可能であることを確認します。
ステップ 2 ping が失敗した場合は、SNTP 情報をプロキシに供給する IP ネットワークを管理するネットワーク管理者に連絡して、プロキシ ONS システムに接続している SNTP サーバまたはルータに影響を与えるようなネットワーク問題が発生していないかどうかを判別します。
ステップ 3 ネットワークに問題がない場合は、ONS システム プロキシが正しくプロビジョニングされているか確認します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、プロキシとして機能している ONS システムに対して、 Provisioning > General > General タブをクリックします。
b. Use NTP/SNTP Server チェックボックスがオンになっていることを確認します。
c. Use NTP/SNTP Server チェックボックスがオンになっていない場合は、そこをクリックします。
d. Use NTP/SNTP Server フィールドに、サーバの有効な IP アドレスが表示されていることを確認します。
ステップ 4 プロキシが正しくプロビジョニングされている場合は、SNTP ホストの詳細について、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
SPANLEN-OUT-OF-RANGE アラームは、次のような状況で発生します。
• CTC が測定したスパン損失が予測スパン損失の最大値より高い場合(または最小値より低い場合)
• MaxExpSpanLoss および MinExpSpanLoss 間の相違が 1 dBm を超えている場合
TCC2/TCC2P は、1 時間ごとにスパン損失を自動的に測定しますが、ユーザが「Calculate Span Loss」操作を実行したときにもスパン損失を計算します(この操作の実行手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Manage the Node」の章を参照してください)。
スパン計算を生成するために、CTC は遠端の POSC パワーを近端の OSC パワーと比較して、スパン長の測定を生成します。各 MSTP ノードで OSC チャネルが再生成されるので、各 MSTP ノードで損失が再計算されます。
ステップ 1 Cisco TransportPlanner によって提供された予測スパン損失の最大値と最小値を判別し、これらの値が CTC に正しく入力されていることを確認します。
ステップ 2 測定されたスパン長がこれらの 2 つの値の範囲内であることを判別します。
(注) Cisco TransportPlanner は、スパン長および割り当てられたマージンに従って、スパン長の範囲を判別します。この値が CTC でゼロに設定されている場合、SPANLEN-OUT-OF-RANGE アラームが生成されることはありません。
ステップ 3 この値が範囲外である場合は、ファイバの次の要素を確認します。
ステップ 4 Cisco TtansportPlanner 設計と競合する現場の変化が存在していないかを判別し、存在する場合は修正します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
SPAN-NOT-MEASURED は、一時的な状態です。詳細については、 第4章「一時的な状態」 を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、OCN/STMN、TRUNK
Client Signal Squelched(クライアント信号スケルチ)状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP_MR_2.5G、および MXPP_MR_2.5G カードによって発生します。
• MXP または TXP クライアント ファシリティが、アップストリームの受信ファシリティで LOS(イーサネット CARLOSS、DWDM SIGLOSS、または光 LOS など)が発生したことを検出したとき。これに対して、ファシリティの送信はオフになります(SQUELCHED)。アップストリームの受信ファシリティとは、クライアントと同じカード上のトランク受信であり、トランク スパンの他端のカード上のクライアント受信です。
• (同じカード上の)アップストリームのトランク受信で SIGLOSS、イーサネット CARLOSS、LOS、または LOS(TRUNK)アラームが発生した場合、クライアントはスケルチします。一部の透過モードでは、トランクが AIS 状態または TIM アラームを検出した場合に、クライアントはスケルチされます。
• (DWDM スパンの他端のカード上の)アップストリームのクライアント受信で CARLOSS、SIGLOSS、または LOS が発生した場合、クライアントはスケルチします。
一例として、アップストリームの MXP_2.5G_10G クライアント ポート受信で [loss of light] が発生すると、このポートは CARLOSS、SIGLOSS、または LOS(ペイロードのタイプによって決定)をローカルで生成します。
ローカル クライアントが SQUELCHED を生成して、次のいずれかのクライアントのアラームも生成した場合、これらはすべて、アップストリームのノードによって通知されます。
MXP_MR_10G では、アップストリームのクライアントが次のいずれかのアラームを検出した場合に、ローカル クライアントは SQUELCHED 状態を生成します。対応するローカル アラームが生成されても、必ずしもこれらの状態がアップストリームに存在するとは限りません。
• LOS(2R)、LOS(ESCON)、およびLOS(ISC) の各アラームを含むクライアントの LOS
• CARLOSS(FC)、CARLOSS(GE)、およびCARLOSS(ISC) の各アラームを含むクライアントの CARLOSS
ローカル トランクが次のいずれかのアラームを生成した場合、ローカル クライアントは SQUELCHED 状態を生成します。
• 「OTUK-TIM」(スケルチ有効)
• 「ODUK-TIM-PM」(スケルチ有効)
• 「TIM」(OCN/STMN の場合、スケルチ有効)
• 『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章の LOF(OCN/STMN)アラーム
• 『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章の LOS(OCN/STMN)アラーム
• 「WVL-MISMATCH」(クライアントまたはトランク)
SQUELCHED 状態のトラブルシューティングをローカルで行うときには、次の順序でアップストリームで進行中の障害を検索してください(このアラームのトラブルシューティングをリモートで行うときには、逆の順序で行ってください)。
• 上記のリモート(アップストリーム)クライアント受信のアラーム
(注) トランクで SQUELCHED 状態が発生した場合、トランスポンダ(TXP)カードが唯一の原因です。
ステップ 1 ESCON 以外のオブジェクトに対してオブジェクトが報告された場合は、リモート ノードとローカル ノードが LOF または LOS アラーム(ここに表示されているクライアント トランクについて)を報告していないかを判別します。報告している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 2 LOF または LOS が報告されていない場合は、リモート ノードまたはローカル ノードでここに表示されているその他の状態が発生していないかを判別します。発生している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 3 これらのアラームがまったく報告されていない場合は、SQUELCHED 状態を報告しているローカル ポートがループバックになっていないかを判別します(このポートの状態ウィンドウに LPBKFACILITY OR LPBKTERMINAL と表示されます)。ループバックになっている場合は、次の手順を実行します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、クライアント カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
b. Maintenance > Loopback > Port タブをクリックします。
c. ポートの Admin State カラムが OOS,MT(または Locked,maintenance)または OOS,DSBLD(または Locked,disabled)になっている場合は、セルをクリックして強調表示し、ドロップダウン リストから IS または Unlocked を選択します。状態を IS(または Unlocked)に変更すると、ポートにプロビジョニングされているループバックもクリアされます。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Status Message(SSM; 同期ステータス メッセージ)Quality Changed to Do Not Use(DUS)(SSM の品質が DUS に変化)状態は、SSM の品質レベルが DUS に劣化した場合、または手動で DUS に変更された場合に、MXP トランク ポートで発生します。
タイミング ループの発生を防ぐために、信号を手動で DUS に変更することがよくあります。DUS を送信すると、ループでタイミングが再使用されなくなります。DUS 信号は、回線のメンテナンス テストの目的で送信されることもあります。
(注) SSM-DUS は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
シングル障害デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)。ダブル障害デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
SSM Failed(SSM 障害)アラームは、システムによって受信された同期ステータス メッセージングが失敗したときに、MXP トランク ポートで発生します。問題は ONS システムの外部にあります。このアラームは、ONS システムが SSM を受信するように設定される場合に、タイミング ソースが有効な SSM メッセージを配信していないことを示します。
ステップ 1 外部タイミング ソースで SSM が有効であることを確認します。
ステップ 2 タイミングが有効な場合は、光テスト セットを使用して、外部タイミング ソースが SSM を配信しているかどうかを判別します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Local Node Clock(LNC; ローカル ノード クロック)Traceable(SSM LNC 追跡可能)状態は、SONET オーバーヘッドの多重化セクションの SSM(S1)バイトが、回線または BITS タイミング ソースが LNC であることを示すように変更されたときに、MXP トランク ポートで発生します。
(注) SSM-LNC は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Off(SSM オフ)状態は、MXP トランク ポートに関連するタイミングに使用する基準に適用されます。基準の SSM がオフになったときに発生します。ノードは SSM を受信するように設定されていますが、タイミング ソースが SSM メッセージを配信していません。
ステップ 1 「SSM-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Primary Reference Clock(PRC; 1 次基準クロック)Traceable(SSM PRC 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの SONET の送信レベルが PRC のときに発生します。
(注) SSM-PRC は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Primary Reference Source(PRS; 1 次基準ソース)Traceable(SSM PRS 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの SSM 送信レベルが Stratum 1 Traceable のときに発生します。
(注) SSM-PRS は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Reserved(RES)For Network Synchronization Use(ネットワーク同期専用 SSM)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが RES のときに発生します。
(注) SSM-RES は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM SONET Minimum Clock(SMC; SONET 最小クロック)Traceable(SSM SMC 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが SMC のときに発生します。ログイン ノードは内部レベル(ST3)より下の基準を使用できないので、このクロックを使用しません。
(注) SSM-SMC は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Stratum 2(ST2)Traceable(SSM ST2 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが ST2 のときに発生します。
(注) SSM-ST2 は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Stratum 3(ST3)Traceable(SSM ST3 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが ST3 のときに発生します。
(注) SSM-ST3 は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Stratum 3E(ST3E)Traceable(SSM ST3E 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが ST3E であることを示します。SSM-ST3E は Generation 2 SSM であり、Generation 1 に対して使用されます。
(注) SSM-ST3 は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Stratum 4(ST4)Traceable(SSM ST4 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが ST4 のときに発生します。ST3 未満なので、メッセージ品質は使用されません。
(注) SSM-ST4 は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Synchronization Traceability Unknown(STU; 同期追跡可能性不明)(SSM STU)状態は、状態を報告しているノードのタイミングは SSM をサポートしない基準に同期している場合に、ONS システムで SSM サポートが有効(MXP トランク ポートに対して)になっているときに発生します。SSM-STU は、タイミング ソースが SSM メッセージを送信するが、ONS システムで SSM が有効でない場合にも発生します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
ステップ 2 Sync Messaging Enabled チェックボックスのステータスに応じて、次のいずれかの操作を行います。
• BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがオンになっている場合は、解除します。
• BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがオンになっていない場合は、チェックボックスをチェックします。
ステップ 4 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
SSM Transit Node Clock(TNC; 一時ノード クロック)Traceable(SSM TNC 追跡可能)状態は、MXP トランク ポートの同期メッセージ品質レベルが TNC のときに発生します。
(注) SSM-TNC は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Software Mismatch(ソフトウェアのミスマッチ)状態は、ソフトウェア バージョンでミスマッチが生じるときに、ソフトウェアのアップグレード中に発生します。TCC2/TCC2P カードに接続されているカードが、TCC2/TCC2P カードよりも古いバージョンを実行しています。
ステップ 1 エラーが発生したカードに対して、「CTC でのカードのリセット」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Primary Reference(1 次基準への同期切り替え)状態は、ONS システムが 1 次タイミング ソース(基準 1)に切り替わったときに発生します。ONS システムは、3 段階のタイミング基準を使用します。通常、これらのタイミング基準は、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースと内部基準です。
(注) SWTOPRI は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Secondary Reference(2 次基準への同期切り替え)状態は、ONS システムが 2 次タイミング ソース(基準 2)に切り替わったときに発生します。
ステップ 1 この状態をクリアするには、SYNCPRIなど、1 次ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Switch to Third Reference(3 次基準への同期切り替え)状態は、ONS システムが 3 次タイミング ソース(基準 3)に切り替わったときに発生します。
ステップ 1 この状態をクリアするには、SYNCPRIやSYNCSECなど、1 次ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Synchronization Reference Frequency Out of Bounds(境界外の同期基準周波数)状態は、有効な基準の境界外にある基準に対して報告されます。ログイン ノードは、この基準をエラーとし、別の内部または外部基準を選択して使用します。
ステップ 1 光テスト セットを使用して、回線または BITS タイミング ソースのタイミング周波数を調べ、タイミングが適切な周波数範囲内にあることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
BITS の場合、適切なタイミング周波数範囲は、約 -15 ~ 15 PPM です。光回線のタイミングの場合、適切な周波数範囲は、約 -16 ~ 16 PPM です。
ステップ 2 基準ソースの周波数が境界外でない場合は、TCC2/TCC2P カードに対して「カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) TCC2/TCC2P カードから新しく装着された TCC2/TCC2P カードにシステム ソフトウェアが転送されるまで最大 30 分かかります。ソフトウェアは、2 つのカードでソフトウェア バージョンが異なる場合に転送されます。転送が完了すると、アクティブ TCC2/TCC2P カードが再起動され、約 3 分後にスタンバイ モードになります。
ステップ 3 TCC2/TCC2P カードを交換しても SYNC-FREQ 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Loss of Synchronization on Data Interface(データ インターフェイス上の同期損失)アラームは、MXP カードのクライアント ポートとトランク ポートで、ポートの信号の同期が損失したときに発生します。このアラームは、SIGLOSS アラームによって降格されます。
ステップ 1 SONET または SDH(ETSI)リンクの近端で、データ ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの接続を確認します。現場の方法に従って行ってください。
ステップ 3 物理ポートの LED を実際に見て、アラームがクリアされたかどうかを判別します。
• ポート LED がクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)の場合、リンクは接続されておらず、アラームはクリアされていません。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:EXT-SREF については Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Primary Reference(1 次基準のタイミング損失)アラームは、ONS システムが 1 次タイミング ソース(基準 1)を失ったときに発生します。ONS システムは、3 段階のタイミング基準を使用します。通常、これらのタイミング基準は、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースと内部基準です。SYNCPRI が発生すると、ONS システムは 2 次タイミング ソース(基準 2)に切り替わります。2 次タイミング ソースへの切り替えによって、SWTOSECもトリガーされます。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-1 の現在の設定を確認します。
ステップ 3 1 次タイミング基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 1 次基準クロックが ONS システムの着信ポートである場合は、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Clear the LOS (OCN/STMN) Alarm」の手順を実行します。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Secondary Reference(2 次基準のタイミング損失)アラームは、ONS システムが 2 次タイミング ソース(基準 2)を失ったときに発生します。SYNCSEC が発生すると、ONS システムは 3 次タイミング ソース(基準 3)に切り替わり、ONS システムの有効なタイミングを取得します。3 次タイミング ソースへの切り替えによって、SWTOTHIRDもトリガーされます。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-2 の現在の設定を確認します。
ステップ 3 2 次タイミング基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 BITS クロックが適切に稼働していることを確認します。
ステップ 5 2次タイミング ソースがONSシステムの着信ポートである場合は、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Clear the LOS (OCN/STMN) Alarm」の手順を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Loss of Timing on Third Reference(3 次基準のタイミング損失)アラームは、ONS システムが 3 次タイミング ソース(基準 3)を失ったときに発生します。SYNCTHIRD が発生し、ONS システムがソース 3 の内部基準を使用した場合、TCC2/TCC2P カードに障害が発生することがあります。ONS システムは、SYNCTHIRD アラームのあとに、FRNGSYNC状態またはHLDOVRSYNC状態を報告することがよくあります。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-3 の現在の設定を確認します。基準の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 3 3 次タイミング基準が BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 3次タイミング ソースがONSシステムの着信ポートである場合は、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章に記載されている「Clear the LOS (OCN/STMN) Alarm」の手順を実行します。
ステップ 5 3 次タイミング ソースが内部 ONS システム タイミングを使用している場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全に再起動して、スタンバイ カードになるまで、10 分間待ちます。
ステップ 6 リセットしたカードが正常に再起動しない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(再装着)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
System Reboot(システムの再起動)アラームは、TCC2/TCC2P カードで新しいソフトウェアが起動中であることを示します。対処は不要です。すべてのカードで新しいソフトウェアの再起動が終了すると、アラームはクリアされます。再起動には、最大 30 分かかります。
アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
(注) SYSBOOT は通知状態です。クリアされないときにのみトラブルシューティングが必要です。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Temperature Reading Mismatch Between Control Cards(制御カード間での温度読み取りミスマッチ)状態は、2 つの TCC2/TCC2P カードでの温度の読み取り値が、事前定義された差分(5°Cなど)の範囲外にある場合に発生します。パワー モニタリングと温度情報のメッセージが、2 つの TCC2/TCC2P カードの間で交換され、値を比較できるようにします。各 TCC2/TCC2P カードの温度は、システム変数から読み取られます。
ステップ 1 「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
Section TIM(セクション TIM)アラームは、予測された J0 セクション トレース文字列と受信されたセクション トレース文字列が異なるときに発生します。これは、受信データが正しくなく、受信ポートが正しいトランスミッタ ポートに接続できないために発生します。
このアラームが、これまでアラームがなく正常に動作してきたポートで発生したときは、誤ったファイバの接続、TL1 ルーティングの変更、または他のユーザによる Current Transmit String フィールドへの誤った値の入力により、回線パスが変更されました。
以前はアラームなしで動作していたポートで、そのポートに接続している光ファイバを切り替えた場合にも、TIM が発生します。TIM は通常、LOS(OCN/STMN)または UNEQ-P(あるいは HP-UNEQ)アラームなど、他のアラームと同時に発生します(これらのアラームをクリアする手順については、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』および『 Cisco ONS 15454SDH Troubleshooting Guide 』の「Alarm Troubleshooting」の章を参照してください)。これらのアラームが TIM アラームと同時に発生した場合は、元のケーブルまたはファイバを接続し直すか、交換してアラームをクリアします。Transmit String または Expected String が変更された場合は、元の文字列に戻します。
ステップ 1 物理ファイバの設定と接続が正しいことを確認します。現場のマニュアルに従って行ってください。ONS システム DWDM ノードのケーブル接続の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn Up a Node」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、J0 の予測された文字列と送信された文字列を比較し、必要な場合は次の手順を実行して変更します。
a. 回線の発信元ノードにログインし、 Circuits タブをクリックします。
b. 状態を報告している回線を選択し、 Edit をクリックします。
c. Edit Circuit ウィンドウで、Show Detailed Circuit Map チェックボックスをチェックして、Apply をクリックします。
d. 詳細回線マップで、発信元回線ポートを右クリックし、ショートカット メニューから Edit J0 Path Trace (port) を選択します。
e. Edit J0 Path Trace ダイアログボックスで、Current Transmit String と Current Expected String のエントリを比較します。
f. 文字列が異なる場合は、Transmit または Expected の文字列を修正し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、信号が誤ってルーティングされていないことを確認します(ONS システムは回線のルーティングを自動的に行いますが、TL1 を使用して回線ルートが変更された可能性もあります)。必要な場合は、TL1 を使用してルーティングを手動で修正します。手順については、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』および『 Cisco ONS SONET TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
TIM Section Monitor TIM(TIM セクション モニタ TIM)アラームは、TIMに似ていますが、透過モードに設定された TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、および MXP_2.5G_10G カードに適用されます(透過終端モードでは、すべての SONET オーバーヘッド バイトがクライアント ポートからトランク ポートまでの間をパススルーします)。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Trail Signal Fail(トレール信号障害)状態は、トランク ポートの管理状態が OOS,DSBLD(または Locked,disabled)に設定されている場合に、LOS-P(TRUNK)アラームと関連して DWDM トランク ポートまたは OCH ポートで発生します。
ステップ 1 エラーが発生した OCH またはトランク ポートの OCHNC 管理状態を IS または Unlocked に切り替えます。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Uncorrected FEC Word(未訂正の FEC ワード)状態は、FEC 機能でフレームを十分に訂正できなかったことを示します。
(注) MXP および TXP カードの一般的な情報については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。これらのプロビジョニングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 カードのファイバ コネクタが完全に差し込まれていることを確認してください。ファイバ接続およびカードの挿入についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Turn up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 BER しきい値が正しく、予測されたレベルである場合は、光テスト セットを使用して、回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セット機器の使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光パワー レベルに問題がない場合は、光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 4 受信レベルに問題がない場合は、両端のファイバを現場の手順に従って清掃します。現場の手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の作業を行います。
ステップ 5 状態がクリアされない場合は、シングルモード ファイバが使用されていることを確認します。
ステップ 6 ファイバのタイプが正しい場合は、遠端ノードでシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 7 信号劣化の両端のファイバ コネクタを、現場の手順に従って清掃します。
ステップ 8 遠端でシングルモード レーザーが使用されていることを確認します。
ステップ 9 問題が解決しない場合は、光回線の他端のトランスミッタが故障し、交換が必要な場合があります。「物理カードの再装着、リセット、交換」を参照してください。
ステップ 10 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
Unqualified PPM Inserted(不適格 PPM の挿入)状態は、製品 ID が不適格である PPM がカード ポートに差し込まれた場合に発生します。すなわち、この PPM はシスコ製 PPM としてセキュリティ コード チェックをパスしますが、特定のカード上では使用できません。
ステップ 1 適切なシスコ製 PPM を入手して、既存の PPM と交換します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Universal Transponder(UT; ユニバーサル トランスポンダ)Module Communication Failure(UT モジュール通信障害)アラームは、UT が TCC2/TCC2P カードへの応答を停止したことが原因で、UT 通信障害が発生しているときに、MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードで発生します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
a. Maintenance > ALS タブをクリックします。
b. Request Laser Restart チェックボックスをチェックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Universal Transponder Module Hardware Failure(UT モジュール ハードウェア障害)アラームは、
リセットしても UT-COMM-FAIL アラームが解消されない場合に、MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードに対して発生します。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
VOA High Degrade(VOA 劣化上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントを超えた場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が上限の劣化しきい値を超えたことを意味します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。DWDM カードの一般的な情報については、同一マニュアルの「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
VOA High Fail(VOA 障害上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントを超えた場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が上限の障害しきい値を超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。DWDM カードの一般的な情報については、同一マニュアルの「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service-Affecting(NSA)
VOA Low Degrade(VOA 劣化下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントに到達できない場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が下限の劣化しきい値を超えたことを意味します。次の発生時にアラームの発生したカードを交換してください。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。DWDM カードの一般的な情報については、同一マニュアルの「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Critical(CR)、Service-Affecting(SA)
VOA Low Fail(VOA 障害下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定ポイントに到達できない場合に、DWDM カードで発生します。このアラームは、減衰が下限の障害しきい値を超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) VOA 設定ポイントのプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Network Reference」の章を参照してください。DWDM カードの一般的な情報については、同一マニュアルの「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードで、「カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Power Monitoring Mismatch Between Control Cards(制御カード間での電源モニタリング ミスマッチ)アラームは、両方の TCC2/TCC2P カードの電源電圧が、互いに 5 VDC より大きく範囲を超えている場合に、シェルフに対して発生します。
ステップ 1 電圧計を使用して、シェルフに対する入力電圧のレベルをチェックします。現場の手順か『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』の「Install the Shelf and Common Control Cards」の章を参照して、電源投入の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC
この状態は、上記のいずれかのクライアント構成で設定された、Y 字ケーブル保護を有効にした MXP または TXP クライアント ポートで FORCE SPAN、FORCE RING、または MANUAL SPAN コマンドを使用したときに発生します。WKSWPR は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
この状態は、スプリッタ保護を有効にした MXP または TXP トランク ポートで FORCE SPAN、FORCE RING、または MANUAL SPAN コマンドを使用したときに発生します。WKSWPR は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。
(注) 保護スキームの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Manage the Node」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC
Wait To Restore(復元待ち)状態は、WKSWPR(TRUNK)状態が発生したときに、Y 字ケーブル保護グループの上記構成タイプのクライアント ポートで発生します。この状態は、復元待ち時間が経過していないときに発生し、アクティブな保護パスを現用パスに戻せないことを示します。タイマーが切れ、トラフィックが現用パスに切り替わると、この状態はクリアされます。
(注) WTR は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Not Alarmed(NA)、Non-Service-Affecting(NSA)
Wait To Restore(復元待ち)状態は、WKSWPR(TRUNK)状態が MXP または TXP スプリッタ保護スキーム ポートで発生したときに発生します。この状態は、復元待ち時間が経過していないときに発生し、アクティブな保護パスを現用パスに戻せないことを示します。タイマーが切れ、トラフィックが現用パスに切り替わると、この状態はクリアされます。
(注) WTR は通知状態なので、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
Equipment Wavelength Mismatch(機器の波長ミスマッチ)アラームは、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP__MR_2.5G、MXPP__MR_2.5G、MXP_MR_10DME_C、および MXPP_MR_10DME_C カードで発生します。カードがサポートしていない波長により CTC でカードをプロビジョニングした場合に、発生します。
(注) サポートされているカードの波長の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の付録「Hardware Specifications」を参照してください。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、TXP または MXP カードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 2 Provisioning > Line > Wavelength Trunk Provisioning タブをクリックします。
ステップ 3 Wavelength フィールドで、プロビジョニングされたカードの波長を表示します。
ステップ 4 現場にアクセスできる場合は、カードの前面プレートに表示されている波長とプロビジョニングされた波長を比較します。現場から離れている場合は、インベントリのカード ID とこの波長を比較します。
a. ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Inventory タブをクリックします。
b. TXP または MXP カードが取り付けられているスロットを探し、名前からカードの波長を表示します。
ステップ 5 カードが誤った波長でプロビジョニングされている場合は、ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)でカードをダブルクリックしてカード ビューを開きます。
ステップ 6 Provisioning > Line > Wavelength Trunk Provisioning タブをクリックします。
ステップ 7 Wavelength フィールドのドロップダウン リストをクリックし、正しい波長を選択します。
カードの波長帯域(C または L)が CTC にプロビジョニングされている帯域と異なるために波長が表示されない場合は、次の手順を実行します。
a. Wavelength フィールドのドロップダウン リストをクリックし、 First Tunable Wavelength を選択します。
c. Wavelength フィールドのドロップダウン リストをクリックし、正しい波長を選択します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、Technical Support Web サイト(http://www.cisco.com/techsupport)にログインして情報を入手するか、または製品を購入された代理店へ Service-Affecting(SA)問題を報告してください。
ここでは、カードの挿入とリセットの際の、DWDM カードの LED シーケンスを示します。
DWDM カードをシェルフに挿入すると、次のような LED アクティビティが発生します。
4. 新しいソフトウェアをカードにダウンロードしている場合は、ACT LED と SF LED が 20 秒から 3 分半、点滅します(時間はカードの種類によって異なります)。
DWDM カードを(ソフトウェアまたはハードウェアで)リセットすると、次のような LED アクティビティが発生します。
2. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
ここでは、ONS システム トラフィック カードの LED の動作パターンを示します。カードの挿入、リセット、サイド切り替えにおける動作について説明します。
DWDM 以外のカードを挿入すると、LED は次のように動作します。
1. レッドの FAIL LED がオンになり、20 ~ 30 秒間点灯します。
2. レッドの FAIL LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
3. すべての LED が 1 回点滅し、5 ~ 10 秒間消灯します。
4. ACT または ACT/SBY LED が点灯します。すべてのカード ポートが遠端の相手先に接続し、信号が発生するまで、SF LED が点灯したままになることがあります。
DWDM 以外のカードをリセットすると、LED は次のように動作します。
1. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
DWDM 以外のカードが正常にリセットされると、LED の状態は次のようになります。
• ONS システムを実際に見ると、ACT/SBY LED が点灯しています。
• ONS システムのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)を見ると、現在スタンバイのカードは頭文字が [SBY] というオレンジの LED 表示になっていて、CTC のカードのホワイトの [LDG] 表示を置き換えたものです。
• ONS システムのノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)を見ると、現在アクティブのカードは、頭文字が [ACT] というグリーンの LED 表示になっていて、CTC のカードのホワイトの [LDG] 表示を置き換えたものです。
ここでは、アラームのトラブルシューティングを行うときに頻繁に使用される一般的な手順を示します。これらの手順のほとんどは、ONS システム マニュアルの他の箇所にある詳細な説明を要約したものです。ユーザの便宜上この章に記載しています。詳細については、必要に応じて、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』または『 Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual 』を参照してください。
ここでは、ポート、リング、スパンの切り替えと切り替えクリア コマンド、ロック オンとロック アウトの方法について説明します。
ここでは、ポートの切り替えと切り替えクリア コマンドの方法について説明します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替え対象ポートがある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換するカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は [Force to working] になります。
この手順は、1+1 保護グループ トラフィックをグループ内のあるポートから他のポートへ、手動切り替えを使用して切り替えます。
(注) Manual コマンドは、パスのエラー レートが信号劣化よりも小さい場合に、トラフィックを切り替えます。手動切り替えは、強制切り替えによって優先されます。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替え対象ポートがある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換するカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Manual をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は [Manual to working] になります。
(注) 1+1 保護グループが復元可能(リバーティブ)に設定されている場合、保護(または現用)に対する強制切り替えをクリアすると、トラフィックは現用ポートに戻ります。リバーティブ操作では、トラフィックは常に現用に戻ります。保護への復元はありません。ポートが復元可能に設定されていない場合、保護に対して強制切り替えをクリアしてもトラフィックは戻りません。
(注) ユーザが強制切り替えを開始した場合、クリア コマンドが発行されるとただちに復元が行われます。この場合、5 分間の WTR 期間は不要です。システムが強制切り替えを開始した場合は、復元が行われる前に 5 分間の待機時間(WTR の間)を要します。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、クリアするポートが含まれている保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Group エリアで、クリアするポートを選択します。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Clear をクリックします。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
強制切り替えがクリアされます。グループが復元可能な切り替えに設定されている場合、トラフィックはただちに現用ポートに戻ります。
(注) 1:1 および 1:N 電気保護グループでは、現用または保護カードをロック オン状態にできます。1+1 光保護グループでは、現用ポートだけをロック オン状態にできます。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロック オンを適用する保護グループをクリックします。
ステップ 3 その保護カードがスタンバイ モードで、保護カードにロック オンを適用する場合は、必要に応じて保護カードをアクティブにします。
a. Selected Group リストで、保護カードをクリックします。
b. Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 4 Selected Group リストで、トラフィックをロックするアクティブ カードをクリックします。
ステップ 5 Inhibit Switching エリアで、 Lock On をクリックします。
ステップ 6 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) 1:1 または 1:N 電気保護グループでは、現用または保護カードをロック アウト状態にできます。1+1 光保護グループでは、保護ポートだけをロック アウト状態にできます。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロック アウトするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、トラフィックをロック アウトするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Lock Out をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ロック アウトが適用されて、トラフィックは反対のカードに切り替わります。
ステップ 1 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、クリアするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、クリアするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Unlock をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ここでは、トラフィック カードおよび TCC2/TCC2P カードのリセット方法について説明します。
(注) AIC-I カードが CTC からリセットされると、後続のユーザ クライアント操作(CTC または TL1 アクティビティなど)が約 5 ~ 10 秒間、一時停止されます。リセットによって状態が生成されることはありません。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』の「Card Reference」の章を参照してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告している光または電気トラフィック カードのスロットにカーソルを置きます。
ステップ 3 カードを右クリックします。ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
ステップ 4 Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2に進みます。
ステップ 2 アクティブな TCC2/TCC2P カードを識別します。
ONS システム シェルフを実際に見ると、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジです。
ステップ 3 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、CTC のアクティブ TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
ステップ 4 ショートカット メニューから Reset Card を選択します。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
カードがリセットされ、実際のカードの FAIL LED が点滅し、ノードへの接続は失われます。CTC はネットワーク ビューに切り替わります。
ステップ 6 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく表示されていないことを確認します。LED の状態については、「正常にリセットされたあとの一般的なカードの LED 状態」を参照してください。
ステップ 7 ノードをダブルクリックし、リセットした TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードになっており、他方の TCC2/TCC2P カードがアクティブであることを確認します。次のことを確認します。
• ONS システム シェルフを実際に見ると、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジです。
• CTC の Alarms ウィンドウに新しいアラームは表示されていません。
ここでは、TCC2/TCC2P カードおよびトラフィック カードの物理的な再装着と交換について説明します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カードを取り外して再度取り付ける(再装着)際には、3 つのファン ライトが瞬間的にすべて点灯し、ファンもリセットされたことを示す場合があります。
再装着する TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードであることを確認します。スタンバイ カードではオレンジの ACT/SBY(アクティブ/スタンバイ)LED が点灯しています。
ステップ 2 TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードの場合、TCC2/TCC2P カードの上下のイジェクタのラッチを両方とも外します。
ステップ 3 点灯している LED が消灯するまで、スロットからカードを引き抜きます。
ステップ 4 30 秒間待ちます。カードを再度取り付け、イジェクタを閉じます。
(注) TCC2/TCC2P カードが再起動され、再起動後にオレンジのスタンバイ LED が表示されるまでには数分かかります。カードの再起動中の LED の動作についての詳細は、『Cisco ONS 15454 DWDM Reference Manual』を参照してください。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
ステップ 2 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットの途中まで出します。
ステップ 3 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、完全にスロットに戻して装着します。
警告 警告:このカードの高性能装置は、稼働中に高温になることがあります。カードを取り外す場合は、前面プレートと底面の端を持ってください。カードが冷えるまで待ってから、他の部分に触れたり、静電気防止用袋に収納したりしてください。
カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 4 交換用カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットに装着します。
ここでは、BER しきい値の確認、回線の削除、SDCC(または MS DCC)終端のプロビジョニング、およびループバックのクリアの手順を説明します。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Provisioning > Line > SONET (または SDH )タブをクリックします。
ステップ 4 Provisioning ウィンドウの SD BER (または SF BER )カラムで、セル エントリと最初にプロビジョニングされたしきい値が同じ値かを確認します。デフォルト設定は 1E-7 です。
ステップ 5 エントリと最初にプロビジョニングされた値が一致している場合は、元の処理に戻ります。
ステップ 6 エントリとシステムによって最初にプロビジョニングされた値が異なる場合は、セルをクリックして選択範囲を表示し、最初のエントリをクリックします。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 回線の行をクリックして強調表示し、 Delete をクリックします。
ステップ 4 Delete Circuits ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 2 ノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはマルチシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、 Provisioning > Comm Channels > SDCC (または Provisioning > Comm Channels > MS DCC )タブをクリックします。
ステップ 3 Port カラムのエントリを表示して、ノードの終端がある場所を確認します。終端がない場合は、ステップ 4 に進みます。
b. Create SDCC Terminations(または Create MS DCC Terminations)ダイアログボックスで、DCC 終端を作成するポートをクリックします。複数のポートを選択する場合は、Shift キーを押します。
c. port state エリアで、 Set to IS または Unlocked (または Set to Unlocked)オプション ボタンをクリックします。
d. Disable OSPF on Link チェック ボックスがオンになっていないことを確認します。
ステップ 2 CTC のノード ビュー(シングルシェルフ モード)またはシェルフ ビュー(マルチシェルフ モード)で、報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを開きます。
ステップ 3 Maintenance > Loopback タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、そのカラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、管理状態が IS または Unlocked 以外(OOS,MT または Locked,maintenanceなど)のポート行があるかどうかを判別します。
ステップ 7 行に IS または Unlocked 以外の管理状態が表示されている場合は、そのカラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、 IS または Unlocked を選択します。
(注) IS(または Unlocked)管理状態に管理されているポートが信号を受信していない場合は、LOS アラームが発生したか、現在も発生していて、ポートのサービス状態が OOS-AU,FLT(または Locked-disabled, automaticInService & failed)に遷移します。
この作業を行うには、掃除機または洗剤および水栓、予備のフィルタ、ピン付き六角キーが必要です。
警告 モジュールやファンの取り付けまたは、取り外しを行うときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
フィルタはどちらの側を上にして取り付けても機能しますが、フィルタの表面を保護するために、金属の押さえ金具を上にしてフィルタを取り付けることを推奨します。
ステップ 1 交換するエアー フィルタが再使用可能なものであることを確認します。再使用可能なエアー フィルタはグレーの開放気泡発泡ポリウレタン フォーム製で、耐火および抗菌加工の特別なコーティングが施されています。NEBS 3E 以降のバージョンの ONS システムでは、再使用可能なエアー フィルタを使用しています。
ステップ 2 エアー フィルタが外側のフィルタ ブラケットに取り付けられている場合は、上にほこりが積もっているかもしれないので、ほこりを落とさないように注意しながらフィルタをスライドさせてブラケットから外します。フィルタが外部フィルタ ブラケットではなくファン トレイの下に取り付けられている場合は、次の手順で前面扉アセンブリを開いて、取り外します。
a. 次の手順で、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます(すでに開いている場合や、シェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3へ進みます)。
• ケプナットの 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
• アース用ストラップを外したら、ケプナットを誤って取り付けないように、スタッドに戻します。
• アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 1 インチ(25.4 mm)引き出し、ファンが停止するのを待ちます。
ステップ 5 ファンが停止したら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に引き出します。
ステップ 6 シェルフ アセンブリからエアー フィルタを静かに取り外します。フィルタ上にほこりが積もっている可能性があるので、ほこりを落とさないように注意してください。
ステップ 7 エアー フィルタを見て、ほこりや汚れが付いていないかどうか確かめます。
ステップ 8 再使用可能なエアー フィルタに汚れやほこりの塊が付いている場合には、掃除機で吸い取るか、水洗いします。エアー フィルタを洗う前に、汚れたエアー フィルタをきれいなエアー フィルタと交換して、ファン トレイ アセンブリを挿入し直します。中性洗剤を使用して、汚れているエアー フィルタを水洗いします。
水洗いに備えて、予備の ONS システム フィルタを用意しておいてください。
(注) 汚れやほこりが機器のそばに散らないようにするため、清掃は運用環境以外の場所で行ってください。
ステップ 9 フィルタを洗った場合には、最低 8 時間は空気乾燥して、完全に乾かします。
ステップ 10 エアー フィルタを外部フィルタ ブラケットに取り付ける必要がある場合は、エアー フィルタをブラケットの奥まで完全に挿入して、この手順を終了します。
ステップ 11 フィルタをファン トレイ アセンブリの下に取り付ける必要がある場合には、ファン トレイ アセンブリを取り外し、エアー フィルタをシェルフ アセンブリの下にあるはめ込み式コンパートメントへスライドさせます。エアー フィルタの前面の端を、はめこみ式コンパートメントの挿入口にぴったりと合わせます。ファン トレイを押してシェルフ アセンブリに戻します。
(注) ONS システムの電源が入っている場合には、ファン トレイ アセンブリが正しく挿入されるとただちにファンが動き始めます。
ステップ 12 トレイがバックプレーンに正しく差し込まれていることは、ファン トレイ アセンブリの前面の LCD がアクティブになり、ノード情報が表示されていることで確認できます。
ステップ 13 引き込み式のハンドルを回して、コンパートメントに戻します。
ステップ 14 扉を交換し、アース用ストラップを取り付け直します。
ステップ 1 ファン トレイ アセンブリの前面に付いている引き込み式のハンドルを使用して、数インチ手前に引きます。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリをしっかりと押して ONS システムに戻します。
ファン トレイ アセンブリを交換するためにケーブル管理ファシリティを移動する必要はありません。
ステップ 1 次の手順を実行して、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます。シェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3に進みます。
a. ケプナットの 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
b. アース用ストラップを外したら、ケプナットを誤って取り付けないように、スタッドに戻します。
c. アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ファン トレイの外側にある引き込み式ハンドルを出します。
ステップ 5 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 1 インチ(25.4 mm)引き出し、ファンが停止するのを待ちます。
ステップ 6 ファンが停止したら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に引き出します。
ステップ 7 ファン トレイ アセンブリの下に装着されているファン トレイ エアー フィルタを交換する場合には、ファン トレイ アセンブリを交換する前に、既存のエアー フィルタをシェルフ アセンブリから引き出して交換します。
外側底部のブラケットに取り付けられているファントレイ エアー フィルタを交換する場合は、既存のエアー フィルタをブラケットから引き出して交換することがいつでも可能です。ファン トレイのエアー フィルタの詳細については、「再使用可能なエア フィルタの点検、清掃、交換」を参照してください。
ステップ 8 新しいファン トレイをシェルフ アセンブリ内にスライドさせ、トレイ背面の電気プラグがバックプレーンの対応するレセプタクルに差し込まれるようにします。
ステップ 9 トレイがバックプレーンに正しく差し込まれていることは、ファン トレイの前面の LCD がアクティブであることで確認できます。
ステップ 10 扉を交換する場合は、アース用ストラップも必ず再度取り付けます。
(注) この手順は、保守時間内に実行してください。アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットすると、OC-N または DS-N トラフィックに対して 50 ミリ秒未満のサービスの中断が発生することがあります。イーサネット回線のノードがソフトウェア R4.0 以降を使用していない場合に、アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットすると、スパニングツリーのリコンバージェンスにより、すべてのイーサネット トラフィック上で 3 ~ 5 分のサービスの中断が発生することがあります。
この手順では、トラフィックに影響を及ぼすことなく既存の AIP を新しい AIP に交換します。R4.0 より前のソフトウェア リリースが稼働するノードを経由するイーサネット回線は影響されます。
ステップ 1 AIP の交換および回線の修復を行う前に、影響を受けるネットワーク内のすべてのノードで同じソフトウェア バージョンが稼働していることを確認してください。
a. ネットワーク ビューで、 Maintenance > Software タブをクリックします。各ノードで稼働中のソフトウェア バージョンは、[Working Version] のカラムに示されます。
b. ノード上のソフトウェアをアップグレードする必要がある場合、リリースごとのソフトウェア アップグレード マニュアルで手順を参照してください。ハードウェアの変更または回線の修復は、ソフトウェアのアップグレードが完了してから実行してください。ソフトウェアをアップグレードする必要がない場合、またはソフトウェアのアップグレードが完了している場合は、ステップ 2へ進みます。
ステップ 2 古い AIP の MAC アドレスを記録します。
a. AIP を交換するノードにログインします。ログインの手順については、『 Cisco ONS 15454 Procedure Guide 』の「Connect the PC and Log Into the GUI」の章を参照してください。
b. ノード ビューで、 Provisioning > Network >タブをクリックします。
ステップ 3 AIP の交換および元の MAC アドレスの維持に関して支援が必要な場合は、弊社サポート担当に連絡してください。
ステップ 4 下部バックプレーン カバーを所定位置に固定している 5 本のネジを緩めます。
ステップ 5 下部バックプレーン カバーを持ち、バックプレーンから静かに引き抜きます。
ステップ 6 AIP カバーを所定位置に固定している 2 本のネジを緩めます。
ステップ 7 カバーを持ち、バックプレーンから静かに引き抜きます。
(注) 15454-SA-HD(P/N: 800-24848)、800-24848)、15454-SA-NEBS3E、15454-SA-NEBS3、および 15454-SA-R1(P/N: 800-07149)シェルフでは、AIP のカバーは透明プラスチックです。15454-SA-ANSI シェルフ(P/N: 800-19857)の場合、AIP のカバーは金属です。
ステップ 8 AIP を持ち、バックプレーンから静かに引き抜きます。
ステップ 9 AIP からファン トレイ アセンブリの電源ケーブルを接続解除します。
ステップ 10 元の AIP はシスコに返却するために取っておきます。
ステップ 11 ファン トレイ アセンブリの電源ケーブルを新しい AIP に接続します。
ステップ 12 DIN コネクタを使用してバックプレーンにパネルを差し込み、新しい AIP をバックプレーンに装着します。
ステップ 13 AIP カバーを AIP に戻して、2 本のネジで固定します。
ステップ 14 下部バックプレーン カバーを元に戻して、5 本のネジで固定します。
ステップ 15 ノード ビューで、 Provisioning > Network タブをクリックします。
ステップ 16 スタンバイ TCC2/TCC2P カードをリセットします。
a. スタンバイ TCC2/TCC2P カードを右クリックして、 Reset Card を選択します。
b. Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードでリセットが開始されると、CTC のカード上にロード中(Ldg)のインジケータが表示されます。リセットには約 5 分かかります。リセットが完了するまでは、他の手順を実行しないでください。
ステップ 17 アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットします。
a. アクティブ TCC2/TCC2P カードを右クリックして、 Reset Card を選択します。
b. Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。カードのリセットが開始されると、カード上に Ldg のインジケータが表示されます。リセットには約 5 分かかります。また、CTC はノードとのセッションを停止します。
ステップ 18 File ドロップダウン リストから、 Exit を選択して CTC セッションを終了します。
ステップ 19 ノードに再ログインします。Login ダイアログ ボックスで、Additional Nodes ドロップダウン リストから (None) を選択します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 21 ノード ビューで、 Circuits タブをクリックします。表示されているすべての回線が PARTIAL であることに注意してください。
ステップ 22 ノード ビューで、 Tools ドロップダウン リストから Repair Circuits を選択します。Circuit Repair ダイアログ ボックスが表示されます。
ステップ 23 Circuit Repair ダイアログ ボックスの支持を読みます。ダイアログ ボックス内のすべての手順が完了している場合は、 Next をクリックします。新旧の MAC アドレスが手元にあることを確認します。
ステップ 24 Node MAC Addresses ダイアログ ボックスが表示されます。次の手順を実行します。
a. Node ドロップダウン リストから、AIP を交換したノードの名前を選択します。
b. Old MAC Address フィールドで、ステップ 2で記録した元の MAC アドレスを入力します。
ステップ 25 Repair Circuit ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスの情報を読んで、 Finish をクリックします。
すべての回線が修復されるまで、CTC セッションは停止されます。プロビジョニングされている回線の数によっては、回線の修復に 5 分以上かかる場合があります。
回線の修復が完了すると、Circuits Repair ダイアログ ボックスが表示されます。
ステップ 27 新しいノードのノード ビューで、 Circuits タブをクリックします。表示されているすべての回線が DISCOVERED であることを確認してください。表示されている回線の中に DISCOVERED ステータスでないものがある場合は、弊社サポート担当まで連絡して、Return Material Authorization(RMA)を申請してください。