HyperFlex Edge 導入オプション
HyperFlex Edge は、Cisco Intersight を使用してクラウドから、またはオンプレミスのインストーラ アプライアンスを使用して導入できます。要件に応じて、次の 2 つのオプションから選択できます。
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HyperFlex オンプレミス OVA インストーラ:3 ~ 4 個のノード クラスタのオンプレミスでの Edge の導入には、このオプションを使用します。このタイプの導入は 3 つすべてのネットワーク トポロジをサポートし、アプライアンスのダウンロードとインストールに加えて、ローカル ネットワーク アクセスが必要です。
(注)
オンプレミスのインストーラの使用は、2 つのノードの HyperFlex Edge クラスタではサポートされていません。
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Intersight インストーラ:クラウドから HyperFlex Edge を導入するには、Edge のこのオプションを使用します。この導入オプションは、すべての Edge クラスタ サイズとネットワーク トポロジをサポートします。
本書では、オンプレミス OVA インストーラを使用した導入についてのみ説明します。
Cisco Intersight を使用して HyperFlex Edge クラスタを導入するには、『Cisco Intersight 向け Cisco HyperFlex システム インストール ガイド』で詳細な導入方法を参照してください。Cisco Intersight HX インストーラを使用すると、HyperFlex Edge クラスタを短時間で展開できます。このインストーラでは、HX クラスタ プロファイルと呼ばれるクラスタの事前設定定義が作成されます。この定義は、HX Edge クラスタ内の HX ノードを論理的に表現したものです。Cisco Intersight でプロビジョニングされた各 HX ノードが、HX クラスタ プロファイルで指定されます。
追加ゲスト VM VLAN はオプションです。シンプルなネットワーク設計の維持を望む環境では、ゲスト VM トラフィックに上記の同じ管理 VLAN を使用できます。
(注) |
Cisco VIC の特性は、同じ物理ポートから複数の vNICs から切り離されているため、同じホスト上で実行されているインターフェイスまたはサービスに L2 で通信するために、vswitch-hx-vm-network 上でゲスト VM トラフィックを設定することはできません。a) 別の VLAN を使用し L3 ルーティングを実行するか、b) 管理インターフェイスへのアクセスが必要なゲスト VM が vswitch-hx-inband-mgmt vSwitch に配置されていることを推奨します。一般に、vm-network vSwitch を除き、ゲスト VM を HyperFlex で設定された vSwitches のいずれにも配置しないでください。使用例としては、いずれかのノードで vCenter を実行する必要があり、実行している ESXi ホストを管理するための接続が必要な場合などがあります。この場合は、上記の推奨事項のいずれかを使用して、接続が中断されないようにします。 |