この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、サポート対象プラットフォームでの OC3 ATM Line Card の取り外し手順、新規または交換用ライン カードの取り付け手順、およびケーブルの接続手順について説明します。
• 「活性挿抜」
各ラインカードの基板は金属製フレームに搭載されており、静電破壊を受けることがあります。
(注) スロットを使用しない場合は、ルータを EMI(電磁波干渉)防止基準に適合させ、ライン カードに適切な通気を保つため、空のスロットにブランク ライン カードを取り付けておく必要があります。未使用のスロットに新規のラインカードを取り付ける場合は、最初にブランクライン カードを取り外す必要があります。
Cisco 7304 ルータでは、ラインカードの活性挿抜(OIR; Online Insertion and Removal)がサポートされています。したがって、Cisco 7304 ルータに搭載された OC3 ATM Line Card を取り外したり交換したりするとき、ルータの電源をオフにする必要はありません。Cisco 7304 ルータでは、CLI 制御 OIR( CLI 制御 OIRを参照)もサポートされています。この機能により、データ トラフィックを完了してからアクティブなインターフェイスをシャット ダウンすることができます。
(注) ルータからラインカードを取り外すと、活性挿抜機能によってライン カード上のアクティブ インターフェイスがすべて管理上のシャット ダウン状態になります。
ラインカードの取り付けまたは取り外しを行うときは、次の警告および注意事項に従ってください。
ヒント ラインカード レバーなどの固定機構をロックの位置まで動かせない場合、ラインカードはバックプレーンに完全に装着されていません。ラインカードをスロットから半分ほど慎重に引き出し、再度カードを差し込んだあと、レバーをロックの位置まで動かしてください。
警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がミッドプレーンに直接触れないようにしてください。
(注) インストレーションを開始する前に、第2章「インストレーションの準備」を参照し、インストレーションに必要な部品および工具が揃っていることを確認してください。
ここでは、OC12 ATM ラインカードを Cisco 7304 ルータから取り外しおよび取り付け手順を 1 つずつ説明します。
OC3 ATM Line Card のインストレーションでは、SFP モジュールにインターフェイス ケーブルを接続する必要があります。
(注) 光ファイバ ケーブルは、別途必要です(このラインカードで使用するケーブルについては、 光ファイバ伝送仕様および ケーブルおよびコネクタを参照してください)。
OC3 ATM Line Card にケーブルを取り付けるには、OC12 インターフェイス SFP モジュールとネットワークをデュプレックス光ファイバ ケーブルで接続します。
警告 光ファイバケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。