この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
PA-GE ポート アダプタを使用できるようにするには、ポート アダプタ上の GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)にケーブルを接続する必要があります。
出荷時の PA-GE には、注文した PA-GE モデル(1000BASE-SX、1000BASE-LX、1000BASE-LH、または 1000BASE-ZX)に応じた GBIC があらかじめ搭載されています。
(注) GBIC 未搭載の PA-GE に GBIC を取り付ける場合、または何らかの理由で GBIC を交換する場合は、「PA-GE における GBIC の交換」の手順を参照してください。
GBIC が搭載されている場合は、次の「PA-GE へのケーブル接続」に進んでください。
ここでは、次の 2 種類のケーブル接続方法について説明します。
• 「GBIC へのマルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け」
–GBIC-LX または GBIC-LH 搭載の PA-GE に、50/125 または 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバ ケーブルを接続し、伝送距離が 984.25 フィート(300 m)未満の場合
(マルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルに関する詳細は、 表1-5 および 光ファイバ ケーブルを参照)
• 「GBIC-LX または GBIC-LH へのモード調整パッチ コードの取り付け」
GBIC-LX または GBIC-LH 搭載の PA-GE に、50/125 または 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバ ケーブルを接続し、伝送距離が 984.25 フィート(300 m)を超える場合は、このケーブル接続方法を使用してください(モード調整パッチ コードの詳細は、 マルチモードの GBIC-LX および GBIC-LH で使用するモード調整パッチ コードを参照してください)。
• GBIC-SX に、50/125 または 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバ ケーブルを接続する場合
• GBIC-LX または GBIC-LH に、50/125 または 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバ ケーブルを接続し、最大伝送距離が 984.25 フィート(300 m)未満の場合
• GBIC-LX に、10/125 ミクロンのシングルモード光ファイバ ケーブルを接続する場合
• GBIC-LH に、10/125 ミクロンのシングルモード光ファイバ ケーブルを接続する場合
• GBIC-ZX に、10/125 ミクロンのシングルモード光ファイバ ケーブルを接続する場合
(注) 光ファイバ ケーブルは、別途必要です(使用するケーブルについては、表1-5 および 光ファイバ ケーブルを参照してください)。
GBIC にマルチモードまたはシングルモードの光ファイバ ケーブルを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 適切な光ファイバ ケーブルを、GBIC 上の SC タイプ レセプタクルに直接接続します(図4-1 を参照)。デュプレックス SC タイプ コネクタが 1 つ、またはシンプレックス SC タイプ コネクタが 2 つ付いているケーブルを使用してください。
図4-1 GBIC へのマルチモード/シングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け ― 水平方向
警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
ステップ 2 光ファイバ ケーブルのネットワーク側を、建物の配線設備の 1000BASE-X 装置に取り付けます。
ここでは、GBIC-LX または GBIC-LH にモード調整パッチ コードを接続する手順について説明します。50/125 または 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用し、伝送距離が 984.25 フィート(300 m)を超える場合は、モード調整パッチ コードを使用する必要があります。シスコのモード調整パッチ コードの製品番号は CAB-GELX-625= です(モード調整パッチ コードの詳細は、 マルチモードの GBIC-LX および GBIC-LH で使用するモード調整パッチ コードを参照してください)。
(注) GBIC-LX または GBIC-LH にシングル モード光ファイバを接続する場合には、モード調整パッチ コードを使用する必要はありません。「GBIC へのマルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け」の手順に従ってください。
GBIC のネットワーク側は、デュプレックス SC タイプ レセプタクルです。モード調整パッチ コードは、GBIC 上のこの SC タイプ レセプタクルに接続します。
GBIC にモード調整パッチ コードを接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 モード調整パッチ コードを、GBIC 上の SC タイプ レセプタクルに接続します(図4-2 を参照)。
図4-2 GBIC へのモード調整パッチ コードの接続 ― 水平方向
警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
ステップ 2 モード調整パッチ コードのネットワーク側を、建物の配線設備の適切な 1000BASE-X 装置に取り付けます(図4-2 を参照)。
出荷時の PA-GE には、注文した PA-GE モデル(1000BASE-SX、1000BASE-LX、1000BASE-LH、または 1000BASE-ZX)に応じた GBIC があらかじめ搭載されています。
(注) ここで説明する手順が必要なのは、PA-GE に GBIC が搭載されていない場合、または何らかの理由で GBIC の交換が必要になった場合です。それ以外の場合は、ここで説明する手順を行う必要はありません。
(注) GBIC がすでに正しく搭載されている場合は、「GBIC へのマルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け」に進んでください。それ以外の場合は、次の手順を続けてください。
(注) GBIC の取り外し/取り付けはシステムの電源を切らずに行うことができますが、GBIC に光ファイバ ケーブルを接続した状態で、GBIC の取り外し/取り付けを行うことは避けてください。GBIC の取り外し/取り付けを行う前に、すべてのケーブルを取り外してください。
PA-GE から GBIC を取り外す手順は、次のとおりです。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、塗装されていないシャーシ面に取り付けます。
ステップ 2 GBIC から SC タイプ光ファイバ ケーブルまたはモード調整パッチ コードを取り外します。再接続するときのために、TX 側と RX 側のプラグを識別できるようにしておいてください。
ステップ 3 GBIC の露出部分の両側のタブを親指と人差し指で押さえ、GBIC スロットから GBIC をゆっくり引き出します(図4-3を参照)。
PA-GE インターフェイスに GBIC を取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、塗装されていないシャーシ面に取り付けます。
ステップ 2 GBIC 上の位置合わせ用の溝を確認します(図4-3の拡大図を参照)。GBIC 上の 20 ピン プラグを正しい向きで挿入できるように、GBIC の溝を拡大図と同じ方向に向けます。
ステップ 3 親指と人差し指で GBIC の両側のタブを押さえ、PA-GE の GBIC スロットに、GBIC を挿入します(図4-3 を参照)。
ステップ 4 適度な力を入れて、GBIC のプラグを、GBIC スロットの 20 ピン レセプタクルと完全にかみ合わせます。GBIC を正しく完全に挿入すると、両側のタブによって GBIC が固定されます。
ステップ 5 GBIC に、SC タイプ光ファイバ ケーブルまたはモード調整パッチ コードを再接続します(PA-GE へのケーブル接続の手順を参照してください)。