はじめに
このドキュメントでは、ローミングクライアントとnpcapソフトウェアの間の相互対話について説明します。npcapを使用していない場合は、この記事は適用されません。
背景説明
npcapを使用している場合、このインタラクションの症状として、ローミングクライアントがアクティブである間のAおよびAAAAレコードタイプの合計DNS障害が発生します。TXTレコードは引き続き成功する可能性があり、ローミングクライアントは暗号化モードに入ることができます。
Npcapとは
Npcapは、パケットキャプチャ用のサードパーティソフトウェアです。インストール時に、 npcapはキャプチャを容易にするためにnpcapネットワークインターフェイスをコンピュータにインストールできます。npcapがユーザの作業を妨げるような方法でインストールされているかどうかを確認するには、npcapネットワークインターフェイスが存在するかどうかを検証します。もしそうなら、読み続けて!
影響と解決
npcapドライバが存在すると、ローミングクライアントに送信されるDNSが最終的な宛先に到達しなくなる場合があります。この影響は、AおよびAAAAレコードがタイムアウトして失敗し、Webページのロードが失敗することです。ブラウザエラーの最も一般的な原因は、DNS障害のNXDOMAINです。TXTレコードに対してUmbrellaチェックが行われたため、完全なDNS障害が発生したにもかかわらず、ローミングクライアントが「保護および暗号化」モードのままであり、npcapのみがAおよびAAAAレコードに影響を与えることが判明しています。
npcapが根本原因であるかどうかを検証するには、次のコマンドを実行します。
- ネットワークと共有センターを開く
- クリックしてネットワークインターフェイスを表示
- npcapインターフェイスを右クリックして無効にします
- 問題がすぐに解決するかどうかを確認します。
npcapネットワークインターフェイスを無効にするとすぐに問題が解消される場合、これにより、npcap NICとドライバがDNS解決問題の根本原因であり、ローミングクライアントを正しく実行するためにアンインストールする必要があることが確認されます。この相互運用性の相互作用は、DNSがローミングクライアントがバインドされている127.0.0.1:53に到達する前に、npcapレベルで発生します。