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この章では、よく発生する Cisco ONS 15454 SDH のアラームおよび状態について、説明、重大度、およびトラブルシューティング手順を示します。表 2-1 ~ 2-5 に、重大度順に分類した ONS 15454 SDH のアラームの一覧を示します。表2-6は、アルファベット順のアラーム一覧です。表2-7では、すべてのONS 15454 SDHアラームの論理オブジェクトについて定義しています。これを基に、表2-8のアラーム プロファイル リストがつくられています。すべての状態の包括的な一覧については、『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Reference Guide 』を参照してください。Transaction Language One(TL1)コマンドの使用法については、『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Command Guide 』を参照してください。
アラームのトラブルシューティング手順は、Cisco Transport Controller(CTC)およびそのアラームの TL1 バージョンに適用されます。アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
アラーム プロファイルの修正とダウンロードについては、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
次の表では、ONS 15454 SDHシステムのデフォルトの重大度によって、アラームと状態を分類しています。これらの重大度は CTC Alarms ウィンドウの severity (SEV) カラムに報告されます。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、現在は実装されていないが今後の使用のために予約されているアラームと状態があります。
次の表では、CTC Alarms ウィンドウの severity (SEV) カラムに表示される重大度によって、アラームと状態を分類しています。このマニュアルに記載されている重大度はすべて、デフォルトのプロファイル設定です。デフォルト以外のアラーム プロファイルを作成して、それをポート、カード、またはシェルフ単位で適用することによって、個々のアラームまたはアラームのグループについて、アラームの重大度をデフォルト設定以外に変更できます。デフォルトまたはユーザ定義で Critical (CR)またはMajor (MJ)と設定されたものはすべて、サービスに影響を与えない状況ではMinor (MN)となります。
(注) CTC のデフォルト アラーム プロファイルには、1 つのアラームに対して 2 つの重大度(MJ/MN など)が含まれる場合があります。ONS 15454 SDH プラットフォームのデフォルトの重大度(この例では MJ)が先にきますが、上位ランクのアラームと併記される場合には後ろにくることもあります。
表2-1 に、ONS 15454 SDH の Critical (CR)アラームをアルファベット順に一覧表示します。
表2-2 に、ONS 15454 SDH の Major (MJ)アラームをアルファベット順に一覧表示します。
表2-3 に、ONS 15454 SDH の Minor (MN)アラームをアルファベット順に一覧表示します。
表2-4 に、ONS 15454 SDH の Not Alarmed (NA)状態をアルファベット順に一覧表示します。
表2-5 に、ONS 15454 SDH の Not Reported (NR)状態をアルファベット順に一覧表示します。
表2-6 に、ONS 15454 SDH のすべてのアラームおよび状態をアルファベット順に一覧表示します。
CTC アラーム プロファイル リストでは、すべてのアラームと状態が、発生する論理オブジェクトに従って分類されています。これらの論理オブジェクトは、カードなどの物理オブジェクト、回線などの論理オブジェクト、または SDH や ITU-T G.709 の光オーバーヘッド ビットなどの伝送および信号監視エンティティを表します。同じアラームが複数のオブジェクトを対象に発せられる場合には、複数のエントリに表示されます。たとえば、信号消失(LOS)アラームは、光信号( STM-N )や光トランスポート層オーバーヘッド(OTN)や、その他のデバイスを対象に発せられる場合があるため、 STM-N :LOS も OTN:LOS も(その他のオブジェクトの LOS も同様に)リストに表示されます。
アラームのプロファイル リストのオブジェクトは、 表2-7 に定義されています。
(注) アラームの論理オブジェクト名は、システムおよびマニュアルで使用する標準用語の短縮バージョンで表示されることがあります。たとえば、論理オブジェクト[STMN]は STM-N 信号のことです。論理オブジェクト名または業界標準用語が、その時々に応じて使用されています。
表2-8 に、ONS 15454 SDH Release 6.0 のアラームと、システム アラーム プロファイルに示されるその論理オブジェクトを示します。このリストは、まず論理オブジェクト名順に、次にアラームまたは状態の名前順になっています。該当のある場合は、アラーム エントリにトラブルシューティング手順が含まれます。
(注) 異なるタイプのノード(ONS 15310-CL、ONS 15454 SDH、および ONS 15600 など)を含む混合ネットワークでは、Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Profile Editor タブに最初に表示されるアラーム リストは、そのネットワークのすべてのノードに適用されるアラーム状態です。ただし、ノードからデフォルトの重大度プロファイルをロードした場合は、該当アラームのみが重大度レベルを表示します。該当のないアラームには、[use default]または[unset]と表示されます。
(注) このリストは、アルファベット順でなく、CTC に表示される順序に従っている場合があります。
ONS 15454 SDH システムでは、アラームおよび状態の標準特性、ITU-T x.733 に準拠する標準重大度、および GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)の状態インジケータを使用して問題が報告されます。これらの通知について、次に説明します。
ONS 15454 SDH では、標準規格のカテゴリを使用して問題を各レベルに分類しています。システムは CTC Alarms ウィンドウで、アラームとして問題を通知し、状態としてステータスまたは記述的通知(設定されている場合)を行います。アラームは通常、信号の消失など、修復する必要のある問題を示します。状態の場合は、トラブルシューティングが必要であるとは限りません。
ONS 15454 SDH では、標準規格のアラーム エンティティを使用して問題の原因を分類しています。アラームは、ハードウェア、ソフトウェア、環境、または オペレータの操作に起因する問題によって発生し、サービスに影響する場合としない場合があります。ネットワーク、CTC セッション、ノード、または カードの現在のアラームは、Alarms タブに表示されます(また、History タブにはクリアされたアラームも表示されます)。
状態には、ONS 15454 SDH シェルフで検出されたすべての問題が含まれます。未解決な状態や一時的な状態もあります。ネットワーク、ノード、またはカード上で現在生成されている、すべての未解決状態のスナップショットは、CTC Conditions ウィンドウか、または TL1 の一連の RTRV-COND コマンドを使用して表示できます(また、History タブにクリアされたアラームが表示される場合もあります)。
(注) ONS 15454 SDH の状態のレポートは、ITU 準拠ではありません。
ONS 15454 SDHでは、ITU 考案のアラームおよび状態の標準重大度:Critical (CR)、Major (MJ)、Minor (MN)、Not Alarmed (NA)、およびNot Reported (NR)を使用します。これらについて次に説明します。
• Critical (CR) アラームは通常、トランク ポート上の LOS や STM 信号などの、直ちに修復する必要がある重大なService-Affecting (SA)問題を示します。
• Major (MJ)アラームは深刻なアラームですが、ネットワークに多大の影響は与えません。たとえば、Automatic Protection Switching(APS; 自動保護スイッチング)チャネル ミスマッチ(APSCNMIS)アラームは、現用チャネルと保護チャネルが不注意によって切り替わり、受信側で現用チャネルを予測していたにもかかわらず、保護チャネルを受信した場合に発生します。
• Minor (MN)アラームは通常、サービスに影響しない問題を示します。たとえば、APS byte failure(APSB; APS バイト エラー)アラームは、回線終端装置(LTE)が信号上で、トラフィックの正常な切り替えを妨げるバイト エラーを検出した場合に発生します。
• Not Alarmed (NA)状態は、フリーラン同期化(FRNGSYNC)状態やプライマリ タイミングへの強制切り替え(FRCSWTOPRI)イベントなどの情報インジケータです。これらでは、そのエントリにも示してあるとおり、トラブルシューティングが必要な場合と必要でない場合があります。
• Not Reported (NR)状態は、他のイベントの結果、二次的に発生するものです。たとえば重大度 NR のアラーム表示信号(MS-AIS)は、アップストリームで LOS(CR または MJ)アラームが発生した結果としてダウンストリーム ノードでこれが挿入されます。これらの状態自体にはトラブルシューティングは必要ありませんが、これによりプライマリ アラームが発生していることが予想できます。
重大度はカスタマイズが可能です。ネットワーク全体、または 1 つのノードを対象に、ネットワーク レベルからポート レベルまで、アラーム プロファイルを変更するか、またはカスタマイズしたものをダウンロードすることで行うことができます。これらのカスタム重大度は、Telcordia GR-474-CORE で規定されている重大度格下げ基準のルールに従うことになっており、「 2.5.4 アラームの階層 」に示されています。アラームの重大度をカスタマイズするための手順は『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Manage Alarms」の章に記載されています。
このマニュアルに記載されているアラーム、状態、およびレポートのないイベントの重大度はすべて、デフォルトのプロファイル設定です。ただし、アラームが保護ポートや保護回線で発生した場合など、トラフィックが失われないような状況では、Critical (CR) または Major (MJ) のデフォルト重大度が、Telcordia GR-474-CORE の定義に従って Minor (MN) または Non-Service-Affecting (NSA) などにレベルが下がることがあります。
同じオブジェクトに対して上位ランクのアラームがある場合、パス アラームは格下げされることがあります。たとえば、回線パス上で上位パスのトレース識別子ミスマッチ(HP-TIM)が生成されたあと、管理ユニット(AU)でポインタ損失(LOP)が生成された場合、AU-LOP アラームが有効になり、HP-TIM はクローズされます。ONS 15454 SDHシステムで使用されるパス アラーム階層を 表2-9 に示します。
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ファシリティ(ポート)アラームも階層に従います。すなわち、下位ランクのアラームは、上位ランクのアラームによってクローズされます。ONS 15454 SDHシステムで使用されるファシリティ アラーム階層を 表2-10 に示します。
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MS-EXC1 |
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MS-DEG 1 |
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MS-RDI 1 |
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HP-EXC 1 |
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HP-DEG 1 |
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HP-PLM 1 |
近端の障害と遠端の障害は、異なる階層に従います。近端の障害は、全体の信号(LOS、LOF)、ファシリティ(MS-AIS)、パス(AU-AIS など)、または VT(TU-AIS など)のどれが対象かによってプライオリティが決まります。近端の障害の階層全体を 表2-11 に示します。この表は、Telcordia GR-253-CORE からの抜粋です。
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AU-AIS2 |
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AU-LOP3 |
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TU-AIS 1 |
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TU-LOP 2 |
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LP-UNEQ4 |
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LP-PLM 3 |
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遠端障害アラームの階層を 表2-12 に示します。これは、Telcordia GR-253-CORE からの抜粋です。
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MS-RDI5 |
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LP-RFI 1 |
ITU ではまた、標準的なサービスへの影響基準も定義しています。Service-Affecting (SA)アラームは、サービスを中断させるアラームであり、Critical (CR)、Major (MJ)、またはMinor (MN)のいずれかの重大度のアラームです。Non-Service-Affecting (NSA)アラームの重大度は、常にデフォルトの Minor (MN)です。
Alarms and History タブの State (ST) カラムには、次のようなアラームおよび状態のステータスが示されます。
• cleared(C; クリア):アクティブでなくなったイベント
• transient(T; 一時):ユーザのログイン、ログアウト、ノード ビューとの接続の喪失などシステムの変更の間に CTC に自動的に生成され、クリアされるイベント。この一時的な イベントに対しては、ユーザは何も行う必要はありません。これらは、「一時的な状態」の章にリストされています。
ここでは、ONS 15454 SDH を安全に運用するための考慮事項について述べます。システム機器の安全予防措置、取り扱い方法、および警告のすべてを理解してから、この章に記載されている手順を実行してください。一部のトラブルシューティング手順では、カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合がありますが、そのような場合は次の点に十分注意してください。
一部のトラブルシューティング手順では、STM-64 カードの取り付けまたは取り外しが必要な場合があります。そのような場合は、次の点に十分注意してください。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 モジュールやファンを取り付けたり、取り外すときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外してください。露出している電源供給ワイヤや DSLAM 機器内の回路に、金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ここでは、アラームをアルファベット順に示します。また、アラームをトラブルシュートする際に一般的に遭遇する状態についても示します。各アラームおよび状態ごとに、その重大度、説明、およびトラブルシューティング手順を示します。
(注) カードのアラームのステータスをチェックするときには、GUI の右下角のアラーム フィルタ アイコンがインデントされていないことを確認してください。インデントされている場合は、クリックしてオフにしてください。アラームのチェックを終了したら、アラーム フィルタ アイコンを再びクリックして、フィルタリングをオンに戻してください。アラーム フィルタリングの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
(注) アラームをチェックするときは、カードまたはポートのアラーム抑制が有効になっていないことを確認してください。アラーム抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
デフォルトの重大度:Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:BITS、DS1、DS3、E1、E3、E4、FUDC、MSUDC、TRUNK
Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)状態は、このノードが着信信号の SDH オーバーヘッドに AIS を検出していることを示します。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードよりダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノードで問題を解消すると、この状態はクリアされます。
(注) DS3i-N-12 カードの DS3 ファシリティ ループバックおよびターミナル ループバックでは、ループバック以降の方向には DS3 AIS を送信しません。DS3 AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が伝送されます。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび装置にアラーム(特にLOS (STM1E、STMN))があるか、またはロックされたポート(locked,maintenance または locked,disabled)があるかどうかを調べます。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、ESCON、FC、GE、ISC、TRUNK
Automatic Laser Shutdown(ALS; 自動レーザー シャットダウン)状態は、DWDM 光プリアンプ
(OPT-PRE)または光ブースタ増幅器(OPT-BST)の電源がオンになったときに発生します。電源オン プロセスは約 9 秒間続くため、この状態は約 10 秒後にクリアされます。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) ALS は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Amplifier Initialized(AMPLI-INIT; 増幅器初期化)状態は、増幅器カード(OPT-BST または OPT-PRE)がゲインを計算できないときに発生します。この状態は一般に、APC-DISABLEDと同時に発生します。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 直近に作成された回線で、「回線の解除」を実行します。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章の手順で再作成します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic Power Control(APC)Correction Skipped(APC 訂正スキップ)状態は、DWDM チャネルの実際のパワー レベルが、予測設定を 3 dBm 以上超過した場合に発生します。APC では、1 時間ごとか、またはチャネル割り当てのたびに、実際のパワー レベルを以前のパワー レベルと比較します。実際のパワー レベルが設定値を ±3 dBm の範囲内で超えた場合には、APC はレベルを訂正しますが、実際のパワー レベルがスレッシュホールドを +3 dBm または -3 dBm だけ超過すると、APC-CORRECTION-SKIPPED 状態が生成されます。
(注) APC は、レベルを自動的に訂正するように設計されていません。
この問題を解決するための処置は必要ありません。パワー レベルの問題が解決され、APC が通常の値になるまで、そのままの状態が続きます。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
(注) APC-CORRECTION-SKIPPED は状態通知で、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
APC Disabled(APC 無効)状態は、チャネル数に関する情報が信頼できないときに発生します。EQPT、IMPROPRMVL、またはMEA (EQPT)のいずれかのアラームが同時に発生したことが考えられます。このアラームが最初の回線の作成によって発生した場合は、その回線を削除して、再作成してください。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 1 該当する手順を実行して、1 次アラームをクリアします。
ステップ 2 APC-DISABLED 状態をクリアできない場合は、「回線の解除」を実行した後に、再作成します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
APC Terminated on Manual Request(手動要求による APC の停止)状態は、APC が CTC または TL1 からの要求によって終了した場合に生成されます。これは状態通知です。APC の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
(注) APC-END は状態通知で、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
APC Out of Range(APC 範囲外)状態は、DWDM 増幅器カード(OPT-PRE および OPT-BST)、光サービス チャネル カード(OSCM および OSC-CSM)、マルチプレクサ カード(32MUX-O)、デマルチプレクサ カード(32DMX、32DMX-O)、および光分岐挿入カード(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、および AD-4B-xx.x)で、要求のゲインまたは減衰設定点が、ポート パラメータ範囲を超えるために設定できないときに生成されます。たとえば、APC が OPT-BST のゲインを 20 dBm(最大設定点)を超える値に設定しようとした場合や、エクスプレス Variable Optical Attenuator(VOA; 可変光減衰器)上の減衰を 0 dBm(最小設定点)未満に設定しようとした場合に生成されます。
(注) APC の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 適切な設定点をプロビジョニングします。手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。APC 設定が変更され、その次のサイクルで APC がエラーを検出しなければ、この状態はクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
APS Channel Byte Failure(APS チャネル バイト エラー)アラームは、LTE が着信 APS 信号に保護切り替えバイト エラーまたは無効なスイッチング コードを検出したときに発生します。シスコ製以外の古い SDH ノードのなかには、ONS 15454 SDH などの新しい SDH ノードとともに 1+1 保護グループで構成された場合、無効な APS コードを送信するものがあります。このような無効なコードが原因で、ONS 15454 SDH ノードに APSB アラームが発生します。
ステップ 1 光テスト セットを使用して着信 SDH オーバーヘッドを調べ、矛盾する K バイトや無効な K バイトがあるかを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。壊れた K バイトが確認され、アップストリームの機器が正常に機能している場合は、アップストリームのその機器が ONS 15454 SDH と効率的に相互作用していない可能性があります。
ステップ 2 アラームがクリアされず、オーバーヘッドに矛盾があるか、無効な K バイトがある場合、保護切り替えが正常に行われるために、アップストリームのカードを交換する必要がある場合があります。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
APS Default K Byte Received(APS デフォルト K バイト受信)アラームは、MS-SPRing が正しく構成されていないとき、たとえば、4 ノード MS-SPRing の 1 つのノードが Subnetwork Connection
Protection(SNCP; サブネットワーク接続保護)リングとして構成されているときなどに発生します。このような構成ミスがあった場合、SNCP リングまたは 1+1 構成のノードは、MS-SPRing 用に構成されたシステムが予期している 2 つの有効な K1/K2 APS バイトを送信しません。送信されたバイトの 1 つは、MS-SPRing 構成としては無効とみなされます。受信側機器では、K1/K2 バイトをリンク回復情報があるか監視します。
APSCDFLTK のトラブルシューティング手順は、多くの場合MSSP-OOSYNCのトラブルシューティング手順と類似しています。
ステップ 1 「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を実行して、各ノードが一意なノード ID 番号を持つことを確認します。
ステップ 2 リングのすべてのノードについて、ステップ 1 を繰り返します。
ステップ 3 2 つのノードの ID 番号が同じ場合は、「MS-SPRing ノード ID 番号の変更」の作業を実行して、各ノード ID が一意になるように、一方のノードの ID を変更します。
ステップ 4 アラームをクリアできない場合は、イースト ポートとウェスト ポートの光ファイバの構成が正しいかどうかを確認します(EXCCOLを参照してください)。ウェスト ポートのファイバをイースト ポートのファイバに接続し、イースト ポートのファイバをウェスト ポートのファイバに接続しなければなりません。MS-SPRing ファイバの配線手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』 の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされず、ネットワークが 4 ファイバの MS-SPRing の場合は、各予備ファイバがもう 1 つの予備ファイバに接続されていて、各現用ファイバがもう 1 つの現用ファイバに接続されているかどうかを確認します。現用ファイバが誤って予備ファイバに接続されていても、ソフトウェアはアラームを報告しません。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、「他のノードに対するノードの可視性の確認」の作業を実行してください。
ステップ 7 ノードが見えない場合は、「ノード RS-DCC 終端の確認または作成」の作業を実行して、リジェネレータ セクション Data Communications Channel(DCC;データ通信チャネル)(RS-DCC)が各ノード上で終端しているかを確認します。
ステップ 8 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Improper SDHAPS Code(不正 SDH APS コード)アラームは、不良な、または無効な K バイトを示します。APSC-IMP アラームは、MS-SPRing構成の STM-N カードで、MS-SPRingの設定作業時に発生することがあります。
受信側機器は K バイトまたは K1 および K2 APS バイトが、現用カードから保護カードまたは保護カードから現用カードへの切り替えを示していないか監視します。K1/K2 バイト自身には、その K バイトが有効かどうかを受信側機器に伝えるビットも含まれます。ノードが有効な K バイトを受信すると、アラームはクリアされます。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 光テスト セットを使用して受信信号を調べ、K バイト信号の有効性を確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
K バイトが無効な場合、問題はアップストリームの機器にあり、報告している ONS 15454 SDH にはありません。この章の該当する手順を使用して、アップストリームの機器のトラブルシューティングを行います。アップストリームのノードが ONS 15454 SDH でない場合は、適切なユーザ マニュアルを参照してください。
ステップ 2 K バイトが有効な場合、各ノードのリング名が他のノードのリング名と一致するかを確認します。「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 3 リングのすべてのノードについて、ステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 ノードのリング名が他のノードと一致しない場合は、そのノードのリング名を他のノードと同じにします。「MS-SPRingリング名の変更」の作業を行います。
ステップ 5 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Inconsistent APS Code(APS コード不整合)アラームは、SDH オーバーヘッドに含まれている APS コードが不整合であることを示します。SDH オーバーヘッドは、ONS 15454 SDH などの受信側機器に、SDH 信号を必要に応じて現用パスから予備パスに切り替えるように通知する K1/K2 APS バイトを含んでいます。APSCINCON は、3 つの連続したフレームが同一でない APS バイトを含んでおり、そのため矛盾する切り換えコマンドが受信側機器に送信されて発生します。
ステップ 1 他のアラーム、特にLOS (STM1E、STMN)、LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)、またはAPSBを探します。これらのアラームをクリアすると、APSCINCON アラームもクリアされます。
ステップ 2 APSINCON アラームだけが発生していて、他のアラームが発生していない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Improper SDH APS Code(不正 SDH APS コード)アラームは、次のものを含む 3 つの連続する同一フレームがあったことを示します。
• リングの状態と矛盾する要求(たとえば、2 ファイバ リング NE でのスパン保護切り替え要求)
• 着信スパンで受信され、送信スパンから送信されていないバイト K2 の 6~8 ビットの ET コード
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 現用カードのチャネル ファイバが、隣接ノードの現用カード チャネル ファイバに物理的に直接接続されていることを確認します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、保護カード チャネル ファイバが隣接ノードの保護カード チャネル ファイバに物理的に直接接続されているかを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
APS Node ID Mismatch(APS ノード ID ミスマッチ)アラームは、着信 APS チャネルの K2 バイト に含まれている送信元ノード IDがリング マップにないときに発生します。 APSCNMIS は、 MS-SPRing のプロビジョニング中に発生し、クリアされることがあります。これは一時的な発生なので無視してかまいません。 APSCNMIS が発生してクリアされない場合は、有効な送信元ノード ID を含んだ K バイトが受信されると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 各ノードについて「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を実行して、各ノードに一意なノード ID 番号が割り当てられているか確認します。
ステップ 2 Node ID カラムに同じノード ID を持つ 2 つのノードがリストされている場合は、その重複するノード ID をメモします。
ステップ 3 Ring Map ダイアログボックスの Close をクリックします。
ステップ 4 2 つのノードに同じ ID 番号がついている場合は、「MS-SPRing ノード ID 番号の変更」の作業を実行して、各ノード ID が一意になるように、一方のノードの ID を変更します。
(注) ネットワーク ビューに表示されたノード名がノード ID と対応しない場合は、各ノードにログインして、Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。MS-SPRing ウィンドウにログイン ノードのノード ID が表示されます。
(注) スパンにロックアウトを適用して解除すると、ONS ノードは新しい K バイトを生成します。APSCNMIS アラームは、ノードが正しいノード ID を含んだ K バイトを受信するとクリアされます。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、「MS-SPRing 保護スパンでのロックアウトの開始」の作業を使用して、スパンをロックアウトします。
ステップ 6 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を実行して、ロックアウトを解除します。
ステップ 7 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
APS Invalid Mode(APS 無効モード)状態は、両端のノードで APS バイトを適切にやり取りできるように 1+1 保護グループが正しく設定されていない場合に発生します。非保護あるいは SNCP または MS-SPRing 保護用に設定されたノードは、1+1 保護用に設定されたシステムが予期している K2 APS バイトを送信しません。1+1 保護ポートは着信 K2 APS バイトを監視し、このバイトを受信しなかった場合にこのアラームを生成します。
この状態は、APSCM アラームには置き換えられますが、AIS 状態には置き換えられません。ポートが有効なコードを 10 ミリ秒間受信すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 1+1 保護グループの一方のノードの設定を確認します。遠端ノードが 1+1 保護として設定されていなければ、そのグループを作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 2 グループの他端が適切に設定されているか、グループを適切に設定しなおしてもアラームがクリアされない場合、現用ポートと保護ポートの配線が適切かどうかを確認します。
ステップ 3 両方の保護ポートが SDH 用に設定されているかを確認します。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
APS-INV-PRIM アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
APS Mode Mismatch failure(APS モード ミスマッチ エラー)アラームは、STM-N カードで、一方は双方向、もう一方は単方向など、スパンの両端で保護切り替えスキームの不一致があるときに発生します。スパンの両端は、双方向と双方向、または単方向と単方向など、同じようにプロヴィジョニングされていなければなりません。APSMM は、他のベンダーの機器が 1:N としてプロビジョニングされていて、ONS 15454 SDH が 1+1 としてプロビジョニングされているような場合にも発生します。
一方が 1+1 保護切り替え用にプロビジョニングされていて、他方がSNCP 保護切り替え用にプロビジョニングされていた場合、1+1 保護切り替え用にプロビジョニングされている ONS 15454 SDH でAPSMM アラームが発生します。
ステップ 1 次の手順を実行して、報告している ONS 15454 SDH のノード ビューを表示し、保護スキームのプロビジョニングを確認します。
a. Provisioning> Protection タブをクリックします。
b. STM-N カードに設定されている 1+1 保護グループをクリックします。
選択された保護グループは、遠端に(Data Communications Channel [DCC;データ通信チャネル]接続で)光接続された保護グループです。
d. Bidirectional Switching チェックボックスがチェックされているかどうかを書き留めます。
ステップ 2 Edit Protection Group ダイアログボックスで OK をクリックします。
ステップ 3 遠端ノードにログインして、STM-N 1+1 保護グループがプロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 4 Bidirectional Switching チェックボックスのチェック状態が ステップ 1 で書き留めたチェック状態に一致するかどうかを確認します。一致しない場合は、一致するように変更します。
ステップ 6 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
APS-PRIM-FAC 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
APS-PRIM-SEC-MISM 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、BPLANE、CE100T、DS1、DS3、E1、E100T、E1000F、E3、E4、EQPT、ESCON、FC、FCMR、G1000、GE、GFP-FAC、ISC、ML100T、ML1000、MLFX、NE、OCH、OMS、OTS、PPM、PWR、STM1E、STMN、TRUNK
Alarms Suppressed by User Command(ユーザ コマンドによる抑制アラーム)状態は、ネットワーク要素(NE オブジェクト)、バックプレーン、単一のカード、またはカード上のポートに適用されます。このアラームは、そのオブジェクトと従属オブジェクトについてのアラームが抑制されたときに発生します。たとえば、カード上のアラームを抑制すると、そのポート上のアラームも抑制されます。
(注) アラームの抑制の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
ステップ 1 すべてのノードについて、ノード ビューの Conditions タブをクリックします。
ステップ 2 Retrieve をクリックします。すでに状態が分かっている場合は、Object カラムと Eqpt Type カラムを見て、状態が報告されているエンティティ(ポート、スロット、シェルフなど)をメモします。
状態が STM-N カードおよびスロットに対して報告されている場合、アラームはカード全体か、またはポートの 1 つについて抑制されています。スロット番号をメモして、ステップ 3 から続けます。
状態がバックプレーンに対して報告されている場合は、ステップ 8 へ進みます。
状態が NE オブジェクトに対して報告されている場合は、ステップ 9 へ進みます。
ステップ 3 AS-CMD 状態が STM-N カードについて報告されている場合は、アラームがポートについて抑制されているかどうかを調べ、そうであれば、以下の手順を実行して抑制アラームを生成します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックして、以下のいずれかの手順を実行します。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされている場合は、選択解除して、 Apply をクリックします。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされていない場合は、 View > Go to Previous View をクリックします。
ステップ 4 AS-CMD 状態が増幅器、コンバイナ、またはその他の DWDM カードについて報告されている場合は、アラームがポートについて抑制されているかどうかを調べ、そうであれば、以下の手順を実行して抑制アラームを生成します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Optical Line > Alarm Profiles タブをクリックして、以下のいずれかの手順を実行します。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされている場合は、選択解除して、 Apply をクリックします。
• ポート行の Suppress Alarms カラムのチェックボックスがチェックされていない場合は、 View > Go to Previous View をクリックします。
ステップ 5 ノード ビューで、AS-CMD 状態が個別のポートではなくカードについて報告されている場合は、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
ステップ 7 Suppress Alarms カラムのチェックボックスをクリックして、カード行のオプションを選択解除します。
ステップ 8 状態がバックプレーンについて報告されている場合、アラームは、AIP などの光または電気回路スロットにないカードについて抑制されています。アラームをクリアするには、次の手順を実行します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. バックプレーン行で、Suppress Alarms カラムのチェックボックスを選択解除します。
ステップ 9 状態がシェルフについて報告されている場合、カードやその他の機器が影響を受けています。アラームをクリアするには、次の手順を実行します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > Alarm Profiles > Alarm Behavior タブをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある Suppress Alarms チェックボックスをクリックして、オプションを選択解除します。
ステップ 10 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、AOTS、CE100T、DS1、DS3、E1、E3、E4、EQPT、ESCON、FC、FCMR、G1000、GE、GFP-FAC、ISC、ML100T、ML1000、MLFX、OCH、OMS、OTS、PPM、STM1E、STMN、TRUNK
Alarms Suppressed for Maintenance Command(保守コマンドのための抑制アラーム)状態は、STM-N および電気回路カードに適用され、ループバック テストでポートが Locked-Enabled,loopback & maintenance 状態になったときに発生します。
ステップ 1 「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Alarms Suppressed on an Out-Of-Group VCAT Member(グループ外 VCAT メンバーでの抑制アラーム)状態は、メンバーの admin state が IDLE(AS-MT-OOG)のときに、VC 上で発生します。この状態は、メンバーが最初にグループに追加されたときに発生する場合があります。IDLE(AS-MT-OOG)状態では、VC に対する他のすべてのアラームが抑制されます。
ステップ 1 AS-MT-OOG 状態は、VC メンバーが IDLE(AS-MT-OOG)から別の状態に遷移したとき、またはメンバーがグループから完全に削除されたときにクリアされます。クリアされない場合を除いて、トラブルシューティングは必要ありません。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Administration Unit (AU) AIS(管理ユニット AIS)状態は、管理ユニットに適用されます。管理ユニットは、Virtual Container(VC; 仮想コンテナ)キャパシティと SDH フレーム内のポインタ バイト(H1、H2、および H3)で構成されます。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードよりダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノードで問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、「APSB アラームのクリア」の作業を実行します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Audit Trail Log Loss(監査トレール ログ損失)状態は、ログがいっぱいになり、新しいエントリの生成によって、最も古いエントリが置き換えられるときに発生します。ログの容量は 640 エントリです。ログを保存して、新しいエントリのためのスペースを作る必要があります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Audit タブをクリックします。
ステップ 4 Archive Audit Trail ダイアログボックスで、ファイルを保存したいディレクトリ(ローカルまたはネットワーク)に移動します。
ステップ 5 File Name フィールドに名前を入力します。
ファイルに拡張子を割り当てる必要はありません。ファイルは、WordPad、Microsoft Word(インポートしたもの)など、テキスト ファイルをサポートしている任意のアプリケーションで読み取ることができます。
640 個のエントリが、このファイルに保存されます。新しいエントリは、再び始めから番号が付けられるのではなく、次の番号から始まります。
ステップ 7 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Audit Trail Log Low(監査トレール ログ、低)状態は、監査トレール ログの 80 パーセントがいっぱいになると発生します。
(注) AUD-LOG-LOW は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
AU Loss of Frame(LOF; フレーム損失)アラームは、ONS 15454 SDH が SDH オーバーヘッドのリジェネレータ セクションでフレーム損失を検出したことを示します。
ステップ 1 「LOF(TRUNK)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
AU-LOP アラームは、管理ユニットの SDH の上位パス オーバーヘッド セクションがパスの損失を検出したことを示します。AU-LOP は、予期している回線サイズとプロビジョニングされた回線サイズが一致しないときに発生します。TXP カードでは、ポートが SDH 信号用に設定されているにもかかわらず、SDH 信号を受信した場合に AU-LOP が発生します(この情報は H1 バイトのビット 5 と 6 にあります)。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、 Circuits タブをクリックして、アラームが出された回線を表示します。
ステップ 2 Size カラムに正しい回線サイズがリストされているかどうかを確認します。たとえば、VC4 ではなく VC4-4c など、予期したサイズと違う場合は、それがアラームの原因です。
ステップ 3 光テスト機器で回線を監視していた場合、プロビジョニングされた回線サイズとテスト セットが予測したサイズとが一致しないために、このアラームが生成されることがあります。監視するテスト セットが回線プロビジョニングと同じサイズに設定されていることを確認してください。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 テスト セットを使用していなかった場合や、テスト セットが正しく設定されている場合は、プロビジョニングされた CTC 回線サイズにエラーがあります。「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 5 正しいサイズで回線を再作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Auto Laser Shutdown(自動レーザー遮断)アラームは、STM-64 カードの温度が 90 °C(194°F)を超えると発生します 。カードの温度が上昇すると、破損を防ぐために、カードの内部機器が自動的に STM-64 レーザーをシャットダウンします。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 ONS 15454 SDH LCD フロント パネルに表示される温度を確認します(図2-1)。
図2-1にシェルフの LCD パネルを示します。
ステップ 2 シェルフの温度が 90°C(194°F)を超えた場合、ONS 15454 SDH の温度の問題を解決すると、アラームはクリアされます。「HITEMP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 3 シェルフの温度が 90°C(194°F)未満の場合、HITEMP アラームが AUTOLSROFF アラームの原因ではありません。STM-64 カードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の操作を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic System Reset(自動システム リセット)アラームは、カードが自動ウォーム リブートを実行するときに発生します。AUTORESET は、IP アドレスの変更やその他の操作を実行して、カードレベルの自動リブートが行われたときに発生します。
ステップ 1 自動リセットをトリガーした可能性のあるその他のアラームの有無を確認します。他のアラームがあった場合は、この章の該当するセクションを使用して、それらのアラームをトラブルシュートします。
ステップ 2 明らかな原因もないのに、カードが 1 か月に 2 回以上自動リセットした場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by AIS(AIS が原因の自動 SNCP 切り替え)状態は、TU-AISが原因で発生した SNCP 保護切り替えを示します。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、障害がクリアされたあと、現用パスに再び切り替えられます。
AUTOSW-AIS-SNCP は、アップストリーム ノードの 1 次アラームをクリアすると、クリアされます。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードよりダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノードで問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by LOP(LOP が原因の自動 SNCP 切り替え)アラームは、AU-LOPが原因で自動 SNCP保護切り替えが発生したことを示します。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、障害がクリアされたあと、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「AU-LOP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by Payload Defect Indication(PDI)が原因の自動 SNCP 切り替え)状態は、PDI アラームが原因で SNCP 保護切り替えが発生したことを示します。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、障害がクリアされたあと、現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「PDI 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by Signal Degrade BER(SDBERが原因の自動 SNCP 切り替え)状態は、信号劣化(SD(DS1、DS3、E1、E3、E4、STM1E、STMN)参照)が原因で自動 SNCP 保護切り替えが発生したことを示します。SNCP リングが、復元切り替えとして構成されている場合、SD が解決されたときに現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by Signal Fail BER(SFBERが原因の自動 SNCP 切り替え)状態は、信号損失(SF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN)参照)が原因で自動 SNCP 保護切り替えが発生したことを示します。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、SD が解決されたときに現用パスに再び切り替えられます。
ステップ 1 「SF(DS3、E1、E3、E4、STMN)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Automatic SNCP Switch Caused by an Unequipped(未実装が原因の自動 SNCP 切り替え)状態は、HP-UNEQ アラームが原因で自動 SNCP 保護切り替えが発生したことを示します(HP-UNEQ参照)。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、障害がクリアされたあと、現用パスに再び切り替えられます。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 「HP-UNEQ アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
VCMON-LP の AUTOSW-UNEQ-SNCP は、LP-UNEQが原因で自動 SNCP 保護切り替えが発生したことを示します。SNCP リングが復元切り替えとして構成されている場合、障害がクリアされたあと、現用パスに再び切り替えられます。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 CTC ネットワーク ビューを表示して、AUTOSW-UNEQ を報告しているスパンを右クリックします。ショートカット メニューから Circuits を選択します。
ステップ 2 指定された回線が低次パス トンネルの場合、低次パスがトンネルに割り当てられているかどうかを調べます。
ステップ 3 低次パス トンネルに低次パスが割り当てられていない場合は、回線のリストから低次パス トンネルを削除します。
ステップ 4 すべてのノードを完全に表示できる場合は、完全に削除されなかった回線から孤立した帯域幅など、不完全な回線がないかどうか確認します。
ステップ 5 不完全な回線を見つけた場合は、それらが現用回線かどうか、まだトラフィックを受け渡していないかどうかを調べます。
ステップ 6 不完全な回線が不要な場合や、トラフィックを受け渡していない場合は、それらを削除して、CTC からログアウトします。再びログインして、不完全な回線がさらにないか調べます。必要な回線を再作成します。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、以下の手順を実行して、対象のカードで終端しているすべての回線がアクティブであることを確認します。
a. ノード ビューで、 Circuits タブをクリックします。
b. Status カラムで、そのポートがアクティブであることを確認します。
c. Status カラムにポートが INCOMPLETE と表示されていて、完全な初期化後も不完全な状態がクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 8 ポートがアクティブであることを確認したあと、アラームを報告しているカードが受信した信号ソースを確認します。
ステップ 9 状態がクリアされない場合は、対象のカードにペイロードを提供している遠端の STM-N カードが正しく機能しているかを確認します。
ステップ 10 状態がクリアされない場合は、 STM-N カードと E-N カード間の遠端クロスコネクトを確認します。
ステップ 11 状態がクリアされない場合は、遠端の光ファイバ ケーブルを現場で使われている方法に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 12 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Arrayed Waveguide Gratings (AWG) Degrade(アレイ導波路格子[AWG]劣化)アラームは、DWDM カードのヒーター制御回路に劣化が発生すると生成されます。温度が変化すると、わずかな波長ドリフトが発生することがあります。カードを直ちに交換する必要はありませんが、次の機会に交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の機会に、アラームの発生した DWDM カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
AWG Failure(AWG 障害)アラームは、DWDM カードの内部ヒーター制御回路が完全に機能しなくなると生成されます。この回路障害により波長送信は行われなくなります。カードを交換してトラフィックを回復させる必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生した DWDM カードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
AWG Over Temperature(AWG 温度上昇)アラームは、AWG-FAIL アラームの発生しているカードが交換されておらず、そのヒーター制御回路の温度が 100°C(212°F)を超えたときに発生します。カードはプロテクト モードになり、ヒーターは機能しなくなります。
ステップ 1 「AWG-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
AWG Warm-Up(AWG ウォームアップ)状態は、DWDM カードのヒーター制御回路が起動時に動作温度に達すると生成されます。この状態は、約 10 分間続きます(周囲の温度によって時間は多少異なります)。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) AWG-WARM-UP は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Battery Fail(バッテリ障害)アラームは、2 つの電源供給装置のうちの 1 つ(A または B)が検出されないときに発生します。電源供給装置が取り外されたか、または故障している可能性があります。このアラームでは個々の電源装置を区別できないため、トラブルシューティングには実際の状況を確認する必要があります。
ステップ 1 現場で、どちらのバッテリが外れているか、または故障しているかを調べます。
ステップ 2 故障している電源装置から電源ケーブルを取り外します。
アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
BLSROSYNC アラームは、現在のリリースのこのプラットフォームでは使用されません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Primary Nonvolatile Backup Memory Failure(1 次不揮発性バックアップ メモリ障害)アラームは、TCC2/TCC2P カードのフラッシュ メモリに問題があることを示しています。このアラームは、TCC2/TCC2P カードが使用されていて、次の 4 つの問題のいずれかがあるときに発生します。
• フラッシュ マネージャがフラッシュ パーティションのフォーマットに失敗した。
• フラッシュ マネージャがファイルをフラッシュ パーティションに書き込めなかった。
• コード ボリュームが Cyclic Redundancy Checking(CRC; 巡回冗長検査)に失敗した。CRC は、TCC2/TCC2P カードに送信されたデータに誤りがないことを確認する手段です。
BKUPMEMP アラームが原因でEQPT が発生することもあります。BKUPMEMP が原因で EQPT アラームが発生した場合は、次の手順で BKUPMEMP および EQPT アラームをクリアしてください。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードの ACT/STBY LED の点灯を確認し、両方の TCC2/TCC2P カードの電源が入っており、かつ有効になっていることを確認します。
ステップ 2 両方の カードの電源が入り、有効になっている場合は、アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットして、スタンバイ TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます。このカードの ACT/STBY LED はオレンジで、アクティブになった TCC2/TCC2P カードの LED はグリーンである必要があります。
ステップ 3 リセットした TCC2/TCC2P カードが正常にリブートしない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、Mapper モードの CE-100T-8 カードで、リンク完全性による回線障害があるときに生成されます。ユーザがポートを Unlocked 状態にしただけでは、生成されません。回線またはループバックによって Unlocked にならなければ生成されません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(G1000)アラームのクリア」の作業を行います。ただし、手順の最後で
TPTFAIL(G1000)をチェックする代わりに、TPTFAIL (CE100T)をチェックしてください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
LAN E シリーズ イーサネット カード上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、LOS (STM1E、STMN)と同じデータです。イーサネット カードがリンクを失い、有効な信号を受信していません。CARLOSS アラームの最も一般的な原因は、ケーブルの切断、GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)ファイバのイーサネット装置ではなく光カードへの間違った接続、または イーサネット カードの不適切な取り付けなどです。イーサネット カードのポートが有効でなければ、CARLOSS は発生しません。CARLOSS は、約 2.5 秒間、信号が受信されなかった場合に報告されます。
CARLOSS は、ノード データベースの復元後にも発生します。この場合、ノードが Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)を再確立して約 30 秒後に、アラームはクリアされます。再確立は E シリーズ イーサネット カードで行われ、G シリーズ カードでは行われません。G シリーズ カードは STP を使用せず、STP の再確立による影響を受けません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 ファイバ ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 2 ファイバ ケーブルがポートに正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されているか、および誤って STM-N カードに接続されていないかを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 3 誤って STM-N カードに接続されていない場合は、送信側デバイスが機能していることを確認します。機能していない場合は、そのデバイスをトラブルシュートします。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、イーサネット テスト セットを使用して、有効な信号がイーサネット ポートに着信しているかどうかを調べます。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 有効なイーサネット信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 6 有効なイーサネット信号が存在する場合は、イーサネット カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、イーサネット カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 8 CARLOSS アラームが発生とクリアを繰り返す場合は、次のステップによってネットワークのレイアウトを確認し、イーサネット回線がイーサネット手動クロスコネクトの一部かどうかを調べます。
イーサネット手動クロスコネクトは、ONS 15454 SDHノード間に別のベンダーの機器があり、Open System Interconnect/Target Identifier Address Resolution Protocol(OSI/TARP)準拠の機器が、
ONS 15454 SDH TCP/IP ベースの DCC のトンネリングを実行できないときに使用します。連続した DCC が欠けないようにするためには、ONS 以外のネットワークを使用してイーサネット回線をチャネルに手動で相互接続する必要があります。
アラームを報告しているイーサネット回線がイーサネット手動クロスコネクトの一部である場合は、手動クロスコネクトの回線サイズの設定での不一致がアラームの再発の原因かもしれません。これを確認するには、以下の手順を実行してください。イーサネット回線が手動クロスコネクトの一部でない場合は、次のステップは実行しないでください。
a. CARLOSS アラームの行の任意の場所を右クリックします。
b. 表示されたショートカット メニューの Select Affected Circuits をクリックします。
c. 強調表示された回線の type および size カラムの情報を記録します。
d. ネットワークのレイアウトを調べて、どの ONS 15454 SDH ノードとカードがイーサネット手動クロスコネクトの他端のイーサネット回線に対応しているかを確認して、以下の手順を実行します。
• イーサネット手動クロスコネクトの他端の ONS 15454 SDH にログインします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部であるイーサネット カードをダブルクリックします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部である回線の type および size カラムの情報を記録します。イーサネット手動クロスコネクト回線は、イーサネット カードを同じノード上の STM-N カードに接続します。
e. イーサネット手動クロスコネクトのそれぞれの側の 2 つのイーサネット回線のサイズが、記録した回線サイズと同じかどうかを調べます。
いずれかの回線サイズが正しくない場合は、「回線の解除」の作業を実行して、正しい回線サイズで回線を再構成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Carrier Loss Equipment(搬送波消失機器)アラームは、ONS 15454 SDH と、CTC が動作しているワークステーションの間に TCP/IP 接続がないときに発生します。CARLOSS は、TCC2/TCC2P カード上の RJ-45 コネクタによって、または ONS 15454 SDH の背面の LAN バックプレーン ピン接続によって使用される LAN またはデータ回線に関わる問題です。このアラームは、イーサネット(トラフィック)カード上のポートに接続されているイーサネット回線には関係ありません。問題は接続にあり(通常は LAN の問題)、CTC や ONS 15454 SDH にはありません。
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、および MXP_2.5G_10G カードでは、CARLOSS は、ITU-T G.709 監視がオフになったときトランク ポートに対しても生成されます。
TXP_MR_2.5G カードでは、ペイロードが 10 ギガビット イーサネットまたは 1 ギガビット イーサネット ペイロード データ タイプとして正しく構成されていないときに CARLOSS アラームを生成することがあります。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の
「Change Card Settings」を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているカードが ONS 15454 SDH ノードの MXP、TXP、MRC-12、または
OC192-XVP/STM64-XFP カードの場合、次の手順を実行して、PPM に設定されたデータ レートを確認します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストでカードを探し、それと Selected PPM エリアの Rate カラムの内容を比較します。
d. レートが実際の装置と一致しない場合、選択した PPM を削除して、再作成する必要があります。その PPM を選択し、Delete をクリックしてから Create をクリックし、その機器タイプの適切なレートを選択します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードが STM-N カードの場合、「PC から ONS 15454 SDH への接続の確認(ping)」の手順を実行して、アラームを報告している ONS 15454 SDH に ping して、接続性を確認します。
ステップ 3 ping コマンドが成功すれば、TCP/IP 接続は有効です。以下の手順を実行して、CTC を再起動します。
ステップ 4 光テスト機器を使用して、適切な受信レベルになっていることを確認します(テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。)
ステップ 5 光 LAN ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 6 ファイバ ケーブルがポートに正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されているか、および誤って STM-N カードに接続されていないかを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 7 接続を確立できない場合は、ファイバ ケーブルを、確実に故障していない新しいケーブルに交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 8 接続を確立できない場合は、標準的なネットワーク診断または LAN 診断を実行します。たとえば、IP ルートをトレースし、ケーブルの導通を確認して、ノードと CTC 間のすべてのルータをトラブルシュートします。導通の確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 9 接続を確立できない場合は、標準的なネットワーク/LAN 診断を実行します。たとえば、IP ルートをトレースし、ケーブル接続の連続性を確認し、ノード間のすべてのルータをトラブルシュートします。アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Carrier Loss for Fibre Channel(ファイバ チャネル [FC] の搬送波消失)アラームは、1 Gb FC(FC1G)、2 Gb FC(FC2G)、または 10 Gb FC クライアント トラフィックをサポートしている TXP カードの PPM クライアントで発生します。この消失は、設定誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などが原因で起こります。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
LAN G シリーズ イーサネット カード上の CARLOSS(搬送波消失)アラームは、LOS (STM1E、STMN)と同じデータです。イーサネット カードがリンクを失い、有効な信号を受信していません。
G シリーズ カード上の CARLOSS は、次の 2 つの状況のいずれかが原因です。
• アラームを報告している G シリーズ ポートは、接続されているイーサネット デバイスから有効な信号を受信していない。CARLOSS は、イーサネット ケーブルが正しく接続されていないか、イーサネット デバイスと G シリーズ ポート間の信号に問題があることが原因で発生することがあります。
• エンドツーエンド パス(おそらく遠端の G シリーズ カードを含めて)に問題がある場合、その問題が原因で、アラームを報告している G シリーズ のギガビット イーサネット トランスミッタがオフになっている。一般に、トランスミッタをオフにすると、接続されているデバイスがリンク レーザーをオフにし、その結果、当該 G シリーズ カード上で CARLOSS が発生します。根本原因は、エンドツーエンド パスの問題です。根本原因がクリアされると、遠端の G シリーズ ポートがトランスミッタ レーザーをオンに戻して、当該カード上の CARLOSS がクリアされます。トランスミッタがオフになったことが CARLOSS アラームの原因である場合、通常はTPTFAIL (G1000)、またはエンドツーエンド パスの STM-N アラームまたは状態の発生が伴います。
G シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク完全性機能については、
『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』を参照してください。2 つの G シリーズカード間にポイントツーポイント回線が存在するときに発生するアラームについては、TRMTも参照してください。
イーサネット カードのポートがロック解除状態でなければ、CARLOSS は発生しません。CARLOSS は、約 2.5 秒間、信号が受信されなかった場合に宣言されます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 ファイバ ケーブルが正しく接続され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and
Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 2 ファイバ ケーブルが正しく接続されている場合は、カードが別のイーサネット デバイスにケーブル接続されているか、および誤って STM-Nカードに接続されていないかを確認します。
ステップ 3 誤って STM-N カードに接続されていない場合は、接続されている送信側イーサネット デバイスが機能していることを確認します。機能していない場合は、そのデバイスをトラブルシュートします。
ステップ 4 光受信レベルが正常範囲内であることを確認します。これらは、「光カードの送受信レベル」にリストされています。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、イーサネット テスト セットを使用して、有効な信号がイーサネット ポートに着信しているかどうかを調べます。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 6 有効なイーサネット信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 7 アラームがクリアされず、G シリーズ ポートのリンク オートネゴシエーションが有効であるにもかかわらず、オートネゴシエーション プロセスが失敗した場合、カードはトランスミッタ レーザーをオフにして、CARLOSS アラームを報告します。ポートのリンク オートネゴシエーションが有効な場合は、以下の手順を実行して、オートネゴシエーションの失敗原因となった状態を調べます。
a. 接続されているイーサネット デバイスのオートネゴシエーションが有効になっていて、このカード上の非対称型フロー制御との互換性があるように構成されていることを確認します。
b. 接続されているイーサネット デバイスがフロー制御フレームを受信するように構成されていることを確認します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、イーサネット ポートをいったん無効にし再び有効にして、CARLOSS 状態が除去されるか試みます(オートネゴシエーションが再開されます)。
ステップ 9 アラームがクリアされずに TPTFAIL (G1000) が報告された場合は、「TPTFAIL(G1000)アラームのクリア」の作業を実行してください。TPTFAIL アラームが報告されない場合は、次のステップから続けます。
(注) CARLOSS と TPTFAIL の両方のアラームが報告される場合、G シリーズ カードのエンドツーエンド リンク完全性機能が、TPTFAIL アラームによって示されたリモート障害に対してアクションを取ったことが状態の原因かもしれません。
ステップ 10 TPTFAIL アラームが報告されなかった場合は、以下の手順を実行して、ポート上で端末(内部)ループバックがプロビジョニングされているかどうかを調べます。
a. ノード ビューで、カードをクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。
c. ポートの Admin State が Locked,maintenance として表示された場合、ループバックがプロビジョニングされている可能性があります。ステップ 11 に進みます。
ステップ 11 ループバックがプロビジョニングされている場合、「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を実行してください。
G シリーズ カードでは、端末(内部)ループバックをプロビジョニングすると、送信レーザーはオフになります。接続されているイーサネット デバイスがループバックを搬送波の消失として検出した場合、このイーサネット デバイスは G シリーズ カードへのレーザーの送信を止めます。レーザーの送信が停止すると、ループバックされる G シリーズ ポートが停止を検出するので、CARLOSS アラームが生成されます。
カードがループバック状態でない場合は、ステップ 12 に進みます。
ステップ 12 CARLOSS アラームの発生とクリアが繰り返される場合、 手動クロスコネクトのセットアップで回線サイズの設定に不一致があったことがアラームの再発の原因かもしれません。イーサネット回線が手動クロスコネクトの一部である場合は 、次のステップを実行します。
(注) ONS 15454 SDHイーサネット手動クロスコネクトは、ONS ノード間に別のベンダーの機器があり、OSI/TARP 準拠の機器が、ONS 15454 SDH TCP/IP ベースの DCC のトンネリングを実行できないときに使用します。連続した DCC が欠けないようにするためには、ONS 以外のネットワークを使用してイーサネット回線を チャネルに手動で相互接続する必要があります。
a. CARLOSS アラームの行の任意の場所を右クリックします。
b. 表示されたショートカット メニューの Select Affected Circuits を右クリックまたは左クリックします。
c. 強調表示された回線の type および size カラムの情報を記録します。
d. ネットワークのレイアウトを調べて、どの ONS 15454 SDH とカードがイーサネット手動クロスコネクトの他端のイーサネット回線に対応しているかを、次のステップを行うことで確認します。
• イーサネット手動クロスコネクトの他端のノード にログインします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部であるイーサネット カードをダブルクリックします。
• イーサネット手動クロスコネクトの一部である回線の type および size カラムの情報を記録します。クロスコネクト回線は、イーサネット カードを同じノード上の STM-N カードに接続します。
e. イーサネット手動クロスコネクトのそれぞれの側の 2 つのイーサネット回線が、記録した回線サイズ情報と同じ回線サイズかどうかを調べます。
f. いずれかの回線サイズが正しくない場合は、「回線の解除」の作業を実行して、正しい回線サイズで回線を再構成します。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 13 有効なイーサネット信号が存在する場合は、イーサネット カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 14 アラームがクリアされない場合は、イーサネット カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 15 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
GE の搬送波消失アラームは、1 Gbps または 10 Gbps トラフィックをサポートする MXP、TXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードの PPM クライアントで発生します。この消失は、設定誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などが原因で起こります。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の
「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、GE クライアントが正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. Actual Equipment Type カラムで Pluggable Port Modules エリアのポートのリストでカードを探し、それとクライアント装置を比較します。PPM がプロビジョニングされていない場合は、プロビジョニング手順について、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
d. PPM を作成したら、Selected PPM エリアの Rate カラムを見て、そのレートをクライアント装置のデータ レートと比較します。PPM レートが間違ってプロビジョニングされている場合、その PPM を選択し、Delete をクリックしてから Create をクリックし、その装置のタイプに適切なレートを選択します。
(注) PPM のプロビジョニングの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 2 PPM のプロビジョニングに間違いがない場合、ファイバに切断がないか確認します。LOS アラームが存在する可能性もあります。存在していた場合、「LOS(STM1E、STMN)アラームのクリア」の手順を行います。
ステップ 3 ファイバの切断もプロビジョニングの間違いもない場合、クライアント側の機器に回線上の伝送エラーがないかを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Carrier Loss for Inter-Service Channel(ISCの搬送波消失)アラームは、ISC クライアント トラフィックをサポートする TXP カードの PPM クライアントで発生します。この消失は、設定誤り、ファイバの切断、またはクライアント装置の問題などが原因で起こります。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「CARLOSS(GE)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
ML シリーズ イーサネット カード上の CARLOSS(搬送波消失)アラームは、LOS (STM1E、STMN)と同じデータです。イーサネット ポートがリンクを失い、有効な信号を受信していません。
CARLOSS アラームは、Cisco IOS CLI でイーサネット ポートを 非シャットダウン ポートとして設定し、なおかつ次の項目の 1 つが発生したときに発生します。
• ケーブルが近端または遠端のポートに正しく接続されていない
• 速度(10/100 ポートのみ)が正しく設定されていない
(注) Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 LAN ケーブルが、ML シリーズ カード上の正しいポートおよびピア イーサネット ポートに正しく接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズ カード ポートおよびピア イーサネット ポートでオートネゴシエーションが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズ カード ポートおよびピア イーサネット ポートで速度が正しく設定されていることを確認します(10/100 ポートを使用している場合)。
ステップ 4 アラームがクリアされず、イーサネット信号が無効であり、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをイーサネット ポートに接続している LAN ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、Cisco IOS CLI で shutdown と no shutdown を実行することによって、イーサネット ポートを無効にしてから再び有効にします。オートネゴシエーションが再開されます。
ステップ 6 ループバックを実行しても問題が続く場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 8 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または
MXP_2.5G_10E カードに接続されている光トランク上の Carrier Loss(搬送波消失)アラームは、ITU-T G.709 監視が無効なときに生成されます。
ステップ 1 「LOS (2R) アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Case Temperature Degrade(ケース温度劣化)アラームは、DWDM カードの温度センサがシェルフ レベルで想定範囲外の外部温度を検出した場合に発生します。DWDM カードの動作温度範囲は-5 °C(23°F)~65 °C(149°F)です。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 シェルフに対してこのアラームが発生した場合、FANをチェックして問題を解決します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「再使用可能なエアー フィルタの点検、クリーニング、交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
CKTDOWN アラームは、現在のリリースのこのプラットフォームでは使用されません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Cold Restart(コールド リスタート)状態は、カードが物理的に取り外されて挿入されたときや交換されたとき、または ONS 15454 SDH に初めて電源が投入されたときに発生します。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
ステップ 2 カードのリブート後も状態がクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行してください。
ステップ 3 状態がクリアされない場合は、カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Input/Output Slot To Cross-Connect Communication Failure(入出力スロット/クロスコネクト通信障害)アラームは、トラフィック スロットの通信障害があるときに、クロスコネクト カードが原因で発生することがあります。
ステップ 1 アラームを報告しているクロスコネクト カードで 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているクロスコネクト カードへのトラフィックを迂回させます。「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
ステップ 4 アラームを報告しているクロスコネクト カードで 「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているクロスコネクト カードについて「イン サービス クロスコネクト カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Plug-In Module(card)Communication Failure(プラグイン モジュール[カード]通信エラー)アラームは、TCC2/TCC2P カードとカードの間に通信エラーがあることを示します。このエラーは、カード インターフェイスの破損を示している場合があります。
ステップ 1 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、カードで「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TCC2/TCC2P カード スロット間の Communication Failure from Controller Slot to Controller Slot(コントローラ スロット間通信エラー)アラームは、最初のスロット(TCC A)の TCC2/TCC2P カード上のメイン プロセッサが同じカード上のコプロセッサとの通信を失ったときに発生します。これはスロット 7 の TCC2/TCC2P カードでも同様です。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行して、スロット 11 の TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。
ステップ 2 スロット 7 の TCC2/TCC2P カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードとしてリセットされるまで、約 10 分間待ちます。ACT/SBY LED が適切に点灯したことを確認してから、次のステップへ進みます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 カーソルをスロット 11 の TCC2/TCC2P カードに置き、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、このカードをアクティブに戻します。
ステップ 4 リセットしたカードが正常にリブートしない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「エアー フィルタおよびファンの手順」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TCC2/TCC2P カード スロット間の Communication Failure from Controller Slot to Controller Slot(コントローラ スロット間通信エラー)アラームは、2 番めのスロット(TCC B)の TCC2/TCC2P カード上のメイン プロセッサが同じカード上のコプロセッサとの通信を失ったときに発生します。これはスロット 11 の TCC2/TCC2P カードでも同様です。
ステップ 1 「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、スロット 7 の TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。
ステップ 2 スロット 11 の TCC2/TCC2P カードがスタンバイ TCC2/TCC2P カードとしてリセットされるまで、約 10 分間待ちます。ACT/SBY LED が適切に点灯したことを確認してから、次のステップへ進みます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 カーソルをスロット 7 の TCC2/TCC2P カードに置き、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行して、スロット 11 の
TCC2/TCC2P カードをアクティブにします。
ステップ 4 リセットしたカードが正常にリブートしない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「エアー フィルタおよびファンの手順」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
CONTBUS-DISABLED アラームは、リリース 6.0 の強化セル バス検証機能です。このアラームは、シャーシに挿入されたカードに欠陥があったとき、または、すでにシャーシにあるカードに欠陥が生じたときに発生します。(すなわち、カードが強化セル バス検証テストに失敗したときに発生します。)欠陥カードがシャーシにある限り、アラームは続きます。カードを取り外しても、1 分間の待ち時間の間、CONTBUS-DISABLED はクリアされません。この待ち時間は、システムがこの停止を、より短時間のカード リセット通信停止と区別するための保護期間として設計されています。
この待ち時間の間に元のスロットにカードが再挿入されなければ、アラームはクリアされます。この待ち時間のあと、欠陥のない別のカード(元のカードではないカード)を挿入してください。
CONTBUS-DISABLED が生成されると、このスロットと TCC2/TCC2P カードとの間でメッセージ型の通信はできません(ノード通信エラーを避けるため)。
CONTBUS-DISABLED は、1 分間の待ち時間の間は IMPROPRMVL アラームを無効にしますが、その後は抑制されないため、IMPROPRMVL が生成されることがあります。IMPROPRMVL は、カードがノード データベースにあった場合、CONTBUS-DISABLED がクリアされたあとで生成されます。CONTBUS-DISABLED がクリアされても IMPROPRMVL がアクティブな場合、カードを挿入すると、IMPROPRMVL アラームはクリアされます。
ステップ 1 IMPROPRMVL アラームが生成された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。(カードの取り付けについての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TCCA to Shelf A Slot Communication Failure(TCCA/シェルフ A スロット通信エラー)アラームは、アクティブ スロット 7 の TCC2/TCC2P カード(TCC A)がシェルフ内の他のカードと通信できないときに発生します。他のカードは CTCアラーム ウィンドウの Object カラムで確認できます。
CONTBUS-IO-A アラームは、ONS 15454 SDH が保護 TCC2/TCC2P カードに切り替わるときに一時的に発生することがあります。TCC2/TCC2P カード保護切り替えの場合、アラームは他のカードが新しいアクティブ TCC2/TCC2P カードとの通信を確立するとクリアされます。アラームが続く場合は、TCC2/TCC2P カードからアラームの出ているカードへの物理的な通信パスに問題があります。物理的な通信パスには、TCC2/TCC2P カード、他のカード、およびバックプレーンが含まれます。
ステップ 1 アラームを報告しているカードがシェルフ内に物理的に存在することを確認します。カード タイプを記録します。 Inventory タブをクリックして、Eqpt Type カラムでプロビジョニングされたタイプを確認します。
実際のカード タイプとプロビジョニングされたカード タイプが一致しない場合は、アラームを報告しているカードについてMEA (EQPT)の作業を実行します。
ステップ 2 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 11 の TCC2/TCC2P カード以外のいずれかのスロットであった場合、そのオブジェクト カードの CTC リセットを行います。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 11 の TCC2/TCC2P カードである場合、「CTC でのトラフィック カードのリセット」 の手順を行います。手順は同じです。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます(リセットしたスタンバイ カードはスタンバイのままです)。
ステップ 4 CONTBUS-IO-A が複数のカードで同時に発生した場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を実行します。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます
ステップ 5 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 6 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 7 リセットしたカードが正常にリブートしない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TCC B to Shelf Communication Failure(TCC B/シェルフ通信エラー)アラームは、アクティブ スロット 11 の TCC2/TCC2P カード(TCC B)がシェルフ内の他のカードと通信できないときに発生します。他のカードは CTC アラーム ウィンドウの Object カラムで確認できます。
CONTBUS-IO-B アラームは、ONS 15454 SDH が保護 TCC2/TCC2P カードに切り替わるときに一時的に出ることがあります。TCC2/TCC2P カード保護切り替えの場合、アラームは他のカードが新しいアクティブ TCC2/TCC2P カードとの通信を確立するとクリアされます。アラームが続く場合は、TCC2/TCC2P カードからアラームの出ているカードへの物理的な通信パスに問題があります。物理的な通信パスには、TCC2/TCC2P カード、他のカード、およびバックプレーンが含まれます。
ステップ 1 アラームを報告しているカードがシェルフ内に物理的に存在することを確認します。カード タイプを記録します。 Inventory タブをクリックして、Eqpt Type カラムでプロビジョニングされたタイプを確認します。
実際のカード タイプとプロビジョニングされたカード タイプが一致しない場合は、アラームを報告しているカードについてMEA (EQPT)の作業を実行します。
ステップ 2 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 7 の TCC2/TCC2P カード以外のいずれかのスロットであった場合、そのオブジェクト カードの CTC リセットを行います。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 アラーム オブジェクトがスタンバイ スロット 7 の TCC2/TCC2P カードである場合、「CTC でのトラフィック カードのリセット」 の手順を行います。手順は同じです。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます(リセットしたスタンバイ カードはスタンバイのままです)。
ステップ 4 CONTBUS-IO-B が複数のカードで同時に発生した場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を実行します。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます
ステップ 5 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 6 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 7 リセットしたカードが正常にリブートしない場合や、アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Connection Equipment Mismatch(接続機器ミスマッチ)状態は、スロットにプロビジョニングしたクロスコネクト カードとシェルフに実際に存在するカードが一致しない場合に生成されます。たとえば、XC-VXL カードがスロット10 にプロビジョニングされているのに、実際には別のカードが取り付けられている場合です。
(注) シスコでは、スロット 8 とスロット 10 でクロスコネクト カードが一致しない設定をサポートしませんが、この状況は、アップグレード中に一時的に起こる可能性があります。
(注) 交換するクロスコネクト カードはアクティブであってはなりません(SBY 状態または使用されていない状態にします)。
(注) アップグレード中にこの状態は発生し、デフォルトの重大度 Not Alarmed (NA) として生成されます。アップグレード後に、この状態の重大度を Not Reported (NR) に変更したい場合、ノードで使用するアラーム プロファイルで変更することができます。アラームの重大度の変更の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Manage Alarms」の章を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、スロットにプロビジョニングしたカードのタイプを確認します。
a. ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
b. Eqpt Type と Actual Eqpt Type カラムで、そのスロットの行の内容を見ます。
Eqpt Type カラムには、スロットにプロビジョニングされている機器が示されています。Actual Eqpt Type カラムには、スロットに実際にある機器が示されています。たとえば、スロット 8 に XCVT カードがプロビジョニングされている場合、Eqpt Type カラムにそれが表示されます。実際にはそのスロットに別のクロスコネクト カードがある場合、このカードが Actual Eqpt Type カラムに表示されます。
ステップ 2 一致しないカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Interconnection Equipment Failure Protect Cross-Connect Card Payload Bus(相互接続機器障害保護クロスコネクト カード ペイロード バス)アラームは、保護 ONS 15454 SDH スロット 10 のクロスコネクト カードとアラームを報告しているトラフィック カードの間のメイン ペイロードの障害を示します。クロスコネクト カードとアラームを報告しているカードが、バックプレーンを通じて通信していない状態です。問題は、クロスコネクト カードおよびアラームを報告しているトラフィック カード、またはTCC2/TCC2P カードおよびバックプレーンにあります。
(注) このアラームは、スロット 8 のクロスコネクト カードが再装着されると、自動的に生成されクリアされます。
ステップ 1 すべてのトラフィック カードで CTNEQPT-PBPROT アラームが表示されている場合、次の手順を行います。
a. スタンバイ TCC2/TCC2P カードについて、「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
b. 装着しなおしてもアラームがクリアされない場合は、スタンバイ TCC2/TCC2P カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームが表示されないカードがある場合は、スタンバイ STM-64 カードで CTC リセットを実行します。「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
クロスコネクトのリセットが正常に完了しない場合や、TCC2/TCC2P カードが自動的に再度ブートする場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、スタンバイ STM-64 カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 5 カードが保護グループ内のアクティブ カードかスタンバイ カードかを調べます。ノード ビューの Maintenance > Protection タブをクリックして、保護グループをクリックします。カードとステータスが一覧表示されます。
ステップ 6 アラームを報告しているトラフィック カードが保護グループ内のアクティブ カードである場合は、「1:1 カードの Switch コマンドの開始」の作業を実行します。トラフィックをアクティブ カードから移動したら、またはアラームを報告しているカードがスタンバイの場合は、次のステップを実行します。
ステップ 7 アラームを報告しているカードで、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 8 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 10 トラフィックを切り替えるために「1:1 カードの Switch コマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているトラフィック カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 12 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Interconnection Equipment Failure Working Cross-Connect Card Payload Bus(相互接続機器障害現用クロスコネクト カード ペイロード バス)アラームは、ONS 15454 SDH のスロット 8 のクロスコネクト カードとアラームを報告しているトラフィック カードの間のメイン ペイロード バスの障害を示します。クロスコネクト カードとアラームを報告しているカードが、バックプレーンを通じて通信していない状態です。問題は、クロスコネクト カードおよびアラームを報告しているトラフィック カード、またはTCC2/TCC2P カードおよびバックプレーンにあります。
(注) このアラームは、ONS 15454 SDH スロット 10 のクロスコネクト カードが再装着されると、自動的に生成されクリアされます。
ステップ 1 すべてのトラフィック カードで CTNEQPT-PBWORK アラームが表示されている場合、次の手順を行います。
a. アクティブ TCC2/TCC2P カードで「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行し、次に「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」を実行します。
b. 装着しなおしてもアラームがクリアされない場合は、TCC2/TCC2P カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 2 アラームが表示されないカードがある場合は、アクティブ クロスコネクト カードについて「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 4 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、スタンバイ クロスコネクト カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームがクリアされず、アラームを報告しているトラフィック カードが保護グループ内のアクティブ カードである場合は、「1:1 カードの Switch コマンドの開始」の作業を実行します。カードがスタンバイの場合、またはトラフィックをアクティブ カードから移動した場合は、次のステップを実行します。
ステップ 7 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 8 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 9 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 10 トラフィックを切り替えた場合は、「1:1 カードの Switch コマンドの開始」の作業を実行し、トラフィックを現用に戻します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、クロスコネクト カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているトラフィック カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
ステップ 13 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Software Data Integrity Fault(ソフトウェア データ整合性エラー)アラームは、TCC2/TCC2P カードがフラッシュ メモリ容量を超えたときに発生します。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Standby Database Out Of Synchronization(スタンバイ データベース同期外れ)アラームは、スタンバイ TCC2/TCC2P カードの「To be Active」データベースがアクティブ TCC2/TCC2P カード上のアクティブ データベースと同期していないときに発生します。
ステップ 1 アクティブ TCC2/TCC2P カード データベースのバックアップ コピーを保存します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 2 以下の手順を実行して、アクティブ データベースに小規模なプロビジョニングの変更を加え、プロビジョニングの変更を適用することでアラームがクリアされるかどうかを確認します。
a. ノード ビューで、 Provisioning > General > General タブをクリックします。
b. Description フィールドで、既存のエントリにピリオドを追加するなど、小規模な変更を加えます。
変更によってデータベースへの書き込みが行われますが、ノードの状態に影響はありません。書き込みには最大 1 分間かかります。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-3 Frame Format Mismatch(DS-3 フレーム フォーマット ミスマッチ)状態は、ONS 15454 SDH の DS3i-N-12 カード上で信号のフレーム フォーマットに不一致があることを示します。この状態は、プロビジョニングされた回線タイプと着信信号のフレーム フォーマット タイプが一致しないときに発生します。たとえば、DS3i-N-12 カードの回線タイプが C Bit に設定されていて、着信信号のフレーム フォーマットが M13 であった場合、ONS 15454 SDH は DS3-MISM 状態を報告します。
ステップ 1 状態を報告している DS3i-N-12 カードの CTC カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning> Line タブをクリックします。
ステップ 3 対応するポートの行で、Line Type カラムが予測される着信信号(C Bit または M13)と一致する設定になっているかを確認します。
ステップ 4 Line Type ドロップダウン リストが予測される着信信号と一致しない場合、ドロップダウン リストで Line Type を変更します。
ステップ 6 プロビジョニングされた回線タイプが予測される着信信号と一致することを確認したあとも状態がクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、ONSONS 15454 SDHに着信している実際の信号が予測した着信信号に一致するかを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Digital Signal Processor(DSP)Communication Failure(デジタル信号プロセッサ[DSP]通信障害)アラームは、MXP または TXPP カードのマイクロプロセッサと、トランク(DWDM)ポートを制御するオンボード DSP チップ間に通信障害があることを示します。このアラームは通常、DSP コードのアップグレード後に発生します。
このアラームは一時的であり、ユーザの処置を必要としません。MXP カードまたは TXP カードのマイクロプロセッサは、アラームがクリアされるまで、通信の回復を試みます。
アラームが長時間続いた場合、MXP カードまたは TXP カードは DSP-FAIL を生成し、トラフィックに影響することがあります。
(注) DSP-COMM-FAIL は情報アラームのため、トラブルシューティングの必要はありません。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
デフォルトの重大度:Major(MJ)、Service-Affecting(SA)
DSP Failure(DSP 障害)アラームは、MXP または TXP カード上でDSP-COMM-FAILが長時間続いていることを示します。これは、カードが故障していることを示します。
ステップ 1 報告している MXP または TXP カードで、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:Minor(MN)、Non-Service Affecting(NSA)
Duplicate IP Address(IP アドレス重複)アラームは、アラームの出ているノードの IP アドレスが同じ DCC エリア内ですでに使用されていることを示します。この状態が発生すると、CTC はどちらのノードにも信頼性のある接続ができなくなります。パケットのルーティング方法によっては、CTC は(同じ IP アドレスを持つ)いずれかのノードに接続できることもあります。両方のノードが同じアドレスになる前に、CTC が両方のノードに接続していた場合、CTC は 2 つの NodeModel インスタンス(MAC アドレスのノード ID 部分によって区別されます)を持つことになります。
ステップ 1 以下の手順を実行して、アラームの発生したノードを同じアドレスの他のノードと切り離します。
a. アラームのあったノードを ONS 15454 SDH シャーシの Craft ポートに接続します。
c. ログイン ダイアログ ウィンドウで、Network Discovery チェックボックスのチェックを外します。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Network > General タブをクリックします。
ステップ 3 IP Address フィールドで、IP アドレスを一意な番号に変更します。
ステップ 5 CTC セッションを再起動し、以前に重複していたいずれかのノード ID にログインします。(ログインまたはログアウトの手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Set Up PC and Log Into the GUI」の章を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Duplicate Node Name(ノード名重複)アラームは、アラームが出ているノードの英数字名が同じ DCC エリア内ですでに使用されていることを示します。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > General> General タブをクリックします。
ステップ 2 Node Name フィールドに、一意なノード名を入力します。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Extreme High Voltage Battery(超高圧バッテリ)アラームは -48 VDC または -60 VDC 環境で、バッテリ リード入力の電圧が超高電圧のスレッシュホールドを超えているときに発生します。このスレッシュホールド(-48 VDC システムで -56.7 VDC、-60 VDC システムで -72 VDC)は、ユーザ設定が可能です。このアラームは、電圧が 120 秒間、スレッシュホールド未満にとどまるまで生成されたままです(このスレッシュホールドの変更方法については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください)。
ステップ 1 障害は ONS 15454 SDH の外部にあります。バッテリー給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Extreme Low Voltage Battery(超低電圧バッテリ)アラームは、-48 VDC 環境で、バッテリ フィードの電圧が低すぎるか失われていて、電源の冗長性が保証されなくなったときに発生します。このアラームのスレッシュホールドは、-48 VDC システムでは -40.5 VDC、-60 VDC システムでは -50 VDC です。このアラームは、電圧が 120 秒間、-40.5 VDC 以上にとどまるとクリアされます。
ステップ 1 障害は ONS 15454 SDH の外部にあります。バッテリー給電線を提供している電源のトラブルシューティングを行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
SDH Data Communications Channel(DCC)Termination Failure(SDH DCC 終端障害)アラームは、ONS 15454 SDHでデータ通信チャネルが失われたときに発行されます。このアラームは、SDH に適用されるアラームですが、DWDM にも適用できます。たとえば、OSCM カードが STM-1 セクション オーバーヘッドでこのアラームを生成できます。
RS-DCC は SDH オーバーヘッド内の D1~D3 の 3 バイトです。これらのバイトは、Operation,
Administration, Maintenance, and Provisioning(OAM&P)に関する情報を伝送します。ONS 15454 SDH は SDH セクション オーバーヘッドの DCC を使用して、ネットワーク管理情報をやりとりします。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームが発行されたときに回線の状態が incomplete だった場合、論理回線が動作しています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行う際に、回線を削除する必要はありません。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 LOS (DS1、DS3) も報告されている場合は、「LOS(STM1E、STMN)アラームのクリア」の作業を実行します。
ステップ 2 SFTWDOWN が報告されている場合、「SF(DS3、E1、E3、E4、STMN)状態のクリア」の手順を行います。
ステップ 3 通知ノードでアラームがクリアされない場合、RS-DCC トラフィック伝送用に設定されたカードと光ファイバ ケーブル間の物理接続を確認します。誤りがあれば、修正します。 STM-N ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。OSCM ファイバの接続と終端の詳細については、
『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
実際の接続が正しく、DCC トラフィックを搬送するように設定されている場合、ファイバ スパンの両側にロック解除されたポートがあるかどうかを確認します。カード上の ACT/SBY LED がグリーンであることを確認します。
ステップ 4 カードの LED が正しく点灯している場合、「ノード RS-DCC 終端の確認または作成」の作業を実行して、ファイバ スパンの両端のポートに DCC がプロビジョニングされているかを確認します。
ステップ 5 隣接ノードで ステップ 4 を繰り返します。
ステップ 6 スパンの両端に DCC がプロビジョニングされたら、次の手順を実行して、ポートがアクティブでイン サービスになっていることを確認します。
a. CTC または物理的なカードで、カードのグリーンの LED が点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートが機能しているかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. STM-N カードについて、 Provisioning> Line タブをクリックします。OSCM カードについて、Provisioning > STM-1 Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして、ドロップダウン リストの Unlocked をクリックします。 Apply をクリックします。
ステップ 7 すべてのノードで、カードがイン サービスになっている場合、光テスト セットを使用してファイバの終端で信号障害が発生していないかを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 8 終端で信号障害が発生している場合、電力レベルを測定してバジェット ロスが受信装置のパラメータ内に収まっていることを確認します。非 DWDM カード レベルでは、「光カードの送受信レベル」 を参照してください。DWDM カード レベルでは、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 9 バジェット ロスがパラメータ内にある場合、ファイバの接続がしっかりと固定され、正しく終端されていることを確認します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 10 ファイバの接続がしっかりと固定され、正しく終端されている場合、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を実行します。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます
アクティブ TCC2/TCC2P カードをリセットすると、制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わります。ONS 15454 SDH ノードの制御がスタンバイ TCC2/TCC2P カードに切り替わったときにアラームがクリアされれば、元のアクティブ カードがアラームの原因であると考えることができます。
ステップ 11 TCC2/TCC2P カードをリセットしてもアラームがクリアされない場合は、次の手順を実行して、問題のある RS-DCC 終端装置を削除します。
a. カード ビューから View > Go to Previous View をクリックします(まだ行っていない場合)。
b. Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
e. Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 12 RS-DCC 終端を再作成します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Network」の章を参照してください。
ステップ 13 光ポートで DCC の両端が再度作成されていることを確認します。
ステップ 14 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。カードの再装着を指示された場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。カードを取り外して新しいカードを取り付けるように指示された場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、EQPT、PPM
Equipment Failure(機器障害)アラームは、通知元カードでハードウェア障害が発生していることを示します。
EQPT アラームと BKUPMEMP アラームが同時に発生している場合は、「BKUPMEMP」を参照してください。BKUPMEMP の手順を実行すれば、EQPT アラームもクリアされます。
ステップ 1 アラームのあったポート上でトラフィックがアクティブな場合、トラフィックを別のポートに切り替える必要があります。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 2 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 3 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 4 CTC リセットによってアラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 5 カードを物理的に取り付け直してもエラーがクリアされない場合、通知元カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Equipment-Diagnostic Failure(機器診断障害)アラームは、通知元カードでソフトウェア障害またはハードウェア障害が発生していることを示します。このアラームは、トラフィック カードまたはクロスコネクト カードに対して生成されます。
ステップ 1 アラームのあったカード上でトラフィックがアクティブな場合、トラフィックを別のカードに切り替える必要があります。手順については、「一般的な信号および回線の作業」を参照してください。
ステップ 2 アラームが発生しているカードで、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合、トラフィック カードについてのアラームの場合は「トラフィック カードの物理的な交換」を実行してください。クロスコネクト カードについてのアラームの場合は「イン サービス クロスコネクト カードの物理的な交換」を実行してください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Replaceable Equipment or Unit Missing(交換可能な機器またはユニットなし)アラームは、ファン トレイ アセンブリ ユニットに対して通知されます。これは、交換可能なファントレイ アセンブリが存在しないか、しっかり取り付けられていないことを示します。または、システム ボードへのアラーム インターフェイス延長コード(AIE)が不良なことを示している場合があります。
ステップ 1 ファンに対してアラームが通知された場合、ファン トレイ アセンブリが存在することを確認します。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリが存在する場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」を実行します。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリが存在しない場合、ファン トレイ アセンブリを入手して、
『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の「Install the Fan-Tray Assembly」の手順に従って取り付けます。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、AIE とシステム ボードを接続するリボン ケーブルを、不良品でないことがわかっているリボン ケーブルと交換します。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Error in Startup Configuration(スタートアップ コンフィギュレーション エラー)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードで発生します。これらのカードはスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを 1 行ずつ実行します。実行できない行が 1 行以上あると、ERROR-CONFIG アラームが発生します。ERROR-CONFIG はハードウェア障害によって発生することはありません。
スタートアップ ファイルがエラーになる一般的な原因は、次のとおりです。
• ユーザがデータベースに保存した ML シリーズ カードのタイプの設定が、そのスロットに実際に取り付けたカードのタイプと違った場合
• コンフィギュレーション ファイルのある行にシンタックス エラーが含まれていた場合
(注) Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 取り付けた ML シリーズ カードのタイプがスタートアップ コンフィギュレーション ファイルで指定した ML シリーズ カードと異なる場合、正しいスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを作成します。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』のカード プロビジョニングの説明を参照してください。
ステップ 2 以下の手順を実行して、コンフィギュレーション ファイルを TCC2/TCC2P カードにアップロードします。
a. ノード ビューで ML シリーズ カードのグラフィックを右クリックします。
b. ショートカット メニューで IOS Startup Config を選択します。
c. Local > TCC をクリックし、Open ダイアログボックスでファイルの場所を見つけます。
ステップ 3 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合、または取り付けたカードのコンフィギュレーション ファイルが正しかった場合、以下の手順を実行して、そのカードで Cisco IOS CLI を起動します。
a. ノード ビューで、ML シリーズ カードの画像を右クリックします。
b. ショートカット メニューから Open IOS Connection を選択します。
(注) ML シリーズ カードがシェルフに物理的に取り付けられていない場合、Open IOS Connection は選択できません。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』のカード プロビジョニングの説明にしたがって、エラーのあるコンフィギュレーション ファイル行を訂正します。
このコマンドは、新しいカード設定をデータベースにコピーして、アラームをクリアします。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Rear Panel Ethernet Link Removed(背面パネル イーサネット リンク消失)状態は、ネットワーク デフォルトで有効な場合に、次の状況で発生します。
• NE デフォルトの node.network.general.AlarmMissingBackplane LAN フィールドが有効になっている。
• ノードが Gateway Network Element(GNE; ゲートウェイ ネットワーク エレメント)として構成されている。
ステップ 1 このアラームをクリアするには、バックプレーンのケーブルを再接続します。このケーブルの取り付け方法については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install the Shelf and FMECS」の章を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Procedural Error Misconnect East/West Direction(手順エラー、イースト/ウェスト方向接続誤り)アラームは、リング内のノードで誤ってイースト スロット同士、またはウェスト スロット同士が接続されている場合に生成されます。ほとんどの場合、ファイバの接続またはリングのプロビジョニング プランに不備があります。E-W-MISMATCH アラームをクリアするには、ケーブルを正しいスロットに接続しなおします。または、CTC でスパンを削除して再度作成する過程で、ウェスト接続とイースト接続の指定を変更することもできます。CTC を使用する方法でもアラームはクリアされますが、リングで従来から踏襲されているイースト/ウェスト ノード接続パターンが変更されることになります。
(注) E-W-MISMATCH アラームは、イースト/ウェスト スロットおよびポートが正しく構成されたリングの初期セットアップ時にも表示されます。この場合、アラームはリングのセットアップ完了後、短時間でクリアされます。
(注) ノード上で小さい方の番号が付けられたスロットは、慣習的にウェスト スロットと呼ばれています。大きい方の番号が付けられたスロットは、イースト スロットと呼ばれています。たとえば、スロット 1 はウェストで、スロット 14 はイーストです。
(注) E-W-MISMATCH アラームをクリアするには、物理的な切り替えを推奨します。物理的な切り替えを行うと、リングの論理的な接続パターンが再度確立されます。ただし、CTC を使用してスパンを再作成し、イーストおよびウェスト スロットを逆に指定することもできます。誤って接続されたノードが近くにない場合、CTC を使用する方法は有効です。
ステップ 1 紙またはホワイトボードにノードやスパンを含むリング構成の図を描きます。
ステップ 2 ノード ビューで、 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 ネットワーク マップに表示されている名前と同じ名前を図の各ノードに記入します。
ステップ 4 それぞれのスパンを右クリックし、スパンの両端のノード名/スロット/ポートを表示します。
ステップ 5 図のスパンの端にその内容を記入します。たとえば、ノード 1/スロット 12/ポート 1~ノード 2/スロット 6/ポート 1(2F MS-SPRing STM-16、リング名=0)の場合、ノード 1 側でノード 1 とノード 2 を接続するスパンの端にスロット 12/ポート 1と記入します。同じスパンのノード 2 側にはスロット 6/ポート 1 と記入します。
ステップ 6 図の各スパンについてステップ 4 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 各ノードの最も番号の大きなスロットに east、各ノードの最も番号の小さなスロットに west と記入します。
ステップ 8 図を確認します。各スパンがウェスト スロットからイースト スロットに繋がる時計回りのパターンになっている必要があります。システム設定の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 9 イースト同士またはウェスト同士で接続されているスパンがあれば、パターンに合わないカードから合ったカードにファイバ コネクタを物理的につなぎ変えればアラームはクリアされるはずです。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 10 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 1 誤って接続されたノードにログインします。誤って接続されたノードでは、両側の近隣ノードへのリング ファイバの接続が誤っています。
ステップ 2 Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」 の手順を行って、そのファイバ スパンの情報行の East Line カラムと West Line カラムでノード ID とリング名、およびスロットとポートを特定します。上記の内容を記録します。
ステップ 4 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 5 以下の手順を実行して、MS-SPRing を削除してから再作成します。
a. Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
b. ステップ 3 の行をクリックして選択し、 Delete をクリックします。
d. ステップ 3 で集めた情報によりリング名とノード ID を記入します。
ステップ 6 ノード ビューを表示して、 Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 7 West Line ドロップダウン リストを、ステップ 3で East Line について記録したスロットに変更します。
ステップ 8 East Line ドロップダウン リストをステップ 3 で West Line について記録したスロットに変更します。
ステップ 10 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Excess Collisions on the LAN(LAN 上での超過コリジョン)アラームは、ネットワーク管理 LAN のデータ パケット間でコリジョンが大量に発生しているため、ONS 15454 SDH と CTC 間の通信が影響を受ける可能性があることを示しています。ネットワーク管理 LAN は、CTC ソフトウェアを実行するワークステーションと TCC2/TCC2P カードを接続するデータ ネットワークです。アラームの原因となる問題は、ONS 15454 SDH の外側にあります。
超過コリジョンの場合、TCC2/TCC2P カードに接続されているネットワーク管理 LAN のトラブルシューティングを行います。次の手順を実行する場合、ネットワーク管理 LAN のシステム管理者に確認する必要がある場合があります。
ステップ 1 TCC2/TCC2P カードに接続されたネットワーク デバイス ポートのフロー レートが 10MB の半二重に設定されていることを確認します。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、TCC2/TCC2P カードに接続されたネットワーク デバイスとネットワーク管理 LAN のトラブルシューティングを行います。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Exercise Ring コマンドは、実際のブリッジやスイッチがすべて揃っていなくても、要求されたチャネルのリング保護切り替えを発行します。このコマンドが発行されて受け付けられても、実行されないと EXERCISE-RING-FAIL の状態になります。
(注) リングにプライオリティの高い状態が存在するために実行コマンドが拒否された場合は、EXERCISE-RING-FAIL は Not Reported (NR) です。
ステップ 1 LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)、LOS (STM1E、STMN)、または MS-SPRing アラームを探して、存在する場合はクリアします。
ステップ 2 以下の手順を実行して、Exercise Ring コマンドを削除してから再発行します。
a. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
b. West Switch カラムで、関連するリングの行をクリックします。
c. ドロップダウン リストで Exercise Ring を選択します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Exercise Span コマンドは、実際のブリッジやスイッチがすべて揃っていなくても、要求されたチャネルのスパン切り替えを発行します。このコマンドが発行されて受け付けられても、実行されないと EXERCISE-SPAN-FAILED アラームが生成されます。
(注) スパンまたはリングにプライオリティの高い状態が存在するために実行コマンドが拒否された場合は、EXERCISE-SPAN-FAIL は Not Reported (NR) です。
ステップ 1 LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)、LOS (STM1E、STMN)、または MS-SPRing アラームを探して、存在する場合はクリアします。
ステップ 2 「MS-SPRing での試験リング切り替えの開始」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
External Facility(外部ファシリティ)アラームは、環境アラームが存在する場合にノードの外部で検出されます。たとえば、ドアが開いている場合やフラッディングが発生した場合、このアラームが生成される可能性があります。
ステップ 1 ノード ビューで、MIC-A/P カードをダブルクリックしてカード ビューを表示します。
ステップ 2 Maintenance タブをクリックして、EXT アラームに関する詳しい情報を収集します。
ステップ 3 環境状態に合わせて、標準的な操作手順を実行します。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Extra Traffic Preempted(過剰トラフィックのプリエンプション処理)アラームは、2 ファイバおよび 4 ファイバ MS-SPRing の STM-N カードで、現用システムへの保護切り替えによって保護システムに向けられたロー プライオリティ トラフィックが先に処理された場合に発生します。
ステップ 1 Conditions ウィンドウに切り替えが示されているかにより、保護切り替えが発生しているかを確認します。
ステップ 2 リング切り替えが発生している場合、この章の該当する手順に従って現用システムのアラームをクリアします。保護切り替えの詳細については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK、VCMON-HP
Failure to Switch to Protection Facility(保護ファシリティへの切り替え失敗)状態は、MANUAL コマンドを使用して、現用または保護電気ファシリティがもう一方のポートへ切り替えられるときに発生します。たとえば、使用されていない保護ポートから稼働中の現用ポートにトラフィックを手動で切り替えようとした場合、切り替えが失敗し(現用ポート上にすでにトラフィックが存在するため)、FAILTOSW 状態が報告されます。
ステップ 1 プライオリティの高いアラームを探して、トラブルシューティングを行います。プライオリティの高い状態をクリアすると、カードは解放され、FAILTOSW はクリアされます。
(注) プライオリティの高いアラームは、1:N カード保護グループを使用する現用の電気回路カードで発生するアラームです。現用の電気回路カードは、アラームを通知しますが、FAILTOSW 状態の通知は行いません。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行い、プライオリティの高いアラームを通知している現用電気回路カードを交換します。このカードは保護カードを使用する現用電気回路カードで、FAILTOSW を報告しません。
プライオリティの高いアラームを通知している現用電気回路カードを交換すると、トラフィックを現用スロットに戻し、FAILTOSW を通知しているカードを保護カードに切り替えることができます。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
High-Order Path Failure to Switch to Protection(高次パスの保護への切り替え失敗)状態は、MANUAL コマンドを使用して、高次パス回線を現用または保護電気回線に切り替えることができないときに発生します。
ステップ 1 「FAILTOSW 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Low-Order Path Failure to Switch to Protection(低次パスの保護への切り替え失敗)状態は、MANUAL コマンドを使用して、低次パス回線を現用または保護電気回線に切り替えることができないときに発生します。
ステップ 1 「FAILTOSW 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Fail to Switch to Protection Ring(保護リングへの切り替え失敗)状態は、APS の内部障害により、リング切り替えが完了しなかった場合に発生します。
FAILTOSWR は、次のいずれかの状況によってクリアされます。
• アクティブ TCC2/TCC2P カードの取り外し(弊社サポート担当の指示で実施のこと)
• 外部切り替えコマンドなどのプライオリティの高いイベントの発生
• SD(DS1、DS3、E1、E3、E4、STM1E、STMN)またはSF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN)などの APS 切り替え原因の解消
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行う際に、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 以下の手順を実行して、通知元カード上で EXERCISE RING コマンドを実行します。
a. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
b. West Switch カラムで、関連するリングの行をクリックします。
c. ドロップダウン リストで Exercise Ring を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、ビュー メニューで、 Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 リングまたはスパンを構成している STM-N カードのアラームを探し、そのアラームのトラブルシューティングを行います。
ステップ 4 他のアラームをクリアしても FAILTOSWR 状態が解消されない場合、近端ノードにログインします。
ステップ 5 Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 6 West Line および East Line の下に表示されている STM-N カードを書き留めます。以下の手順を実行して、これらの STM-N カードおよびポートがアクティブでイン サービスになっていることを確認します。
a. LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. CTC でカードをダブルクリックしてカード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 7 STM-N カードがアクティブかつイン サービスになったら、記録したカード上のポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 8 ポートへのファイバの導通に問題がなければ、光テスト セットを使用して回線上に有効信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 9 信号が有効であれば、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章に記載されている手順で、光コネクタを清掃してください。
ステップ 10 ファイバの汚れを取り除いても状態が解消されない場合、光信号のパワー レベルが STM-Nカードの仕様に適合していることを確認します。これらの仕様は、「光カードの送受信レベル」に記載されています。
ステップ 11 カード上のその他のポートについて、ステップ 7 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 光パワー レベルが STM-N カードの仕様に適合している場合、保護スタンバイ STM-N カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実施します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 13 ノード上のMS-SPRing カードを 1 つずつ交換していっても状態がクリアされない場合は、リング内の各ノードについて、ステップ 4 ~ 12 を繰り返します。
ステップ 14 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Failure to Switch to Protection Span(保護スパンへの切り替え失敗)状態は、APS スパンの切り替え失敗を示します。4 ファイバ MS-SPRing の場合、スパン切り替えに失敗するとリング切り替えが行われます。リング切り替えが行われると、FAILTOSWS 状態は表示されなくなります。リング切り替えが行われない場合、FAILTOSWS 状態が表示されます。FAILTOSWS は、次のいずれかによってクリアされます。
• アクティブ TCC2/TCC2P カードの取り外し(弊社サポート担当の指示で実施のこと)
• 外部切り替えコマンドなどのプライオリティの高いイベントの発生
• SD(DS1、DS3、E1、E3、E4、STM1E、STMN)またはSF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN)などの APS 切り替え原因の解消
ステップ 1 以下の手順に従って、通知元カード上で EXERCISE SPAN コマンドを実行します。
a. Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
b. 実行するカードをイースト カードかウェスト カードのどちらかに決定します。
c. East Switch または West Switch カラムで、関連するスパンの行をクリックします。
d. ドロップダウン リストで Exercise Span を選択します。
ステップ 2 状態がクリアされない場合、ビュー メニューで、 Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 リングまたはスパンを構成している STM-N カードのアラームを探し、そのアラームのトラブルシューティングを行います。
ステップ 4 他のアラームをクリアしても FAILTOSWS 状態が解消されない場合、近端ノードにログインします。
ステップ 5 Maintenance > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 6 West Line および East Line の下に表示されている STM-N カードを書き留めます。以下の手順を実行して、これらの STM-N カードがアクティブでイン サービスになっていることを確認します。
a. LED ステータスを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. STM-N ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 7 STM-N カードがアクティブかつイン サービスになったら、記録したカード上のポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 8 ポートへのファイバの導通に問題がなければ、光テスト セットを使用して回線上に有効信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 9 信号が有効であれば、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章に記載されている手順で、光コネクタを清掃してください。
ステップ 10 ファイバの汚れを取り除いても状態が解消されない場合、光信号のパワー レベルが STM-Nカードの仕様に適合していることを確認します。これらの仕様は、「光カードの送受信レベル」に記載されています。
ステップ 11 カード上のその他のポートについて、ステップ 7 ~ 10 を繰り返します。
ステップ 12 光パワー レベルが STM-N カードの仕様に適合している場合、保護スタンバイ STM-N カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実施します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 13 ノード上のMS-SPRing カードを 1 つずつ交換していっても状態がクリアされない場合は、リング内の各ノードについて、ステップ 4 ~ 12 を繰り返します。
ステップ 14 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Fan Failure(ファン障害)アラームは、ファン トレイ アセンブリの不具合を示します。ファン トレイ アセンブリが完全に機能していない場合、ONS 15454 SDHの温度が正常動作範囲を超える場合があります。ファン トレイ アセンブリにはファンが 6 つあり、少なくとも 5 つのファンが正常に動作して ONS 15454 SDHを冷却する必要があります。ただし、5 つのファンが正常に動作している場合でも、6 つ目のファンに温度の上昇回避の負荷が余計にかかる場合、ファン トレイ アセンブリの交換が必要になる場合があります。
ステップ 1 エアー フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエアー フィルタの点検、クリーニング、交換」の作業を行います。
ステップ 2 フィルタが汚れていなければ、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を行います。
(注) ファン トレイ アセンブリは正しく取り付けるとすぐに動作します。
ステップ 3 ファンが動作せず、アラームが解消されない場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 4 交換用ファン トレイ アセンブリが正しく動作しない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Fibre Channel Distance Extension Credit Starvation(ファイバ チャネル距離延長クレジット不足)アラームは、輻輳によって Generic Framing Procedure(GFP)トランスミッタがフレームを Storage Access Networking(SAN)Fibre Channel/Fiber Connectivity(FICON)FC_MR-4 カードのポートに送信できないときに、FC_MR-4 カードで発生します。たとえば、オペレータがフレーミング クレジットを自動検出するようにカードを設定したが、そのカードが相互運用可能な FC-SW 標準準拠の Fibre Channel/FICON ポートに接続されていない場合にこのアラームが発生します。
FC-NO-CREDITS は、送信が完全に妨げられた場合にのみ発生します(トラフィックが遅くなっただけで搬送はしている場合、このアラームは生成されません)。このアラームは、GFP-NO-BUFFERS アラームと関連して発生します。たとえば、FC-NO-CREDITS アラームが FC_MR-4 データ ポートで生成された場合、GFP-NO-BUFFERS アラームがアップストリームのリモート FC_MR-4 データ ポートで発生することがあります。
ステップ 1 ポートが Fibre Channel/FICON スイッチに接続されている場合、相互運用モードに設定されているかを確認します。この機能については開梱時の指示に従ってください。
ステップ 2 ポートがスイッチに接続されていない場合は、次の手順を実行して、Autodetect クレジットをオフにします。
a. FC_MR-4 カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > General をクリックします。
c. Admin State でセルをクリックし、Locked,maintenance を選択します。
d. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
e. Autodetect Credits カラムのチェックボックスをオフにします。
g. Provisioning > Port > General をクリックします。
h. Admin State でセルをクリックし、Unlocked を選択します。
ステップ 3 以下の手順を実行して、接続されている装置の使用可能なバッファに基づいて使用可能なクレジット値をプログラムします。
(注) NumCredits には、受信バッファ以下の値か、接続された装置で使用可能なクレジット値をプロビジョニングします。
a. FC_MR-4 カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
c. Credits Available カラムに新しい値を入力します。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far-End AIS(遠端 AIS)状態になると、遠端ノードではAISの状態になります。通常、AIS はダウンストリームのLOS (STM1E、STMN)アラームと同時に発生します。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードよりダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Forward Error Correction (FEC) Mismatch(前方エラー訂正ミスマッチ)アラームは、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードを使用するスパンの一方の端では FEC を使用するように設定され、もう一方では設定されていない場合に発生します。FEC-MISM は ITU-T G.709 と関連があり、トランク ポートでのみ発生します。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生した MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 FEC カラムで、モニタリングを有効にしたい場合は Enable を、またはモニタリングを有効にしたくない場合は Disable をクリックします。
ステップ 4 ステップ 1~ステップ 3 を繰り返して、遠端のカードが同様に設定されていることを確認します。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Multiple E-1 LOS Detected on an E1-42 card(E1-42 カードでの遠端複数 E-1 LOS 検出)状態は、遠端ノードの E1-42 ポート上で信号損失が複数の入力で検出された場合に発生します。
プレフィクスの FE は、メイン アラームが遠端ノードで発生し、FE-E1-MULTLOS 状態を通知するノードでは発生していないことを意味します。FE アラームや FE 状態のトラブルシューティングを行うには、アラームの発生元でメイン アラームのトラブルシューティングを行います。メイン アラームがクリアされれば、派生アラームや派生状態もクリアされます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End E1 Equipment Failure Non-Service-Affecting (NSA)(遠端 E1 機器障害、NSA)状態は、遠端 E-1 機器障害が発生しているが、ポートが保護されていてトラフィックを保護ポートに切り替えられるため、サービスに影響しない場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 のカードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End E-1 Equipment Failure Service-Affecting (SA)(遠端 E1 機器障害、SA)状態は、遠端 E-1 機器障害が発生していて、トラフィックを保護ポートに切り替えられないため、サービスに影響が出る場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 のカードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Single E-1 LOS on the E-3(E-3 での遠端 E-1 信号消失)状態は、遠端の E3-12 ポートのいずれかで信号消失が検出された場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End E3 Equipment Failure Non-Service-Affecting (NSA)(遠端 E3 機器障害、NSA)状態は、遠端 E-3 機器障害が発生しているが、ポートが保護されていてトラフィックを保護ポートに切り替えられるため、サービスに影響しない場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 のカードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End E3 Equipment Failure Service Affecting(遠端 E3 機器障害、SA)状態は、遠端 E-3 機器障害が発生していて、トラフィックを保護ポートに切り替えられないため、サービスに影響が出る場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 のカードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Common Equipment Failure(遠端共通機器障害)状態は、遠端 DS1i-N-14、DS3i-N-12、または E-N カードで Non-Service-Affecting (NSA) 機器障害が検出された場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。トラブルシューティングの方法については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Forced Switch Back to Working-Span(遠端での現用スパンへの強制再切り替え)状態は、遠端の 1+1 保護ポートで現用ポートに強制切り替えが発生した場合に生成されます。
(注) WKSWBK タイプの状態は、非リバーティブ回線だけに適用されます。
ステップ 1 遠端ポートに対して、「1+1 保護ポートの強制または手動切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Ring Working Facility Forced to Switch to Protection(遠端リング現用ファシリティの保護への強制切り替え)状態は、Force Ring コマンドを使用して MS-SPRing が現用から保護に強制的に切り替えられたときに遠端ノードで発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでしか確認できません。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の STM-16 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある STM-16 カードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 4 FE-FRCDWKSWPR-RING 状態がクリアされない場合、「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の手順を行います。
ステップ 5 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Working Facility Forced to Switch to Protection Span(遠端現用ファシリティの保護スパンへの強制切り替え)状態は、Force Span コマンドを使用して 4 ファイバ MS-SPRing 上のスパンが現用から保護に強制的に切り替えられたときに遠端ノードで発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでしか確認できません。Force Switch が発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。このアラームは WKSWPR と同時に発生します。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の STM-16 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある STM-16 カードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 4 FE-FRCDWKSWPR-SPAN 状態がクリアされない場合、「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の手順を行います。
ステップ 5 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
FE-IDLE 状態は、現在のリリースのこのプラットフォームでは使用されません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far-End Lock Out of Protection Span(遠端での保護スパンのロックアウト)状態は、遠端ノードで Lockout Protect Span コマンドを使用して、MS-SPRing スパンが保護システムからロックアウトされたときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでのみ確認でき、LKOUTPR-S と同時に発生します。ロックアウトが発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[L]によって示されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 の STM-16 カードの FE-AIS 状態は、ノード 2 のスロット 6 にある STM-16 カードのメイン AIS 状態と関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 ロックアウトが設定されていないことを確認します。「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End LOF(遠端 LOF)状態は、遠端ノードが DS1i-N-14 カード上の DS-1 LOF、DS3i-N-12 カード上の DS-3 LOF、または E-N カード上の LOF を報告した場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 「LOF (TRUNK)」の作業を行います。この手順は、FE-LOF にも適用されます。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End LOS(遠端 LOS)状態は、遠端ノードが DS1i-N-14 カード上の DS-1 LOF、DS3i-N-12 カード上の DS-3 LOS、または E-N LOF を報告した場合に発生します。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 「LOS(STM1E、STMN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Manual Switch Back to Working-Span(遠端での現用への手動再切り替え)状態は、遠端スパンが手動で現用に切り替えられた場合に発生します。
(注) WKSWBK タイプの状態は、非リバーティブ回線だけに適用されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far End Ring Manual Switch of Working Facility to Protect(遠端リング現用ファシリティの保護への手動切り替え)状態は、遠端ノードで Manual Ring コマンドを使用して、MS-SPRing の現用リングが保護に切り替えられたときに発生します。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン状態に関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far-End Span Manual Switch Working Facility to Protect(遠端スパン現用ファシリティの保護への手動切り替え)状態は、遠端ノードで Manual Span コマンドを使用して、MS-SPRing スパンが保護に切り替えられたときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Conditions タブでのみ確認でき、WKSWPR と同時に発生します。Manual Switch が発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[M]によって示されます。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 FE 状態を解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 のスロット 12 にあるカード上の FE 状態は、ノード 2 のスロット 6 にあるカードのメイン状態に関連している可能性があります。
ステップ 2 FE 状態を通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリアの作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Far-End Protection Line Failure(遠端保護回線障害)アラームは、ノードの着信保護カード上で APS チャネルの 「 2.7.312 SF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN) 」状態が生じた場合に発生します。
(注) FEPRLF アラームは、1+1 保護グループ構成の光(トラフィック)カード上で双方向保護が使用されている場合にだけ、ONS 15454 SDH 上で発生します。
ステップ 1 FE アラームを解消するために、FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードおよびカードを調べます。たとえば、ノード 1 の スロット 16 にあるカードの FE アラームは、ノード 2 の スロット 6 にあるカードのメイン アラームに関連している可能性があります。
ステップ 2 FE アラームを通知しているカードに直接接続されているノードにログインします。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。手順については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Fiber Temperature Degrade(ファイバ温度劣化)アラームは、DWDM カードの内部ヒーターの制御回路に障害が発生すると生成されます。温度が想定範囲を超えると、信号ドリフトが発生することがあります。次の機会にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の機会に、アラームの発生したカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:EQPT、VCMON-HP、VCMON-LP
Force Switch Request on Facility or Port(強制切り替え要求、ファシリティまたはポート)状態は、ポート上で Force コマンドを入力して、現用ポートから保護ポートまたは保護スパンへ(または保護ポートから現用ポートまたは現用スパンへ)トラフィックを強制的に切り替えるときに発生します。強制切り替えを行う場合、この状態をクリアする必要はありません。
ステップ 1 「1+1 保護ポートの強制または手動切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Force Switch Request Ring(強制切り替え要求、リング)状態は、Force Ring コマンドを MS-SPRing に適用して、トラフィックを現用から保護に移す場合に、光トランク カードで生成されます。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブで確認でき、WKSWPR と同時に発生します。Force Ring コマンドが発行されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK
Force Switch Request Span(強制切り替え要求、スパン)状態は、Force Span コマンドを MS-SPRing SPAN に適用して、トラフィックを現用から保護、または保護から現用に強制的に移動する場合に、2 ファイバまたは 4 ファイバの MS-SPRing の光トランク カードで生成されます。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。FORCE SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
この状態は、1+1 ファシリティ保護グループでも生成されることがあります。トラフィックが現用ポート上に存在するときに FORCE コマンドを使用して、保護ポートへの切り替えが行われないようにした場合([FORCED TO WORKING] によって指示します)、FORCED-REQ-SPAN は、この強制切り替えを示します。この場合、強制はファシリティとスパンの両方に影響します。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Force Switch to Internal Timing(内部タイミングへの強制切り替え)状態は、ユーザが FORCE コマンドを使用して内部タイミング ソースへの強制切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOINT は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Force Switch to Primary Timing Source(プライマリ タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが FORCE コマンドを使用してプライマリ タイミング ソースへの強制切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOPRI は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Force Switch to Second Timing Source(セカンダリ タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが FORCE コマンドを使用してセカンダリ タイミング ソースへの強制切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOSEC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Force Switch to Third Timing Source(サード タイミング ソースへの強制切り替え)状態は、ユーザが FORCE コマンドを使用してサード タイミング ソースへの強制切り替えを行った場合に発生します。
(注) FRCDSWTOTHIRD は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Free Running Synchronization Mode(フリー ラン同期モード)状態は、通知元の ONS 15454 SDH がフリー ラン同期モードになっている場合に発生します。外部タイミング ソースが無効になっていて、ノードが内部クロックを使用しているか、または ONS 15454 SDH が指定の BITS タイミング ソースを取得できなくなっています。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS 15454 SDH でタイミング スリップが発生する可能性があります。
(注) ONS 15454 SDH が内部クロックを使用して動作するように設定されている場合、FRNGSYNC 状態は無視してください。
ステップ 1 ONS 15454 SDH が外部タイミング ソースを使用して動作するように設定されている場合、BITS タイミング ソースが有効であることを確認します。BITS タイミング ソースに関する一般的な問題には、逆配線やタイミング カード不良などがあります。タイミングの詳細については、
『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 2 BITS ソースが有効な場合、SYNCPRIおよびSYSBOOTなどの、プライマリおよびセカンダリ基準ソースの障害に関連するアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Fast Start Synchronization Mode(ファースト スタート同期モード)状態は、ONS 15454 SDHが新しいタイミング基準を選択する場合に発生します。以前のタイミング基準は機能しなくなっています。
FSTSYNC 状態は、約 30 秒経過すると消えます。状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
(注) FSTSYNC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Bidirectional Full Pass-Through Active(双方向完全パススルー アクティブ)状態は、MS-SPRing の切り替え対象でないノード上で、その保護チャネルがアクティブでトラフィックを伝送しており、No Request からの受信 K バイトに変更があった場合に発生します。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Gain High Degrade(ゲイン上限劣化)アラームは、DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで、ゲインが劣化スレッシュホールドの上限に達し、内部障害により設定点に到達できなかった場合に発生します。ただちにカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にのみ適用されます。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された想定範囲内であることを確認します。次の手順を実行して、CTC のレベルを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. OPT-BST または OPT-PRE の Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
ステップ 4 パワー値が想定範囲外にある場合、影響を受けるすべての光信号ソースの Admin State が Unlocked であり、それらの出力が想定範囲内にあるかを確認します。光信号ソースには、TXP または MXP のトランク ポートか、ITU-T 回線カードがあります。
ステップ 5 信号ソースの Admin State が locked,disabled の場合、Unlocked 状態にします。
ステップ 6 ポートの Admin State が Unlocked だが、出力パワーが仕様範囲外の場合、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」の手順に従います。
ステップ 7 信号ソースが Unlocked で、パワーが想定範囲内の場合、アラームを報告しているカードに戻り、現場で行われている手順に従って、増幅器の COM-RX ポートに接続しているファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章に記載されている手順に従って、光コネクタを清掃します。
(注) COM-RX ポートからファイバを外すと、トラフィックの中断が発生する場合があります。これを回避するためには、切り替えが可能ならば「保護切り替え、ロック開始、クリア」に示した手順の概要に従って、トラフィック切り替えを行います。保護切り替えの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。このとき、トラブルシューティングの目的で使用する受け入れテスト手順について『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 9 GAIN-HDEG の原因に結びつく他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても GAIN-HDEG がクリアされない場合は、すべてのカード ポートの Admin State を locked, disabled にします。
ステップ 10 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。
(注) カードを同じタイプのカードを交換するときには、アラームを報告しているカードのポートを unlocked,automaticInService サービス状態にすること以外、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 11 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Gain High Fail(ゲイン上限障害)アラームは、ゲインが障害ポイント スレッシュホールドの上限を超えた場合に DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用されます。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Gain Low Degrade(ゲイン下限劣化)アラームは、内部障害のためにゲイン劣化スレッシュホールドの下限を超え、設定点に到達できない場合に、DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。ただちにカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) このアラームは、増幅器カードの現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用されます。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Gain Low Fail(ゲイン下限障害)アラームは、ゲインが障害ポイント スレッシュホールドの下限を超えた場合に DWDM OPT-BST および OPT-PRE 増幅器カードで発生します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) このアラームは、増幅器の現用モードが Control Gain に設定されている場合にだけ適用されます。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「GAIN-HDEG アラームのクリア」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
GCC Embedded Operation Channel Failure(GCC 組み込みチャネル動作障害)アラームは、
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードの OTN 通信チャネルに適用されます。GCC-EOC は、チャネルが動作不能な場合に生成されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Gigabit Ethernet Out of Synchronization(ギガビット イーサネット同期外れ)アラームは、ギガビット イーサネット信号の同期が外れた場合に TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および TXPP_MR_2.5G カードで発生します。SDH LOS アラームによく似ています。このアラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードに SDH 信号を送信しようとした場合に発生することがあります。信号が存在しているため、CARLOSS アラームは発生しませんが、信号形式がカードに適合しないため、GE-OOSYNC アラームが生成されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 入力信号にプロビジョニングされている物理レイヤ プロトコルが適切かを確認します。
ステップ 2 回線速度(10 Gbps)が正しく設定されているかを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP Client Signal Fail Detected(GFP 信号障害検出)アラームは、リモート の Service-Affecting(SA)アラームによって無効なデータ送信が発生した場合に、ローカルの GFP データ ポートで発生する二次的なアラームです。アラームは、FC_MR-4、ML-シリーズ イーサネット、MXP_MR_2.5G、
MXPP_MR_2.5G GFP データ ポートでローカルに発生しますが、Service-Affecting (SA) 障害がローカル サイトで発生していることを示すものではありません。ただし、受信ケーブルが引き抜かれた場合のようなイベントで発生する CARLOSS、LOS、または SYNCLOSS アラームは、リモート データ ポートの転送機能に影響します。このアラームは、FC_MR-4 ポートにファシリティ ループバックが発生するとランクを下げる場合があります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 リモート データ ポートで Service-Affecting (SA)アラームをクリアします。
ステップ 2 GFP-CSF アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
GFP Fibre Channel Distance Extension (DE) Mismatch(GFP ファイバ チャネル DE ミスマッチ)アラームは、DE 用に設定されたポートが、シスコ独自の Distance Extension モードで動作していないポートに接続されたことを示します。これは、DE をサポートするファイバ チャネルおよび FICON カードの GFP ポートで発生します。このアラームは、転送の片方で DE を有効にし、もう片方で有効にしていない場合に発生します。クリアするには、回線に接続されている両方のポートで DE を有効にする必要があります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、距離延長プロトコルが両側で正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
c. Admin State でセルをクリックし、Locked,maintenance を選択します。
e. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
f. Enable Distance Extension カラムのチェックボックスをチェックします。
h. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
i. Admin State でセルをクリックし、Unlocked を選択します。
ステップ 2 GFP-DE-MISMATCH アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
GFP Extension Header Mismatch(GFP 拡張ヘッダー ミスマッチ)アラームは、Fibre Channel/FICON カードで拡張ヘッダーがヌルでないフレームを受信したときに 発生します。このアラームは、エラーのプロビジョニングにより、すべての GFP フレームが 2.5 秒間ドロップされた場合に発生します。
両方の末端ポートで、GFP フレームに対してヌル拡張ヘッダーを送信していることを確認する必要があります。FC_MR-4 カードは、常にヌル拡張ヘッダーを送信します。そのため、機器が他社の機器に接続されている場合、適切なプロビジョニングが必要です。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 そのベンダーの機器がヌル拡張ヘッダーを送信し、FC_MR-4 カードとの相互運用が可能であることを確認します(FC_MR-4 カードは、常にヌル拡張ヘッダーを送信します)。
ステップ 2 GFP-EX-MISMATCH アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP Loss of Frame Delineation(GFP フレーム識別不能)アラームは Fibre Channel/FICON GFP ポートに適用され、SDH接続不良があった場合や、SDHパス エラーが原因でペイロード長の組み合わせ(PLI/cHEC)について計算されたチェックサムに GFP ヘッダー エラーが発生した場合、または、GFP 送信元ポートが無効な PLI/cHEC の組み合わせを送信した場合に発生します。これは、サービスに影響を及ぼします。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 送信ノードで発生する、LOS などの関連するSDHパス エラーを探し、すべてクリアします。
ステップ 2 GFP-LFD アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
GFP Fibre Channel Distance Extension Buffer Starvation(GFP ファイバ チャネル DE バッファ不足)アラームは、GFP および DE プロトコルをサポートする Fibre Channel/FICON カード ポートで発生します。原因は、リモート GFP 受信バッファがないため、GFP トランスミッタが GFP フレームを送信できないことです。これは、リモート GFP-T レシーバに輻輳が起き、Fibre Channel/FICON リンクでフレームを送信できない場合に発生します。
このアラームは、FC-NO-CREDITS アラームと連動して発生することがあります。たとえば、FC-NO-CREDITS アラームが FC_MR-4 データ ポートで生成された場合、GFP-NO-BUFFERS アラームがアップストリームのリモート FC_MR-4 データ ポートで発生することがあります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「FC-NO-CREDITS アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 GFP-CSF アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:CE100T、FCMR、GFP-FAC、ML100T、ML1000、MLFX
GFP User Payload Mismatch(GFP ユーザ ペイロード ミスマッチ)は、GFP をサポートする Fibre Channel/FICON ポートで発生します。これは、受信フレームのユーザ ペイロード識別子(UPI)が送信 UPI と一致せず、フレームがすべてドロップされた場合に発生します。このアラームは、ポートのメディア タイプがリモート ポートのメディア タイプと一致しないなどのプロビジョニング エラーが原因で発生します。たとえば、ローカル ポートのメディア タイプは Fibre Channel 1 Gbps ISL または Fibre Channel 2 Gbps ISL に設定され、リモート ポートのメディア タイプは FICON 1 Gbps ISL または FICON 2 Gbps ISL に設定されている場合です。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、送信ポートと受信ポートが同じ DE にプロビジョニングされるようにします。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Port > Distance Extension タブをクリックします。
c. Enable Distance Extension カラムのチェックボックスをチェックします。
ステップ 2 両方のポートが正しいメディア タイプに設定されるようにします。各ポートに対して、次の手順を実行します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します(まだカードビューが表示されていない場合)。
b. Provisioning > Port > General タブをクリックします。
c. ドロップダウン リストから、正しいメディア タイプ( Fibre Channel -1Gbps ISL 、 Fibre Channel -2 Gbps ISL 、 FICON -1 Gbps ISL 、または FICON -2 Gbps ISL )を選択します。
ステップ 3 GFP-UP-MISMATCH アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Open Shortest Path First (OSPF) Hello(OSPF Hello)アラームは、2 つの終端ノードが OSPFネイバーをフル ステートで起動できない場合に発生します。通常、この問題はエリア ID のミスマッチか、OSPF HELLO パケットの DCC での損失、またはその両方が原因で発生します。
ステップ 1 以下の手順を実行して、損失した近隣ノードでエリア ID が正しいことを確認します。
a. ノード ビューで、Provisioning > Network > OSPF タブをクリックします。
b. Area ID カラムの IP アドレスが、他方のノードと一致していることを確認します。
c. アドレスが一致しない場合は、誤っている方のセルをクリックして修正します。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、PPM、STMN、TRUNK
Equipment High Transmit Laser Bias Current(機器の高伝送レーザー バイアス電流)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードのレーザー性能に対して生成されます。このアラームは、カード レーザーがレーザー バイアスの許容範囲の最大値に到達していることを示します。
通常、レーザー バイアスの比率は、当初は製造元による仕様の最大値の約 30% ですが、使用年数とともに増加します。HI-LASERBIAS アラームのスレッシュホールドが最大値の 100% に設定されている場合、レーザーはこれ以上使用できません。スレッシュホールドが最大値の 90 % に設定されている場合、カードは数週間から数か月の間は使用できます。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Configure Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および
OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 保守時間帯に 「トラフィック カードの物理的な交換」 を実行してください。(交換は緊急を要しません。)
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:2R、EQPT、FC、GE、ISC、STMN についてはMinor (MN)、
Non-Service-Affecting (NSA)。PPM についてはNot Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment High Laser Optical Transceiver Temperature(機器の高レーザー光トランシーバの温度)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードに適用されます。
HI-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定 2 °C(35.6 °F)を超えた場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します
カードがこのアラームを生成すると、レーザーは自動的に遮断されます。LOS (STM1E、STMN) は遠端 ノードで、DSP-FAIL は近端ノードで発生します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および
OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、カードをダブルクリックしてカード ビューを表示します。
ステップ 2 Performance > Optics PM> Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 カードのレーザー温度レベルを確認します。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリにあります。
ステップ 4 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 6 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK
Equipment High Receive Power(機器の高受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードに送信された光信号パワーに対して生成されます。HI-RXPOWER は、受信信号の測定パワーがスレッシュホールドを超えた場合に発生します。スレッシュホールドは、ユーザが設定できます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 増幅器のゲイン(増幅パワー)が変更されているかどうかを確認します。ゲインの変更によってもチャネル パワーの調整が必要となります。
ステップ 2 ファイバからチャネルがドロップされているかどうかを確認します。チャネルの増減はパワーに影響します。チャネルがドロップされている場合、すべてのチャネルのパワー レベルを調整する必要があります。
(注) カードが増幅された DWDM システムの一部になっている場合、ファイバ上でのチャネル ドロップによる伝送パワーへの影響は、増幅されていないシステムでの場合よりも大きくなります。
ステップ 3 問題のある回線の伝送側で、安全な範囲内で伝送パワー レベルを減らします。
ステップ 4 HI-RXPOWER アラームの原因がこれらの問題のいずれでもない場合、アラーム対象の信号上に別の波長が混在していることも考えられます。この場合、レシーバーは 2 つのトランスミッタから同時に信号を受信するため、データ アラームが発生します。波長が混在すると、データの内容が正しく伝送されず、受信パワーは約 +3 dBm 上昇します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合、受信ポートにファイバ減衰器を取り付けます。標準的な方法に基づき、最初は低抵抗の減衰器から始め、必要に応じて抵抗を大きくします。これは、伝送距離などの要素によって変わってきます。
ステップ 6 アラームがクリアされず、送信カードまたは受信カードの遠端ポートのいずれにも障害がない場合は、正常に機能するループバック ケーブルを使用して「発信元ノードの MXP/TXP/FC_MR-4 ポートでのファシリティ(回線)ループバックの実行」の作業を実行し、ループバックをテストしてください。
ステップ 7 ポートが不良で、すべてのポート帯域幅を使用する必要がある場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。ポートが不良でも、トラフィックを他のポートに移動できる場合は、次の保守期間中にカードを交換します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 8 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:NE については Critical (CR)、Service-Affecting (SA)。EQPT については Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
High Temperature(高温)アラームは、ONS 15454 SDH の温度が 50 °C(122°F)を超えた場合に発生します。
ステップ 1 ONS 15454 SDH の LCD 前面パネルに表示される温度を確認します。LCD パネルについては、図2-1 を参照してください。
ステップ 2 室内が異常に高温になっていないかを確認します。
ステップ 3 室内が異常に高温になっていない場合、ONS 15454 SDH にファン トレイ アセンブリによるエアフローを妨げるものがないかを確認します。
ステップ 4 エアフローが妨げられていない場合、ONS 15454 SDH の空きスロットにブランクの前面プレートが取り付けられていることを確認します。ブランクの前面プレートはエアフローに役立ちます。
ステップ 5 空きスロットに前面プレートが取り付けられている場合、エアー フィルタの交換が必要かどうかを確認します。「再使用可能なエアー フィルタの点検、クリーニング、交換」の作業を行います。
ステップ 6 フィルタが汚れていなければ、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を行います。
(注) ファン トレイ アセンブリは正しく取り付けるとすぐに動作します。
ステップ 7 ファンが動作せず、アラームが解消されない場合、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を行います。
ステップ 8 交換用ファン トレイ アセンブリが正しく動作しない場合、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、PPM、STMN、TRUNK
Equipment High Transmit Power(機器の高送信パワー)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードで送信される光信号パワーに対して生成されます。HI-TXPOWER は、送信信号の測定パワーがスレッシュホールドを超えた場合に発生します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 ノード ビューで、アラームを報告しているカードのカード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > Optics Thresholds タブ、または Provisioning > Optics Thresholds > Current Values タブをクリックします。
ステップ 3 TX Power High カラムの値を 0.5 dBm だけ少なくします(負の方向へ変更)。
ステップ 4 信号を中断せずにカードの送信パワー設定を減少させることができない場合、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Holdover Synchronization Mode(ホールドオーバー同期モード)状態は、ノードのプライマリおよびセカンダリ タイミング基準の損失によって発生します。タイミング基準の損失は、タイミング入力のライン コーディングがノード上の設定と異なる場合に発生し、新しいノードの基準クロックを選択する際によく発生します。プライマリまたはセカンダリ タイミングを再度確立すれば、状態はクリアされます。24 時間のホールドオーバー期間を過ぎると、内部クロックを使用している ONS 15454 SDH でタイミング スリップが発生する可能性があります。
ステップ 1 次のような、タイミングに関連するイベントをクリアします。
• 「LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)」
ステップ 2 現場で行われている手順に従って、プライマリおよびセカンダリのタイミング ソースを確立し直します。現場での手順がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Change Node Settings」の章を参照してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
High-Order Path Encapsulation C2 Byte Mismatch(高次パス カプセル化 C2 バイト ミスマッチ)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードに適用されます。これは、次に示す条件の最初の 3 つを満たし、後の 2 つのうち 1 つを満たさない場合に発生します。
• 予測された C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
• 受信した C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
(LP-PLM ではこれと異なり、5 つの条件すべてを満たさなければなりません。)
HP-ENCAP-MISMATCH が発生する場合、受信した C2 バイトと予測される C2 バイトの間にミスマッチがあり、予測されるバイトか受信したバイトのいずれかが 0x01 です。
HP-ENCAP-MISMATCH アラームが発生する状況の一例として、2 つの ML シリーズ カードの間に作成された回線の片方に GFP フレーミングをプロビジョニングし、もう片方に LEX カプセル化を備えた High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データ リンク制御)フレーミングをプロビジョニングした場合があります。GFP フレーミング カードは C2 バイトとして 0x1B を送信および予測しますが、HDLC フレーミング カードは C2 バイトとして 0x01 を送信および予測します。
次のパラメータのいずれかで、送信カードと受信カードの間にミスマッチがあると、アラームが発生することがあります。
このアラームは、LP-PLM のようなパス ラベル ミスマッチ(PLM)によってランクを下げます。
(注) デフォルトでは、HP-ENCAP-MISMATCH アラームは ML シリーズ カードのデータ リンクをダウンさせます。この動作は、CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンド no pos trigger defect encap を使って変更できます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、受信カードで正しいフレーミング モードが使用されていることを確認します。
a. ノード ビューで、ML シリーズ カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Mode ドロップダウン リストで、正しいモード(GFP-F または HDLC)が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択して Apply をクリックします。
ステップ 2 以下の手順を実行して、送信カードで正しいフレーミング モードが使用され、それが受信カードで使用しているフレーミング モードと同じであることを確認します。
a. ノード ビューで、ML シリーズ カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Mode ドロップダウン リストで、同じモード(GFP-F または HDLC)が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択して Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズカードの CLI を使用して、他の設定が正しいことを確認します。
インターフェイスをオープンするには、カード ビューの IOS タブをクリックして Open IOS Connection をクリックします。コンフィギュレーション コマンドのシーケンス全体を調べるには、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』で、この 3 つのトピックすべてのエントリを参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
High-Order Remote Failure Indication(RFI)(高次リモート障害通知)状態は、高次(VC-4 または VC-3)パスにリモート障害があり、伝送システム保護に割り当てられた最大時間を超えて障害が続いていることを示します。HP-RFI は保護切り替えが開始されたときに送信されます。隣接ノードの障害が解消されると、通知元ノードの HP-RFI 状態はクリアされます。
ステップ 1 通知している ONS 15454 SDH の遠端ノードにログインします。
ステップ 2 関連するアラーム(特に、LOS (STM1E、STMN))があるかどうかを確認します。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。手順については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:VCTRM-HP については Critical (CR)、Service-Affecting (SA); VCMON-HP については Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TIM High-Order TIM Failure(TIM 高次 TIM 障害)アラームは、高次(VC-4 または VC-3)オーバーヘッドのトレース識別名 J1 バイトに不具合があることを示します。HP-TIM は、SDH パス オーバーヘッドで、送信された J1 識別名バイトと受信された J1 識別名バイトの間にミスマッチがある場合に発生します。このエラーは、送信側または受信側のどちらでも発生します。
ステップ 1 SDH パス オーバーヘッドを確認できる光テスト セットを使用して、J1 バイトの有効性を確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。信号のテストは、通知元カードのできるだけ近くで実施します。
ステップ 2 出力カード信号が有効な場合、「SYNCPRI アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。このアラームが VCTRM-HP に適用される場合には、Service-Affecting 障害になります。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Signal Label Mismatch Fault(SLMF)Unequipped High-Order Path(未実装高次パスの SLMF)アラームは、高次(VC-4)パス オーバーヘッドの C2 パス信号ラベル バイトに関して生成されます。HP-UNEQ は、SDH パス オーバーヘッドで C2 バイトが受信されない場合に発生します。
ステップ 1 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 2 アラームを右クリックして、Affected Circuits ショートカット メニューを表示させます。
ステップ 3 Select Affected Circuits をクリックします。
ステップ 4 影響を受けている回線が表示されたら、Type カラムに Virtual Circuit(VC;仮想回線)がないかを確認します。
ステップ 5 Type カラムに VC がない場合、VC は存在しません。ステップ 7 に進みます。
ステップ 6 Type カラムに VC がある場合、以下の手順を実行して、その行を削除します。
(注) ノードでは、有効な VC を削除することはできません。
a. VC 行をクリックして選択します。「回線の解除」の作業を行います。
b. エラー メッセージのダイアログ ボックスが表示された場合、VC は有効なのでアラームの原因ではありません。
c. VT を含む行が他にない場合は、 a ~ b の手順を繰り返します。
ステップ 7 リング内のすべての ONS ノードが CTC ネットワーク ビューに表示されている場合は、以下の手順を実行して、すべての回線が完結していることを確認します。
b. いずれの回線の Status カラムにも INCOMPLETE と表示されていないことを確認します。
ステップ 8 INCOMPLETE と表示されている回線が見つかった場合、適切な光テスト セットを使用し、現場で行われている手順に従って、その回線がトラフィックの伝送を行っている現用回線ではないことを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 9 不完全な回線が不要、あるいはトラフィックを伝送していない場合は、その回線を削除します。
「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 10 正しいサイズの回線を再度作成してください。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 11 再度ログインして、以下の手順を実行し、アラームを報告しているカードで終端するすべての回線がアクティブであることを確認します。
b. Status カラムで、すべての回線がアクティブであることを確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、現場で行われている方法を使用して遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、光カードや電気回路カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 14 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Industrial High Temperature(工業高温)アラームは、ONS 15454 SDH の温度が 65°C(149 °F)を上回るか、または -40°C(-40°F)を下回った時に発生します。このアラームは HITEMP アラームと類似していますが、これは工業環境で使用されます。このアラームを使用する場合、低温の HITEMP アラームを無視するように、アラーム プロファイルをカスタマイズできます。
ステップ 1 「HITEMP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:アクティブ カードについては Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Improper Removal(不正な取り外し)アラームは、CTC で削除する前にスロットからカードを取り外した場合に発生します。カードがイン サービスでなくても、CTC でカードが存在しないことが認識されるだけで、IMPROPRMVL アラームが発生します。ノードからカードを取り外す前に CTC からカードを削除すると、アラームは表示されません。PPM の場合、PPM をプロビジョニングしたのに物理モジュールがポートに挿入されていない場合にアラームが発生します。
(注) カードを取り外す時間は約 15 秒あります。15 秒を経過すると CTC はカードのリブートを開始します。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カード上でソフトウェアが更新されるのに最大で 30 分かかります。
(注) MIC-A/P カードがシェルフから取り外されても、そのカードについての IMPROPRMVL アラームは通知されません。MIC-A/P の左側にある FMEC も、MIC-A/P とともに CTC に表示されなくなります。これは設計どおりの動作です。MIC-A/P カードには、他の FMEC への通信チャネルがあります。MIC カードを取り外すと、通信チャネルは使用できなくなり、したがって他の FMEC は存在していないとみなされます。消えた FMEC は、MIC-A/P をもう一度挿入すると再び検出されます。
ステップ 1 ノード ビューで、IMPROPRMVL を通知しているカードを右クリックします。
ステップ 2 ショートカット メニューから Delete を選択します。
(注) カードがイン サービスになっている場合、回線がマッピングされている場合、現用保護スキームでペアになっている場合、DCC が有効になっている場合、またはタイミング基準として使用されている場合、通知しているカードを CTC で削除することはできません。
ステップ 3 カード上のポートがイン サービスの場合、以下の手順を実行して、ロックします(Locked, maintenance)。
a. ノード ビューで、報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. アラームを報告しているカードに応じて、 Provisioning > Line タブまたは Provisioning > Line > SDH タブをクリックします。
c. 任意の Unlocked ポートで Admin State カラムをクリックします。
d. Locked,maintenance を選択して、ポートをアウト オブ サービスにします。
ステップ 4 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 5 保護スキームでカードがペアになっている場合、以下の手順を実行して、保護グループを削除します。
a. View > Go to Previous View をクリックして、ノード ビューに戻ります。
b. ノード ビューに戻ったら、 Provisioning > Protection タブをクリックします。
ステップ 6 カードが DCC 用にプロビジョニングされている場合、以下の手順を実行して、DCC のプロビジョニングを削除します。
a. ONS 15454 SDH で Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
b. DCC 終端に表示されているスロットとポートをクリックします。
c. Delete をクリックし、表示されたダイアログ ボックスで Yes をクリックして、選択した終端をすべて削除します。
ステップ 7 カードがタイミング基準として使用されている場合、以下の手順を実行して、タイミング基準を変更します。
a. Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
b. NE Reference で、Ref-1 のドロップダウン リストをクリックします。
c. Ref-1 を、リストされている STM-N カードから Internal Clock に変更します。
ステップ 8 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-3 Idle(DS-3 アイドル)状態は、DS3i-N-12 カードがアイドル信号を受信していることを示します。これは、信号のペイロードにビット パターンの繰り返しが含まれている状態です。INC-ISD 状態は、送信側ポートの Admin State が Locked,maintenance の場合に発生します。Locked,maintenance 状態でなくなると解消されます。
(注) INC-ISD は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Inhibit Switch To Protect Request on Equipment(機器の保護切り替え要求の禁止)状態は、トラフィック カードの保護への切り替え機能を無効にしたときに発生します。そのカードが 1:1、または 1+1 の保護スキームで使用されている場合、トラフィックは現用システムにロックされたままとなります。カードが 1:N 保護スキームで使用されている場合は、保護切り替え機能が無効になると、トラフィックは現用カード間で切り替えられます。
ステップ 1 1+1 ポートに対してこの状態が発生した場合は、「1+1 保護ポート手動切り替えコマンドの開始」 を行います。
ステップ 2 1:1 カードで生じた場合は、「1:1 カードの Switch コマンドの開始」 を行って元に戻します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Inhibit Switch To Working Request on Equipment(機器の現用切り替え要求の禁止)状態は、トラフィック カードの現用への切り替え機能を無効にしたときに発生します。そのカードが 1:1、または 1+1 の保護スキームで使用されている場合、トラフィックは保護システムにロックされたままとなります。カードが 1:N 保護スキームで使用されている場合は、現用切り替え機能が無効になると、トラフィックは保護カード間で切り替えられます。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 1+1 ポートに対してこの状態が発生した場合は、「1+1 保護ポート手動切り替えコマンドの開始」 を行います。
ステップ 2 1:1 カードで生じた場合は、「1:1 カードの Switch コマンドの開始」 を行って元に戻します。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Security Intrusion Incorrect Password(セキュリティ侵入無効パスワード)状態は、ユーザが無効なログインをスーパーユーザが設定した制限回数以上に試みたか、期限が切れたパスワードまたは無効なパスワードを使用してログインを試みたときに発生します。このアラームが表示されたユーザはシステムからロックアウトされ、INTRUSION-PSWD 状態が発生します。この状態は、スーパーユーザによるログイン セッションでのみ表示され、スーパーユーザより低い権限をもつユーザのログイン セッションでは表示されません。INTRUSION-PSWD 状態は、設定されたロックアウト時間が経過したときに自動的に、またはロックアウトが無期限に設定されている場合はスーパーユーザが CTC で手動でロックアウトを解除したときに、クリアされます。
ステップ 1 Provisioning > Security> Users タブをクリックします。
ステップ 2 Clear Security Intrusion Alarm をクリックします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Equipment Failure Invalid MAC Layer address(機器障害の無効 MAC レイヤ アドレス)アラームは、ONS 15454 SDH の MAC アドレスが無効の場合に発生します。MAC アドレスは、製造段階で ONS 15454 SDH のシャーシに固定アドレスとして割り当てられます。INVMACADR アラームについては、トラブルシューティングを行わないでください。詳細については、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
IOS Configuration Copy in Progress(IOS 設定コピー進行中)状態は、Cisco IOS のスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを ML シリーズ カードにアップロードする、またはカードからダウンロードするときに発生します(この状態は、 2.7.317 SFTWDOWN 状態と類似していますが、TCC2/TCC2P カードではなく、ML シリーズ イーサネット カードで発生します)。
この状態は、コピーが終了するとクリアされます(コピーが正常に終了しない場合は、「 2.7.248 NO-CONFIG 」状態が発生することがあります)。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Open System Interconnection(OSI; 開放型システム間相互接続)Intermediate System to
Intermediate-System (IS-IS) Adjacency Failure(OSI IS-IS 隣接障害)アラームは、ポイントツーポイント サブネット上で IS または終端システム(ES)隣接が確立されていないときに、中継システム(IS Level 1 または Level 1 および 2 をルーティングするノード)によって生成されます。中継システム隣接障害アラームは、ES ではサポートされません。ルータが無効の場合、IS によって生成されることもありません。
このアラームは、一般に、ルータの Manual Area Adjacency(MAA; 手動エリア隣接)アドレスが誤って設定されていることが原因です。IS-IS OSI ルーティングと MAA 設定の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Management Network Connectivity」の章を参照してください。OSI の設定手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 1 通信チャネルの両端が正しい Layer 2 プロトコルおよび設定(LAPD または PPP)を使用していることを確認します。次の手順で行います。
a. ローカル ノードのノード ビューで、Provisioning > Comm Channels > MSDCC タブをクリックします。
b. 回路の行をクリックします。Edit をクリックします。
c. Edit MSDCC termination ダイアログ ボックスで、Layer 2 プロトコル(LAPD または PPP)、Mode オプション ボタンの選択(AITS または UITS)、Role オプション ボタンの選択(Network または User)、MTU の値、T200 の値、および T203 の選択を確認して記録します。
e. リモート ノードにログインして、同じ手順に従い、このノードについて同じ情報を記録します。
ステップ 2 両方のノードが同じ Layer 2 設定を使用していない場合は、正しくない方の終端を削除して、再作成する必要があります。削除するには、終端をクリックして、Delete をクリックします。再作成の手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 3 ノードが PPP Layer 2 を使用している場合は、「EOC アラームのクリア」 を実行します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 7の作業を実行してください。
ステップ 4 両方のノードが LAPD Layer 2 プロトコルを使用しているが、Mode 設定が異なる場合は、正しくない方のノードのエントリを変更します。そのためには、Edit MSDCC termination ダイアログ ボックスで正しい設定のオプション ボタンをクリックして、OK をクリックします。
ステップ 5 Layer 2 プロトコルと Mode 設定が正しい場合は、一方のノードが Network ロールを使用し、もう一方が User ロールを使用していることを確認します。そうでない場合(すなわち、両方とも同じモード設定になっている場合)は、正しくない方を訂正します。そのためには、Edit MSDCC termination ダイアログ ボックスで正しいオプション ボタンをクリックして、OK をクリックします。
ステップ 6 Layer 2、Mode、および Role 設定が正しい場合は、各ノードの MTU 設定を比較します。正しくなかった場合は、Edit MSDCC ダイアログ ボックスで正しい値を選び、OK をクリックします。
ステップ 7 ここまでの設定がすべて正しい場合は、以下の手順を実行して、両端の通信チャネルについて OSI ルータが有効であることを確認します。
a. Provisioning > OSI > Routers > Setup をクリックします。
b. Status カラムでルータのエントリを確認します。ステータスが Enabled になっている場合は、他端を確認します。
c. ステータスが Disabled になっている場合は、ルータのエントリをクリックして、Edit をクリックします。
d. Enabled チェック ボックスをチェックして、OK をクリックします。
ステップ 8 両端のルータが有効でもアラームがクリアされない場合は、以下の手順を実行して、通信チャネルの両端の MAA が共通であることを確認します。
a. Provisioning > OSI > Routers > Setup タブをクリックします。
b. プライマリ MAA およびセカンダリ MAA(設定されている場合)を記録します。
ヒント MAA アドレスなどの長い文字列の情報は、CTC のエクスポート機能およびプリント機能を使用して記録することができます。エクスポートするには、File > Export > html を選択します。印刷するには、File > Print を選択します。
c. もう一方のノードにログインして、プライマリ MAA およびセカンダリ MAA(設定されている場合)を記録します。
d. この情報を比較します。隣接を確立するためには、少なくとも 1 つの共通のプライマリまたはセカンダリ MAA がなければなりません。
e. 共通の MAA がない場合は、共通の MAA を追加して、近接を確立しなければなりません。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
ステップ 9 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
K Bytes Pass Through Active(K バイト パススルー アクティブ)状態は、MS-SPRing の非切り替えノードで、保護チャネルがアクティブになっていず、K バイト パススルー状態にあるときに発生します。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
APS Channel Failure(APS チャネル障害)アラームは、スパンの両側で異なる APS チャネルに設定されると発生します。たとえば、片方では K3 を選択し、反対側では F1、E2、または Z2 を選択すると、このアラームが発生します。
このアラームは、チェックサムのときにも発生します。この障害は、テスト機器によって K1 バイトと K2 バイトが上書きされると発生します。ただし、双方向フル パススルー、または K バイト パススルーの状態では、このアラームは発生しません。このアラームは、MS-AIS、LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)、LOS (STM1E、STMN)、またはSFBER-EXCEED-HO アラームによって無効になります。
ステップ 1 このアラームの原因として最も多いのは、スパンの設定誤りです。この場合、スパンの片側で再度プロビジョニングを行い、もう片方のパラメータと一致するようにします。手順については、
『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Network」の章を参照してください。
ステップ 2 スパンの設定が原因ではない場合は、STM-N、クロスコネクト、または TCC2/TCC2P カードのチェックサム エラーがアラームの原因と考えられます。この場合は、「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行い、CTC でこの問題を解決できるようにします。
ステップ 3 サードパーティの機器を使用している場合は、その機器が Cisco ONS 機器と同じ APS チャネルに構成されていることを確認してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
LAN Connection Polarity Reversed(LAN 接続極性反転)状態は、TCC2 カードを含むシェルフで発生する状態ではありません。これは、ソフトウェアをアップグレードする際に、接続されているイーサネット ケーブルの受信ワイヤ ペアの極性が反対になっていることをカードが検出した場合に発生します。カードは自動的にこの反転を補正しますが、LAN-POL-REV はアクティブのままです。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 接続されているイーサネット ケーブルを、正しいピン割り当てのケーブルと交換します。正しいマッピングは、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Laser Automatic Power Reduction(APR)(レーザー自動パワー低減)アラーム状態は、レーザーがパワー低減モードで動作している時に OSC-CSM、OPT-BST、およびOPT-PRE で発生します。この状態は、上記の条件がなくなりパワーの値が通常の設定点に到達すると解消されます。
(注) LASER-APR は状態通知で、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Laser Bias Current Degrade(レーザー バイアス電流劣化)アラームは、レーザーのエージングが原因で劣化が起きたが、レーザーの伝送に障害がないという場合に、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで発生します。次の機会にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の機会に、アラームの発生したカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Laser Bias Current Failure(レーザー バイアス電流障害)アラームは、レーザー制御回路の障害か、またはレーザー自体の動作障害が発生した場合に、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで発生します。カードを交換してトラフィックを回復させる必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Laser Temperature Degrade(レーザー温度劣化)アラームは、OPT-BST や OPT-PRE などの DWDM 増幅器カードで、ペルチエ制御回路の障害が発生したときに発生します。ペルチエ制御は増幅器を冷却します。次の機会にカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 次の機会に、アラームの発生した DWDM カードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Link Capacity Adjustment Scheme(LCAS)Control Word CRC Failure(リンク容量調節スキーム[LCAS]制御ワード CRC 障害)状態は、ML シリーズ イーサネット カードで発生します。これは、機器、パス、またはプロビジョニング エラーが Virtual Concatenation Group(VCG; 仮想連結グループ)にあり、このため LCAS 制御ワードで CRC 障害が 2.5 秒間連続している場合に発生します。
この状態は、LCAS 対応ノード(ML シリーズ カード装備)が、他の LCAS 対応ノードに送信する際に、機器または SDH パス エラーが原因で不具合の起きたトラフィックを送った場合に発生します。送信エラーは、CV-P、ES-P、または SES-P パフォーマンス モニタリング統計情報にも反映されます。これらのエラーが存在しない場合は、機器の障害が示されます。
LCAS がピア ノードでサポートされていない場合、この状態はクリアされません。
また、LCAS-CRC は、VCG の送信元ノードが LCAS 対応でなく、受信ノードでは対応している場合にも発生します。送信元と宛先の両方のノードが LCAS 対応でなければなりません。そうでない場合、VCG は LCAS-CRC 状態のままになります。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 受信ノードまたは送信ノードで、EQPT アラームなどの、付随する機器障害を探してクリアします。
ステップ 2 送信ノードでビット エラー レート アラームを探してクリアします。
ステップ 3 機器エラーも SDH パス エラーもない場合は、その回線のリモート ノードが LCAS 対応であることを確認します。
ステップ 4 ノード ビューで、Circuits タブをクリックします。
ステップ 5 VCAT 回線を選択して、Edit をクリックします。
ステップ 6 Edit Circuit ウィンドウで、General タブをクリックします。
ステップ 7 Mode カラムの表示が LCAS であることを確認します。
ステップ 8 カラムの表示が LCAS でない場合は、「回線の解除」の作業を行い、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照して LCAS モードで再度作成します。
ステップ 9 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
LCAS VCG Member Receive-Side-In Fail(LCAS VCG メンバー受信側障害)状態は、FC_MR-4 カードと ML シリーズ イーサネット カード(LCAS 対応 VCG)に対して発生します。
LCAS VCG は障害を一方向単位で処理します。つまり、送信ポイントと受信ポイントでは、障害がお互いに独立して発生します。LCAS-RX-FAIL 状態は、次の理由で LCAS VCG メンバーの受信側に発生します。
• VCAT メンバーが送信側でグループ外に設定されているが、受信側でグループ内に設定されている。
• VCAT メンバーが送信側に存在していないが、受信側では存在しグループ内に入っている。
この条件は、LCAS VCG のプロビジョニングの際に発生しますが、プロビジョニングが完了するとクリアされます。
ソフトウェア対応 LCAS VCG では、障害を双方向単位で処理します。つまり、送信または受信のどちらかで障害が発生すると、VCG メンバーの両方が障害とみなされます。LCAS-RX-FAIL 状態は、VCG メンバーの 1 つで受信側 SDH パス障害による障害が発生したときに、その各 VCG メンバーに発生します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
(注) ML シリーズ カードは LCAS に対応しています。ML シリーズおよび FC_MR-4 カードは SW-LCAS に対応しています。
ステップ 1 回線またはパス アラームを調べてクリアします。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
LCAS VCG Member Transmit-Side-In Add State(LCAS VCG メンバー送信側追加状態)は、LCAS VCG メンバーの送信側が追加状態になっている場合に、ML シリーズ イーサネット カードに対して発生します。この状態は、プロビジョニングが完了するとクリアされます。
(注) LCAS-TX-ADD は状態通知であり、トラブルシューティングは必要ありません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
LCAS VCG Member Transmit Side In Do Not Use(LCAS VCG メンバー送信側使用不可)状態は、LCAS VCG メンバーの送信側が使用不可状態である場合に、FC_MR-4 カードと ML シリーズ イーサネット カードで発生します。一方向の障害の場合、この状態は送信元ノードだけに発生します。
多くの場合、この状態を通知するノードは HP-RFI アラームを通知し、リモート ノードは MS-AIS や HP-UNEQ のようなパス アラームを通知します。
(注) LCAS-TX-DNU は状態通知であり、トラブルシューティングは必要ありません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Lockout of Protection Span(保護スパンからのロックアウト)状態は、スパン トラフィックがLockout of Protect コマンドにより保護スパンからロックアウトされたときに発生します。この状態は、ロックアウト発生後、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示され、FE-LOCKOUTPR-SPAN 状態と同時に発生します。ロックアウトが発生したポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[L]によって示されます。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
VCG での Loss of Alignment(アライメント喪失)は、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットの信号を 1 つのより高速な信号に連結した独立回線です)。このアラームは、VCG の各メンバーが初期オペレータ プロビジョニング、保護イベント、または回復イベントが原因でネットワーク上の別のパスを通過したときに、ハードウェア バッファの終端がパス間の遅延差を回復できないときに発生します。
(注) このアラームは、TL1 など、CTC 外部の回線を設定したときにのみ発生します。
ステップ 1 ネットワーク ビューで、Circuits タブをクリックします。
ステップ 2 アラーム対象の VCG をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 3 Edit Circuit ダイアログ ボックスで、送信元および宛先回線のスロット、ポート、および VC4 を表示します。
ステップ 4 回線が別のファイバに渡っているかどうかを確認します。別のファイバに渡っている場合は、「回線の解除」の作業を実行します。
ステップ 5 『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章の手順で回線を再作成します。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK、VCMON-HP、VCMON-LP
Lockout Switch Request on Facility or Equipment(ファシリティまたは機器上のロックアウト切り替え要求)状態は、ユーザが 1+1 ファシリティ保護グループ内で STM-N ポートのロックアウト切り替え要求を行ったときに発生します。LOCK ON コマンドによる現用ポートへのトラフィックのロック(保護ポートからのロックオフ)、または LOCK OUT コマンドによる保護ポートからのロックオフによって発生することがあります。いずれの場合も、保護ポートは[Lockout of Protection]を示し、Conditions ウィンドウに LOCKOUT-REQ 状態が表示されます。
ロックアウトにより、保護切り替えが防止されます。ロックアウトを再度クリアすると、保護切り替えが可能となり、LOCKOUT-REQ 状態がクリアされます。
ステップ 1 「カードまたはポートのLock On/Lock Out コマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loss of Frame(LOF; フレーム損失)BITS アラームは、TCC2/TCC2P カード BITS 入力上のポートで、受信 BITS タイミング基準信号に LOF が検出されたときに発生します。LOF は、受信 ONS 15454 SDH で受信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。
(注) この手順は、BITS タイミング基準信号が正常に機能していて、ノードの起動時にアラームが消えていることを前提としています。
ステップ 1 以下の手順を実行して、BITS 入力と TCC2/TCC2P カード間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. ノード ビューまたはカード ビューで、アラームが報告されたスロットとポートをメモします。
b. 外部 BITS タイミング ソースのコーディング フォーマットとフレーミング フォーマットを確認します。両方のフォーマットは、外部 BITS タイミング ソースのユーザ マニュアルか、タイミング ソース上に説明があるはずです。
c. Provisioning > Timing> BITS Facilities タブをクリックして、General Timing ウィンドウを開きます。
d. Coding のリストにある値が、BITS タイミング ソース(B8ZS または AMI)のコーディングと一致していることを確認します。
e. コーディングが一致していない場合は、BITS-1 または BITS2 の Coding フィールドをクリックして、ドロップダウン メニューから適切なコーディングを選択します。
f. Framing フィールドにある値が、BITS タイミング ソース(ESF または SF)フレーミングと一致していることを確認します。
g. フレーミングが一致していない場合は、BITS-1 または BITS2 の Framing フィールドをクリックして、ドロップダウン メニューから適切なフレーミングを選択します。
(注) timing サブタブでは、Binary 8-zero Substitution(B8ZS)コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの Extended Superframe (ESF) と対応しており、Alternate Mark Inversion (AMI)コーディング フィールドは、通常は Framing フィールドの SF (D4)に対応しています。
ステップ 2 BITS 入力と TCC2/TCC2P カード間でライン フレーミングとライン コーディングが一致していてもアラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」 の作業を行って TCC2/TCC2P カードを交換してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:DS3、E4、STMN、STM1E については Critical (CR)、Service-Affecting (SA) ; DS1、E1 については Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN
DS1i-N-14、DS3i-N-12、E1-N-14、または E1-42 カードのこれらのオブジェクトに LOF アラームが発生した場合、受信 ONS 15454 SDH が受信データのフレームを識別できないことを意味します。SDH オーバヘッドに有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒間失われると、LOF が発生します。有効なパターンが 2 つ続けて受信されると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 以下の手順を実行して、ポートと信号ソースとでライン フレーミングとライン コーディングが一致していることを確認します。
a. CTC で、アラームを報告しているスロットとポートをメモします。
b. アラームを報告しているカードの信号ソースのコーディング フォーマットとフレーミング
フォーマットを確認します。フォーマットに関する情報は、必要に応じてネットワーク管理者にたずねてください。
c. アラームを報告しているカードのカード ビューを表示します。
d. Provisioning> Line タブをクリックします。
e. アラームを報告しているポートの回線タイプと信号ソースの回線タイプが一致していることを確認します。
f. 信号ソースの回線タイプがアラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line type をクリックして、ドロップダウン リストから適切なタイプを選択します。
g. アラームを報告しているライン コーディングが信号ソースの回線タイプと一致していることを確認します。
h. 信号ソースのライン コーディングがアラームを報告しているポートのものと一致しない場合は、 Line Coding をクリックして、ドロップダウン リストから適切なタイプを選択します。
ステップ 2 ONS 15454 SDH のコーディングとフレーミングが一致してもアラームがクリアされない場合は、カードを交換してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、CTC データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Frame for the DWDM trunk(DWDM トランクのフレーム損失)は、TXP_MR_10G、
TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードへ伝送されるトランク光信号または電気信号で発生します。このアラームは、受信 ONS 15454 SDH が、これらのカードのトランクからの受信データをフレーム識別できないときに発生します。LOF は、SDH オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Low Transmit Laser Bias Current(機器の低伝送レーザー バイアス電流)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードのレーザー性能に対して生成されます。このアラームは、カード レーザーがレーザー バイアス許容範囲の最小値に到達していることを示します。
LO-LASERBIAS アラームのスレッシュホールドが 0%(デフォルト)に設定されている場合、レーザーはこれ以上使用できません。スレッシュホールドが 5~10% に設定されている場合、カードは数週間から数か月の間は使用できます。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。MRC-12 および
OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Low Laser Optical Transceiver Temperature(機器の低レーザー光トランシーバの温度)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードに適用されます。
LO-LASERTEMPは、内部で計測されたトランシーバの温度がカードの設定 2 °C(35.6 °F)を下回った場合に発生します。レーザーの温度変化は、送信される波長に影響します(温度の 2 °Cは、波長の 200 ピコメートルに相当します)。
カードがこのアラームを生成した場合、レーザーは自動的に遮断されます。LOS (STM1E、STMN) は遠端 ノード、DSP-FAIL は近端ノードで発生します。レーザーの温度レベルを確認するには、ノード ビューでカードをダブルクリックし、アラームを報告しているカードに応じて、Performance > Optics PM > Current Values タブ、またはPerformance > Optics PM タブをクリックします。レーザー温度の最大値、最小値、平均値は、Laser Temp 行の Current カラム エントリにあります。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。MRC-12 および
OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 報告している MXP または TXP カードで、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:TRUNK、VCMON-HP については Critical (CR)、Service-Affecting (SA); VCTRM-HP、VCTRM-LP については Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:TRUNK、VCMON-HP、VCTRM-HP、VCTRM-LP
Optical Transport Unit(OTU)Loss of Multiframe(光転送ユニットのマルチフレーム損失)は、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットの信号を 1 つのより高速な信号に連結した独立回線です)。このアラームは、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードで、Multi Frame Alignment Signal(MFAS)オーバーヘッド フィールドに 5 フレームを超えるエラーが発生し、そのエラーが 3 ミリ秒より長く継続したときに発行されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK
Equipment Low Receive Power(機器低受信パワー)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードが受信する光信号パワーに関して発行されます。LO-RXPOWER は、受信信号パワーの計測値がスレッシュホールドを下回ったときに発行されます。スレッシュホールドはユーザ設定可能です。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 エラーが発生した回線の送信側で、安全な範囲内で送信パワー レベルを上げます。
ステップ 2 新しいチャネルがファイバに追加されていないかどうかを確認します。同一ファイバ上で最大 32 チャネルまで送信できますが、チャネル数はパワーに影響します。チャネルが追加された場合は、すべてのチャネルのパワー レベルを調整する必要があります。
(注) カードが増幅された DWDM システムの一部を構成している場合は、増幅されていないシステムに比べて、ファイバにチャネルを追加したことによる個々のチャネルの伝送パワーへの影響は大きくなります。
ステップ 3 増幅器のゲイン(増幅パワー)が変更されているかどうかを確認します。増幅の変更があった場合もチャネル パワーの調整が必要となります。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、受信ファイバの減衰器を取り外すか、抵抗の小さい減衰器と交換します。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、受信ノードと送信ノードのファイバ接続を、現場で行われている方法を使用して検査、清掃してください。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、ファイバが断線または破損していないことを確認してください。光テスト セットがない場合は、正常に機能しているポートでファイバのファシリティ(回線)ループバックを試してください。この場合のエラー表示は正確ではありませんが、ファイバが不良かどうかの大まかな情報は得ることができます。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 アラームがクリアされず、送信または受信カードの他のポートに問題がない場合、不良品でないことがわかっているループバック ケーブルを使用して送信ポートと受信ポートでファシリティ ループバックを行います。「発信元光ポートでのファシリティ(回線)ループバックの作成」の作業を行い、ループバックをテストします。
ステップ 8 ポートが不良で、すべてのポート帯域幅を使用する必要がある場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。ポートが不良でも、トラフィックを他のポートに移動できる場合は、次の保守期間中にカードを交換します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Signal for a 2R client(2R クライアントの信号消失)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードのポートが信号を受信していない場合に発行されます。AIS がアップストリームに送信されます。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(2R)の原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 3 導通に問題がなければ、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 4 以下の手順を実行して、PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーのある PPM のレートが STM-1、STM-4、STM-12、または SDH であることを確認します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がなく、アラームがクリアされない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートが実際にイン サービスであることを確認します。
a. 物理 MXP または TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line> SDH タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートがイン サービス状態になっているのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 SDH のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(2R)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、接続は正しくてもケーブルに問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 13 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
LOS(BITS)アラームは、TCC2/TCC2P カードに BITS タイミング ソースからの LOS が発生していることを示します。LOS (BITS) は、SDH レシーバーがゼロだけのパターンを 10 マイクロ秒以上検出したときに発行されます。LOS(BITS)は、BITS クロックが故障しているか、BITS クロックへの接続が途切れていることを意味します。
ステップ 1 MIC-C/T/P 上の BITS ピンからタイミング ソースまでの配線を確認します。
ステップ 2 配線に問題がなければ、BITS クロックが正常に動作していることを確認します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:DS3 については Critical (CR)、Service-Affecting (SA); DS1 については Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
DS1i_N-14 または DS3i-N-12 ポートの LOS(DS3)アラームは、カードのポートがイン サービスであるのに信号が受信されていない場合に発生します。カードへのケーブル配線が正しくないか、回線で信号を検出できないことが原因です。
ステップ 1 光ファイバ ケーブルが正しく配線され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 2 サイトの記録を見て、アラームを発行しているポートが割り当てられているかどうかを確認します。
ステップ 3 そのポートが現在割り当てられていない場合、次の手順を実行してアウト オブ サービスにしてください。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Loopback タブをクリックします。
c. Admin State で、locked,disabled をクリックします。
ステップ 4 ポートが割り当てられている場合は、以下の手順を実行して、正しいポートがイン サービスであることを確認します。
a. 物理的に確認するには、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. 仮想的に確認するには、CTC でカードをダブルクリックして、カード ビューを表示し、以下の手順を実行します。
• Provisioning> Line タブをクリックします。
• Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
• Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 5 光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号が存在することを確認します。できるだけ受信
カードの近くで回線をテストします。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 6 DSx パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 7 有効な信号が検出された場合は、ONS 15454 SDH の電気回路コネクタを交換してください。
ステップ 8 有効な信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。この作業については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。
ステップ 9 LOS を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 8 を繰り返します。
ステップ 10 LOS(DS-1 または DS-3)の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 11 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:E3、E4 については Critical (CR)、Service-Affecting (SA); E1 については Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
EC-N ポートの LOS は、SDH レシーバーがゼロだけのパターンを 10 マイクロ秒以上検出したときに発行されます。LOS(EC-N)は、アップストリーム トランスミッタに障害が発生したことを意味します。EC-N LOS アラームに他のアラームが付随していない場合、通常はケーブル接続の問題でアラームが発生しています。この状態は、有効なフレームが 2 つ続けて受信されたときにクリアされます。
(注) このアラームが発生したときに回線が不完全な状態になっている場合、論理回線が使用されています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行う際に、回線を削除する必要はありません。
ステップ 1 アラームを報告しているポートへのケーブルの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブル接続に問題がない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートがイン サービスであることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 3 正しいポートがイン サービス状態になっている場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 4 信号が有効であれば、電気パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 5 有効な信号が存在する場合は、ONS 15454 SDH のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 6 LOS(EC-N)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 8 LOS(EC-N)の原因に結びつく他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
ESCON LOS は、TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードで、このペイロードの信号損失があるときに発生し、通常はケーブル接続が正しくないか、ケーブルに不良箇所があるか、または断線などの物理的なエラーが原因です。Small Form-factor Pluggable(SFP)が正しく設定されていないことが原因で発生することもあります。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(ESCON)の原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 3 導通に問題がなければ、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 4 以下の手順を実行して、PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーのある PPM のレートが ESCON であることを確認します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がないのに、アラームがクリアされない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートが実際にイン サービスであることを確認します。
a. 物理 TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line> SDH タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートがイン サービス状態になっているのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 SDH のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(ESCON)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、接続は正しくてもケーブルに問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 13 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
LOS (FUDC) アラームは、AIC-I DCC ポートで作成された UDC 回線があるのにそのポートで信号入力を受信できないときに発行されます。ダウンストリーム ノードでは、UDC を送信している AIC-I DCC ポートに対して AIS 状態が発生します。
ステップ 1 AIC-I UDC ポートへの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 テスト セットを使用して、有効な入力信号が検出されるか確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 有効な信号を確認できる場合、光ファイバを現場で行われている方法を使用して清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章に記載されている手順で、光コネクタを清掃してください。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、以下の手順を実行して、UDC が設定されていることを確認します。
a. ネットワーク ビューで、Provisioning > Overhead Circuits タブをクリックします。
b. UDC 回線がなければ、新たな回線を作成します。回線の作成手順については、
『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
c. ユーザ データ回線(Type カラムに表示される User Data F1)がある場合は、送信元ポートと宛先ポートをチェックします。この 2 つのポートは、AIC-I カード上にないと機能しません。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 6 LOS(FUDC)の原因に結びつく他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 7 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
ISC ポートの LOS アラームは、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXPP_MR_2.5G または TXP_MR_2.5G のクライアント PPM に適用されます。トラブルシューティングは、LOS(2R)アラームと同様の手順で行います。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 1 アップストリームの機器に、このノードの LOS(ISC)の原因になっているエラーがないか確認します。
ステップ 2 アップストリームに原因がない場合は、送信側ポートから、この LOS を報告している受信側ポートへのケーブルの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 3 導通に問題がなければ、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 4 以下の手順を実行して、PPM がこのペイロードに対して正しく設定されていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
c. ポートに関連する PPM の Pluggable Port Modules エリアを確認します。
d. Pluggable Ports エリアで、エラーのある PPM のレートが ISC Peer または ISC compatible であることを確認します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 5 物理的なケーブル接続と PPM に問題がないのにアラームがクリアされない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートが実際にイン サービスであることを確認します。
a. 物理 MXP または TXP カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line> SDH タブをクリックします。
d. Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 6 正しいポートがイン サービス状態になっているのにアラームがクリアされない場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。
ステップ 7 信号が有効であれば、パッチ パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 8 有効な信号が存在するのにアラームがクリアされない場合は、ONS 15454 SDH のケーブル コネクタを交換します。
ステップ 9 LOS(ISC)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、接続は正しくてもケーブルに問題がある可能性があります。テスト セットを使用して不良ケーブルを特定し、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章に記載されている手順で交換してください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、カード レベルのアラームがこのポート アラームの原因になっていないか確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 13 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Signal for the OTS(OTS の信号消失)は、OPT-BST 増幅器の LINE-3-RX ポートと、OSC-CSM カードの LINE-2-RX ポートに適用されます。これは、ファイバが切断され、そのスパンからパワーが供給されていないことを示します。このアラームのトラブルシューティングは、LOS (STM1E、STMN)と同様の手順で行います。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。以下の手順を実行して、レベルを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds タブをクリックします。
c. opwrMin (dBm) カラムの値を、MetroPlanner が生成した値と比較します(MetroPlanner の使用については、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照してください)。
ステップ 4 光パワーのレベルが指定範囲内の場合は、チャネルの LOS と OSC LOS のスレッシュホールドをチェックして変更し、次に以下の手順を実行して自動ノード設定(ANS)を変更します(ANS の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください)。
a. ノード ビューで、Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
b. 『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照してどの値が使用されるかを判断し、次の項目を変更します。
• West Side Rx.Channel OSC LOS Threshold
• West Side Rx.Channel LOS Threshold
c. WDM-ANS > Port Status タブをクリックします。
d. Launch ANS をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 5 光パワーが予測された範囲外である場合は、以下の手順を実行して、CTC を使用するスパンのもう一方で、送信されたパワー レベルをチェックします。
a. 送信ノードで送信 MXP または TXP をダブルクリックして、カード ビューを表示させます。
b. Provisioning> Optics Thresholds タブをクリックします。
c. TX Power High と TX Power Low の値を表示させ、それを MetroPlanner が生成した値と比較します。
ステップ 6 送信されたパワーの値が予測範囲内にある場合は、受信ノード(LOS が発行されたノード)を清掃し、現場で行われている手順に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 7 送信されたパワーの値が予測範囲外にある場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の DWDM 受信テストを用いてトラブルシューティングします。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 10 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
STM1E または STM-N ポートの LOS アラームは、カードのポートがイン サービスであるのに、信号を受信できないときに発行されます。ケーブルがカードに正しく配線されていないか、回線で信号を検出できないことが原因です。回線が信号を検出できない理由としては、アップストリームの機器が故障していることが考えられます。
(注) このアラームが発行されたときに回線が不完全な状態だった場合、論理回線が動作しています。接続上の問題が解決されれば、この回線はトラフィックを伝送できるようになります。このアラームのトラブルシューティングを行う際に、回線を削除する必要はありません。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 光ファイバ ケーブルが正しく配線され、正しいポートに接続されていることを確認します。ファイバの接続と終端についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
STM-1 や STM-4 などの光 Time-Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)信号が E1000-2-G または G1000-4 カードの GBIC コネクタに接続されていると、LOS の原因となることがあります。
ステップ 2 サイトの記録を見て、アラームを発行しているポートが割り当てられているかどうかを確認します。
ステップ 3 ポートが割り当てられている場合は、以下の手順を実行して、正しいポートがイン サービスであることを確認します。
a. 物理的に確認するには、実際のカードでグリーンの LED が点灯していることを確かめます。
グリーンの LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. 仮想的に確認するには、CTC でカードをダブルクリックして、カード ビューを表示し、以下の手順を実行します。
• Provisioning> Line タブをクリックします。
• Admin State カラムのリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
c. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして Unlocked を選択します。
ステップ 4 光テスト セットを使用して、回線上で有効な信号が検出されることを確認します。できるだけ受信カードの近くで回線をテストします。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 電気パネルと使用している機器との送受信が正しく配線されていることを確認します。ファイバの接続と終端の詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
ステップ 6 有効な信号が検出された場合は、ONS 15454 SDH の電気回路コネクタを交換してください。
ステップ 7 有効な信号が存在せず、送信側デバイスが機能している場合は、送信側デバイスをポートに接続しているファイバ ケーブルを交換します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Hardware」の章を参照してください。
ステップ 8 LOS を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 10 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Signal for a TRUNK(TRUNK の信号消失)は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。このアラームは、カードのポートが信号を受信していない場合に発行されます。AIS がアップストリームに送信されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブル接続に問題がない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートがイン サービスであることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. STM-N ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line> SDH タブをクリックします。
d. Admin State カラム のリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムでポートが Locked,maintenance か、または Locked,disabled になっている場合は、そのカラムをクリックして Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 3 正しいポートがイン サービスであれば、決められた手順に従ってファイバの汚れを取り除きます。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 4 アラームがクリアされない場合は、光信号のパワー レベルが、TXP または MXP カード レシーバーの仕様範囲内であることを確認します。レベルについては、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 5 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、光テスト セットを使用して、回線上に有効な信号があることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 6 有効な信号が存在する場合は、バックプレーンのコネクタを交換します。
ステップ 7 LOS(TRUNK)を報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 9 LOS の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS がクリアされない場合は、LOS を報告しているカードに対して「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 10 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Incoming Overhead Loss of Signal(受信オーバーヘッドの信号消失)アラームは、OPT-BST カード(LINE-2-RX)の OSC-RX、OSCM カード(LINE-1-RX)の OSC-RX、OSC-CSM カード(LINE-3-RX Port 3)の内部光ポートに適用されます。これは、入力パワーが FAIL-LOW スレッシュホールドを超え、OSC 信号が消失した場合に発生します。他の LOS アラームがある場合、このアラームはランクを下げます。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。以下の手順を実行して、レベルを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 次に示すタブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST カードの Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds
• OSC-CSM カードの Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
ステップ 4 光パワー レベルが仕様の範囲内である場合は、OSC LOS スレッシュホールドをチェックして変更し、次に以下の手順を実行して ANS を実行し、変更します(ANS の詳細については、
『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください)。
a. ノード ビューで、Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
b. 『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して値を判断し、West Side Rx.Channel OSC LOS Threshold を変更してください。
c. WDM-ANS > Port Status タブをクリックします。
d. Launch ANS をクリックし、確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 5 ポートのパワーが予測した範囲外である場合は、スパンのもう一方で OSC 接続が作成されていることを確認します。接続が存在しない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照して、接続を作成してください。
ステップ 6 OSC 接続が存在する場合は、以下の手順を実行して、CTC を使用する OSC 送信パワーをチェックしてください。
a. 送信ノードで送信 OSC-CSM をダブルクリックして、カード ビューを表示させます。
b. Provisioning> Optics Thresholds タブをクリックします。
c. TX Power High と TX Power Low の値を表示させ、それを MetroPlanner が生成した値と比較します。
ステップ 7 OSC の値が範囲外である場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』で、問題のトラブルシューティングのために DWDM 受信テストの手順を調べてください。
ステップ 8 OSC の値が範囲内である場合は、LOS-O アラームを通知しているポートに戻り、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 LOS-O の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしても LOS-O がクリアされない場合は、カード ポートの Admin State をすべて locked,disabled にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を unlocked,automaticInService に復帰させる必要があります。
ステップ 12 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
OCH 層の Loss of Signal for Optical Channel(光チャネル信号消失)アラームは、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O および 32WSS-O DWDM カードのチャネル ADD またはパススルー ポートに適用されます。
(注) 32WSS-O カードの場合、このアラームはパススルー ポートにも適用されます。このタイプのポートに対して LOS-P(OCH)アラームが生成された場合は、ポートに光電源が直接接続されていないことを意味します。「Network Level (inter-nodes) Troubleshooting」の章に記載されている一般的なトラブルシューティング ルールに従って、アップストリームに LOS-P の原因となるような論理信号フローのアラームがないか確認してください。
LOS-P(OCH)は受信信号の消失を示し、監視対象の入力パワーの値が、ポートに関連する Power Failure Low のスレッシュホールドを超えたときに発生します。このスレッシュホールドは、パスに沿った VOA(可変光減衰器)でプロビジョニングされた、特定の VOA のパワー基準設定点に対して相対的です。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はアクティブ カードを示し、レッドの ACT/SBY LED は障害のあるカードを示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を行い、ステップ 9 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を IS,AINS に復帰させる必要があります。
ステップ 2 以下の手順を実行して、受信信号の消失が本当に生じているかを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 以下のタブの 1 つをクリックして、正しい入力パワー値を確認します。
• AD-xC Provisioning > Optical Chn > Parameters
• 32MUX-O Provisioning > Optical Chn > Parameters
• 32WSS-O Provisioning > Optical Chn:Optical Connector x > Parameters
c. 以下のタブの 1 つをクリックして、正しい Power Failure Low のスレッシュホールドを表示します。
• AD-xC Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds
• 32MUX-O Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds
• 32WSS-O Provisioning > Optical Chn:Optical Connector x > Optics Thresholds
ヒント アラームのスレッシュホールド(警告スレッシュホールドではなく)を確認するには、Optics Thresholds タブの Alarm チェック ボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際に割り当てられている Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、以下のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low のスレッシュホールドより小さい場合は、ステップ 3 へ進みます。
• Power 値が Fail Low のスレッシュホールドにアラーム許容値(デフォルトは 1 dBm)を加えた値より大きい場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」 を実行します。
アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 9 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を IS,AINS に復帰させる必要があります。
ステップ 3 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 4 MetroPlanner で、エラーのカードがあるノードの [Internal Connections] ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 5 ケーブル接続に問題がない場合は、TXP、MXP、または ITU-T 回線カードのトランク送信ポートなど、関連する光信号ソースのそれぞれの admin state が IS であることを確認します。確認するためには、以下のタブのいずれかをクリックします。
•TXP_MR_10G Provisioning > Line > SDH
•TXP_MR_10E Provisioning > Line > SDH
•TXP_MR_2.5G Provisioning > Line > SDH
•TXPP_MR_2.5G Provisioning > Line > STM16
•MXP_MR_2.5G Provisioning > Line > STM16
•MXPP_MR_2.5G Provisioning > Line > STM16
•MXP_2.5G_10E Provisioning > Line > Trunk
•MXP_2.5G_10G Provisioning > Line > SDH
ポートの admin state が IS でない場合は、Admin State ドロップダウン リストから IS を選択します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 6 へ進んでください。
ステップ 6 信号ソースの admin state が IS である場合は、光テスト セットを使用して、送信レーザーがアクティブであることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 7 レーザーがアクティブな場合は、カードにプロビジョニングされた送信光パワー値と、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の付録「Hardware Specifications」に記載されている予測範囲を比較します。プロビジョニングされた送信光パワー値を表示するには、以下の適切なタブをクリックします。
•TXP_MR_10G Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port
•TXP_MR_10E Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port
•MXP_2.5G_10E Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port
•MXP_2.5G_10G Performance > Optics PM > Current Values > Trunk Port
ステップ 8 光テスト セットを使用して、以下の該当するカードに対する実際の送信光パワーを測定します。
テストした光送信光パワーが正しくプロビジョニングされた値および予測値に相当する場合は、ステップ 9 へ進みます。テストした実際のパワー値が仕様の範囲外の場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」 を実行します。新しく取り付けたカードがアクティブになったら、LOS-P(OCH)アラームがクリアされたことを確認します。アラームがクリアされない場合は、ステップ 9 へ進んでください。
ヒント 予備のカードが入手できず、送信パワーが機能したままの場合は、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』に記載されている一般的な手順に従って、起動失敗時にパス VOA を追加すると、LOS-P アラームを一時的にクリアすることができます。
ステップ 9 パワーが予測範囲内の場合は、現場で行われている手順に従って、アラームを報告しているポートのファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 10 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』の、起動失敗時にパス VOA を追加するための一般的な手順に従ってください。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Signal for Optical Channel(光チャネル信号消失)アラーム(OMS または OTS 層)は、以下の DWDM カードのすべての入力ポートに適用されます:AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、32 DMX、32DMX-O、OPT-PRE、OPT-BST、および OSC-CSM。
AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、32MUX-O、および 32WSS カードの場合、このアラームは集約信号を管理する COM-RX、EXP-RX、xxBAND-RX 入力ポートにのみ適用されます。(これらのポートは、OMS および OTS 層でのみ使用されます。)
LOS-P(OMS または OTS)は受信信号の消失を示し、監視対象の入力パワーの値が、ポートに関連する Power Failure Low のスレッシュホールドを超えたときに発生します。
(注) LOS-P アラームが OPT-BST または OSC-CSM カードの LINE-RX ポートに対して生成されたときは、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』のファイバ切断検出のトラブルシューティング手順を直接参照してください。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はアクティブ カードを示し、レッドの ACT/SBY LED は障害のあるカードを示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を行い、ステップ 7 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの admin state を Unlocked に復帰させる必要があります。
ステップ 2 以下の手順を実行して、入力信号の消失が本当に生じていることを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 以下のタブの 1 つをクリックして、正しい入力パワー値を確認します。
• OPT-BST Provisioning > Optical Line > Parameters
• OPT-PRE Provisioning > Optical Line > Parameters
• AD-xC Provisioning > Optical Line > Parameters
• AD-xB Provisioning > Optical Line > Parameters
• AD-xB Provisioning > Optical Line > Parameters
• 32MUX-O Provisioning > Optical Line > Parameters
• 32WSS Provisioning > Optical Line > Parameters
• 32DMX-O Provisioning > Optical Line > Parameters
• 32DMX Provisioning > Optical Line > Parameters
• OSC-CSM Provisioning > Optical Line > Parameters
c. 以下のタブの 1 つをクリックして、正しい Power Failure Low のスレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• OPT-PRE Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• AD-xC Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• AD-xB Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• AD-xB Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• 32MUX-O Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• 32WSS Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• 32DMX-O Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• 32DMX Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
• OSC-CSM Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
ヒント アラーム スレッシュホールド(警告スレッシュホールドではなく)を確認するには、Optics Thresholds タブの Alarm チェック ボックスをチェックして、Reset をクリックします。
d. 実際に割り当てられている Power 値と Alarm Threshold 値を比較して、以下のいずれかの処理を実行します。
• Power 値が Fail Low のスレッシュホールドより小さい場合は、ステップ 3 へ進みます。
• Power 値が Fail Low のスレッシュホールドにアラーム許容値(デフォルトは 1 dBm)を加えた値より大きい場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」 を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行して、ステップ 7 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの admin state を Unlocked に復帰させる必要があります。
ステップ 4 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 5 MetroPlanner で、エラーのカードがあるノードの [Internal Connections] ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』 を参照してください。
ステップ 6 ケーブル接続に問題がない場合は、光テスト セットを使用して、アラームを報告しているカードに接続されている出力ポートのパワー値を測定します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。報告されたパワーの差が 1 dBm より大きい場合は(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』に記載されている一般的なトラブルシューティング手順に従って、論理信号フローのアップストリームに LOS-P の原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 8 不良なポートがないのにアラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Loss of Signal for Optical Channel(光チャネル信号消失)アラームは、以下のカードの入力トランク ポートで光パワーが検出されないことを示します。
ステップ 1 物理カードで LED の動作を確認します。グリーンの ACT/SBY LED はアクティブ カードを示し、レッドの ACT/SBY LED は障害のあるカードを示します。LED がレッドの場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を行い、ステップ 7 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を IS,AINS に復帰させる必要があります。
ステップ 2 以下の手順を実行して、受信光パワーの消失が本当に生じていることを確認します。
a. アラームが発生したカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Performance > Optics PM> Current Values > Trunk Port タブをクリックします。
c. 実際の受信パワー レベルを、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』に記載されている予測パワー範囲と比較します。以下のいずれかの処理を実行します。
• パワーが -40 dBm 未満の場合は、ステップ 6 へ進みます。
• パワーが -40 dBm より大きく、予測範囲内である場合は、カードに対して 「CTC でのトラフィック カードのリセット」 を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行し、ステップ 9 へ進みます。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を IS,AINS に復帰させる必要があります。
ステップ 4 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 5 MetroPlanner で、アラームを報告しているカードがあるノードの[Internal Connections] ファイルを取得します。必要な場合は、MP ファイル接続リストに従ってノードのケーブル接続を修正します。DWDM ノードのケーブル接続の手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 6 ケーブル接続に問題がない場合は、テスト セットを使用して、AD-xC、32DMX-O、または 32DMX 上の DWDM CH_DROP-TX ポートのパワー値を確認します。
ステップ 7 報告されたパワーの差が 1 dBm より大きい場合は(標準的なファイバ ジャンパ挿入損失は 0.3 dBm)、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。基本的な説明については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』に記載されている一般的なトラブルシューティング手順に従って、論理信号フローのアップストリームに LOS-P の原因となるようなアラームがないか確認します。
ステップ 9 不良なポートがないのにアラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、PPM、STMN、TRUNK
Equipment Low Transmit Power(機器の低送信パワー)アラームは、TXP、MXP、MRC-12、および OC192-XFP/STM64-XFP カードで送信される光信号パワーに対して生成されます。LO-TXPOWER は、送信信号パワーの計測値がスレッシュホールドを下回ったときに発行されます。スレッシュホールドは、ユーザが設定できます。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。MRC-12 および
OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームを報告しているカードのビューを表示します。
ステップ 2 アラームを報告しているカードに応じて、 Provisioning > Optics Thresholds > Current Values タブまたは Provisioning > Optics Thresholds タブをクリックします。
ステップ 3 TX Power Low カラムの値を 0.5 dBm 増やします。
ステップ 4 カードの送信パワーの設定を変更すると信号に影響する場合は、「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 5 不良なポートがないのにアラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loopback Cross-Connect(ループバック クロスコネクト)状態は、光カードと STM-64 カードの間にアクティブなソフトウェア クロスコネクト ループバックがあることを意味します。クロスコネクト ループバックは、回線速度より低い値で起こり、トラフィックに影響を与えません。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) クロスコネクト ループバックは回線速度より低い値で起こります。トラフィックに影響はありません。
ステップ 1 クロスコネクト状態を解消するには、CTC で光カードをダブルクリックしてカード ビューを表示します。
ステップ 2 「STM-N Card XC ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-1 Loopback Command Sent To Far End(DS-1 ループバック コマンド遠端送信)状態は、DS-1 FEAC ループバックを送信したときに、近端ノードで発生します。
(注) LPBKDS1FEAC-CMD は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loopback Due to FEAC Command DS-3(FEAC コマンドによるループバック、DS-3)状態は、FEAC コマンドを実行した結果、遠端ノードから DS3i-N-12 ポート ループバック信号を受信したときに発生します。FEAC コマンドは、よくループバックに使用されます。LPBKDS3FEAC は、DS3i-N-12 カードでのみ報告されます。DSi3-N-12 カードは、FEAC アラーム(または状態)を生成して報告します。
(注) LPBKDS3FEAC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-3 Loopback Command Sent To Far End(DS-3 ループバック コマンド遠端送信)状態は、DS-3 FEAC ループバックを DS3i-N-12 カードに送信したときに、近端ノードで発生します。FEAC ループバックについては、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) LPBKDS3FEAC-CMD は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
LPBKE1FEAC 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
LPBKE3FEAC 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
CE-100T-8 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、カードのポートでソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックのあるイーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-1 または DS-3 信号の Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、DS1i-N-14 の DS1 ポートまたは報告している DS3i-N-12 カードの DS3 ポートでソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。ファシリティ ループバックについては、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」に記載しています。
(注) CTC は、ロックされていない回線でのループバックを許可します。ループバックを行うと、
Service-Affecting (SA)になります。ロックアウトまたは強制切り替えを使用してトラフィックを保護しなかった場合、LPBKFACILITY 状態とともに、LOS のような重大度の高いアラームが発生することがあります。
(注) DS-3 でのファシリティ(回線)ループバックでは、ループバックから離れる方向には AIS 状態を送信しません。AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が伝送されます。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
E-1、E-3、または E-4 信号の Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、アラームを報告している E-N カードのポートでソフトウェア ファシリティ ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」または「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ESCON ペイロードの LOF アラームは、報告している MXP または TXP カードのポートが LOF 状態であるときに発生します。LOF は、受信 ONS 15454 SDH で受信データのフレームの識別ができなくなったことを示します。LOF は、SDH オーバーヘッドで有効なフレーミング パターンが 3 ミリ秒間失われると発生します。有効な A1/A2 フレーミング パターンが 2 つ続けて受信されると、このアラームはクリアされます。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ファイバ チャネル(FC)回線での Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、回線速度 FC1G または FC2G にプロビジョニングされた MXPP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G のクライアント PPM でソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブになったときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
FCMR の Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、FC_MR-4 カードでファシリティ ループバックがプロビジョニングされたときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
G1000 オブジェクトの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、報告している G シリーズ イーサネット カードのポートでソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる光回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。ファシリティ ループバックについては、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」に記載しています。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ギガビット イーサネット(GE)ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ONE-GE ポート レートでプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM でソフトウェア ファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM にファシリティ ループバックがあるときにこの状態になります。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ISC ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G のクライアント PPM でファシリティ(回線)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
STMN1E または STM-N の Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、アラームを報告しているカードのポートでソフトウェア ファシリティ ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」または「ループバックによる電気回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loopback Facility(ループバック ファリシティ)状態が MXP および TXP カードのトランク ポートで発生した場合は、そのポートにアクティブなファシリティ(回線)ループバックがあります。この状態が起きる場合、admin state は locked, maintenance admin state です。
このようなループバックのある回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、またはFC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
CE-100T-8 ポートの Loopback Facility(ループバック ファシリティ)状態は、カードのポートでソフトウェア ターミナル ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックのあるイーサネット回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによるイーサネット回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
DS-1 または DS-3 信号の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、DS1i-N-14 カードの DS-1 ポートまたは報告している DS3i-N-12 カードの DS-3 ポートでソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) DS-3 ターミナル ループバックでは、MS-AISをループバックの先へは送信しません。M3 AIS の代わりに、ループバックに一連の信号が伝送されます。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
E-1、E-3、または E-4 信号の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、アラームを報告している E-N カードのポートでソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
LPBKTERMINAL(ESCON)状態は、FICON1G または FICON 2G 回線速度でプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードの PPM で、カードのターミナル ループバックがアクティブなときに発生します。
このようなループバックのある回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる MXP、TXP、またはFC_MR-4 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合、またはネットワーク トラブルシューティング テストの実施に関して支援が必要な場合は、弊社サポート担当に連絡して、Service-Affecting (SA) 問題を報告してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
FC ペイロードの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、回線速度 FC1G または FC2G にプロビジョニングされた MXPP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM でソフトウェア ターミナル(内側)ループバックがアクティブになったときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
FCMR の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、FC_MR-4 カードでターミナル ループバックがプロビジョニングされたときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
G1000 オブジェクトの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、報告している G シリーズ イーサネット カードのポートでソフトウェア ターミナル(内部)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ターミナル(内側)ループバック状態のポートで、発信された信号が同じポートの受信方向にリダイレクトされ、外部からの受信信号が無視されたときに、この状態が発生します。G シリーズ カードでは、発信信号は送信されず、すべて受信方向にリダイレクトされます。
光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ギガビット イーサネット(GE)ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ONE-GE ポート レートでプロビジョニングされた MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、
TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードのクライアント PPM でソフトウェア ファシリティ(内側)ループバックがアクティブなときに発生します。TXP_MR_10E および TXP_MR_10G カードの場合、TEN_GE ポート レートでプロビジョニングされたクライアント PPM にファシリティ ループバックがあるときにこの状態になります。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ISC ポートの Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、ISC ポート レートでプロビジョニングされた TXP_MR_2.5G のクライアント PPM でターミナル(内側)ループバックがアクティブなときに発生します。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
STM-1E または STM-N 信号の Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態は、アラームを報告しているトラフィック カードのポートでソフトウェア ターミナル(内側)ループバックがアクティブな場合に発生します。
ループバックについての詳細は、「ループバックによる非 DWDM 回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loopback Terminal(ループバック ターミナル)状態が MXP、MXPP、TXP、または TXPP トランク カードで発生した場合は、そのポートにアクティブなターミナル(内側)ループバックがあります。
ループバックのある光回線のトラブルシューティングについての詳細は、「ループバックによる光回線パスのトラブルシューティング」を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Encapsulation C2 Byte Mismatch Path(カプセル化 C2 バイト ミスマッチ パス)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードに適用されます。これは、次に示す条件の最初の 3 つを満たし、後の 2 つのうち 1 つを満たさない場合に発生します。
• 予測された C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
• 受信した C2 バイトが 0x01(実装、未指定)ではない。
(LP-PLM ではこれと異なり、5 つの条件すべてを満たさなければなりません。)
LP-ENCAP-MISMATCH が発生するのは、受信した C2 バイトと予測される C2 バイトの間にミスマッチがあり、予測されるバイトか受信したバイトのいずれかが 0x01 の場合です。
LP-ENCAP-MISMATCH アラームが発生する状況の一例として、2 枚の ML シリーズ カードの間に作成された回線の片方に GFP フレーミングをプロビジョニングし、もう片方に LEX カプセル化を備えた HDLC フレーミングをプロビジョニングした場合があります。GFP フレーミング カードは C2 バイトとして 0x1B を送信および予測しますが、HDLC フレーミング カードは C2 バイトとして 0x01 を送信および予測します。
次のパラメータのいずれかで、送信カードと受信カードの間にミスマッチがあると、アラームが発生することがあります。
(注) デフォルトでは、LP-ENCAP-MISMATCH アラームは ML シリーズ カードのデータ リンクをダウンさせます。この動作は、CLI のコマンド no pos trigger defect encap を使って変更できます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、送信カードで正しいフレーミング モードが使用され、それが受信カードで使用しているものと同じであることを確認します。
a. ノード ビューで、ML シリーズ カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Card タブをクリックします。
c. Mode ドロップダウン リストで、同じモード(GFP-F または HDLC)が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、選択して Apply をクリックします。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、ML シリーズカードの CLI を使用して、他の設定が正しいことを確認します。
インターフェイスをオープンするには、IOS タブをクリックして Open IOS Connection をクリックします。コンフィギュレーション コマンドのシーケンス全体を調べるには、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』で、この 3 つのトピックすべてのエントリを参照してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
SLMF-PLM Low-Order Path Label Mismatch(SLMF-PLM 低次パス ラベル ミスマッチ)アラームは、低次(VC-2 または VC-1)パスのオーバーヘッドの V5 バイトに発生します。LP-PLM は、SDH ペイロード オーバーヘッドで送信された V5 バイトと受信された V5 バイトの間にミスマッチがあると発生します。
LP-PLM アラームは、光(トラフィック)カードがペイロードに C2 バイトの値を検出できないときに発生します。低次 C2 バイトがあると、終端カードで LP-PLM が発生します。
ステップ 1 以下の手順を実行して、アラームを報告しているカードで終端するすべての回線がアクティブであることを確認します。
b. Admin State カラムのリストで、そのポートが discovered となっていることを確認します。
c. Admin State カラムのリストでそのポートが incomplete と表示されている場合は、
ONS 15454 SDH が完全に初期化されるまで 10 分間待ってください。完全に初期化されたあとも incomplete 状態がクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 2 ポートがアクティブであることを確認したら、現場で行われている方法に従って光テスト セットを使用して、アラームを報告している電気回路カードへの信号ソースを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 トラフィックに影響がある場合は、「回線の解除」の作業を実行します。
ステップ 4 正しいサイズの回線を再度作成してください。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 5 回線の削除と再作成によりアラームがクリアされない場合は、電気回路カードにペイロードを提供している遠端 STM-N カードを確認します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、 STM-N カードと電気回路カードの間のクロスコネクトを確認します。
ステップ 7 アラームがクリアされない場合は、現場で行われている方法を使用して遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 8 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているトラフィック カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Low-Order RFI(低次 RFI)状態は、低次パス(VC-2 または VC-1)でリモート障害が通知され、その障害が伝送システム保護で割り当てられている期限を超えて継続したときに発生します。LP-RFI は、保護切り替えが起動したときに発行されます。隣接するノードでの障害を解決すると、報告されているノードでの LP-RFI 状態はクリアされます。
ステップ 1 通知している ONS 15454 SDH の遠端ノードにログインします。
ステップ 2 他のアラーム、特にLOS (STM1E、STMN)が発行されているかどうかを確認します。
ステップ 3 見つかったアラームをクリアします。手順については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Low-Order Path Section TIM(低次パス セクション TIM)アラームは、予測する J2 パス トレース文字列と違う文字列を受信したときに発生します。
このアラームが正常に動作していたポートで発生したときは、回線パスが変更されたか、他のユーザが Current Transmit String フィールドに誤った値を入力したことが原因です。どちらの場合も、次の手順に従ってクリアします。
また、他のユーザがポート間を接続している電気ケーブルまたは光ファイバを交換したり、取り外したりしたときにも、それまでアラームが発行されずに動作していたポートで LP-TIM が発生します。TIM は通常、LOS (STM1E、STMN)やLP-UNEQなどのアラームと同時に発生します。TIMも発生している場合は、元のケーブルまたはファイバを再接続するか、あるいは交換してアラームをクリアします。
ステップ 1 J2 バイトに対して、「TIM アラームのクリア」の操作を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
SLMF Unequipped Low-Order Path Unequipped(SLMF 未実装低次パス未実装)アラームは、低次(VC-2 または VC-1)パス オーバーヘッドの V5 バイトに発生します。LP-UNEQ は、SDH ペイロード オーバーヘッドで V5 バイトを受信できないときに発生します。
ステップ 1 ノード ビューで、 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 2 アラームを右クリックして、Affected Circuits ショートカット メニューを表示させます。
ステップ 3 Select Affected Circuits をクリックします。
ステップ 4 影響を受けた回線が表示されたら、Type カラムで VC トンネル回線を示す VCT を探します。VC が割り当てられていない VC トンネルも、LP-UNEQ アラームを引き起こす原因になることがあります。
ステップ 5 Type カラムに VCT が見つからない場合は、発行されたアラームに関係する VC トンネルはありません。ステップ 7 に進みます。
ステップ 6 Type カラムに VCT が見つかった場合は、以下の手順を実行して、これらの行を削除します。
(注) ノード レベルでは、有効な VT トンネルや有効な VT 回線のあるトンネルを削除できません。
a. その VC トンネル回線の行をクリックして、強調表示させます。「回線の解除」の作業を行います。
b. エラー メッセージ ダイアログボックスが表示されたら、その VC トンネルは有効で、アラームの原因とはなっていません。
c. 他のカラムに VCT があれば、 a と b を繰り返します。
ステップ 7 リング内のすべての ONS ノードが CTC ネットワーク ビューに表示されている場合は、以下の手順を実行して、すべての回線が完結していることを確認します。
b. すべての回線の Status カラムで、PARTIAL の表示がないことを確認します。
ステップ 8 incomplete と表示されている回線が見つかった場合、適切な光テスト セットと決められた手順に従って、その回線がトラフィックの伝送を行っている現用回線ではないことを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 9 incomplete と表示されている回線は不要であるか、またはトラフィックの伝送を行わないため、partial 回線を削除します。
「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 10 正しいサイズの回線を再度作成してください。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 11 再度ログインして、以下の手順を実行し、アラームを報告しているカードで終端するすべての回線がアクティブであることを確認します。
b. Status カラムに表示されたすべての回線がアクティブになっていることを確認します。
ステップ 12 アラームがクリアされない場合は、現場で行われている方法を使用して遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 13 アラームがクリアされない場合は、光カードや電気回路カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 14 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:EQPT、VCMON-HP、VCMON-LP
Manual Switch Request(手動切り替え要求)状態は、ユーザが STM-N ポートで手動切り替え要求を行ったときに発生します。手動切り替えをクリアすると、MAN-REQ 状態がクリアされます。手動切り替えを行う場合、この切り替えをクリアする必要はありません。
ステップ 1 「1+1 保護ポート手動切り替えコマンドの開始」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
User-Initiated Manual Reset(ユーザ開始手動リセット)状態は、ユーザが CTC でカードを右クリックし、Reset を選択したときに発生します。ソフトウェアのアップグレード中にリセットを行ったときにも、この状態が発生します。MANRESET 状態は、カードのリセットが終了すると、自動的にクリアされます。
(注) MANRESET は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Manual Switch To Internal Clock(内部クロックへの手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で内部タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOINT は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Manual Switch To Primary Reference(1 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 1 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOPRI は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Manual Switch To Second Reference(2 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 2 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOSEC は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Manual Switch To Third Reference(3 次基準への手動切り替え)状態は、NE タイミング ソースを手動で 3 次タイミング ソースへ切り替えたときに発生します。
(注) MANSWTOTHIRD は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
The Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、ユーザが、 MS-SPRing リングに対し、MANUAL RING コマンドを実行して現用から保護へ、あるいは保護から現用への切り替えを行ったときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブで確認でき、WKSWPR と同時に発生します。MANUAL RING コマンドが発行されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[M]によって示されます。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK
The Manual Switch Request on Ring(リングでの手動切り替え要求)状態は、MS-SPRing でユーザが Manual Span コマンドを実行して MS-SPRing トラフィックを現用スパンから保護スパンに移動したときに発生します。この状態は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。MANUAL SPAN コマンドが適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[M]によって示されます。
ステップ 1 「MS-SPRing 外部切り替えコマンドのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
BIC オブジェクトの MEA アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
機器の MEA アラームは、カード スロットに装着されている実際のカードが、CTC でそのスロットに割り当てられているカード タイプと異なる場合に発生します。
(注) CTC ソフトウェアを R6.0 から R5.0 にダウングレードし、そのリリースで使用する XCVXC クロスコネクト カード を XCVXL にダウングレードするとき、ダウングレードが完了するまで、スタンバイ(スロット 8)XCVXL が MEA アラームを生成することがあります。
ステップ 1 MEA アラームを報告しているスロットに装着されているカード タイプを物理的に確認します。
ノード ビューで、 Inventory タブをクリックして、実際に装着されているカードと比較します。
ステップ 2 CTC で表示されたカード タイプを使用するのであれば、ミスマッチが報告されている実際のカードを CTC でそのスロットに割り当てられているタイプのカードに交換します。「エアー フィルタおよびファンの手順」の作業を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 3 スロットに装着されているカードをそのまま使用したいのに、そのカードがイン サービスではなく、どの回線もマッピングされておらず、保護グループに属していない場合は、CTC でカーソルをプロビジョニングされているカードに置き、右クリックして Delete Card を選択します。
スロットに物理的に装着されているカードがリブートされ、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
(注) そのカードがイン サービスで、回線がマッピングされており、現用/保護スキームでペアになっていて、DCC 通信が有効な場合、またはタイミング基準として使用されている場合は、CTC でそのカードを削除することはできません。
ステップ 4 カード上のポートがイン サービスの場合、以下の手順を実行して、アウト オブ サービス(Locked, maintenance)にします。
a. アラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Line タブをクリックします。
c. 任意の Unlocked ポートで Admin State カラムをクリックします。
d. Locked,maintenance を選択して、ポートをアウト オブ サービスにします。
ステップ 5 カードにマッピングされている回線がある場合は、「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 6 保護スキームでカードがペアになっている場合、以下の手順を実行して、保護グループを削除します。
a. Provisioning> Protection タブをクリックします。
b. アラームを報告しているカードの保護グループを選択します。
d. Delete Protection Group ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 7 アラームを報告しているカードを右クリックします。
スロットに物理的に装着されているカードがリブートされ、CTC でそのスロットのカード タイプが自動的にプロビジョニングされます。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Mismatch of Equipment Attributes(機器アトリビュートのミスマッチ)アラームは、ファン トレイ アセンブリで、新しいファン トレイ アセンブリ(15454E-FTA-48V)を必要とするカードに古い
ONS 15454 SDH ファン トレイ アセンブリ(FTA2)が使用されているときに発行されます。
ONS 15454 SDH の OC192 LR/STM64 LH 1550、E1000-2-G、E100T-G、OC48 IR/STM16 SH AS 1310、または OC48 LR/STM16 AS 1550 カードには、10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454E-SA-ETSI)およびファン トレイ アセンブリ(15454E-FTA-48V)が必要です。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 以下の手順を実行して、ONS 15454 SDH シェルフ アセンブリが、ETSI の最新の 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454E-SA-ETSI)か、またはそれ以前のシェルフ アセンブリかを確認します。
a. ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
b. HW Part # カラムにある部品番号が 800-08708-XX であれば、それは 10 Gbps 互換のシェルフ アセンブリ(15454-SA-10G)です。
c. HW Part # カラムにある部品番号が 800-08708-XX でなければ、それは古いシェルフ アセンブリです。
ステップ 2 使用しているシェルフ アセンブリが 10 Gbps 互換(15454E-SA-ETSI)であれば、アラームは、そのシェルフ アセンブリに取り付けられているファン トレイ アセンブリが旧式で、互換性がないことを意味します。5 A ヒューズ付きの新しいファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)を用意し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 3 古いタイプのシェルフ アセンブリを使用している場合は、その古いバージョンのシェルフ アセンブリとは互換性のない新しいタイプのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA3)が使われていることを意味します。古いバージョンのファン トレイ アセンブリ(15454-FTA2)を用意し、「ファン トレイ アセンブリの交換」の作業を実行してください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
PPM の Missing Equipment Attributes(機器のアトリビュート不在)アラームは、DWDM カードで、PPM が正しくプロビジョニングされていないかサポートされていない場合に発生します。PPM を最初に事前プロビジョニングせずに取り付けた場合や、明らかに最初の調節可能な波長でない波長を PPM にプロビジョニングした場合にも発生します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。MRC-12 および OC192-XFP/STM64-XFP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Change Card Settings」の章を参照してください。
ステップ 1 PPM をプロビジョニングするには、まず CTC で PPM を作成する必要があります。次の手順で行います。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします(Pluggable Port Modules に PPM がすでに表示されている場合は、ステップ 2に進みます)。
c. Pluggable Port Modules で、Create をクリックします。
d. Create PPM ダイアログボックスで、PPM 番号をドロップダウン リストから選択します(PPM 1 など)。
e. 2 番目のドロップダウン リストから PPM のタイプを選択します(1 Port)。
(注) PPM の設定の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 2 PPM を作成したあとか、または Pluggable Port Modules に PPM が表示されている場合、Selected PPM の中に PPM がなければ、以下の手順を実行してポート レートを選択します。
a. Selected PPM で、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログボックスで、ドロップダウン リストからポート(1-1 など)を選択します。
c. ドロップダウン リストからポート タイプを選択します。PPM ポート タイプの選択についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
ステップ 3 Pluggable Port Modules と Selected PPM にポートがリストされている場合、MEA はポート レートの選択が正しくないことを示しています。Selected PPM でポートを選択して、Delete をクリックします。
ステップ 4 ステップ 2 を実行して、ポート レートを正しくプロビジョニングします。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Memory Gone(メモリ枯渇)アラームは、ソフトウェアの動作により生成されるデータが
TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えてしまったときに発生します。このアラームをクリアしないと CTC は正常に動作しません。このアラームは、メモリを追加するとクリアされます。
(注) このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。詳細については、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Free Memory of Card Almost Gone(カードの空きメモリ不足)アラームは、ソフトウェアの動作により生成されるデータが TCC2/TCC2P カードのメモリ容量を超えそうになったときに発行されます。このアラームは、メモリを追加するとクリアされます。メモリを追加せず、データがカードのメモリ容量を超えてしまうと、CTC は機能を停止します。
(注) このアラームに対して、ユーザは特に対処する必要はありません。詳細については、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
論理オブジェクト:AICI-AEP、AICI-AIE、PPM
Manufacturing Data Memory Failure(MFGMEM)(製造データ メモリの障害)アラームは、
ONS 15454 SDH が Electronically Erasable Programmable Read-only Memory(EEPROM; 電気的消去再書き込み可能 ROM)にあるデータにアクセスできないときに発生します。コンポーネントのメモリ モジュールに障害が発生したか、またはTCC2/TCC2P カードがそのモジュールを読み取る機能を失ったことが原因です。EEPROM には、互換性とインベントリの問題に必要な製造データが格納されています。有効な MAC アドレスを読み取れないと、IP 接続が不可能となり、CTC ネットワーク ビューに ONS 15454 SDH アイコンが表示されなくなります。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
10 分待って、スタンバイ TCC2/TCC2P カードがリセット中ではないかを確認します。TCC2/TCC2P カードのリセットが完了せず、エラーがない場合、または TCC2/TCC2P カードがリブートした場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
(注) TCC2/TCC2P カードのリセット後に CTC が応答を停止した場合は、ブラウザを閉じ、そのノードで CTC を再起動してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、ONS 15454 SDH 上の スタンバイ TCC2/TCC2P カードを新しい TCC2/TCC2P カードと交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) システム ソフトウェアがアクティブな TCC2/TCC2P カードから新しく装着された
TCC2/TCC2P カードに転送されるのに 30 分近くかかります。ソフトウェアは、2 つのカード間でソフトウェア バージョンが異なる場合に転送されます。この処理中は、TCC2/TCC2P カードの障害を示す LED が点滅し、その後アクティブ/スタンバイ LED が点滅します。ソフトウェアの転送が完了すると、TCC2/TCC2P カードがリブートされ、約 3 分後にスタンバイ モードに変わります。
ステップ 4 アクティブな TCC2/TCC2P カードをリセットします。「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
10 分待って、スタンバイ TCC2/TCC2P カードがリセット中でないかを確認します。TCC2/TCC2P カードのリセットが完了せず、エラーがない場合、または TCC2/TCC2P カードがリブートした場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 5 残りの TCC2/TCC2P カードも、2 枚目の TCC2/TCC2P カードと交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ONS 15454 SDH が 2 枚目の TCC2/TCC2P カードを起動します。2 枚目の TCC2/TCC2P カードもシステムのソフトウェアをコピーする必要があり、この作業に 20 分近くかかります。
ステップ 6 TCC2/TCC2P カードを交換しても MFGMEM アラームがクリアされない場合は、問題は EEPROM にあります。
ステップ 7 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Manufacturing Data Memory (EEPROM) failure(製造データ メモリ[EEPROM]の障害)アラームは、ONS 15454 SDH が EEPROM のデータにアクセスできない場合に発生します。コンポーネント上のメモリ モジュールに障害があるか、TCC2/TCC2P カードがそのモジュールを読み取る機能を失ったときに、EEPROM にアクセスできなくなります。EEPROM には、互換性とインベントリの問題に必要な製造データが格納されています。有効な MAC アドレスを読み取れないと、IP 接続が不可能となり、CTC ネットワーク ビューに ONS 15454 SDH アイコンが表示されなくなります。
ステップ 1 「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
(注) TCC2/TCC2P カードのリセット後に CTC が応答を停止した場合は、ブラウザを閉じ、そのノードで CTC を再起動してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行してください。
ステップ 3 残りの TCC2/TCC2P カードも、2 枚目の TCC2/TCC2P カードと交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) アクティブな TCC2/TCC2P カードからシステム ソフトウェアが新しく装着された
TCC2/TCC2P カードに転送されるのに 30 分近くかかります。ソフトウェアは、2 つのカード間でソフトウェア バージョンが異なる場合に転送されます。この処理中は、TCC2/TCC2P カードの障害を示す LED が点滅し、その後でアクティブ/スタンバイ LED が点滅します。ソフトウェアの転送が完了すると、TCC2/TCC2P カードがリブートされ、約 3 分後にスタンバイ モードに変わります。
ステップ 4 TCC2/TCC2P カードで CTC をリセットします。「スタンバイ TCC2/TCC2P カードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を行います。
ステップ 5 残りの TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードになったことを確認します(ACT/STBY LED がオレンジに変わります)。
ステップ 6 残りの TCC2/TCC2P カードも、2 枚目の TCC2/TCC2P カードと交換します。「エアー フィルタおよびファンの手順」の作業を行います。
ステップ 7 TCC2/TCC2P カードを交換しても MFGMEM アラームがクリアされない場合は、問題は EEPROM にあります。
ステップ 8 MFGMEM がファン トレイ アセンブリから報告されている場合は、ファン トレイ アセンブリを交換します。新しいファン トレイ アセンブリを用意して「ファン トレイ アセンブリの交換」の手順を実行します。
ステップ 9 MFGMEM がバックプレーンから報告されている場合、またはファン トレイ アセンブリの交換後もアラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Multiplex Section(MS)AIS(多重化セクション AIS)状態は、SDH オーバーヘッドの多重化セクション レイヤに障害があることを示しています。多重化セクションとは、回線内の 2 つの SDH デバイス間のセグメントを指し、メンテナンス スパンとも呼ばれます。SDH オーバーヘッドの多重化セクションは、ペイロード転送を処理し、その機能には多重化と同期化も含まれます。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信側ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信側ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリーム ノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードからダウンストリームにあるノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリーム ノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
MS-DCC Termination Failure(MS DCC 終端の障害)アラームは、ONS 15454 SDH がデータ通信チャネルを失ったときに発生します。DCC は SDH オーバーヘッド内の D1 ~ D3 の 3 バイトです。これらのバイトは、Operation, Administration, Maintenance, and Provisioning(OAM&P)に関する情報を伝送します。ONS 15454 SDH は SDH セクション オーバーヘッドの DCC を使用して、ネットワーク管理情報をやりとりします。
ステップ 1 「EOC アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
MS Remote Fault Indication (RFI)(MSリモート障害表示)状態は、SDH オーバーヘッドの多重化セクション レベルで RFI が発生したことを通知します。
RFI は、他のノードで発生した障害のため、 ONS 15454 SDH が SDH オーバーヘッドで RFI を検出したときに発生します。隣接するノードでの障害を解決すると、報告しているノードでの MS-RFI 状態はクリアされます。
ステップ 1 通知している ONS 15454 SDH の遠端ノードにログインします。
ステップ 2 他のアラーム、特にLOS (STM1E、STMN)が発行されているかどうかを確認します。
ステップ 3 メイン アラームをクリアします。手順については、この章の該当するアラームの項を参照してください。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Procedural Error MS-SPRing Out of Synchronization(手順エラー MS-SPRing 同期外れ)アラームは、回線を追加または削除しようとしたときに、すべての送信用および受信用ファイバが取り外されたために、現用リングのノードが DCC 接続を失った場合に発生します。CTC はノードのテーブルを生成できず、MSSP-OOSYNC アラームを発生させます。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 アラームを報告しているノードへのケーブル接続を確立しなおします。DCC を再設定するためのケーブル配線についての詳細は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。現場で行われている手順に従って、ケーブルの導通を確認します。
このノードと MS-SPRing の残りのメンバーとの DCC が確立されると、MS-SPRing から DCC が確認できるようになり、回線上で機能が利用可能になります。
ステップ 2 DCC をプロビジョニングしたときにアラームが発生した場合は、EOCを参照してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
MS-SPRing Software Version Mismatch(MS-SPRing ソフトウェア バージョン ミスマッチ)アラームは、TCC2/TCC2P カードがリング内のすべてのノードですべてのソフトウェア バージョンをチェックしたときに、バージョンの不一致を発見すると生成されます。
ステップ 1 アラームをクリアするには、バージョンが正しくない TCC2/TCC2P カードに正しいソフトウェア バージョンをロードします。ソフトウェアをダウンロードするには、リリース固有のソフトウェア ダウンロード マニュアルを参照してください。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
No Startup Configuration(スタートアップ コンフィギュレーションなし)アラームは、カードを挿入する前にカードのスロット 5 ~ 6 およびスロット 12 ~ 13 をプロビジョニングした場合、またはプロビジョニングしていないカードを挿入した場合に ML シリーズ イーサネット(トラフィック)カードに発生します(これは、カード プロビジョニングの例外ルールです)。これは正常な操作であり、プロビジョニング中にこの状態が普通に発生します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをアクティブ TCC2/TCC2P カードにコピーすると、アラームはクリアされます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 Cisco IOS のカードにスタートアップ コンフィギュレーションを作成します。
『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』でカード プロビジョニングの説明を参照してください。
ステップ 2 以下の手順を実行して、コンフィギュレーション ファイルを TCC2/TCC2P カードにアップロードします。
a. ノード ビューで ML シリーズ カードのグラフィックを右クリックします。
b. ショートカット メニューで IOS Startup Config を選択します。
c. Local > TCC をクリックして、ファイルの場所に移動します。
ステップ 3 「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を行います。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
NOT-AUTHENTICATED アラームは、CTC がノードにログインできないときに CTC によって(NE ではなく)生成されます。このアラームは、ログイン障害が発生した CTC でのみ表示されます。このアラームは、INTRUSION-PSWD とは違います。INTRUSION-PSWD は、ユーザがログイン失敗のスレッシュホールドを超えたときに発生します。
(注) NOT-AUTHENTICATED は情報アラームであり、CTC がノードに正常にログインするとクリアされます。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Optical Channel (OCH) Incomplete Cross-Connection(光チャネル不完全クロスコネクション)状態は、双方向回線の OCH クロスコネクションが削除されたときに生成されます。たとえば、ノード A、B、および C を含むリニア DWDM 構造(ノード A から発信し、ノード B を経由してノード C で終端)に OCH 回線を作成する場合、ノード B または C のクロスコネクトを誤って削除すると(TL1 コマンド DLT-WLEN などによって)、送信元ノード(A)で、この状態が生成されます。クロスコネクトを再生成すると、この状態はクリアされます。このアラームは、次のようなガイドラインにも従っています。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線(上記と同様):B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む双方向回線:A でクロスコネクションを削除すると、ノード C クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:B または C でクロスコネクションを削除すると、ノード A クロスコネクションで OCHNC-INC が生成されます。
• ノード A、B、および C を含む単方向回線:A でクロスコネクションを削除しても、OCHNC-INC は生成されません。
(注) クロスコネクトの 1 つを削除した場合、他のコンポーネントのノードで追加、ドロップ、またはエクスプレスのために波長がすでに使用されているので、これと同じ回線を CTC で作成することはできません。
OCHNC-INC は、あるノードのデータベースを復元して、それが他のノードのデータベースと一貫性がない場合にも上記のガイドラインに従って生成されます。(すなわち、最新の回線クロスコネクション情報を含んでいない一貫性のないデータベースは、クロスコネクトを削除した場合と同じ問題を引き起こします。)
ステップ 1 失ったクロスコネクト自体を再作成するには、削除されたノードとの Telnet 接続を確立して、そのノードで ADD、DROP、または EXP を指定した ENT-WLEN コマンドを使用します。
TL1 セッション接続の確立については、『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Reference Guide 』を参照してください。WLEN やその他の TL1 コマンドの詳細と構文については、『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 2 クロスコネクトの削除ではなく、一貫性のないデータベースの復元がアラームの原因である場合は、そのノードに正しいバックアップ バージョンを復元することによって、問題を修正してください。復元の手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Turn Up Node」の章を参照してください。
(注) ノードにデータベースを復元すると、カードがこのバージョンをアクティブなフラッシュ メモリに同期する際に、両方(ACT と SBY)の TCC2/TCC2P カードで使用されているデータベースが置き換えられます。アクティブ(ACT)な TCC2/TCC2P カードがリセットされた場合、スタンバイ(SBY)の TCC2/TCC2P カードはアクティブなフラッシュ メモリから同じバージョンのデータベースを使用するようになります。電源投入時には、両方の TCC2/TCC2P カードが起動し、次の 2 つの条件に基づいて使用するデータベースを選びます。(1) ノードのソフトウェアと互換性のある最新バージョン、(2) 互換性のあるデータベースの中で最も最近ロードされたバージョン(シーケンス番号が最も高いもの)。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK-1-AIS-PM は、MXP カードのトランク信号で LOS が起きた場合に発生する 2 次的な状態です。ODUK-1-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ODUK-1-AIS-PM 状態は、ひとつの遠端のクライアント信号が消失したときには一度発生し、複数の遠端クライアントが消失したときには複数回発生します(ODUK-1-AIS-PM、ODUK-2-AIS-PM、ODUK-3-AIS-PM、ODUK-4-AIS-PM)。トランク全体の信号が消失した場合、LOS(TRUNK)が発生し、LOS クライアント アラームはランクを下げます。
ステップ 1 遠端クライアントで LOS アラームを探してクリアします。これにより、トランクの ODUK-1-AIS-PM 状態がクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK-2-AIS-PM は、MXP カードのトランク信号で LOS が起きた場合に発生する 2 次的な状態です。ODUK-2-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号ついて示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK-3-AIS-PM は、MXP カードのトランク信号で LOS が起きた場合に発生する 2 次的な状態です。ODUK-3-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK-4-AIS-PM は、MXP カードのトランク信号で LOS が起きた場合に発生する 2 次的な状態です。ODUK-4-AIS-PM は TRUNK オブジェクトに対して 発生していますが、実際にはそのトランク内に含まれるクライアント信号について示しています。
ステップ 1 「ODUK-1-AIS-PM 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Optical Data Unit(ODUK)AIS Path Monitoring(PM)(光データ ユニット AIS パス モニタリング)状態は、カードに対して ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-AIS-PM は、LOS (STM1E、STMN)など、より重大な状態がダウンストリームで発生していることを示す 2 次的な状態です。ODUK-AIS-PM は、光データ ユニット ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアで報告され、アップストリームのODUK-OCI-PMで発生します。
ITU-T G.709 モニタリングでは、ネットワーキング標準(SDH など)透過およびプロトコル(イーサネット、IP など)透過のデジタル データ ラッパーを参照します。TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードをプロビジョニングして ITU-T G.709 モニタリングを有効にする方法については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードおよび装置に、アラーム(特にLOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN))が存在するか、またはロックされたポートがあるどうかを調べます。
ステップ 2 この章の該当する手順を使用して、アップストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK Backward Defect Indicator(BDI)PM(ODUK 逆方向障害インジケータ PM)状態は、
TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E または TXPP_MR_2.5G、または MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。ODUK-BDI-PM は、データにアップストリームのパス終端エラーがあることを示します。エラーは、デジタル ラッパーのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアで BDI ビットとして読み取られます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OTUK-BDI 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK Locked Defect(LCK)PM(ODUK ロックされた障害 PM)状態は、TXP_MR_10G、
TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。ODUK-LCK-PM は、アップストリームの接続がロックされ、信号が通過できないことを示す信号をダウンストリームに送信していることを示します。ロックは、デジタル ラッパーの光転送ユニットのパス オーバーヘッド モニタリング フィールドで STAT ビットとして示されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードの信号をロック解除します。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK Open Connection Indication(OCI)PM(ODUK オープン接続表示 PM)状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。ODUK-OCI-PM は、アップストリームの信号がトレールの終端ソースに接続されていないことを示します。エラーは、デジタル ラッパー オーバーヘッドのパス モニタリング エリアで STAT ビットとして読み取られます。ODUK-OCI-PM が発生すると、ダウンストリームでODUK-AIS-PMが発生します。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードにファイバ接続の問題がないことを確認します。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK Signal Degrade(SD)PM(ODUK 信号劣化 PM)状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SD-PM は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER が障害スレッシュホールドに達していないことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレームのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK Signal Fail(SF)PM(ODUK 信号障害 PM)状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、または MXP_2.5G_10G カードで発生します。ODUK-SF-PM は、着信信号の品質が劣化し、着信回線 BER が障害スレッシュホールドを超えたことを示します。BER の問題は、光データ ユニット フレームのオーバーヘッドのパス モニタリング エリアに表示されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
ODUK-TIM-PM 状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードの Optical Transport Network(OTN; 光転送ネットワーク)のオーバーヘッドのパス モニタリング エリアについて生成されます。ODUK-TIM-PM は、データ ストリームにトレース ID のミスマッチがある場合に発生します。この状態は、ダウンストリームのBKUPMEMPの原因になります。
ODUK-TIM-PM 状態は、TXP カードまたは MXP カードで ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。ODUK-TIM-PM は、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドで示され、アップストリームにエラーがあることを示します。
(注) MXP およびTXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Out of Use Transport Failure(転送未使用の障害)アラームは、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットの信号を 1 つのより高速な信号に連結した独立回線です)。この状態は、VCAT 内のメンバー回線が未使用である場合に発生します(SW-LCAS によって削除されている場合など)。VCG-DEGと同時に発生します。
ステップ 1 「VOA-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。これによって状態がクリアされると、この状態もクリアされます。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Optical Network Type Mismatch(光ネットワーク タイプ ミスマッチ)アラームは、DWDM ノードがネットワークと同じタイプ(MetroCore または MetroAccess)に構成されていない場合に発生します。APC および自動ノード設定(ANS)はネットワーク タイプごとに異なる動作をするため、同じネットワークのすべての DWDM ノードを、同じネットワーク タイプに構成する必要があります。
OPTNTWMIS が発生すると、APC-DISABLED も発生します。
(注) ANS および APC については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したノードのノード ビューで、 Provisioning > WDM-ANS > Provisioning タブをクリックします。
ステップ 2 Network Type リスト ボックスで正しいオプションを選択し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Output Power High Degrade(出力パワー劣化上限)アラームは、OPT-BST や OPT-PRE カードの AOTS ポートなどの設定点を制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート(32DMX、
32DMX-O、32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポート)で発生します。
このアラームは、一般に、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定点を維持できなくなり、信号が上限劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポートの場合、
OPWR-HDEG は、そのカードの Variable Optical Attenuator(VOA; 可変光減衰器)の制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 そのポートでフォトダイオードが読み取っているパワーが、Cisco MetroPlanner の予測範囲内であることを確認します。アプリケーションは、この情報を含む値のスプレッドシートを生成します。
ステップ 4 光パワーのレベルが仕様の範囲内である場合は、以下の手順を実行して、opwrMin スレッシュホールドをチェックして変更します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 次に示すタブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
• OPT-BST カードの Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds
• OPT-PRE カードの Provisioning > Opt. Ampli. Line > Optics Thresholds
• AD-xC-xx.x カードの Provisioning > Optical Chn> Optics Thresholds
• AD-xB-xx.x カードの Provisioning > Optical Band> Optics Thresholds
• 32DMX または 32DMX-O カードの Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds
• 32MUX-O カードの Provisioning > Optical Chn > Optics Thresholds
• 32WSS カードの Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds
• OSCM または OSC-CSM カードの Provisioning > Optical Line > Optics Thresholds
ステップ 5 受信した光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』を参照して正しいレベルを判断し、opwrMin スレッシュホールドをチェックします。必要に応じて値を変更します。
ステップ 6 光パワーが予測された範囲外にある場合は、関連する光信号ソースをすべて(すなわち TXP または MXP トランク ポート、または ITU-T 回線カード)が Unlocked Admin State であることを確認します。適切なタブをクリックしてください。
•MXPP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•MXP_2.5G_10E カードの Provisioning > Line > Trunk
•MXP_2.5G_10G カードの Provisioning > Line _ SDH
•MXP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•TXPP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•TXP_MR_10E カードの Provisioning > Line _ SDH
•TXP_MR_10G カードの Provisioning > Line _ SDH
•TXP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line _ SDH
ステップ 7 信号ソースのトランク ポートが Unlocked でない場合は、Admin State カラムのドロップダウン リストからこれを選択してください。
ステップ 8 ポートの状態が Unlocked で、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS(OTS)アラームのクリア」 を行います。
ステップ 9 信号ソースが Unlocked で予測された範囲内にある場合は、OPWR-HDEG を通知しているユニットに戻り、通知されたアラームと同じ回線方向に接続されたファイバをすべて、決められた手順に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
(注) ファイバを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。保護切り替えの詳細については、
『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 10 OPWR-HDEG アラームを報告しているカードの他のポートに対してステップ 1 ~ 9 を繰り返します。
ステップ 11 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 12 OPWR-HDEG の原因となるような他のアラームが発行されていない場合、またはアラームをクリアしてもアラームがクリアされない場合は、カード ポートの Admin State をすべて locked,disabled にします。
ステップ 13 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を unlocked,automaticInService に復帰させる必要があります。
ステップ 14 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、DWDM OPT-BST または OPT-PRE 増幅器カードの AOTS ポートで、送信されたパワーが障害の上限スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、制御パワーの現用モードでだけ発生します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Output Power Low Degrade(出力パワー劣化下限)アラームは、OPT-BST や OPT-PRE カードの AOTS ポートなどの設定点を制御パワー モードで使用しているすべての DWDM ポート(32DMX、
32DMX-O、32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポート)で発生します。
このアラームは、一般に、内部信号送信で問題が発生し、信号出力パワーが設定点を維持できなくなり、信号が下限劣化スレッシュホールドを超えたことを意味します。32DMX、32DMX-O、
32MUX-O および 32WSS OCH ポート、OSC-CSM および OSCM OSC-TX ポートの場合、
OPWR-HDEG は、そのカードの VOA の制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Output Power Failure(出力パワー障害)アラームは、DWDM の OPT-BST または OPT-PRE 増幅器の AOTS ポートに適用されます。これは、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、OPT-PRE、OPT-BST、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32DMX、32WSS、および OSC-CSM 送信ポートにも適用されます。このアラームは、監視対象の入力パワーが障害の下限スレッシュホールドを超えた場合に発生します。
AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x カードの OCH ポートと、32MUX-O、32DMX、32DMX-O、32WSS、OSCM、および OSC-CSM カードの場合、OPWR-LFAILは、そのカードの VOA 制御回路に障害があり、それが減衰器の機能に影響を与えていることを示します。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「OPWR-HDEG アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Optical Safety Remote Interlock(OSRI)On(光安全リモート インターロック オン)状態は、OSRI が ON に設定されている場合に、OPT-PRE および OPT-BST 増幅器で発生します。この状態は、同じポートで報告される OPWR-LFAIL との関連性はありません。
ステップ 1 以下の手順を実行して、OSRI をオフにします。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > ALS タブをクリックします。
c. OSRI カラムで、ドロップダウン リストから OFF を選択します。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Optical Transport Unit (OTUK)AIS(光転送ユニット AIS)状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。OTUK-AIS は、LOS (STM1E、STMN)など、より重大な状態がダウンストリームで発生していることを示す 2 次的な状態です。OTUK-AIS は、デジタル ラッパーの光転送ユニット オーバーヘッドで報告されます。
ITU-T G.709 モニタリングでは、ネットワーキング標準(SDH など)透過およびプロトコル(イーサネット、IP など)透過のデジタル データ ラッパーを参照します。ITU-T G.709 モニタリングを有効にする TXP カードまたは MXP カードのプロビジョニングの詳細については、
『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Monitor Performance」の章を参照してください。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
OTUK-BDI 状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または
MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。OTUK-BDI は、セクション モニタリング オーバーヘッドに BDI ビットで示されます。この状態は、アップストリームのSF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN)と同時に発生します。OTUK-BDI は、TPTFAIL (G1000)でトリガーされます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アップストリーム ノードに「 2.7.269 OTUK-AIS 」状態があるかどうかを確認してください。
ステップ 2 アップストリーム ノードのノード ビューで MXP_2.5G_10G または TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 3 Provisioning > OTN > Trail Trace Identifier タブをクリックします。
ステップ 4 Current Transmit String とダウンストリーム ノードの Current Expected String を比較します(別の CTC セッションで同様の手順を行い、ダウンストリーム ノードのCurrent Expected String が正しいことを確認します)。
ステップ 5 一致していない場合は、Current Expected String を修正します。
ステップ 6 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
OTUK Section-Monitoring Incoming Alignment Error (IAE)(OTUK セクション モニタリング受信アライメント エラー[IAE])アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効であり、トランク接続が存在するときに発生します。このアラームは、遠端ノードが受信した OTU フレームにエラーを検出したが、OTUK-LOF の原因になるほど重大な問題ではないときに、近端ノードで生成されます。
セクション オーバーヘッド内の IAE ビットによって、入力ポイント(この場合は遠端ノード)は対応する出力(近端)ポイントに、NE からの着信信号 OTU フレーム アライメント エラーでアライメント エラーが検出されたことを通知できます。このエラーは、Out of Frame(OoF; フレーム同期外れ)アライメントであり、光トランスポート ユニットのオーバーヘッド フレーム アライメント(FAS)エリアで 5 個を超えるフレーム誤りが発生しています。OoF 状態が 3 ミリ秒以上解決されなかった場合、OTUK-LOF が生成されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 現場で行われている手順に従って、近端ノードのアラーム報告元ポートの送信ファイバと、対応する遠端ポートの受信ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 2 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、遠端ノードに OTUK-LOF など、他の OTU 関連のアラームがないか確認し、このマニュアルの適切な手順に従って解決してください。
ステップ 3 OTUK-IAE アラームがクリアされない場合は、Agilent OmniBerOTN テスターなどの OTN テスト セットを使用して、近端の送信信号の品質を確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 4 アラームの原因がわからない場合は、2 つのノードのタイミング ソースを確認してください。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Change Node Settings」の章を参照してください。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 5 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
OTUK-LOF アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に発生します。このアラームは、カードが入力データのフレームを識別できないことを示します。フレーム損失は、光転送ユニットのオーバーヘッドのフレーム アライメント(FAS)エリアで 5 個を超えるフレーム誤りが発生し、エラーが 3 ミリ秒を超えて解決されない場合に発生します。
(注) MXP およびTXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「LOF (TRUNK)」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
OTUK-SD 状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化しているが、着信回線 BER は障害スレッシュホールドに達していないことを示します。BER の問題は、光転送ユニットのフレーム オーバーヘッドで示されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
OTUK-SF 状態は、ITU-T G.709 モニタリングが有効な場合に、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで発生します。この状態は、着信信号の品質が劣化しており、着信回線の BER が障害スレッシュホールドに達したことを示します。BER の問題は、光転送ユニットのフレーム オーバーヘッドで示されます。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SF(DS3、E1、E3、E4、STMN)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
OTUK-TIM アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、および MXP_2.5G_10G カードで、ITU-T G.709 モニタリングが有効で、セクション トレース モードが手動に設定されている場合に発生します。このアラームは、予測される TT1 文字列が、デジタル ラッパーの光転送ユニットのオーバーヘッドで受信した TTI 文字列と一致しないことを示します。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:FC、GE、TRUNK については Major (MJ)、Service-Affecting (SA); ISC については Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Ethernet Out of Synchronization(イーサネット同期外れ)状態は、ギガビット イーサネットのペイロード レートに対して、PPM ポートが正しく構成されていない場合に、TXP_MR_2.5 および TXPP_MR_2.5 カードで発生します。
(注) MXP および TXP カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』の「Provision Transponders and Muxponders」の章を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生したカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > Pluggable Port Modules タブをクリックします
ステップ 3 以下の手順を実行して、PPM のプロビジョニングを削除します。
a. Selected PPM で PPM をクリックします。
ステップ 4 以下の手順を実行して、PPM を再作成します。
a. Pluggable Port Modules で、Create をクリックします。
b. Create PPM ダイアログ ボックスで、作成する PPM 番号を選びます。
ステップ 5 PPM が作成されたあと、以下の手順を実行して、ポートのデータ レートをプロビジョニングします。
a. Pluggable Port Modules で、Create をクリックします。
b. Create Port ダイアログ ボックスで、Port Type ドロップダウン リストから ONE_GE を選択します。
ステップ 6 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Plug-in Module Range Settings Mismatch(プラグイン モジュール範囲設定ミスマッチ)状態は、OPT-BST および OPT-PRE の増幅器カード、OADM カード(AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x)、マルチプレクサ カード(32MUX-O、32WSS)、およびデマルチプレクサ カード(32DMX-O、32DMX)で、カードに保存されたパラメータ範囲の値が TCC2/TCC2P カード データベースに保存されたパラメータと異なる場合に発生します。この状態はユーザによる対処は不能です。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Payload Defect Indication(ペイロード障害表示)状態は、ONS 15454 SDH VC オーバーヘッドの信号ラベル ミスマッチ障害(SLMF)を示します。この状態は、ダウンストリームの機器に、その回線に含まれ、直接マップされる 1 つまたは複数のペイロードに障害があることを示します。
SLMF は、多くの場合、ペイロードが信号ラベルが報告しているペイロードと一致しないときに発生します。
警告 STM-64 カードでは、カードのブート時に安全キーがオンの位置(ラベル 1)であれば、レーザーがオンになります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 以下の手順を実行して、アラームを報告しているカードで終端するすべての回線が DISCOVERED であることを確認します。
b. Status カラムで、回線がアクティブであることを確認します。
c. Status カラムで回線が PARTIAL と表示されている場合は、ONS 15454 SDH が完全に初期化されるまで 10 分間待ってください。完全に初期化されたあとも PARTIAL ステータスが変わらない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ステップ 2 回線が DISCOVERED であることを確認した後、アラームを報告しているカードの信号ソースが動作していることを確認します。
ステップ 3 トラフィックに影響がある場合は、「回線の解除」の作業を実行します。
ステップ 4 正しいサイズの回線を再度作成してください。回線の作成手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 5 回線の削除と再作成により状態がクリアされない場合は、状態通知元のカードにペイロードを提供している遠端 STM-N カードに問題がないことを確認します。
ステップ 6 状態がクリアされない場合は、STM-N カードと通知元カードの間のクロスコネクトを確認します。
ステップ 7 状態がクリアされない場合は、現場で行われている方法を使用して遠端の光ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 8 状態がクリアされない場合は、光カードや電気回路カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の手順を実行します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Peer Card Not Responding(ピア カード応答なし)アラームは、保護グループのトラフィックの電気回路カードがピア状態要求メッセージに対する応答を受信しない場合に、スイッチ エージェントが生成します。ピア カード間のハードウェア障害である通信障害と異なり、PEER-NORESPONSE はソフトウェア障害で、タスク レベルで発生します。
ステップ 1 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED の状態を確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Add Port Power High Degrade(ADD ポート パワー劣化上限)アラームは、32-WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化上限設定点に到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの可変光減衰器(VOA)制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰器に影響を与えていることを示します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Add Port Power Low Degrade(ADD ポート パワー劣化下限)アラームは、32-WSS ADD ポートで、内部信号送信問題により、信号の出力パワーが劣化下限設定点に到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰器に影響を与えていることを示します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
ステップ 1 「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
Add Port Power High Fail アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Add Port Power Low Fail (ADD ポート パワー低下障害) アラームは、32WSS ADD ポートで、内部信号送信が障害の下限スレッシュホールドを超え、信号の出力パワーが設定点に到達できない場合に発生します。このアラームは、カードの VOA 制御回線に障害が起き、それがカードの自動信号減衰器に影響を与えていることを示します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
ステップ 1 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 2 ケーブルが正しく接続されている場合は、実際のカードで正しく LED が点灯していることを確かめます。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。レッドの
ACT/SBY LED は、カードの障害を示します。
ステップ 3 受信したパワー(opwrMin)が、Cisco MetroPlanner に示された予測範囲内であることを確認します。以下の手順を実行して、レベルを確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. 32WSS カードの Provisioning > Optical Chn: Optical Connector x > Optics Thresholds タブをクリックして、光スレッシュホールドを表示します。
ステップ 4 受信した光パワーのレベルが仕様の範囲内であれば、opwrMin スレッシュホールドをチェックして、『Cisco MetroPlanner DWDM Operations Guide』で正しい値かどうかを判断します。必要に応じて値を変更します。
ステップ 5 パワーの値が予測された範囲外にある場合は、以下の適切なタブをクリックして、ADD-RX ポートに接続された TXP または MXP カードのトランク ポートの状態が Unlocked であることを確認します。
•MXPP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•MXP_2.5G_10E カードの Provisioning > Line > Trunk
•MXP_2.5G_10G カードの Provisioning > Line _ SDH
•MXP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•TXPP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line > STM16
•TXP_MR_10E カードの Provisioning > Line _ SDH
•TXP_MR_10G カードの Provisioning > Line _ SDH
•TXP_MR_2.5G カードの Provisioning > Line _ SDH
unlocked でなかった場合は、 Admin State ドロップダウン リストからこれを選択します。
ステップ 6 ポートの状態が Unlocked で、出力パワーが仕様の範囲外である場合は、「LOS-P(OCH)アラームのクリア」 を行います。
ステップ 7 信号の送信元が unlocked で、予測された範囲内にある場合は、PORT-ADD-PWR-FAIL-LOW アラームを通知しているポートに戻り、現場の手順に従ってファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 8 アラームを報告しているカード上のその他のポートについて、ステップ 1 ~ 7 を繰り返します。
ステップ 9 アラームがクリアされない場合は、問題の原因特定に役立ちそうな他のアラームが発行されていないか確認し、トラブルシューティングを行います。
ステップ 10 PORT-ADD-PWR-FAIL-LOW の原因となるような他のアラームがない場合、またはアラームがクリアできない場合は、カード ポートの Admin State をすべて locked, disabled にします。
ステップ 11 アラームを報告しているカードについて、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、可能であればトラフィック切り替えを行います。簡易手順は「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。保護切り替えの詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
(注) カードを同じタイプのカードと交換するときには、データベースに変更を加える必要はありません。ただし、カードのポートの Admin State を Unlocked, automaticInService に復帰させる必要があります。
ステップ 12 アラームをクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
APC Port Failure(APC ポート障害)アラームは、増幅器のマージンと VOA がポートの限界点に達したために、APC が制御を適用できないときに発生します。たとえば、この状態は APC が OPT-BST ポートのゲインを 20 dBm(最大の設定点)を超える値に設定しようとした場合や、Express VOA 上の減衰を 0 dBm(最小の設定点)未満に設定しようとした場合に生成されます。
ステップ 1 最近、光ネットワーク上で(PORT-FAIL アラームを生成しているノードか他のノードかに関係なく)、ファイバの修復、カードの追加、カードの交換などの保守作業が行われた場合は、この作業によって余分な損失が加えられていないか調べてください。修復が不完全であったり、パッチコードが汚れていると、損失が増加する場合があります。信号損失をテストする手順については、
『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide 』を参照してください。
ステップ 2 損失が増加しており、ファイバが修復または除去されていた場合は、まず、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の手順を実行して、ファイバを清掃してみてください。
ステップ 3 ファイバが修復されてもアラームがクリアされない場合は、必要に応じて、新しいファイバで再び修復を行います。ファイバの配線手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cable」の章を参照してください。アラームがクリアされない場合は、ステップ 4 へ進んでください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Pluggable Port Mismatch(装着可能ポート ミスマッチ)アラームは、ML シリーズ イーサネット カードおよび TXP カードの SFP コネクタに適用されます。このアラームは、プロビジョニングされたコネクタのペイロードが SFP 構成と一致しないことを示します。
このエラーは、Cisco IOS 構成で解決する必要があります。PORT-MISMATCH は、CTC では解決できません。Cisco IOS インターフェイスから ML シリーズ イーサネット カードをプロビジョニングする方法については、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Procedural Error Duplicate Node ID(手順エラー、ノード ID 重複)アラームは、同じリングに同一のノード ID が 2 つ存在することを示します。ONS 15454 SDH では、リングの各ノードに一意なノード ID が必要です。
ステップ 2 「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 3 リングのすべてのノードでステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 2 つのノードのノード ID 番号が同一の場合、各ノード ID が一意になるように、「MS-SPRing ノード ID 番号の変更」の作業を行います。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Protection Unit Not Available(保護ユニット利用不可)アラームは、保護カードがロックされているため、保護グループの一部としてプロビジョニングされた TCC2/TCC2P カードまたはクロスコネクト カードが利用できない場合に発生します。利用できない保護は、カードがリセットされたときに発生することがありますが、カードがイン サービスに戻るとすぐにアラームはクリアされます。デバイスまたはファシリティがイン サービスに戻ると、アラームはクリアされます。
ステップ 1 PROTNA アラームが発生し、クリアされない場合、およびアラームが共通コントロール カード(TCC2/TCC2P カード)に対して発生した場合は、シャーシに冗長コントロール カードが装着され、プロビジョニングされていることを確認します。
ステップ 2 アラームが回線カードに対して発生した場合は、以下の手順を実行して、ポートがアウト オブ サービスになっていないかどうかを確認します。
a. CTC で、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します(カードがクロスコネクト カードでない場合)。
b. Provisioning > Line タブをクリックします。
c. 任意の Unlocked ポートで Admin State カラムをクリックします。 Admin State が locked,maintenance か、または locked,disabled の場合、ポートはアウト オブ サービスです。
ステップ 3 いずれかのポートがアウト オブ サービスの場合、Unlocked を選択してポートをイン サービスにします。
ステップ 4 アラームを報告しているカードについて、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の作業を実行します。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 5 リセットが完了し、エラーが発生していないことを確認します。LED の状態については、「トラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、アラームを報告しているカードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 7 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
SFP の Provisioning Mismatch(プロビジョニング ミスマッチ)アラームは、次のいずれかの条件のときに、MXP、TXP、MRC-12、または OC192-XFP/STM64-XFP カードの SFP/XFP コネクタに対して生成されます。
• 物理 SFP の範囲または波長が、プロビジョニングされた値に一致しません。SFP の波長の値は静的であり、カードに対してプロビジョニングされた波長に一致しなければなりません。
ステップ 1 以下の手順を実行して、カードに対してプロビジョニングされた周波数を表示し、正しい SFP の波長範囲を確認します。
a. カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Info タブをクリックします。
ステップ 2 以下の手順を実行して、正しくない SFP コネクタを取り外します。
a. アラームを報告しているカードから SFP コネクタとファイバを取り外します。
b. SFP コネクタにファイバ ケーブルを固定するラッチが付いている場合は、ラッチを上に引き上げてケーブルを外します。
c. ファイバ ケーブルをコネクタからまっすぐ引き抜きます。
ステップ 3 以下の手順を実行して、正しい SFP コネクタと交換します。
a. ファイバを弊社がサポートしている SFP コネクタに接続します。サポートされる SFP については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install Cards and Fiber-Optic Cables」の章を参照してください。
b. 新しい SFP コネクタにラッチが付いている場合は、ラッチを閉じてケーブルを固定します。
c. ケーブルを接続した SFP コネクタをカード ポートにカチッというまで押し込みます。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Payload Type Identifier Mismatch(ペイロード タイプ ID ミスマッチ)アラームは、光スパンの各終端で、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードの ITU-T G.709 オプションの構成方法にミスマッチがあるときに発生します。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生した MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > OTN > OTN Lines タブをクリックします。
ステップ 3 G.709 OTN チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。チェックが付いていない場合は、チェックをして Applyをクリックします。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源断)アラームは、機器に接続されているメインの電源コネクタから電力供給がない場合に発生します。このアラームは電気接続、クロスコネクト カード、STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外しておいてください。露出している電源供給ワイヤや DSLAM 機器内の回路に金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 単一のカードがアラームを報告している場合は、そのカードに応じて次のような操作を行います。
•報告しているカードが 1+1 保護グループのアクティブなトラフィック ライン ポートにある場合や、UPSR の一部である場合は、APS トラフィック切り替えが起きて、トラフィックを保護カードに移していることを確認します。
(注) ポートで現在トラフィックを伝送しているカードを取り外すと、トラフィックが中断される可能性があります。これを回避するために、切り替えがまだ行われていない場合は外部切り替えを行います。一般に使用されるトラフィック切り替え処理については、「保護切り替え、ロック開始、クリア」を参照してください。
•TCC2/TCC2P カードでアラームが発生した場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」を行います。
•STM-N カードでアラームが発生した場合は、「CTC でのトラフィック カードのリセット」を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行してください。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、アラームを 報告している カードについて「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を実行します。
ステップ 4 カードを 1 枚交換してもアラームがクリアされない場合や、複数のカードがアラームを報告している場合は、オフィスの電源を確認します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install the Shelf and FMECS」の章を参照してください。
ステップ 5 アラームがクリアされない場合は、電源ケーブルをコネクタに接続し直します。
ステップ 6 アラームがクリアされない場合は、コネクタに接続した電源ケーブルを物理的に交換します。
ステップ 7 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源断)アラームは、機器に接続されているメインの電源コネクタから電力供給がない場合に発生します。このアラームは電気接続、クロスコネクト カード、STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
警告 機器の電源供給回路には感電の危険があります。機器の設置や交換を行う際は、事前に指輪、ネックレス、時計などの装身具を外しておいてください。露出している電源供給ワイヤや DSLAM 機器内の回路に金属類が接触することがあります。それにより金属が過熱して大やけどをしたり、金属が機器に焼き付くことがあります。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Power Failure at Connector A(コネクタ A の機器電源断)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタから電力供給がない場合に発生します。このアラームは電気接続、クロスコネクト カード、STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Equipment Power Failure at Connector B(コネクタ B の機器電源断)アラームは、シェルフ上のバックアップ電源コネクタから電力供給がない場合に発生します。このアラームは電気回路アセンブリ、クロスコネクト カード、STM-N カード、または TCC2/TCC2P カードで発生します。
ステップ 1 「PWR-FAIL-A アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Remote Alarm Indication(RAI; リモート アラーム表示)状態は、エンドツーエンドの電気障害を示します。このエラー状態は、SDH パスの一方から他方に送信されます。DS3i-N-12 カードの RAI は、遠端ノードが DS-3 AIS を受信していることを示します。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Facility Termination Equipment Receiver Missing(ファシリティ終端装置レシーバーなし)アラームは、ファシリティ終端装置がバックプレーン コネクタで不適切なインピーダンスの値を 検出したときに発生します。 不適切なインピーダンスは、通常、受信ケーブルが E-1 ポートから脱落している場合、あるいは、SMB コネクタまたは BNC コネクタが E-1 カードに接続されているなど、バックプレーン装置が一致していない場合に発生します。
(注) E-1 または 4 線式回線では、送信と受信の両方に、正(チップ)と負(リング)の接続が必要です。
ステップ 1 E-1 ポートに接続されているデバイスが動作可能であることを確認します。
ステップ 2 接続が正しい場合は、ケーブルがしっかりと接続されていることを確認します。
ステップ 3 ケーブルの接続が正しい場合は、ピン割り当てが正しいかを確認します。
ステップ 4 ピン割り当てが正しい場合は、受信ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Remote Fault Indication(リモート障害表示)状態は、別のノードの障害が原因で、ONS 15454 SDH が SDH オーバーヘッドで RFI を検出したときに発生します。隣接ノードの障害を解決すると、報告しているノードの RFI 状態はクリアされます。RFI は、回線レベルで状態が発生していることを示します。
ステップ 1 アラームを報告している ONS 15454 SDH の遠端ノードで、ノードにログインします。
ステップ 2 他のアラーム(特に LOS (STM1E、STMN))があるかどうかを調べます。
ステップ 3 必要に応じて LOS セクションを参照して、アラームをクリアします。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Ring Name Mismatch(リング名ミスマッチ)状態は、APC のリング OSC を示します。リング名が、検出可能なほかのノード リング名と一致しなかった場合に発生し、これによって APC とのデータ交換が必要なアプリケーションで問題が発生する可能性があります。このアラームは、MS-SPRing に適用される RING-MISMATCH と似ていますが、リング保護に適用されるのではなく、同じネットワーク内での DWDM ノード検出に適用されます。
(注) APC の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「RING-MISMATCH アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Procedural Error Mismatched Ring(手順エラー、リング ミスマッチ)アラームは、アラームを報告している ONS 15454 SDH のリング名が MS-SPRing のもう 1 つの ONS ノードのリング名と一致しない場合に発生します。MS-SPRing に接続されている ONS ノードのリング名は、同一である必要があります。
(注) このアラームは、リリース 6.0 にアップグレードする際、リング ID をアップデートするときに発生することもあります。
ステップ 2 リング名を確認します。「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 3 Ring Name フィールドの番号をメモします。
ステップ 4 MS-SPRing の次の ONS にログインします。
ステップ 5 リング名を確認します。「MS-SPRing リング名またはノード ID 番号の識別」の作業を行います。
ステップ 6 リング名がアラーム通知元の ONS ノードのリング名と同じ場合は、MS-SPRing の次の ONS ノードでステップ 5を繰り返します。
ステップ 7 「MS-SPRingリング名の変更」の作業を行います。
ステップ 9 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Ring Switch Is Active East Side(イースト側リング切り替え)状態は、MS-SPRing のイースト側で Force Ring コマンドを使用したリング切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。RING-SW-EAST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Ring が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
(注) RING-SW-EAST は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Ring Switch Is Active West Side(ウェスト側リング切り替え)状態は、MS-SPRing のウエスト側で Force Ring コマンドを使用したリング切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。RING-SW-WEST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Ring が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
(注) RING-SW-WEST は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:VCMON-HP、VCMON-LP、STSTRM、VCTERM-HP
ROLL 状態は、回線がロールされていることを示します。これは一般に、保守作業用にトラフィックを移動するため、または帯域幅をグルーミングするために行われます。この状態は、ロール宛先レグで良好な信号が受信されたが、ロール発信レグがまだドロップされていないことを示します。ロール発信レグがドロップされると、この状態はクリアされます。
(注) ROLL は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:VCMON-HP、VCMON-LP、STSTRM、VCTERM-HP
ROLL-PEND は、ロール プロセスが開始されたが、ロール宛先レグで良好な信号がまだ受信されていないことを示します。この状態は、バルク回線ロールの各パスで個別に生成されます。
ロール宛先レグで良好な信号が受信されると、この状態はクリアされます。
(注) ROLL-PEND は状態通知のため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Resilient Packet Ring (RPR) Wrapped(RPR ラップ)状態は、CE100T-8 および ML シリーズ カードに適用され、RPR プロトコルがファイバ切断、ノード障害、ノード復元、新しいノードの挿入、またはその他のトラフィック問題のためにリング ラップを開始したときに発生します。POS ポートが Admin down 状態の場合に生成されることもあります。(この場合、SDH レベルのアラーム、または TPTFAIL アラームは表示されません。)
ラップが発生すると、リンク状態の変更後または SDH パス レベルのアラーム受信後、リングの反対方向に送信することによって、トラフィックは元の宛先にリダイレクトされます。
ステップ 1 影響を受けた回線に、AU-LOP、LOS(TRUNK)、または HP-TIM など、サービスに影響する SDH パス レベルのアラームがないか確認して、クリアします。このアラームをクリアすると、RPRW もクリアされることがあります。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、CARLOSS (CE100T)、CARLOSS(ML100T、ML1000、MLFX)、TPTFAIL (CE100T)、または TPTFAIL(ML100T、ML1000、MLFX) など、ML シリーズ カード自体のサービス アラームを確認してクリアします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Regenerator Section TIM(リジェネレータ セクション TIM)アラームは、予測する J0 パス トレース文字列と違う文字列を受信したときに発生します。
このアラームが、アラームがなく正常に動作していたポートで発生したときは、回線パスが変更されたか、他のユーザが Current Transmit String フィールドに誤った値を入力したことが原因です。どちらの場合も、次の手順に従ってクリアします。
TIM は通常、LOS (STM1E、STMN)などの、他のアラームと同時に発生します。その場合は、元のケーブルまたはファイバを接続しなおすか、交換してアラームをクリアします。
ステップ 1 J0 バイトに対して、「TIM アラームのクリア」の操作を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Run Configuration Save Needed(実行コンフィギュレーションの保存要)状態は、ML シリーズ カードの実行コンフィギュレーション ファイルを変更したときに発生します。RUNCFG-SAVENEED は、この変更をスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに恒久的に保存するよう喚起するものです。
この状態は、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存するとクリアされます。
Cisco IOS CLI のイネーブル EXEC モードで、このように入力します。変更を保存しない場合、カードをリブートすると変更が失われます。コマンド [copy run start] がイネーブル EXEC モードではなくコンフィギュレーション モードで実行された場合、実行コンフィギュレーションは保存されますが、アラームはクリアされません。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:DS1、DS3、E1、E3、E4、STM1E、STMN
Signal Degrade(SD; 信号劣化)状態は、信号品質が悪く、着信側光回線の BER が信号劣化スレッシュホールドを超えたときに、光 STM-N 回線と低次パス終端で発生します。信号劣化は、ITU で Soft Failure(SF; ソフト障害)状態として定義されます。SD と SF はどちらも着信 BER を監視しますが、SD の方が SF よりも低いビット エラー レートでトリガーされます。
STM-N カードおよび低次パス終端の SD 状態は、着信側光回線の BER が 1E-9 dBm~1E-5 dBm の信号障害スレッシュホールドを超えたときに発生します。非保護回線の場合、BER スレッシュホールドをユーザがプロビジョニングすることはできません。 エラー レートは Telcordia GR-253-CORE の仕様である 1E-6 dBm に設定されています。
SD 状態は、多重化セクション SDH オーバーヘッドの B2 バイトで伝送されます。BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールド レベルの 10 分の 1 になると、この状態はクリアされます。この状態の原因となる BER の上昇は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で発生することがあります。回線またはパスの切り替えを発生させることがあるクロスコネクト カード切り替えの繰り返しが SD の原因になることもあります。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) BER エラーのレベルによっては(1E-9 dBm など)、発生やクリアまでに長時間がかかります(約 9,000 秒 = 150 分)。SD スレッシュホールドを 1E-9 dBm に設定すると、SD アラームが発生するまで 1 時間半以上必要で、クリアにも同じ時間が必要です。
(注) すべての SDH ONS 電気回線カード(E1 カード以外)で使用が推奨されるテスト セットは、Omniber 718 です。E1 カードのテストに推奨されるテスト セットは FireBerd です。
ステップ 1 ユーザによるプロビジョニングが可能な BER スレッシュホールドが、適切なレベルに設定されていることを確認します。必要に応じて、「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」 または 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」 の操作を行います。
ステップ 2 光テスト セットで回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。これらは、「光カードの送受信レベル」にリストされています。
ステップ 4 受信レベルが範囲外の場合は、現場で行われている手順に従って、ファイバを清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 5 シングルモード ファイバを使用していることを確認します。
ステップ 6 遠端ノードでシングルモード レーザーを使用していることを確認します。
ステップ 7 問題が解決しない場合は、光回線の反対側のトランスミッタが故障しており、交換が必要な場合があります。
ステップ 8 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Signal Degrade(SD)(信号劣化)状態は、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、
TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質が大幅に劣化し、着信光回線の BER が信号劣化スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号または電気信号を送るカード ポートとトランクに適用されます。
信号劣化は、Telcordia で Soft Failure(SF; ソフト障害)状態として定義されます。SD と SF はどちらも着信 BER を監視しますが、SD の方が SF よりも低い BER でトリガーされます。ONS 15454 SDH の BER スレッシュホールドはユーザによるプロビジョニングが可能で、SD の範囲は 1E-9 dBm~1E-5 dBm です。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「非 STM カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Signal Degrade Threshold Exceeded for High Order(信号劣化スレッシュホールド超過、高次パス)状態は、光(トラフィック)カードの高次(VC-4)パスで信号劣化 BER スレッシュホールドを超えたことを示します。SDBER-EXCEED-HO は、信号 BER がノードに設定されている劣化スレッシュホールド(通常、1E-7dBm)の範囲内になったときに発生します。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 BER スレッシュホールドを調べます。「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 現場で調整が許されている場合は、スレッシュホールドを調整します。
光テスト セットで回線の入力パワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 アラームを報告しているカードへの入力光ファイバ ケーブル接続を確認します。
ステップ 4 入力光ファイバ ケーブルの終端を現場で行われている手順に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。VCMON-HP にこの状態が適用されている場合は、Service-Affecting (SA) です。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Signal Degrade Threshold Exceeded for Low Order(信号劣化スレッシュホールド超過、低次パス)状態は、光(トラフィック)カードの低次(VC-4)パスで信号劣化 BER スレッシュホールドを超えたことを示します。SDBER-EXCEED-LO は、信号 BER がノードに設定されている劣化スレッシュホールド(通常、1E-7 dBm)の範囲内になったときに発生します。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 BER スレッシュホールドを調べます。「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 現場で調整が許されている場合は、スレッシュホールドを調整します。
光テスト セットで回線の入力パワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 アラームを報告しているカードへの入力光ファイバ ケーブル接続を確認します。
ステップ 4 入力光ファイバ ケーブルの終端を現場で行われている手順に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。VCMON-HP にこの状態が適用されている場合は、Service-Affecting (SA) です。
Signal Degrade Line(信号劣化、回線)アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN
光 STM-N カードおよび低次パス終端の Signal Failure(SF; 信号障害)状態は、着信側光回線の BER が 1E-5 dBm~1E-3 dBm の信号障害スレッシュホールドを超えたときに発生します。この状態は、多重化セクション SDH オーバーヘッドの B2 バイトで伝送され、回線(ファシリティ)レベルで保護切り替えを発生させます。
BER レベルが、状態をトリガーしたスレッシュホールドレベルの 10 分の 1 になると、SF 状態はクリアされます。BER は、ファイバの接続不良、許容曲げ半径を超えてのファイバのわん曲、ファイバの接合不良など、物理的なファイバの問題が原因で増加することがあります。
信号障害は、ITU で hard failure(ハード障害)状態として定義されます。SD と SF はどちらも着信 BER 誤り率を監視しますが、SF の方が SD よりも高い BER でトリガーされます。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 ユーザによるプロビジョニングが可能な BER スレッシュホールドが、適切なレベルに設定されていることを確認します。「STM-N カード ファシリティまたはターミナル ループバック回線のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 光テスト セットで回線のパワー レベルを測定し、ガイドラインの範囲内であることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 光受信レベルが適切な範囲内であることを確認します。
ステップ 4 回線信号障害の際に現場で行われている手順に従って、ファイバの両端を清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
ステップ 5 シングルモード ファイバを使用していることを確認します。
ステップ 6 問題が解決しない場合は、光回線の反対側のトランスミッタが故障しており、交換が必要な場合があります。
ステップ 7 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
トランクの Signal Failure(SF; 信号障害)は、MXP_2.5G_10G、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、または TXPP_MR_2.5G カードへの光信号の品質が大幅に劣化し、着信光回線の BER が信号障害スレッシュホールドを超えた場合に発生します。このアラームは、カードへの光信号または電気信号を送るカード ポートとトランクに適用されます。
信号障害は、Telcordia でソフト障害状態として定義されます。SF は着信 BER を監視し、BER がデフォルトの範囲の超えたときにトリガーされます。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「SF(DS3、E1、E3、E4、STMN)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Signal Failure Threshold Exceeded for High Order(信号障害スレッシュホールドの超過、高次パス)状態は、光(トラフィック)カードで高次(VC-4 または VC-3)パスの信号障害 BER スレッシュホールドを超えたときに発生します。SFBER-EXCEED-HO は、信号 BER がノードに設定されている障害スレッシュホールド(通常、1E-4 dBm)を超えたときに発生します。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 状態を報告しているカードをクリックし、 Provisioning タブをクリックして、BER スレッシュホールドを調べます。
ステップ 2 現場で調整が許されている場合は、スレッシュホールドを調整します。
ステップ 3 アラームを報告しているカードへの入力パワー レベルを確認します。
ステップ 4 アラームを報告しているカードへの入力光ファイバ ケーブル接続を確認します。
ステップ 5 入力光ファイバ ケーブルの終端を現場で行われている手順に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。VCTRM-HP オブジェクトにこの状態が適用されている場合は、Service-Affecting (SA) です。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Signal Failure Threshold Exceeded for High Order(信号障害スレッシュホールドの超過、高次パス)状態は、光(トラフィック)カードで高次(VC-4 または VC-3)パスの信号障害 BER スレッシュホールドを超えたときに発生します。SFBER-EXCEED-HO は、信号 BER がノードに設定されている障害スレッシュホールド(通常、1E-4 dBm)を超えたときに発生します。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 状態を報告しているカードをクリックし、 Provisioning タブをクリックして、BER スレッシュホールドを調べます。
ステップ 2 現場で調整が許されている場合は、スレッシュホールドを調整します。
ステップ 3 アラームを報告しているカードへの入力パワー レベルを確認します。
ステップ 4 アラームを報告しているカードへの入力光ファイバ ケーブル接続を確認します。
ステップ 5 入力光ファイバ ケーブルの終端を現場で行われている手順に従って清掃します。現場の方法がない場合は、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Maintain the Node」の章の処理を行います。
状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。VCTRM-HP オブジェクトにこの状態が適用されている場合は、Service-Affecting (SA) です。
Signal Fail Line(信号障害、回線)アラームは、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Software Download in Progress(ソフトウェアのダウンロード進行中)アラームは、TCC2/TCC2P カードがソフトウェアをダウンロードまたは転送しているときに発生します。
対処不要です。転送またはソフトウェアのダウンロードが完了するまで待ちます。状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
(注) SFTWDOWN は情報アラームのため、トラブルシューティングの必要はありません。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade High(スイッチ挿入損失変動劣化、高)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に増加している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が劣化スレッシュホールドの上限を超えたことを意味します。将来カードを交換する必要があります。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Switch Insertion Loss Variation Degrade Low(スイッチ挿入損失変動劣化、低)アラームは、OSC-CSM カードの光スイッチのエージングによって、挿入損失が徐々に減少している場合に発生します。このアラームは、挿入損失が劣化スレッシュホールドの下限を超えたことを意味します。将来カードを交換する必要があります。
ステップ 1 アラームの発生したカードで、「トラフィック カードの物理的な交換」を行ってください。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
SHUTTER-OPEN アラームは、LOS(OTS)の検出後、OSC-CSM カードのレーザー シャッターがオープンのままである場合に発生します。レーザー シャッターは、光学的安全性に問題がある場合にオープンし、OSC-CSM カードの LINE-RX ポートが OSC パワーを連続して 3 秒受信するとクローズします。
ステップ 1 「LOS(OTS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 SHUTTER-OPEN アラームがクリアされない場合、ユニット シャッターが正しく動作していません。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Signal Loss on Data Interface(データ インターフェイス上の信号消失)アラームは、FM_MR-4 カードの受信クライアント ポートに LOS がある場合に発生します。これは、FC_MR-4 ポートのターミナル ループバック状態によってクリアされる場合があります。SIGLOSS は、SYNCLOSS アラームのランクを下げます。
ステップ 1 SDHリンクの近端カード ポートで、ファイバ チャネル データ ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 3 ファイバ チャネル カード上の物理ポート LED を確認します。リンクが接続されていない場合、ポート LED はクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)になります。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Simple Network Time Protocol(SNTP)host failure(SNTP ホスト障害)アラームは、リングの他の ONS ノードの IP プロキシとして機能している ONS ノードが、SNTP 情報をネットワークの他の ONS ノードに転送していないことを示します。ホスト障害の原因は 2 つ考えられます。ONS プロキシ ノードに接続された IP ネットワークに問題があるか、または ONS プロキシ ノード自体が正常に機能していないことです。
ステップ 1 「PC から ONS 15454 SDH への接続の確認(ping)」 の手順を実行して、同じサブネットのワークステーションから SNTP ホストに ping を実行し、サブネット内の通信が可能であることを確認します。
ステップ 2 ping が失敗した場合は、SNTP 情報をプロキシに提供する IP ネットワークを管理するネットワーク管理者に連絡して、プロキシ ONS 15454 SDH に接続している SNTP サーバまたはルータに影響を与えるようなネットワークの問題が発生していないかどうかを調べます。
ステップ 3 以下の手順を実行して、ONS 15454 SDH が正しく設定されていることを確認します。
a. プロキシとして機能している ONS ノードのノード ビューで、 Provisioning > General タブをクリックします。
b. Use NTP/SNTP Server チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。
c. Use NTP/SNTP Server チェックボックスにチェックが付いていない場合は、チェックを付けます。
d. NTP/SNTP Server フィールドに正しいサーバ名が入力されていることを確認します。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Span Switch Is Active East Side(イースト側スパン切り替え)状態は、4 ファイバ MS-SPRing スパンのイースト側で Force Span コマンドを使用したスパン切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。SPAN-SW-EAST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Span が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
(注) SPAN-SW-EAST は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Span Switch Is Active West Side(ウェスト側スパン切り替え)状態は、4 ファイバ MS-SPRing スパンのウェスト側で Force Span コマンドを使用したスパン切り替えがあったときに発生します。切り替えがクリアされると、この状態はクリアされます。SPAN-SW-WEST は、ネットワーク ビューの Alarms、Conditions、および History タブに表示されます。Force Span が適用されたポートは、ネットワーク ビュー詳細回線マップ上の[F]によって示されます。
(注) SPAN-SW-WEST は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Ring Squelching Traffic(リング スケルチ トラフィック)状態は、VC 回線の開始または終了ノードに障害が発生したとき、あるいはこのノードが複数のファイバ切断またはメンテナンス コマンド FORCE RING で切り離されたときに、MS-SPRing で発生します。障害が発生したノードで開始または終了する回線は、ノードの切り離しまたは障害によって無効になります。スケルチ状態は、切り離しまたは障害が発生したノードの片側もあるノードの、一方または両方で発生します。また、切り離されたノード以外は、リング内のすべてのノードで AU-AIS 状態が発生します。
警告 OC192 LR/STM64 LH 1550 カードでは、カードのブート時にレーザーがオンになり、安全キーがオンの位置(ラベル 1)になります。ポートがイン サービス状態でなくても、レーザーが放射されます。安全キーをオフ(ラベル 0 の位置)にするとレーザーはオフになります。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
警告 指定した以外の制御、調整、手順を行うと、有害な放射線にさらされる恐れがあります。
ステップ 1 以下の手順を実行して、切り離されたノードを確認します。
a. ノード ビューで、 View > Go to Network View をクリックします。
b. グレー表示され、スパンが赤いノードが切り離されたノードです。
ステップ 2 切り離されたノードでポートへのファイバの導通を確認します。確認方法については現場で行われている手順に従ってください。
ステップ 3 ファイバの導通に問題がない場合は、以下の手順を実行して、正しいポートがイン サービスであることを確認します。
a. 物理カードで LED が正しく点灯していることを確認します。
グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
b. STM-N ポートがイン サービスかどうかを調べるには、CTC でカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
c. Provisioning> Line タブをクリックします。
d. Admin State カラム のリストで、そのポートが Unlocked となっていることを確認します。
e. Admin State カラムにポートが locked,maintenance または locked,disabled としてリストされている場合は、カラムをクリックして、Unlocked を選択します。 Apply をクリックします。
ステップ 4 正しいポートがイン サービス状態である場合は、光テスト セットを使用して回線上に有効信号があることを確認します。
テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。回線をできるだけ受信カードの近くでテストします。
ステップ 5 信号が有効な場合は、光信号のパワー レベルが、光カード レシーバーの仕様の範囲内であることを確認します。カードの仕様については『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』を参照してください。
ステップ 6 レシーバー レベルが正常であれば、光送信および受信ファイバが正しく接続されていることを確認します。
ステップ 7 コネクタの接続が正常であれば、STM-N カードで「トラフィック カードの物理的な交換」を実行します。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 8 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK
Client Signal Squelched(クライアント信号スケルチ)状態は、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、
TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_MR_2.5G、または
MXPP_MR_2.6G カードで発生します。
• MXP または TXP クライアント ファシリティが、アップストリーム受信ファシリティで信号の損失(イーサネット CARLOSS、DWDM SIGLOSS、または光 LOS など)があったことを検出したとき。これに対して、ファシリティの送信はオフになります(SQUELCHED)。アップストリーム受信ファシリティとは、クライアントと同じカード上のトランク受信であり、トランク スパンの他端のカード上のクライアント受信です。
• (同じカード上の)アップストリーム トランク受信で SIGLOSS、イーサネット CARLOSS、LOS、または LOS(TRUNK)アラームが発生した場合、クライアントはスケルチします。一部の透過モードでは、トランクが AIS 状態または TIM アラームを検出した場合に、クライアントはスケルチされます。
• (DWDM スパンの他端のカード上の)アップストリーム クライアント受信で CARLOSS、SIGLOSS、または LOS が発生した場合、クライアントはスケルチします。
一例として、アップストリームの MXP_2.5G_10G クライアント ポート受信で [loss of light] が発生すると、このポートは CARLOSS、SIGLOSS、または LOS(ペイロードのタイプによって決まります)をローカルで生成します。また、このポートは、クライアント信号障害(GFP-CSF)をダウンストリームのカードに送信します。ダウンストリームのカードは GFP-CSF アラームを生成して、クライアント送信レーザーをオフにし、SQUELCHED 状態を生成します。
ローカル クライアントが SQUELCHED を生成した場合、次のいずれかのアラームも生成されます。これらはすべて、アップストリームのノードによって通知されます。
• クライアントの GFP-CSF
• クライアントの GFP-LFD
• クライアントの GFP-NO-BUFFERS
• クライアントの GFP-DE-MISMATCH
• クライアントの GFP-EX-MISMATCH
• クライアントの ODUK-1-AIS-PM
• クライアントの ODUK-2-AIS-PM
• クライアントの ODUK-3-AIS-PM
• クライアントの ODUK-4-AIS-PM
MXP_MR_10G では、アップストリームのクライアントが次のいずれかのアラームを検出した場合に、ローカル クライアントは SQUELCHED を生成します。対応するローカル アラームは生成されないため、これらのうちどの状態がアップストリームに存在するかは特定できません。
• LOS (2R)、LOS(ESCON)、および LOS(ISC) を含むクライアントの LOS
• CARLOSS(FC)、CARLOSS(GE)、および CARLOSS(ISC) を含むクライアントの CARLOSS
ローカル トランクが次のいずれかのアラームを生成した場合、ローカル クライアントは SQUELCHED を生成します。
• トランクの OTUK-LOF
• トランクの OTUK-AIS
• トランクの OTUK-TIM(スケルチが有効の場合)
• トランクの ODUK-AIS-PM
• トランクの ODUK-LCK-PM
• トランクの ODUK-TIM-PM(スケルチが有効の場合)
• STM-N のTIM(スケルチが有効の場合)
• LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)
• クライアントまたはトランクの WVL-MISMATCH
SQUELCHED 状態をローカルでトラブルシュートするときには、次の順序でアップストリームの障害を確認してください。(このアラームをリモートからトラブルシュートするときには、逆の順序で行ってください。)
• 上記のリモート(アップストリーム)クライアント受信のアラーム
(注) (注)トランクで SQUELCHED 状態が発生した場合、トランスポンダ(TXP)カードが唯一の原因です。
ステップ 1 ESCON 以外のオブジェクトに対して報告された場合は、リモート ノードとローカル ノードが LOF または LOS アラーム(上記のクライアント トランクについて)を報告していないか確認します。報告している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 2 LOF または LOS が報告されていない場合は、上記のその他の状態がリモート ノードまたはローカル ノードで発生していないか確認します。発生している場合は、この章の該当する項を参照して、トラブルシューティング手順を実行してください。
ステップ 3 これらのどのアラームも報告されていない場合は、SQUELCHED 状態を報告しているローカル ポートがループバックになっていないか確認します。(このポートの状態ウィンドウに LPBKFACILITY OR LPBKTERMINAL と表示されます。)ループバックになっている場合は、以下の手順を実行します。
a. クライアント カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
b. Maintenance > Loopback > Port タブをクリックします。
c. ポートの Admin State カラムが Locked,maintenance または Locked,disabled になっている場合は、セルをクリックして選択し、ドロップダウン リストから Unlocked を選択します。状態を Unlocked に変更すると、ポートにプロビジョニングされているループバックもクリアされます。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:VCTRM-HP については Critical (CR)、Service-Affecting (SA); VCTRM-LP については Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Sequence Mismatch(シーケンス ミスマッチ)アラームは、VCAT メンバー アラームです(VCAT メンバー回線は、複数のタイム スロットを 1 つのより高速な信号に連結した独立回線です)。想定されるVCAT メンバーのシーケンス番号が、受信したシーケンス番号と一致しない場合に、このアラームが発生します。
ステップ 1 エラーが発生した回線に対して、「回線の解除」の作業を行います。
ステップ 2 『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Create Circuits and VT Tunnels」の章の手順で回線を再作成します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Synchronization Status Messaging(SSM)Quality level Changed to Do Not Use (DUS) (同期ステータス メッセージングの品質レベルが DUS に変化)は、同期ステータス メッセージング(SSM)の品質レベルが Do Not Use (DUS) に劣化した場合、または手動で DUS に変更した場合に発生します。
タイミング ループの発生を防ぐために、信号を手動で DUS に変更することがよくあります。DUS を送信すると、ループでタイミングが再使用されなくなります。SSM-DUS は、回線のメンテナンス テストの目的で送信されることもあります。
(注) SSM-DUS は、状態通知アラームです。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
SSM Failed BITS or STM-N(BITS または STM-N の SSM 失敗)アラームは、 ONS 15454 SDH が SDH オーバーヘッドの多重化セクションの SSM バイト(S1 バイト)の受信に失敗した場合に発生します。 障害は ONS 15454 SDH の外部にあります。このアラームは、ONS 15454 SDH は SSM を受信するように設定されているが、タイミング ソースが有効な SSM メッセージを配信していないことを示します。
ステップ 1 外部タイミング ソースで SSM が有効であることを確認します。
ステップ 2 光テスト セットを使用して、外部タイミング ソースが SSM(S1)バイトを配布していることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:BITS、NE-SREF、STMN、TRUNK
SSM Local Node Clock(LNC)Traceable(SSM ローカル ノード クロック追跡可能)状態は、 SDH オーバーヘッドの多重化セクションの SSM(S1)バイトが、回線または BITSのタイミング ソース SSM の品質レベルを G812L と示すように変更されたときに発生します。
(注) SSM-LNC は、状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
SSM Off BITS or STM-N(BITS または STM-N の SSM-OFF)状態は、ノードのタイミングをとるための基準に適用されます。SSM-OFF は、この基準の SDH オーバーヘッドの多重化セクションの SSM(S1)バイトがオフになったときに発生します。 ONS 15454 SDH は SSM を受信するように設定されていますが、タイミング ソースが SSM メッセージを配布していません。
SSM はタイミング ソースの品質に関する情報をやり取りする SDH プロトコルです。SSM メッセージは、SDH 多重化セクション オーバーヘッドの S1 バイトで運ばれます。SSM メッセージによって、SDH デバイスは最高品質のタイミング基準を自動的に選択し、タイミング ループを回避することができます。
この状態をクリアするには、「SSM-FAIL アラームのクリア」の作業を行います。状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:BITS、NE-SREF、STMN、TRUNK
SSM Primary Reference Clock(PRC)Traceable(SSM 1 次基準クロック追跡可能)状態は、 SDH オーバーヘッドの多重化セクションの S1 バイトが、回線または BITS のタイミング ソース SSM の品質レベルを G811 と示しているときに発生します。
(注) SSM-PRC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
SSM Primary Reference Source(PRS)Traceable(SSM 1 次基準ソース追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM Reserved(RES)For Network Synchronization Use (ネットワーク同期用に予約した SSM)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM-SDH-TN 状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:BITS、NE-SREF、STMN、TRUNK
SSM Synchronous Equipment Timing Source(SETS)Traceable(SSM 同期装置タイミング ソース追跡可能)状態は、SSM(S1)バイトが、回線または BITS のタイミング ソースが SETS に変更されたことを示しているときに発生します。
(注) SSM-SETS は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
SSM SDH Minimum Clock(SMC)Traceable(SDH ミニマム クロック追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM Stratum 2(ST2)Traceable(SSM Stratum 2 追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM Stratum 3(ST3)Traceable(SSM Stratum 3 追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM Stratum 3E(ST3E)Traceable(SSM Stratum 3E 追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
SSM Stratum 4(ST4)Traceable(SSM Stratum 4 追跡可能)状態は、このリリースのこのプラットフォームでは使用しません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:BITS、E1、NE-SREF、STMN、TRUNK
SSM Synchronization Traceability Unknown(STU)BITS or STM-N (SSM 同期追跡可能性不明 BITS または STM-N)状態は、アラーム通知元ノードのタイミングが SSM の S1 バイトを報告しない基準に同期しているが、ONS 15454 SDH の SSM サポートが有効になっているときに発生します。タイミング ソースが SSM メッセージを送出するが、ONS 15454 SDH で SSM が有効でない場合にも、STU が発生します。
ステップ 1 Provisioning > Timing > BITS Facilities タブをクリックします。
ステップ 2 Sync Messaging Enabled チェックボックスの状態に応じて、次のいずれかの操作を行います。
•BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがチェックされている場合は、それを解除します。
•BITS ソースの Sync. Messaging Enabled チェックボックスがチェックされていない場合は、チェックします。
ステップ 4 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
SSM Transit Node Clock(TNC)Traceable BITS or STM-N (SSM 中継ノード クロック追跡可能 BITS または STM-N)状態は、SSM 品質レベルが G812T に変更されたときに発生します。
(注) SSM-TNC は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
SW-MISMATCH 状態は、現在のリリースのこのプラットフォームでは使用されません。これは今後の開発のために予約されています。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Switching Matrix Module Failure on Protect Slot(保護スロット切り替えマトリックス モジュール障害)アラームは、スロット 10 クロスコネクト カードがアクティブ(ACT)なときに、このカードで生成されます。いずれのタイプのクロスコネクト カードも、このアラームを生成することがあります。(次の項に示すように、2 つの例外があります。)SWMTXMOD-PROT は、スロット 10 クロスコネクト内部の論理コンポーネントがシステム内のトラフィック カードに対して Out of Frame(OoF; フレーム同期外れ)になったときに発生します。この場合、アラームはトラフィック カード スロットに対して生成されます。
XC-VXC クロスコネクト カードは、ACT またはスタンバイ(SBY)のいずれでも、このアラームを(スロット 10で)生成することがあります。XCVXL カードは、このクロスコネクト カードが同じクロスコネクト カード上の 2 番めの論理コンポーネントに対して OoF になった場合に、自身に対して SWMTXMOD-PROT を生成することがあります。
ステップ 1 スロット 10 カードに対して、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の操作を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、スロット 10 クロスコネクト カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 4 「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
(注) アクティブなクロスコネクト カードがスタンバイ モードになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。それまでのスタンバイ カードの ACT/STBY LED がグリーンになります。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Switching Matrix Module Failure on Working Slot(現用スロット切り替えマトリックス モジュール障害)アラームは、スロット 8 クロスコネクト カードがアクティブ(ACT)なときに、このカードで生成されます。いずれのタイプのクロスコネクト カードも、このアラームを生成することがあります。(次の項に示すように、2 つの例外があります。)SWMTXMOD-WORK は、スロット 8 クロスコネクト内部の論理コンポーネントがシステム内のトラフィック カードに対して OoF になったときに発生します。この場合、アラームはトラフィック カード スロットに対して生成されます。
XCVXC クロスコネクト カードは、ACT またはスタンバイ(SBY)のいずれでも、このアラームを(スロット 8で)生成することがあります。XCVT カードは、このクロスコネクト カードが同じクロスコネクト カード上の 2 番目の論理コンポーネントに対して OoF になった場合に、自身に対して SWMTXMOD-WORK を生成することがあります。
ステップ 1 スロット 8 カードに対して、「CTC でのトラフィック カードのリセット」の操作を行います。LED の動作については、「リセット中の一般的なトラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ステップ 2 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。グリーンの ACT/SBY LED は、カードがアクティブであることを示します。オレンジの ACT/SBY LED が点灯していれば、そのカードはスタンバイ状態であることを示します。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、スロット 8 クロスコネクト カードについて「任意のカードの取り外しと再取り付け(取り付けなおし)」の作業を実行します。
ステップ 4 「アクティブおよびスタンバイ クロスコネクト カードのサイド切り替え」の作業を行います。
(注) アクティブなクロスコネクト カードがスタンバイ モードになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。それまでのスタンバイ カードの ACT/STBY LED がグリーンになります。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Synchronization Switch to Primary Reference(1 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 SDH がプライマリ タイミング ソース(1 次基準)に切り替わったときに発生します。ONS 15454 SDH は、3 段階のタイミング基準を使用します。タイミング基準には通常、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースおよび 1 つの内部基準があります。
(注) SWTOPRI は情報メッセージです。この状態にトラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Synchronization Switch to Secondary Reference(2 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 SDH がセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)に切り替わったときに発生します。
この状態をクリアするには、SYNCPRIなど、プライマリ ソースの障害に関連するアラームをクリアします。状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Synchronization Switch to Third Reference(3 次基準への同期切り替え)状態は、ONS 15454 SDH がサード タイミング ソース(3 次基準)に切り替わったときに発生します。
この状態をクリアするには、SYNCPRIやSYSBOOTなど、プライマリ ソースの障害に関連するアラームをクリアします。状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Synchronization Reference Frequency Out Of Bounds(範囲外の同期基準周波数)状態は、有効な基準の範囲外にある基準に対して報告されます。NE はこの基準をエラーとし、別の基準または内部基準を選択します。
ステップ 1 光テスト セットを使用して、回線または BITS のタイミング ソースのタイミング周波数を調べ、タイミングが適切な周波数範囲にあることを確認します。テスト セットの使用方法については、製造元に確認してください。
BITS の場合、適切なタイミング周波数範囲は、約 -15 PPM ~ 15 PPM です。光回線のタイミングの場合、適切な周波数範囲は、約 -16 PPM ~ 16 PPM です。
ステップ 2 基準ソースの周波数が範囲外ではない場合は、TCC2/TCC2P カードを交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 3 TCC2/TCC2P カードを交換しても SYNC-FREQ 状態が報告される場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Loss of Synchronization on Data Interface(データ インターフェイス上の同期損失)アラームは、
FC_MR-4 カードで、クライアント ポートの信号同期が損失したときに発生します。このアラームは、FC_MR-4 ローカル ポートで、ポートがターミナル ループバック状態(LPBKTERMINAL)に移行したときに発生することもあります。このアラームは、SIGLOSS アラームによってランクを下げます。
ステップ 1 SDHリンクの近端カード ポートで、ファイバ チャネル データ ポート接続が動作していることを確認します。
ステップ 2 ポートへのファイバの導通を確認します。現場で行われている手順に従って行ってください。
ステップ 3 FC_MR-4 の物理ポートの LED を見て、アラームがクリアされたかどうかを確認します。
ポートの LED によって、次のようにカードの状態を判断してください。
•ポート LED がクリア(つまり、グリーンに点灯していない状態)の場合、リンクは接続されておらず、アラームはクリアされていません。
ステップ 4 SYNCLOSS アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loss of Timing on Primary Reference(1 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 SDH がプライマリ タイミング ソース(1 次基準)を失ったときに発生します。ONS 15454 SDH は、3 段階のタイミング基準を使用します。タイミング基準には通常、2 つの BITS レベルまたは回線レベルのソースおよび 1 つの内部基準があります。SYNCPRI が発生すると、ONS 15454 SDH はセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)に切り替わります。タイミング切り替えは、SWTOSECもトリガーします。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-1 の現在の設定を確認します。
ステップ 3 1 次基準が BITS 入力の場合は、ONS 15454 SDH のバックプレーン BITS クロック ピン フィールドからタイミング ソースへの配線接続を確認します。
ステップ 4 BITS クロックが適切に稼働していることを確認します。
ステップ 5 1 次基準クロックが ONS 15454 SDH の着信ポートの場合は、「LOF (TRUNK)」の作業を行います。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loss of Timing on Secondary Reference(2 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 SDH がセカンダリ タイミング ソース(2 次基準)を失ったときに発生します。SYNCSEC が発生すると、
ONS 15454 SDH は有効なタイミングを取得するために、サード タイミング ソース(3 次基準)に切り替わります。タイミング切り替えは、SWTOTHIRDもトリガーします。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-2 の現在の構成を確認します。
ステップ 3 2 次基準が BITS 入力の場合は、ONS 15454 SDH のバックプレーン BITS クロック ピン フィールドからタイミング ソースへの配線接続を確認します。
ステップ 4 BITS クロックが適切に稼働していることを確認します。
ステップ 5 セカンダリ タイミング ソースが ONS 15454 SDH の着信ポートの場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Loss of Timing on Third Reference(3 次基準タイミングの紛失)アラームは、ONS 15454 SDH がサード タイミング ソース(3 次基準)を失ったときに発生します。SYNCTHIRD が発生し、
ONS 15454 SDH がソース 3 の内部基準を使用した場合、TCC2/TCC2P カードに障害が発生することがあります。ONS 15454 SDH は、SYNCTHIRD アラームの後に、FRNGSYNC または HLDOVRSYNC を報告することがよくあります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Provisioning > Timing > General タブをクリックします。
ステップ 2 NE 基準の REF-2 の現在の構成を確認します。タイミングの詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual 』の「Timing」の章を参照してください。
ステップ 3 サード タイミング ソースが BITS 入力の場合は、「LOS(BITS)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 4 サード タイミング ソースが ONS 15454 SDH の着信ポートの場合は、「LOS(STM1E、STMN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 5 サード タイミング ソースが内部 ONS システム タイミングを使用している場合は、「アクティブな TCC2/TCC2P カードのリセットおよびスタンバイ カードのアクティブ化」の作業を行います。
リセットしたカードが完全にリブートして、スタンバイカードになるまで、10 分間待ちます
ステップ 6 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
System Reboot(システム リブート)アラームは、TCC2/TCC2P カードで新しいソフトウェアがブート中であることを示します。SYSBOOT は情報アラームです。
対処不要です。すべてのカードで新しいソフトウェアのリブートが終了すると、アラームはクリアされます。リブートには、最大 30 分かかります。アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
(注) SYSBOOT は情報アラームです。クリアされないときにのみトラブルシューティングが必要です。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Temperature Reading Mismatch Between Control Cards(制御カード間での温度読み取りミスマッチ)は、2 つの TCC2/TCC2P カードでの温度の読み取りが、事前に設定された差分(5°Cなど)の範囲外にある場合に発生します。パワー モニタリングと温度情報のメッセージが、2 つの TCC2/TCC2P カード間で交換され、値を比較できるようにします。各 TCC2/TCC2P カードの温度は、システム変数から読み取られます。
ステップ 1 「再使用可能なエアー フィルタの点検、クリーニング、交換」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアされない場合は、「ファン トレイ アセンブリの取り外しと再取り付け」の作業を実行します。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度:STM1E については Major (MJ)、Service-Affecting (SA); STMN、TRUNK については Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
Section TIM(セクション TIM)アラームは、予測した J0 セクション トレース文字列と違うセクション トレース文字列を受信したときに発生します。これは、受信データが正しくなく、受信ポートが正しいトランスミッタ ポートに接続できないために発生します。
このアラームが、他にアラームがなく正常に動作していたポートで発生したときは、ファイバの接続が誤っていたために回線パスが変更されたか、TL1 ルーティングが変更されたか、他のユーザが Current Transmit String フィールドに誤った値を入力したことが原因です。
アラームなしで動作していたポートで、そのポートに接続している光ファイバを切り替えた場合にも、TIM が発生します。TIM は通常、LOS (STM1E、STMN)やHP-UNEQなど、他のアラームと同時に発生します。これらのアラームが TIM アラームと同時に発生した場合は、元のケーブルまたはファイバを接続しなおすか、交換してアラームをクリアします。Transmit String または Expected String が変更された場合は、元の文字列に戻します。
ステップ 1 物理ファイバの設定と接続が正しいことを確認します。現場で行われている手順に従って行ってください。ONS 15454 SDH のケーブル接続の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide Chapter 1』の「Install the Shelf and Common Control Cards」を参照してください。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、J0 の予想された文字列と送信された文字列を比較し、必要な場合は以下の手順を実行して変更します。
a. 回線の発信元ノードにログインし、 Circuits タブをクリックします。
b. 状態を報告している回線を選択し、 Edit をクリックします。
c. [Show Detailed Circuit Map] チェック ボックスをチェックして、Apply をクリックします。
d. 詳細回線マップで、発信元回線ポートを右クリックし、ショートカット メニューで Edit J0 Path Trace (port) を選択します。
e. Edit J0 Path Trace ダイアログボックスで、Current Transmit String と Current Expected String のエントリを比較します。
f. 文字列が異なる場合は、Transmit または Expected の文字列を修正し、 Apply をクリックします。
ステップ 3 アラームがクリアされない場合は、信号のルーティングが不適切でないことを確認します。(ONS 15454 SDH は回線のルーティングを自動的に行いますが、TL1 を使用して回線ルートが変更された可能性もあります。)必要な場合は、TL1 を使用してルーティングを手動で訂正します。手順については、『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Reference Guide 』および『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Command Guide 』を参照してください。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
TIM Section Monitor TIM(TIM セクション モニタ TIM)アラームは、HP-TIM アラームに似ていますが、透過モードに構成された TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、XPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、および TXP_MR_10E カードに適用されます(透過終端モードでは、すべての SDH オーバーヘッド バイトがクライアント ポートとトランク ポートの間をパススルーします)。
(注) MXP および TXP カードのトラブルシューティングについては、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 「HP-TIM アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
CE-100T-8 カードの Transport(TPT)Layer Failure(トランスポート層の障害)アラームは、
ONS 15454 SDH の CE-100T-8 カードで、エンドツーエンド イーサネット リンク完全性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、TPTFAIL を報告しているポートの問題ではなく、遠端の状態を示すものです。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「TPTFAIL(G1000)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアされない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Transport Fail(転送失敗)アラームは、ローカル ファイバ チャネル ポートが MS-AIS、TU-LOP、
HP-UNEQ、LP-PLM、HP-TIM、LOM(VCAT のみ)、SQM(VCAT のみ)などの別の SDH エラーを受信したときに、そのポートに対して生成されます。
この TPTFAIL は、INC-SIG-LOSS または INC-SYNC-LOSS によってリモート FC_MR-4 カード ポートがダウンした場合にも、ファイバ チャネル カードに対して生成されます。この場合は、リモート FC_MR-4 カード ポートが別のエラー コードを SDH C2 バイトで送信し、ローカル FC_MR-4 ポートのトランスミッタをオフにするように通知します(その結果、ローカル FC_MR-4 ポートで TPTFAIL アラームが発生します)。遠端で受信ケーブルが外された場合にも TPTFAIL が発生することがあります。このアラームは、FC_MR-4 ポートにファシリティ ループバックが配置されるとランクを下げることがあります。
ステップ 1 このポートに適用されるすべてのパス アラームを調べてクリアします。問題をクリアする方法については、この章の適切な項を参照してください。パス アラームをクリアすると、TPTFAIL もクリアされます。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Transport(TPT)Layer Failure(トランスポート層の障害)アラームは、G シリーズ カードのエンドツーエンド イーサネット リンク完全性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、TPTFAIL を報告しているポートの問題ではなく、遠端の状態を示すものです。
TPTFAIL アラームは、エンドツーエンド イーサネット パス全体の動作を妨げている、SDH パスまたはリモート イーサネット ポートの問題を示します。イーサネット ポートが使用する SDH パスにAU-AIS、AU-LOF、HP-UNEQなどの SDH パスの状態またはアラームが存在する場合、影響を受けたポートに TPTFAIL アラームが発生します。また、遠端 G シリーズ イーサネット ポートが管理上無効にされている場合、またはポートがCARLOSS(G1000)を報告している場合、SDH パス オーバーヘッドに C2 バイトがあると、近端ポートに対して TPTFAIL が報告されます。
TPTFAIL アラームが発生した場合、近端ポートは自動的に無効になります(伝送レーザーがオフになります)。レーザーが停止すると、近端に接続された外部イーサネット デバイスがリンクのダウンを検出し、トランスミッタをオフにします。これによって、アラームを報告しているポートでも CARLOSS 状態が発生します。どの場合も、原因は G シリーズ ポートが使用している SDH パスか、このパスがマップされている遠端 G シリーズ ポートにあります。
G シリーズ ポートで発生した TPTFAIL は、このポートが使用している SDH パスまたはこのポートがマップされている遠端 G シリーズ ポートに問題があることを示します。
(注) イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 G シリーズ カード回線の STM-N で報告されているすべてのアラームをクリアします。
ステップ 2 STM-N カードでアラームが報告されていない場合は、遠端の G シリーズ ポートに問題がある可能性があります。遠端ポートまたはカードで報告されている CARLOSS などのアラームをすべてクリアします。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
TPT Layer Failure(トランスポート層の障害)アラームは、ML シリーズの Packet-Over-SDH(POS)カードのエンドツーエンド POS リンク完全性機能に問題が発生したことを示します。TPTFAIL は、遠端の状態または POS ポートの構成の誤りを示します。
TPTFAIL アラームは、エンドツーエンド POS パス完了の動作を妨げている SDH パス、リモート POS ポート、または POS ポートの構成誤りの問題を示します。POS ポートが使用する回線にAU-AIS、AU-LOP、HP-UNEQなどの SDH の状態またはアラームが存在する場合、影響を受けたポートが TPTFAIL アラームを報告することがあります。遠端 ML シリーズ POS ポートが管理上無効にされている場合、ポートはAU-AISを挿入し、これが近端ポートで検出されます。この場合、近端ポートが TPTFAIL を報告します。Cisco IOS CLI レベルで POS ポートが間違って構成されている場合、構成の誤りが原因でポートがダウンし、TPTFAIL が報告されます。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 POS ポート回線に対して SDH アラームが報告されていない場合は、両方の POS ポートが正しく構成されていることを確認します。構成についての詳細は、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 2 POS ポート回線でLP-PLMだけが報告されている場合は、両方の POS ポートが正しく構成されていることを確認します。構成についての詳細は、『 Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327 』を参照してください。
ステップ 3 AU-AIS、AU-LOP、またはHP-UNEQが発生している場合は、クリアします。
ステップ 4 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Facility Termination Equipment Failure(ファシリティ終端装置障害)アラームは、内蔵ハードウェアの障害が原因で、E1-N-14 カードに送信障害がある場合に発生します。カードを交換する必要があります。
ステップ 1 障害を報告している E1-N-14 カードを交換します。「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
(注) カードを同じタイプのカードと交換する場合、データベースに変更を加える必要はありません。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Facility Termination Equipment Transmitter Missing(ファシリティ終端装置トランスミッタ喪失)アラームは、ファシリティ終端装置がバックプレーン コネクタで不正なインピーダンス値を 検出したときに発生します。 不正なインピーダンスは、送信ケーブルが E-1 ポートから脱落している場合、または、バックプレーンで装着されたカードが一致しない(たとえば、SMB コネクタや BNC コネクタが E-1 カードに接続されている)場合に検出されます。
(注) E-1 は 4 線式回線であり、送信と受信の両方に正と負の接続が必要です。
ステップ 1 E-1 ポートに接続されているデバイスが動作可能であることを確認します。
ステップ 2 デバイスが動作可能な場合は、ケーブルがしっかりと接続されていることを確認します。
ステップ 3 ケーブルがしっかりと接続されている場合は、ピン割り当てが正しいことを確認します。
ステップ 4 ピン割り当てが正しい場合は、送信ケーブルを交換します。
ステップ 5 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Tributary Unit(TU)AIS(トリビュタリ ユニット AIS)は、仮想回線(VC)の低次トリビュタリ オーバーヘッドに 2 次的な状態を示す AIS があるときに生成されます。
一般に AIS とは、送信ノードが有効な信号を送信しないときに受信ノードと通信する特別な SDH 信号です。AIS はエラーとはみなされません。これは、各入力について受信ノードが実際の信号ではなく AIS を検出したときに、受信ノードによって生成されます。ほとんどの場合、この状態が生成されたときには、アップストリームのノードが信号障害を示すためにアラームを生成しています。このノードよりダウンストリームのノードはすべて、あるタイプの AIS を生成するだけです。アップストリームのノード上の問題を解消すると、この状態はクリアされます。
ステップ 1 「AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
TU LOP アラームは、管理ユニットの SDH の低次パス オーバーヘッド セクションがパスの損失を検出したことを示します。予測された回線サイズとプロビジョニングされた回線サイズが一致しないときに、TU-LOP が発生します。
警告 オープン時はクラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器を通して直接見ないでください。
警告 終端していない光ファイバ ケーブルの先端やコネクタからは、目に見えないレーザー光線が放射されていることがあります。レーザー光線を光学機器を通して直接見ないでください。特定の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用して 100 mm 以内の距離からレーザー光線を見ると、目を痛める危険性があります。
ステップ 1 「AU-LOP アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Transmit Direction AIS(送信方向 AIS)状態は、ONS バックプレーンが DS1i-N-14、DS3i-N-14、または E-N カードからの遠端 LOS を受信したときに、ONS バックプレーンで発生します。
ステップ 1 ダウンストリームのノードおよび装置にアラーム(特にLOS (STM1E、STMN))、またはロックされたポートがあるかどうかを調べます。
ステップ 2 この章の適切な手順を使用して、ダウンストリームのアラームをクリアします。
ステップ 3 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Reported (NR)、Non-Service-Affecting (NSA)
Transmit Direction LOF(送信方向 LOF)状態は、バックプレーンが DS-1 の TX-LOF を受信したときに、バックプレーンによって送信されます。
ステップ 1 「LOF(DS1、DS3、E1、E4、STM1E、STMN)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Transmit Direction RAI(送信方向 RAI)状態は、バックプレーンが DS1i-N-14、DS3i-N-12、または E-N カードの TX-AIS を受信したときに送信します。このアラームは送信側でのみ発生しますが、RAI は両端で発生します。
ステップ 1 「TX-AIS 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Uncorrected FEC Word(FEC ワード未訂正)状態は、Forward Error Correction(FEC; 前方エラー訂正)機能でフレームを完全に訂正できなかったことを示します。
FEC によって、Signal to Noise Ratio(SNR; 信号対雑音比)を 7~8 dBm 削減できます。
ステップ 1 「SD(DS3、E1、E3、E4、STM1E、STM-N)状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
Unreachable Port Target Power(ポート ターゲット パワー到達不能)アラームは、起動時にカード レーザーが正しいパワー レベルに到達するまでの間、32WSS カードで発生します。この状態は、カードが正常に起動すると解消されます。
(注) UNREACHABLE-TARGET-POWER は、状態通知です。クリアされないときにのみトラブルシューティングが必要です。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Universal Transponder (UT) Module Communication Failure(ユニバーサル トランスポンダ [UT] モジュール通信障害)アラームは、UT が TCC2/TCC2P カードとの通信を停止したために、UT 通信障害が発生しているときに、MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードで生成されます。
ステップ 1 カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 2 以下の手順を実行して、レーザーの再起動を要求します。
a. Maintenance > ALS タブをクリックします。
b. Request Laser Restart チェックボックスにチェックを付けます。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Universal Transponder Module Hardware Failure(ユニバーサル トランスポンダ モジュール ハードウェア障害)アラームは、リセットしても UT-COMM-FAIL アラームが解消されない場合に、
MXP_2.5G_10E および TXP_MR_10E カードで生成されます。
ステップ 1 アラームが発生しているカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
VCAT Group Degraded(VCAT グループ劣化)アラームは、VCAT グループ アラームです(VCAT は、複数のタイム スロットの信号を 1 つのより高速な信号に連結した独立回線のグループです)。ML シリーズ イーサネット カードが伝送するメンバー回線の 1 つがダウンすると、このアラームが発生します。このアラームはOOU-TPTと同時に発生します。このアラームは、LOS などの Critical (CR)アラームによって信号損失が生じたときにだけ発生します。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 LOS(OTS)など、エラーが発生したカードに適用されている Critical (CR) アラームを探してクリアします。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
VCAT Group Down(VCAT グループ ダウン)アラームは、VCAT グループ アラームです(VCAT は、複数のタイム スロットの信号を 1 つのより高速な信号に連結した独立回線のグループです)。ML シリーズ イーサネット カードが伝送するメンバー回線の両方がダウンすると、このアラームが発生します。このアラームは、LOS (2R)など、別の Critical (CR)アラームと同時に発生します。
(注) ML シリーズ イーサネット カードの詳細については、『Ethernet Card Software Feature and Configuration Guide for the Cisco ONS 15454, Cisco ONS 15454 SDH, and Cisco ONS 15327』を参照してください。
ステップ 1 「VCG-DEG 状態のクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
VOA High Degrade(VOA 劣化上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定点を超えた場合に、DWDM で発生します。このアラームは、減衰器が劣化スレッシュホールドの上限を超えたことを意味します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生しているカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
VOA High Fail(VOA 障害上限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定点を超えた場合に、DWDM で発生します。このアラームは、減衰器が障害スレッシュホールドの上限を超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生しているカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Minor (MN)、Non-Service-Affecting (NSA)
VOA Low Degrade(VOA 劣化下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定点に到達できない場合に、DWDM で発生します。このアラームは、減衰器が劣化スレッシュホールドの下限を超えたことを意味します。次の機会にアラームの生じたカードを交換してください。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生しているカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Critical (CR)、Service-Affecting (SA)
VOA Low Fail(VOA 障害下限)アラームは、装備された VOA が内部的な問題のために設定点に到達できない場合に、DWDM で発生します。このアラームは、減衰器が障害スレッシュホールドの下限を超えたことを意味します。カードを交換する必要があります。
(注) DWDM カードの詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Installation and Operations Guide』を参照してください。
ステップ 1 アラームが発生しているカードに対して、「トラフィック カードの物理的な交換」の作業を行います。
ステップ 2 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
Power Monitoring Mismatch Between Control Cards(制御カード間での電源モニタリング ミスマッチ)アラームは、両方の TCC2/TCC2P カードの電源電圧が、お互いに 5Vdc より大きく範囲を超えている場合に、シェルフに対して発生します。
ステップ 1 電圧計を使用して、シェルフに対する入力電圧のレベルをチェックします。現場の手順か『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』の「Install the Shelf and FMECs」の章の説明に従って、電源設置の手順を行います。
ステップ 3 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK、VCMON-HP、VCMON-LP
Working Switched To Protection(保護への切り替え)状態は、回線にLOS (STM1E、STMN)、SF(DS1、DS3、E1、E3、E4、STMN)、またはSD(DS1、DS3、E1、E3、E4、STM1E、STMN)が発生したときに生成されます。
(注) WKSWPR タイプの状態は、非リバーティブ回線にだけ適用されます。
ステップ 1 「LOF(TRUNK)アラームのクリア」の作業を行います。
ステップ 2 状態がクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
デフォルトの重大度: Not Alarmed (NA)、Non-Service-Affecting (NSA)
論理オブジェクト:2R、EQPT、ESCON、FC、GE、ISC、STMN、TRUNK、VCMON-HP、VCMON-LP
Wait To Restore(復元待ち)状態は、WKSWPRが発生したときに、復元待ち時間が終了しておらず、したがってアクティブな保護パスを現用パスに戻せない場合に発生します。タイマーが切れ、トラフィックが現用パスに切り替わると、この状態はクリアされます。
(注) WTR は状態通知です。トラブルシューティングは必要ありません。
デフォルトの重大度: Major (MJ)、Service-Affecting (SA)
Equipment Wavelength Mismatch(装置の波長ミスマッチ)アラームは、TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、または TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、および TXP_MR_10E カードで発生します。CTC でカードを、そのカードがサポートしない波長でプロビジョニングした場合に発生します。
ステップ 1 ノード ビューで TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または TXP_MR_10E カードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 2 Provisioning > Card タブをクリックします。
ステップ 3 Wavelength フィールドで、プロビジョニングされたカードの波長を表示します。
ステップ 4 設置場所にアクセスできる場合は、以下の手順を実行して、カードの前面プレートに表示されている波長とプロビジョニングされた波長を比較します。リモートの場合は、コンポーネントのカード ID と、この波長を比較します。
a. ノード ビューで Inventory タブをクリックします。
b. TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_2.5G_10G、または TXP_MR_10E カードが取り付けられているスロットを探し、名前からカードの波長を調べます。
ステップ 5 カードが間違った波長でプロビジョニングされている場合は、ノード ビューでカードをダブルクリックしてカード ビューを表示し、 Provisioning > Card タブをクリックします。
ステップ 6 Wavelength フィールドのドロップダウン リストをクリックし、正しい波長を選択します。
ステップ 8 アラームがクリアできない場合は、製品をお買い上げの弊社販売代理店にお問い合わせください。
ONS 15454 SDH DWDM カードの LED アクティビティは、通常のトラフィック カードのアクティビティとは異なります。カードの挿入とリセットの際の、DWDM カードの LED シーケンスを、次の項に示します。
DWDM カードをシェルフに挿入すると、LED は次のように動作します。
4. 新しいソフトウェアをカードにダウンロードしている場合は、ACT LED と SF LED が 20 秒から 3 分半、点滅します(時間はカードのタイプによって異なります)。
DWDM カードを(ソフトウェアまたはハードウェアで)リセットすると、LED は次のように動作します。
2. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
ONS 15454 SDH トラフィック カードの LED の動作パターンを、次の項に示します。この項では、カードの挿入、リセット、サイド切り替えにおける動作を説明します。
DWDM 以外のカードを挿入すると、LED は次のように動作します。
1. レッドの FAIL LED がオンになり、20 ~ 30 秒間点灯します。
2. レッドの FAIL LED が 35 ~ 45 秒間点滅します。
3. すべての LED が 1 回点滅し、5 ~ 10 秒間消灯します。
4. ACT または ACT/SBY LED が点灯します。すべてのカード ポートが遠端の相手先に接続し、信号が発生するまで、SF LED が点灯したままになることがあります。
DWDM 以外のカードをリセットすると、LED は次のように動作します。
1. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
DWDM 以外のカードが正常にリセットされると、LED の状態は次のようになります。
•物理 ONS 15454 SDH 上で、ACT/SBY LED が点灯しています。
•ONS 15454 SDH のノード ビューを見ると、現在のスタンバイ カードでは、CTC のカードに表示されていた白の [LDG] に代わって、[SBY] という文字のオレンジの LED が表示されています。
•ONS 15454 SDH のノード ビューを見ると、現在のアクティブ カードでは、CTC のカードに表示されていた白の [LDG] に代わって、[ACT] という文字のグリーンの LED が表示されています。
CTC でクロスコネクト カードをアクティブ(ACT)からスタンバイ(SBY)、または SBY から ACT に切り替えると、次の LED アクティビティが発生します。
1. 物理カードの FAIL LED が点滅し、消灯します。
ここでは、アラームをトラブルシューティングするときによく使われる一般的な手順を示します。これらの手順のほとんどは、ONS 15454 SDH マニュアルの他の箇所にある詳細な説明を要約したものです。便利に使えるようにこの章に記載しています。詳細については、『 Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide 』を参照してください。
次の手順は、MS-SPRing 名とノード ID の識別と変更の方法、および他のノードからの可視性を確認する方法に関連しています。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
Ring Name カラムからリング名を記録するか、Nodes カラムから MS-SPRing のノード ID を記録します。ノード ID は、ノード名の隣にあるカッコ内の数字です。
(注) リングまたはノードのトラフィック切り換え操作の詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』の「Maintain the Node」の章を参照してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 リングを選択して、 Edit をクリックします。
ステップ 5 MS-SPRing ウィンドウで、Ring Name フィールドに新しい名前を入力します。
ステップ 7 Changing Ring Name ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 リングを選択して、 Edit をクリックします。
ステップ 5 MS-SPRing ウィンドウで、リング マップのノードを右クリックします。
ステップ 6 ショートカット メニューで Set Node ID を選択します。
ステップ 7 Edit Node ID ダイアログボックスに新しい ID を入力します。ノード ID は、ノード名の後ろのカッコ内の番号です。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 5 MS-SPRing Ring Map ウィンドウで、リングの各ノードがリング マップにノード ID および IP アドレスとともに表示されることを確認します。
ここでは、ポート、リング、スパンの切り替えと切り替えクリア コマンド、ロックオンとロックアウトの方法について説明します。
この手順は、1+1 保護グループ トラフィックをあるポートから他のポートへ、強制切り替えを使用して切り替えます。
(注) Force コマンドは、パスが信号劣化(SD)または信号障害(SF)状態でも現用パス上のトラフィックを切り替えます。強制切り替えでは、保護パス上のトラフィックは切り替えられません。強制切り替えは、手動切り替えに優先します。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替えたいポートのある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換中のカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は[Force to working]になります。
この手順は、1+1 保護グループ トラフィックをあるポートから他のポートへ、手動切り替えを使用して切り替えます。
(注) Manual コマンドは、パスのエラー レートが信号劣化よりも小さい場合に、トラフィックを切り替えます。手動切り替えは、強制切り替えによって割り込まれます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、切り替えたいポートのある保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Groups エリアで、交換中のカードに属しているポートを選択します。このコマンドは、現用ポートまたは保護ポートに対して実行できます。たとえば、保護/スタンバイ ポートでカードを交換する必要がある場合は、このポートをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Manual をクリックします。
ステップ 5 Confirm Force Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 6 切り替えに成功すると、Selected Groups エリアの表示は[Manual to working]になります。
(注) 1+1 保護グループが復元可能(リバーティブ)に設定されている場合、保護(または現用)への強制切り替えをクリアすると、トラフィックは現用ポートに戻ります。リバーティブ動作では、トラフィックは常に現用に戻ります。保護への復元はありません。ポートがリバーティブに設定されていない場合、保護への強制切り替えをクリアしてもトラフィックは戻りません。
(注) ユーザが強制切り替えを開始した場合、クリア コマンドが発行されるとただちに復元が行われます。この場合、5 分間の WTR 期間は不要です。システムが強制を開始した場合は、復元が行われる前に 5 分間の待機時間(WTR の間)を待ってください。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups エリアで、クリアするカードが含まれている保護グループを選択します。
ステップ 3 Selected Group エリアで、クリアするカードを選択します。
ステップ 4 Switch Commands エリアで、 Clear をクリックします。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
強制切り替えがクリアされます。グループがリバーティブ切り替えに設定されている場合、トラフィックはただちに現用ポートに戻ります。
(注) 1:1 および 1:N 電気回路保護グループでは、Lock On 状態で現用または保護カードを取り付けることができます。1+1 光保護グループでは、現用ポートだけが Lock On 状態で取り付けられます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロック オンを適用する保護グループをクリックします。
ステップ 3 保護カードがスタンバイ モードにあり、保護カードにロック オンを適用する場合は、必要に応じて以下の手順を実行し、保護カードをアクティブにします。
a. Selected Group リストで、保護カードをクリックします。
b. Switch Commands エリアで、 Force をクリックします。
ステップ 4 Selected Group リストで、トラフィックをロックするアクティブ カードをクリックします。
ステップ 5 Inhibit Switching エリアで、 Lock On をクリックします。
ステップ 6 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) 1:1 または 1:N 電気回路保護グループでは、Lock Out 状態で現用または保護カードを取り付けることができます。1+1 光保護グループでは、保護ポートだけが Lock Out 状態で取り付けられます。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、ロック アウトするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、トラフィックをロック アウトするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Lock Out をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ロック アウトが適用されて、トラフィックは反対のカードに切り替ります。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 Protection Groups リストで、クリアするカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group リストで、クリアするカードをクリックします。
ステップ 4 Inhibit Switching エリアで、 Unlock をクリックします。
ステップ 5 確認用ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) Switch コマンドは、現用カードでも保護カードでも、アクティブなカードでだけ動作します。スタンバイ カードでは動作しません。
ステップ 1 ノード ビューで、 Maintenance > Protection タブをクリックします。
ステップ 2 切り替えるカードを含む保護グループをクリックします。
ステップ 3 Selected Group で、アクティブなカードをクリックします。
ステップ 4 Switch Commands の隣にある、 Switch をクリックします。
現用スロットは Working/Active に変わり、保護スロットは Protect/Standby に変わります。
この手順では、SNCP 内の全回線を、強制的に現用スパンから保護スパンに切り替えます。これは、SNCP 回線の起点または終点となるカードからトラフィックを除去します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 3 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログ ボックスが開き、SNCP 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線の色分けなど)が表示されます。
ステップ 4 Perform SNCP span switching フィールドをクリックします。
ステップ 5 ドロップダウン リストから FORCE SWITCH AWAY を選択します。
ステップ 7 Confirm SNCP Switch ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログ ボックスでは、すべての回線の switch state の値が FORCE になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
この手順では、SNCP 内の全回線を、手動で現用スパンから保護スパンに切り替えます。これは、SNCP 回線の起点または終点となるカードからトラフィックを除去します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。すでにログインしている場合は、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログ ボックスが開き、SNCP 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線の色分けなど)が表示されます。
ステップ 4 Perform SNCP span switching フィールドをクリックします。
ステップ 5 ドロップダウン リストから MANUAL を選択します。
ステップ 7 Confirm SNCP Switch ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログ ボックスでは、すべての回線の switch state の値が MANUAL になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
この手順では、SNCP 現用スパンの全回線を、保護スパンに切り替えられないようにします。これは、SNCP 回線の起点または終点となるカードにトラフィックを通さないようにするために使用します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。すでにログインしている場合は、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログ ボックスが開き、SNCP 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線の色分けなど)が表示されます。
ステップ 4 Perform SNCP span switching フィールドをクリックします。
ステップ 5 ドロップダウン リストから LOCK OUT OF PROTECT を選択します。
ステップ 7 Confirm SNCP Switch ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 8 Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログ ボックスでは、すべての回線の switch state の値が FORCE になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
(注) スパンの終点になるポートがリバーティブに設定されている場合、保護(または現用)に対する強制切り替えをクリアすると、トラフィックは現用ポートに戻ります。ポートがリバーティブに設定されていない場合、保護に対して強制切り替えをクリアしてもトラフィックは戻りません。
ステップ 1 ネットワーク上のノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。すでにログインしている場合は、ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits を選択します。
Circuits on Span ダイアログ ボックスが開き、SNCP 回線(回線名、場所、スパンでアクティブな回線の色分けなど)が表示されます。
ステップ 4 以下の手順を実行して、スパンの全回線に対して強制切り替えを開始します。
a. Perform SNCP span switching フィールドをクリックします。
b. ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。
d. Confirm SNCP Switch ダイアログ ボックスで、 Yes をクリックします。
e. Protection Switch Result ダイアログボックスで OK をクリックします。
Circuits on Span ダイアログ ボックスでは、すべての回線の switch state の値が CLEAR になります。保護されていない回線は、切り替わりません。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワーク ビューで、 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 切り替える MS-SPRing の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 MS-SPRing ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウンリストから FORCE RING を選択します。
ステップ 8 表示される 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 ネットワーク ビューで、 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 切り替える MS-SPRing の行をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 MS-SPRing ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから FORCE SPAN を選択します。
ステップ 8 表示される 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing を選択して Edit をクリックします。
ステップ 4 MS-SPRing ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウェスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから MANUAL RING を選択します。
ステップ 7 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 2 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 3 MS-SPRing を選択して Edit をクリックします。
ステップ 4 MS-SPRing ノード チャネル(ポート)を右クリックし、 Set West Protection Operation (ウェスト チャネルを選択した場合)、または Set East Protection Operation (イースト チャネルを選択した場合)を選択します。
ステップ 5 Set West Protection Operation ダイアログボックス、または Set East Protection Operation ダイアログボックスで、ドロップダウン リストから LOCKOUT PROTECT SPAN を選択します。
ステップ 7 2 つの Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで、 Yes をクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 試験する MS-SPRing をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから EXERCISE RING を選択します。
ステップ 8 Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 試験する MS-SPRing をクリックし、次に Edit をクリックします。
ステップ 5 ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから EXERCISE SPAN を選択します。
ステップ 8 Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 View > Go to Network View をクリックします。
ステップ 3 Provisioning > MS-SPRing タブをクリックします。
ステップ 4 クリアする MS-SPRing をクリックします。
ステップ 5 切り替えを実行した MS-SPRing ノードのウェスト ポートを右クリックし、 Set West Protection Operation を選択します。
ステップ 6 Set West Protection Operation ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストから CLEAR を選択します。
ステップ 8 Confirm MS-SPRing Operation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
ここでは、トラフィック カード、TCC2/TCC2P カード、およびクロスコネクト カードのリセットについて説明します。
(注) AICI が CTC からリセットされると、後続のユーザ クライアント操作(CTC または TL1 アクティビティなど)が約 5~10 秒間、一時停止されます。リセットによって状態が生成されることはありません。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、アラームを報告している光または電気回路トラフィック カードのスロットにカーソルを合わせます。
ステップ 3 カードを右クリックします。ショートカット メニューで Reset Card を選択します。
ステップ 4 Resetting Card ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 アクティブな TCC2/TCC2P カードを識別します。
物理 ONS 15454 SDH シェルフをでは、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/STBLY LED はオレンジに点灯します。
ステップ 3 CTC でアクティブな TCC2/TCC2P カードを右クリックします。
ステップ 4 ショートカット メニューで Reset Card を選択します。
ステップ 5 Confirmation ダイアログボックスで Yes をクリックします。
カードがリセットされ、物理カードの FAIL LED が点滅し、ノードへの接続は失われます。CTC はネットワーク ビューに切り替わります。
ステップ 6 リセットが完了してエラーがなくなり、関連するアラームが CTC に新しく生じていないことを確認します。LED の状態については、「トラフィック カードの LED アクティビティ」を参照してください。
ノードをダブルクリックし、リセットした TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードになっており、他方の TCC2/TCC2P カードがアクティブであることを確認します。
•物理 ONS 15454 SDH シェルフでは、アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンです。スタンバイ カードの ACT/STBLY LED はオレンジに点灯します。
•CTC の Alarms ウィンドウに新しいアラームは表示されません。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 3 クロスコネクト カードがアクティブかスタンバイかを判別します。
アクティブ カードの ACT/SBY LED はグリーンに点灯します。スタンバイ カードの ACT/SBY LED はオレンジに点灯します。
(注) カード グラフィックの上にカーソルを置いてポップアップを表示し、カードがアクティブであるかスタンバイであるかを識別することもできます。
ステップ 4 ノード ビューで、 Maintenance > Cross-Connect > Cards タブをクリックします。
ステップ 6 Confirm Switch ダイアログボックスで Yes をクリックします。LED 情報については、「サイド切り替え中の一般的なクロスコネクトの LED アクティビティ」を参照してください。
(注) データベースへの変更が失われないように、TCC2/TCC2P カードをリセットする前に、最後のプロビジョニング変更から 60 秒以上待機してください。
(注) スタンバイ TCC2/TCC2P カードを取り外して再度取り付ける(取り付けなおす)際には、3 つのファン ライトが一時的に点灯し、ファンもリセットされたことを示す場合があります。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
リセットする TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードであることを確認します。スタンバイ カードでは ACT/SBY(アクティブ/スタンバイ)LED がオレンジに点灯します。
ステップ 2 TCC2/TCC2P カードがスタンバイ モードの場合、TCC2/TCC2P カードの上下のイジェクタを両方ともはずします。
ステップ 3 点灯している LED が消灯するまで、スロットからカードを引き出します。
ステップ 4 30 秒間待ちます。カードを装着しなおし、イジェクタを閉じます。
(注) TCC2/TCC2P カードがリブートされ、リブート後にオレンジのスタンバイ LED が表示されるまでには数分かかります。リブート中の LED の動作についての詳細は、
『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』を参照してください。
ステップ 2 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットの途中まで出します。
ステップ 3 カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットに戻して装着します。
ステップ 4 交換用カードをガイド レールに沿ってスライドさせて、スロットに装着します。
(注) この手順は、便利に使えるクイック ガイドとしてこの章に記載しています。詳しい手順は、『Cisco ONS 15454 SDH Procedure Guide』にあります。
ステップ 1 アクティブなクロスコネクト カードを(XC-VXL または XC-VXC-10G)特定します。アクティブ カードの ACT/STBY LED はグリーンに点灯します。スタンバイ カードの ACT/STBY LED はオレンジに点灯します。
(注) カード グラフィックの上にカーソルを置いてポップアップを表示し、カードがアクティブであるかスタンバイであるかを識別することもできます。
ステップ 2 以下の手順を実行して、アクティブなクロスコネクト カード(XC-VXL)をスタンバイに切り替えます。
a. ノード ビューで Maintenance > Cross-Connect タブをクリックします。
b. Cross Connect Cards 領域で、 Switch をクリックします。
c. Confirm Switch ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) アクティブ XC-VXL がスタンバイになると、元のスタンバイ スロットがアクティブになります。その結果、以前スタンバイであったカードの ACT/STBY LED がグリーンに変わります。
ステップ 3 新しくスタンバイ クロスコネクト カードになったカード(XC-VXL)を ONS 15454 SDH から物理的に取り外します。
(注) 先に Cisco Transport Controller (CTC) からカードを削除せずにカードを再装着すると、不適切な取り外しであることを知らせるアラーム(IMPROPRMVL)が発生します。このアラームは、カードの交換が完了したときにクリアされます。
ステップ 4 交換用クロスコネクト カード(XC-VXL)を、空のスロットに挿入します。
交換用カードがブートアップされ、約 1 分後に動作可能な状態になります。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、アラームを報告しているカードをダブルクリックし、カード ビューを表示します。
ステップ 3 Provisioning> Line タブをクリックします。
ステップ 4 Provisioning タブの SD BER (または SF BER )カラムで、セルのエントリが最初にプロビジョニングされたスレッシュホールドと同じ値かを確認します。デフォルト設定は 1E-7 です。
ステップ 5 エントリと最初にプロビジョニングされた値が一致している場合は、元の処理に戻ります。
ステップ 6 最初にプロビジョニングされた値とエントリが違う値の場合は、セルをクリックして選択範囲を表示し、元のエントリをクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで Circuits タブをクリックします。
ステップ 3 回線の行をクリックして強調表示し、 Delete をクリックします。
ステップ 4 Delete Circuits ダイアログボックスで Yes をクリックします。
(注) この手順は、ONS 15454 SDH DWDM ノードと一部異なる部分があります。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、 Provisioning > Comm Channels > RS-DCC タブをクリックします。
ステップ 3 Port カラムのエントリを参照して、ノードの終端がある場所を確認します。終端がない場合は、ステップ 4 に進みます。
ステップ 4 必要に応じて、以下の手順を実行して DCC 終端を作成します。
b. Create RS-DCC Terminations ダイアログボックスで、DCC 終端を作成するポートをクリックします。複数のポートを選択する場合は、Shift キーを押します。
c. port state エリアで Set to Unlocked オプション ボタンをクリックします。
d. Disable OSPF on Link チェック ボックスにチェックが付いていないことを確認します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 3 Maintenance > Loopback > Port タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、状態が None 以外のポート行があるかどうかを調べます。
ステップ 5 行に None 以外の状態が含まれている場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、ポートの状態が Unlocked 以外の行があるかどうかを調べます。
ステップ 7 Unlocked 以外の状態が表示されている行があった場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、Unlocked を選択します。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 3 Maintenance > Loopback > VC4 タブをクリックします。
ステップ 1 ネットワークのノードにログインします。すでにログインしている場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 CTC でアラームを報告しているカードをダブルクリックして、カード ビューを表示します。
ステップ 3 Maintenance > Loopback タブをクリックします。
ステップ 4 Loopback Type カラムで、ポートの状態が None 以外の行があるかどうかを調べます。
ステップ 5 None 以外の状態が含まれている行があった場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、None を選択します。
ステップ 6 Admin State カラムで、ポートの状態が Unlocked 以外の行があるかどうかを調べます。
ステップ 7 Unlocked 以外の状態が表示されている行があった場合は、カラム セルをクリックしてドロップダウン リストを表示し、Unlocked を選択します。
掃除機または洗剤および水栓、予備のフィルタ、ピン付き六角キーが必要です。
警告 モジュールやファンを取り付けたり、取り外すときには、空きスロットやシャーシの内側に手を伸ばさないでください。回路の露出部に触れ、感電するおそれがあります。
フィルタはどちらの側を正面にして取り付けても機能しますが、フィルタの表面を保護するために、金属の押え金具を正面にしてフィルタを取り付けることを推奨します。
ステップ 1 交換しようとしているエアー フィルタが再使用可能なものであることを確認します。再使用可能なエアー フィルタは、特別に耐火および抗菌加工のコーティングが施された、灰色の開放気泡発泡ポリウレタン フォーム製です。NEBS 3E および ONS 15454 SDH の最新のバージョンでは、再使用可能なエアー フィルタを使用します。
ステップ 2 エアー フィルタが外側のフィルタ ブラケットに取り付けられている場合は、以下の手順を実行して、上に積もったほこりを落とさないように注意しながらフィルタをスライドさせてブラケットから外します。フィルタが外側のフィルタ ブラケットではなく、ファン トレイの下に装着されている場合には、次の手順を実行します。
a. 以下の手順を実行して、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます。(すでに開いている場合やシェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3 に進みます。)
b. 必要であれば、以下の手順を実行して、前面扉を外します。
• Kepnut の 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
• アース用ストラップを外したら、Kepnut をなくさないように、元に戻します。
• アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 25.4 mm(1 インチ)引き出し、ファンが止まるのを待ちます。
ステップ 5 ファンが止まったら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に取り出します。
ステップ 6 シェルフ アセンブリからエアー フィルタを静かに取り外します。フィルタ上にほこりが積もっている場合にはほこりを落とさないように注意してください。
ステップ 7 エアー フィルタを見て、ほこりや汚れが付いていないかどうか確かめます。
ステップ 8 再使用可能なエアー フィルタに汚れやほこりがたまっている場合には、掃除機で吸い取るか、水洗いします。エアー フィルタを洗う前に、汚れたエアー フィルタをきれいなエアー フィルタと交換して、ファン トレイ アセンブリを挿入しなおします。中性洗剤を使用して、汚れているエアー フィルタを水洗いします。
水洗いに備えて、予備の ONS 15454 SDH フィルタを用意しておいてください。
(注) 汚れやほこりが装置のそばに散らないようにするため、クリーニングは運用環境以外の場所で行ってください。
ステップ 9 フィルタを洗った場合には、最低 8 時間は空気乾燥して、完全に乾かします。
ステップ 10 エアー フィルタが外部フィルタ ブラケットに取り付けられている場合は、乾いたエアー フィルタをブラケットの奥まで完全に挿入してください。
ステップ 11 フィルタをファン トレイ アセンブリの下に装着する場合には、ファン トレイ アセンブリを取り外し、エアー フィルタをシェルフ アセンブリの下にあるはめ込み式コンパートメントの中へスライドさせます。エアー フィルタのフロント面を、はめこみ式コンパートメントのフロント面にぴったりと合わせます。ファン トレイを押してシェルフ アセンブリに戻します。
(注) ONS 15454 SDH の電源が入っている場合には、ファン トレイ アセンブリが正しく挿入されるとすぐにファンが動き始めます。
ステップ 12 トレイのプラグがバックプレーンに正しく差し込まれていれば、ファン トレイ アセンブリの前面の LCD がアクティブになり、ノード情報が表示されます。
ステップ 13 引き込み式のハンドルを回して、コンパートメントに戻します。
ステップ 14 扉を交換し、アース用ストラップを取り付けなおします。
ステップ 1 ファン トレイ アセンブリの前面に付いている引き込み式のハンドルを使用して、数センチ手前に引きます。
ステップ 2 ファン トレイ アセンブリをしっかりと押して ONS 15454 SDH に戻します。
(注) ONS 15454 STM-64 と STM-16 の任意スロット(AS)カードには、15454-SA-ANSI または 15454-SA-HD シェルフ アセンブリと 15454-FTA3 ファントレイ アセンブリが必要です。
ファン トレイ アセンブリ(FTA)を交換するためにケーブル管理ファシリティを移動する必要はありません。
ステップ 1 以下の手順を実行して、シェルフ アセンブリの前面扉を開きます。シェルフ アセンブリに前面扉がない場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 2 必要な場合は、以下の手順を実行して、前面扉を取り外します。
a. Kepnut の 1 つを取り外して、アース用ストラップを扉またはシャーシから外します。
b. アース用ストラップを外したら、Kepnut をなくさないように、元に戻します。
c. アース用ストラップの固定されていない方の端を扉またはシャーシにテープで止めます。
ステップ 3 ファン トレイ アセンブリのハンドルの外側を押して、ハンドルを引き出します。
ステップ 4 ファン トレイの外側にある引き込み式ハンドルを出します。
ステップ 5 ハンドルを引き、ファン トレイ アセンブリをスライドさせてシェルフ アセンブリの外へ 25.4 mm(1 インチ)引き出し、ファンが止まるのを待ちます。
ステップ 6 ファンが止まったら、ファン トレイ アセンブリをシェルフ アセンブリの外へ完全に取り出します。
ステップ 7 交換するファン トレイ エアー フィルタがファン トレイ アセンブリの下に装着されている場合は、既存のエアー フィルタをシェルフ アセンブリの外へスライドさせてから、ファン トレイ アセンブリを交換してください。
交換するファントレイ エアー フィルタが外側底部のブラケットに取り付けられている場合は、いつでも既存のエアー フィルタをブラケットから引き出して交換することができます。ファン トレイのエア フィルタについては、「再使用可能なエアー フィルタの点検、クリーニング、交換」 を参照してください。
ステップ 8 新しいファン トレイをシェルフ アセンブリ内にスライドさせ、トレイ背面の電気プラグがバックプレーンのコンセントに差し込まれるようにします。
ステップ 9 トレイのプラグがバックプレーンに正しく差し込まれていれば、ファン トレイの前面の LCD がアクティブになります。
ステップ 10 扉を交換する場合は、アース用ストラップも必ず再度取り付けます。