検出された WAN インターフェイスまたはサブインターフェイスのうちポリシーを必要とするものを Cisco APIC-EMが識別できるようにするために、コマンド ライン インターフェイス(CLI)description コマンドを使用して、次のタグをインターフェイス(またはサブインターフェイス)の記述として設定する必要があります。
switch# description #WAN#rate#SPProfileName#
#WAN#:インターフェイスまたはサブインターフェイスでの特殊なトラフィック処理を示すキーワード。
#rate#:指定のレートに達した場合に(物理的な WAN インターフェイス自体が輻輳していなくても)デバイス上で輻輳イベントをトリガーするために使用されるサブライン レート(MB)。輻輳イベントの結果、Cisco APIC-EMによって、デバイスの WAN インターフェイスまたはサブインターフェイスが、指定の SP ポリシーで更新されます。このレートは、インターフェイスまたサブインターフェイスの実際のライン レート未満の値にする必要があります。
# SPProfileName #:使用するサービス プロバイダー プロファイル。
サービス プロバイダー プロファイルは、Differentiated Services Code Point(DSCP)、優先順位、サービス プロバイダー宛てトラフィックの帯域幅を定義します。Cisco APIC-EM は、事前定義された 4 つのサービス プロバイダー
プロファイル(SPP または SP プロファイル)、SPP1、SPP2、SPP3、SPP4 を提供します。事前定義された SP プロファイルを使用することもできますし、独自の要件に合わせてカスタマイズした SP プロファイルを作成することもできます。
事前設定済みの SP プロファイルについては、サービス プロバイダー プロファイルについてを参照してください。カスタマイズ SP プロファイルを作成するには、カスタマイズ サービス プロバイダー プロファイルの作成を参照してください。
interface GigabitEthernet0/2
description AT&T Circuit from SJ-13-12 to RTP-Ridge-7 #WAN#50M#SPP1-4Class#
![]() (注) | Cisco APIC-EMの次回の検出ポーリング サイクル(25 分ごとから 1 日 1 回まで設定可能)が完了するのを待つか、ポリシー設定を適用する前にデバイスを手動で再同期する必要があります。 |
![]() (注) | これらのデバイスの設定変更を自動化するスクリプトを作成することもできます。 |