アプリケーションテレメトリについて
アプリケーションテレメトリを使用すると、デバイスの正常性をモニターおよび評価するためのグローバルネットワーク設定を構成できます。
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アプリケーションテレメトリを使用すると、デバイスの正常性をモニターおよび評価するためのグローバルネットワーク設定を構成できます。
Cisco DNA Center では、デバイスを特定のサイトに割り当てる際のグローバルネットワーク設定を構成できます。テレメトリを使用すると、ネットワークデバイスがポーリングされ、SNMP サーバー、syslog サーバー、NetFlow コレクタ、または有線クライアントの設定に従ってテレメトリデータが収集されます。
サイトを作成し、サイトにデバイスを割り当てます。『ネットワーク階層のサイトの作成』を参照してください。
ステップ 1 |
[Design] > [Network Settings] > [Telemetry] の順に選択します。Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして選択します |
ステップ 2 |
[NMP Traps] 領域が表示されていない場合は展開し、次のいずれかを実行します。 |
ステップ 3 |
[Syslogs] 領域が表示されていない場合は展開し、次のいずれかを実行します。
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ステップ 4 |
[NetFlow] 領域が表示されていない場合は展開し、次のいずれかを実行します。 |
ステップ 5 |
[Wired Client Data Collection] 領域を展開し、[Monitor wired clients] チェックボックスをオンにします。 この選択により、サイトのアクセスデバイスで IP デバイストラッキング(IPDT)がオンになります。 デフォルトでは、サイトの IPDT は無効になっています。 注:CLI 構成をプレビューするには、IPDT を有効にする必要があります。デバイスをプロビジョニングする場合、デバイスに展開する前に CLI 構成をプレビューできます。 |
ステップ 6 |
[Wireless Controller, Access Point and Wireless Clients Health] 領域を展開し、[Enable Wireless Telemetry] チェックボックスをオンにします。 オンにすると、ネットワークのワイヤレスコントローラ、アクセスポイント、およびワイヤレスクライアントの正常性をモニターできます。 |
ステップ 7 |
[Save] をクリックします。 |
Cisco DNA Center では、新しい自動選択アルゴリズムに基づいてインターフェイスと WLAN を選択し、該当するすべてのインターフェイスと WLAN でアプリケーションテレメトリを自動的に有効にします。
アプリケーションテレメトリは、Cisco DNA Center を介してプロビジョニングされた WLAN にプッシュされます。
(注) |
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次の表に、サポートされているすべてのプラットフォームについて、従来のタギングベースのアルゴリズム(キーワード lan を使用)と新しい自動選択アルゴリズムのそれぞれに基づくインターフェイスと WLAN の選択基準を示します。
プラットフォーム | リリース 2.1.2 以前の Cisco DNA Center でサポートされている従来のタギングベースのアルゴリズム | リリース 2.1.2 以降の Cisco DNA Center でサポートされている自動選択アルゴリズム | ||
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ルータ |
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スイッチ |
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Cisco AireOS コントローラ |
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Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ 最適化アプリケーション パフォーマンス モニターリング(APM)プロファイルと IOS リリース 16.12.1 以降 |
Cisco DNA Center 2.1.2 以降でサポート
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Cisco DNA トラフィック テレメトリ アプライアンス 最適化 APM プロファイルと IOS リリース17.3 以降 |
Cisco DNA Center 2.1.2 以降でサポート
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テレメトリを使用した Syslog、SNMP トラップ、NetFlow コレクタサーバー、および有線クライアントデータ収集の設定 の説明に従って、グローバルテレメトリ設定を構成します。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして選択します の順に選択します。 インベントリのページには、ディスカバリ プロセス中に収集されたデバイス情報が表示されます。特定のサイトで使用可能なデバイスを表示するには、左側のペインで [Global] サイトを展開し、サイト、建物、またはフロアを選択します。 |
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ステップ 2 |
プロビジョニングするデバイスを選択します。 |
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ステップ 3 |
[Actions] ドロップダウンリストから、[Telemetry] を選択し、次のいずれかを実行します。
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ステップ 4 |
[Apply] をクリックします。 [Application Telemetry] 列には、テレメトリの設定ステータスが表示されます。デフォルトの列設定で [Application Telemetry] 列が表示されない場合は、列見出しの右端にある [More] アイコン()をクリックし、[Application Telemetry] チェックボックスをオンにします。 |
Cisco DNA Center アプリケーションテレメトリを使用してデバイスデータをモニターし、Cisco DNA Center クラスタ仮想 IP アドレス(VIP)を変更する必要がある場合は、次の手順を実行して VIP を変更し、ノードテレメトリデータが新しい VIP に送信されることを確認します。
使用している Cisco DNA Center のバージョンを確認します。それには、Cisco DNA Center GUI にログインし、[About] オプションを選択して Cisco DNA Center のバージョン番号を表示します。
SSH クライアントソフトウェアを入手します。
Cisco DNA Center プライマリノード上のエンタープライズ ネットワーク側の 10 GB インターフェイスに設定された VIP アドレスを特定します。ポート 2222 上のこのアドレスを使用してアプライアンスにログインします。このポートを特定するには、『Cisco DNA Center Installation Guide』の「Front and Rear Panels」の項にある背面パネルの図を参照してください。
プライマリノードに設定されている Linux ユーザー名(maglev)とパスワードを取得します。
割り当てるクラスタ VIP を特定します。クラスタ VIP は、『Cisco DNA Center Installation Guide』の「Required IP Addresses and Subnets」セクションで説明されている要件に準拠している必要があります。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI にアクセスし、次の手順に従ってすべてのサイトでアプリケーションテレメトリを無効にします。 |
ステップ 2 |
アプライアンス構成ウィザードを使用して、次のようにクラスタ VIP を変更します。 |
ステップ 3 |
SSH プロンプトで次の一連のコマンドを入力して、必要な Cisco DNA Center サービスを再起動します。
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ステップ 4 |
すべてのサービスが再起動するまで待ちます。次のコマンドを入力して、再起動の進行状況をモニターリングできます。必要に応じて、使用している Cisco DNA Center のバージョンが属するリリーストレインに適したサービス名に置き換えてください。
必要なすべてのサービスが実行されている場合は、次のようなコマンド出力が表示され、正常に再起動した各サービスの実行ステータスが表示されます。
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ステップ 5 |
Cisco DNA Center GUI にアクセスし、次の手順に従ってすべてのノードでアプリケーションテレメトリを有効にします。
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デバイスの可制御性が有効か無効かに関係なく、デバイスに構成の変更をプッシュできます。
ステップ 1 |
Cisco DNA Center GUI で [Menu] アイコン()をクリックして選択します の順に選択します。 インベントリのページには、ディスカバリ プロセス中に収集されたデバイス情報が表示されます。特定のサイトで使用可能なデバイスを表示するには、左側のペインで [Global] サイトを展開し、サイト、ビルディング、またはフロアを選択します。 |
ステップ 2 |
構成の変更を反映するデバイスを選択します。 |
ステップ 3 |
[Actions] ドロップダウンリストから、 の順に選択します。 |
ステップ 4 |
[Update Telemetry Settings] ウィンドウで、次の手順を実行します。
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ステップ 5 |
[Apply] をクリックします。 |