スイッチでのSimple Network Time Protocol(SNTP)の設定

目的

Simple Network Time Protocol(SNTP)は、ネットワークデバイスの時刻をSNTPサーバと動的に同期します。スイッチのシステム時刻は、SNTPサーバを介して設定できます。スイッチでSNTPマルチキャストまたはエニーキャストクライアントモードを有効にする必要があるスイッチは両方のモードを同時にサポートし、基準クロックに最も近いSNTPサーバから受信した最適な時間を選択します。

このドキュメントの目的は、スイッチがSNTPサーバからシステム時刻を受信する方法を有効にする方法について説明することです。

適用可能なデバイス

• Sx250シリーズ
• Sx300シリーズ
• Sx350 シリーズ
• SG350X シリーズ
• Sx500 シリーズ
• Sx550X シリーズ

[Software Version]

• 1.4.7.05 — Sx300、Sx500
• 2.2.8.04 — Sx250、Sx350、SG350X、Sx550X

Simple Network Time Protocol(SNTP)の設定

ステップ 1：スイッチのWebベースのユーティリティにログインします。

ステップ 2：Display ModeをAdvancedに変更します。

注：このオプションは、SG300シリーズおよびSG500シリーズスイッチでは使用できません。これらのモデルがある場合は、ステップ3に進んでください。

ステップ 3：Administration > Time Settings > SNTP > SNTPMulticast/Anycastの順に選択します。

ステップ 4：スイッチがシステム時刻を受信するチェックボックスをオンにします。次のオプションがあります。

• SNTP IPv4マルチキャストクライアントモード（クライアントブロードキャスト受信）：このオプションを使用すると、SNTPサーバはサブネット上の任意のSNTPサーバからシステム時間のIPv4マルチキャスト送信を受信できます。
• SNTP IPv6マルチキャストクライアントモード（クライアントブロードキャスト受信）：このモードでは、SNTPサーバがサブネット上の任意のSNTPサーバからシステム時間のIPv6マルチキャスト送信を受信できます。
• SNTP IPv4エニーキャストクライアントモード（クライアントブロードキャスト伝送）：このモードでは、スイッチがシステム時刻情報を要求するSNTP IPv4同期パケットを送信できます。パケットはサブネット上のすべてのSNTPサーバに送信されます。
• SNTP IPv6エニーキャストクライアントモード（クライアントブロードキャスト伝送）：このモードでは、スイッチが時刻情報を要求するIPv6同期パケットを送信できます。パケットはサブネット上のすべてのSNTPサーバに送信されます。

注：この例では、すべてのボックスがオンになっています。

ステップ 5：Apply をクリックして変更を保存します。

ステップ6:（オプション）Saveをクリックして、スタートアップコンフィギュレーションファイルに設定を保存します。

これで、スイッチのSNTP設定が正常に設定されました。