行動のために作られたボタン。

Desk Phone 9800シリーズの電話機のアクションボタンは高度なカスタマイズが可能で、次のように設定できます。

• 緊急サービス：ロケーションデータを含む911/緊急サービスへの直接接続
• ITサポート：ワンタッチでヘルプデスクにアクセスしてチケットを自動作成
• セキュリティアラート：セキュリティチームへの即時通知
• 施設サービス：メンテナンス要求、会議室の予約、施設のサポート
• ブロードキャスト：組織全体のアナウンスまたはアラート
• カスタムワークフロー：組織の特定のシステムとの統合

管理者は、組織のニーズに基づいてボタンを押したときの動作を設定します。

すべてのDesk Phone 9800シリーズモデルには、カスタマイズ可能なアクションボタンがあります。

• デスクフォン9851:専用アクションボタン付き3.7インチカラーディスプレイ
• デスクフォン9861:専用アクションボタン付き5インチカラーディスプレイ
• Desk Phone 9871:専用アクションボタン付き5インチカラータッチスクリーン

ボタンの位置は常に同じで、すべてのモデルで同じ機能を提供します。9871のタッチスクリーンでは、確認オプションが追加されています。

各シリーズは、ビジネスニーズに合わせて異なる画面サイズとタッチ機能を提供します。

電話機のディスプレイは、次の方法でカスタマイズできます。

1. 電話機のアプリケーションボタンを押します
2. Settings → User Preferencesの順に移動します。
3. 使用可能な壁紙から選択する背景画像を選択します
4. ディスプレイ設定で明るさとコントラストを調整する
5. スクリーンセーバーのタイムアウトとイメージオプションを構成する

管理者は、カスタム背景をプロビジョニングしたり、ユーザのカスタマイズオプションを制限することもできます。

カスタムXMLアプリケーションを構成できます。詳細はこちら。

Cisco IP Phoneは、さまざまな組み込み生産性アプリケーションもサポートしています。

• Webex Teams:メッセージングとコラボレーションを電話で直接実行
• カレンダー：予定と会議スケジュールの表示
• 天気：現地の気象情報と予報
• 株価：リアルタイムの株式市場の更新
• ニュースフィード：RSSニュースフィードと会社の発表
• ディレクトリ：拡張された社内ディレクトリ検索

使用できるアプリケーションは、電話機のモデルと管理者の設定によって異なります。

タッチスクリーン型の電話機には、直感的なナビゲーションオプションがあります。

1. タップ：メニュー項目の選択、番号のダイヤル、または機能のアクティブ化
2. スワイプ：画面間を移動したり、リストをスクロールしたりします
3. ピンチ/ズーム：サポートされているアプリケーションでテキストサイズを調整します。
4. 長押し：右クリックメニューとショートカットにアクセスする
5. ドラッグ：項目の並べ替えまたは設定スライダの調整

タッチスクリーンは応答性に優れ、互換性のあるモデルでマルチタッチジェスチャをサポートします。

電話機のディスプレイを最適化して、快適さとエネルギー効率を向上させます。

• 明るさ：設定→ユーザ設定→明るさ
• 自動調整：周囲光に基づいて自動明るさを有効にします。
• 省電力：画面タイムアウトとスリープモードの設定を構成します
• 夜間モード：暗い環境での明るさの低下
• モーション検出：近づくと自動的に画面がスリープ解除される

適切な明るさの設定により、目の疲れが軽減され、ディスプレイの寿命が延びます。

多くのCisco IP Phoneはビデオ通話機能をサポートしています。

1. カメラ付き電話機(8845、8865、8875)はフルビデオ通話をサポート
2. 画面のみの電話機で着信ビデオを受信および表示できる
3. Webexとの統合によるビデオ機能の強化
4. 通話中のマルチタスクのためのピクチャインピクチャモード
5. コラボレーションのための画面共有機能

ビデオ品質は、ネットワーク帯域幅と電話機モデルの機能によって異なります。

画面に関する一般的な問題と解決策：

• 何も表示されない画面：電源接続とPoE供給を確認します。
• 暗い表示：明るさの設定を調整するか、周囲光センサーを確認します。
• タッチが反応しない：画面をクリーンし、電話を再起動します。
• ちらつき：ファームウェアのアップデートまたはネットワーク接続の確認
• 色の問題：表示設定を工場出荷時の既定値にリセットする

ほとんどのディスプレイの問題は、設定の調整または電話機の再起動によって解決できます。

アクションボタンの設定を特定するには、いくつかの方法があります。

1. ビジュアルラベル：多くの設定に画面上のラベルまたはアイコンが含まれています
2. 管理者への連絡：ITチームはボタンの目的をユーザに通知する必要があります
3. 電話機の設定：設定→ステータス→アクションボタンの設定の確認
4. テストモード：一部の設定では、アクションを表示するテストプレスを実行せずに実行できます

不明な場合は、ボタンを使用する前にIT管理者に問い合わせてください。

アクションボタンには、偶発的なアクティベーションを防ぐための次のような安全機能があります。

• 確認画面：ほとんどの設定では、アクションを確認する必要があります
• 意図的な押し込み：ボタンを作動させるには意図的な力が必要です
• キャンセルオプション：通常、数秒以内にキャンセルできます
• 視覚的なフィードバック：画面上のインジケータをクリアすることで、何が起こるかを確認できます。

誤って押した場合は、確認画面のキャンセルオプションを探してください。