この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Nexus Data Broker の設定
Cisco Nexus Data Broker は、最大 5 つのコントローラを使用したアクティブ/アクティブ モードのハイ アベイラビリティ クラスタリングをサポートします。Cisco Nexus Data Broker でハイ アベイラビリティ クラスタリングを使用するには、Cisco Nexus Data Broker のインスタンスごとに config.ini ファイルを編集する必要があります。
xncjgroups.xml ファイルを使用して HA クラスタをパスワードで保護できます。このファイルは、Cisco Nexus Data Broker の各インスタンスに対してまったく同じにする必要があります。
トポロジとインベントリが同期するように、Cisco Nexus Data Broker には、定期的に Cisco Nexus スイッチ インベントリとトポロジを再検出する機能があります。Cisco Nexus Data Broker は定期的にスイッチ インベントリとトポロジの相互接続、およびステータスを検出します。この情報は、ステータス別に GUI で更新されます。再検出の間隔は設定でき、デフォルト値は 60 秒です。
Cisco Nexus Data Broker アプリケーション ユーザ がエッジ ポートのルールを作成するために使用できるエッジ ポートを管理するため、config.ini ファイルの App-User ロール設定を変更してアプリケーション ユーザ向けのロールベース アクセス コントロール(RBAC)を有効にする必要があります。変更を加えて Cisco Nexus Data Broker を再起動した後、次の制限事項に注意してください。
Cisco Nexus Data Broker App-User ロールのユーザは、リソース グループの一部となっているか、またはそのロールに割り当てられているグループの送信元ポートのみにルールを作成することができます。
Cisco Nexus Data Broker App-Admin ロールのユーザのみが、送信元なしでルールを作成できます。
App-User ロールの RBAC を有効にするには、次の手順を実行します。
HTTPS を使用して Cisco Nexus Data Broker にログインできます。Cisco Nexus Data Broker のデフォルト HTTPS Web リンクは https://Nexus_Data_Broker_IP:8443/monitor です。
(注) | Web ブラウザで https:// プロトコルを手動で指定する必要があります。コントローラも HTTPS 用に設定する必要があります。 |
Cisco Nexus Data Broker リリース 2.1 以降では、GUI および API からコントローラへの非暗号化(HTTP)アクセスはデフォルトで無効になっています。コントローラには、URL http://<host>:8080 を使用してアクセスすることはできません。
HTTP にコントローラのアクセスを変更するには、次の手順を実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | 次の例に示すように、設定ディレクトリの tomcat-server.xml ファイルの ポート 8080 のコネクタからコメント文字を削除します。 例: <Service name="Catalina"> <!-- <Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1" connectionTimeout="20000" redirectPort="8443" server="Cisco XNC" enableLookups="false" /> --> <Connector port="8443" protocol="HTTP/1.1" SSLEnabled="true" scheme="https" secure="true" clientAuth="false" sslProtocol="TLS" keystoreFile="configuration/keystore" keystorePass="ciscoxnc" server="Cisco XNC" connectionTimeout="60000" enableLookups="false" /> 例:次の例に示すように、コメント文字を削除します。 <Service name="Catalina"> <Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1" connectionTimeout="20000" redirectPort="8443" server="Cisco XNC" enableLookups="false" /> <Connector port="8443" protocol="HTTP/1.1" SSLEnabled="true" scheme="https" secure="true" clientAuth="false" sslProtocol="TLS" keystoreFile="configuration/keystore" keystorePass="ciscoxnc" server="Cisco XNC" connectionTimeout="60000" enableLookups="false" /> | |
ステップ 2 | コントローラを再起動します。 |
Cisco Nexus Data Broker GUI には、次のエリアおよびペインが含まれます。
Cisco Nexus Data Broker の情報の主なカテゴリにアクセスできるウィンドウの上部全体にわたるメニュー バー。
ネットワークを視覚的に表示する右側のトポロジ マップ。
選択したカテゴリの追加のビューと情報を表示する複数のペイン。
メニュー バーには、次のものが含まれています。
オンライン ヘルプ ボタン:現在のページのオンライン ヘルプにアクセスできます。
[Save] ボタン:Cisco Nexus Data Broker で行う追加および変更を保存できます。
(注) | 設定の変更後は、[Save] ボタンを必ずクリックする必要があります。 |
[Northbound API] ボタン:Northbound API コンテンツを新しいブラウザ タブで表示し、コンテンツと呼び出しを表示できます。
管理([Admin])ドロップダウンリスト:次の異なるタスクにアクセスできます。
トポロジのペインの左側には、トポロジ図のサイズを拡大または縮小できるズーム スライダが含まれます。また、マウス ホイールを上または下にスクロールして、トポロジ図のサイズをそれぞれ拡大または縮小できます。
トポロジ図全体、単一のトポロジ要素、またはノード グループを移動できます。図、要素、またはノード グループを移動するには、それをクリックしてドラッグします。
ノードまたはエッジ ポートに関する情報を表示するには、ノードまたはエッジ ポートのアイコンにポインタを合わせます。表示される情報は、選択したデバイスによって異なります。
パスに関する情報を表示するには、トポロジ図のパスにポインタを合わせます。
フィルタに関する情報を表示するには、[Configure Filters] タブのフィルタの [Name] にポインタを合わせます。
GUI 表示で、次のようにしてペイン サイズ変更グリッパをクリックすることで、ペインのサイズを変更できます。
左下のペインまたは右下のペインのいずれかの高さを増加または減少するには、ペイン上部のペイン サイズ変更グリッパをクリックし、マウスを使用して上または下にドラッグします。
左下のペインまたは右下のペインのいずれかを折りたたむには、両端矢印が表示されるまでペイン上部のペイン サイズ変更グリッパにポインタを合わせて、マウスを 1 回クリックします。
折りたたんだ左下のペインまたは右下のペインのいずれかを元に戻すには、両端矢印が表示されるまでペイン下部のペイン サイズ変更グリッパにポインタを合わせて、マウスを 1 回クリックします。
左の 2 つのペインの幅を同時に増加または減少させるには、ペイン上部のペイン サイズ変更グリッパをクリックし、マウスで左か右にドラッグします。
Cisco Nexus Data Broker で行った設定変更を定期的に保存する必要があります。アプリケーションを停止すると、Cisco Nexus Data Broker の保存されていない設定の変更は失われます。