はじめに
このドキュメントでは、Umbrella仮想アプライアンスおよびActive Directoryコネクタのサポートモデルについて説明します。
仮想アプライアンス
Cisco Umbrellaがサポートするのは次の機能だけです。
- 仮想アプライアンスの現在のメジャーバージョンと
- 仮想アプライアンスの以前のメジャーバージョン – このバージョンは、現在のメジャーバージョンが最終実稼働トラックにリリースされてから90日間だけサポートされます。
たとえば、最終製品トラックで利用可能なVAの最新のメジャーリリースがバージョン3.3である場合、Umbrellaサポートチームはバージョン3.3.xとバージョン3.2.xのみをサポートします。バージョン3.4.xが最終的な実稼働トラックにリリースされるとすぐに、バージョン3.2.xのサポートが停止され、バージョン3.3.xのサポートは90日間に制限されます。お客様には、仮想アプライアンスを、このバージョンのリリースから90日以内に最新バージョンにアップグレードすることが求められます。シスコでは、最新バージョンのすべてのパッチまたは修正プログラムが以前のバージョンで利用可能であるという保証を行わないため、お客様はVAを最新のメジャーバージョンにアップグレードして最新のパッチを受け取ることを推奨します。
新しいバージョンをダウンロードできるように、仮想アプライアンスがポート443 TCP経由でdisthost.umbrella.comにアクセスできることを確認します。仮想アプライアンスが正常にアップグレードされるためには、ここで説明されている他のすべての前提条件も満たしている必要があります。
Active Directoryコネクタ
Cisco Umbrellaは、Active Directoryコネクタの現在のメジャーバージョンのみをサポートしています。
たとえば、最終製品トラックで利用可能なAD Connectorの最新のメジャーリリースが1.11の場合、Umbrellaサポートチームはバージョン1.11.xのみをサポートします。バージョン1.12が最終の実稼働トラックにリリースされるとすぐに、バージョン1.11.xのサポートが停止します。お客様は、Umbrella ADコネクタを最新バージョンにできるだけ早くアップグレードするように求められます。シスコは、以前のバージョンに対してパッチがリリースされていることを保証しません。
新しいバージョンをダウンロードできるように、Active Directoryコネクタがポート443 TCP経由でdisthost.umbrella.comにアクセスできることを確認します。AD Connectorが正常にアップグレードされるためには、ここ(同一のUmbrellaサイトに仮想アプライアンスを導入したADコネクタの場合)またはここ(同一のUmbrellaサイトに仮想アプライアンスを導入せずに導入したADコネクタの場合)で説明されている他のすべての前提条件も満たす必要があります。