Cisco Small Businessスイッチには、スイッチの設定と動作を決定する設定および管理ファイルがいくつか含まれています。これらのファイルは、スイッチのWebベースユーティリティのFile Operationsページで操作できます。このページでは、コンフィギュレーションファイルのバックアップ、アップグレード、またはコピーを行うことができます。ファイルは、接続されたUSBデバイス、スイッチの内部フラッシュ、またはTrivial File Transfer Protocol(TFTP;トリビアルファイル転送プロトコル)サーバやSecure Copy(SCP;セキュアコピー)サーバ間で移動できます。これらのファイルを複数の場所に保存すると、デバイスを以前の状態にロールバックする場合や、デバイスに障害が発生した場合に役立ちます。この文書では、次のいずれかの方法でシステム設定ファイルをアップデートする方法について説明します。
ステップ 1:スイッチコンソールにログインします。デフォルトのユーザー名とパスワードは、cisco/cisco です。新しいユーザー名またはパスワードを設定している場合は、代わりにそのログイン情報を入力します。
ステップ 2:コンフィギュレーションファイルを特定の宛先にバックアップするには、次のように入力します。
CBS350X#copy [src-url] [running-config | startup-config]パラメータは、次のとおりです。
ガイドライン:
TFTP :
SCP:
USBまたはフラッシュ:
ステップ3:(オプション)実行コンフィギュレーションファイルをスタートアップコンフィギュレーションファイルにコピーするには、次のように入力します。
CBS350X#copy running-config startup-configステップ 4: (任意)[ファイル [startup-config] の上書き…(Overwrite file [startup-config]…)] プロンプトが表示されたら、「はい」の場合はキーボードの [Y] 、「いいえ」の場合は [N] を押します。この例では、Y を押します。
これで、ネットワークサーバから保存されたファイルを使用して、CLIを介してスイッチのコンフィギュレーションファイルが正常に更新されました。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
08-Sep-2021
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初版 |