ASR 5000 シリーズ GTPC と GTPU、および関連するパスの障害のトラブルシューティング

ダウンロード オプション

  • PDF     (349.1 KB)
    Adobe Reader を使ってさまざまなデバイスで表示
  • ePub     (107.0 KB)
    iPhone、iPad、Android、ソニーの Reader、または Windows Phone 上で、さまざまなアプリを使って表示
  • Mobi (Kindle)     (281.0 KB)
    Kindle デバイスで、または Kindle アプリを使って複数のデバイスで表示
Updated: 2015 年 7 月 23 日
Document ID:200026

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

概要

この記事では、Evolved General Packet Radio Service Tunneling Protocol for Control Plane(EGTPC)/GTPC(Rd Generation Partnership Project Technical Specification 29.274)、GPRS Tunneling Protocol User Plane(GTPv1-U)(3GPP TS)))の 29.281)、およびこの記事に最も関連する復旧手順 (3GPP TS 23.007)の問題は、再起動カウンタ、パス障害検出、エコー要求/応答などの概念を中心に展開されています。関連するコマンドのリストと、出力内で何を探すべきかを示し、関連する設定の説明も含まれています。これは確かに、多くの質問が出される分野です。特定のコール制御の問題のトラブルシューティングは、それ自体に非常に関心のある領域ですが、この記事では、コール制御の統計情報をキャプチャする方法についてのみ説明しています（コール設定の問題など）。この記事では、主にコール制御のないピア接続のトラブルシューティングと検証に焦点を当てています。  オペレータ向けに作成された設計者や実装者も、このコンテンツからメリットを得ることができます。
例はすべて、実際のオペレータのネットワークから偽の（変更された）IPアドレスを使用します。

背景

GTP接続の各側(S5(Serving Gateway(SGW) – パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW))、S11( Multimedia Management Entity(MME) - SGW)、S4( Serving GPRS Service Node) (SGSN): Gateway GPRS Service Node(GGSN)(Gateway GPRS Service Node)は、発信側ノードが再起動した場合にピアに警告する再起動カウンタを保持し、ピアが適切なアクションを実行できるようにします。ノードは各ピアに対して一意のカウンタを使用できますが、設計は全ピアに対して同じカウンタを使用する傾向があります。ノードが再起動すると、カウンタはすべてのピアに対して増分される必要があるため、個別の値を追跡する必要があります。実際、すべてのピアに対して同じ再起動カウンタを使用すると、受信した再起動カウンタが同じ（単一の）ノードに対して確実に同じ値であることを確認できる大規模なネットワークのトラブルシューティングに役立ちます。
restartカウンタはすべてのタイプの制御メッセージに含めることができますが、restartカウンタはすべてのエコー要求と応答に含まれている必要があります。ノード上で再起動カウンタの変更が発生するとすぐに、各ピアに送信される次の制御メッセージを介して各種ピアに通知する。再起動が発生すると、仕様に従って、受信側は一時的に保持するコールを短時間または廃棄するオプションを持ちます。これは通常、設定された動作です。
エコー要求を使用する場合は、設定された間隔でメッセージを送信し、設定された回数（設定されたタイムアウトの後に毎回）の再試行の後に応答がない場合、パスはダウンしていると見なされ、適切なアクションが実行されます。  設定により、エコーをオプションで送信できます。これはピアにも適用されます。ピアのアプローチは必ずしも同じでなくてもかまいません。特に、ピアが異なるベンダーやキャリアの場合は同じです。実際、エコー応答に関しては、ノードはエコー要求に応答する義務のみを負います。エコー要求を受信するか否か、どの周波数が重要でないかを問わず、要求ごとにエコー応答を送信し、再起動カウンタが変更された場合はアクションを実行します。当然のことながら、すでに述べたように、エコー要求も送信しており、タイムリーな応答を受信しない場合は、そのシナリオに対してもアクションを実行する必要があります。
パス障害検出は、エコーを介したGTP-U（ユーザプレーン）接続を介して行うこともできま す。ただし、タイムアウトを介して行う場合のみです。これは、前述のようにGTP-Cに関する再起動カウンタがないためです。GTP-Uが制御メッセージと同じパスを使用している場合と使用していない場合があります。同じパスである場合、GTP-Cの検出では十分であるため、GTP-Uの検出は価値がない可能性があります。
まとめると、パス障害検出を実行する方法は次のとおりです。
  • カウンタの変更の再起動（制御メッセージの要求/rspまたはエコー経由）
  • GTPCエコー要求タイムアウト
  • GTPUエコー要求タイムアウト
  • Control Reqメッセージのタイムアウト（通常は設定されていません）

関連するコマンド

パスの問題をトラブルシューティングするには、次のコマンドに習熟してください。次に、それぞれの詳細を説明します。
  • show [egtpc-service | gtpu-service] all
  • show egtpc peers [egtp-service <service>]
  • egtpc test echo gtp-version {1 | 2} src-address <service address> peer-address <peer address>
  • show egtpc statistics [[[ (sgw-address) | pgw-address | mme-address) <address>] [demux-only] [debug-only] [verbose] | path-failure-reason]
  • show gtpu statistics [peer-address <peer>]
  • show gtpc statistics [ggsn-service <service>] [smgr-instance <instance>]
  • show demux-mgr statistics <egtpinmgr> | egtpegmgr | gtpumgr> all (SGW-egress | GGSN/PGW/SGW入力 | GTPU)
  • EGTPCPathFail[Clear], EGTPUPathFail[Clear] SNMPトラップ
  • show session disconnect-reason: gtpc-path-failure、gtpu-path-failure、path-failure
GTPに関連するサブスクライバをカウントするための他のコマンド：
show sub [summary] ggsn-service <service>
show sub [summary] gtpu-service <service>
show egtpc sessions [egtp-service <service>]
すべてのEGTPサービスのステータスと設定を確認する基本的なコマンドは 「show egtpc-service」です。 出力の大部分は、設定ですでに認識されていたものであり、ステータスはSTARTEDである必要があります。収集されたユニークな情報は、「再起動カウンタ」であり、他のどこにも見つかりません。関連コマ ンド「show gtpu-service all」は、EGTPCサービスに関連するGTPUサービスの構成内容を返します。
「show egtpc peers」は、ステータス、再起動カウンタ、現在/最大数のサブスクライバ数を含むすべてのピアを識別するのに非常に便利です。
  • このコマンドはSGWとSGSNの両方のピアを対象としていますが、以前はSGSN/GGSNに対して別のコマンドが存在していました。
  • このコマンドにはすべてのピアタイプが含まれているため、ピアタイプはサービス名を使用してフィルタリングできます（キーワードegtpc-serviceがGGSNサービス名を使用しても構いません）。
  • ピアにサブスクライバが存在しない場合、ステータスは[Inactive]で、GTPC Echo disabledになります。この状態では、EGTPCに対してRestartカウンタが報告されるピアが存在する場合がありますが、ほとんどの場合は0です。  これは、ピアがASR5Kが応答すべきエコー要求をアクティブに送信している状況で発生します。再起動カウンタは、EGTPC testコマンド（次に説明）を実行して判別できますが、非アクティブ状態では、受信されてもカウンタは「show egtpc peers」で更新されません。   一方、GGSNでは、再起動カウンタは決して忘れられません。
[local]PGW-GGSN> show egtpc peers egtp-service GGSN1
|||||  Service                       Restart--+   No. of
|||||  ID                            Counter  |  restarts 
|||||   |                                     |     |     Current   Max
vvvvv   v              Peer Address           v     v     sessions sessions
-----  --- -------------------------------- --- --- ----------- -- ---------

IDNKG   6                   203.0.113.69    165     0           0           1
IDNKG   6                   203.0.113.70     25     0           0           1
IDNKG   6                   203.0.113.71    165     0           0           1
IDNKG   6                   203.0.113.72     25     0           0           1
IDNKG   6                   203.0.113.73     53     0           0           1
IDNKG   6                   203.0.113.74     53     0           0           1

IDNKG   6                   192.0.2.9        46     0           0           2
IDNKG   6                   192.0.2.10       44     0           0           1
IDNKG   6                   192.0.2.11       47     0           0           2
IDNKG   6                   192.0.2.12       44     0           0           2
IDNKG   6                   192.0.2.13       54     0           0           1
IDNKG   6                   192.0.2.14       47     0           0           1

IDNKG   6                   209.165.200.225  35     1           0           3
IDNKG   6                   209.165.200.226  35     3           0           3

IDNK   6                    198.51.100.204  156     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.205  158     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.211   54     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.212   54     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.213   56     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.214   56     0           0           1
IDNK   6                    198.51.100.215   54     0           0           1
 他のピアよりもカウントが非常に高いピアを次の2つ挙げます。これらは、MMEが最もコールを送信するPGWの同じサイトまたは姉妹サイトに物理的に配置されているSGW用です。 
[local]PGW> show egtpc peers
Monday March 30 20:10:26 UTC 2015

+----Status:                 (I) - Inactive  (A) - Active
|+---GTPC Echo:              (D) - Disabled  (E) - Enabled 
||+--Restart Counter Sent:   (S) - Sent      (N) - Not Sent
|||+-Peer Restart Counter:   (K) - Known     (U) - Unknown
||||+-Type of Node:          (S) - SGW       (P) - PGW
|||||                        (M) - MME       (G) - SGSN
|||||                        (L) - LGW       (E) - ePDG
|||||                        (C) - CGW
|||||                        (U) - Unknown 
|||||  Service                       Restart--------+  No. of 
|||||  ID                            Counter        |  restarts
|||||   |                                           |   |   Current       Max
vvvvv   v              Peer Address                 v   v   sessions    sessions
-----  --- --------------------------------------- --- --- ----------- ----------
IDNUS   5                            198.51.100.4   0   0           0           1
IDNKS   5                           198.51.100.33  75   0           0           1
IDNUS   5                           198.51.100.35   0   0           0           2
IDNUS   5                           198.51.100.65   0   0           0           1
IDNUS   5                           198.51.100.67   0   0           0           2
IDNUS   5                           198.51.100.68   0   0           0           2
IDNUS   5                           198.51.100.98   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.100   0   0           0           1
IDNUS   5                          198.51.100.129   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.130   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.161   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.194   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.196   0   0           0           1
IDNUS   5                          198.51.100.225   0   0           0           5
IDNUS   5                          198.51.100.226   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.228   0   0           0           1
IDNUS   5                            198.51.100.3   0   0           0           2
IDNUS   5                           198.51.100.36   0   0           0           1
IDNUS   5                           198.51.100.64   0   0           0           4
IDNUS   5                           198.51.100.66   0   0           0           2
IDNUS   5                          198.51.100.130   0   0           0           2
IDNKS   5                           198.51.100.24   2   0           0           2
AESKS   5                           198.51.100.56   3   0           1           5
IDNKS   5                           198.51.100.99  18   0           0           2
AESKS   5                          198.51.100.100   7   0           1           3
IDNKS   5                          198.51.100.131  46   0           0           2
IDNKS   5                          198.51.100.132  18   0           0           2
IDNKS   5                          198.51.100.163  41   0           0           3
IDNKS   5                          198.51.100.164   6   0           0           2
AESKS   5                          198.51.100.184  11   0           1           2
IDNKS   5                          198.51.100.216   7   0           0           2
AESKS   5                            203.0.113.24   5   0           3           8
IDNKS   5                            203.0.113.56   3   1           0          13
IDNKS   5                            203.0.113.88   2   0           0          18
IDNKS   5                           203.0.113.120   6   0           0           3
IDNKS   5                           203.0.113.152   3   0           0           4
AESKS   5                           203.0.113.184   2   0           1           9
IDNKS   5                           203.0.113.216   4   0           0           2
IDNKS   5                           203.0.113.248  10   0           0           1
IDNUS   5                             203.0.113.4   0   0           0           2
IDNUS   5                            203.0.113.33   0   0           0           4
IDNUS   5                            203.0.113.65   0   0           0           2
IDNKS   5                           203.0.113.121   5   0           0           3
IDNKS   5                           203.0.113.153   6   0           0           5
IDNUS   5                           203.0.113.162   0   0           0           3
IDNUS   5                            203.0.113.32   0   0           0           5
AESKS   5                            203.0.113.35   5   1           6          37
IDNUS   5                            203.0.113.64   0   0           0           1
IDNUS   5                            203.0.113.66   0   0           0           4
IDNUS   5                            203.0.113.97   0   0           0           1
AESKS   5                            203.0.113.98   4   0           1           4
IDNUS   5                           203.0.113.161   0   0           0           4
IDNUS   5                           203.0.113.193   0   0           0          10
IDNUS   5                           203.0.113.228   0   0           0          12
IDNUS   5                           203.0.113.233   0   0           0           4
AESKS   5                               192.0.2.4   9   0           3          10
AESKS   5                              192.0.2.24   6   0          10          19
AESKS   5                              192.0.2.32   8   0          83         116
AESKS   5                              192.0.2.33  55   0          14          21
AESKS   5                              192.0.2.65  18   0           1        2747
AESKS   5                              192.0.2.66   4   0           3        1639
AESKS   5                              192.0.2.97  44  39          33        1826
AESKS   5                              192.0.2.98   5   1           6        2075
IDNKS   5                             192.0.2.195   8   0           0           7
AESKS   5                               192.0.2.3  46   0        3230        5346
AESKS   5                               192.0.2.5  12   0          84         202
AESKS   5                               192.0.2.7   2   0          31         443
AESKS   5                              192.0.2.24   3   0         116         117
AESKS   5                              192.0.2.36  15   0        4194        6889
AESKS   5                              192.0.2.44   7   0         112         331
AESKS   5                              192.0.2.68  34   0        6104        9798
AESKS   5                              192.0.2.69   7   0        2259        5027
AESKS   5                              192.0.2.88  17   0        3899        8880
AESKS   5                             192.0.2.164  16   0      833131     1298070
AESKS   5                             192.0.2.184   3   0     1437053     2153317
AESKS   5                             192.0.2.193  21   0       11364       26577
AESKS   5                             192.0.2.195   5   0          50         162
AESKS   5                             192.0.2.226  21   0        1950        3931
AESKS   5                             192.0.2.227   6   0        4348        9332
Inter-Chassis Service Redundancy(ICSR)スタンバイノードでこのコマンドを実行すると、アクティブなピアに対してのみ有効です。この場合、次のペアのように番号を閉じる必要があります。
PGW> show egtpc peers ... 20:51:52(ACTIVE) PGW-ICSR> show egtpc peers ... 20:51:51 (STANDBY)
ピア RC セッション数 最大Sess ピア RC セッション数 最大Sess
AESKS 192.0.2.5 0 31 443 ADSKS 192.0.2.5 0 31 443
AESKS 192.0.2.24 3 117 123 ADNKS 192.0.2.24 3 117 123
AESKS 192.0.2.36 15 4223 6889 ADSKS 192.0.2.36 15 4223 6889
AESKS 192.0.2.44 7 119 331 ADSKS 192.0.2.44 7 119 331
AESKS 192.0.2.68 34 6174 9798 ADSKS 192.0.2.68 34 6171 9797
AESKS 192.0.2.69 7 2311 5027 ADSKS 192.0.2.69 7 2311 5027
AESKS 192.0.2.88 17 3914 8880 ADSKS 192.0.2.88 17 3913 8874
AESKS 192.0.2.164 16 833705 1298070 ADSKS 192.0.2.164 16 832037 1294412
AESKS 192.0.2.184 3 1438418 2153317 ADSKS 192.0.2.184 3 1435461 2147280
AESKS 192.0.2.193 21 11447 26577 ADSKS 192.0.2.193 21 11443 26568
AESKS 192.0.2.195 5 48 162 ADSKS 192.0.2.195 5 48 162
AESKS 192.0.2.226 21 1962 3931 ADSKS 192.0.2.226 21 1962 3931
AESKS 192.0.2.227 6 4465 9332 ADSKS 192.0.2.227 6 4466 9332
「egtpc test echo」は、特定のピアが到達可能かどうか確認するために使用され、サービスが定義されているコンテキストで実行する必要があります。
  • GGSN-SGSN接続にはgtp-version 1を使用します
  • pingコマンドの使用は有効なテストではありませんが、成功すれば、ある程度の到達可能性があることが分かります。 
  • ピア再起動カウンタ（リカバリ）が表示されます。
  • このコマンドを実行すると、「show egtpc statistics」のTx echo request / Rx Echo response countersが増加します
  • ピアの再起動カウンタは、Recoveryキーワード（次の例では11）の後に報告されます
  • 警告：通常の状況では発生しませんが、テストエコーがピアで実行され、何らかの理由でタイムアウトした場合（すべてが動作している場合はタイムアウトする必要はありません）、すべてのコールがドロップされます（テストを実行する時点まで正常に動作していたとしても）。
[Ingress]PGW> egtpc test echo gtp-version 2 src-address  209.165.201.1 peer-address 198.51.100.35 
Monday November 03 15:08:12 UTC 2014
EGTPC test echo
---------------
Peer: 198.51.100.35   Tx/Rx:  1/1  RTT(ms): 1    (COMPLETE) Recovery: 11 (0x0B)
「 show egtpc statistics」は、EGTPC(v2)用で、Create Session、Modify Bearer、Delete Session、Downlink Data Notify、Release Access Bearer、Create Bearer、Update Bearer、Modify Bearer、Suspendなどの多数のEGTPC制御メッセージの成功/失敗のににレポートをします..これには、エコー要求/応答Tx/Rxのすべてのパス管理カウンタが含まれます。タイマーに基づいて、これらのタイマーの増加を予測し、期待どおりに増加しない場合のトラブルシューティングに使用できます。
次の例は、エコーと応答が開始され、両側から応答されていることを示しています。SGWは1分に1回送信するように設定されていますが、PGWは3分に1回設定されています（両側で同じ設定は必要ありません）。したがって、3分ごとに2回のパケット数(6:16:33、6:19:33)になります。 この例では両側が同じ「サイクル」にありますが、両側は必ずしも存在する必要はなく、相互に独立して実行できます。  再起動カウンタも列でキャプチャされています。SGWのエコー応答からの11のRestartカウンタが、上記のPGWのテストエコーに対する応答からの値と一致することに注意してください（テストはパケットキャプチャとは異なる時間に行われましたが、同じピアペアに対して行われました）。
demux-onlyオプションは、すべてのパス管理カウンタ（エコー要求/応答）と、通常はセッション要求/応答の作成であるsessmgrに到達しない制御メッセージをキャプチャします。Demuxカード上に存在するDemuxプロセスetpinmgrは、すべてのエコー要求/応答と、すべてのコール制御メッセージの初期処理を、適切なsessgrs（新規コールに対してランダム、特に特定のsessmgrにアンカーされた既存のコールに対適用）に行う前前に処理します。 逆に sessmgr-onlyオプションは、パス管理カウンタを含まないsessgrsによって処理されたメッセージのみをカウントします。いずれの修飾子も指定しない場合、すべての値をカウントするデフォルトです。
「show gtpc statistics」は、SGSN/GGSNサービス(GTPC v1)（CPC、PDPコンテキストの更新など）の類似コマンドです
「show gtpu statistics」は、EGTPCサービスに関連するGTP-Uサービスによって処理されたユーザプレーンのトラフィックの統計情報をレポートします。 1つの対象カウンタは、Error Indication Tx/Rxです。これは、受信ノードが、問題のパケットのTerminal Endpoint Identifier(TEID)に関連付けられるサブスクライバのレコードを持たない場合に送信されます（bulkstats schema/variableはGTPU1/ err-ind-txです）。 MME/SGWがPGWにサブスクライバへのバインドがないことが通知されていない場合、孤立コールの問題を完全に解決するために、MME/SGWでコールを手動でクリア（またはタイムアウトするまで待機）する必要があります。
上記のstatコマンドのピア固有のバージョンは、特定のピアをトラブルシューティングする際に必要になります。この場合もよくあります。

パス障害検出

EGTPCPathFailトラップは、パス障害が発生したタイミングを知るためのキーです。すでに想定している基本的な値の中で、ドロップされたコールの数、古い再起動カウンタと新しい再起動カウンタ、および失敗の理由が報告されます。また、セッション切断理由gtpc-path-failure も増加します。 
EGTPCPathFailClearトラッ プは、パスクリアーの理由とともに再起動カウンタを示します。最新のStarOS v17では、混乱を避けるために、「障害の理由」ではなく「明確な理由」と言った方が良い言葉です（障害の原因はクリアされ、障害はありません！）。
「 show egtpc stat path-failure-reason」から報告されるパス障害の数を次に示します。 
[local]PGW> show egtpc statistics path-failure-reasons
Reasons for path failure at EGTPC:
 Echo Request  restart counter change:                3  
 Echo Response restart counter change:                0   echo-rsp-restart-counter-change
 No Echo Response received:                           0   no-response-from-peer
 Control message restart counter change at   demux:  23   Create Session Req Restart Counter changed or create-sess-restart-counter-change
 Control message restart counter change at sessmgr:   0   cpc-restart-counter-change or upc-restart-counter-change
 Total path failures detected:                       26
注：
  • sessmgrの制御メッセージ再起動カウンタは、任意の種類の制御メッセージである可能性があります（一部のメッセージは表示されません）
  • 変更後の次のCreate PDP Context Request(cpc-restart-counter-change)により、SGSNからの再起動カウンタが変更されました。
  • 変更後の次のUpdate PDP Context Request（つまり、別のSGSNからのハンドオフ）を介してSGSNから変更された再起動カウンタ(upc-restart-counter-change)
  • Path clear failure reason sessions-addは欺く用語です。これは失敗ではなく成功であり、新しいセッションが接続を確立するために参加したことを示します
  • PathFailトラップとPathClearトラップの再起動カウンタとセッションカウントに関して報告された値が揃っていない場合は、シスコとのチケットを開いて詳細な説明を参照してください。
GGSNまたはPGWとさまざまなピアSGSNおよびSGW間の接続を監視するために、EGTPC/GTPCおよびより低いレベルのEGTPU/GTPU（ユーザプレーン障害検出は常に設定されているとは限りません）パス障害検出ををる。通常、サービスプロバイダーのネットワーク内の接続はかなり安定しており、パス障害が発生する頻度は低くなります。一方、GGSNに接続するローミングSGSN間のGTPCパスが安定していない可能性があることを経験から示しています。そのため、接続が不十分な場合、パス障害が頻繁に発生します。
次の設定では、パス障害の検出に使用できる制御メッセージとエコーメッセージのタイマーと送信周波数について説明します。GGSN、SGW、MME、およびEGTPサービスにも同じ概念が適用されます。
    ggsn-service GGSN1
retransmission-timeout 20
GTP制御メッセージ（エコーメッセージと比較）
max-retransmissions 5
GTP制御メッセージとエコーメッセージの両方：パス障害検出トリガーの前に再送信する回数
echo-interval 120
エコーは2分（120秒）ごとに送信されます。
echo-retransmission-timeout 5
エコーの場合、応答がない場合は5秒ごとに再送信します
path-failure detection-policy gtp echo
パス障害検出は、gtp echoを介して可能です(これに対して、パス障害を検出する方法として使用せず（ただし、エコーを送信する）)。
gtpu-service GGSN1_gtpuの関連付け
名前付きGTPUサービスGGSN1_gtpuをこのGGSNサービスに関連付けます
bind ipv4-address 209.165.201.2
次の設定例では、ユーザーとコントロールプレーンのバインドIPアドレスは同じですがが、他のサービスプロバイダーの実装で必ずしも設定されているとは限りません。 
  [local]GGSN> show ggsn-service name GGSN1

  Service name:           GGSN1
  Context:                XGWin
  Bind:                   Done
  Local IPv4 Address:     209.165.201.2     Local IP Port: 2123
  Retransmission Timeout: 20 (secs)
  Max Retransmissions:    5                
  Restart Counter:        41      
  Echo Interval:          120 (secs)
  GTPC Echo Mode                        : Default
  GTPC Echo Retransmission Timeout      : 5
  Guard Interval:         100 (secs)
  Path Failure Detection on gtp msgs: Echo

 注：
  • 時間0は、エコー要求サイクルが開始した時点（2分ごと）で、合計30秒（6回）後に応答がない場合、パスは失敗します(0 + 5秒+（5 * 5秒）)
  • demuxカード上で実行されているプロセスegtpinmgr （gtpcmgrは非推奨）がエコーパケットの処理を行います
  • 「show gtp statistics」セクション「Path Management Messages」には、制御パスに対するエコー要求/応答の統計情報が両方向に表示されます。
[Ingress]GGSN> show gtpc statistics
Monday October 27 23:02:07 UTC 2014
 
Path Management Messages:
  Echo Request RX:        169951248   Echo Response TX:        169951248
  Echo Request TX:         40838432   Echo Response RX:         40784820

パス検出のもう1つの方法は、コントロールプレーンではなくユーザプレーンにあり、これは次の設定によって制御されます。 
    gtpu-service GGSN1_gtpu
      no echo-interval
      max-retransmissions 4
      echo-retransmission-timeout 5
      path-failure detection-policy gtp echo
      no path-failure clear-trap gtp echo
      bind ipv4-address 209.165.201.2
    exit

注：
  • 「no echo-interval」はユーザプレーンに対するエコー要求の送信を無効にします。したがって、CLIの「path-failure detection-policy gtp echo」は関係ありません。GTPUではNO Path failure detectionが行われます
  • GGSNはSGSNからのエコー要求に応答しますが、 
  • 「show gtpu stat」および「show demux-mgr stat gtpumgr」キャプチャecho stats
[local]PGW-GGSN> show gtpu statistics
Wednesday October 29 23:43:22 UTC 2014
  Path Management Messages:
    Echo Request Rx:           84690303  Echo Response Rx:            0
    Echo Request Tx:                  0  Echo Response Tx:     84690043
 
[local]PGW-GGSN> show demux-mgr statistics gtpumgr
Wednesday October 29 23:42:04 UTC 2014
Echo stats:
   Echo Req Rcvd:               84690303
   Echo Rsp Sent:               84690043

さまざまなパス障害トラップの例と説明

通常、再起動が発生すると、ピアの再起動カウンタが1つ増加します。この場合、PGWのバグにより、restartカウンタが別のピアのRCの値（最初のトラップ）にオーバーライドされ、次のパケットが接続を介して到着すると、RCが変更されたと考えてrestart（2番目のトラップ）として扱われました。その後、パスは連続するパケット（3番目のトラップ）でクリアされます。 ここで重要なのは、特定のバグを知らず、説明できないカウンタの変更に注意することです。 
Wed Jan 14 05:22:07 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 198.51.100.1, peer old restart counter 54,  peer new restart counter 12,  peer session count  1107240, failure reason restart-counter-change

Wed Jan 14 05:22:07 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 198.51.100.1, peer old restart counter 12,  peer new restart counter 54,  peer session count  1107207, failure reason create-sess-restart-counter-change

Wed Jan 14 05:22:07 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 198.51.100.1, peer restart counter 54,   peer session count  1107199, failure reason sessions-add
この例は、ピアSGSNがCreate PDP Context Requestを介してRCを66から67に変更したGGSNからのものです。 
Mon Oct 27 11:48:54 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.201.2,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 66,  peer new restart counter 67,  peer session count  0, failure reason cpc-restart-counter-change
 
Mon Oct 27 11:48:54 2014 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.201.2,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 67,   peer session count  1, failure reason sessions-add
 
次の例は、ピアePDGがCreate Session Request(SCRQ)を介してRCを69から70に変更したPGWのものです。 
Fri Jun 12 05:21:54 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 2001:5555:8000:fff0:132:200::,  peer address 2001:5555:8000:ffe0:123:20f::, peer old restart counter 69,  peer new restart counter 70,  peer session count  0, failure reason create-sess-restart-counter-change

Fri Jun 12 05:21:55 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 2001:5555:8000:fff0:132:200::,  peer address 2001:5555:8000:ffe0:123:20f::, peer restart counter 70,   peer session count  1, clear reason sessions-add
 
この例では、同じSGWに接続されているさまざまなPGWノードからの出力 は、SGWがEGTPCPathFailトラップに従ってPGWから相互の短いタイムフレーム内で到達不能になったことを示します。ノードは通常、すべてのピアに同じカウンタを使用するという、前述の古い再起動カウンタがすべて表示されることに注意してください。応答がない場合、新しい再起動カウンタは9ですが、トラップがトリガーされた時点で接続がダウンし、再起動カウンタが実際には意味を成さないため、新しいカウンタはundefinedとして表示することをお勧めします。 
Mon Dec 22 09:07:29 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.4,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  151, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:08:54 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.5,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  634, failure reason no-response-from-peer

Mon Dec 22 09:09:00 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.6,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  22, failure reason no-response-from-peer

Mon Dec 22 09:07:42 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.7,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  33, failure reason no-response-from-peer

Mon Dec 22 09:08:06 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.8,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  1, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:07:34 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.9,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  725, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:08:20 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.10,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  279978, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:06:37 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.11,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  23, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:07:29 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.12,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  6, failure reason no-response-from-peer
 
Mon Dec 22 09:07:01 2014 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.13,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 9,  peer new restart counter 9,  peer session count  5, failure reason no-response-from-peer
次の例は、パス障害と前の例と同じ新しい再起動カウンタを示していますが、その後30分後に、ピアが再びアップし、カウンタが15から16に1増加したことを示しています。そのピアのカウントは徐々増加します。 
Wed Jul 22 05:07:08 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.13,  peer address 198.51.100.162, peer old restart counter 15,  peer new restart counter 15,  peer session count  34, failure reason no-response-from-peer

Wed Jul 22 05:38:00 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.13,  peer address 198.51.100.162, peer restart counter 16,   peer session count  1, clear reason sessions-update

[local]PGW> show egtpc peers
Wednesday July 22 10:04:30 UTC 2015

|||||  Service           Restart--------+   No. of
|||||  ID                Counter        |   restarts
|||||   |                               |    |   Current       Max
vvvvv   v              Peer Address     v    v   sessions    sessions
-----  --- --------------------------------------- --- --- -----------
AESKS   5               198.51.100.162  16   1        1157        2186

[XGWin]PGW> egtpc test echo gtp-version 2 src-address 209.165.201.13 peer-address 198.51.100.162  
Wednesday July 22 10:52:41 UTC 2015
EGTPC test echo
---------------
Peer: 198.51.100.162                          Tx/Rx:  1/1  RTT(ms): 51   (COMPLETE) Recovery: 16 (0x10)
この例は、GGSNに対する3つの特定のSGSNピアに対する CPCの再起動に起因する繰り返しパス障害を示しています。次の出力は、ピア209.165.200.225の1つだけを示していますが、すべて同じ問題を抱えています。「show egtpc peers」と「show gtpc stat sgsn-address」を繰り返し実行すると、値が交互に表示されます。「show gtpc stat」は、エコー要求と応答に関する接続に関する問題がないことを確認します。この場合は、GGSNによってのみ開始されます（前述のとおり許容されます）。 ここに示す補足のポイントは、すべてのデータが同じ結論に従って収集できる複数のデータが存在する点です。最も結論の高いデータを、最小限の労力で収集することが可能です。 
show snmp trap history verbose | grep -E "209.165.201.31|209.165.200.225|209.165.200.246"

Mon Jun 22 22:20:51 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 129,  peer new restart counter 132,  peer session count  3, failure reason cpc-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:20:51 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 132,   peer session count  4, clear reason sessions-add
Mon Jun 22 22:20:55 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 132,  peer new restart counter 129,  peer session count  3, failure reason cpc-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:20:55 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 129,   peer session count  4, clear reason sessions-add
Mon Jun 22 22:20:58 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 129,  peer new restart counter 132,  peer session count  3, failure reason cpc-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:20:58 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 132,   peer session count  4, clear reason sessions-add
Mon Jun 22 22:21:02 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 132,  peer new restart counter 129,  peer session count  2, failure reason cpc-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:21:02 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 129,   peer session count  3, clear reason sessions-add
Mon Jun 22 22:21:03 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 129,  peer new restart counter 132,  peer session count  4, failure reason echo-rsp-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:21:03 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 132,   peer session count  5, clear reason sessions-add
Mon Jun 22 22:21:06 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer old restart counter 132,  peer new restart counter 129,  peer session count  2, failure reason cpc-restart-counter-change
Mon Jun 22 22:21:06 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service GGSN1, interface type ggsn, self address 209.165.202.129,  peer address 209.165.200.225, peer restart counter 129,   peer session count  3, clear reason sessions-add

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
|||||  Service                      Restart No. of
|||||  ID                           Counter restarts
|||||   |                              |     |        Current      Max 
vvvvv   v              Peer Address    |     |       sessions    sessions
                                       |     |            |
                                       v     v            v
Monday June 22 23:09:26 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 129 86339           2          57

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
Monday June 22 23:09:28 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 129 86341           3          57

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
Monday June 22 23:09:29 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 132 86342           7          57 

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
Monday June 22 23:09:30 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 132 86344           9          57 

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
Monday June 22 23:09:31 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 129 86345          11          57   

[XGWin]GGSN> show egtpc peers | grep 209.165.200.225
Monday June 22 23:09:32 UTC 2015
AESKG   6             209.165.200.225 129 86345           7          57 

[XGWin]GGSN> show gtpc statistics sgsn-address 209.165.200.225
Monday June 22 23:07:36 UTC 2015
SGSN Address:    209.165.200.225    Status:          Active
Total Restarts:  86287             Restart Counter: 129

Session Stats:
  Total Current:                  2   S6b Assume Positive:             0
 ...

Path Management Messages:
  Echo Request RX:                0   Echo Response TX:                0
  Echo Request TX:            22919   Echo Response RX:            22917
サブネット内の他のピアを見ると、常にRC = 132が表示され、次に示すように、破損したピアは129と132の間を交互に切り替えます。これは、破損したシナリオで誤ったRCSGSNを渡ポイントします。 
                               Restart
                               Counter
AESKG   6        209.165.200.225 129 85115  8          57  <==
IDNKG   6        209.165.200.226 132  21           0           3
AESKG   6        209.165.200.227 132  60          47          92
AESKG   6        209.165.200.228 132  53          24          59
AESKG   6        209.165.200.229 132  69          92         126
AESKG   6        209.165.200.232 132  66          21          30
AESKG   6        209.165.200.236 132  43           8          21
AESKG   6        209.165.200.238 132  49          18          32
AESKG   6        209.165.200.239 132  39           1           6
AENKG   6        209.165.200.240 132  17           1           5
AESKG   6        209.165.200.241 132  67           6          43
AESKG   6        209.165.200.242 132  56          22          29
AENKG   6        209.165.200.243 132  40           2           9
AENKG   6        209.165.200.246 129 17713  3          24  <==
AESKG   6        209.165.200.247 132  64          29          45
AESKG   6        209.165.200.250 132  62          42          56
以前に述べたように、このような問題に対するもう1つのアプローチは、他のGGSN（またはLTE用のPGW）をチェックして、問題が疑われるようなSGSNピアと同じ問題があるかどうかを確認することです。この場合も同様です。GGSN3では、コマンドの最初の実行で両方のピアの値が132と表示されましたが、もう1つの実行では129がピアの1つでした。複数の実行（簡略化のため表示されません）では、これらのピアの2つのRC間で時間の経過とともにバウンスするすべてのGGSNが表示されます。 
[local]GGSN1> show egtpc peers | grep -E "209.165.200.246|209.165.200.225"
Tuesday June 23 11:37:23 UTC 2015
AENKG   7               209.165.200.246 129 20147           1          29
AESKG   7               209.165.200.225 129 92853           2          51

[local]GGSN2> show egtpc peers | grep -E "209.165.200.246|209.165.200.225"
Tuesday June 23 11:37:23 UTC 2015
AENKG   6               209.165.200.246 129 20450           4          17
AESKG   6               209.165.200.225 129 94021           3          54

[local]GGSN3> show egtpc peers | grep -E "209.165.200.246|209.165.200.225"
Tuesday June 23 11:37:26 UTC 2015
AENKG   6               209.165.200.246 132 20211           1          39
AESKG   6               209.165.200.225 132 91996           3          59

[local]GGSN4> show egtpc peers | grep -E "209.165.200.246|209.165.200.225"
Tuesday June 23 11:37:25 UTC 2015
AENKG   6               209.165.200.246 129 20309           1          24 
AESKG   6               209.165.200.225 132 92694           9          57 


[local]GGSN3> show egtpc peers | grep -E "209.165.200.246|209.165.200.225"
Tuesday June 23 11:44:35 UTC 2015
AENKG   6                209.165.200.246 129 20242           3          39
AESKG   6                209.165.200.225 132 92224           1          59
最後に、SGSNがRCを変更したことを確認するため、SGSNピアによるモニタサブスクライバメニュー オプションはRCの変更を示します。変更された場合、切断理由として path-failureですべての コールが切断されます。パケットキャプチャのスクリーンショットにも次の情報が表示されます。 
[XGWin]GGSN> mon sub
Monday June 22 23:34:22 UTC 2015

      y) By SGSN IP Address

      IP Address: [209.165.200.225   ]


INBOUND>>>>>  23:35:32:688 Eventid:47000(3)
GTPC Rx PDU, from 209.165.200.225:2123 to 209.165.202.129:2123 (176)
TEID: 0x00000000, Message type: GTP_CREATE_PDP_CONTEXT_REQ_MSG (0x10)
Sequence Number:: 0x1DB8 (7608)
...
                       IMSI: 300420078559902
                   Recovery: 0x81 (129)
...

***CONTROL*** 23:36:00:363 Eventid:10285 
  Disconnect Reason: path-failure


INBOUND>>>>>  23:36:48:414 Eventid:47000(3)
GTPC Rx PDU, from 209.165.200.225:2123 to 209.165.202.129:2123 (176)
TEID: 0x00000000, Message type: GTP_CREATE_PDP_CONTEXT_REQ_MSG (0x10)
Sequence Number:: 0x3E2D (15917)
...
                       IMSI: 300420125984926
                   Recovery: 0x84 (132)
...

INBOUND>>>>>  23:37:28:337 Eventid:47000(3)
GTPC Rx PDU, from 209.165.200.225:2123 to 209.165.202.129:2123 (176)
TEID: 0x00000000, Message type: GTP_CREATE_PDP_CONTEXT_REQ_MSG (0x10)
Sequence Number:: 0x3517 (13591)
...
                       IMSI: 300420094205377
                   Recovery: 0x84 (132)
...

Monday June 22 2015
INBOUND>>>>>  23:37:40:559 Eventid:47000(3)
GTPC Rx PDU, from 209.165.200.225:2123 to 209.165.202.129:2123 (176)
TEID: 0x00000000, Message type: GTP_CREATE_PDP_CONTEXT_REQ_MSG (0x10)
Sequence Number:: 0x4E47 (20039)
...
                       IMSI: 300420194755472
                   Recovery: 0x81 (129)
...

***CONTROL*** 23:37:40:755 Eventid:10285 
  Disconnect Reason: path-failure
この例は、PGWやSGWではなく、実際にはパスに問題があったパス障害を示しています。その結果、パスが再確立されてもRCは変わりません。2番目のピアの例では、クリアはエコー要求の確立の結果です。 
Thu May 28 20:47:47 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 198.51.100.196, peer old restart counter 5,  peer new restart counter 5,  peer session count  549697, failure reason no-response-from-peer

Thu May 28 20:49:36 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 198.51.100.196, peer restart counter 5,   peer session count  1, clear reason sessions-add

Thu May 28 20:49:06 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 203.0.113.98, peer old restart counter 4,  peer new restart counter 4,  peer session count  3, failure reason no-response-from-peer
 
Thu May 28 20:50:49 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context PGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 203.0.113.98, peer restart counter 4,   peer session count  0, clear reason echo-req
 
この例は、古い再起動カウンタが2にリセットされた後に繰り返し発生する別の異常を示しています。パスがクリアされると、何らかの理由で0に戻ります。これはバグであることが判明しました。ここでも、何かが奇妙に見える場合は、レポートされます。 
Fri Mar 27 03:13:36 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer old restart counter 0,  peer new restart counter 2,  peer session count  1, failure reason create-sess-restart-counter-change

Fri Mar 27 03:13:37 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer restart counter 0,   peer session count  1, failure reason sessions-add

Sat Mar 28 02:20:45 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer old restart counter 0,  peer new restart counter 2,  peer session count  1, failure reason create-sess-restart-counter-change

Sat Mar 28 02:20:47 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer restart counter 0,   peer session count  1, failure reason sessions-add

Sat Mar 28 17:14:06 2015 Internal trap notification 1112 (EGTPCPathFail) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer old restart counter 0,  peer new restart counter 2,  peer session count  1, failure reason create-sess-restart-counter-change

Sat Mar 28 17:14:06 2015 Internal trap notification 1113 (EGTPCPathFailClear) context XGWin, service EGTP1, interface type pgw-ingress, self address 209.165.201.1,  peer address 192.0.2.5, peer restart counter 0,   peer session count  1, failure reason sessions-add
TAC Authored

シスコ エンジニア提供

  • Dave Damerjian
    シスコテクニカルサービス

このドキュメントは役に立ちましたか?

Feedbackフィードバック

シスコに問い合わせ

このドキュメントは次の製品に対応しています