RV130Wルータのワイヤレス統計情報を表示する

目的

ルータのWireless Statisticsページでは、インターフェイスの状態と、インターフェイスを通過するトラフィックを表示できます。これらの統計情報は、ネットワーク管理者がルータに接続されているデバイスのトラブルシューティングに役立ちます。管理者は、これらの統計情報を使用して、割り当てる必要があるデータと電力の量を決定することもできます。

Wireless Statisticsページには、Wireless Distribution System（WDS；ワイヤレス分散システム）のステータスも表示されます。WDSは、ネットワーク内のアクセスポイント(AP)の無線相互接続を可能にするシステムです。WDSでは、複数のアクセスポイントを使用してワイヤレスネットワークを拡張できます。有線バックボーンで接続する必要はありません。 

このドキュメントの目的は、RV130Wルータのワイヤレス統計情報を表示する方法を示すことです。

適用可能なデバイス

• RV130W

[Software Version]

• 1.0.3.22

ワイヤレス統計情報の表示

ワイヤレストラフィックの表示

ステップ 1：ルータのWebベースのユーティリティにログインし、Status > Wireless Statisticsの順に選択します。 

ステップ 2：Refresh Rateドロップダウンメニューから、ルータがWireless Statisticsページを更新する間隔を選択します。次のオプションがあります。

• 「更新なし」 – ページは更新されません。
• 15秒 – 15秒ごとにページが更新されます。
• 30秒：ページは30秒ごとに更新されます。
• 60秒 – 60秒ごとにページが更新されます。

注：この例では、「No Refresh」が選択されています。

ステップ 3：統計情報と数値データを切り上げた形式で表示するには、Show Simplified Statistic Dataチェックボックスをオンにします。デフォルトの単位はバイトです。

ワイヤレス統計情報テーブルには、次の情報が表示されます。

• SSID Name:Service Set Identifier(SSID)またはワイヤレスネットワーク名。
• Packet：ネットワークで送受信されたパケットの数。
• Byte：ネットワークで送受信されたバイト数。
• Error：ネットワーク上で送受信されたエラーの量。
• Dropped：ネットワークで送受信された廃棄パケットの量。
• Multicast：ネットワークで送受信されるマルチキャストパケットの量。
• Collisions：ネットワーク上のコリジョンの量。

ステップ4:（オプション）Clear Countボタンをクリックしてすべての値をゼロにリセットします。

ステップ 5：[Save] をクリックして、設定を保存します。

これで、RV130Wルータのワイヤレス統計情報が正常に表示されました。

WDSステータスの表示

WDSステータステーブルには、次の情報が表示されます。

• Name:Wireless Distribution System(WDS)インターフェイスの名前。
• MAC：リモートWDSルータのメディアアクセスコントロール(MAC)アドレス。
• Status:WDSの接続ステータス。

注：この例では、MACアドレスは省略されています。

これで、WDSのステータスが正常に表示されました。