SSID モニタリングの概要
デフォルトでは、Cisco DNA Assurance ですべての SSID に関するテレメトリデータをモニターおよび収集します。ただし、ネットワーク内のすべての SSID をモニターする必要がない場合のシナリオもあります。たとえば、ゲストまたはパブリック Wi-Fi サービスを提供する小売、輸送、またはサービス業のユースケースのように、ユーザー数が非常に多くなる可能性があります。このようなシナリオでは、上記の SSID に対するモニタリングをオフにする一方で、同じインフラストラクチャからの企業 SSID に対する豊富なデータは継続して収集することができます。
特定の SSID に対する SSID モニタリングを、その SSID の設定や SSID へのワイヤレス接続に影響を与えることなく有効または無効にすることができます。AP の SSID 機能への影響もありません。ワイヤレスクライアントは、設定に従って、該当する SSID および他のすべての SSID に引き続き接続します。モニタリング対象の SSID のクライアントは、引き続き [Client 360] ウィンドウの詳細データを使用できます。
SSID がモニタリングされていない場合、Cisco DNA Assurance はクライアントデータを収集しません。その場合、[Client 360] ウィンドウで、該当するクライアントの詳細データとグラフを使用することはできません。また、クライアントの正常性、クライアント固有の問題、インテリジェントキャプチャなどの他のデータも、これらのクライアントに関しては使用できません。さらに、[Client Health] ウィンドウのダッシュレットには、モニタリング対象ではない SSID のクライアントからのデータは含まれません。
(注) |
Cisco AireOS ワイヤレスコントローラ に関する SSID モニタリングはサポートされていません。Cisco AireOS ワイヤレスコントローラ に関して、Cisco DNA Center は、モニタリングが無効になっている SSID のテレメトリデータをドロップします。 |
左上隅にあるメニューアイコンをクリックして次を選択します: を選択して [SSID Monitoring] ウィンドウを表示します。[SSID Monitoring] ウィンドウから、次の手順を実行できます。
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SSID モニタリング設定を表示する。
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特定の SSID の SSID モニタリングを有効または無効にする。詳細については、SSID モニタリングの設定を参照してください。
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設定された SSID モニタリングアクションに関するプロビジョニング要求を表示および管理する。詳細については、SSID モニタリングのプロビジョニングステータスの表示を参照してください。