はじめに
このドキュメントでは、クラウド配信ファイアウォールログにポート情報が欠落している理由について説明します。
クラウド配信ファイアウォールログにポート情報が欠落しているのはなぜですか。
シスコのマネージドS3バケットまたは自身のS3バケットからCisco Umbrellaログをダウンロードすると、クラウド配信ファイアウォール(CDFW)ログの一部で、「sourcePort」および「destinationPort」の入力に空の値が返されます。
ユーザトラフィックの内部ポート情報を使用できるかどうかは、トラフィックのプロトコルによって異なります。ICMPトラフィックにはポート番号がないため、ポート情報は記録されません。
"2020-06-09 18:52:38","[419244240]","raspberrypi","Network Tunnels",
"OUTBOUND","1","84","192.168.64.112","","8.8.8.8","","nyc1.edc",
"1614180","ALLOW"
TCPおよびUDPを使用するトラフィックがログに記録されると、ポート情報が表示されます。
"2020-06-09 18:53:49","[419244240]","raspberrypi","Network Tunnels",
"OUTBOUND","17","75","192.168.64.112","57405","8.8.8.8","53","nyc1.edc",
"1614180","ALLOW"
追加情報
CDFWログの詳細については、Umbrellaのドキュメント「ログ形式とバージョニング:クラウドファイアウォールログ」を参照してください。