この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
EasyQoSを使用して、QoS ポリシーをネットワーク全体に適用できます。基本的なEasyQoSポリシーをデバイスに設定するためのガイドとして、下記の高レベルな手順を使用してください。
EasyQoSは、ほとんどの Cisco LAN、WAN、WLAN デバイスをサポートします。ネットワークのデバイスとソフトウェア バージョンがサポートされているかどうかを確認するには、Supported Platforms for the Cisco Application Policy Infrastructure Controller Enterprise Moduleのマニュアルを参照してください。
ステップ 1 | ビジネス目標を定義します。
例えば、ネットワーク応答時間を最短化させたり、非ビジネス アプリケーションを特定して優先度を下げたりすることで、ユーザの生産性を向上させるようなものです。 | ||
ステップ 2 | ビジネス目標に留意して、アプリケーションのビジネス関連性を判別します。
アプリケーションが、次のどのカテゴリに属するかを決定します。
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ステップ 3 | ポリシーで設定するデバイスの範囲(またはグループ)を定義します。
詳細については、ポリシー スコープの定義を参照してください。 | ||
ステップ 4 | (任意)カスタム アプリケーションを作成します。
EasyQoSでまだ定義されていないアプリケーションがある場合は、それらを追加して QoS の属性を定義できます。詳細については、カスタム アプリケーションを参照してください。 | ||
ステップ 5 | (任意)デフォルトのサービス プロバイダー プロファイルを表示し、必要な場合は、ニーズに合った新しいサービス プロバイダー プロファイルを作成します。詳細については、カスタマイズ サービス プロバイダー プロファイルの作成を参照してください。 | ||
ステップ 6 | 有線デバイスまたはワイヤレス セグメントでポリシーを作成します。詳細については、ポリシーの作成または編集を参照してください。
ポリシー作成の一環として、次の手順を実行します。
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ステップ 7 | (任意)ポリシーを検証します。
ポリシーが展開されるとデバイスに適用されるコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを表示できます。詳細については、ポリシーのプレビューを参照してください。 | ||
ステップ 8 | ポリシーをデバイスの範囲に適用します。 |
パス トレースを 2 つのデバイス上で実行して、QoS データを取得することにより、展開されたポリシーがネットワークでどのように機能しているかを確認できます。詳細については、Cisco Path Trace Application for APIC-EM User Guideを参照してください。
QoS ポリシーを作成する前に、ポリシー スコープを定義する必要があります。つまり、同じ QoS ポリシーを使用して設定されるデバイスのグループを定義する必要があります。詳細については、ポリシー スコープについてを参照してください。
(注) | [Device Inventory]ウィンドウまたは [Topology]ウィンドウで、ポリシー タグをデバイスに適用することでポリシーの範囲を定義することもできます。詳細については、Cisco Application Policy Infrastructure Controller Enterprise Module Administrator Guideを参照してください。 |
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
[Topology]または [Device Inventory]ウィンドウから、検出時にデバイスに割り当てられたデバイス ロールがネットワーク設計に適していることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイス ロールを変更します。
有線デバイスまたはワイヤレス セグメントのポリシーを作成できます。詳細については、ポリシーの作成または編集を参照してください。
アプリケーションの設定
アプリケーションをお気に入りとして指定できます。これは、アプリケーションがデバイスで設定される順序に影響します。この設定は、すべてのポリシーのアプリケーションにグローバルに適用されます。アプリケーションをお気に入りとして設定すると、すべてのポリシーでお気に入りとして設定されます。
また、ポリシーの作成時や編集時にお気に入りアプリケーションを設定することもできます。詳細については、ポリシーの作成または編集を参照してください。
お気に入りアプリケーションがどのように機能するかについては、お気に入りのアプリケーションを参照してください。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この手順を実行するには、ポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と適切なリソース範囲が必要です。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS]ウィンドウで、[Application Registry] タブを選択します。
デフォルトでは、アプリケーションがトラフィック クラス別に一覧表示されます。アプリケーションの一覧方法を変更するには、一覧の上部にある [View By]下矢印をクリックし、[Applications] を選択してアプリケーションをアルファベットのリストで表示するか、[Application Groups] を選択してアプリケーションをビジネス関連グループに応じて表示します。 |
ステップ 3 | お気に入りに設定するアプリケーションの横にある星形のアイコンをクリックします。
お気に入りアプリケーションがどのように機能するかについては、お気に入りのアプリケーションを参照してください。 |
ステップ 4 | デバイス上でこれらの変更を有効にするには、関連するポリシーを適用(または再適用)する必要があります。 |
使用しているアプリケーションが NBAR2 アプリケーション ライブラリに含まれていない場合は、それをカスタム アプリケーションとして追加することができます。この手順では、URL を介してアクセス可能なカスタム アプリケーションを作成する方法を示します。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS]ウィンドウで、[Application Registry] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [Add Application]をクリックします。 |
ステップ 4 | [Add Application]ペインで、次のフィールドに情報を入力します。
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ステップ 5 | 新しいアプリケーションを保存するには、[Create Application]をクリックします。 |
ステップ 6 | カスタム アプリケーションを作成しても、ビジネス関連グループには割り当てられません。[Unassigned] と呼ばれるグループに配置されます。この設定を変更するには、ポリシーの作成または編集を参照してください。 |
これで、既存または新規のポリシーにカスタム アプリケーションを含めることができるようになりました。デバイスにすでに導入済みの既存のポリシーにカスタム アプリケーションを含める場合は、ポリシーを再適用して、デバイスにカスタム アプリケーションのサービス クラス設定を反映した更新が行われるようにする必要があります。
使用しているアプリケーションが NBAR2 アプリケーション ライブラリに含まれていない場合は、それをカスタム アプリケーションとして追加することができます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS]ウィンドウで、[Application Registry] タブを選択します。 |
ステップ 3 | [Add Application]をクリックします。 |
ステップ 4 | [Add Application]ペインで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 5 | [Create Application]をクリックしてアプリケーションを保存します。 |
ステップ 6 | カスタム アプリケーションを作成しても、ビジネス関連グループには割り当てられません。[Unassigned] と呼ばれるグループに配置されます。この設定を変更するには、ポリシーの作成または編集を参照してください。 |
これで、既存または新規のポリシーにカスタム アプリケーションを含めることができるようになりました。デバイスにすでに導入済みの既存のポリシーにカスタム アプリケーションを含める場合は、ポリシーを再導入して、デバイスにカスタム アプリケーションの設定を反映した更新が行われるようにする必要があります。
カスタム アプリケーションの設定を変更する必要がある場合は、編集できます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
変更内容をデバイスに設定するには、カスタム アプリケーションを使用するポリシーを再適用する必要があります。
カスタム グループが不要になった場合は、削除できます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
削除するカスタム アプリケーションがいずれのポリシーでも使用されていないことを確認します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで EasyQoS をクリックします。 | ||||
ステップ 2 | [EasyQoS]ウィンドウで、[Application Registry] タブを選択します。 | ||||
ステップ 3 | 削除するカスタム アプリケーションに移動して選択します。
右側のペインに表示されるアプリケーションに関する情報。
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ステップ 4 | [Delete]をクリックします。 | ||||
ステップ 5 | 削除を確定する場合は、[OK]をクリックします。それ以外の場合は、[Cancel]をクリックします。 | ||||
ステップ 6 | 削除を確認するメッセージが表示されたら、[OK]を再度クリックします。 |
変更をデバイスで設定するには、削除したカスタム アプリケーションを使用していたポリシーを再適用する必要があります。
QoS ポリシーの設定
同じポリシー スコープを持つデバイス グループに対して QoS ポリシーを作成または変更できます。ポリシーを適用すると、そのポリシーがスコープ内のデバイスに設定されます。
(注) | 各ポリシー スコープで保有できる有線デバイス ポリシーは最大 1 つです。ただし、ワイヤレス セグメント ポリシーは複数保有できます(ワイヤレス セグメントごとに 1 つのポリシー)。 |
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
完全なネットワーク トポロジが検出済みであることを確認します。
[Topology]または [Device Inventory]ウィンドウから、検出時にデバイスに割り当てられたデバイス ロールがネットワーク設計に適していることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイス ロールを変更します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
この手順で、帯域幅プロファイルを定義する必要があります。デフォルトの顧客検証済みデザイン(CVD)の帯域幅プロファイルが自分の QoS のニーズに合っているか判断します。合っていない場合は、カスタマイズされた帯域幅プロファイルを作成します。詳細については、帯域幅プロファイルについてを参照してください。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | [Policies]タブをクリックします。 | ||
ステップ 3 | [Scopes]ペインで、ポリシーの範囲を選択します。 | ||
ステップ 4 | 次のいずれかを実行します。
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ステップ 5 | [Bandwidth Profile]フィールドで、ユーザが作成したプロファイルまたはデフォルトの顧客検証済みデザイン プロファイル(CVD_BW_PROFILE)を選択します。 | ||
ステップ 6 | 現在のビジネス関連性グループから、選択するビジネス関連性グループにアプリケーションをドラッグ アンド ドロップして、アプリケーションのビジネス関連性を変更します。
間違えた場合は、[Undo]ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 7 | (任意)アプリケーション名の横の星型のアイコンをクリックしてアプリケーションをお気に入りに指定することができます。
お気に入りアプリケーションがどのように機能するかについては、お気に入りのアプリケーションを参照してください。 | ||
ステップ 8 | (任意)アプリケーション名の横にある [Edit]アイコンをクリックしてアプリケーションの設定を変更することができます。
[Edit Application Details]ダイアログ ボックスで、次のフィールドに値を入力し、完了したら [Save] をクリックします。
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ステップ 9 | 次のいずれか 1 つの処理を実行します。
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ステップ 10 | [Apply Policy]ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します。
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新しいポリシーに含める設定のほとんどをもつポリシーが存在する場合、既存のポリシーを複製して、これを変更し、デバイスの特定の範囲に適用することができます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
[Device Inventory]ウィンドウで、(検出中に割り当てられた)デバイス ロールがネットワーク設計に対して適切であることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイス ロールを変更します。詳細については、Cisco Application Policy Infrastructure Controller Enterprise Module Administrator Guideを参照してください。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
少なくとも 1 つのポリシーを作成しておく必要があります。
この手順で、帯域幅プロファイルを定義する必要があります。デフォルトの顧客検証済みデザイン(CVD)の帯域幅プロファイルが自分の QoS のニーズに合っているか判断します。合っていない場合は、カスタマイズされた帯域幅プロファイルを作成します。詳細については、帯域幅プロファイルについてを参照してください。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Policies]タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Scopes]ペインからポリシー スコープを展開し、複製するポリシーを選択します。 |
ステップ 4 | [Clone]をクリックします。 |
ステップ 5 | [Policy Name]フィールドに、ポリシーの名前を入力します。 |
ステップ 6 | [Scope Name]ドロップダウン リストからポリシー スコープを選択します。 |
ステップ 7 | 選択したビジネス関連性グループにアプリケーションをドラッグ アンド ドロップして、アプリケーションのビジネス関連性グループを変更します。 |
ステップ 8 | アプリケーション名の横の星型のアイコンをクリックし、アプリケーションをお気に入りとして指定します。
お気に入りアプリケーションがどのように機能するかについては、お気に入りのアプリケーションを参照してください。 |
ステップ 9 | [Create Policy]をクリックします。 |
ステップ 10 | [Reapply Policy]をクリックします。 |
ステップ 11 | [Apply Policy]ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します。
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不要になった QoS ポリシーは削除できます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
QoS ポリシーの管理
デバイスに適用される EasyQoS ポリシー設定をプレビューすることが可能です。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
EasyQoS ポリシーを作成しておく必要があります。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Policies]タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Preview Policy]オプションの横の [Show] をクリックします。
[Preview Policy Config]テーブルが表示され、設定を生成するためのデバイス タイプ、デバイス ロール、オプションとともに、範囲内のすべてのデバイスがリストアップされます。 |
ステップ 4 | [OK]をクリックします。 |
ステップ 5 | [Generate]をクリックして、対応するデバイスの設定を生成します。 |
ステップ 6 | [View]をクリックして、対応するデバイスのポリシー設定を表示します。
別のダイアログ ボックスに、対応するデバイスのポリシー設定を含むコマンド ライン インターフェイス(CLI)コマンドが表示されます。 |
ステップ 7 | 他のデバイスの設定を追加で生成するには、ステップ 5 と 6 を繰り返します。 |
[Apply]または [Reapply]をクリックした後、EasyQoS によってポリシー スコープ内のデバイスでポリシーの設定が開始されます。間違いに気づいた場合は、ポリシー設定プロセスを取り消すことができます。
ポリシー設定プロセスは、40 台のデバイスを同時に設定する一括プロセスとして実行されます。したがって、デバイスが 40 台未満の場合は、プロセスを取り消しても実際の影響はありません。ただし、デバイスが数百台ある場合には、必要な際にはポリシー設定プロセスの取り消しが有用である可能性があります。
[Abort]をクリックすると、EasyQoS ではまだ始まっていないデバイスの設定プロセスが取り消され、デバイスのステータスが [Policy Aborted]に変更されます。EasyQoS では、実行中のプロセスや完了済みのプロセスは取り消されません。これらのデバイスでは、更新されたポリシー設定が維持され、ポリシー設定の状態(設定中、成功、または失敗)が反映されます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
ポリシー設定プロセスを取り消すには [Abort]をクリックします。
QoS ポリシーのバージョン履歴を表示することができます。バージョン履歴には、ポリシーのシリーズ番号(イテレーション)と、そのバージョンが保存された日時が含まれます。また、バージョン履歴では、次のアクションを実行することができます。
選択したポリシーと現在のポリシーとの違いを表示します。詳細については、ポリシー バージョンの比較を参照してください。
前のバージョンのポリシーにロール バックします。詳細については、以前のポリシー バージョンへのロール バックを参照してください。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
EasyQoS の [Policy History]エリアに、選択したポリシーのバージョン履歴が表示されます。
選択したバージョンと現在のバージョンの違いを確認できます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
EasyQoS の [Policy History]エリアの下に、比較結果が表示されます。結果には、変更されたアプリケーションや、それに対して行われた操作などが含まれます。
ポリシー設定を変更し、その後その設定が不適切だと判明した場合、またはネットワークで目的の効果が得られなかった場合、最大で 5 バージョン前のポリシーに戻すことができます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
以前のポリシー バージョンにロールバックするには、少なくとも 2 つのポリシー バージョンを作成しておく必要があります。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Policies]タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [Scopes]ペインで、ポリシー スコープを選択し、その後ロールバックするポリシーを選択します。 |
ステップ 4 | [Show History]をクリックします。
選択したポリシーの以前のバージョンは降順に表示され、最も新しいバージョン(最も大きい番号)が一覧の最上部に表示され、最も古いバージョン(最も小さい番号)が最下部に表示されます。 |
ステップ 5 | (任意)選択したバージョンと最新バージョンの間の差異を表示するには、[View]列で [Difference] をクリックします。 |
ステップ 6 | ロールバックする先のポリシー バージョンを決定した場合、そのポリシー バージョンに対して [Rollback]をクリックします。 |
ステップ 7 | [OK]をクリックして、ロールバック手順を確定します。
ロールバック先のバージョンが最新バージョンになります。 |
ステップ 8 | [Reapply]をクリックします。
スコープ内のデバイスで最新のポリシー バージョンが設定されます。 |
シスコ検証済みデザイン(CVD)設定は、EasyQoS のアプリケーションのデフォルト設定です。ポリシーの作成または変更を行った後で最初からやり直す必要が生じた場合は、アプリケーションをシスコ検証済みデザイン(CVD)設定にリセットすることができます。CVD 設定の詳細については、QoS ポリシーの理解を参照してください。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
デフォルトのシスコ検証済みデザイン(CVD)設定を変更することにより、ビジネスやネットワークのニーズに合わせた帯域幅プロファイルを設定することができます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
適切な設定を使用して QoS ポリシーを作成してある必要があります。詳細については、ポリシーの作成または編集を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS] ウィンドウで、[Advanced Settings] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | 左側のペインで、[BW Profile]オプションの横にあるプラス記号(+)のアイコンをクリックします。 |
ステップ 4 | [Bandwidth Profile Name]フィールドに、プロファイルの名前を入力します。 |
ステップ 5 | 次のいずれかを実行します。
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ステップ 6 | スライダを使用するか、プラス記号(+)もしくはマイナス(-)記号をクリックするか、フィールドに特定の数値を入力して、各アプリケーション クラスの帯域幅を設定します。
数値は、選択したアプリケーション クラスに確保されるインターフェイス帯域幅の合計に対しての割合を示します。帯域幅の合計は 100 なので、1 つのアプリケーション クラスに帯域幅を追加すると、別のアプリケーション クラスから帯域幅が差し引かれます。 開いた錠のアイコンは、そのアプリケーション クラスの帯域幅を編集できることを示します。閉じた錠のアイコンは、編集できないことを示します。 間違えた場合には、[Reset to CVD]アイコンをクリックして、シスコ検証済みデザイン(CVD)設定に戻ることができます。 右側のグラフは、各アプリケーション クラスに設定している帯域幅の量を視覚的に把握するのに役立ちます。 |
ステップ 7 | 帯域幅の割り当てに問題がなければ、[Create]をクリックします。 |
WAN インターフェイスに設定を行うことで、Cisco APIC-EM により WAN インターフェイスを特定して、(物理的な WAN インターフェイス自体が輻輳していなくても)デバイス上で輻輳イベントがトリガーされたときに、対応するサービス プロバイダー(SP)プロファイルを WAN インターフェイスに適用できるようにすることが可能になります。
WAN インターフェイスで SP プロファイルを設定するには、次のような高レベルの手順を使用します。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | 事前設定済みサービス プロバイダープロファイル(SSP または SP)のいずれかを使用できるどうか判断します。
事前設定済みの SP プロファイルについては、サービス プロバイダー プロファイルについてを参照してください。 | ||
ステップ 2 | 事前設定済み SP プロファイルを使用する場合は、ステップ 3 に進みます。それ以外の場合は、カスタム SP プロファイルを作成できます。
カスタム SP プロファイルを作成するには、カスタマイズ サービス プロバイダー プロファイルの作成を参照してください。 | ||
ステップ 3 | SP プロファイルを WAN インターフェイスと関連付けます。
詳細については、EasyQoS の WAN インターフェイス設定を参照してください。 | ||
ステップ 4 | Cisco APIC-EMが WAN インターフェイスで SP プロファイルを認識していることを確認します。
詳細については、WAN インターフェイス同期ステータスの確認を参照してください。 |
使用したい事前設定済みサービス プロバイダー プロファイル(SSP または SP プロファイル)がない場合は、要件に合わせてカスタマイズされた SP プロファイルを作成することができます。事前設定済みの SP プロファイルについては、サービス プロバイダー プロファイルについてを参照してください。
(注) | カスタム SP プロファイルを作成したら、WAN インターフェイスに SP プロファイルを設定する必要があります。詳細については、EasyQoS の WAN インターフェイス設定を参照してください。 |
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | [EasyQoS] ウィンドウで、[Advanced Settings] タブをクリックします。 | ||
ステップ 3 | 左側のペインで、[SP Profile]オプションの横にあるプラス記号(+)のアイコンをクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Add SP Profile]ペインで、次のフィールドに情報を入力します。
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ステップ 5 | [Create SP Profile]をクリックして新しいプロファイルを保存します。 |
カスタマイズ SP プロファイルを作成したら、WAN インターフェイスに SP プロファイルを設定する必要があります。詳細については、EasyQoS の WAN インターフェイス設定を参照してください。
カスタム サービス プロバイダー プロファイル(SSP または SP プロファイル)の設定を変更する必要がある場合には、これを編集することができます。
(注) | WAN インターフェイスに SP プロファイルの設定をまだ行っていない場合は、SP プロファイルを設定した後で、新しい SP プロファイルを反映させて設定を行う必要があります。詳細については、EasyQoS の WAN インターフェイス設定を参照してください。 |
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
インベントリにデバイスがあることを確認します。デバイスがない場合は、ディスカバリ機能を使用して検出します。
この QoS ポリシーで設定するデバイスの範囲を定義します。これを行うには、[Topology] または [Device Inventory] でポリシー タグを作成するか、EasyQoS でポリシー スコープを作成します。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | [EasyQoS] ウィンドウで、[Advanced Settings] タブをクリックします。 | ||
ステップ 3 | 左側のペインから、[SP Profile]オプションを展開します。 | ||
ステップ 4 | 編集する SP プロファイルを選択します。 | ||
ステップ 5 | 右側の設定ペインで、[Edit]をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Edit SP Profile]ペインで、下記のフィールドの値を変更できます。
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ステップ 7 | [Save]をクリックして変更を保存します。 |
使用するサービス プロバイダー プロファイル(SP プロファイル)を決定した後、もしくは(必要であれば)カスタム SP プロファイルを作成して WAN インターフェイスで指定した後に、WAN インターフェイスが適切に設定され Cisco APIC-EM によって認識されることを確認する必要があります。この設定は [SP Profile]ウィンドウで確認できます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
WAN インターフェイスでのサービス プロバイダー プロファイルの設定の手順をすべて完了している必要があります。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS]ウィンドウで、[SP Profile] タブを選択します。 |
ステップ 3 | 確認する SP プロファイルを選択します。
[Associate Interfaces]ペインが表示され、範囲、デバイス名、インターフェイス名、同期ステータス、最新のアップデート時間が示されます。 Cisco APIC-EM が WAN インターフェイスで SP プロファイルを認識すると、同期ステータスにチェック マークのアイコン()が表示されます。認識されない場合は、同期ステータスには赤い X のアイコン()が表示されます。問題のトラブルシューティングを行う必要があります。インターフェイスの説明として入力した名前が Cisco APIC-EMの表示と正確に一致しているか確認し、必要な場合にはこれを修正します。 |
ダイナミック QoS の設定
デバイスにダイナミックに適用するポリシーを有効化することができます。詳細については、スタティックおよびダイナミックな QoS ポリシーを参照してください。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
適切な設定を使用して QoS ポリシーを作成してある必要があります。詳細については、ポリシーの作成または編集を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS] ウィンドウで、[Advanced Settings] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | 左側のペインから、[Dynamic QoS]オプションを展開します。 |
ステップ 4 | [Dynamic QoS]フィールドで、[Enabled] をクリックしてダイナミック ポリシーの作成をオンにするか、[Disabled] をクリックしてダイナミック ポリシーの作成をオフにします。 |
ステップ 5 | これらの設定の変更をデバイスに適用するには、ポリシーをそれぞれの範囲に再適用する必要があります。 |
ダイナミック QoS の実装に関するトラブルシューティングにパス トレースを役立てることができます。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)権限またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限と、適切な RBAC 範囲が必要です。
ダイナミック QoS を有効にした上で、ポリシーを適用または再適用してダイナミック QoS が効力を持てるようにしておく必要があります。詳細については、ダイナミック QoS の有効化および無効化を参照してください。
ステップ 1 | [Navigation]ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 |
ステップ 2 | [EasyQoS] ウィンドウで、[Dynamic QoS] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | トラブルシューティング対象のフローを探します。 |
ステップ 4 | そのフローの [Path Trace]列の [Troubleshoot] をクリックします。 選択したフローにパス トレースが行われ、ブラウザの別ウィンドウの [Path Trace]に結果が表示されます。パス トレース結果の解釈については、Cisco Path Trace Application for APIC-EM User Guideを参照してください。 |