Cisco Crosswork のバックアップと復元の管理
Cisco Crosswork のバックアップ機能と復元機能は、データ損失を防ぎ、インストールされているアプリケーションと設定を保持します。
(注) |
Cisco Crosswork バックアッププロセスに Cisco NSO データを含める場合は、ここで説明する手順の代わりに、Cisco NSO を使用した Cisco Crosswork のバックアップの手順を実行します。 |
Cisco Crosswork クラスタのバックアップを作成する場合、またはバックアップからクラスタを復元する場合は、次のガイドラインに従います。
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最初のログイン時に、バックアップファイルを保存する接続先 SCP サーバーを設定します。この設定は 1 回限りのアクティビティです。このタスクを完了するまで、バックアップを実行したり、復元操作を開始したりできません。
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バックアップ操作または復元操作は、スケジュールされているメンテナンス期間にのみ実行することをお勧めします。これらの操作の実行中、ユーザーは Cisco Crosswork にアクセスしようとしないでください。バックアップではシステムが約 10 分間オフラインになりますが、復元操作に時間がかかることがあります。両方とも、完了するまで他のアプリケーションを一時停止します。これらの一時停止は、データ収集ジョブに影響を与える可能性があります。
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通常の復元を実行すると、Cisco Crosswork アプリケーションとデータは、バックアップを作成したときと同じバージョンに復元されます。災害後の復元を実行する場合は、バックアップの作成時に使用したものと同じ Cisco Crosswork ソフトウェアイメージを使用する必要があります。異なるバージョンのソフトウェアを使用して作成したバックアップを使用して災害後の復元を実行することはできません。
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ダッシュボードを使用して、プロセスが完了するまで、バックアップまたは復元プロセスの進行状況をモニタします。プロセス中に Cisco Crosswork システムを使用しようとすると、さまざまなサービスが一時停止して頻繁に再起動するため、誤ったコンテンツやエラーが表示されることがあります。
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一度に実行できるバックアップまたは復元操作は 1 つだけです。
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Cisco Crosswork クラスタと SCP サーバーの両方が同じ IP 環境内に存在する必要があります。たとえば、Cisco Crosswork が IPv6 で通信している場合は、バックアップサーバーも IPv6 で通信している必要があります。
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バックアップサーバーで Cisco Crosswork が作成したバックアップ tarball を移動したり、名前を変更したりしないでください。バックアップサーバーの領域を節約するために、古いバックアップを削除することもできますが、このバージョンのジョブリストには引き続き表示されます。
始める前に
作業を開始する前に、次を確認してください。
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セキュアな SCP サーバーのホスト名または IP アドレスおよびポート番号。
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バックアップファイルの接続先として使用する SCP サーバー上のファイルパス。
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接続先 SCP サーバーのリモートパスに対するファイルの読み取り/書き込み権限を持つアカウントのユーザークレデンシャル。
手順
ステップ 1 |
SCP バックアップサーバーを設定します。
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ステップ 2 |
バックアップを作成します。 |
ステップ 3 |
バックアップファイルから復元するには、次の手順を実行します。 |